JP6478539B2 - 無線通信装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

無線通信装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信装置、制御方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラと携帯電話等との間で無線通信が行われる場合、通信距離によって異なる通信方式が用いられている。そして、このように通信距離によって異なる通信方式を切り替えてデータを送受信する技術も知られている。特に、NFC(Near Field Communication)のような近接無線通信を用いて認証を行い、無線LAN通信にて通信を引き継ぐハンドオーバーの技術が注目されている。また、デジタルカメラと携帯電話等の間で無線LAN通信を行い、携帯電話等からデジタルカメラをリモート操作するものがある。
デジタルカメラと携帯電話等が近接無線通信を行う際に、携帯電話等は、デジタルカメラの近接無線通信部のタグメモリの読み書きを行う。これにより、デジタルカメラと無線LAN接続のために必要な情報をやり取りし、ハンドオーバーが可能となる。これに関連し、特許文献1には、タグメモリに一定回数以上不適切なデータを書かれた場合にはそれ以降書き込みを不可にする方法が開示されている。また特許文献2には、ICカードでの異常状態の発生を検出しICカードの個体識別番号を一時的に更新する方法が開示されている。
特開2000−78127号公報 特開2013−15941号公報
しかしながら、上述の従来技術においては、ユーザの使い方によっては携帯電話等からデジタルカメラの近接無線通信部のタグメモリに異常な情報が書き込まれたり、または既に書いてある情報を消去されたりということがあり得る。この場合、次にデジタルカメラと携帯電話等が近接無線通信を行おうとした場合に、携帯電話等は、デジタルカメラの情報を読み出すことができず、ハンドオーバーできない、という問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、タグメモリを適切に管理することを目的とする。
そこで、本発明は、無線通信装置であって、外部装置と第1の無線通信方式を用いて通信する第1の通信手段と、前記外部装置と、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式を用いて通信する第2の通信手段と、前記第1の通信手段を介して前記外部装置と共有した通信パラメータを用いて、前記第2の通信手段を介した前記外部装置との通信を確立するための通信処理を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記無線通信装置が起動したことに応じて前記無線通信装置の状態が所定の状態であるか否かを判定し、前記無線通信装置の状態が前記所定の状態であると判定した場合、前記無線通信装置を、前記通信処理の実行を許可する状態に設定し、前記無線通信装置の状態が前記所定の状態でないと判定した場合、前記無線通信装置を、前記通信処理の実行を許可しない状態に設定し、前記制御手段は、前記無線通信装置が起動したことに応じて前記判定を開始する前に、前記通信処理の実行を許可しない状態に設定することを特徴とする。
本発明によれば、タグメモリを適切に管理することができる。
通信システム100を示す図である。 デジタルカメラ110を示す図である。 携帯電話120を示す図である。 タグメモリ管理処理を示すフローチャートである。 条件テーブルの一例を示す図である。 タグメモリ復元処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るタグメモリ管理処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
<ネットワークシステム構成>
図1は、第1の実施形態に係る通信システム100を示す図である。通信システム100は、無線通信を行う無線通信装置としてのデジタルカメラ110と、携帯電話120とを有している。なお、無線通信を行う各無線通信装置は、携帯型のメディアプレーヤや、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であってもよい。
図1に示すように、デジタルカメラ110と携帯電話120は、NFC(Near Field Communication)方式による近接無線通信によって通信することが可能である。また、デジタルカメラ110と携帯電話120は、無線LAN方式による無線通信によって通信することも可能である。NFC方式の場合は、リーダライタ機能を備える携帯電話120が、デジタルカメラ110のタグメモリに格納された情報を読み出す方式で通信が実行される。一方、無線LAN方式の場合は、デジタルカメラ110がアクセスポイント機能を有しており、デジタルカメラ110が生成した無線LANネットワークに携帯電話120がインフラストラクチャモードで接続する方式で通信が実行される。ここで、無線LAN方式及びNFC方式は、いずれも無線通信方式の一例である。また、NFC方式は、無線LAN方式に比べて通信距離の短い無線通信方式である。
デジタルカメラ110と携帯電話120はまた、携帯電話120が近接無線通信によってタグメモリから、無線LAN接続に必要な情報を読み出し、無線通信を近接無線通信から無線LAN通信に引き継ぐ、ハンドオーバーを行うことができる。
<デジタルカメラの構成>
図2は、デジタルカメラ110を示す図である。制御部201は、CPU等を有し、入力された信号や、後述のプログラムに従ってデジタルカメラ110の各部を制御する。なお、制御部201が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。撮像部202は、例えば、光学レンズユニットと絞り・ズーム・フォーカス等を制御する光学系と、光学レンズユニットを経て導入された光(映像)を電気的な映像信号に変換するための撮像素子等で構成される。撮像素子としては、一般的には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)が利用される。撮像部202は、制御部201に制御されることにより、撮像部202に含まれるレンズで結像された被写体光を、撮像素子により電気信号に変換し、ノイズ低減処理等を行い、デジタルデータを画像データとして出力する。本実施形態のデジタルカメラ110では、画像データは、DCF(Design Rule for Camera File system)の規格に従って、記録媒体210に記録される。
不揮発性メモリ203は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部201で実行される後述のプログラム等が格納される。作業用メモリ204は、撮像部202で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部206の画像表示用メモリ、制御部201の作業領域等として使用される。なお、後述するデジタルカメラ110の機能や処理は、制御部201が不揮発性メモリ203等に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
操作部205は、デジタルカメラ110に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部205は例えば、ユーザがデジタルカメラ110の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、撮影を指示するためのレリーズスイッチ、動画撮影を指示するための動画撮影スイッチ、画像データの再生を指示するための再生ボタンを含む。さらに、後述の接続部211を介して外部機器との通信を開始するための専用の接続ボタン等の操作部材を含む。また、後述する表示部206に形成されるタッチパネルも操作部205に含まれる。なお、レリーズスイッチは、SW1及びSW2を有する。レリーズスイッチが、いわゆる半押し状態となることにより、SW1がONとなる。これにより、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズスイッチが、いわゆる全押し状態となることにより、SW2がONとなる。これにより、撮影を行うための指示を受け付ける。
表示部206は、撮影の際のビューファインダー画像の表示、撮影した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示等を行う。なお、表示部206は必ずしもデジタルカメラ110が内蔵する必要はない。デジタルカメラ110は内部又は外部の表示部206と接続することができ、表示部206の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。記録媒体210は、撮像部202から出力された画像データを記録することができる。記録媒体210は、デジタルカメラ110に着脱可能なよう構成してもよいし、デジタルカメラ110に内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラ110は少なくとも記録媒体210にアクセスする手段を有していればよい。
接続部211は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラ110は、接続部211を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。例えば、撮像部202で生成した画像データを、接続部211を介して外部装置に送信することができる。なお、本実施形態では、接続部211は外部装置とIEEE802.11の規格に従った、いわゆる無線LANで通信するためのインターフェースを含む。制御部201は、接続部211を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えば赤外通信方式や、Bluetooth(登録商標)、WirelessUSB等の通信も含む。また、上記通信方式においてデータを通信するためのプロトコルとしては、例えばPTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)を用いることができる。
近接無線通信部212は、例えば無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するため変復調回路や通信コントローラから構成される。近接無線通信部212は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することでISO/IEC 18092の規格(いわゆるNFC)に従った非接触近接通信を実現する。本実施形態の近接無線通信部212は、デジタルカメラ110の側部に配される。
後述する携帯電話120とは、互いの近接無線通信部を近接させることにより通信を開始して接続される。なお、近接無線通信部を用いて接続させる場合、必ずしも近接無線通信部同士を接触させる必要はない。近接無線通信部は一定の距離だけ離れていても通信することができるため、互いの機器を接続するためには、近接無線通信可能な範囲まで近づければよい。以下の説明では、この近接無線通信可能な範囲まで近づけることを、近接させる、とも記載する。
また、互いの近接無線通信部が近接無線通信不可能な範囲にあれば、通信は開始されない。また、互いの近接無線通信部が近接無線通信可能な範囲にあって、無線通信装置同士が通信接続されている際に、互いの近接無線通信部212が近接無線通信不可能な範囲に離れてしまった場合は、通信接続が解除される。なお、近接無線通信部212が実現する非接触近接通信はNFCに限られるものではなく、他の無線通信を採用してもよい。例えば、近接無線通信部212が実現する非接触近接通信として、ISO/IEC 14443の規格に従った非接触近接通信を採用してもよい。
タグメモリ213は、制御部201から読み書きができる一方、NFCのリーダライタ機能を備える外部機器からも近接無線通信により読み書きが可能である。なお、外部機器と近接無線通信を行う場合は、外部機器から供給される電波を受信する際の電磁誘導で発生する電力を利用して制御が実行される。このため、デジタルカメラ110が電源オフ状態であっても、外部機器から読み書きを行うことが可能である。
本実施形態では、接続部211により実現される通信の通信速度は、近接無線通信部212により実現される通信の通信速度よりも速い。また、接続部211により実現される通信は、近接無線通信部212による通信よりも、通信可能な範囲が広い。その代わり、近接無線通信部212による通信では、通信可能な範囲の狭さにより通信相手を限定することができるため、接続部211により実現される通信で必要な暗号鍵の交換等の処理を必要としない。すなわち、接続部211を用いるよりも手軽に通信することができる。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ110の接続部211は、インフラストラクチャモードにおけるアクセスポイントとして動作するAPモードと、インフラストラクチャモードにおけるクライアントとして動作するCLモードとを有している。そして、接続部211をCLモードで動作させることにより、本実施形態におけるデジタルカメラ110は、インフラストラクチャモードにおけるCL機器として動作することが可能である。デジタルカメラ110がCL機器として動作する場合、周辺のAP機器に接続することで、AP機器が形成するネットワークに参加することが可能である。
また、接続部211をAPモードで動作させることにより、本実施形態におけるデジタルカメラ110は、APの一種ではあるが、より機能が限定された簡易的なAP(以下、簡易AP)として動作することも可能である。デジタルカメラ110が簡易APとして動作すると、デジタルカメラ110は自身でネットワークを形成する。デジタルカメラ110の周辺の装置は、デジタルカメラ110をAP機器と認識し、デジタルカメラ110が形成したネットワークに参加することが可能となる。上記のようにデジタルカメラ110を動作させるためのプログラムは不揮発性メモリ203に保持されているものとする。なお、本実施形態におけるデジタルカメラ110はAPの一種であるものの、CL機器から受信したデータをインターネットプロバイダ等に転送するゲートウェイ機能は有していない簡易APである。したがって、自機が形成したネットワークに参加している他の装置からデータを受信しても、それをインターネット等のネットワークに転送することはできない。
<携帯電話の構成>
図3は、携帯電話120を示す図である。制御部301は、CPU等を有し、入力された信号や、後述のプログラムに従って携帯電話120の各部を制御する。なお、制御部301が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。撮像部302は、撮像部302に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理等を行いデジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、制御部301にて所定の演算を行い、記録媒体307に記録される。
不揮発性メモリ303は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリである。不揮発性メモリ303には、制御部301が実行する基本的なソフトウェアであるOS(オペレーティングシステム)や、このOSと協働して応用的な機能を実現するアプリケーションが記録されている。また、本実施形態では、不揮発性メモリ303には、デジタルカメラ110と通信するためのアプリケーション(以下アプリ)が格納されている。作業用メモリ304は、表示部306の画像表示用メモリや、制御部301の作業領域等として使用される。なお、後述する携帯電話120の機能や処理は、制御部301が不揮発性メモリ303に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
操作部305は、携帯電話120に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部305は例えば、ユーザが携帯電話120の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、表示部306に形成されるタッチパネル等の操作部材を含む。表示部306は、画像データの表示、対話的な操作のための文字表示等を行う。なお、表示部306は必ずしも携帯電話120が備える必要はない。携帯電話120は表示部306と接続することができ、表示部306の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。記録媒体307は、撮像部302から出力された画像データを記録することができる。記録媒体307は、携帯電話120に着脱可能なよう構成してもよいし、携帯電話120に内蔵されていてもよい。すなわち、携帯電話120は少なくとも記録媒体307にアクセスする手段を有していればよい。
接続部308は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態の携帯電話120は、接続部308を介して、デジタルカメラ110とデータのやりとりを行うことができる。本実施形態では、接続部308はアンテナであり、制御部301は、アンテナを介して、デジタルカメラ110と接続することができる。なお、デジタルカメラ110との接続では、直接接続してもよいしアクセスポイントを介して接続してもよい。データを通信するためのプロトコルとしては、例えば無線LANを通じたPTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)を用いることができる。なお、デジタルカメラ110との通信はこれに限られるものではない。例えば、接続部308は、赤外線通信モジュール、Bluewtooth(登録商標)通信モジュール、WirelessUSB等の無線通信モジュールを含むことができる。さらには、USBケーブルやHDMI(登録商標)、IEEE1394等、有線接続を採用してもよい。
近接無線通信部309は、他機との非接触近距離通信を実現するための通信ユニットである。近接無線通信部309は、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための変復調回路や通信コントローラから構成される。近接無線通信部309は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することにより非接触近距離通信を実現する。ここでは、ISO/IEC 18092の規格(いわゆるNFC)に従った非接触通信を実現する。近接無線通信部309は、他のデバイスからデータ読み出し要求を受けると、不揮発性メモリ303に格納されているデータに基づき、応答データを出力する。本実施形態では、携帯電話120は、近接無線通信部309を通じて、NFCの規格で定義されているカードリーダモード、カードライタモード及びP2Pモードで動作し、主にInitiatorとして振る舞う。対して、デジタルカメラ110は、近接無線通信部212を介して、主にTargetとして振る舞う。また、本実施形態では、NFCを用いた通信におけるデータフォーマットに、NDEF(NFC Data Exchange Format)を採用した場合を例に挙げて説明する。
公衆網接続部310は、公衆無線通信を行う際に用いられるインターフェースである。携帯電話120は、公衆網接続部310を介して、他の機器と通話することができる。この際、制御部301はマイク311及びスピーカ312を介して音声信号の入力と出力を行うことで、通話を実現する。本実施形態では、公衆網接続部310はアンテナであり、制御部201は、アンテナを介して、公衆網に接続することができる。なお、接続部308及び公衆網接続部310は、一つのアンテナで兼用することも可能である。
<タグメモリ管理処理>
図4は、デジタルカメラ110による通信管理処理としてのタグメモリ管理処理を示すフローチャートである。タグメモリ管理処理は、デジタルカメラ110の電源オン時、すなわちデジタルカメラ110の起動時に実行される処理である。デジタルカメラ110が起動すると、S401において、デジタルカメラ110の制御部201は、タグメモリ213に記録されている情報を確認する。そして、制御部201は、携帯電話120が無線LAN接続を開始するための情報を読み出すことが可能な、読出可能状態にあるか否かを判定する。制御部201は、例えば、タグメモリ213に記録されているデータのデータフォーマットがデジタルカメラ110において予め設定されているデータフォーマットと異なる場合に読出可能状態にない、すなわち読出不可状態にあると判定する。制御部201はまた、タグメモリ213のパラメータにデジタルカメラ110において予め設定可能と定められている値以外の値が設定されている場合に、読出不可状態にあると判定する。一方、制御部201は、正しいデータフォーマット(本実施形態では、NDEFに従ったフォーマット)で正しいパラメータ値の情報が書き込まれている場合には、読出可能状態と判定する。制御部201は、読出可能状態にあると判定した場合には(S401でYes)、処理をS403へ進める。S201は、読み出不可状態にあると判定した場合には(S401でNo)、処理をS402へ進める。
S402において、制御部201は、タグメモリ213に無線LAN接続の通信状態として、通信不可状態を書き込む(書込処理)。ここで、通信不可状態とは、無線LAN接続の通信を行えないことを示す情報である。このように、タグメモリ213に通信不可状態を書き込むので、携帯電話120は、タグメモリ213の情報を読み出すことにより、無線LAN接続へのハンドオーバーができないことを認識することができる。したがって、携帯電話120は、無線LAN接続へのハンドオーバーができないと認識した場合には、無線LAN接続を開始するための処理を、無駄に行うことがなくなる。また、タグメモリ213に悪意のある第三者により不適切な情報が書き込まれた場合には、S402において、213の内容が不適切な情報から通信不可状態の情報に書き替えられる。そのため、後述のS403の実行中に携帯電話120が不適切な情報を読み出してしまうことを防ぐことができる。
次に、S403において、制御部201は、デジタルカメラ110が有する機能が無線LAN接続が可能な状態にあるか否かを判定する。すなわち、制御部201は、S402におけるタグメモリ213への通信不可状態の書き込みが完了した後で、S403の処理を行う。具体的には、制御部201は、無線LAN接続が可能となる条件、不可能となる条件が示された条件テーブルを参照し、無線LAN接続が可能な状態にあるか否かを判定する。図5は、条件テーブルの一例を示す図である。図5に示す条件テーブル500には、デジタルカメラ110が有する機能毎に、無線LAN接続不可状態の条件、無線LAN接続可能状態の条件が記録されている。図5の条件テーブル500には、以下に示す6つの条件が示されている。
・条件1:電源状態
デジタルカメラ110の電源が入っていない場合は、無線LAN接続は行うことができない。これに対応し、電源オフ中であることが無線LAN接続不可状態の条件として設定され、電源オン中であることが無線LAN接続可能の条件として設定されている。
・条件2:無線LAN機能の設定
デジタルカメラ110の無線LAN機能が無効となっている場合は、無線LAN接続を行うことができない。これに対応し、ユーザ操作により無線LAN機能が無効にされたことが無線LAN接続不可状態の条件として設定され、ユーザ操作により無線LAN機能が有効に設定されたことが無線LAN接続可能状態の条件として設定されている。
・条件3:無線LAN通信中
デジタルカメラ110が他の機器と無線LAN通信を行っている場合は、既に通信中の機器との接続を優先し、新たに無線LAN接続を行わない。これに対応し、接続部211を介して他の機器と無線LAN通信中であることが無線LAN接続不可状態の条件として設定され、無線LAN通信中でないことが無線LAN接続可能状態の条件として設定されている。
・条件4:メモリカードの有無
デジタルカメラ110の記録媒体210が着脱可能なメモリカードで、デジタルカメラ110にメモリカードが挿入されていない場合は、無線LAN通信を行っても画像の閲覧や撮影ができない。これに対応し、メモリカードが挿入されていないことが無線LAN接続不可状態の条件として設定され、メモリカードが挿入されていることが無線LAN接続可能状態の条件として設定されている。
・条件5:静止画撮影状態
デジタルカメラ110が撮影処理を行っている場合は、処理負荷のため、無線LAN接続を行わない。これに対応し、静止画撮影中(ユーザにより操作部205のレリーズスイッチが操作され、半押し状態)であることが無線LAN接続不可状態の条件として設定され、静止画撮影中でないことが無線LAN接続可能状態の条件として設定されている。
・条件6:動画撮影状態
デジタルカメラ110が動画撮影を行っている場合は、処理負荷のため、無線LAN接続を行わない。これに対応し、動画撮影中(ユーザにより操作部205が操作され動画撮影スイッチがオンされた状態)であることが無線LAN接続不可状態の条件として設定され、動画撮影中でないことが無線LAN接続可能状態の条件として設定されている。
図4に戻り、S403において、制御部201は、条件テーブル500に示される6つの条件すべてにおいて、無線LAN接続可能状態の条件を満たしている場合に、無線LAN接続が可能であると判定する。制御部201は、無線LAN接続が可能な状態にあると判定した場合には(S403でYes)、処理をS404へ進める。制御部201は、無線LAN接続が不可能な状態にあると判定した場合には(S403でNo)、処理をS405へ進める。S404において、制御部201は、タグメモリ213に無線LAN接続の通信状態として通信可能状態を書き込む。また、S405において、制御部201は、タグメモリ213に通信可能状態として通信不可状態を書き込む。なお、この時点において、タグメモリ213に既に通信不可状態が書き込まれている場合は、制御部201は通信不可状態を書き込む処理は行わない。以上で、タグメモリ管理処理が終了する。なお、S401及びS403の処理は、無線通信装置としてのデジタルカメラ110の起動時に、第1の通信方式としての無線LAN接続による通信が可能か否かを判定する判定処理の一例である。
また、制御部201は、S402、S404及びS405において、タグメモリ213に通信状態を書き込む際には、同時に作業用メモリ204にも、タグメモリ213に書き込んだ通信状態を記録しておく。そして、制御部201は、デジタルカメラ110の電源がオンの間にタグメモリ213の情報が書き変えられた場合には、作業用メモリ204に記憶されている内容で、タグメモリ213の内容を書き戻すことが可能である。なお、デジタルカメラ110の電源をオフにすると、作業用メモリ204に記憶されている内容は消去される。
<タグメモリ復元処理>
図6は、デジタルカメラ110によるタグメモリ復元処理を示すフローチャートである。タグメモリ復元処理は、デジタルカメラ110の電源オン中に実行される処理である。デジタルカメラ110は、タグメモリ復元処理において、タグメモリ213に、不適切な情報が書き込まれた場合に、タグメモリ213の内容を、本来記録されるべき情報に復元する。S601において、制御部201は、デジタルカメラ110が対向機器と近接無線通信を行った際に、タグメモリ213に情報が書き込まれたか否かを確認する。制御部201は、タグメモリ213に情報が書き込まれると(S601でYes)、処理をS602へ進める。S602において、制御部201は、タグメモリ213に記録されている情報を確認し、タグメモリ213が読出可能状態にあるか否かを判定する。なお、S602の処理は、図4を参照しつつ説明したS401の処理と同様である。
制御部201は、読出不可状態にあると判定した場合には(S602でNo)、処理を603へ進める。制御部201は、読出可能状態にあると判定した場合には(S602でYes)、タグメモリ復元処理を終了する。また、S603において、制御部201は、作業用メモリ204に記録されている通信状態をタグメモリ213に書き込み、タグメモリ復元処理を終了する。
なお、携帯電話120のユーザが正規のアプリとは異なるアプリを作成し、携帯電話120からデジタルカメラ110のタグメモリ213に正しいデータフォーマットで、正しいパラメータ値の情報を書き込むことも考えられる。その場合は、デジタルカメラ110は、読出可能状態と判定してしまう。この結果、無線LANのネットワークレベルでの接続シーケンスについては、携帯電話120のOSがサポートしていることが多いため、ネットワークレベルでの接続確立を許してしまうことになる。しかしながら、正規でないアプリを用いて近接無線通信でタグからのデータの読出しや書き込みを行ったとしても、その後のハンドオーバーにて無線LANを介したアプリケーションレベルでの通信にまで対応できるとは限らない。もしこのような正規でないアプリがタグメモリ213に書き込みを行った場合、デジタルカメラ110は携帯電話120と無線LAN接続を行おうとする。しかし、アプリケーションレベルのプロトコルの違いから、デジタルカメラ110は携帯電話120から必要な情報を受信することができない。この結果、無線LAN接続エラーと判定することになる。例えば無線LAN通信時にPTP/IPで必要な情報が来ないとPTP/IPでの接続エラーとなる。本実施形態のデジタルカメラ110は、このハンドオーバー後のアプリケーションレベルでの接続が確立できなかった場合には、デジタルカメラ110は内部状態をチェックし、タグメモリ213に無線LAN接続の通信状態を書き込む。
以上のように、第1の実施形態に係る通信システムにおいては、デジタルカメラ110は、起動時に無線LAN接続が可能か否かを判定し、通信が不可能な場合には、タグメモリ213に通信不可状態を書き込むことができる。さらに、デジタルカメラ110は、タグメモリ213に不適切な情報が書き込まれた場合や、既に記録されている適切な情報が消去された場合は、タグメモリ213に適切な情報を改めて書き込むことができる。すなわち、デジタルカメラ110は、タグメモリ213を適切に管理することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る通信システム100においては、デジタルカメラ110は、起動時に無線LAN接続が可能か否かを判定する前に、タグメモリ213に通信不可情報を書き込む。以下、第2の実施形態に係る通信システム100について、第1の実施形態に係る通信システム100と異なる点について説明する。図7は、第2の実施形態に係るデジタルカメラ110による、タグメモリ管理処理を示すフローチャートである。第2の実施形態に係るタグメモリ管理処理も、第1の実施形態に係るタグメモリ管理処理と同様に、デジタルカメラ110の電源オン時、すなわちデジタルカメラ110の起動時に実行される処理である。
デジタルカメラ110が起動すると、S701において、デジタルカメラ110の制御部201は、タグメモリ213に無線LAN接続の通信状態として通信不可状態を書き込む(書込処理)。次に、S702において、制御部201は、デジタルカメラ110が有する機能が無線LAN接続が可能な状態にあるか否かを判定する(判定処理)。なお、S702の処理は、図4を参照しつつ説明したS403の処理と同様である。制御部201は、無線LAN接続が可能な状態にあると判定した場合には(702でYes)、処理をS703へ進める。制御部201は、無線LAN接続が不可能な状態にあると判定した場合には(S702でNo)、タグメモリ管理処理を終了する。S703において、制御部201は、タグメモリ213に無線LAN接続の通信状態とし通信可能状態を書き込み、タグメモリ管理処理を終了する。
このように、電源オン直後の状態チェックの前にタグメモリ213に通信不可状態を書き込む。これは、タグメモリ213に書かれている無線LAN接続の通信状態と、デジタルカメラ110の機能に起因した無線LAN接続の通信の可否にずれが生じることがあり得るためである。例えば、デジタルカメラ110の機能が無線LAN接続可能な状態である場合には、タグメモリ213には、無線LAN接続の通信状態として通信可能状態が書き込まれている。そして、この時点で、デジタルカメラ110の電池が抜かれたとする。この場合、本来であれば、条件テーブル500の「条件1」の電源状態の条件により、無線LAN接続の通信状態は通信不可状態となるべきである。しかしながら、電池が抜かれているため、制御部201は、タグメモリ213の情報の書き替えを行うことができない。このため、この時点でデジタルカメラ110と携帯電話120の近接無線通信が行われ、携帯電話120が無線LAN接続の開始を試みてしまう。
このような不都合を回避すべく、デジタルカメラ110は、起動時にタグメモリ213の内容に関わらず、状態チェックを行い(即ち図5のテーブルに基づく条件判定を行い)、状態に応じて無線LAN接続の通信の可否を書き込む。しかしながら、この状態チェックにはある程度の時間を必要とするため、その間にデジタルカメラ110と携帯電話120の近接無線通信が行われ、携帯電話120が無線LAN接続の開始を試みてしまう可能性がある。そこで、本実施形態のデジタルカメラ110は、タグメモリ213に一旦無線LAN接続の通信状態として通信不可状態を書き込んだ上で、無線LAN接続が可能な状態か否かを確認することとした。これにより、デジタルカメラ110が無線LAN接続不可能な状態にあるときに、携帯電話120がデジタルカメラ110との無線LAN接続を開始するのを防ぐことができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、タグメモリを適切に管理することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 通信システム
110 デジタルカメラ
120 携帯電話
201 制御部
211 接続部
212 近接無線通信部
213 タグメモリ

Claims (18)

  1. 無線通信装置であって、
    外部装置と第1の無線通信方式を用いて通信する第1の通信手段と、
    前記外部装置と、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式を用いて通信する第2の通信手段と、
    前記第1の通信手段を介して前記外部装置と共有した通信パラメータを用いて、前記第2の通信手段を介した前記外部装置との通信を確立するための通信処理を制御する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記無線通信装置が起動したことに応じて前記無線通信装置の状態が所定の状態であるか否かを判定し、前記無線通信装置の状態が前記所定の状態であると判定した場合、前記無線通信装置を、前記通信処理の実行を許可する状態に設定し、前記無線通信装置の状態が前記所定の状態でないと判定した場合、前記無線通信装置を、前記通信処理の実行を許可しない状態に設定し、
    前記制御手段は、前記無線通信装置が起動したことに応じて前記判定を開始する前に、前記通信処理の実行を許可しない状態に設定することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記所定の状態は、前記第2の通信手段を用いた通信が可能である状態を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記所定の状態は、着脱可能な記録媒体が装着されている状態、撮像中である状態、ユーザが無線機能の設定をオンにしている状態、の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  4. 前記第1の通信手段は、前記制御手段及び前記外部装置の両方からアクセス可能な記録領域を有し、
    前記通信処理の実行を許可しない状態は、前記第1の通信手段の記録領域に、前記第2の通信手段による通信が不可能であることを示す情報を記録した状態であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の無線通信装置。
  5. 前記第2の通信手段は、アクセスポイントとしてネットワークを形成することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の無線通信装置。
  6. 被写体を撮像して画像データを出力する撮像手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記第2の通信手段を介して前記外部装置に、前記撮像手段により出力される画像データを送信するよう制御することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の無線通信装置。
  7. 無線通信装置であって、
    外部装置から読み出し可能な記録領域を有し、前記外部装置と第1の無線通信方式を用いて通信する第1の通信手段と、
    前記外部装置と、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式を用いて通信する第2の通信手段と、
    前記無線通信装置の起動に応じて前記第2の無線通信方式による通信が可能か否かを判定し、判定結果に応じて、前記第2の無線通信方式による通信が可能か否かを示す情報を前記記録領域に書き込むよう制御する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記判定の前に、前記記録領域に、前記第2の無線通信方式による通信が不可であることを示す情報を書き込むよう制御することを特徴とする無線通信装置。
  8. 前記記録領域には、前記第2の無線通信方式で通信するための通信パラメータが記録されることを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  9. 前記第2の無線通信方式で通信するためのパラメータは、前記第2の無線通信方式のネットワークに参加するための情報を含むことを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  10. 前記無線通信装置が起動状態にあるときに前記外部装置から前記記録領域への書き込みがあった場合、前記制御手段は、前記記録領域の内容を上書きすることを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の無線通信装置。
  11. 前記第2の通信手段は、前記第1の通信手段を介して前記外部装置と共有した通信パラメータを用いて前記第2の無線通信方式のネットワークを生成することを特徴とする請求項乃至10の何れか1項に記載の無線通信装置。
  12. 被写体を撮像して画像データを出力する撮像手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記第2の通信手段を介して前記外部装置に、前記撮像手段により出力される画像データを送信するよう制御することを特徴とする請求項乃至11の何れか1項に記載の無線通信装置。
  13. 前記無線通信装置の状態が、着脱可能な記録媒体が装着されている状態、撮像中である状態、ユーザが無線機能の設定をオンにしている状態、の少なくともいずれかの状態にある場合、前記制御手段は、前記第2の無線通信方式による通信が不可能であると判断することを特徴とする請求項乃至12の何れか1項に記載の無線通信装置。
  14. 前記第1の通信手段は、NFCの規格に従って通信し、
    前記第2の通信手段は、無線LANの規格に従って通信することを特徴とする請求項乃至13の何れか1項に記載の無線通信装置。
  15. 無線通信装置であって、
    外部装置と近距離無線通信により接続する近距離無線通信手段と、
    前記無線通信装置の起動時に、前記無線通信装置の状態が所定の状態であるか否かを判定し、前記判定結果に応じて前記近距離無線通信手段を有効にするか無効にするかを制御する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記無線通信装置の起動時に、前記近距離無線通信手段を無効にしてから前記判定を行うよう制御することを特徴とする無線通信装置。
  16. 前記所定の状態は、電池残量が所定量以上残っている状態、着脱可能な記録媒体が装着されている状態、撮像中である状態、ユーザが無線機能の設定をオンにしている状態、の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項15に記載の無線通信装置。
  17. 無線通信装置の制御方法であって、
    外部装置と第1の無線通信方式を用いて通信するステップと、
    前記外部装置と、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式を用いて通信するステップと、
    前記第1の通信方式を介して前記外部装置と共有した通信パラメータを用いて、前記第2の通信方式を介した前記外部装置との通信を確立するための通信処理を制御するステップと、
    前記無線通信装置の起動時に、前記無線通信装置の状態が所定の状態であるか否かを判定し、前記無線通信装置の状態が前記所定の状態であると判定した場合、前記無線通信装置を、前記通信処理の実行を許可する状態に設定し、前記無線通信装置の状態が前記所定の状態でないと判定した場合、前記無線通信装置を、前記通信処理の実行を許可しない状態に設定するステップと、
    前記無線通信装置の起動後、かつ前記判定を開始する前に、前記通信処理の実行を許可しない状態に設定するステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
  18. コンピュータを、請求項1乃至16の何れか1項に記載の無線通信装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
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