JP2016082600A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 変電設備の全停止をすることなく受電ユニットを取り外すことができ、故障した受電ユニットの修理・交換や、更新作業を効率よく実現すること【解決手段】 回線1L,2Lにそれぞれ接続される第一受電ユニット11,第二受電ユニット12と、二系統の変圧器1B,2Bにそれぞれ接続される第一母線断路器ユニット13,第二母線断路器ユニット14と、第一母線断路器ユニットと第二母線断路器ユニットが接続される計器用変成器ユニット15を備える。各ユニットは、それぞれ別々の独立した容器により構成され、第一受電ユニットと第一母線断路器ユニットは、互いの側面同士に設けた第一コネクタ部21を介して電気的・機械的に着脱可能に連結し、第二受電ユニットと第二母線断路器ユニットは、互いの側面同士に設けた第三コネクタ部23を介して電気的・機械的に着脱可能に連結する。【選択図】 図7

Description

本発明は、ガス絶縁開閉装置(Gas Insulated Switchgear:GIS)に関するものである。
図1から図3は、従来の受変電設備の一例である2L−2CB−2Bから構成されるガス絶縁開閉装置を示している。図1はそのガス絶縁開閉装置の単線結線図であり、図2はそのガス絶縁開閉装置の外形を示す正面図であり、図3はその側面図である。
このガス絶縁開閉装置は、1Lと2Lの2回線で受電でき、装置内に実装される各接点を開閉することで所定の経路を構成し、二系統の変圧器1B,2Bに電力供給を可能とするものであり、具体的な構成は、以下の通りである。
各回線1L,2Lにそれぞれ接続される受電機器を収納した第一受電ユニット1と第二受電ユニット2を備え、二系統の変圧器1B,2Bにそれぞれ接続される第一母線断路器ユニット3と第二母線断路器ユニット4を備える。そして第一受電ユニット1と第一母線断路器ユニット3が接続され、第二受電ユニット2と第二母線断路器ユニット4が接続される。また第一母線断路器ユニット3と第二母線断路器ユニット4は、電力取引量を計測する取引用計器用変成器ユニット5に接続される。第一母線断路器ユニット3,第二母線断路器ユニット4は、変圧器への経路の事故電流遮断を行う遮断器と、取引用計器用変成器ユニット5との間の開閉を制御する母線断路器DS2と、変圧器と取引用計器用変成器ユニット5との間の開閉を制御する母線断路器DS3を内蔵する。そして、回線1Lから変圧器1Bに至る第一系統側と回線2Lから変圧器2Bに至る第二系統が常用される。本願ではユニット故障の場合を扱うため、便宜上第一系統側を常用、第二系統側を予備用とし第一系統側のユニットに故障発生した場合として説明する。
図2,図3等に示すように、装置構成としては、第一受電ユニット1,第二受電ユニット2は、ガス絶縁開閉装置の下方側に配置される。そしてこれら第一受電ユニット1と第二受電ユニット2の上部には、それぞれ第一母線断路器ユニット3と第二母線断路器ユニット4が配置される。そして、第一受電ユニット1と第二受電ユニット2は、所定の間隔をおいて配置し、それら第一受電ユニット1と第二受電ユニット2の間に取引用計器用変成器ユニット5を配置する。また、単線結線図では図示を省略しているが、各母線断路器ユニットと変圧器の間には変圧器接続母線ユニットが連結される。この変圧器接続母線ユニットは、母線断路器ユニットの後側に配置される。
さらに、上下に配置する受電ユニットと母線断路器ユニットは、一体に構成される。すなわち、一つのタンク9内にそれぞれのユニットを構成する機器が組み込まれる(図4参照)。また、各ユニットは、異なるガス区画としてそれぞれに充填される絶縁性ガスを区分させるために、タンク9の内部に水平方向に伸びる仕切り壁8を設ける。なおこの種のガス絶縁開閉装置は、特許文献1等に開示されている。
特開平08−126135号公報
上述した従来のガス絶縁開閉装置は、以下に示す問題を有する。すなわち、例えば、第一受電ユニット1が故障した場合、接点を適宜開閉し、第二受電ユニット2を使用して電力供給を継続することになる。ところで、故障した第一受電ユニット1を修理するためにガス絶縁開閉装置から取り外す必要が生じる。すると、上述したように、第一受電ユニット1は第一母線断路器ユニット3と一つのタンク9内に組み込まれて一体化しているため、それら一体の第一受電ユニット1と第一母線断路器ユニット3を取り外すことになる(図5参照)。
すると、第一母線断路器ユニット3には、母線断路器DS2,DS3が内蔵されているため、取引用計器用変成器ユニット5に接続する母線を停電する必要が生じる。その結果、ガス絶縁開閉装置を設置した変電設備の全停止をする必要がある。そのため、故障等した第一受電ユニット1を修理する場合、例えば当該第一受電ユニット1とともに第一母線断路器ユニット3を取り外し、当該第一受電ユニット1を修理した後、その修理した第一受電ユニット1とともに第一母線断路器ユニット3と接続することになる。その結果、第一受電ユニット1,第一母線断路器ユニット3を取り外してから、再び取り付けるまでの間、変電設備が全停止の状態が継続してしまう。通常修理は工場等に運び行うため、当該全停止の期間が長くなると言う問題を有する。また、全停止の期間を短くするため、交換用の新たな「第一受電ユニット1+第一母線断路器ユニット3」を別途製造して現場の変電所等に搬入し、そこで故障中の「第一受電ユニット1+第一母線断路器ユニット3」を取り外し、搬入してきた新たな「第一受電ユニット1とともに第一母線断路器ユニット3」を取り付ける手法もとれる。係る手法によれば、全停止の期間を可及的に抑制できるものの、新たな「第一受電ユニット1とともに第一母線断路器ユニット3」の設置に伴い、今まで設置していた「第一受電ユニット1とともに第一母線断路器ユニット3」を取り外すことになる。そして、取り外した「第一受電ユニット1とともに第一母線断路器ユニット3」の多くは正常に機能するものであることもあり、コストが嵩むととともに資源の無駄な消費を招くといった新たな課題を生じる。
上述した課題は、例えば第一受電ユニット1と第一母線断路器ユニット3が一つの筐体で構成される場合について説明したが、仮に第一受電ユニット1と第一母線断路器ユニット3が別の筐体で構成されていた場合でも、以下に示す課題を生じる。すなわち、第一受電ユニット1は床置き等で設置し、その第一受電ユニット1の上面に第一母線断路器ユニット3を設置している。そして、第一受電ユニット1内の機器と第一母線断路器ユニット3内の機器は、接触している天板と底板(一つの筐体で構成していた仕切り板に相当)の部分で連結する。係る構成において、故障した第一受電ユニットのみを取り外そうとした場合、第一受電ユニット1と第一母線断路器ユニット3は、接続部位が離反するように両者を相対的に上下方向に離反するように移動させる必要がある。しかし、第一母線断路器ユニット3は、取引用計器用変成器ユニット5に連結しているため、その位置を変更することはできない。そのため、第一受電ユニット1を下方に移動させる必要があるが、地面等に設置している第一受電ユニット1を下方移動させるための空間・余地がない。そのため、仮に第一受電ユニット1と第一母線断路器ユニット3が別の筐体で構成されていたとしても、第一受電ユニット1を単体で取り外すことができず、上述した課題を依然として備える。
また、上述した課題は、常用の第一受電ユニット1が故障等した場合を例にして説明したが、予備用の第二受電ユニット2が故障した場合も同様である。さらに、故障に限ることは無く、例えば受電ユニットの更新があり、母線から取り外す必要が生じた場合も同様の課題が生じる。
上述した課題を解決するために、本発明は、(1)二系統の受電線と変圧器との間に設置されるガス絶縁開閉装置であって、二系統の前記受電線にそれぞれ接続される第一受電ユニット及び第二受電ユニットと、二系統の前記変圧器にそれぞれ接続され、母線断路器を実装した第一母線断路器ユニット及び第二母線断路器ユニットと、計器用変成器が実装された計器用変成器ユニットと、を備え、前記第一母線断路器ユニットは、前記第一受電ユニットと前記計器用変成器ユニットとの間に介在し、電気的・機械的に連係され、前記第二母線断路器ユニットは、前記第二受電ユニットと前記計器用変成器ユニットとの間に介在し、電気的・機械的に連係され、前記第一受電ユニット、前記第二受電ユニット、前記第一母線断路器ユニット、前記第二母線断路器ユニット、前記計器用変成器ユニットは、それぞれ別々の独立した容器により構成され、前記第一受電ユニットは、前記第一母線断路器ユニットに着脱する際、横方向の移動が行えるようにし、前記第二受電ユニットは、前記第二母線断路器ユニットに着脱する際、横方向の移動が行えるように構成した。
本発明よれば、各ユニットが独立した容器(「タンク」と称されることもある)で構成されているため、例えば第一受電ユニットのみや第二受電ユニットのみというようにユニット単体で取り外すことが可能となる。そして、母線断路器は第一母線断路器ユニット或いは第二母線断路器ユニットに実装されるため、仮に第一受電ユニットのみを取り外したとしても、変圧器への電力供給を継続して行うことができ、変電設備を全停止することがない。よって、ガス絶縁開閉装置の修理・メンテナンス等を容易に行うことができる。しかも、第一受電ユニットや第二受電ユニットは、着脱する際に横方向に移動するようにしたため、仮にそれら第一受電ユニットや第二受電ユニットを床面・地面等に設置し下方に移動する空間がないような箇所でも、当該第一受電ユニットや第二受電ユニットを取り外したり、装着したりすることが行える。
(2)前記第一受電ユニットと前記第一母線断路器ユニットは、互いの側面同士に設けたコネクタ部を介して電気的・機械的に着脱可能に連結し、前記第二受電ユニットと前記第二母線断路器ユニットは、互いの側面同士に設けたコネクタ部を介して電気的・機械的に着脱可能に連結するとよい。このようにすると、簡単な構成で第一受電ユニットや第二受電ユニットの着脱に際する横方向移動が行えるので良い。
(3)前記計器用変成器ユニットは、前記第一受電ユニットと前記第二受電ユニットの間に配置し、前記第一母線断路器ユニットは、前記第一受電ユニットと前記計器用変成器ユニットとの間に配置し、前記第二母線断路器ユニットは、前記第二受電ユニットと前記計器用変成器ユニットとの間に配置するとよい。
(4)前記第一母線断路器ユニットの両側面に、それぞれ前記第一受電ユニットと接続するためのコネクタ部と、前記計器用変成器ユニットと接続するためのコネクタ部を備え、
前記第二母線断路器ユニットの両側面に、それぞれ前記第二受電ユニットと接続するためのコネクタ部と、前記計器用変成器ユニットと接続するためのコネクタ部を備えるとよい。このようにすると、(3)の構成をコンパクトで効率よく実現できるので良い。
(5)前記第一母線断路器ユニットと、前記変圧器側の回路と連係するための配線を実装した第一連結ユニットを設け、その第一連結ユニットを前記第一受電ユニットの上方空間に配置し、前記第二母線断路器ユニットと、前記変圧器側の回路と連係するための配線を実装した第二連結ユニットを設け、その第二連結ユニットを前記第二受電ユニットの上方空間に配置するとよい。第一受電ユニットや第二受電ユニットの後方に、変圧器と接続する回路(例えば変圧器ユニット)を配置することがあり、このような場合に、第一連結ユニットや第二連結ユニットを配置することで、ユニットの連結により第一母線断路器ユニットや第二母線断路器ユニットの変圧器側への接続が簡単に行えるので良い。
本発明では、変電設備の全停止をすることなく受電ユニットを取り外すことができ、故障した受電ユニットの修理・交換や、更新作業を効率よく実現することができる。
従来のガス絶縁開閉装置の単線結線図の一例を示す図である。 従来のガス絶縁開閉装置の外観を示す正面図である。 その側面図である。 その内部構成を示す図である。 作用を説明する図である。 本発明に係るガス絶縁開閉装置の好適な一実施形態を示す単線結線図である。 本発明に係るガス絶縁開閉装置の好適な一実施形態の外観を示す正面図である。 その側面図(一部破断)である。 作用を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき、詳細に説明する。なお、本発明は、これに限定されて解釈されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々の変更、修正、改良を加え得るものである。
本実施形態のガス絶縁開閉装置は、1Lと2Lの2回線で受電でき、装置内に実装される各接点を開閉することで所定の経路を構成し、二系統の変圧器1B,2Bに電力供給を可能とするものであり、具体的な構成は、以下の通りである。
各回線1L,2Lにそれぞれ接続される受電機器を収納した第一受電ユニット11と第二受電ユニット12を備え、二系統の変圧器1B,2Bにそれぞれ接続される第一母線断路器ユニット13と第二母線断路器ユニット14を備える。そして第一受電ユニット11と第一母線断路器ユニット13が接続され、第二受電ユニット12と第二母線断路器ユニット14が接続される。また第一母線断路器ユニット13と第二母線断路器ユニット14は、電力取引量を計測する取引用計器用変成器ユニット15に接続される。第一受電ユニット11と第二受電ユニット12は、所定の受電機器を実装し、母線断路器は組み込まない。第一母線断路器ユニット13,第二母線断路器ユニット14は、変圧器への経路の事故電流遮断を行う遮断器と、取引用計器用変成器ユニット15との間の開閉を制御する母線断路器DS2と、変圧器と取引用計器用変成器ユニット15との間の開閉を制御する母線断路器DS3を内蔵する。そして、回線1Lから変圧器1Bに至る第一系統側は常用となり、回線2Lから変圧器2Bに至る第二系統側が予備用となる。各ユニットに実装される機器は、基本的には従来と同じである。
本実施形態では、上記の5つのユニットをそれぞれ異なる筐体・タンクで構成した。これに伴い、各ユニット同士は、それぞれ所定のコネクト部で連結する。つまり、別のタンクで構成した第一受電ユニット11と第一母線断路器ユニット13との間を第一コネクト部21で連結し、第一母線断路器ユニット13と取引用計器用変成器ユニット15との間を第二コネクト部22で連結する。同様に別のタンクで構成した第二受電ユニット12と第二母線断路器ユニット14との間を第三コネクト部23で連結し、第二母線断路器ユニット14と取引用計器用変成器ユニット15との間を第四コネクト部24で連結する。
各コネクト部は、例えば各ユニットを構成するタンクの側面に連結される筒状の本体と、その本体の先端に設けた外側に突出するフランジ部とを備える。そして、各ユニットに設けた筒状の本体の先端のフランジ部同士を突き当てるとともにボルトナット等の締結手段で締結し、連結する。締結手段を解除することで、両ユニットは離反可能となる。
本実施形態では、各ユニットの配置レイアウトを以下のようにした。すなわち、図7,図8等に示すように、第一受電ユニット11,第二受電ユニット12は、ガス絶縁開閉装置の下方側に配置する。これら第一受電ユニット11と第二受電ユニット12は、両者の間に一定の空間が形成されるように配置し、その一定の空間内に、取引用計器用変成器ユニット15を配置する。
第一受電ユニット11,第二受電ユニット12は、横方向に移動可能に配置する。具体的には、第一受電ユニット11と第一母線断路器ユニット13を互いの側面同士で第一コネクト部21を用いて連結する。そして、第一受電ユニット11と取引用計器用変成器ユニット15との間に第一母線断路器ユニット13が位置するようなレイアウトを採る。そして、第一母線断路器ユニット13の左右両側面に第一コネクト部21と第二コネクト部22をそれぞれ配置し、第二コネクト部22を介して取引用計器用変成器ユニット15と連結する。
これにより、第一コネクト部21による両ユニットの連結を解除すると、第一受電ユニット11は、ユニット単独で当該第一コネクト部21において第一母線断路器ユニット13から離反する横方向に移動することができる(図9参照)。
同様に第二受電ユニット12と第二母線断路器ユニット14を互いの側面同士で第三コネクト部23を用いて連結する。そして、第二受電ユニット12と取引用計器用変成器ユニット15との間に第二母線断路器ユニット14が位置するようなレイアウトを採る。そして、第二母線断路器ユニット14の左右両側面に第三コネクト部23と第四コネクト部24をそれぞれ配置し、第四コネクト部24を介して取引用計器用変成器ユニット15と連結する。
これにより、第三コネクト部23による両ユニットの連結を解除すると、第二受電ユニット12は、ユニット単体で当該第三コネクト部23において第二母線断路器ユニット14から離反する横方向に移動することができる。
また、具体的な図示を省略するが、第一受電ユニット11並びに第二受電ユニット12の後側には、変圧器ユニットが配置される。従来であれば、各受電ユニットの上に各母線断路器ユニットが配置され、同一タンクで構成されているため、当該母線断路器ユニットの背面にコネクト部を設けて変圧器ユニットと連係するようにしたが、図7,図8から明らかなように、第一母線断路器ユニット13,第二母線断路器ユニット14は、それぞれ第一受電ユニット11,第二受電ユニット12から横にずれた位置に設置しているため、各母線断路器ユニットの背面からそのまま変圧器ユニットに連結することができない。
そこで本実施形態では、第一受電ユニット11の上方に連結ユニット16を配置し、第一母線断路器ユニット13は第五コネクト部25を介して連結ユニット16に連結する。そして、この連結ユニット16の背面に設けた第七コネクト部27を介して図示省略した変圧器ユニットと連係する。連結ユニット16の内部には、第五コネクト部25と第七コネクト部27を導通する配線が実装される。これにより、回線1Lから変圧器1Bに至る系統が構成される。また第一受電ユニット11の上方に連結ユニット16が配置されるものの、両者は連結されていないため、第一受電ユニット11の取り外しのために横移動する際に、連結ユニット16が邪魔することはない。
同様に、第二受電ユニット12の上方に連結ユニット17を配置し、第二母線断路器ユニット14は第六コネクト部26を介して連結ユニット17に連結する。そして、この連結ユニット17の背面に設けた第八コネクト部28を介して図示省略した変圧器ユニットと連係する。連結ユニット17の内部には、第六コネクト部26と第八コネクト部28を導通する配線が実装される。これにより、回線2Lから変圧器2Bに至る系統が構成される。
上記のガス絶縁開閉装置において例えば常用の第一受電ユニット11が故障した場合、常用側の第一受電ユニット11を停止し、第一母線断路器ユニット13の母線断路器DS2,DS3を切り、予備用の系統の接点を適宜開閉して、第二受電ユニット2を使用して電力供給を継続する。そして、係る第一受電ユニット11を取り外す場合、第一母線断路器ユニット13の母線断路器DS2,DS3を切った状態で、接地開閉器ES2,ES3を入りとした後、第一コネクト部21を解除して第一受電ユニット11を横に移動して取り外す。
そして、第一受電ユニット11を修理したならば、上記と逆に第一コネクト部21を用いて第一受電ユニット11を第一母線断路器ユニット13に連結し、その後、接地開閉器ES2,ES3を切り、母線断路器DS2,DS3を入りすることで常用の第一受電ユニット11からの電力供給を復帰する。第二受電ユニット12側の交換の場合も同様に行える。
このように、本実施形態によれば、受電ユニットを単体で取り外すことで、変電設備を全停止することなく、継続動作することができる。また、受電ユニットの母線断路器ユニットに対する着脱に伴う移動方向を横方向としたため、スムーズかつ簡単に着脱の操作が行える。
上述した実施形態では、2L−2CB−2Bタイプに適用した例を説明したが、本発明はこれに限ることはなく、例えば2L−4CB−2Bもしくは1Bやその他各種のものに適用することができる。そして、例えば2L−4CB−2Bもしくは1Bの場合、受電ユニットと並列に変圧器ユニットを配置するレイアウトを採るが、母線断路器ユニットを受電ユニットの横に配置することに伴い、今まで母線断路器ユニットを配置していた受電ユニットの上方空間が空くため、係る受電ユニットの上方に変圧器ユニットを配置するレイアウトを採っても良い。このようにすると、変圧器ユニットの設置面積がなくなり、装置全体の設置面積を少なくすることができるのでよい。
1L,2L 回線
1B,2B 変圧器
11 第一受電ユニット
12 第二受電ユニット
13 第一母線断路器ユニット
14 第二母線断路器ユニット
15 取引用計器用変成器ユニット
16 連結ユニット
17 連結ユニット
21 第一コネクト部
22 第二コネクト部
23 第三コネクト部
24 第四コネクト部
25 第五コネクト部
26 第六コネクト部
27 第七コネクト部
28 第八コネクト部

Claims (5)

  1. 二系統の受電線と変圧器との間に設置されるガス絶縁開閉装置であって、
    二系統の前記受電線にそれぞれ接続される第一受電ユニット及び第二受電ユニットと、
    二系統の前記変圧器にそれぞれ接続され、母線断路器を実装した第一母線断路器ユニット及び第二母線断路器ユニットと、
    計器用変成器が実装された計器用変成器ユニットと、を備え、
    前記第一母線断路器ユニットは、前記第一受電ユニットと前記計器用変成器ユニットとの間に介在し、電気的・機械的に連係され、
    前記第二母線断路器ユニットは、前記第二受電ユニットと前記計器用変成器ユニットとの間に介在し、電気的・機械的に連係され、
    前記第一受電ユニット、前記第二受電ユニット、前記第一母線断路器ユニット、前記第二母線断路器ユニット、前記計器用変成器ユニットは、それぞれ別々の独立した容器により構成され、
    前記第一受電ユニットは、前記第一母線断路器ユニットに着脱する際、横方向の移動が行えるようにし、
    前記第二受電ユニットは、前記第二母線断路器ユニットに着脱する際、横方向の移動が行えるように構成した
    ことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 前記第一受電ユニットと前記第一母線断路器ユニットは、互いの側面同士に設けたコネクタ部を介して電気的・機械的に着脱可能に連結し、
    前記第二受電ユニットと前記第二母線断路器ユニットは、互いの側面同士に設けたコネクタ部を介して電気的・機械的に着脱可能に連結したことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 前記計器用変成器ユニットは、前記第一受電ユニットと前記第二受電ユニットの間に配置し、
    前記第一母線断路器ユニットは、前記第一受電ユニットと前記計器用変成器ユニットとの間に配置し、
    前記第二母線断路器ユニットは、前記第二受電ユニットと前記計器用変成器ユニットとの間に配置した
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 前記第一母線断路器ユニットの両側面に、それぞれ前記第一受電ユニットと接続するためのコネクタ部と、前記計器用変成器ユニットと接続するためのコネクタ部を備え、
    前記第二母線断路器ユニットの両側面に、それぞれ前記第二受電ユニットと接続するためのコネクタ部と、前記計器用変成器ユニットと接続するためのコネクタ部を備えることを特徴とする請求項3に記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 前記第一母線断路器ユニットと、前記変圧器側の回路と連係するための配線を実装した第一連結ユニットを設け、その第一連結ユニットを前記第一受電ユニットの上方空間に配置し、
    前記第二母線断路器ユニットと、前記変圧器側の回路と連係するための配線を実装した第二連結ユニットを設け、その第二連結ユニットを前記第二受電ユニットの上方空間に配置し、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のガス絶縁開閉装置。
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