JP2016079549A - 織機のヘドル、そのヘドルを備えた織機及びそのヘドルの製造方法 - Google Patents

織機のヘドル、そのヘドルを備えた織機及びそのヘドルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
織機用ヘドル、そのヘドルを備えた織機及びそのヘドルの製造方法を提供することである。
【解決手段】
この織機用の経糸を案内するヘドルは、垂直軸X1に沿って縦長に延びており、少なくとも一つのストランド4を有するヘドル本体10と、経糸を通すアイレットを有する少なくとも一つのメイル2とを備える。このヘドル本体は、少なくとも一つの格納部を有し、メイル2の格納部とヘドル本体の格納部が垂直軸X1に対して直角の同じ軸Z1に沿って延びるとともに、ヘドル本体の格納部がメイル2の格納部と向かい合って、これらの格納部が一緒になって格納部対を形成する。固まった樹脂から成る組立部材61,62,63,64,65が格納部対内に配置されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、織機用の経糸を案内するヘドルとそのヘドルを備えた織機に関する。また、本発明は、そのヘドルを製造する方法に関する。
ジャカード方式の織機は、幾つかのフックを制御するジャカード機構を備えている。各フックが一つ又は複数のアーチ部を制御する。各アーチ部は、経糸用案内ヘドルの一端と接続され、その他端は、戻しばねを介して織機のフレームと接続される。各ヘドルは、経糸を通すためのアイレットを備え、メイルと二つのストランドを有するヘドル本体とから構成される。これらの部品は、別個に製造することができる。そして、ヘドルは、複合部品と呼ばれ、設置の前に組み立てる必要がある。
これに関して、特許文献1により、プラスチック材料から製造されたヘドル本体とセラミック又は固い金属から成るメイルを使用することが知られている。そのヘドル本体はメイル上にオーバーモールドされる。そのオーバーモールド方法は、プラスチック材料の射出成形時に鋳型がメイルの周りを閉鎖することにより鋳ばりを発生させる。そのヘドルは、それらの鋳ばりを除去するための研磨によって、再度処理しなければならない。実際、それらの鋳ばりは、織っている間にヘドルを擦ることにより隣接する糸を損傷する可能性が有る。
更に、特許文献2は、図4〜6の実施形態において、二つの貫通穴と四つの中空ゾーンを設けた磁器製メイルを備えたヘドルを開示している。そのヘドル本体のストランドは、それらの貫通穴と中空ゾーンにオーバーモールドされている。そのオーバーモールドは、前述したことと同じ問題を引き起こす。
例えば、特許文献3により、両端に垂直方向の格納部を備えたメイルとそれぞれ断面が小さくなる端部を有する二つのストランドとを使用することが知られている。そのストランドの断面が小さくなる端部は、入れ子によりメイルの垂直方向の格納部に挿入される。次に、それら二つの部品は接着により組み合わされる。その入れ子のために、均一な接着接合と接着剤の良好な粘着を保証することが難しい。更に、垂直方向の格納部への嵌入が格納部周りのメイルの残留断面とストランドの端面を制限している。従って、そのメイルとヘドル本体の組立品は非常に強い組立品ではない。
欧州特許公開第1908863号明細書 中国実用新案201228305号明細書 欧州特許公開第1989346号明細書 欧州特許第1741815号明細書
詳しくは、本発明の課題は、メイルとヘドル本体が力に対する強い抵抗性と僅かな容積を有する組立品を作り出す複合部品のヘドルを提案することによって、前述した欠点を解消することである。
この観点において、本発明は、織機用の経糸を案内するヘドルに関し、このヘドルは、垂直軸に沿って縦長に延びて、少なくとも一つのストランドを有するヘドル本体を備えている。また、このヘドルは、少なくとも一つの格納部と経糸を通すための一つのアイレットを有する少なくとも一つのメイルを備えている。本発明では、ヘドル本体が少なくとも一つの格納部を備える一方、メイルの格納部とヘドル本体の格納部が垂直軸に対して直角の同じ軸に沿って延びる。更に、ヘドル本体の格納部がメイルの格納部と向かい合って、これら二つの格納部が一緒になって格納部対を形成する一方、固まった樹脂から成る組立部材が、この格納部対内に配置される。
本発明では、この樹脂製組立部材が、リベットのように、メイルとヘドル本体の間の垂直方向の結合力を良好に伝達することを保証する。特に、この樹脂製組立部材を用いて、これらの結合力を垂直方向、横方向及び直交方向の三つの方向に伝達することができる。更に、この樹脂製組立部材は、格納部内に隙間を持たず、樹脂の配置及び硬化中にメイル及びヘドル本体を変位させない。
本発明の有利であるが、任意選択の観点において、そのような案内ヘドルは、技術的に許容される組み合わせを考慮して、次の特徴の中の一つ又は複数を有する。
a)この固まった樹脂から成る組立部材が、垂直軸に沿って、並びに垂直軸に対して直角な軸及び交差軸に沿ってストランドとメイルを固定する繋止物を形成する。
b)このヘドル本体の格納部及び/又はメイルの格納部は、交差軸に沿ってヘドル本体又はメイルを全体的に貫通する。
c)このヘドル本体の格納部及び/又はメイルの格納部は、断面が円形、楕円形又は多角形の穴である。
d)これらのメイル又はヘドル本体の少なくとも一つの格納部は、メイル又はヘドル本体のエッジに設けた刻み目である。
e)第一の格納部対の組立部材は、この第一の格納部対に対して垂直方向にずれた所の第二の格納部対の組立部材と共に単一部材を形成する。
f)このアイレットは、交差軸に沿ってメイルを貫通し、この組立部材は、交差軸に沿って延びる樹脂製本体と少なくとも一つの頭部とから成るリベットを形成する。
g)このヘドルは、垂直軸に沿って分散した少なくとも二つの格納部対を備え、各格納部は樹脂製組立部材である。
h)このヘドルの全ての格納部対が、ヘドル外側の同じ側面に作成される。
i)ヘドル本体とメイルの中の第一の部品の一部が、ヘドル本体とメイルの中の第二の部品に設けた収容空洞内に収容される一方、樹脂製組立部材用の第二の部品に設けた少なくとも一つの格納部が、この収容空洞内に、或いはこの空洞の底部を垂直軸の方向に延びる最終部分内に作成される。
j)この第一の部品の一部を収容する、第二の部品に設けた空洞は、二つの側壁、一つの底部及び一つの上部の間で境界を画定される。
k)少なくとも中空の本体は、プラスチック材料、好ましくは、ポリアミドから構成される。
l)このヘドルは、二つの別個のストランドを有するヘドル本体と一つのメイルとを備える一方、各ストランドの一端が、少なくとも、二つの側壁と底部の間で境界を画定された収容空洞と、底部を垂直軸の方向に延びる最終部分とを有し、メイルの幅を縮小した部分が各空洞内に収容されるとともに、各空洞の底部を延びる最終部分を貫通する穴が、メイルに設けた少なくとも一つの貫通格納部と向かい合って、樹脂製組立部材を収容する格納部対を形成する。
また、本発明は、幾つかの経糸用案内ヘドルを備えた織機に関する。この織機は、少なくとも一つの案内ヘドルが前述した通りのヘドルであることを特徴とする。
また、本発明は、少なくとも一つの格納部を有する少なくとも一つのストランドと、少なくとも一つの格納部を有する一つのメイルとを備えた案内ヘドルを製造する方法に関する。この方法は、少なくとも次の工程を有することを特徴とする。
a)メイルの格納部がストランドの格納部と向かい合って、少なくとも一つの格納部対を形成するように、ストランドに対してメイルを配置する工程、
b)この格納部対内に一定量の液体樹脂を設置する工程、
c)この格納部対内の樹脂を硬化させる工程。
本発明は、単に本発明を制限するものではない実施例として提供され、添付図面を参照して成された以下の記述を考慮すると、より良く理解されるとともに、その他の利点が、より明らかとなる。
本発明の第一の実施形態によるジャカード式織機用経糸案内ヘドルの正面図 図1のヘドルのメイルの拡大図 図面において空洞が上方に開いた、図1のヘドルのストランドの一端を拡大した斜視図 図面において空洞が下方に面した、図3の一端を別の角度から見た斜視図 図1のヘドルのストランドとメイルの間の組立ゾーンを部分的に拡大した斜視図 別の角度から見た図5と同様の図 図1の細部VIIの拡大図 ストランドとメイルの間の組立ゾーンを図7の断面VIII−VIIIに沿って部分的に拡大した断面図 図7の断面IX−IXに沿って拡大した断面図 図7の断面X−Xに沿って拡大した断面図 メイルとストランドの間の境界に樹脂を配置する前の図7と同様の図 本発明の第二の実施形態による案内ヘドルの部分的な斜視図 図10の断面XIII−XIIIに沿って拡大した断面図 本発明の第三の実施形態による案内ヘドルの部分正面図 図14のヘドルのストランドとメイルの間の組立ゾーンを拡大した斜視図 図15の断面XVIに沿った断面図 本発明の第四の実施形態によるヘドルに属するメイルの正面図 図17のメイルの矢印XVIIに沿った側面図 第四の実施形態によるヘドル内でメイルをストランドに組み合わせた場合の図18と同様であるが縮尺を縮小した図 図19のストランドを部分的に拡大した斜視図 メイルとストランドを組み合わせた場合の図20と同様の図 図20の断面XXIIに沿って拡大した断面図 本発明の第五の実施形態による案内ヘドルの図2と同様の図 本発明の第五の実施形態による案内ヘドルの図3と同様の縮尺を縮小した図 本発明の第五の実施形態による案内ヘドルの図4と同様の縮尺を縮小した図 本発明の第五の実施形態による案内ヘドルの図5と同様の縮尺を縮小した図 本発明の第五の実施形態による案内ヘドルの図6と同様の縮尺を縮小した図 本発明の第五の実施形態による案内ヘドルの図7と同様の図 本発明の第五の実施形態による案内ヘドルの図8と同様の図 図1〜29に図示されたヘドルの中の一つを組み込んだ本発明によるジャカード式織機の線図
図30に図示されたジャカード式織機Mは、下端が幾つかのアーチ部106と繋がった幾つかのフック104を制御するジャカード機構102を備えている。各アーチ部106の下端106aは、経糸案内ヘドル1の上端1aと接続されており、各ヘドル1は、ロッド112により締付ビーム110と固定された戻しばね108の動きに従属し、このビーム110は、織機Mのフレームに固定されている。これらの構成要素106,1,108,110及び112は、織機MのハーネスHを形成する。
図1〜11は、この織機Mの経糸案内ヘドル1の第一の実施形態を図示している。
この案内ヘドル1は、垂直軸X1に沿って縦長に延びており、ヘドル本体10とメイル2を備えている。このヘドル本体10は二つの別個のストランド4を有する。符号Y1とZ1は、軸X1に対して直角である、ヘドル1の二つの軸を表し、軸Y1はメイル2の幅方向に対応する一方、交差軸Z1はメイルの厚さ方向に対応する。
ヘドル本体10は、各端部に、ばね108又はアーチ部106と接続するための接続手段11A又は11Bを有する。ヘドル本体10の第一の端部において、接続手段11Aは、ばね108に捻じ込むように構成された外側スレッド12を有する。ヘドル本体10の第二の端部において、接続手段11Bは、ジャカードハーネスHのアーチ部106と接続するように構成されている。この手段11Bは、アーチ部106を通して挟むための開口部16を形成する終端部材14と、開口部16に対して軸X1に沿って動くことができるようにストランド4の周りに取り付けられた、プラスチック又は金属から成る固定接続用チューブ18とを有する。この接続手段11Bは特許文献4に基づくものである。それに代わって、ヘドル本体10の端部に、それ以外の接続手段を配備することもできる。
このメイル2は、平坦であり、垂直軸X2に沿って縦長に延びている。符号Y2は、軸X2に対して直角である横軸を表す。このメイル2は、研磨によって丸くなった側方リム部21を備えた中央部分20を有する。この中央部分20には、経糸を通すアイレット22を形成する小孔が設けられており、このアイレット22は、軸X2及びY2に対して直角の交差軸Z2に沿ってメイル2を全体的に貫通している。これらの軸X2,Y2及びZ2は、アイレット22の中心で互いに交差する。このアイレット22は、軸X2とY2を包含する、メイル2の主要面P内において長方形である。図1と2は、図8に図示された主要面Pに対して平行である。
このヘドル1を組み立てた構成では、軸X2,Y2及びZ2は、それぞれヘドル1の軸X1,Y1及びZ1と一致する。
このメイル2は、軸Y2とZ2を包含する対称面Pに対して対称である。
符号L22は、垂直軸X2に対して平行に測ったアイレット22の長さを表し、符号L20は、軸X2に対して平行に測ったメイル2の中央部分20の長さを表す。この長さL20は、長さL22の5倍よりも大きいか、或いはそれと等しい。符号l22は、横軸Y2に対して平行に測ったアイレット22の幅を表す。最後に、符号l20は、軸Y2に対して平行に測ったメイル2の中央部分20の幅を表す。このアイレット22の幅l22は、メイル2の中央部分20の幅l20の半分よりも大きく、好ましくは、幅l20の60%と等しい。
メイル2の中央部分20は、タブ24により垂直軸X2に沿って各側を延伸されている。これらのタブ24は、軸Y2に沿った幅l24が中央部分20に対して縮小されている。各タブ24は、中央部分20と逆側に垂直方向の自由端240を有する。この軸Y2に沿った幅は、中央部分20から各タブ24に向かって徐々に縮小されている。
中央部分20は、各タブ24の近傍に、中央部分20の幅l20の部分と隣接するタブ24との間の接合部を提供する二つの丸くなったカム23を有する。符号25は、タブ24の近傍の中央部分20内に規定された、カム23により境界を画定された移行部分を表す。
このメイル2は、各移行ゾーン25に格納部26を有する。これらの格納部26は、軸Z2に対して平行にメイル2を全体的に貫通する穴により形成され、主要面P内において円形の断面を有する。それに代わって、これらの格納部又は穴26は、主要面P内において楕円形又は多角形の断面を有する。これらの格納部26は、樹脂を収容するように構成される。
符号27は、タブ24の垂直方向のエッジを表す。各エッジ27には、以下の説明で示す通り、樹脂を収容するための格納部を形成する二つの刻み目28Aと28Bが、軸X2に沿ってずらして設けられている。
これらの刻み目28Aと28Bは、軸Z2の方向にタブ24の厚さ全体に渡って延びており、主要面P内において長方形の窪みの形をしている。一つの代替形態では、これらのメイル2の刻み目28Aと28Bは、主要面P内において半円形の窪みの形をしている。このメイル2の各側面において、格納部26と刻み目28A及び28Bは、垂直軸X2に沿って互いに相対的にずれている。
このメイル2は、単一厚さの金属から構成される。このメイル2は、処理された鋼板を裁断することによって製作され、そのリム部21は、糸を傷つけない丸い形状となるように研磨される。それに代わって、メイル2は、ポリアミド又はセラミックから構成され、金属及びセラミック材料は、固い方が有利である。
符号e24は、軸Z2に対して平行に測ったタブ24の厚さを表す。
符号X4,Y4及びZ4は、それぞれストランド4の垂直軸と二つの交差軸を表す。ヘドル1を組み立てた構成では、これらの軸X4,Y4及びZ4は、それぞれヘドル1の軸X1,Y1及びZ1と一致する。
各ストランド4は、垂直軸X4に対して直角であり、かつ軸Y4及びZ4に対して平行な交差面Pに沿った断面が丸いロッド41を備えている。このロッド41は、接続手段11A又は11Bを設けた第一の垂直方向端部42と、メイル2と組み合わされる第二の垂直方向端部44との間を縦長に延びている。この端部44において、各ストランド4は、ロッド41から離れるにつれて横軸Y4に沿って広がるとともに、交差軸Z4に沿って末広がりとなる。言い換えると、各端部44は、ロッド41から離れるにつれて平坦になる断面を有する。
この平坦な端部44において、各ストランド4は、メイル2のタブ24を収容する単一の収容空洞48を有する。この収容空洞48は、垂直軸X4の方向及び交差軸Z4の方向に作成される。この収容空洞48は、横方向において、二つの側壁49によって軸Y4の方向に関して境界を画定されている。この収容空洞48は、交差軸Z4に沿った空洞の境界を画定する底部51を有する。符号l51は、横軸Y4に対して平行に測った底部51の幅を表す。この底部51の幅l51は、軸X4に沿って徐々に変化する。
この空洞48の底部51は、側壁49から横方向に突き出た最終部分52によって、垂直軸X4の方向にメイル2に向かって延伸されている。この最終部分52は、自由端54を有する。この最終部分52は、横軸Y4に沿った幅に関して自由端54に向かって、即ち、交差軸Z4に沿った厚さに関して細くなっている。特に、この最終部分52は、自由端54に近付くにつれて軸X4に向かって狭くなる二つのエッジ52Aと52Bを有する。この最終部分52は、軸Z4に沿って、底部51と同じ高さに有る。
これらの側壁49は、それぞれ最終部分52に向かって傾斜したエッジ50によって延伸されて、この傾斜したエッジ50は、側壁49と最終部分52の間の移行部を形成している。各側壁49は、ストランド4を製造している間に直に得られる粗い面及び/又は筋状の表面である内面490を有する。
符号p48は、側壁49において交差軸Z4に対して平行に測った収容空洞48の深さを表す。この深さp48は、軸X4に沿って変化する。ヘドル1を組み立てた構成では、軸X1に沿った同じ垂直方向の高さにおいて、この深さp48は厚さe24よりも大きく、そのため、タブ24をストランド4の空洞48内に収容して、タブ24を底部51と接触させた場合、側壁49は、軸Z2及びZ4に対して平行な方向においてタブ24を超えて突き出る。各空洞48は、それが収容するタブ24と全体的に整合する。
図示されていない代替形態では、この深さp48は厚さe24と等しい。
この端部44の収容空洞48と逆側には、図4に図示されている通り、二つの垂直方向スロット56Aと56Bが設けられている。
この端部44にも、交差軸Z4に対して平行に端部44を全体的に貫通する穴により形成される三つの格納部46A、46B及び46Cが設けられている。これら二つの格納部46Aと46Bは、収容空洞48の底部51を貫通する一方、格納部46Cは、ストランド4の最終部分52を貫通する。これら三つの格納部46A、46B及び46Cは垂直軸X4に沿ってずれている。この端部44の収容空洞48と逆側では、二つの格納部46Aと46Bが垂直方向スロット56A内に作成され、格納部46Cが垂直方向スロット56B内に作成されている。
各格納部46A、46B及び46Cの断面は円形である。
それに代わって、格納部46A、46B及び46Cは、断面が楕円形又は多角形の穴である。
このストランド4は、ポリアミドから構成され、射出成形により製造される。有利には、ストランド4は、ファイバ、例えば、グラスファイバ又はカーボンファイバによって補強される。これらの接続手段11A及び11Bの外側スレッド12と終端部材14は、ロッド41と共に単一部材を形成する。
このヘドルを取り付けた構成では、即ち、タブ24を空洞48に嵌合することによって、メイル2を各ストランド4と組み合わせた場合、メイル2の丸くなったカム23は、垂直方向に最終部分52と重なり合って配置され、そのため、メイル2と各ストランド4の間の移行部では、メイル2の中央部分20とストランド4が互いに重なり合う。このメイル2と各ストランド4の移行部は、第二の部品の垂直方向端部240及び44において直ちに出現しないが、それと逆に、メイル2とストランド4が重なり合った際に出現する。
符号l54は、横軸Y4に対して平行に測った最終部分52の自由端54の幅を表す。更に、符号l23は、丸くなったカム23の間のメイル2の幅を表し、この幅l23は、ヘドルを組み立てた場合の自由端54と同じ垂直方向の高さにおいて軸X2に沿って軸Y2に対して平行に測った幅である。この幅l54は幅l23よりも小さい。この幾何学的形状は、ヘドル1と擦れるように糸を捉えるリスクを制限する。
メイル2と各ストランド4は、それぞれ垂直方向X1において重なり合い、そのため、格納部46A及び46Bは、それぞれ軸Z1において刻み目28A及び28Bと向かい合うとともに、格納部46Cは、軸Z1において格納部26と向かい合う。この場合、メイル2の格納部26、28A及び28Bとストランド4の格納部46A、46B及び46Cが五つの格納部対を形成する。
各タブ24において、これら五つの格納部対は、図11において符号31、32、33、34及び35で識別される。この格納部対31は、その図で軸X1の上に位置する、自由端240に最も近い格納部46Aと刻み目28Aにより形成される。この格納部対32は、その図で軸X1の下に位置する、自由端240に近い格納部46Aと刻み目28Aにより形成される。これらの格納部対33と34は、それぞれ軸X1の上と下に位置する、それぞれ自由端240から遠い格納部46Bと刻み目28Bにより形成される。この格納部対35は、格納部46Cと26により形成される。
このヘドル1を製造する間に、二つのストランド4は、空洞48を上方に開いて、即ち、軸Z1に沿って同じ側面上に作成される水平で平坦な支持面に配置される。アーチ部と接続するように構成されたストランド4は、メイル2と組み合わせる前に接続チューブ18を配備される。次に、メイル2を二つのストランド4に配置して、タブ24を各空洞48に嵌合させて、空洞48の底部51と接触させる。
このメイルの格納部26、28A及び28Bは、それらがヘドル本体の格納部46A、48B及び48Cと対を成して向かい合うように配置される。メイルをヘドル本体の二つのストランドに配置した構成では、これらの格納部26、28A及び28Bは、格納部46A、46B及び46Cと繋がって、軸Z1に沿ってヘドルの同じ側に作成され、そのことにより、ストランドの収容空洞48が作成されたヘドルの同じ側に組立部材のセットを作り出す容積の樹脂を設置することが可能となる。
この場合、制御された量のエポキシ樹脂が各格納部対31〜35に設置される。それに代わって、樹脂はアクリル樹脂である。この樹脂は、依然として液体であり、重力の作用により拡散して各格納部対を充たすことにより、各格納部対内に設置される。余分な樹脂は、スロット56A及び56Bと収容空洞48内に分散する。最後に、樹脂は、その組成に応じた温度で加熱することによって硬化される。それに代わって、樹脂は、周囲温度で、或いは紫外線又はLEDの光の下で硬化される。樹脂は格納部対内で固まる。この場合、固まった樹脂は、軸Z1に沿ってヘドル本体に向かってメイルからそれぞれ延びるリベットの形の組立部材61、62、63、64及び65を形成する。
そのため、樹脂は、メイル2の各格納部26、28A及び28Bから溢れて、重力の作用と毛管現象により、ヘドル本体の格納部46A、46B及び46Cとスロット56A及び56B内に到達するまで拡散する。空洞48とメイル2のタブ24は、樹脂の配置と硬化作業の間、見える状態のままである。
1〜5の間のiに関して、各組立部材又はリベット6iは、格納部対3i内に隙間を持たない。各リベット6iは、単一部材であり、格納部対3i内に位置する、詳しくは、軸Z1に沿って格納部対3iのメイルの格納部から格納部対3iのへドル本体の格納部内部にまでメイル2及びへドル本体10を通って延びる本体6Aを有する。この本体6Aは、図8と11に図示されている通り、Z1方向に全体的に延びている。また、各リベット6iは、本体6Aの各側面の格納部対3iの何れかの側に頭部6Bを有する。各頭部6Bは、リベット6iの本体6Aの隣接する部分よりも広いリベット6iの終端部分を形成する。これらの頭部6Bは、スロット56A及び56Bの端部44と収容空洞48内に収容されたタブ24に溢れた余分な樹脂によって形成される。図5〜8に図示されている通り、スロット56A及び56Bの側面の頭部6Bは円板形状である。図5に図示されている逆側でも、リベット65の頭部6Bが円板形状である一方、リベット61〜64の頭部6Bは、縁が丸くなった長方形の鋲の形をしている。
特に図10に図示されている通り、格納部46Aが格納部対31と32により共有されているために、リベット61と62は接続されている。言い換えると、格納部46Aに収容されたリベット61の本体6Aが、格納部46Aに収容されたリベット62の本体6Aと共に単一部材を形成するとともに、スロット56Aに配置された二つのリベット61,62の頭部6Bが単一部材を形成している。同じことが格納部46B、格納部対33及び34、並びにリベット63及び64にも言える。
これらのリベット6iは、各ストランド4の最終端部44とメイル2のそれに対応するタブ24の間の接続を実現する。これらの組立リベット6iは、ストランド4とメイル2の間に配置された繋止物として動作する。実際、各リベット又は繋止物6iは、軸X1の両方向においてメイル2及びストランド4に嵌合し、そのため、樹脂製本体6Aが垂直軸X1に沿ったメイル2とストランド4の間の許容される相対的な動きを阻止する必要が有る。それらが破壊されない限り、リベット6iがメイル2とストランド4を固定する。軸X1に沿って結合力を伝達するために、各本体6Aの断面は偏平である。そのため、これらの結合力は、本体又はメイルとの樹脂の境界における固着によって伝達されない。リベット6iの頭部6Bは、メイル2とストランド4が交差方向Z1に分離することを阻止する。刻み目28A,28Bとエッジ49及びリベット65の間の樹脂の容積は、横軸Y1に沿ってメイル2とストランド4を固定する。これらのリベット6iも、軸X1、Y1及びZ1の周りのメイル2とストランド4の接続を実現する。
格納部に配置するリベット6iを格納部内で固まる液体の形で使用する利点は、樹脂が格納部の形状を充たして追従し、メイル又はヘドル本体と隙間無しに、少なくとも軸X1に沿ったメイル及び本体の相対的な動きに対する繋止物を形成することである。樹脂を使用することによって、異なる幾何学的形状と異なる断面を持つことができる、格納部対の格納部の幾何学的形状を最適化することも可能である。リベット6iは、それらを配置する際及び樹脂の硬化中にメイル2又はストランド4をずらさないようにして、組み合わせた部品内で固まった樹脂が不揃いに取り付けられないようにしている。更に、樹脂を設置した際に、樹脂が、幾つかの格納部対の間を垂直軸X1及び横軸Y1に対して平行に広がっても良い。その場合、樹脂は、幾つかのリベット6iの頭部6Bを互いに接続する架橋部を形成する。言い換えると、第一の格納部対に配置されたリベット6iの頭部6Bは、第二の格納部対内に配置された少なくとも一つの別のリベット6iの頭部6Bと共に単一部材を形成する。これらの第一及び第二の格納部対は垂直方向及び/又は横方向に分散している。この場合、ヘドル本体とメイルの機械的な繋止力が改善される。
この点に関して、それに代わって、一方のリベット61,62,63,64と他方のリベット65の間の架橋部の形成を可能とするように、スロット56Aと56Bを繋げることができる。
これらのリベット本体6A、リベット頭部6B及び架橋部は、収容空洞48の内部容積及び逆側のスロット56A及び56Bの容積内に収容されたままである。この場合、空洞48とスロット56A及び56Bは、隣り合う糸がリベット6iと擦れ合うことを防止する。
これらの樹脂を収容する格納部が交差軸Z1の方向にメイル2及びストランド4を貫通しているので、各ストランド4に対して相対的なメイル2の正しい配置と、制御された断面を持つ均一なリベット6iを形成するための格納部対3i内への樹脂の正しい設置とを検査することが可能である。
図面に図示されていない代替形態では、収容空洞48は、メイル2に設けられ、ストランド4の端部44は、空洞48内に収容される幅が縮小されている。これらのストランド4とメイル2は、垂直方向に重なり合って、格納部対3iを形成する。
図12と13は、ジャカード式織機の経糸用案内ヘドル1001の第二の実施形態を図示している。この第二の実施形態の構成部分は、第一の実施形態と同じ符号を1000だけ増やした符号を付与されている。以下では、第一の実施形態と同様の第二の実施形態の構成部分を詳細には記述しない。
第二の実施形態では、ヘドル1001は、(図示されていない)織機のハーネスの構成部分と接続するための手段を備えた端部まで延びる二つのストランド1004を備えた単一部材のヘドル本体1010を有する。この単一部材の本体1010は、広くなった中央部分1040と、開口部1043の片側に垂直方向X1に分散した、交差軸Z1の方向に沿って前記の部分1040を全体的に貫通する二つの格納部1046とを有する。このヘドル1001は、その各側面で軸Z1に沿って垂直方向に中央部分と重なり合って中央部分1040と接触する二つの金属製メイル1002も有する。各メイル1002は、交差軸Z1の方向に沿ってメイルを全体的に貫通する、軸X1に沿ってアイレット22の片側に配置された二つの格納部1026を有する。これら二つのメイル1002の二つの格納部1026の各々は、ストランド1004の格納部1046と繋がって、その格納部1046と共に格納部対1003を形成する。
それに代わって、単一のメイルがヘドル本体1010と垂直方向に重なり合う。
このヘドル1001を製造する間に、一定量の液体樹脂が各格納部対1003内に設置され、一旦硬化すると、リベットの形の組立部材1006を形成する。各組立リベット1006は、交差軸Z1の方向においてストランド1004に対してメイル1002を保持する二つの頭部1006Bを有する。各リベット1006は、Z1方向にメイル1002を通って延びる、垂直軸X1及び横軸Y1の方向にメイル1002とストランド1004を固定するリベット本体1006Aも有する。これらのリベット1006は、軸X1,Y1及びZ1の周りにメイル1002を本体1010と接続する。
図14〜16は、ジャカード式織機の経糸用案内ヘドル2001の第三の実施形態を図示している。この第三の実施形態の構成部分は、第一の実施形態と同じ符号を2000だけ増やした符号を付与されている。以下では、第一の実施形態と同様の第三の実施形態の構成部分を詳細には記述しない。
図14は、樹脂を設置する前の事前組立位置におけるヘドル2001のメイル2002とストランド2004を図示している。このヘドル2001は、メイル2002と、二つのストランド2004を有するヘドル本体2010とを備えている。このメイル2002は、第一の実施形態で定義された対称面Pに対して対称であり、各端部2024に、交差軸Z1の方向にメイルを全体的に貫通する、垂直軸X1の方向に各ストランド2004と向かい合って作成された、メイルの各端部に二つの分岐部との境界を画定する開口部2029を有する。この開口部2029は、図15に図示されている通り、横軸Y1の方向に各分岐部を全体的に貫通する穴2028を設けたエッジ2290を有する。このエッジ2290において、メイル2002は、開口部2029の底部に、交差軸Z1の方向に貫通する刻み目である、開口部2029に作成された刻み目2026も有する。
各ストランド2004の端部2044は、軸Y1とZ1に沿って幅と厚さが小さくなった二つのゾーン2047を有する。これらの小さくなったゾーン2047は、端部2044に表面刻み目を形成し、両方とも、これらの端部の横方向エッジ2027に沿うとともに、軸Y1に対して平行の主要面に形成されている。各端部2044は、その自由端2052のエッジに設けた刻み目2046も有し、それは、交差軸Z1の方向に端部を全体的に貫通して、垂直軸X1の方向にメイル2002の各格納部2026に向かい合って作成されている。
各ストランド2004の端部2044は、二つの開口部2029の中の一つに収容される。各ストランド2004の各ゾーン2047は、軸Y1に沿ってメイル2002の二つの穴2028と向き合って、これらの穴2028と共に、それぞれ二つの格納部対20031と20032、2033と20034を形成する。従って、これらの二つの刻み目2047と四つの穴2028は、四つの格納部対20031、20032、2033及び2034を形成する。更に、刻み目2046は、軸Z1に沿って格納部2026と向き合って、一緒になって一つの格納部対20035を形成する。
1〜5の間のiに関して、メイル2の各端部2024には、一定量の液体樹脂が各格納部対2003i内に設置されて、一旦固まると、軸Y1に沿ってメイル及び本体を通って延びるリベット形状の部材2006iを構成する。これらのリベット20061〜20064は、図16に図示されている通り、垂直軸X1と交差軸Z1の方向に組立部材2002と2004を実現する。特に、樹脂は、図16に図示されている通り、各ゾーン2047において、厚さを小さくしてメイル2002の穴2028にまでストランド2004の周りを延びる。図16に図示されている通り、この組立リベット20063と20064は、単一部材を形成して、端部2044の片側で互いに接続されている。言い換えると、リベット20063の本体6Bは、リベット20064の本体6Bと共に単一部材を形成する。同じことが組立リベット20061と20062にも言える。これらのリベット20061〜20064は、軸X1、軸Y1及び軸Z1の周りにメイル2をストランド2004と接続する。
格納部対20035として配備された組立リベット20065は、ヘドル2001の垂直軸X1及び横軸Y1に沿ってメイル2002と各ストランド2004を固定する役割を果たす二重末広がり端の形の樹脂製繋止物を形成するように構成される。
図17〜22は、ジャカード式織機の経糸用案内ヘドル3001の第四の実施形態を図示している。この第四の実施形態の構成部分は、第一の実施形態と同じ符号を3000だけ増やした符号を付与されている。以下では、第一の実施形態と同様の第四の実施形態の構成部分を詳細には記述しない。
このヘドル3001は、メイル3002と、二つのストランド3004を有するヘドル本体3010とを備えている。このメイル3002は、第一の実施形態に関して定義された面Pに対して非対称である。このメイル3002は、各端部3024に、逆向きに捻じった二つの分岐部3024Aと3024Bを有する。各分岐部3024A,3024Bは、軸Z1に沿って分岐部を全体的に貫通する格納部3026を有する。各ストランド3004の端部3044は、軸Z1に沿ってストランド3004の二つの対向する面に設けられた二つの空洞3048を有し、各空洞3048は、単一の横方向エッジ3049を有し、そのため、横方向に関して軸Y1に沿って、かつ垂直方向に関して軸X1に沿ってストランド3004の外側に向かって作成されている。各空洞3048は、軸Z1に沿って底部3051を有する。各空洞では、格納部3046が軸Z1に沿って延びており、軸Z1に対して直角に見て長方形の断面を有する。これらの格納部3046は、盲穴であり、それに対応する空洞内に作成されて、交差軸Z1に沿って底部3051を貫通していない。このヘドル3001を組み立てた構成では、メイル3002の分岐部3024Aと3024Bは、空洞3048内において、ストランド3004の端部3044の周りに配置される。
従って、ストランド3004の各格納部3046は、交差軸Z1の方向において、それに対応する貫通格納部3026と向き合って、一緒になって格納部対3003を形成する。一定量の液体樹脂が、ヘドル3001の四つの格納部対3003に設置され、一旦硬化すると、リベットの形の組立部材3006を構成する。各組立リベット3006は、図22に図示されている通り、軸Z1に沿って延びる、リベット頭部の無い本体から構成され、垂直軸X1及び横軸Y1に沿って、並びに軸X1、軸Y1及び軸Z1の周りにメイル3002を各ストランド3004と固定している。この交差軸Z1に沿った固定は、各ストランド3004の端部3044の片側における各ストランド3004と捻じった分岐部3024A,3024Bの協力動作による機械的な繋止によって実現されている。
図23〜29は、ジャカード式織機の経糸用案内ヘドル1の第五の実施形態を図示している。この実施形態は、構造的に前述した第一の実施形態に近いために、これら二つの実施形態に共通の構成部分は同じ符号を付与されている。以下では、第一の実施形態と同様の第五の実施形態の構成部分を詳細には記述しない。
この実施形態のメイル2は、幅を縮小されたタブ24のエッジ27が刻み目28を持たないことが第一の実施形態と異なる。言い換えると、これらのエッジ27は真っ直ぐである。更に、アイレット22の中央部分20において、各移行ゾーン25内の各タブ24の近くには、軸X2に沿って整列した、中央部分20を全体的に貫通する、断面が円形の二つの格納部26が配備されている。
更に、各ストランド4の第二の端部44は、二つの側壁49、一つの底部51及び側壁49を接続する、底部51と逆側の一つの上部53の間で境界を画定された空洞48を有する。言い換えると、第一の実施形態の空洞48と比べて、この実施形態の空洞48は、底部51の逆側において、第一の実施形態で定義された交差軸Z4に沿って作成されていない。
更に、ストランド4の垂直軸X4の方向に、即ち、取り付けた構成におけるヘドルの垂直軸X1の方向にメイル2のアイレット22に向かって底部51を延伸する端部44の最終部分52には、最終部分52を全体的に貫通する、同じく断面が円形である二つの格納部46Cが配備されている。
このヘドル1を組み立てた構成では、各端部44の空洞48がメイル2のタブ24を収容する。この構成では、中央部分20の一端に設けた二つの格納部26は、それぞれ隣り合うストランド4の最終部分52に設けた二つの格納部46Cと整列する。従って、それぞれ格納部26と格納部46Cから成る二つの格納部対35が形成される。
特に図24に図示されている通り、空洞48は、端部44の近端部分に、即ち、最終部分52よりもストランド4の中心に近い端部の部分に設けられている。更に、遠端空洞48’が、ストランド4の単一の横側に最終部分52と向き合って設けられて、この空洞は、図24で見える最終部分52の面により形成される二面体と、この面と空洞48の入口の片側で合流する壁49の傾斜したエッジ50とによって境界を画定されている。Z1方向における遠端空洞48’の底部は最終部分52によって形成される。この空洞48’は、側壁を持たない、即ち、横軸Y1に沿って物理的な壁面により境界を画定されていない。この遠端空洞48’は、ヘドル1を取り付けた構成で、格納部26を設けた、メイル2の中央部分20の移動ゾーン25を受け入れる。
符号p48’は、最終部分52と最終部分52から最も遠い傾斜したエッジ50の端部の間の交差軸Z4に対して平行に測った空洞48’の深さを表す。この深さp48’は、軸X1に沿って変化する。符号e25は、軸Z2に対して平行に測った、移行部分25の厚さを表す。このヘドル1を組み立てた構成では、軸X1に沿った同じ垂直方向の高さにおいて、この深さp48’は厚さe25よりも大きい。
符号l25は、ヘドル1の横軸Y1に対して平行に測った移行部分25の幅を表す。符号l54は、同じく軸Y1に対して平行に測った最終部分52の自由端54の幅を表す。この幅l54は、同じ垂直方向の高さにおいて、幅l25よりも小さい。更に、最終部分52は、横軸Y1に沿った幅が自由端54に向かって徐々に縮小している。このメイル2の移行ゾーン25は、軸X1に沿って配置されて、空洞48’の垂直方向の高さにおいて最終部分52と重なり合う。この移行部分25は、横軸Y1に沿った幅がメイル2の自由端240に向かって徐々に縮小している。
このヘドル1を製造する間に、二つのタブを備えたメイル2が、それぞれ収容空洞48と遠端空洞48’を備えた二つのストランド4と嵌合されて、格納部対35を形成することによって、樹脂製リベット形式の組立部材65を格納部対の各々に注入することができる。樹脂が固まった後、このリベットは、端部が重なり合った状態で、これらの部品2と4を固定する。
図27は、空洞48と逆側の最終部分52に設けたスロット56の側面において、リベット65の頭部がスロット56全体をほぼ覆う底板69によって接続されていることを図示している。
特に、図29に図示されている通り、これらの部品2と4は、移行ゾーン25及び最終部分52により互いに重なり合っている。従って、これらの部品2と4の重なり合いは、これらの部品の各々の単一の交差側面で起こる。特に、空洞48の垂直方向の高さにおいて、即ち、垂直軸X4に沿って、部品2は、部品2の単一の交差側面により部品4と重なり合う。従って、リベット65が形成されたゾーンでは、一つの交差側面により、これらの部品2と4の各々にアクセスすることができる。
図示されていない本発明の有利な観点では、上部53は、空洞48の閉じた端部484の近くに、即ち、その入口と逆側の端部に、その空洞の内側にアクセスするための開口を開けることができる。特に、これによって、近端空洞48の位置でメイルのタブ24を見ることが可能となる。
図示されていない第五の実施形態の第一の代替形態では、各ストランド4において空洞48が取り去られるとともに、中央部分20の各端部においてタブ24が取り去られる。この場合、部品2と4の間の重なり合いは、中央部分20の端部の移行ゾーン25を空洞48’に嵌合させて、これらの部品2と4の各々の単一の交差側面を重ね合わせることにより最終部分52だけで起こる。
この第五の実施形態の同じく図示されていない別の代替形態では、これらの格納部対は、第一の実施形態の格納部対31〜34と比べて、閉じた空洞48に延びることができる。この場合、適当な形状の格納部がタブ24と底部51、上部53及び側壁49の中の一つ以上とに配備される。これらのタブ24の格納部は、第一の実施形態の通り刻み目とするか、或いは第五の実施形態の格納部のように断面が円形の貫通格納部とすることができる。
この実施形態と関係無く、ヘドル本体は、好ましくはプラスチックから構成されるが、それに代わって金属から構成することもできる。
この実施形態と関係無く、樹脂は、液体の状態で格納部対内に設置された後、固められ、そのため、固まった状態において、樹脂は、その形状を保持して、メイルとヘドル本体の間の結合力を伝達することができる。この樹脂は、格納部内に隙間を生じさせる固体で設置された後、格納部内で加熱され、それにより、格納部内で液体にして広げた後固めることもできる。この固まった状態において、使用する樹脂の形式に応じて、樹脂の硬さを固く、或いは柔らかくすることができる。
本発明の意味において、樹脂とは、自然、人工又は合成の熱可塑性又は熱硬化性ポリマー製品であり、任意選択により、例えば、ファイバの形の固体の補強材などの硬化剤又は添加物が加えられる。
この樹脂を格納部対内に配置して固めた場合、形成された組立部材の本体は、その格納部対の第一の格納部の容積、その格納部対の第二の格納部の容積及びこれら二つの容積の間を繋ぐ可能性の有る容積から構成される。
これら全ての実施形態において、樹脂の使用により、第一の格納部対内に配置された組立部材の本体及び/又は頭部の部分は、第一の格納部対に対して垂直方向にずれた所の第二の格納部対に配置された別の組立部材の本体及び/又は頭部の部分と共に単一部材とすることができる。更に、各格納部は、メイル又はヘドル本体に隣接する横方向エッジから引き出した形で形成される。
本発明の意味において、二つの格納部は、樹脂の設置前において、少なくとも部分的に互いに対向し、互いに繋げられた場合に、互いに向き合う。特に、二つの格納部が所与の方向において互いに向き合う場合、対向する方向に対して直角の面内において格納部対の別の格納部に向かって調整した格納部対の格納部の出口の突出部は、少なくとも部分的に重なり合う。
第一の実施形態によるヘドル1を備えた織機Mが図30に図示されている。それは、別の実施形態のヘドル1001、2001、3001及び1を備えることもできる。
本発明は、ジャカード式織機に適用する形で前述した。しかし、フレーム又はフレーム織機用ヘドルに適用することもできる。
前に考察した実施形態及び代替形態は、新たな実施形態を作り出すために互いに組み合わせることができる。
1,1001,2001,3001 ヘドル
1a ヘドル1の上端
2,1002,2002,3002 メイル
4,1004,2004,3004 ストランド
6A,1006A,2006A,3006A リベットの本体
6B,1006B,2006B,3006B リベットの頭部
10,1010,2010,3010 ヘドル本体
11A,11B 接続手段
12 外側スレッド
14 終端部材
16 開口部
18 チューブ
20 中央部分
21 リム部
22 アイレット
23 カム
24,2024,3024 タブ(端部)
3024A,3024B 分岐部
25 移行ゾーン
26,1026,2026,2028,3026 格納部
27 端部
28A,28B 刻み目(格納部)
31,32,33,34,35,1003,20031,20032,20033,20034,20035,3003 格納部対
40,1040,2040,3040 中央部分
41 ロッド
42 第一の垂直方向端部
43,1043,2043,3043 開口部
44,1044,2044,3044 端部
46A,46B,46C,1046,2046,2047,3046 格納部
48,48’,3048 収容空洞
49 側壁
50 エッジ
51,3051 底部
52,2052 最終部分(自由端)
53 上部
54 自由端
56A,56B スロット
61,62,63,64,65,1006,20061,20062,20063,20064、20065,3006 組立部材
69 底板
102 ジャカード機構
104 フック
106 アーチ部
106a アーチ部106の下端
108 戻しばね
110 ビーム
112 ロッド
240 垂直方向端部
484 端部
3049 横方向エッジ
e24 タブ24の厚さ
e25 移行部分25の厚さ
l20 中央部分20の幅
l22 アイレット22の幅
l23 メイル2の幅
l25 移行部分25の幅
p48 収容空洞48の深さ
p48’ 収容空洞48’の深さ
l54 自由端54の幅
M 織機
H ハーネス
L20 中央部分20の長さ
L22 アイレット22の長さ
P メイル2の主要面
対称面
交差面
IX−IX 断面
VII 細部
VIII−VIII 断面
X1,X2,X3,X4 垂直軸
X−X 断面
XVII 矢印
XXIX−XXIX 断面
Y1,Y2,Y3,Y4 横軸
Z1,Z2,Z3,Z4 交差軸

Claims (16)

  1. 織機(M)用の経糸を案内するヘドル(1;1001;2001;3001)であって、このヘドルが、垂直軸(X1)に沿って縦長に延びており、
    少なくとも一つのストランド(4;1004;2004;3004)を有するヘドル本体(10;1010;2010;3010)と、
    少なくとも一つの格納部(26,28A,28B;1026;2026;2028;3026)と、経糸を通すアイレット(22)とを有する少なくとも一つのメイル(2;1002;2002;3002)と、
    を備えたヘドルにおいて、
    このヘドル本体(10;1010;2010;3010)が、少なくとも一つの格納部(46A,46B,46C;1046;2046;3046)を有し、
    このメイル(2;1002;2002;3002)の格納部(26,28A,28B;1026;2026;2028;3026)とこのヘドル本体(10;1010;2010;3010)の格納部(46A,46B,46C;1046;2046;3046)が垂直軸(X1)に対して直角の同じ軸(Y1,Z1)に沿って延びており、
    このヘドル本体(10;1010;2010;3010)の格納部(46A,46B,46C;1046;2046;3046)が、メイル(2;1002;2002;3002)の格納部(26,28A,28B;1026;2026;2028;3026)と向かい合って、これらの格納部が一緒になって格納部対(31,32,33,34,35;1003;20031,20032,20033,20034,20035;3003)を形成し、
    固まった樹脂から成る組立部材(61,62,63,64,65;1006;20061,20062,20063,20064,20065;3006)が、格納部対(31,32,34,35;1003;20031,20032,20033,20034,20035;3003)内に配置されている、
    ことを特徴とするヘドル。
  2. 当該の固まった樹脂から成る組立部材(61,62,63,64,65;1006;20061,20062,20063,20064,20065;3006)が、垂直軸(X1)に沿って、並びに垂直軸(X1)に対して直角の軸(Z1,Y1)及び交差軸(Y1,Z1)に沿ってストランド(4;1004;2004;3004)とメイル(2;1002;2002;3002)を固定する繋止物を形成することを特徴とする請求項1に記載のヘドル。
  3. 当該のヘドル本体(10;1010;2010;3010)の格納部(46A,46B,46C;1046;2046)及び/又はメイル(2;1002;2002;3002)の格納部(26,28A,28B;1026;2026;2028;3026)が交差軸(Y1,Z1)に沿ってヘドル本体又はメイルを全体的に貫通することを特徴とする請求項1又は2に記載のヘドル。
  4. 当該のヘドル本体(10;1010;2010;3010)の格納部及び/又はメイル(2;1002;2002;3002)の格納部が円形、楕円形又は多角形の断面を有する穴(26,46A,46B,46C;1026,1046;2028;3026)であることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載のヘドル。
  5. 当該のメイル(2;2002)又はヘドル本体(2010)の少なくとも一つの格納部がメイル又はヘドル本体のエッジに設けた刻み目(28A,28B;2026,2046,2047)であることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載のヘドル。
  6. 第一の格納部対(31,33,20031,20033)の組立部材(61,63,20061,20063)が、この第一の格納部対に対して垂直方向にずれた所の第二の格納部対(32,34,20032,20034)の組立部材(62,64,20062,20064)と共に単一部材を形成することを特徴とする請求項1から5までのいずれか一つに記載のヘドル。
  7. 当該のアイレット(22)が交差軸(Z1)に沿ってメイル(2;1002)を貫通して、当該の組立部材(61,62,63,64,65;1006)が交差軸(Z1)に沿って延びる樹脂製本体(6A;1006A)と少なくとも一つの頭部(6B;1006B)から成るリベットを形成することを特徴とする請求項1から6までのいずれか一つに記載のヘドル。
  8. このヘドルが、垂直軸(X1)に沿って分散した少なくとも二つの格納部対(31,32,33,34,35;1003;20031,20032,20033;3003)を備え、各格納部が樹脂製組立部材(61,62,63,64,65;1006;20061,20062,20063;3006)であることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに記載のヘドル。
  9. このヘドル(1;1001;2001;3001)の全ての格納部対(31,32,33,34,35;1003;20031,20032,20033,20034,20035;3003)がヘドルの外側の同じ側面に作成されることを特徴とする請求項8に記載のヘドル。
  10. ヘドル本体(10;2010;3010)とメイル(2;1002;3002)の中の第一の部品(2;2010;3002)の一部(24;2024;3024A,3024B)がヘドル本体とメイルの中の第二の部品(10;2002;3010)に設けた収容空洞(48;2029;3048)内に収容される一方、樹脂製組立部材(61,62,63,64;20061,20062,20063;3006)用の第二の部品に設けた少なくとも一つの格納部(46A,46B,46C;2046,2028;3046)が収容空洞(48;2029;3048)に作成されるか、或いは空洞の底部(51)を垂直軸(X1)の方向に延びる最終部分(52)に作成されることを特徴とする請求項1から9までのいずれか一つに記載のヘドル。
  11. 当該の第一の部品の一部(24)を収容するために第二の部品(10)に設けた空洞(48)が二つの側面(49)、一つの底部(51)及び一つの上部(53)の間で境界を画定されることを特徴とする請求項10に記載のヘドル。
  12. 少なくとも中空の本体(10;1010;2010;3010)がプラスチック材料から構成されることを特徴とする請求項1から11までのいずれか一つに記載のヘドル。
  13. 少なくとも中空の本体(10;1010;2010;3010)がポリアミドから構成されることを特徴とする請求項12に記載のヘドル。
  14. このヘドルが、二つの別個のストランド(4)を有するヘドル本体(10)と、メイル(2)とを備えていることと、
    各ストランドの一つの端部(44)が、少なくとも、二つの側壁(49)と一つの底部(51)の間で境界を画定される収容空洞(48;48’)と、各空洞内に収容されるメイルの幅(24)を縮小した部分を有するとともに、底部を垂直軸(X1)の方向に延びる、側壁を備えていない最終部分(52)とを有することと、
    各空洞の底部(51)を延びる最終部分(52)を貫通する穴(46C)が、メイルに設けた少なくとも一つの貫通格納部(26)と向き合って、樹脂製組立部材(65)を収容する格納部対(35)を形成することと、
    を特徴とする請求項1から13までのいずれか一つに記載のヘドル。
  15. 幾つかの経糸用案内ヘドルを備えた織機(M)において、
    少なくとも一つのヘドル(1;1001;2001;3001)が請求項1から14までのいずれか一つに記載のヘドルであることを特徴とする織機。
  16. 少なくとも一つの格納部(46A,46B,46C;1046;2046,2047;3046)を有する少なくとも一つのストランド(4;1004;2004;3004)と、少なくとも一つの格納部(26,28A,28B;1026;2026;2028;3026)を有する一つのメイル(2;1002;2002;3002)とを備えた案内ヘドル(1;1001;2001;3001)を製造する方法において、本方法が、少なくとも
    a)メイルの格納部(26,28A,28B;1026;2026;2028;3026)がストランドの格納部(46A,46B,46C;1046;2046,2047;3046)と向かい合って、少なくとも一つの格納部対(31,32,33,34,35;1003;20031,20032,20033;3003)を形成するように、ストランドに対してメイルを配置する工程と、
    b)これらの格納部対内に一定量の液体樹脂を設置する工程と、
    c)これらの格納部対内の樹脂を硬化させる工程と、
    を有することを特徴とする方法。
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