JP2016095559A - 車両遠隔操作システム、自動運転処理装置及び遠隔操作装置 - Google Patents

車両遠隔操作システム、自動運転処理装置及び遠隔操作装置 Download PDF

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Abstract

【課題】煩雑な手間を要さず、且つ、ユーザが車両から離れているという条件が確実に満たされた状態で、車両の自動運転による駐車または出庫を開始できる車両遠隔操作システム、自動運転処理装置および遠隔操作装置を提供する。
【解決手段】車両100を自動運転して駐車スペースに駐車又は駐車スペースから出庫させる自動運転処理装置150と、自動運転処理装置150を遠隔で操作する遠隔操作装置200とを有する車両遠隔操作システム1である。遠隔操作装置200は、撮影を行う撮影部202と、自動運転処理装置150と通信を行う通信部204と、制御部201と、を備える。制御部201は、自動運転処理装置150による自動運転を可能にする前に、撮影部202に撮影を継続的に実行させ、車両100の灯火装置による所定の点滅パタンが撮影された場合に、自動運転処理装置150による自動運転を可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載され、車両を自動運転して駐車スペースに駐車又は駐車スペースから出庫させる自動運転処理装置と、自動運転処理装置を遠隔で操作する遠隔操作装置と、これらを有する車両遠隔操作システムに関する。
近年、車両を自動運転により駐車スペースに駐車又は駐車スペースから出庫させる車両遠隔操作システムが知られている。かかる車両遠隔操作システムでは、車両の自動運転を選択された際に、車両から降車したユーザにより遠隔操作装置を用いて車両の自動運転の開始を指示する。これにより、車両は、予め検出しておいた駐車スペースに自動運転により駐車し、又は、自動運転により駐車スペースから出庫する。
しかしながら、上記の車両遠隔操作システムでは、遠隔操作装置を保持するユーザによる誤操作により、意図せずに車両の自動運転を開始する可能性があり、このような誤操作を防ぐ必要がある。例えば、ユーザが遠隔操作装置をズボンのポケット又は鞄に入れている場合には、ポケット又は鞄の上から意図せずに遠隔操作装置に触って誤操作してしまう可能性がある。
これに対して、特許文献1は、ウィンカーをランダムに点滅させ、ウィンカーの点滅パタンに対応したパタンで、遠隔操作装置のボタンを操作するか又は遠隔操作装置を振ることによりユーザ認証を行った後に、車両の自動運転を開始する車両遠隔操作システムを開示する。特許文献1の車両遠隔操作システムによれば、遠隔操作装置を保持するユーザによる誤操作を防ぐことができる。
特開2008−15839号公報
しかしながら、特許文献1においては、遠隔操作装置のボタンを操作する前又は遠隔操作装置の位置を動かす前に、ユーザは、ウィンカー等の灯火装置の点滅パタンを一旦記憶する必要がある。さらに、ユーザは、灯火装置の点滅パタンに対応したパタンで、遠隔操作装置のボタンを操作するか又は遠隔操作装置を振る必要がある。このため、従来の車両遠隔操作システムは、車両の自動運転を開始するまでに煩雑な手間を要するという課題を有する。
本発明の目的は、煩雑な手間を要さず、且つ、ユーザが車両から離れているという条件が確実に満たされた状態で、車両の自動運転による駐車または出庫を開始できる車両遠隔操作システム、自動運転処理装置及び遠隔操作装置を提供することである。
本発明に係る車両遠隔操作システムは、車両に搭載され、前記車両を自動運転して駐車スペースに駐車又は前記駐車スペースから出庫させる自動運転処理装置と、前記自動運転処理装置を遠隔で操作する遠隔操作装置とを有する車両遠隔操作システムであって、前記遠隔操作装置は、撮影を行う撮影部と、前記自動運転処理装置と通信を行う通信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記自動運転処理装置による自動運転を可能にする前に、前記撮影部により撮影を継続的に実行し、前記撮影部により前記車両の灯火装置による所定の点滅パタンが撮影された場合に、前記自動運転処理装置による自動運転を可能にする、構成を採る。
本発明に係る自動運転処理装置は、車両に搭載される自動運転処理装置であって、撮影を行う撮影部と、前記自動運転処理装置と通信を行う通信部と、前記自動運転処理装置による自動運転を可能にする前に、前記撮影部により撮影を継続的に実行し、前記撮影部により前記車両の灯火装置による所定の点滅パタンが撮影された場合に、前記自動運転処理装置による自動運転を可能にする制御部と、を有する遠隔操作装置から指示を受けて、前記車両を自動運転して駐車スペースに駐車又は前記駐車スペースから出庫させる前記自動運転処理装置において、前記車両に搭載された車両通信部により前記遠隔操作装置から受信された信号を入力する車両制御部と、前記車両を自動運転する前に前記灯火装置を所定の点滅パタンで点滅させるパタン生成部と、を備え、前記車両制御部は、前記遠隔操作装置の前記撮影部が前記車両の灯火装置による所定の点滅パタンを撮影した場合に、前記車両の自動運転が可能となる、構成を採る。
本発明に係る遠隔操作装置は、車両を自動運転して駐車スペースに駐車又は前記駐車スペースから出庫させる自動運転処理装置を遠隔で操作する遠隔操作装置であって、撮影を行う撮影部と、前記自動運転処理装置と通信を行う通信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記自動運転処理装置による自動運転を可能にする前に、前記撮影部により撮影を継続的に実行し、前記車両の灯火装置による所定の点滅パタンが撮影された場合に、前記自動運転処理装置による自動運転を可能にする、構成を採る。
本発明によれば、煩雑な手間を要さず、且つ、ユーザが車両から離れているという条件が確実に満たされた状態で、車両の自動運転による駐車または出庫を開始することができる。
本発明の実施の形態1に係る車両遠隔操作システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る車両遠隔操作システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態1における車両の灯火装置の点滅パタンを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る車両遠隔操作システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る車両遠隔操作システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態2に係る遠隔操作装置において駐車制御ロックの状態の場合に表示部に表示される画面を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る遠隔操作装置において駐車制御ロックを解除された場合に表示部に表示される画面を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る遠隔操作装置のメイン処理を示すフロー図である。 本発明の実施の形態2に係る遠隔操作装置における降車通知を受信したときの割込み処理を示すフロー図である。 本発明の実施の形態2に係る遠隔操作装置におけるパタン一致通知を受信したときの割込み処理を示すフロー図である。 本発明の実施の形態2に係る自動運転処理装置のメイン処理を示すフロー図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施の形態につき、詳細に説明する。
(実施の形態1)
<車両遠隔操作システムの構成>
本発明の実施の形態1に係る車両遠隔操作システム1の構成につき、図1を参照しながら、以下に詳細に説明する。
車両遠隔操作システム1は、車両100に搭載される自動運転処理装置150と、ドライバーなどのユーザに携帯される遠隔操作装置200とを備えている。自動運転処理装置150は、車両100に搭載されたパタン表示部104と、車両100に搭載された車両通信部105とに接続される。なお、自動運転処理装置150が、パタン表示部104と、車両通信部105とを備えていてもよい。
車両通信部105は、遠隔操作装置200の通信部204との間で近距離無線通信を行い、通信部204から受信した信号を車両制御部101又はパタン比較部102に出力する。また、車両通信部105は、車両制御部101からの情報および通知を遠隔操作装置200の通信部204へ送信する。車両通信部105としては、電波或いは赤外線を用いて通信を行う通信装置を適用できる。
パタン表示部104は、灯火装置であり、パタン生成部103から出力された点滅パタン情報に従って所定のパタンで点滅する。パタン表示部104としては、例えば、左折、右折又は停車の際に点滅するウィンカーを適用してよい。
<自動運転処理装置の構成>
自動運転処理装置150は、車両制御部101と、パタン比較部102と、パタン生成部103と、を備えている。自動運転処理装置150は、車両100を自動運転するための処理を行う。
車両制御部101は、パタン比較部102と、パタン生成部103と、車両通信部105と、の間で情報または指令を入出力する。車両制御部101は、自動運転制御として、車両100のハンドル、ブレーキ、アクセル及びシフト部を操作して、駐車スペースに車両100を駐車させる制御、及び駐車スペースから車両100を出庫させる制御を行う。駐車スペースおよび出庫先のスペースは、図示しない公知のスペース探索装置により見つけて、車両100の移動目標地点として登録すればよい。スペース探索装置は、車両100に搭載され、通信により遠隔操作装置200から指令を受けて、スペースの探索を開始する構成とすればよい。スペースが検出されたら、スペース探索装置から遠隔操作装置200および自動運転処理装置150へ、検出されたスペースの位置情報を送信する構成とすればよい。
パタン生成部103は、所定のパタンを生成し、車両制御部101の制御に従って生成したパタンでパタン表示部104を点滅させるパタン生成処理を実行する。
パタン比較部102は、車両通信部105からパタン情報を入力し、パタン生成部103により生成されたパタンの情報を入力する。パタン比較部102は、車両制御部101の制御に従って、車両通信部105から入力されたパタン情報が示すパタンと、パタン生成部103により生成されたパタンと、を比較する。パタン比較部102は、両者が一致するか否かを判定し、判定結果を車両制御部101に出力する。
<遠隔操作装置の構成>
遠隔操作装置200は、ユーザが携帯可能な装置である。遠隔操作装置200は、制御部201と、撮影部202と、画像解析部203と、通信部204と、操作部205と、を備えている。遠隔操作装置200は、車両100に搭載された車両通信部105との間で通信を行い、自動運転処理装置150の遠隔操作を行う。
制御部201は、撮影部202と、画像解析部203と、通信部204と、における処理を制御する。
撮影部202は、レンズ部および撮像部を有するカメラであり、制御部201の制御によって、装置の外部を撮影する。撮影部202は、撮影により得られた画像データを画像解析部203に出力する。
画像解析部203は、撮影部202から入力された画像データを解析する画像解析処理を実行する。画像解析部203は、撮影部202から得られた画像に車両100またはパタン表示部104が含まれるときに、車幅の画素数或いはパタン表示部104の画素数から、車両100と遠隔操作装置200との距離を算出することができる。画像解析部203は、車両100と遠隔操作装置200とが所定距離以上離れたときの画像において、パタン表示部104の点滅パタンを検出する。
通信部204は、制御部201の制御に従って、情報および通知を車両100の車両通信部105へ送信する。また、通信部204は、車両通信部105から情報を受信して制御部201へ送る。通信部204としては、無線又は赤外線を用いて通信を行う通信装置が適用できる。
操作部205は、外部からのユーザの操作を入力し、操作信号を制御部201に出力する。操作部205は、典型的には押釦スイッチ又はタッチパネルである。
<車両遠隔操作システムの動作>
本発明の実施の形態1に係る車両遠隔操作システム1の動作につき、図2を参照しながら、以下に詳細に説明する。ここでは、車両100を自動運転により駐車スペースへ駐車させる動作について説明する。
まず、ユーザは、自動運転処理装置150の自動運転制御により自動駐車させる処理を開始させるために、遠隔操作装置200の操作部205の自動駐車開始釦を押下する(S201)。
この押下により、遠隔操作装置200は、車両100を駐車させるための駐車スペースの位置を検出する(S202)。駐車スペースの位置検出は、例えば、車両100のスペース探索装置と通信を行って遂行すればよい。
次に、遠隔操作装置200の制御部201は、駐車制御をロックする処理(ステップS203)により、通信部204を制御して、駐車制御をロックする指令である駐車制御ロック通知を車両通信部105に送信する(S204)。車両通信部105は、受信した駐車制御ロック通知を車両制御部101に出力する。これにより、自動運転処理装置150は、自動運転の制御が禁止される。このように、自動運転の制御を禁止することにより、ユーザが車両100に搭乗しているときに、或いは、車両100の近くにいるときに、自動運転が開始されることを防ぐことができる。
続いて、遠隔操作装置200の撮影部202が自動的に起動する(S205)。これにより、ユーザにより撮影部202を起動する手間を省くことができ、車両100の自動運転までの手間を軽減することができる。
自動運転処理装置150の車両制御部101は、車両通信部105による通信により、駐車制御ロック通知(S204)を受信すると、パタン生成部103に動作指令を発行する。これにより、パタン生成部103は、パタン生成処理を行ってパタン表示部104を所定のパタンで点滅させる(S206)。
次に、車両100のパタン表示部104は、所定のパタンで点滅するパタン表示処理を行う(S207)。パタン表示部104は、図3に示すように、例えば、点灯、消灯、点灯、点灯、消灯を所定の周期で順次行うことにより、所定のパタンで点滅する。
ここで、ユーザは、車両100の外に出で、車両100から所定距離離れてパタン表示部104を撮影する。これにより、撮影部202から画像解析部203に、所定のパタンで点滅するパタン表示部104の画像が入力される。画像解析部203は、撮影部202から入力されたパタン表示部104の画像を解析する画像解析処理を行って点滅パタンの抽出を行い、抽出した点滅パタンを示すパタン情報を通信部204に出力する(S208)。画像解析部203は、車両100と遠隔操作装置200との距離が所定距離未満である場合、点滅パタンの抽出を行わない。或いは、抽出を行っても、パタン情報を通信部204に出力しない。これにより、遠隔操作装置200を保持するユーザが車両100の近くに居る場合には、車両100を自動運転できないようにできる。
次に、通信部204は、画像解析部203で抽出した点滅パタンを示すパタン情報を含む信号を検出パタン通知として車両通信部105に送信する(S209)。
車両通信部105は、検出パタン通知を受信すると、検出パタン通知に含まれるパタン情報を、自動運転処理装置150のパタン比較部102へ送る。パタン比較部102は、受け取ったパタン情報が示すパタンと、パタン生成部103により生成されたパタン表示部104を点滅させる所定のパタンと、を比較して、両者が一致しているか否かを判定し、一致の場合にパタン一致を検出する(S210)。
パタン一致が検出されると、一致の情報が車両制御部101に送られる。車両制御部101は、一致の情報に基づいて、車両100を自動運転する制御を行って自動駐車を開始する(S211)。つまり、パタン表示部104の点滅パタンを表わす検出パタン通知(S209)が、自動運転処理装置150に自動運転を可能にさせる情報となる。
以上のように、本実施の形態によれば、車両を駐車させるための処理の開始時に自動的に起動する撮影部202により、所定のパタンで点滅する車両100のパタン表示部104が撮影された場合に、自動運転処理装置150の自動運転が可能となる。よって、ユーザは、パタン表示部の点滅パタンを記憶する必要が無く、且つ、パタン表示部の点滅パタンに対応したパタンで、遠隔操作装置200のボタンを操作するか又は遠隔操作装置200を動かす必要が無くなる。よって、車両の遠隔操作を開始するまでの手間を軽減することができる。
また、本実施の形態によれば、所定のパタンでパタン表示部104を点滅させるパタン生成部103と、外部の遠隔操作装置200において撮影したパタン表示部104の画像の画像解析により抽出したパタン表示部104の点滅パタンを示すパタン情報を遠隔操作装置200から受信する車両通信部105と、車両通信部105により取得したパタン情報に基づいて自動運転を可能にする車両制御部101と、を有することにより、ユーザは、パタン表示部の点滅パタンを記憶する必要を無くし、且つ、パタン表示部の点滅パタンに対応したパタンで、遠隔操作装置のボタンを操作するか又は遠隔操作装置の位置を動かす必要が無くなる。よって、車両の遠隔操作を開始するまでの手間を軽減することができる。
また、本実施の形態によれば、パタン表示部104の点滅のパタンと、画像認識により抽出した点滅パタンと、が一致した場合に自動運転を可能にするので、遠隔操作装置200の誤操作により意図せずに自動運転を開始することを防ぐことができる。さらに、点滅パタンが一致した場合に自動運転を可能にするので、ユーザが車両から離れているという条件が確実に満たされた状態で、車両の自動運転を開始することができる。
また、本実施の形態によれば、車両100の自動運転を開始する前にパタン表示部104を所定のパタンで点滅させるので、車両100の周囲に居る人に対して注意を喚起することができる。
なお、図2の例は、車両100を駐車スペースへ駐車する場合のシーケンスを示したが、車両100を駐車スペースから出庫させる場合には、図2のS202の処理を行わず、且つ、図2のS211の処理の代わりに車両100を自動出庫させる制御を行えばよい。
また、図2の例は、パタン比較を自動運転処理装置150のパタン比較部102が行う構成としたが、パタン生成部103から生成されたパタンの情報を、遠隔操作装置200に送信し、遠隔操作装置200の制御部が、パタン生成部103が生成したパタンと撮影部202の撮影から得られた点滅パタンとが一致するか判定してもよい。この場合、一致の判定が得られたら、遠隔操作装置200から自動運転処理装置150へ、一致の情報を送信して、一致の情報により自動運転処理装置150が自動運転の制御を開始可能となるように構成にすればよい。
(実施の形態2)
<車両遠隔操作システムの構成>
本発明の実施の形態2に係る車両遠隔操作システム2の構成につき、図4を参照しながら、以下に詳細に説明する。
なお、図4において、図1と同一構成である部分については同一符号を付して、その説明を省略する。
車両遠隔操作システム2は、車両400及び自動運転処理装置450を備えている。
自動運転処理装置450は、パタン比較部102と、パタン生成部103と、車両制御部401と、降車検出部402と、を備えている。自動運転処理装置450は、車両400を自動運転するための処理を行う。
車両制御部401は、パタン比較部102と、パタン生成部103と、車両通信部105と、降車検出部402と、における処理を制御する。車両制御部401は、自動運転制御として、図示しないハンドル、ブレーキ、アクセル及びシフト部を操作して、駐車スペースに車両400を駐車させるための制御、及び駐車スペースから車両400を出庫させるための制御を行う。なお、駐車スペースは、図示しない公知のスペース探索装置により見つけて、車両400の移動目標地点として登録される構成とすればよい。スペース探索装置は、車両400に搭載され、通信により遠隔操作装置500から指令を受けて、スペースを探索する構成とすればよい。スペースが検出されたら、スペース探索装置から遠隔操作装置500および自動運転処理装置450へ、検出されたスペースの位置情報を送信する構成としてもよい。
降車検出部402は、遠隔操作装置500を保持したユーザが車両400の車内から車外に移動したことを検出し、車両制御部401の制御に従って検出結果を車両通信部105に出力する。降車検出部402は、一例として、車両400のドアの開閉を検出し、この検出の後、遠隔操作装置500の通信信号の強度を計測して、遠隔操作装置500が車外にあることを検知した場合に、遠隔操作装置500を保持したユーザが車外へ移動したと判定すればよい。
<遠隔操作装置の構成>
遠隔操作装置500は、ユーザが携帯可能な装置である。遠隔操作装置500は、撮影部202と、画像解析部203と、通信部204と、操作部503と、制御部501と、表示部502と、を備えている。遠隔操作装置500は、車両400に搭載された車両通信部105との間で通信を行い、自動運転処理装置450の遠隔操作を行う。
制御部501は、撮影部202と、画像解析部203と、通信部204と、表示部502と、における処理を制御する。
操作部503は、外部からのユーザの操作を入力し、操作の信号を制御部501に出力する。操作部503は、表示部502の上に配置されるタッチパネルである。
表示部502は、制御部501の制御に従って、操作釦の表示を行う。操作釦の表示の上で操作部503が操作釦の操作の有無を検出する。
<車両遠隔操作システムの動作>
本発明の実施の形態2に係る車両遠隔操作システム2の動作につき、図5を参照しながら、以下に詳細に説明する。ここでは、車両100を自動運転により駐車スペースへ駐車させる動作について説明する。
まず、車両400を自動運転により自動駐車させる処理を開始させるために、ユーザは、遠隔操作装置500の操作部503の自動駐車開始釦を押下する(S601)。
次に、遠隔操作装置500は、車両400を駐車させるための駐車スペースの位置を検出する(S602)。駐車スペースの位置検出は、例えば、車両400のスペース探索装置と通信を行って遂行すればよい。
この段階で、ユーザが車両400から降車すると、自動運転処理装置450の降車検出部402が、ユーザの降車を検出する(S603)。これにより、続いて説明する駐車制御の処理(S604〜S616)を、ユーザの降車が確実に確認された状態で開始することができる。降車の検出方法は、前述した降車検出部402の説明の通りである。なお、降車が検出されない場合には、車両400にユーザが乗車したまま、ユーザが遠隔操作装置500を操作して自動運転による駐車制御を行えるようにしてもよい。或いは、降車が検出されない限り、遠隔操作装置500を操作して自動運転による駐車制御が行えないようにしてもよい。
次に、車両400の車両通信部105は、降車検出部402における検出結果を含む信号を降車通知として遠隔操作装置500の通信部204に向けて送信する(S604)。
降車通知が通信部204に受信されて制御部501に送られると、遠隔操作装置500の操作部503は、制御部501の制御により、操作を禁止する駐車制御ロックの状態になる(S605)。この際、表示部502は、操作部503が駐車制御ロックの状態であることを示す情報として、図6に示すように、「操作ロック中」の文字を画面に表示する。このように、遠隔操作装置500の操作部503の操作を禁止することにより、操作部503に対する誤操作を防ぐことができる。なお、操作部503の操作の禁止とは、操作部503が操作を検出しても制御部501が操作を受け付けないことを意味する。
続いて、遠隔操作装置500の撮影部202が、制御部501の制御により、起動する(S606)。撮影部202が自動的に起動することにより、遠隔操作装置500の操作者により撮影部202を起動する手間を省くことができ、車両400の自動運転までの手間を軽減することができる。
自動運転処理装置450のパタン生成部103は、先の降車検出(S603)が行われたら、パタン表示部104を所定のパタンで点滅させる処理であるパタン生成処理を行う(S607)。
これにより、車両400のパタン表示部104は、所定のパタンで点滅するパタン表示処理を行う(S608)。パタン表示部104は、図4に示すようなパタンで点滅する。
このとき、ユーザが、遠隔操作装置500の撮影部202により、所定のパタンで点滅するパタン表示部104を撮影することにより、パタン表示部104の画像が入力される。この際、正面側に表示部502を配置し、背面側に撮影部202を配置している遠隔操作装置500である場合には、ユーザは、表示部502を見ながらパタン表示部104を撮影することができる。
次に、遠隔操作装置500の画像解析部203は、パタン表示部104の画像を解析する画像解析処理を行って点滅パタンの抽出を行い、抽出した点滅パタンを示すパタン情報を通信部204に出力する(S609)。画像解析部203は、制御部501の制御により、車両400と遠隔操作装置500との距離が所定距離未満である場合、点滅パタンの抽出を行わない。或いは、抽出を行っても、パタン情報を通信部204に出力しない。これにより、遠隔操作装置500を保持するユーザが車両400の近くに居る場合には、車両400を自動運転できないようにするので、安全性を確保することができる。
次に、通信部204は、画像解析部203で抽出した点滅パタンを示すパタン情報を含む信号を検出パタン通知として車両通信部105に送信する(S610)。
車両通信部105は、検出パタン通知を受信すると、検出パタン通知に含まれるパタン情報を、自動運転処理装置450のパタン比較部102へ送る。パタン比較部102は、受け取ったパタン情報が示すパタンと、パタン生成部103に記憶しているパタン表示部104を点滅させる所定のパタンと、を比較して、両者が一致しているか否かを判定し、両者が一致していればパタン一致を検出する(S611)。一致の情報はパタン比較部102から車両制御部401に送られる。
次に、車両制御部401は、一致の情報を含む信号を、パタン一致通知として、車両通信部105から遠隔操作装置500の通信部204に向けて送信する(S612)。
パタン一致通知を受けると、遠隔操作装置500の制御部501は、操作部503の駐車制御ロックの状態を解除する(S613)。この際、遠隔操作装置500の表示部502は、図7に示すように、自動運転を開始させるための「自動駐車開始」の釦を画面に表示し、且つ、自動運転を停止させるための「自動駐車停止」の釦を画面に表示する。さらに、操作部503は、「自動駐車開始」の釦と、「自動駐車停止」の釦との操作の有無を検出する。
なお、「自動駐車開始」の釦および「自動駐車停止」の釦の代わりに、「自動駐車実行」の釦を表示してもよい。そして、「自動駐車実行」の釦が押されている間に駐車のための自動運転が実行され、釦の押下が解除されたら自動運転を停止する構成としてもよい。
次に、遠隔操作装置500の操作部503は、表示部502に表示された「自動駐車開始」の開始メニューに対するタッチを検出することにより、自動駐車する指示を受け付ける(S614)。
次に、遠隔操作装置500の通信部204は、自動駐車を指示する信号を自動駐車指示として車両通信部105に向けて送信する(S615)。
次に、自動運転処理装置450の車両制御部401は、車両400を自動運転する制御を行って自動駐車を開始する(S616)。
なお、図5の例は、車両100を駐車スペースへ駐車する場合のシーケンスを示したが、車両400を駐車スペースから出庫させる場合には、図5のS602の処理を行わず、図5のS614の処理の代わりに自動運転を開始して自動出庫する指示を受け付ける処理を行い、図5のS615の代わりに自動出庫を指示する信号を自動出庫指示として車両通信部105に向けて送信する処理を行い、且つ、図5のS616の処理の代わりに車両400の自動出庫を開始する処理を行えばよい。
また、図5の例は、パタン比較を自動運転処理装置450のパタン比較部102が行う構成としたが、パタン生成部103から生成された点滅パタンの情報を、遠隔操作装置500に送信し、遠隔操作装置500の制御部501が、パタン生成部103が生成したパタンと撮影部202の撮影から得られた点滅パタンとが一致するか判定してもよい。この場合、一致の判定が得られたら、遠隔操作装置500の制御部501は、駐車制御ロック解除(S613)の処理へ進めばよい。
<遠隔操作装置のメイン処理>
本発明の実施の形態2に係る遠隔操作装置500のメイン処理につき、図8を参照しながら、以下に詳細に説明する。
まず、制御部501は、操作部503の自動駐車開始釦の押下しにより自動駐車開始の入力があったか否かを判定する(S801)。
制御部501は、自動駐車開始の入力がない場合(S801:NO)、S801の処理を繰り返す。
一方、制御部501は、自動駐車開始の入力がある場合(S801:YES)、図示しない駐車位置検出部により駐車位置を検出したか否かを判定する(S802)。
制御部501は、駐車位置を検出していない場合(S802:NO)、S802の処理を繰り返す。
一方、制御部501は、駐車位置を検出した場合(S802:YES)、操作部503の駐車制御ロックを解除した状態であるか否かを判定する(S803)。
制御部501は、操作部503が駐車制御ロックの状態である場合(S803:NO)、S803の処理を繰り返す。
一方、制御部501は、操作部503の駐車制御ロックを解除した状態である場合(S803:YES)、操作部503に対する自動駐車開始の指示の入力があったか否かを判定する(S804)。
制御部501は、操作部503に対する自動駐車開始の指示の入力がない場合(S804:NO)、S804の処理を繰り返す。
一方、通信部204は、操作部503に対する自動駐車開始の指示の入力があった場合(S804:YES)、自動駐車を指示する信号を自動駐車指示として車両通信部105に向けて送信する(S805)。そして、割込み処理を終了する。
<遠隔操作装置において降車通知を受信した際の割込み処理>
本発明の実施の形態2に係る遠隔操作装置500における降車通知を受信した際の割込み処理につき、図9を参照しながら、以下に詳細に説明する。
まず、制御部501は、通信部204において降車通知を受信すると、操作部503を駆動制御ロックの状態にする(S901)。
次に、制御部501は、撮影部202を起動させる(S902)。
次に、制御部501は、画像解析部203において点滅パタンを抽出したか否かを判定する(S903)。
制御部501は、画像解析部203において点滅パタンを抽出していない場合(S903:NO)、S903の処理を繰り返す。
一方、制御部501は、画像解析部203において点滅パタンを抽出した場合(S903:YES)、画像解析部203で抽出した点滅パタンを示すパタン情報を含む信号を検出パタン通知として車両400の車両通信部105に送信する(S904)。そして、割込み処理を終了する。
<遠隔操作装置においてパタン一致通知を受信した際の割込み処理>
本発明の実施の形態2に係る遠隔操作装置500におけるパタン一致通知を受信した際の割込み処理につき、図10を参照しながら、以下に詳細に説明する。
制御部501は、通信部204においてパタン一致を示す検出結果を含む信号を受信すると、操作部503の駆動制御ロックを解除にする(S1001)。そして、割込み処理を終了する。
図8〜図9の制御処理によって、図5のシーケンス図に示した遠隔操作装置500の動作が実現する。
<自動運転処理装置のメイン処理>
本発明の実施の形態2に係る自動運転処理装置450の全体動作につき、図11を参照しながら、以下に詳細に説明する。
まず、車両制御部401は、降車検出部402によりユーザの降車を検出させる(S501)。ユーザの降車の検出があったら、車両制御部401は、処理を次に進める。
次に、車両制御部401は、降車通知を、車両通信部105から遠隔操作装置500の通信部204へ送信する(S502)。
次に、車両制御部401は、パタン生成部103に所定の点滅パタンを生成させる(ステップS503)。
次に、車両制御部401は、パタン生成部103によりパタン表示部104を所定の点滅パタンで点滅させる(ステップS504)。
次に、車両制御部401は、通信部204により検出パタン通知が受信されたか否かを判定する(S505)。
車両制御部401は、検出パタン通知の受信がない場合(S505:NO)、S505の処理を繰り返す。
一方、車両制御部401は、検出パタン通知の受信がある場合(S505:YES)、パタン比較部102へ検出パタン通知に含まれるパタン情報を送って、パタン情報が示すパタンと、パタン表示部104を点滅させた所定のパタンとが一致しているか否か比較させる(ステップS506)。
車両制御部401は、パタン比較部102が一致でないと判定した場合(S506:NO)、メイン処理を終了する。
車両制御部401は、パタン比較部102が一致と判定した場合(S506:YES)、検出パタン一致通知を、車両通信部105から遠隔操作装置500の通信部204へ送信する(S507)。そして、メイン処理を終了する。
このようなメイン処理によって、図5のシーケンス図に示した自動運転処理装置450の動作が実現する。
以上のように、本実施の形態によれば、車両400を駐車させるための処理の開始時に自動的に起動する撮影部202により、所定のパタンで点滅する車両400のパタン表示部104が撮影された場合に、自動運転処理装置450の自動運転の操作が可能となる。よって、ユーザは、パタン表示部104の点滅パタンを記憶する必要が無く、且つ、パタン表示部の点滅パタンに対応したパタンで、遠隔操作装置500のボタンを操作するか又は遠隔操作装置500を動かす必要が無くなる。よって、車両の遠隔操作を開始するまでの手間を軽減することができる。
また、本実施の形態によれば、所定のパタンでパタン表示部104を点滅させるパタン生成部103と、遠隔操作装置500において撮影したパタン表示部104の画像の画像解析により抽出したパタン表示部104の点滅パタンを示すパタン情報を遠隔操作装置500から受信する車両通信部105と、車両通信部105により取得したパタン情報とパタン生成部103が生成したパタンとを比較するパタン比較部102と、比較結果が一致の場合に車両通信部105によりパタン一致通知を遠隔操作装置200に送信する車両制御部401により、遠隔操作装置500の自動運転の遠隔操作を可能とする。よって、ユーザは、パタン表示部の点滅パタンを記憶する必要が無く、且つ、パタン表示部の点滅パタンに対応したパタンで、遠隔操作装置のボタンを操作するか又は遠隔操作装置の位置を動かす必要が無くなる。よって、車両400の遠隔操作を開始するまでの手間を軽減することができる。
また、本実施の形態によれば、パタン表示部104の点滅のパタンと、画像認識により抽出した点滅パタンと、が一致した場合に自動運転を可能にするので、遠隔操作装置500の誤操作により意図せずに自動運転を開始することを防ぐことができる。さらに、点滅パタンが一致した場合に自動運転の操作を可能にするので、ユーザが車両から離れているという条件が確実に満たされた状態で、車両の自動運転を開始することができる。
また、本実施の形態によれば、車両400の自動運転を開始する前にパタン表示部104を所定のパタンで点滅させるので、車両400の周囲に居る人に対して注意を喚起することができる。
本発明は、部材の種類、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
本発明は、車両を駐車スペースに駐車又は駐車スペースから出庫させるために車両の外部において車両の自動運転の開始を可能にする遠隔操作装置、車両又は車両遠隔操作システムに好適である。
1、2 車両遠隔操作システム
100、400 車両
101、401 車両制御部
102 パタン比較部
103 パタン生成部
104 パタン表示部
105 車両通信部
150、450 自動運転処理装置
200 遠隔操作装置
201、501 制御部
202 撮影部
203 画像解析部
204 通信部
205、503 操作部
402 降車検出部
502 表示部

Claims (9)

  1. 車両に搭載され、前記車両を自動運転して駐車スペースに駐車又は前記駐車スペースから出庫させる自動運転処理装置と、前記自動運転処理装置を遠隔で操作する遠隔操作装置とを有する車両遠隔操作システムであって、
    前記遠隔操作装置は、
    撮影を行う撮影部と、
    前記自動運転処理装置と通信を行う通信部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記自動運転処理装置による自動運転を可能にする前に、前記撮影部により撮影を継続的に実行し、前記撮影部により前記車両の灯火装置による所定の点滅パタンが撮影された場合に、前記自動運転処理装置による自動運転を可能にする、
    遠隔操作システム。
  2. 前記制御部は、
    前記通信部の通信によって車外に出たことを判定した場合に、前記撮影を継続的に実行する処理を開始する、
    請求項1記載の遠隔操作システム。
  3. 前記遠隔操作装置は、
    タッチ操作可能な表示部を有し、
    前記制御部は、
    前記所定の点滅パタンが撮影された場合に、前記表示部に、前記自動運転処理装置に自動運転を実行させる操作部を表示させ、或いは、表示済みの前記操作部をアクティブにし、前記自動運転処理装置の自動運転の操作を可能にする、
    請求項1又は請求項2記載の遠隔操作システム。
  4. 前記制御部は、前記撮影された前記点滅パタンを示す情報を前記通信部により前記車両へ送信し、
    前記自動運転処理装置は、
    前記灯火装置を所定の点滅パタンで点滅させるパタン生成部と、
    前記車両に搭載された車両通信部により前記遠隔操作装置から受信された情報を入力し、前記情報が示す前記点滅パタンと、前記パタン生成部による前記点滅パタンとを比較するパタン比較部と、
    を備え、
    前記パタン比較部の比較結果が一致の場合に、自動運転が可能になる、
    請求項1〜請求項3の何れかに記載の遠隔操作システム。
  5. 前記自動運転処理装置は、
    前記パタン比較部の比較結果が一致の場合に、一致の情報を前記遠隔操作装置へ通知する車両制御部を、さらに備え、
    前記遠隔操作装置の前記制御部は、前記一致の情報が前記遠隔操作装置の前記通信部により受信された場合に、前記自動運転処理装置の自動運転の操作を可能にする、
    請求項4に記載の遠隔操作システム。
  6. 前記自動運転処理装置は、
    前記灯火装置を所定の点滅パタンで点滅させるパタン生成部と、
    前記車両に搭載された車両通信部により前記点滅パタンを示す情報を前記遠隔操作装置へ送信する車両制御部と、
    を備え、
    前記遠隔操作装置の前記制御部は、
    前記車両から受信した前記情報が示す前記点滅パタンと、前記撮影部により撮影された前記点滅パタンとが一致した場合に、前記自動運転処理装置の自動運転の操作を可能にする、
    請求項1〜請求項3の何れかに記載の遠隔操作システム。
  7. 前記遠隔操作装置は、
    前記撮影部により撮影された前記灯火装置の画像から前記灯火装置の点滅パタンを検出する画像解析部を備え、
    前記画像解析部は、前記車両と前記遠隔操作装置とが所定距離以上離れたときに、前記撮影部により撮影される前記灯火装置の画像或いは前記車両の画像において、前記車両の灯火装置の点滅パタンを検出する、
    請求項1記載の遠隔操作システム。
  8. 車両に搭載される自動運転処理装置であって、撮影を行う撮影部と、前記自動運転処理装置と通信を行う通信部と、前記自動運転処理装置による自動運転を可能にする前に、前記撮影部により撮影を継続的に実行し、前記撮影部により前記車両の灯火装置による所定の点滅パタンが撮影された場合に、前記自動運転処理装置による自動運転を可能にする制御部と、を有する遠隔操作装置から指示を受けて、前記車両を自動運転して駐車スペースに駐車又は前記駐車スペースから出庫させる前記自動運転処理装置において、
    前記車両に搭載された車両通信部により前記遠隔操作装置から受信された信号を入力する車両制御部と、
    前記車両を自動運転する前に前記灯火装置を所定の点滅パタンで点滅させるパタン生成部と、
    を備え、
    前記車両制御部は、前記遠隔操作装置の前記撮影部が前記車両の灯火装置による所定の点滅パタンを撮影した場合に、前記車両の自動運転が可能となる、
    自動運転処理装置。
  9. 車両を自動運転して駐車スペースに駐車又は前記駐車スペースから出庫させる自動運転処理装置を遠隔で操作する遠隔操作装置であって、
    撮影を行う撮影部と、
    前記自動運転処理装置と通信を行う通信部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記自動運転処理装置による自動運転を可能にする前に、前記撮影部により撮影を継続的に実行し、前記車両の灯火装置による所定の点滅パタンが撮影された場合に、前記自動運転処理装置による自動運転を可能にする、
    遠隔操作装置。
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