JP2017220999A - 電源系統システム - Google Patents
電源系統システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017220999A JP2017220999A JP2016112521A JP2016112521A JP2017220999A JP 2017220999 A JP2017220999 A JP 2017220999A JP 2016112521 A JP2016112521 A JP 2016112521A JP 2016112521 A JP2016112521 A JP 2016112521A JP 2017220999 A JP2017220999 A JP 2017220999A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transformer
- bus
- housing
- control center
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 25
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Patch Boards (AREA)
Abstract
【解決手段】高圧金属閉鎖形スイッチギヤに接続されて高圧を低圧に降圧する変圧器1と、変圧器1の低圧側に接続されて低圧の電力を受電し複数の負荷に低圧電力を供給する複数のコントロールセンタ3とを備え、複数のコントロールセンタ3は、変圧器1の低圧側に並列に接続され、複数のコントロールセンタ3の内部に配置されたコントロールセンタ主母線9の電流容量の合計値は、変圧器1の低圧側に接続された変圧器主母線6の電流容量より大きく設定されている。
【選択図】図2
Description
変圧器21以外の機器で下位側に負荷が接続されている場合、その負荷を事故電流から保護するため、一般的には、パワーセンタ22には気中遮断器を有し、コントロールセンタ24には配線用遮断器が搭載されている。
これに対し、コントロールセンタについては、事故時の事故電流は配線用遮断器で遮断されるが、通常運用中の負荷の電源の入切は、別途設けられている負荷開閉器により行われている。
パワーセンタを必要とする理由は、配線用遮断器と比較して、気中遮断器は定格短時間電流に優れており、気中遮断器のみしか適用できない場合があったためである。特に原子力発電プラントのように非常に高い信頼性を要求されるような施設では、パワーセンタを備えることが必須であった。
また、一般的に、高圧スイッチギヤおよびパワーセンタに搭載されている真空遮断器や気中遮断器等は開閉回数の寿命が長いので通常の負荷の入切にも対応できるが、コントロールセンタに搭載されている配線用遮断器は開閉回数の寿命が短く、通常の負荷の入切には適さないことから、コントロールセンタには負荷開閉器が設けられている。
また、原子力プラント等では、一般産業用と比較して、耐震性能についても非常に高い要求があり、個々の機種で筐体を構成するフレームを強化する等の措置が必要であることに加え、個々の機種の耐震性能の確保のために、大がかりな試験や解析が必要であることから、結果的にコストアップの要因となっていた。
以下、この発明の実施の形態1に係る電源系統システムを図に基づいて説明する。
図1は、実施の形態1による電源系統システムの概略単線図である。図2は、実施の形態1による電源系統システムの概略平面図であり、図3は、図2の正面図である。また、図4は、図2の変圧器収納部5の内部側面図、図5は、図2の母線変換部2の内部平面図、図6は、図2の母線変換部2の内部側面図である。
図1のように、変圧器1は、例えば6.6kVの高圧を440Vの低圧に降圧する。変圧器1の2次側は、背景技術の項で説明したようなパワーセンタ22を介さずに、母線変換部2を介して、複数のコントロールセンタ3が並列に接続されている。各コントロールセンタ3には、例えば、モータなどの負荷4が接続される。
変圧器1は、変圧器収納部5に変圧器主母線6と共に収容されている。変圧器収納部5は、正面に扉を有し、変圧器1は正面側から内部に収容されている。
母線変換部2は、筐体7の内部に分岐母線8が収容されて構成されている。図2に示すように、筐体7は、変圧器収納部5の正面から見て左右の側面に左右対称に配置されている。筐体7の変圧器収納部5とは反対側に、複数のコントロールセンタ3が配置されている。
左側の母線変換部2の筐体7の前方側と後方側の2箇所に、コントロールセンタ群3aとコントロールセンタ群3bが、左右方向外側に延在させて配置されている。同様に、右側の母線変換部2の筐体7の前方側と後方側の2箇所に、コントロールセンタ群3cとコントロールセンタ群3dが配置されている。
母線変換部2において、変圧器主母線6の電流は分岐母線8で分岐されて、前後の各コントロールセンタ群3a,3b,3c,3dに分配され、それぞれのコントロールセンタ主母線9に接続される。
このように、実施の形態1の電源系統システムは、変圧器収納部5を中心にして、母線変換部2を介して、低圧フィーダ盤であるコントロールセンタ3を両側に4箇所列盤した構成に特徴を有する。
また、図では1群に3面のコントロールセンタ3を接続し例を示しているが、この数も設備規模により異なる。
図4は、変圧器収納部5の内部側面図である。1次側は、高圧受電端子10に外部から高圧ケーブル11が接続される。2次側は、図示は省略しているが、端子が上方に引き出され、変圧器1の上方において、正面側から見て左右方向に伸延するように配置された3相の変圧器主母線6に接続されている。
変圧器収納部5の内部の正面側上部には、制御線収容室5aが設けられており、ここに制御線(図示せず)が収容される。また、背面側の下部には、接地母線12aが配置され、この接地母線12aは、後述する母線変換部2に収容した接地母線12bと取り合われる。
筐体7の内部において、変圧器主母線6と前方のコントロールセンタ主母線9とが、分岐母線8aで接続され、変圧器主母線6と後方のコントロールセンタ主母線9とが、分岐母線8bで接続されている。なお、分岐母線8a,8bは、図2の分岐母線8に相当する部分である。
変圧器収納部5からの制御線は、制御線経路7aおよび制御線収容部7bに取り込まれ、制御線取合口7cを介してコントロールセンタ群3a,3bのそれぞれに受け渡される。
また、変圧器収納部5の接地母線12aが、取合部で接地母線12bに接続され、筐体7内で分配されて、コントロールセンタ3との取合部でコントロールセンタ群3a,3b側のそれぞれの接地母線12cに接続される。
ここで、コントロールセンタ主母線9の電流容量の合計は、変圧器主母線6の電流容量より大きく設定されている。
変圧器1は、高圧金属閉鎖形スイッチギヤからの高圧電力を受けて降圧するので、変圧器1の2次側すなわち低圧側には大きな電流が流れる。そこで、変圧器1の低圧側の電流を分配する母線変換部2を設け、複数の分配先には、複数のコントロールセンタ3が列盤されたコントロールセンタ群3a,3b,3c,3dを配置接続し、コントロールセンタ主母線9に低圧側電流を略均等に分流させるようにしたので、個々のコントロールセンタ3では流せる電流量は限られているが、複数のコントロールセンタ群3a,3b,3c,3dの主母線に流れる電流容量と変圧器1の2次側の電流容量との整合をとることで、変圧器1から流れ込む電流を直接コントロールセンタ3で受けることが可能となる。
このような観点から、複数のコントロールセンタ群3a,3b,3c,3dは、できるだけ均等に配置するのが望ましい。
したがって、原子力発電プラントに適用して、背景技術の項で説明したパワーセンタを無くすことが可能となる。
また構成が簡単となることで、保守性も向上する。
また、背景技術の項で説明したパワーセンタに直接接続されていた負荷でも、本実施の形態のコントロールで対応可能となる。
この場合も、変圧器1の低圧側の電流容量を考慮して低圧金属閉鎖形スイッチギヤの主母線の電流容量を設定する。
パワーセンタ、23 パワーセンタ負荷、24 コントロールセンタ、25 低圧負荷
Claims (5)
- 高圧金属閉鎖形スイッチギヤに接続されて高圧を低圧に降圧する変圧器と、前記変圧器の低圧側に接続されて前記低圧の電力を受電し複数の負荷に低圧電力を供給する複数のコントロールセンタとを備え、
前記複数のコントロールセンタは、前記変圧器の低圧側に並列に接続され、
前記複数のコントロールセンタの内部に配置されたコントロールセンタ主母線の電流容量の合計値は、前記変圧器の低圧側に接続された変圧器主母線の電流容量より大きく設定されていることを特徴とする電源系統システム。 - 請求項1に記載の電源系統システムにおいて、
前記変圧器主母線の電流を分配する分岐母線を有する母線変換部を備え、
前記変圧器主母線と前記コントロールセンタ主母線とは、前記母線変換部の前記分岐母線を介して接続されていることを特徴とする電源系統システム。 - 請求項1または請求項2に記載の電源系統システムにおいて、
前記変圧器は、前記変圧器主母線と共に変圧器収納部に収容され、前記母線変換部は、筐体に前記分岐母線が収容されて構成され、前記コントロールセンタは、複数のコントロールセンタ群に分けられており、前記変圧器収納部の側面に隣接して前記母線変換部の前記筐体が配置され、前記母線変換部の前記筐体の側面に複数の前記コントロールセンタ群が接続されていることを特徴とする電源系統システム。 - 請求項3に記載の電源系統システムにおいて、
前記母線変換部は2つの母線変換部からなり、前記変圧器収納部の左右の側面に隣接して配置され、前記コントロールセンタ群は4群からなり、前記2つの母線変換部の前記筐体の前記変圧器収納部側とは反対側に2群ずつ接続されていることを特徴とする電源系統システム。 - 請求項3または請求項4に記載の電源系統システムにおいて、
前記母線変換部の前記筐体には、更に、前記変圧器収納部から前記コントロールセンタ群へ繋がる接地母線と制御線が収容され、前記接地母線と前記制御線は、前記筐体の内部において前記コントロールセンタ群へ分配されていることを特徴とする電源系統システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016112521A JP6713840B2 (ja) | 2016-06-06 | 2016-06-06 | 電源系統システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016112521A JP6713840B2 (ja) | 2016-06-06 | 2016-06-06 | 電源系統システム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017220999A true JP2017220999A (ja) | 2017-12-14 |
JP2017220999A5 JP2017220999A5 (ja) | 2019-06-27 |
JP6713840B2 JP6713840B2 (ja) | 2020-06-24 |
Family
ID=60657874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016112521A Active JP6713840B2 (ja) | 2016-06-06 | 2016-06-06 | 電源系統システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6713840B2 (ja) |
-
2016
- 2016-06-06 JP JP2016112521A patent/JP6713840B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6713840B2 (ja) | 2020-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10090703B2 (en) | Converter module and switchgear assembly for AC and DC power distribution | |
EP2227845B1 (en) | Switchboard with ups and horizontal busbars | |
US20080137266A1 (en) | Motor control center with power and data distribution bus | |
EP2510602B1 (en) | Apparatus, system and method employing a ups | |
US7944680B2 (en) | High-voltage switchgear | |
CA2737698C (en) | Electrical switchgear, in particular switchgear for medium voltage distribution | |
US7352564B2 (en) | Power distribution substation | |
EP1983625A1 (en) | Removable compartment for use in a functional unit of an electrical switchgear | |
KR100893534B1 (ko) | 공간 활용성이 개선된 가스절연 개폐장치 | |
CN109347134A (zh) | 双极柔性直流电网极线电气主接线***及在线检修方法 | |
CN203813223U (zh) | 一种综合自动化变电站 | |
CN101931180A (zh) | 双母线气体绝缘金属封闭开关设备 | |
EP2790286A1 (en) | Switchgear assembly, DC power distribution system, DC power distribution board | |
JP6713840B2 (ja) | 電源系統システム | |
CN205282406U (zh) | 一种断路器适配座 | |
EP2887782A1 (en) | Switchgear assembly and power distribution system | |
JP7220270B2 (ja) | 変圧器設備 | |
JP6143525B2 (ja) | 受配電設備 | |
JP7036775B2 (ja) | 集約型変電設備 | |
RU67344U1 (ru) | Комплектная трансформаторная подстанция | |
KR100388089B1 (ko) | 용량 분리식 공간 절약형 수전형 변압기 | |
EP2312708B1 (en) | Medium voltage switchgear | |
JP6270552B2 (ja) | 金属閉鎖形スイッチギヤ | |
JP3731431B2 (ja) | 受電設備 | |
CN103855619A (zh) | 一种综合自动化变电站 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190522 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200324 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20200324 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200508 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200604 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6713840 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |