JP2016083997A - 自動車用窓ガラスの支持構造 - Google Patents

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基裕 小嶋
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【課題】製造コストを抑えつつ、ガラスランのずれや脱落を抑制することのできる自動車用窓ガラスの支持構造を提供する。【解決手段】自動車用窓ガラスの支持構造20は、窓ガラス12の端縁部12aの支持構造であって、窓ガラス12の厚み方向に沿った底面部30a、底面部30aから窓ガラス12の面方向にそれぞれ立設する2つの側壁部30b、30c、および底面部30aに保持部36を有するディビジョンバー30と、ディビジョンバー30の内側に嵌め込まれており、ディビジョンバー30の底面部30aに対向する基底部42を有するガラスラン40とを備え、ガラスラン40の基底部42には、ディビジョンバー30の保持部36に嵌め込まれる突出部42aが形成される。【選択図】図3

Description

本発明は、自動車用窓ガラスの支持構造に関する。
従来、自動車用ドアに昇降可能に取り付けられた窓ガラス端縁部を支持する、例えば、ディビジョンバー等の枠部材を樹脂によって形成したものが知られている。特許文献1には、ディビジョンバーとクウォーターウィンドウとをポリカーボネートで一体に形成した技術が開示されている。この技術では、ディビジョンバーに相当する部分をガラス繊維の含まれたポリカーボーネートで構成して高剛性として撓み難くし、ディビジョンバーに嵌め込まれているガラスランの脱落を抑制するようにしている。
特許第5162171号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、ガラスランが嵌め込まれているディビジョンバーの撓みを低減することはできても、ディビジョンバーが撓むことを完全に防止することはできない。このため、ディビジョンバーが撓むことによって嵌め込まれたガラスランがずれたり、脱落してしまうという問題がある。
また、上記特許文献1に記載の発明では、ガラス繊維の含まれたポリカーボーネートを用いるため製造コストの増大を招くという点でも問題がある。
本発明の目的は、製造コストを抑えつつ、ガラスランのずれや脱落を抑制することのできる自動車用窓ガラスの支持構造を提供することにある。
本発明に係る自動車用窓ガラスの支持構造は、自動車用ドアに昇降可能に取り付けられた自動車用窓ガラスの支持構造であって、自動車用窓ガラスの厚み方向に沿った底面部、底面部から窓ガラスの面方向にそれぞれ立設する2つの側壁部、および底面部に形成された保持部を有する樹脂製ガイド部材と、樹脂製ガイド部材の内側に嵌め込まれて組み付けられており、樹脂製ガイド部材の底面部に対向する基底部を有するガラスランを備え、ガラスランの基底部には、樹脂製ガイド部材の保持部に嵌め込まれる突出部が形成されているものである。
本発明に係る自動車用窓ガラスの支持構造において、樹脂製ガイド部材の保持部は、長手方向において離間した位置に複数設けられており、ガラスランの突出部は、ガラスランの長手方向に沿って連続して形成されていてもよい。
また、本発明に係る自動車用窓ガラスの支持構造では、樹脂製ガイド部材の保持部は、2つの側壁部にそれぞれ隣接するように設けられた補強リブを有していてもよい。
ガラスランを樹脂製ガイド部材に組み付ける際に、樹脂製ガイド部材の底面部の保持部にガラスランの基底部に設けられた突出部が嵌め込まれる。これにより、ガラスランは樹脂製ガイド部材にしっかりと保持される。この結果、樹脂製ガイド部材からガラスランが抜け難く、ガラスランの脱落や、ずれを抑制することができる。また、ガラスランを樹脂製ガイド部材にしっかりと保持させることによってガラスランの脱落を抑制することができるので、ガラス繊維等の高価な材料を使う必要がなく製造コストを抑えることもできる。
本発明の実施の形態である自動車用窓ガラスの支持構造を含むリアドアの外観を示す図である。 本発明の実施の形態である自動車用窓ガラスの支持構造の外観を示す側面図である。 本発明の実施の形態を構成するディビジョンバーの図2中のA-A断面を示す拡大図である。 本発明の実施の形態を構成するディビジョンバーの図2中のB-B断面を示す拡大図である。 図4に示すディビジョンバーの保持部周辺の部分拡大図である。 本発明の実施の形態である支持構造の第1の変形例を示す図である。 本発明の実施の形態である支持構造の第2の変形例を示す、図3と同様の図である。 本発明の実施の形態である支持構造の第3の変形例を示す、図3と同様の図である。
以下に、本発明に係る実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
図1は、本実施形態に係る自動車用窓ガラスの支持構造20を含むリアドア10の外観を示す図である。図1において矢印「X」は自動車の前後方向を示し、矢印「Y」は上下方向を示している。
自動車のリアドア10は、ドア本体10a、窓開口部10b、ルーフ側に上辺フレーム16、センターピラー(不図示)側に縦フレーム18、およびリア側に自動車用窓ガラスの支持構造(以下、適宜に「支持構造」とだけ称する)20を備えている。また、リアドア10は、窓ガラス12および窓ガラス昇降部14を備える。窓ガラス12は、窓ガラス昇降部14によって昇降可能に支持されている。さらに、窓ガラス12は、前後方向Xにおける両端縁部がセンターピラー側の縦フレーム18およびリア側の支持構造20によって摺動可能に支持されている。
支持構造20は、窓開口部10bのリア側端部を形成しており、上下方向Yに沿って延設されている。支持構造20は、その上部が窓開口部10bの縦枠を形成するとともに下部がドア本体10a内に内蔵されている。また、支持構造20は、ディビジョンバー30と、これに嵌め込まれたガラスラン40とを備えている。ディビジョンバー30に嵌め込まれたガラスラン40は、センターピラー側の縦フレーム18に取り付けられたガラスラン(不図示)とともに、窓ガラス12の前後方向Xにおける各端縁部を支持している。なお、本実施形態では、支持構造20を適用する例としてディビジョンバー30を例に挙げて説明しているが、例えば、センターピラー側の縦フレーム18に適用するようにしてもよい。
図2は、支持構造20の外観を示す側面図である。図3は、図2における支持構造20のA-A断面の拡大図である。図4は、図2における支持構造20のB-B断面の拡大図である。図5は、図4に示すディビジョンバー30の保持部36周辺の部分拡大図である。図3〜図5において矢印「Z」は自動車の幅方向を示している。
ディビジョンバー30は、例えば、ポリカーボーネート等で形成された長尺の樹脂製ガイド部材である。なお、ディビジョンバー30の材質については、ポリカーボーネートに限られるものではなく、例えば、ポリプロピレン、アクリル樹脂、ABS等の樹脂から適宜選択すればよい。
ディビジョンバー30は、上部連結部32a、中間連結部32b、および下部連結部32cを有している。ディビジョンバー30の上部連結部32aは、ルーフ側の上辺フレーム16に差し込まれて固定されている。また、ディビジョンバー30の中間連結部32bおよび下部連結部32cは、例えばボルト等でドア本体10aにそれぞれ連結されている。これにより、ディビジョンバー30はリアドア10に固定される。また、ディビジョンバー30の上部には、略三角形状のスクエアウィンドウ34が一体に形成されている。
ディビジョンバー30は、図3に示すように、底面部30a、車内側側壁部30b、および車外側側壁部30cを有し、その断面が略U字状を呈する部材である。ディビジョンバー30の底面部30aは、幅方向Z(すなわち、窓ガラス12の厚み方向)に沿うように形成されている。ディビジョンバー30の車内側側壁部30bおよび車外側側壁部30cは、幅方向Zにおける底面部30aの両端から窓ガラス12の面方向(すなわち、前後方向X)に向かって略垂直にそれぞれ立設されている。ディビジョンバー30の底面部30aには、嵌め込まれるガラスラン40を保持するための保持部36が形成されている。
ガラスラン40は、例えば、押出成形されたゴム製部材を用いることができる。窓ガラス12の端縁部12aを上下方向Yに移動可能に案内する機能を有する。また、ガラスラン40は、車内側への雨水の浸入を防ぐシール機能を有する部材でもある。
ガラスラン40は、ディビジョンバー30の内側に組み付けられており、基底部42、車内側延出部44、および車外側延出部46を有している。ガラスラン40の基底部42は、ディビジョンバー30の底面部30aに対向するように設けられている。また、ガラスラン40の車内側延出部44および車外側延出部46は、それぞれ車内側側壁部30bおよび車外側側壁部30cに沿うようにして基底部42から延出している。さらに、ガラスラン40の車内側延出部44および車外側延出部46の先端部には、窓ガラス12の端縁部12aの両面に摺接するシールリップ44a、46aが形成されている。ガラスラン40の基底部42には、ディビジョンバー30の底面部30a側に2本の突出部42a、42bが設けられている。ガラスラン40の2本の突出部42a、42bは、図3に示すように略直方体状の断面を呈し、図4に示すようにガラスラン40の長手方向に沿って中央部付近に連続的に形成されている。なお、本実施形態では、ガラスラン40の突出部42a、42bは、長手方向に連続的に形成されている例を挙げているが、例えば、ディビジョンバー30の保持部36が形成されている部分にだけ設けるようにしてもよい。
続いて、支持構造20の組み付け構造について具体的に説明すると以下の通りである。ディビジョンバー30の保持部36は、図5に示すように、車内側補強リブ36a、車外側補強リブ36b、および中央部補強リブ36cを有している。この車内側補強リブ36aは、車内側側壁部30bに隣接するようにディビジョンバー30の底面部30aに形成されている。車内側補強リブ36aは、前後方向Xから見てディビジョンバー30の長手方向に沿うように略長方形状に形成されている。また、車内側補強リブ36aは、ディビジョンバー30の車内側側壁部30bに一端が接続するように形成されている。さらに、車内側補強リブ36aは、その内部に長手方向に沿って3つの空間を有している。これら3つの空間は、長手方向と直交する方向における断面が略U字状にそれぞれ形成されている。
同様に、車外側補強リブ36bは、ディビジョンバー30の車外側側壁部30cに隣接するようにディビジョンバー30の底面部30aに形成されている。車外側補強リブ36bは、前後方向Xから見てディビジョンバー30の長手方向に沿うように略長方形状に形成されている。また、車外側補強リブ36bは、ディビジョンバー30の車外側側壁部30cに一端が接続するように形成されている。さらに、車外側補強リブ36bは、その内部に長手方向に沿って3つの空間を有している。これら3つの空間は、長手方向と直交する方向における断面が略U字状にそれぞれ形成されている。
保持部36の中央部補強リブ36cは、ディビジョンバー30の車内側補強リブ36aおよび車外側補強リブ36bの間に配置され、前後方向Xから見て長方形状を呈している。また、中央部補強リブ36cは、その内部に長手方向と直交する方向の断面が略U字状となる空間が形成されている。さらに、中央部補強リブ36cは、隣接する車内側補強リブ36aおよび車外側補強リブ36bとの間にガラスラン40の突出部42a、42bをそれぞれ挿入するための隙間を隔てて配置されている。
そして、ディビジョンバー30の車内側補強リブ36aおよび中央部補強リブ36cの間にはガラスラン40の突出部42aが嵌め込まれている。同様に、ディビジョンバー30の車外側補強リブ36bおよび中央部補強リブ36cの間にはガラスラン40の突出部42bが嵌め込まれている。このように、ディビジョンバー30にガラスラン40を挿入する際に、ディビジョンバー30の各補強リブ36a、36b、36cの間にガラスラン40の突出部42a、42bが嵌め込まれる。これにより、ガラスラン40がディビジョンバー30にしっかりと保持される。その結果、ディビジョンバー30からガラスラン40が抜け難く、ガラスラン40のディビジョンバー30からの脱落やずれを抑制することができる。
なお、本実施形態では、上述のように、ガラスラン40の突出部42a、42bが長手方向に沿って連続的に形成されている。もし、仮に、ディビジョンバー30の各補強リブ36a、36b、36cを全長にわたって連続的に形成してしまうと、ディビジョンバー30の全長にわたって各補強リブ36a、36b、36cの間にガラスラン40の突出部42a、42bを嵌め込むことになる。これでは嵌め込み作業に手間がかかり、ガラスラン40はディビジョンバー30に組み付け難いものとなる。
そこで、本実施形態では、図4に示すように、ディビジョンバー30において、各補強リブ36a、36b、36cを互いに離間するように上部と下部にそれぞれ設け、ガラスラン40の組み付け作業に手間がかからないようにしている。
また、ディビジョンバー30の剛性を各補強リブ36a、36b、36cによって部分的に高めてガラスラン40組み付け時における車内側側壁部30bおよび車外側側壁部30cの内側への倒れ込みを抑制し、組み付け時の作業性を向上させるという効果もある。
さらに、本実施形態の支持構造20によれば、ディビジョンバー30そのものの剛性を高めるために、例えば、ガラス繊維等の高価な材料を用いるといった必要がない。このため、製造コストの増大を招くことなくディビジョンバー30からガラスラン40の脱落を防止することができるという点でもメリットがある。
なお、本実施形態では、ディビジョンバー30は、2つの保持部36を長手方向に離間した位置に設けている例をあげているが、例えば、3つ以上の保持部を長手方向に離間した位置に設けるようにしてもよい。
また、ディビジョンバー30の各補強リブ36a、36b、36cにおいて、ガラスラン40の突出部42a、42bに接触する表面に、例えば、シボ加工等によって微細な起伏を設けるようにしてもよい。この場合には、ディビジョンバー30からガラスラン40がより抜け難くすることができる。
さらに、例えば、ディビジョンバー30に保持部36を1つだけ設けるようにしてもよい。但し、この場合には、長手方向における保持部36の長さを長く形成する等してガラスラン40がディビジョンバー30からずれ難くすることが好ましい。
上記実施形態では、ディビジョンバー30の各補強リブ36a、36b、36cの間にガラスラン40の2本の突出部42a、42bが嵌り込む例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ディビジョンバー30の剛性が充分高い場合には、ディビジョンバー30の底面部30aに2本の溝を設け、これらの溝にガラスラン40の突出部42a、42bを押し込んで固定するようにしてもよい。この場合には、ディビジョンバー30に補強リブを設ける必要がないというメリットがある。
図6は、上記実施形態に係る支持構造の第1の変形例を示す図である。図6は、図5と同様に図2におけるB-B断面のディビジョンバー30の保持部50周辺の構成を示している。この変形例の支持構造20aは、上記実施形態に係る支持構造20とほぼ同一の構成を備えているため、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部分のみについて説明する。以下、第2および第3の変形例についても同様に説明するものとする。
ディビジョンバー30は、上記実施形態の保持部36に代えて、保持部50を備えている。保持部50は、ディビジョンバー30の底面部30aに車内側補強リブ36aと車外側補強リブ36bとが長手方向に互い違いに配置されて構成される。車内側補強リブ36aは車内側側壁部30bに隣接し、車外側補強リブ36bは車外側側壁部30cに隣接して配置されている。
このため、ガラスラン40の突出部42aが図6中の上下に配置された車内側補強リブ36aによって車外側に押圧され、一方で、ガラスラン40の突出部42bが中間に配置されている車外側補強リブ36bによって車内側に押圧される。そして、このような状態でディビジョンバー30に嵌め込まれて保持される。この場合にも、上記実施形態に係る支持構造20と同様の効果を得ることができる。
図7は、上記実施形態に係る支持構造の第2の変形例を示す図である。図7は、図3と同様に支持構造20bのA-A断面における断面構成を示す図である。
ガラスラン40は、長手方向に2本並設された上記突出部42a、42bに代えて、1つの突出部42cを備えている。この突出部42cは、底面部30aの中央に長手方向に沿って連続的に形成されている。一方、ディビジョンバー30は、上記保持部36に代えて保持部60を有している。この保持部60は、ディビジョンバー30の底面部30aの中央部に形成されており、車内側補強リブ60aおよび車外側補強リブ60bから構成されている。車内側補強リブ60aおよび車外側補強リブ60bは、ガラスラン40の突出部42cを挟み込むように設けられている。これにより、ガラスラン40をディビジョンバー30にしっかりと保持させることができる。
図8は、上記実施形態に係る支持構造の第3の変形例を示す図である。図8は、図3と同様に支持構造20cのA-A断面における断面構成を示す図である。
ディビジョンバー30の底面部30aには保持部62が形成されている。この保持部62は、ディビジョンバー30の底面部30aの中央部に車内側補強リブ62aと車外側補強リブ62bとを有している。これらの車内側補強リブ62aおよび車外側補強リブ62bの間には、貫通孔62cが形成されている。この貫通孔62cは、窓ガラス12側よりも反対側の方が幅広となるテーパ形状を有している。
一方、ガラスラン40は、長手方向に2本並設された突出部42aに代えて基底部42に突出部42dを有している。この突出部42dは、長手方向に分割されて形成されている。また、突出部42dは、図8に示すように、その断面が尖端部から中央部分にかけて徐々に拡幅して略三角形状を呈するとともに、この中央部分と基底部42の間が括れた形状を呈している。そして、この突出部42dの尖端部分は、ディビジョンバー30の貫通孔62cにおける窓ガラス12側開口よりも幅が小さくなるように形成されている。一方で、この突出部42dの中央部分は、ディビジョンバー30の貫通孔62cにおける窓ガラス12側開口よりも幅が大きくなるように形成されている。
このため、ガラスラン40の突出部42dは、ディビジョンバー30の貫通孔62cに挿入される際に、その尖端部はスムーズに貫通孔62cに差し込まれるが、その中央部分は弾性変形しつつ貫通孔62c内へ押し込まれる。そして、ディビジョンバー30の突出部42dがテーパ形状を有する貫通孔62cの側面に密着した状態で固定される。これにより、ディビジョンバー30が撓んでもガラスラン40がずれたり脱落したりすることを抑制できる。
10 リアドア、12 窓ガラス、12a 端縁部、20,20a,20b,20c 支持構造(自動車用窓ガラスの支持構造)、30 ディビジョンバー、30a 底面部、30b 車内側側壁部、30c 車外側側壁部、36,50,60,62 保持部、36a,60a,62a 車内側補強リブ、36b,60b,62b 車外側補強リブ、36c 中央部補強リブ、40 ガラスラン、42 基底部、42a,42b,42c,42d 突出部。

Claims (3)

  1. 自動車用ドアに昇降可能に取り付けられた自動車用窓ガラスの支持構造であって、
    前記窓ガラスの厚み方向に沿った底面部、前記底面部から前記窓ガラスの面方向にそれぞれ立設する2つの側壁部、および前記底面部に形成された保持部を有する樹脂製ガイド部材と、
    前記樹脂製ガイド部材の内側に嵌め込まれて組み付けられており、前記樹脂製ガイド部材の前記底面部に対向する基底部を有するガラスランと、
    を備え、
    前記ガラスランの前記基底部には、前記樹脂製ガイド部材の前記保持部に嵌め込まれる突出部が形成されている、自動車用窓ガラスの支持構造。
  2. 請求項1に記載の自動車用窓ガラスの支持構造において、
    前記樹脂製ガイド部材の前記保持部は、長手方向において離間した位置に複数設けられており、
    前記ガラスランの前記突出部は、前記ガラスランの長手方向に沿って連続して形成されている、自動車用窓ガラスの支持構造。
  3. 請求項1または2に記載の自動車用窓ガラスの支持構造において、
    前記樹脂製ガイド部材の前記保持部は、前記2つの側壁部にそれぞれ隣接するように設けられた補強リブを有している、自動車用窓ガラスの支持構造。
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