JP2016079076A - スクライブ方法およびスクライブ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1(a)、(b)は、スクライブ装置1の構成を模式的に示す図である。図1(a)は、Y軸正側からスクライブ装置1を見た図、図1(b)は、X軸正側からスクライブ装置1の一部を見た図である。
図2は、スクライブヘッド2の構成を示す一部分解斜視図、図3は、スクライブヘッド2の構成を示す斜視図である。
図4(a)〜(c)は、本実施の形態に係るスクライブ方法を説明する図である。図4(a)はY軸負側からスクライブ位置付近を見たときの模式図、図4(b)はX軸正側からスクライブ位置付近を見たときの模式図、図4(c)はZ軸正側からスクライブ位置付近を見たときの模式図である。
本願発明者らは、図4(a)〜(c)に示すスクライブ方法に従ってマザー基板Gにスクライブラインを形成する実験を行った。以下、この実験と実験結果について説明する。
図4(a)〜(c)に示すスクライブ方法(スクライブ方法1)では、スクライビングホイール301と反対側(Z軸負側)のマザー基板Gの表面がローラで押さえられておらず、また、スクライビングホイール401と反対側(Z軸正側)のマザー基板Gの表面もローラで押さえられていない。これに対し、本スクライブ方法では、スクライビングホイール301と反対側(Z軸負側)のマザー基板Gの表面と、スクライビングホイール401と反対側(Z軸正側)のマザー基板Gの表面が、それぞれ、ローラによって押さえられている。なお、スクライビングホイール301、401と反対側の面を押さえる押さえ部材として、ローラ以外の他の部材が用いられても良い。
本願発明者らは、図6(a)、(b)に示すスクライブ方法に従ってマザー基板Gにスクライブラインを形成する実験を行った。以下、この実験と実験結果について説明する。
図8(a)、(b)は、それぞれ、上記スクライブ方法2において用いるスクライビングツール30、40の構成例を示す斜視図である。
次に、スクライブ装置1におけるスクライブ制御について説明する。
本実施の形態によれば、以下の効果が奏される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も上記以外に種々の変更が可能である。
2 … スクライブヘッド
30、40 … スクライビングツール
101 … 制御部
301、401 … スクライビングホイール
302、402 … ローラ
G … マザー基板
G1、G2 … ガラス基板
Claims (10)
- 第1基板と第2基板をシール材により貼り合わせてなるマザー基板にスクライブラインを形成するスクライブ方法であって、
前記第1基板のスクライブラインの開始位置と前記第2基板のスクライブラインの開始位置が平面視において互いに一致するように、前記第1基板の表面の前記シール材に対向する位置と、前記第2基板の表面の前記シール材に対向する位置に、それぞれ、第1の刃と第2の刃を押し当て、
前記第1の刃が前記第2の刃に対してスクライブ方向に変位するように、前記第1の刃と前記第2の刃をそれぞれ前記シール材に沿って移動させて、前記第1基板の表面と前記第2基板の表面にそれぞれスクライブラインを形成し、
前記第1の刃と前記第2の刃との変位が解消するように前記第1の刃と前記第2の刃を移動させて、前記第1基板の前記スクライブラインの終了位置と前記第2基板の前記スクライブラインの終了位置を平面視において互いに一致させる、
ことを特徴とするスクライブ方法。 - 請求項1に記載のスクライブ方法において、
前記第1の刃の移動速度と前記第2の刃の移動速度を相違させることにより、前記第1の刃を前記第2の刃に対して変位させる、ことを特徴とするスクライブ方法。 - 請求項1または2に記載のスクライブ方法において、
前記第1の刃の移動速度と前記第2の刃の移動速度とを同一にすることにより、前記第2の刃に対する前記第1の刃の変位を所定距離に維持して、前記第1基板の表面と前記第2基板の表面に前記スクライブラインを形成する、ことを特徴とするスクライブ方法。 - 請求項1ないし3の何れか一項に記載のスクライブ方法において、
前記第1の刃の移動速度と前記第2の刃の移動速度を相違させることにより、前記終了位置において、前記第1の刃と前記第2の刃の変位を解消させる、ことを特徴とするスクライブ方法。 - 請求項1ないし4の何れか一項に記載のスクライブ方法において、
前記第1基板の表面の前記第2の刃に対応する位置に第1押さえ部材を押し当てながら前記第1の刃とともに前記第1押さえ部材を前記シール材に沿って移動させ、
前記第2基板の表面の前記第1の刃に対応する位置に第2押さえ部材を押し当てながら前記第2の刃とともに前記第2押さえ部材を前記シール材に沿って移動させる、ことを特徴とするスクライブ方法。 - 第1基板と第2基板をシール材により貼り合わせてなるマザー基板にスクライブラインを形成するスクライブ装置であって、
前記第1基板の表面にスクライブラインを形成する第1スクライブヘッドと、
前記第2基板の表面にスクライブラインを形成する第2スクライブヘッドと、
前記第1スクライブヘッドと前記第2スクライブヘッドを前記マザー基板に平行に移動させる駆動部と、
前記第1スクライブヘッド、前記第2スクライブヘッドおよび前記駆動部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1基板のスクライブラインの開始位置と前記第2基板のスクライブラインの開始位置が平面視において互いに一致するように、前記第1基板の表面の前記シール材に対向する位置と、前記第2基板の表面の前記シール材に対向する位置に、それぞれ、前記第1スクライブヘッドの第1の刃と前記第2スクライブヘッドの第2の刃を押し当て、
前記第1の刃が前記第2の刃に対してスクライブ方向に変位するように、前記第1の刃と前記第2の刃をそれぞれ前記シール材に沿って移動させて、前記第1基板の表面と前記第2基板の表面にそれぞれスクライブラインを形成し、
前記第1の刃と前記第2の刃との変位が解消するように前記第1の刃と前記第2の刃を移動させて、前記第1基板の前記スクライブラインの終了位置と前記第2基板の前記スクライブラインの終了位置を平面視において互いに一致させる、
ことを特徴とするスクライブ装置。 - 請求項6に記載のスクライブ装置において、
前記第1の刃の移動速度と前記第2の刃の移動速度を相違させることにより、前記第1の刃を前記第2の刃に対して変位させる、ことを特徴とするスクライブ装置。 - 請求項6または7に記載のスクライブ装置において、
前記制御部は、前記第1の刃の移動速度と前記第2の刃の移動速度とを同一にすることにより、前記第2の刃に対する前記第1の刃の変位を所定距離に維持して、前記第1基板の表面と前記第2基板の表面に前記スクライブラインを形成する、ことを特徴とするスクライブ装置。 - 請求項6ないし8の何れか一項に記載のスクライブ装置において、
前記制御部は、前記第1の刃の移動速度と前記第2の刃の移動速度を相違させることにより、前記終了位置において、前記第1の刃と前記第2の刃の変位を解消させる、ことを特徴とするスクライブ装置。 - 請求項6ないし9の何れか一項に記載のスクライブ装置において、
前記第1スクライブヘッドは、前記第1の刃が前記第2の刃に対して前記シール材に沿って変位した状態において、前記第2の刃の圧接位置を前記第1基板の表面から押さえる第1押さえ部材を有し、
前記第2スクライブヘッドは、前記第2の刃が前記第1の刃に対して前記シール材に沿って変位した状態において、前記第1の刃の圧接位置を前記第2基板の表面から押さえる第2押さえ部材を有する、ことを特徴とするスクライブ装置。
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