JP2016096948A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】食器洗浄運転の実行中に、洗浄槽の位置を検出する位置検出部の故障が生じたときに、食器洗浄運転の停止が不能になることを防止した食器洗浄機を提供する。【解決手段】運転制御部11は、スタートスイッチ51が操作された後、位置センサ45により洗浄槽20が筐体40内の洗浄位置に収納された洗浄槽セット状態が検出されたときに、食器洗浄運転を開始する。運転制御部11は、食器洗浄運転の実行中に位置センサ45により洗浄槽セット状態が検出されない状態になったとき、及び食器洗浄運転の実行中にスタートスイッチが操作されたときに、食器洗浄運転を中断する。【選択図】 図3

Description

本発明は、前面引き出し式の食器洗浄機に関する。
従来、システムキッチン等に設置される食器洗浄機として、洗浄機本体の前面側(使用者が対面する側)に設けられた開口を介して、食器が収容される洗浄槽を水平方向にスライドさせて出し入れする構成とした、前面引き出し式の食器洗浄機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された食器洗浄機においては、システムキッチンとの一体感を向上させると共に、食器洗浄運転中のスイッチの誤操作を防止するために、使用者により操作されるスイッチ(電源スイッチ、設定スイッチ、スタートスイッチ)が、洗浄槽が収容された状態で隠蔽されるドアの上面に設けられている。また、洗浄槽が収納された状態であることを検出する収納検知部(位置検出部)が備えられている。
そして、位置検出部がOFF(洗浄槽が本体から引き出された状態)であるときに、使用者により電源スイッチが操作され、設定スイッチによって運転コースが選択されて、スタートスイッチが操作された後、位置検出部がON(洗浄槽が本体内に収納された状態)になったときに、食器洗浄運転を開始する構成になっている。
また、位置検出部がONであるときに、電源スイッチやスタートスイッチが操作されたときには、位置検出部の誤検出が生じている判断して、これらの操作を受け付けずにブザーによる異常報知を行う構成になっている。
特開2014−124201号公報
本願発明者らは、特許文献1に記載された食器洗浄機の構成を採用したときに、使用者にとって不都合な場合があることを知見した。すなわち、食器洗浄運転の実行中に位置検出部のON故障(洗浄槽が引き出された状態であっても位置検出部がON状態に維持される故障)が生じると、使用者が食器洗浄運転を中断させるために洗浄槽を引き出しても、位置検出部がOFFにならないため、洗浄槽が引き出された状態で食器洗浄運転が継続される。
そして、この場合には食器洗浄機の外部に洗浄液が飛び散るが、あわてた使用者が電源スイッチやスタートスイッチを操作しても、位置検出部がON故障状態であるためにこの操作が受け付けられず、食器洗浄運転を停止させることができないという不都合がある。
本発明はかかる不都合を解消し、食器洗浄運転の実行中に洗浄槽の位置を検出する位置検出部の故障が生じたときに、食器洗浄運転の停止が不能となることを防止した食器洗浄機を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、本発明の食器洗浄機は、
食器が収容される洗浄槽と、
前面に開口を有し、該開口を介して前記洗浄槽が出し入れされる筐体と、
前記洗浄槽が前記筐体内の所定の洗浄位置に収納された洗浄槽セット状態を検出する位置検出部と、
前記洗浄槽が前記筐体内の前記洗浄位置に収納されているときに隠蔽される位置に配置された操作部と、
前記操作部が操作された後で、前記位置検出部により前記洗浄槽セット状態が検出されていることを条件として、前記洗浄槽に収容された食器を洗浄する食器洗浄運転を実行し、該食器洗浄運転の実行中に、前記位置検出部により前記洗浄槽セット状態が検出されない状態になったときには、該食器洗浄運転の実行を停止する運転制御部と
を備えた食器洗浄機において、
前記運転制御部は、前記食器洗浄運転の実行中に前記洗浄槽が前記筐体から引き出され、前記位置検出部の異常によって前記洗浄槽セット状態が誤検出されているために、前記食器洗浄運転を継続している状態で、前記操作部が操作されたときには、前記食器洗浄運転を停止することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記運転制御部は、前記位置検出部により、前記洗浄槽が前記筐体内の前記洗浄位置に収納された前記洗浄槽セット状態が検出されていることを条件として、前記食器洗浄運転を実行する。そして、前記操作部は、前記洗浄槽が前記筐体内の前記洗浄位置に収納されたときに隠蔽される位置に配置されているため、使用者は、前記食器洗浄運転が実行されているときに、前記操作部を操作して前記食器洗浄運転を停止(中断又は終了)させることができない。そこで、前記運転制御部は、前記食器洗浄運転の実行中に、使用者が記洗浄槽を前記筐体から引き出して、前記位置検出部により前記洗浄槽セット状態が検出されない状態になったときに、食器洗浄運転を停止するようにしている。
しかしながら、前記位置検出部の異常が生じて、前記洗浄槽セット状態であるか否かに拘わらず、前記位置検出部が前記洗浄槽セット状態であると誤検出する状態(ON故障状態)になったときには、前記食器洗浄運転の実行中に使用者が前記洗浄槽を前記筐体から引き出しても、前記食器洗浄運転が停止しない状況になる。
そこで、前記運転制御部は、前記食器洗浄運転の実行中に、前記洗浄槽が前記筐体から引き出されたが、前記位置検出部の異常によって前記洗浄槽セット状態が誤検出されているために、前記食器洗浄運転を継続している状態で、前記操作部が操作されたときには、前記食器洗浄運転を停止する。これにより、前記位置検出部の異常のため、前記洗浄槽を引き出しても前記食器洗浄運転が停止しない状況になったときに、使用者は、前記洗浄槽を引き出したことによって操作が可能になっている前記操作部を操作して、前記食器洗浄運転を停止させることができる。
また、前記運転制御部は、前記位置検出部により前記洗浄槽セット状態が検出されない状態で前記操作部が操作された後、前記位置検出部により前記洗浄槽セット状態が検出されたときに、前記食器洗浄運転を開始することを特徴とする。
この構成によれば、前記運転制御部により、前記位置検出部により前記洗浄槽セット状態が検出されない状態から検出される状態に切り替わり、前記位置検出部が正常に動作していると判断できたときに前記食器洗浄運転が開始される。そのため、前記位置検出部が故障した状態で前記食器洗浄運転が開始されることを防止することができる。
また、前記操作部は複数の操作スイッチを備え、
前記運転制御部は、前記食器洗浄運転の実行中に前記複数の操作スイッチのうちのいずれかが操作されたときに、前記食器洗浄運転を停止することを特徴とする。
この構成によれば、使用者は、前記複数の操作スイッチの中から特定の操作スイッチを選択して操作する必要がないため、前記食器洗浄運転を速やかに停止させることができる。
本実施形態の食器洗浄機の構成を断面により示した説明図。 図1に示した食器洗浄機の使用態様の説明図。 図1に示した食器洗浄機の制御ブロック図。 図1に示した操作パネルの構成図。 食器洗浄運転のフローチャート。
本発明の食器洗浄機の実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1を参照して、本実施形態の食器洗浄機1は、システムキッチン等の天板(カウンタートップ)CTの下部に備え付けられた前面引き出し式の食器洗浄機であり、筐体40の開口Mを介して洗浄槽20が水平方向にスライドして出し入れされる。
筐体40内には、洗浄槽20に水を供給するための給水管41、給水管41を開閉して洗浄槽20への水の供給と停止を切り替える給水電磁弁44、洗浄槽20内の水を排水するための排水管42、洗浄槽20が筐体40の最奥部付近の洗浄位置に収納された洗浄槽セット状態を検出する位置センサ45(本発明の位置検出部に相当する)、及び洗浄槽20からの漏水等を検出する電極センサ46が備えられている。
洗浄槽20には、W等の食器を収容した食器かご21がセットされ、食器に向けて水を噴射する洗浄ノズル22、洗浄槽20に貯められた水を加熱するヒータ23、洗浄槽20の温度を検出する温度センサ24、ポンプ26、及び乾燥ファン28が備えられている。
ポンプ26は、正転作動時は洗浄槽20内の水を洗浄ノズル22から噴射して循環させ、逆転作動時には洗浄槽20内の水を残菜フィルタ25及び排水管42を介して排出する。乾燥ファン28は、ヒータ23を作動させた状態で回転作動することにより、温風を洗浄槽20内に送出して食器を乾燥させる。乾燥ファン28により洗浄槽20内に送出された温風は、洗浄槽20の前面上方の通気口eから排気される。
洗浄槽20の貯水部と連通管27により接続された水位検出槽30には、洗浄槽20に所定水位の水が貯められていることを検出するフロート式の水位センサ31が設けられている。
洗浄槽20の前端の上面には、使用者により操作される操作部50が配置されている。操作部50の詳細については後述する。さらに、洗浄槽20には、食器洗浄機1の全体的な作動を制御するコントローラ10が備えられ、洗浄槽20の前面には、洗浄槽20を出し入れする際に使用者により把持される取手部60が設けられている。
次に、図2(a)に示したように、洗浄槽20が筐体40内の洗浄位置に収納された洗浄槽セット状態であるときは、位置センサ45がON(検出状態)になる。それに対して、図2(b)に示したように、洗浄槽20が筐体40から引き出されているときには、位置センサ45がOFF(非検出状態)になる。
また、操作部50は洗浄槽20の前部の天面に設けられているため、図2(a)に示した洗浄槽20が筐体40に収納された状態では、操作部50がシステムキッチンの天板CTによって隠蔽される。そのため、使用者は操作部50の操作及び視認をすることができない。
そこで、食器洗浄機1においては、図2(b)に示した洗浄槽20が筐体40から引き出された状態で、使用者が、操作部50を操作して食器洗浄運転の開始を指示した後に、洗浄槽20を筐体40に押し込むことにより、食器洗浄運転が開始される仕様となっている。
なお、本実施形態においては、洗浄槽20に収容された食器の洗浄と乾燥を行う運転(食器洗浄運転)と、洗浄槽20に収容された食器の乾燥のみを行う運転(食器乾燥運転)と、洗浄槽20及び食器かご21の洗浄を行う運転(槽内洗浄運転)とを、食器洗浄運転と総称する。
次に、図3を参照して、コントローラ10は、図示しないCPU、メモリ、インターフェース回路等により構成された電子回路ユニットであり、メモリに保持された食器洗浄機1の制御用プログラムをCPUで実行することにより、一連の食器洗浄運転の処理を実行する運転制御部11と、食器洗浄運転が中断された一時停止状態であることを報知する一時停止報知部12として機能する。
コントローラ10には、温度センサ24、水位センサ31、位置センサ45、及び電極センサ46の各検出信号が入力される。また、コントローラ10から駆動回路70を介して出力される制御信号により、ヒータ23、ポンプ26、給水電磁弁44、及び乾燥ファン28の作動が制御される。
さらに、コントローラ10には、操作部50のスイッチ51,53,54の操作信号が入力される。また、コントローラ10から操作部50に出力される制御信号により、コースLED53a〜53e及び予約LED54aと、ブザー55の作動が制御される。
操作部50には、図4に示したように、食器洗浄運転の開始と一時停止を指示するためのスタートスイッチ51(本発明の操作スイッチに相当する)、食器洗浄運転のコース(運転工程)を選択するためのコース選択部52、予約運転を指示するための予約スイッチ54、及び予約運転が設定されていることを示すための予約LED54aが設けられている。
コース選択部52は、食器洗浄運転のコースの切り替えを指示するためのコース選択スイッチ53と、選択中のコースを示すコースLED53a〜53eとを備えている。使用者がコース選択スイッチ53を操作する度に、選択される食器洗浄運転のコースが、「標準コース」→「標準+乾燥2時間コース」→「標準+ソフト排気コース」→「標準+ソフト排気+乾燥2時間コース」→「念入りコース」→「念入り+乾燥2時間コース」→「念入り+ソフト排気コース」→「念入り+ソフト排気+乾燥2時間コース」→「乾燥コース」→「槽内洗浄コース」→「標準コース」→ … と順次切り替えられる。
「槽内洗浄コース」は、洗浄槽20や食器かご21に付着した石灰質成分等を除去するために、食器用洗剤とは異なる槽内洗浄剤(例えばクエン酸を主成分とする洗剤)を用いて、洗浄槽20内を洗浄するコースである。「槽内洗浄コース」以外のコースは、洗浄槽20に収容された食器を洗浄又は乾燥するコースである。
ここで、「標準コース」は、「洗浄工程」→「水すすぎ工程」→「加熱すすぎ工程」→「乾燥工程」を実行する基本的なコースである。「標準+乾燥2時間コース」は、「標準コース」において、乾燥工程の時間を2時間に変更したコースである。
「標準+ソフト排気コース」は、「標準コース」において、乾燥工程で通気口eから排気される温風の温度を40℃に抑えるコースである。「標準+ソフト排気+乾燥2時間コース」は、「標準コース」において、乾燥工程の時間を2時間に変更すると共に乾燥工程で通気口eから排気される温風の温度を40℃に抑えるコースである。
また、「念入りコース」、「念入り+乾燥2時間コース」、「念入り+ソフト排気コース」、及び「念入り+ソフト排気+乾燥2時間コース」は、「標準コース」、「標準+乾燥2時間コース」、「標準+ソフト換気コース」、及び「標準+ソフト換気+乾燥2時間コース」において、それぞれ加熱すすぎ工程におけるすすぎ水の加熱温度を80℃に設定するコースである。「乾燥コース」は、乾燥工程のみを実行するコースである。
「槽内洗浄コース」は、洗浄工程において洗浄水を「標準コース」よりも高温に加温すること以外は、「標準コース」と同様である。
コントローラ10は、選択されているコースに応じて、コースLED53a〜53e(標準LED53a、念入りLED53b、乾燥LED53c、槽内洗浄53d、ソフト排気LED53e)の点灯と消灯を切り替える。
例えば、「標準コース」が選択されているときには、コントローラ10は標準LED53aのみを点灯して他のLED53b〜53eを消灯する。また、「標準+乾燥2時間コース」が選択されているときは、コントローラ10は、標準LED53a及び乾燥LED53cを点灯して、他のLED53b,53d,53eを消灯する。
コントローラ10は、食器洗浄機1の設置時等に電源接続部(図示しない)が商用電源に接続されて、電源スイッチ(図示しない)がON状態とされたときに作動を開始する。コントローラ10は、洗浄槽20が筐体40から引き出されて、位置センサ45がOFF(洗浄セット状態が検出されない状態)になったときに、食器洗浄運転の初期選択コースである「標準コース」を選択して標準LED53aを点灯する。
コントローラ10は、洗浄槽20が引き出されて、LED53a〜53e,54aのいずれが点灯しているときに、使用者によりスタートスイッチ51が長押し操作されたときには、全てのLED53a〜53e,54aを消灯する。このように、全てのLED53a〜53e,54aが消灯した状態であるときに、使用者がスイッチ51,53,54のいずれか操作すると、コントローラ10は、操作に応じてLED53a〜53e,54aのいずれかを点灯する。
次に、図5に示したフローチャートに従って、運転制御部11により実行される食器洗浄運転の一連の処理について説明する。
運転制御部11は、STEP1で位置センサがOFFである状態(洗浄槽20が筐体40から引き出されて、洗浄槽セット状態が検出されない状態)で、続くSTEP2でスタートスイッチ51がONするのを待つ。そして、使用者の操作によってスタートスイッチ51がONしたときにSTEP3に進み、位置センサ45がON(洗浄槽20が筐体40に押し込まれて、洗浄槽セット状態が検出される状態)に切り替わるのを待つ。
STEP3で位置センサ45がONしたときにSTEP4に進み、運転制御部11は食器洗浄運転を開始する。このように、STEP1,STEP3により、位置センサ45がOFFからONに切り替わったことが確認できたときは、位置センサ45が正常に動作していると判断することができる。そのため、位置センサ45が故障した状態で、食器洗浄運転が開始されることを防止することができる。
続くSTEP5で、運転制御部11は、食器洗浄運転の運転終了条件(選択されているコースの全工程が終了すること)が成立したか否かを判断する。そして、運転終了条件が成立したときはSTEP6に進み、運転制御部11は、食器洗浄運転を終了する。
一方、STEP5で運転終了条件が成立していないときにはSTEP10に分岐し、運転制御部11は、位置センサ45がOFFしているか否かを判断する。そして、位置センサ45がOFFしているとき、すなわち、使用者が洗浄槽20を筐体40から引き出したときたときはSTEP21に進み、運転制御部11は、食器洗浄運転を中断して一時停止状態とする。
また、STEP10で位置センサ45がONであるときにはSTEP20に分岐し、運転制御部11は、スタートスイッチ51がONしたか否かを判断する。ここで、位置センサ45が正常に動作していれば、位置センサ45がON状態であるときには、洗浄槽20が筐体40内に収納されているため、使用者は操作部50のスタートスイッチ51を操作することができない。
そのため、STEP10で位置センサ45がON状態であって、STEP20でスタートスイッチ51が操作されたときには、使用者が洗浄槽20を筐体40から引き出して食器洗浄運転を中断させようとしたが、位置センサ45が故障していてON状態が維持された状況で、使用者がスタートスイッチ51を操作したと判断することができる。
そして、この場合には、洗浄槽20が筐体40から引き出された状態で食器洗浄運転が継続されており、洗浄槽20から洗浄水が飛び散るおそれがある。そこで、STEP20からSTEP21に進んで、運転制御部11は、食器洗浄運転を中断して一時停止状態とする。これにより、位置センサ45の故障により、食器洗浄運転を停止することが不能となることを防止することができる。
一方、STEP20でスタートスイッチ51が操作されなかったときにはSTEP20に戻り、食器洗浄運転が継続される。
一時停止報知部12は、STEP21で食器洗浄運転が中断されたときに、ブザー55を鳴動させて報知を行う。なお、STEP10で位置センサ45がOFFしたことによりSTEP21で食器洗浄運転が中断された場合(位置センサ45は正常に動作している)と、STEP20でスタートスイッチ51がONしたことによりSTEP21で食器洗浄運転が中断された場合(位置センサ45がON故障している)とで、一時停止報知部12による報知内容を変えることによって、使用者に位置センサ45が故障していることを認識させるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、図5のSTEP20で、食器洗浄運転の実行中にスタートスイッチ51が操作されたときには、STEP21に進んで食器洗浄運転を中断させるようにしたが、スタートスイッチ51に限定せず、操作部50に設けられた複数のスイッチ(スタートスイッチ51、コース選択スイッチ53、及び予約スイッチ54)のいずれかが操作されたときに、食器洗浄運転を中断させるようにしてもよい。この場合、操作部50に設けられたスイッチは、本発明の操作スイッチに相当する。
1…食器洗浄機、10…コントローラ、11…運転制御部、12…一時停止報知部、20…洗浄槽、40…筐体、45…位置センサ(位置検出部)、50…操作部、51…スタートスイッチ。

Claims (3)

  1. 食器が収容される洗浄槽と、
    前面に開口を有し、該開口を介して前記洗浄槽が出し入れされる筐体と、
    前記洗浄槽が前記筐体内の所定の洗浄位置に収納された洗浄槽セット状態を検出する位置検出部と、
    前記洗浄槽が前記筐体内の前記洗浄位置に収納されているときに隠蔽される位置に配置された操作部と、
    前記操作部が操作された後で、前記位置検出部により前記洗浄槽セット状態が検出されていることを条件として、前記洗浄槽に収容された食器を洗浄する食器洗浄運転を実行し、該食器洗浄運転の実行中に、前記位置検出部により前記洗浄槽セット状態が検出されない状態になったときには、該食器洗浄運転を停止する運転制御部と
    を備えた食器洗浄機において、
    前記運転制御部は、前記食器洗浄運転の実行中に前記洗浄槽が前記筐体から引き出され、前記位置検出部の異常によって前記洗浄槽セット状態が誤検出されているために、前記食器洗浄運転を継続している状態で、前記操作部が操作されたときには、前記食器洗浄運転を停止することを特徴とする食器洗浄機。
  2. 請求項1に記載の食器洗浄機において、
    前記運転制御部は、前記位置検出部により前記洗浄槽セット状態が検出されない状態で前記操作部が操作された後、前記位置検出部により前記洗浄槽セット状態が検出されたときに、前記食器洗浄運転を開始することを特徴とする食器洗浄機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の食器洗浄機において、
    前記操作部は複数の操作スイッチを備え、
    前記運転制御部は、前記食器洗浄運転の実行中に前記複数の操作スイッチのうちのいずれかが操作されたときに、前記食器洗浄運転を停止することを特徴とする食器洗浄機。
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