JP2016134786A - Dll回路及びディスプレイドライバ - Google Patents

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Abstract

【目的】チャージポンプ電圧に重畳されるノイズのピークの発生を抑えたDLL回路及びディスプレイドライバを提供する。
【構成】基準クロック信号に応じて位相の異なる複数の遅延クロック信号を生成する位相遅延回路と、複数の遅延クロック信号のうちの1を比較対象として、基準クロック信号と比較対象クロック信号との位相差を比較する位相比較回路と、位相比較結果に応じて、複数の遅延クロック信号の位相を補正する位相制御電圧を生成するチャージポンプと、を含む。位相遅延回路は、位相制御電圧に応じて入力端子に供給された信号のフロントエッジ部を所定時間だけ遅延させた信号を生成して遅延信号ラインを介して次段に供給するとともに複数の遅延クロック信号として出力する複数の遅延回路と、複数の遅延クロック信号のうち比較対象クロック信号よりも遅延し且つ遅延クロック信号とは逆相の補正クロック信号を生成する少なくとも1の補正回路と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、DLL(Delay Locked Loop)回路及びDLL回路を含むクロックデータリカバリ回路が形成されたディスプレイドライバに関する。
現在、高速シリアルデータの通信方式として、データ信号中にクロック信号を重畳させて伝送するエンベデットクロック(embedded clock)方式が採用されている。エンベデットクロック方式を採用した通信システムの受信装置には、受信データ信号におけるデータ遷移の周期性を利用して受信データ信号からクロック信号を再生し、再生したクロック信号のタイミングで受信データ信号の取り込みを行うCDR(Clock Data Recovery)回路が搭載されている。
CDR回路は、基準クロック信号を遅延させて基準クロック信号と所定の位相差を有する遅延クロック信号を生成するためのDLL回路を有する。DLL回路は、例えば基準クロック信号を1周期分遅延させた遅延クロック信号の位相をロックさせ、基準クロック信号と同位相のクロック信号を生成する。このようなDLL回路において、プロセス条件等の違いによる遅延時間のばらつきを抑える方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平10−254578号公報
かかるDLL回路は、位相遅延回路、位相比較回路、チャージポンプ等から構成されている。位相遅延回路は、複数の遅延回路から構成され、基準クロック信号からの位相の遅延が互いに異なる複数の遅延クロック信号を生成する。各遅延回路は、例えば相補的に動作する第1及び第2のトランジスタと、チャージポンプ電圧によって可変抵抗として制御される第3のトランジスタとを含む。
このような遅延回路を含むDLL回路では、各遅延回路の第3のトランジスタのドレイン−ゲート間の寄生容量及びソース−ゲート間の寄生容量により、チャージポンプ電圧にノイズが重畳される。各遅延回路により生じるノイズを合計すると、DLL回路全体としてチャージポンプ電圧に重畳されるノイズにピークが生じる。このため、DLL回路がロックしているにもかかわらず、遅延クロック信号が所望のタイミングからずれてしまうという問題があった。特に、液晶パネル等を駆動するディスプレイドライバ等に搭載されるDLL回路においては、複数の遅延クロック信号のうち、基準クロック信号と同位相の遅延クロック信号のタイミングがずれていない場合でも、他の遅延クロック信号のタイミングがずれるとデータの取りこぼしが発生するため、高精細な画像を高速で表現することができなくなってしまう。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、本発明に係るDLL回路は、基準クロック信号に応じて夫々位相の異なる複数の遅延クロック信号を生成する位相遅延回路と、前記複数の遅延クロック信号のうちの1を比較対象クロック信号として、前記基準クロック信号と前記比較対象クロック信号との位相差を比較する位相比較回路と、前記位相比較回路の比較結果に応じて、前記複数の遅延クロック信号の位相を補正する位相制御電圧を生成するチャージポンプと、を含み、前記位相遅延回路は、互いに縦列に接続され、前記位相制御電圧に応じて、入力端子に供給された信号のフロントエッジ部を所定時間だけ遅延させた信号を生成し、遅延信号ラインを介して次段の入力端子に供給するとともに前記複数の遅延クロック信号として夫々出力する複数の遅延回路と、前記複数の遅延クロック信号のうち前記比較対象クロック信号よりも遅延した位相を有する遅延クロック信号とは逆相の補正クロック信号を生成する少なくとも1の補正回路と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るディスプレイドライバは、基準遷移周期毎にデータの値が遷移する基準遷移部を含むデータ系列からなる入力データ信号から基準クロック信号を再生するクロックデータリカバリ回路が形成されているディスプレイドライバであって、前記クロックデータリカバリ回路は、前記入力データ信号中のデータの値の遷移を検出して遷移検出信号を生成する遷移検出回路と、イネーブル信号に応じて前記遷移検出信号中から前記基準遷移部を取り込み、この基準遷移部に同期した信号を前記基準クロック信号として生成するクロック生成回路と、前記基準クロック信号に基づいて夫々異なる位相を有する複数の遅延クロック信号を生成するDLL回路と、前記複数の遅延クロック信号に基づいて基準データ周期を検出する周波数検出回路と、前記基準データ周期と前記複数の遅延クロック信号とに基づいて前記イネーブル信号を生成するイネーブル信号生成回路と、を含み、前記DLL回路は、基準クロック信号に応じて夫々位相の異なる複数の遅延クロック信号を生成する位相遅延回路と、前記複数の遅延クロック信号のうちの1を比較対象クロック信号として、前記基準クロック信号と前記比較対象クロック信号との位相差を比較する位相比較回路と、前記位相比較回路の比較結果に応じて、前記遅延クロック信号各々の位相を補正する位相制御電圧を生成するチャージポンプと、を含み、前記位相遅延回路は、互いに縦列に接続され、前記位相制御電圧に応じて、入力端子に供給された信号のフロントエッジ部を所定時間だけ遅延させた信号を生成し、遅延信号ラインを介して次段の入力端子に供給するとともに前記複数の遅延クロック信号として夫々出力する複数の遅延回路と、前記複数の遅延クロック信号のうち前記比較対象クロック信号よりも遅延した位相を有する遅延クロック信号とは逆相の補正クロック信号を生成する少なくとも1の補正回路と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、チャージポンプ電圧に重畳されるノイズにおけるピークの発生を抑えたDLL回路及びディスプレイドライバを提供することが可能となる。
CDR回路10の回路構成を示すブロック図である。 CDR回路10の内部動作を示すタイムチャートである。 位相遅延回路19の回路構成を示す図である。 遅延回路21〜38の回路構成を示す図である。 ノイズ補正回路41〜43の回路構成を示す図である。 遅延クロック信号CK16〜18と補正クロック信号XCK16〜18との関係を示す図である。 遅延クロック信号及び補正クロック信号の立ち上がり時及び立下り時にチャージポンプ電圧CTRLに発生するノイズを模式的に示す図である。 チャージポンプ電圧CTRLに発生するノイズの様子を比較して示す図である。 実施例2における位相遅延回路19の回路構成を示す図である。 実施例2におけるノイズ補正回路44の回路構成を示す図である。 遅延クロック信号CK16〜18と補正クロック信号XCK16_18との関係を示す図である。
[実施例1]
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明に係るCDR(Clock Data Recovery)回路10の構成を示すブロック図である。
CDR回路10は、図示せぬディスプレイドライバに搭載されている半導体ICに形成されている。ディスプレイドライバは、2値化された入力データ信号DINの入力を受ける。入力データ信号DINは、図2に示すように、単位データ周期UIを有する複数のデータビットからなるデータ系列中に、基準遷移周期P毎に1ビット分のダミービットDBが挿入されている。
CDR回路10は、遷移検出回路11、クロック生成回路12、周波数検出回路13、遅延クロック信号選択回路14、EN信号生成回路15及びDLL(Delay Locked Loop)回路16を含む。
遷移検出回路11は、入力データ信号DIN中からデータビットの値が論理レベル0から論理レベル1に遷移する立ち上がりエッジ部を検出した時、及び論理レベル1から論理レベル0に遷移する立ち下がりエッジ部を検出した時に、図2に示すような短パルスの遷移検出信号CLKX2を生成し、これをクロック生成回路12に供給する。すなわち、遷移検出回路11は、入力データ信号DINのデータ遷移点を短パルスで表す遷移検出信号CLKX2をクロック生成回路12に供給する。
クロック生成回路12は、イネーブル信号ENの供給を受け、遷移検出回路11から供給された遷移信号CLKX2に基づいて、図2に示すような基準クロック信号CLKを生成する。
周波数検出回路13は、遅延クロック信号CK1及びCK2の位相差を検出し、その位相差に基づいて図2に示すような単位データ周期UIを検出する。
遅延クロック信号選択回路14は、遅延クロック信号CK1〜CK18のうちから再生信号CK(X)を選択し、これをSET信号としてEN信号生成回路15に供給する。また、遅延クロック信号選択回路14は、遅延クロック信号CK(X)よりも1・UI遅延した遅延クロック信号CK(X−1)を、RESET信号としてEN信号生成回路15に供給する。
EN信号生成回路15は、例えばRSフリップフロップから構成され、遅延クロック信号選択回路14から供給されたSET信号とRESET信号に基づいて、図2に示すような、クロック生成回路12を動作させるためのイネーブル信号ENを生成する。
DLL回路16は、位相比較回路17、チャージポンプ18、位相遅延回路19及び容量CPを含む。
位相比較回路17は、基準クロック信号CLKと遅延クロック信号CK15との位相差を比較する。すなわち、遅延クロック信号CK15は、図2に破線で示すように基準クロック信号CLKとの位相比較の対象となる位相比較対象信号である。位相比較回路17は、比較結果に応じて、図2に示すようなチャージアップ信号UP及びチャージダウン信号DNをチャージポンプ18に供給する。
チャージアップ信号UP及びチャージダウン信号DNの信号幅(信号の立ち上りから立下りまでの位相方向の幅)は、基準クロック信号CLKと遅延クロック信号CK15との位相差に応じて変動する。位相比較回路17は、基準クロック信号CLKに対して遅延クロック信号CK15の位相が遅れている場合には、チャージダウン信号DNよりも信号幅が大きいチャージアップ信号UPを、チャージポンプ18に供給する。基準クロック信号CLKに対して遅延クロック信号CK15の位相が進んでいる場合には、チャージアップ信号UPよりも信号幅が大きいチャージダウン信号DNを、チャージポンプ18に供給する。
チャージポンプ18は、容量CPとの間で電荷の授受を行い、チャージダウン信号DNよりも信号幅が大きいチャージアップ信号UPが供給されている間は徐々にその電圧値が上昇し、チャージアップ信号UPよりも信号幅が大きいチャージダウン信号DNが供給されている間は徐々にその電圧値が下降するチャージポンプ電圧CTRLを生成する。
チャージポンプ18は、チャージポンプ電圧CTRLを位相遅延回路19に供給する。チャージポンプ電圧CTRLは、後述する遅延回路21〜38が生成する遅延クロック信号CK1〜CK18の位相遅延を制御する位相制御電圧である。なお、基準クロック信号CLKと遅延クロック信号CK15の位相がそろった場合、チャージポンプ18と容量CPとの間の電荷の授受はストップし、DLL回路16はいわゆるロック状態となる。この際、チャージアップ信号UPとチャージダウン信号DNの信号幅は等しくなる。
位相遅延回路19は、図3に示すように、遅延回路21〜38と、ノイズ補正回路41〜43とを含む。
図4は、遅延回路21〜38の各々の内部構成を示す回路図である。PチャネルMOS(metal-oxide semiconductor)型のトランジスタ51及びNチャネルMOS型のトランジスタ52のゲート端子は、入力端子INに接続されている。トランジスタ51のソース端子には電源電圧VDDが印加されている。トランジスタ52のソース端子には接地電圧GNDが印加されている。トランジスタ53のゲートには、チャージポンプ電圧CTRLが印加される。トランジスタ51のドレイン端子及びトランジスタ53のソース端子は、ラインL1を介してインバータ54の入力端子に接続されている。
入力端子INに論理レベル0に対応した電圧が印加されると、トランジスタ51がON状態となり、電流がラインL1に流れ込む。これにより、ラインL1が充電され、ラインL1上の電圧が上昇する。入力端子INに論理レベル0に対応した電圧が印加されてから1UIだけ経過すると、ラインL1上の電圧がインバータ54の閾値電圧を超える。よって、インバータ54は論理レベル1から論理レベル0に遷移する信号を出力端子OUTを介して出力する。
他方、入力端子INに論理レベル1に対応した電圧が印加されると、トランジスタ52がON状態となり、トランジスタ53及びトランジスタ52を介してラインL1から電流が引き出される。これにより、ラインL1の電圧が時間経過につれて下降する。入力端子INに論理レベル1に対応した電圧が印加されてから1UIだけ経過するとラインL1上の電圧がインバータ54の閾値電圧を下回る。よって、インバータ54は論理レベル0から論理レベル1に遷移する信号を出力端子OUTを介して出力する。この際、チャージポンプ電圧CTRLに応じてトランジスタ53の抵抗値が増加すると、ラインL1を放電する電流量が低下するので、時間経過に伴うラインL1上の電圧下降率が低下する。よって、電圧がインバータ54の閾値電圧を下回るまでの時間が長くなり、インバータ54が論理レベル1に対応した電圧を出力端子OUTに送出するタイミングが遅くなる。
上記構成により、遅延回路21は、入力端子INに供給された基準クロック信号CLKを1UI遅延させた信号を遅延クロック信号CK1として出力端子OUTから出力するとともに、これを次段の遅延回路22の入力端子INに供給する。遅延回路22は、入力端子INに供給された遅延クロック信号CK1を1UI遅延させた信号を遅延クロック信号CK2として出力端子OUTから出力するとともに、これを次段の遅延回路23の入力端子INに供給する。
同様に、遅延回路23〜38は、前段の遅延回路から供給された遅延クロック信号CKを1UIだけ遅延させた信号を遅延クロック信号CK3〜CK18として出力端子OUTから供給するとともに、次段の遅延回路の入力端子INに供給する。
上記動作により、遅延回路21〜38は、図2に示すような互いに位相の異なる遅延クロック信号CK1〜18を生成する。
図5は、ノイズ補正回路41〜43の各々の内部構成を示す回路図である。PチャネルMOS型のトランジスタ61及びNチャネルMOS型のトランジスタ62のゲート端子は、インバータ65を介して入力端子INに接続されている。トランジスタ61のソース端子には電源電圧VDDが印加されている。トランジスタ62のソース端子には接地電圧GNDが印加されている。トランジスタ63のゲートには、チャージポンプ電圧CTRLが印加される。トランジスタ61のドレイン端子及びトランジスタ63のソース端子は、ラインL2を介してインバータ64の入力端子に接続されている。
入力端子INからインバータ65に論理レベル1に対応した電圧が印加されると、インバータ65はこれを反転した論理レベル0に対応した電圧をトランジスタ61及びトランジスタ62のゲートに印加する。これにより、トランジスタ61がON状態となり、電流がラインL2に流れ込む。これにより、ラインL2が充電され、ラインL2上の電圧が上昇する。入力端子INに論理レベル0に対応した電圧が印加されてから1UIだけ経過すると、ラインL2上の電圧がインバータ64の閾値電圧を超える。よって、インバータ64は論理レベル1から論理レベル0に遷移する信号を出力端子OUTを介して出力する。
入力端子INからインバータ65に論理レベル0に対応した電圧が印加されると、インバータ65はこれを反転した論理レベル1に対応した電圧をトランジスタ61及びトランジスタ62のゲートに印加する。これにより、トランジスタ62がON状態となり、トランジスタ63及びトランジスタ62を介してラインL2から電流が引き出される。これにより、ラインL2の電圧が時間経過につれて下降する。入力端子INに論理レベル0に対応した電圧が印加されてから1UIだけ経過するとラインL2上の電圧がインバータ64の閾値電圧を下回る。よって、インバータ64は論理レベル0から論理レベル1に遷移する信号を出力端子OUTを介して出力する。この際、チャージポンプ電圧CTRLに応じてトランジスタ63の抵抗値が増加すると、ラインL2を放電する電流量が低下するので、時間経過に伴うラインL2上の電圧下降率が低下する。よって、電圧がインバータ64の閾値電圧を下回るまでの時間が長くなり、インバータ64が論理レベル1に対応した電圧を出力端子OUTに送出するタイミングが遅くなる。
上記構成により、ノイズ補正回路41は、入力端子INに供給された遅延クロック信号CK15を反転させて1UI遅延させた信号を補正クロック信号XCK16として出力端子OUTから出力する。ノイズ補正回路42は、入力端子INに供給された遅延クロック信号CK16を反転させて1UI遅延させた信号を補正クロック信号XCK17として出力端子OUTから出力する。ノイズ補正回路43は、入力端子INに供給された遅延クロック信号CK17を反転させて1UI遅延させた信号を補正クロック信号XCK18として出力端子OUTから出力する。
補正クロック信号XCK16は、図6に示すように、遅延クロック信号CK16の逆相信号である。したがって、遅延クロック信号CK16の立ち上がり時及び立下り時にチャージポンプ電圧CTRLに発生するノイズと逆相のノイズが、補正クロック信号XCK16の立ち上がり時及び立下り時にチャージポンプ電圧CTRLに発生する。また、補正クロック信号XCK17は、遅延クロック信号CK17の逆相信号である。したがって、遅延クロック信号CK17の立ち上がり時及び立下り時にチャージポンプ電圧CTRLに発生するノイズと逆相のノイズが、補正クロック信号XCK17の立ち上がり時及び立下り時にチャージポンプ電圧CTRLに発生する。また、補正クロック信号XCK18は、遅延クロック信号CK18の逆相信号である。したがって、遅延クロック信号CK18の立ち上がり時及び立下り時にチャージポンプ電圧CTRLに発生するノイズと逆相のノイズが、補正クロック信号XCK18の立ち上がり時及び立下り時にチャージポンプ電圧CTRLに発生する。
図7は、各遅延クロック信号CK1〜CK18及び各補正クロック信号XCK16〜XCK18の立ち上がり時及び立下り時にチャージポンプ電圧CTRLに発生するノイズを模式的に示す図である。立ち上り時に発生するノイズを「−1」、立下り時に発生するノイズを「1」とすると、遅延クロック信号CK1〜CK18の立ち上がり及び立下りによりチャージポンプ電圧CTRLに発生するノイズのトータル(図7にCK_Totalとして示す)は、局所的に「1」又は「−1」となる。
これに補正クロック信号XCK16〜18の立ち上がり及び立下りによりチャージポンプ電圧CTRLに発生するノイズを加えると、ノイズのトータル(図7にTotalとして示す)は「0」となる。すなわち、補正クロック信号XCK16〜18立ち上がり及び立下りによりチャージポンプ電圧CTRLに発生するノイズにより、DLL回路16全体としてのノイズがキャンセルされる。
以上のように、本実施例のDLL回路16によれば、ノイズ補正回路41〜43が生成する補正クロック信号XCK16〜18により、チャージポンプ電圧CTRLに発生するノイズをキャンセルすることができる。
図8は、ノイズ補正回路41〜43を有しないDLL回路におけるノイズの発生とノイズ補正回路41〜43を有する本実施例のDLL回路16におけるノイズの発生とを比較して示す図である。ノイズ補正回路41〜43を有しない場合、図8(a)に示すように、チャージポンプ電圧CTRLに発生するノイズには、局所的にピークが発生する。これに対し、ノイズ補正回路41〜43を有する本実施例のDLL回路16によれば、図8(b)に示すように、ノイズにピークが発生しない。
[実施例2]
本発明の実施例2に係るCDR回路10は、位相遅延回路19の内部構成において実施例1と異なる。位相遅延回路19は、図9に示すように、遅延回路21〜38と、ノイズ補正回路44とを有する。
ノイズ補正回路44は、図10に示すように、PチャネルMOS型のトランジスタ61、NチャネルMOS型のトランジスタ62、NチャネルMOS型のトランジスタ63、インバータ64、インバータ65及びSRラッチ66を備える。
SRラッチ66は、NOR回路67及びNOR回路68から構成される。SRラッチ66のリセット端子には遅延クロック信号CK18が供給され、セット端子には遅延クロック信号CK15が供給される。SRラッチ66は、遅延クロック信号CK15の立ち上がりに同期して立ち上がり、遅延クロック信号CK18の立ち上がりに同期して立ち下がるクロック信号CK15_18を生成し、入力端子INに供給する。
インバータ65は、クロック信号CK15_18を反転した反転信号をトランジスタ61及び62のゲートに供給する。
論理レベル0に対応した電圧をトランジスタ61及びトランジスタ62のゲートに印加することにより、トランジスタ61がON状態となり、電流がラインL2に流れ込む。これにより、ラインL2が充電され、ラインL2上の電圧が上昇する。論理レベル0に対応した電圧が印加されてから1UIだけ経過すると、ラインL2上の電圧がインバータ64の閾値電圧を超え、インバータ64は論理レベル1から論理レベル0に遷移する信号を出力端子OUTを介して出力する。
論理レベル1に対応した電圧をトランジスタ61及びトランジスタ62のゲートに印加することにより、トランジスタ62がON状態となり、トランジスタ63及びトランジスタ62を介してラインL2から電流が引き出される。これにより、ラインL2の電圧が時間経過につれて下降する。論理レベル1に対応した電圧が印加されてから1UIだけ経過するとラインL2上の電圧がインバータ64の閾値電圧を下回り、インバータ64は論理レベル0から論理レベル1に遷移する信号を出力端子OUTを介して出力する。
上記構成により、ノイズ補正回路44は、図11に示すような、遅延クロック信号CK16、CK17及びCK18の位相を合成した信号の逆相の信号を生成し、補正クロック信号XCK16_18として出力端子OUTから出力する。補正クロック信号XCK16_18は、図11に破線で示すように、立下りのエッジのタイミングが遅延クロック信号CK16の立ち上がりエッジのタイミングと一致し、立ち上りのエッジのタイミングが遅延クロック信号CK18の立下りのエッジのタイミングと一致している。
これにより、遅延クロック信号CK16、CK17及びCK18の立ち上がり時及び立下り時にチャージポンプ電圧CTRLに発生するノイズと逆相のノイズが、補正クロック信号XCK16_18の立ち上がり時及び立下り時にチャージポンプ電圧CTRLに発生する。したがって、遅延クロック信号CK16〜CK18の立ち上がり時及び立下り時にチャージポンプ電圧CTRLに発生するノイズをキャンセルすることができる。これにより、本実施例のDLL回路16によれば、実施例1と同様、チャージポンプ電圧CTRLに重畳されるノイズのピークの発生を抑えることができる。
以上のように、本発明においては、基準クロック信号CLKとの位相比較の対象となる遅延クロック信号CK15よりも遅延した位相を有する遅延クロック信号CK16〜CK18とは逆相の補正クロック信号を生成することにより、遅延クロック信号CK16〜CK18の立ち上がり及び立下り時に発生するノイズをキャンセルする。したがって、チャージポンプ電圧CTRLにおけるノイズのピークの発生を抑え、これに起因する遅延クロック信号の所望のタイミングからのずれを防止することができる。
また、本発明のDLL回路16を搭載したディスプレイドライバによれば、遅延クロック信号のタイミングのずれによるデータの取りこぼしを防ぎ、高精細な画像を高速で表現することが可能となる。
なお、上記実施例では、遅延回路21〜38がそれぞれ遅延クロック信号CK1〜CK18を生成し、遅延回路35が生成する遅延クロック信号CK15が基準クロック信号CLKと位相比較される例について説明した。しかし、遅延回路及び遅延クロック信号の数と、位相比較される遅延クロック信号の選択はこれに限られない。
また、実施例1において、ノイズ補正回路41〜43が補正クロック信号XCK16〜18を生成する例について説明したが、ノイズ補正回路及び補正クロック信号の数はこれに限られない。すなわち、実施例1において、ノイズ補正回路は、基準クロック信号CLKとの位相比較の対象となる遅延クロック信号を生成する遅延回路よりも後段の遅延回路と同数設けられ、同数の補正クロック信号を夫々生成するものであればよい。
また、実施例2においては、ノイズ補正回路44は、基準クロック信号CLKとの位相比較の対象となる遅延クロック信号よりも位相の遅延した遅延クロック信号の位相を合計した信号の逆相の信号を補正クロック信号として生成するものであればよい。
また、上記実施例では、接続関係が一対一に対応するいわゆるPoint-to-Pointの伝送方式を用いる例について説明した。しかし、これに限られず、本発明は、他のプロトコルの伝送方式についても適用することが可能である。
要するに、本発明に係るDLL回路は、基準クロック信号(CLK)に応じて夫々位相の異なる複数の遅延クロック信号(CK1〜CK18)を生成する位相遅延回路(19)と、複数の遅延クロック信号のうちの1を比較対象クロック信号(CK15)として、基準クロック信号と比較対象クロック信号との位相差を比較する位相比較回路(17)と、位相比較回路の比較結果に応じて、遅延クロック信号各々の位相を補正する位相制御電圧(CTRL)を生成するチャージポンプ(18)と、を含み、位相遅延回路は、互いに縦列に接続され、位相制御電圧に応じて、入力端子(IN)に供給された信号のフロントエッジ部を所定時間だけ遅延させた信号を生成し、遅延信号ライン(L1)を介して次段の入力端子に供給するとともに複数の遅延クロック信号として夫々出力する複数の遅延回路(21〜38)と、複数の遅延クロック信号のうち比較対象クロック信号よりも遅延した位相を有する遅延クロック信号(CK16〜CK18)とは逆相の補正クロック信号(XCK16〜XCK18、XCK16_18)を生成する少なくとも1の補正回路(41〜43、44)と、を含むことを特徴とするものである。
10 CDR回路
11 遷移検出回路
12 クロック生成回路
13 周波数検出回路
14 遅延クロック信号選択回路
15 EN信号生成回路
16 DLL回路
17 位相比較回路
18 チャージポンプ
19 位相遅延回路
21〜38 遅延回路
41〜44 ノイズ補正回路
51〜53 トランジスタ
54 インバータ
61〜63 トランジスタ
64、65 インバータ
66 SRラッチ
67、68 NOR回路

Claims (10)

  1. 基準クロック信号に応じて夫々位相の異なる複数の遅延クロック信号を生成する位相遅延回路と、
    前記複数の遅延クロック信号のうちの1を比較対象クロック信号として、前記基準クロック信号と前記比較対象クロック信号との位相差を比較する位相比較回路と、
    前記位相比較回路の比較結果に応じて、前記複数の遅延クロック信号の位相を補正する位相制御電圧を生成するチャージポンプと、
    を含み、
    前記位相遅延回路は、
    互いに縦列に接続され、前記位相制御電圧に応じて、入力端子に供給された信号のフロントエッジ部を所定時間だけ遅延させた信号を生成し、遅延信号ラインを介して次段の入力端子に供給するとともに前記複数の遅延クロック信号として夫々出力する複数の遅延回路と、
    前記複数の遅延クロック信号のうち前記比較対象クロック信号よりも遅延した位相を有する遅延クロック信号とは逆相の補正クロック信号を生成する少なくとも1の補正回路と、
    を含むことを特徴とするDLL回路。
  2. 前記位相遅延回路は、前記複数の遅延回路のうち前記比較対象クロック信号を生成する遅延回路よりも後段のn個(nは自然数)の遅延回路に対応したn個の前記補正回路を含むことを特徴とする請求項1に記載のDLL回路。
  3. 前記補正回路の各々は、
    入力端子と、
    相補的にオン状態となる第1及び第2トランジスタと、
    前記第1及び第2のトランジスタの間に接続され、前記位相制御電圧をゲートに受ける第3のトランジスタと、
    前記入力端子に入力された信号の信号レベルを反転して、反転信号を前記第1及び第2のトランジスタのゲートに供給するインバータと、
    を含み、
    前記反転信号の立下りエッジ部を所定時間だけ遅延させた信号を生成し、前記補正クロック信号として出力することを特徴とする請求項2に記載のDLL回路。
  4. 前記位相遅延回路は、前記複数の遅延クロック信号のうち前記比較対象クロック信号を生成する遅延回路よりも後段のn個(nは自然数)の遅延回路が生成するn個の遅延クロック信号の位相を合成した信号とは逆相の補正クロック信号を生成する1の前記補正回路を含むことを特徴とする請求項1に記載のDLL回路。
  5. 前記補正回路は、
    入力端子と、
    相補的にオン状態となる第1及び第2トランジスタと、
    前記第1及び第2のトランジスタの間に接続され、前記位相制御電圧をゲートに受ける第3のトランジスタと、
    前記入力端子に入力された2の信号の位相を合成した位相合成信号を生成するSRラッチと、
    前記位相合成信号の信号レベルを反転して、反転信号を前記第1及び第2のトランジスタに供給するインバータと、
    を含み、
    前記反転信号の立下りエッジ部を所定時間だけ遅延させた信号を生成し、前記補正クロック信号として出力することを特徴とする請求項4に記載のDLL回路。
  6. 基準遷移周期毎にデータの値が遷移する基準遷移部を含むデータ系列からなる入力データ信号から基準クロック信号を再生するクロックデータリカバリ回路が形成されているディスプレイドライバであって、
    前記クロックデータリカバリ回路は、
    前記入力データ信号中のデータの値の遷移を検出して遷移検出信号を生成する遷移検出回路と、
    イネーブル信号に応じて前記遷移検出信号中から前記基準遷移部を取り込み、この基準遷移部に同期した信号を前記基準クロック信号として生成するクロック生成回路と、
    前記基準クロック信号に基づいて夫々異なる位相を有する複数の遅延クロック信号を生成するDLL回路と、
    前記複数の遅延クロック信号に基づいて基準データ周期を検出する周波数検出回路と、
    前記基準データ周期と前記複数の遅延クロック信号とに基づいて前記イネーブル信号を生成するイネーブル信号生成回路と、
    を含み、
    前記DLL回路は、
    基準クロック信号に応じて夫々位相の異なる複数の遅延クロック信号を生成する位相遅延回路と、
    前記複数の遅延クロック信号のうちの1を比較対象クロック信号として、前記基準クロック信号と前記比較対象クロック信号との位相差を比較する位相比較回路と、
    前記位相比較回路の比較結果に応じて、前記遅延クロック信号各々の位相を補正する位相制御電圧を生成するチャージポンプと、
    を含み、
    前記位相遅延回路は、
    互いに縦列に接続され、前記位相制御電圧に応じて、入力端子に供給された信号のフロントエッジ部を所定時間だけ遅延させた信号を生成し、遅延信号ラインを介して次段の入力端子に供給するとともに前記複数の遅延クロック信号として夫々出力する複数の遅延回路と、
    前記複数の遅延クロック信号のうち前記比較対象クロック信号よりも遅延した位相を有する遅延クロック信号とは逆相の補正クロック信号を生成する少なくとも1の補正回路と、
    を含むことを特徴とするディスプレイドライバ。
  7. 前記位相遅延回路は、前記複数の遅延回路のうち前記比較対象クロック信号を生成する遅延回路よりも後段のn個(nは自然数)の遅延回路に対応したn個の前記補正回路を含むことを特徴とする請求項6に記載のディスプレイドライバ。
  8. 前記補正回路の各々は、
    入力端子と、
    相補的にオン状態となる第1及び第2トランジスタと、
    前記第1及び第2のトランジスタの間に接続され、前記位相制御電圧をゲートに受ける第3のトランジスタと、
    前記入力端子に入力された信号の信号レベルを反転して、反転信号を前記第1及び第2のトランジスタのゲートに供給するインバータと、
    を含み、
    前記反転信号の立下りエッジ部を所定時間だけ遅延させた信号を生成し、前記補正クロック信号として出力することを特徴とする請求項7に記載のディスプレイドライバ。
  9. 前記位相遅延回路は、前記複数の遅延クロック信号のうち前記比較対象クロック信号を生成する遅延回路よりも後段のn個(nは自然数)の遅延回路が生成するn個の遅延クロック信号の位相を合成した信号とは逆相の補正クロック信号を生成する1の前記補正回路を含むことを特徴とする請求項6に記載のディスプレイドライバ。
  10. 前記補正回路は、
    入力端子と、
    相補的にオン状態となる第1及び第2トランジスタと、
    前記第1及び第2のトランジスタの間に接続され、前記位相制御電圧をゲートに受ける第3のトランジスタと、
    前記入力端子に入力された2の信号の位相を合成した位相合成信号を生成するSRラッチと、
    前記位相合成信号の信号レベルを反転して、反転信号を前記第1及び第2のトランジスタに供給するインバータと、
    を含み、
    前記反転信号の立下りエッジ部を所定時間だけ遅延させた信号を生成し、前記補正クロック信号として出力することを特徴とする請求項9に記載のディスプレイドライバ。
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