JP2016075266A - 内燃機関の浄化液噴射システム、内燃機関及び内燃機関の浄化液噴射方法 - Google Patents

内燃機関の浄化液噴射システム、内燃機関及び内燃機関の浄化液噴射方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016075266A
JP2016075266A JP2014207962A JP2014207962A JP2016075266A JP 2016075266 A JP2016075266 A JP 2016075266A JP 2014207962 A JP2014207962 A JP 2014207962A JP 2014207962 A JP2014207962 A JP 2014207962A JP 2016075266 A JP2016075266 A JP 2016075266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
purification liquid
purification
injection
internal combustion
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014207962A
Other languages
English (en)
Inventor
和生 大角
Kazuo Osumi
和生 大角
竜介 藤野
Ryusuke Fujino
竜介 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2014207962A priority Critical patent/JP2016075266A/ja
Publication of JP2016075266A publication Critical patent/JP2016075266A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

【課題】内燃機関の排気ガス中の浄化対象成分を浄化液を用いて浄化する排気ガス浄化装置において、排気ガス浄化装置の浄化性能を大幅に向上できる内燃機関の浄化液噴射システム、内燃機関及び内燃機関の浄化液噴射方法を提供する。
【解決手段】浄化液噴射ノズル30、30Aを浄化液U、Fsと空気Apとを混合して噴射する二流体混合噴射ノズルで構成し、浄化液U、Fsを噴射するときに、浄化液噴射ノズル30、30Aに供給する空気Apの供給圧力Pa及び供給流量Qaと、浄化液U、Fsの圧力Puを、それぞれ予め設定された設定値Pa1、Qa1、Pu1にして、予め設定した噴射継続時間Td1で噴射するパルス噴射で、単位時間当たりの噴射回数C又は停止時間Tiの長さを変化させることにより、排気通路13の排気ガスG中に供給する尿素水Uの噴射流量Quを調整する。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関の排気ガス中の浄化対象成分を浄化液を用いて浄化する排気ガス浄化装置の浄化性能を大幅に向上することができる内燃機関の浄化液噴射システム、内燃機関及び内燃機関の浄化液噴射方法に関する。
一般に、内燃機関の排気ガスに含まれる炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)及び微粒子状物質(PM)等の浄化対象成分を浄化する排気ガス浄化装置には、その浄化処理を行うために、尿素水や未燃燃料(軽油)等の浄化液が用いられている。
この浄化液に尿素水を用いる場合は、排気ガス浄化装置の選択還元型触媒装置(SCR触媒装置)へのNOxの還元剤としてのアンモニアを発生するための尿素水供給があり、また、浄化液に未燃燃料を用いる場合は、排気ガス浄化装置の微粒子捕集装置のPM再生における排気ガス昇温や排気ガス浄化装置のNOx吸蔵還元型触媒装置のNOx吸蔵能力のNOx再生におけるリッチスパイク等がある。いずれの場合も、排気通路に設けた浄化液噴射ノズルから、排気通路を通過する排気ガス中に直接、尿素水や軽油等の浄化液を噴射している。
従来技術においては、この浄化液噴射ノズルからの排気ガス中への浄化液の供給は、浄化液を供給する供給期間の間、制御時に設定される供給量を連続して浄化液噴射ノズルから噴射している。この連続噴射では、供給電圧で弁開度を制御する浄化液噴射ノズルを用いて、設定された供給量に対応する電圧を常時あるいは例えば400ms程度の比較的長い一定の時間連続して浄化液噴射ノズルに供給することで、浄化液を略連続的に噴射している。この制御では、図6に示すように、浄化液の供給量の調整は、電圧の変化により行っている。
しかしながら、電圧制御による供給量制御では、略常時、浄化液を噴射しているため、浄化液の噴射量が少なくなると高圧で噴射することができず、噴射された噴射粒径(噴霧径)が50μm以上になる場合が発生し、噴射粒径が大きいと浄化液を必要とする排気ガス浄化装置に到達するまでに霧化及び気化しないため、浄化液が排気ガス中で均一化せず、微粒子捕集装置におけるPM燃焼が不均一になるという問題や、尿素水が完全にアンモニアに分解されず、アンモニア生成量が少なく、還元剤としてのアンモニアのSCR触媒への供給が不十分になるという問題が生じていた。
特に、低温時の尿素水の供給や比較的高温時のPM再生時の軽油の供給等で、浄化液の供給量が少ない場合には、浄化液の供給量を精度よく継続して供給することが困難になるという問題がある。さらに、浄化液の供給量が少なく、噴射量が少量であると、噴射粒径が大きくて気化できずに、浄化液噴射ノズルの噴孔近傍や排気管内に、尿素水に起因する白色生成物や煤化した軽油が堆積し易くなるという問題がある。特に、排気ガスの低温時や高流量時においては、排気ガス浄化装置の浄化性能が不十分になり易いという問題があった。
これらの問題は、浄化液噴射ノズルに、浄化液のみを高圧噴射する一流体噴射ノズルを使用して少量噴射する場合には、噴射圧力を低く必要があるため、浄化液の噴射粒径が大きくなるので深刻化する。
これに関連して、尿素水が供給される液体流路および加圧空気が供給される気体流路を有し、この液体流路に供給された尿素水を、気体流路に供給された加圧空気と噴射口近傍で混合して、噴射口から内燃機関に接続される排気管の内部に噴射可能な尿素水供給ノズルと、尿素水を液体流路に第一供給流路を介して供給可能な尿素水供給部と、加圧空気を機体流路に第二供給流路を介して供給可能な加圧空気供給部と、第一供給流路に設けられ、第一供給流路を遮断するとともに液体流路を大気開放させる第一ポジション、または第一供給流路を連通させる第二ポジションに保持可能な切替弁と、を具備する排気浄化装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これらの尿素水等の液体を加圧空気を用いて噴射する二流体ノズルを用いると、一流体噴射ノズルに比べて、液体の噴射量が少なくても、加圧空気により噴射粒径を小さくすることができる。しかしながら、供給量が少なく少量の噴射量で噴射する場合には噴射粒径を小さい状態に維持し続けることは難しいという問題がある。
特開2011−80437号公報
本発明は、上記のことを鑑みてなされたものであり、その目的は、内燃機関の排気ガス中の浄化対象成分を浄化液を用いて浄化する排気ガス浄化装置において、排気通路に浄化液を供給するに際して、噴射粒径の微小化を効率よく行って、浄化液の霧化と排気ガス中での均一化を促進して、排気ガス浄化装置へ浄化液を安定して供給することができ、排気ガス浄化装置の浄化性能を大幅に向上できる内燃機関の浄化液噴射システム、内燃機関及び内燃機関の浄化液噴射方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の内燃機関の浄化液噴射システムは、内燃機関の排気通路に配設した浄化液噴射ノズルの噴射により、排気ガス中の浄化対象成分を浄化するための浄化液を排気ガス中に供給する内燃機関の浄化液噴射システムにおいて、前記浄化液噴射ノズルが、浄化液供給システムより供給される浄化液と空気供給システムより供給される空気とを混合して噴射する二流体混合噴射ノズルで構成されると共に、前記浄化液噴射システムを制御する制御装置が、前記浄化液噴射ノズルのパルス噴射で浄化液を噴射する制御を行うと共に、前記排気通路に浄化液を供給するときは、前記浄化液噴射ノズルに供給する空気の供給圧力及び供給流量と、前記浄化液噴射ノズルに供給する浄化液の圧力と、パルス噴射の一回当たりの噴射継続時間を、それぞれ予め設定された設定値に維持して、パルス噴射の単位時間当たりの噴射回数又は停止期間の長さを変化させることにより、前記排気通路の排気ガス中に供給する浄化液の供給量を調整する制御を行うように構成される。
この構成によれば、浄化液噴射ノズルに二流体混合噴射ノズルを用いるので、排気通路に浄化液を噴射するときに、空気により浄化液を吸い出しながら噴射するので、浄化液の噴霧圧力を例えば900kPa(9bar)のような高圧にする必要が無くなり、浄化液の供給圧力を例えば200kPa(2bar)程度以下の圧力に低下させることができる。また、加圧空気との混合により、浄化液の噴射粒径を効率よく微小化することができる。
さらに、二流体混合噴射ノズルで構成される浄化液噴射ノズルにおいて、連続的または長時間ではなく、断続的に短時間の間のみ噴射するパルス噴射で浄化液の供給を行うので、1回のパルス噴射で噴射する量を、噴射粒径が例えば20μm以下のように十分に小さい噴射粒径になる量にして噴射することができるようになり、これにより、噴射粒径を小さくして、短時間で浄化液を霧化および気化させることができるので、浄化液を排気ガス中に均一化して供給でき、浄化対象成分を効率よく浄化することができる。また、浄化液を短時間で噴霧化及び気化できるので、排気管内への浄化液に起因する堆積物の発生を抑制することができる。
更に、排気通路に混合流体を供給するときは、空気供給システム側では、浄化液噴射ノズルに供給する空気の供給圧力及び供給流量をそれぞれ予め設定された設定値に維持するので、空気供給システム側の制御は、一定圧力、一定供給流量となり、制御が著しく単純化する。
なお、この供給空気は、パルス噴射の実行期間のみ供給してもよいが、パルス噴射の実行期間とパルス噴射の停止期間の両方、即ち、排気通路に浄化液を供給するときにはその供給期間の間、継続的に供給空気を供給続けることにすると、供給空気用の制御が単純化できると共に、空気流量を容易に一定に保つことができるようになるので、より好ましい。
一方、排気通路に浄化液を供給するときは、浄化液供給システム側では、浄化液噴射ノズルに供給する浄化液の圧力とパルス噴射の一回当たりの噴射継続時間をそれぞれ予め設定された設定値に維持するので、噴射される浄化液の噴射粒径を小さくした状態で均一化でき、浄化液の霧化及び気化を促進できる。
また、一定圧力、一定噴射継続時間とすることにより、浄化液供給用の制御が著しく単純化する。この一回当たりの噴射継続時間は、例えば、0.1ms〜10ms、好ましくは6ms程度で、一回当たりの噴射量は、例えば、15mm3〜30mm3である。また、噴射回数は、1Hz〜100Hz程度である。
そして、パルス噴射の単位時間当たりの噴射回数又は停止期間の長さを変化させることにより、排気通路の排気ガス中に供給する浄化液の供給量を調整するので、比較的単純な制御で、浄化液の供給量の調整を精度よく行うことができる。そのため、内燃機関の運転状態に起因する排気ガス中の浄化対象成分の排出量に応じて、低流量から高流量まで浄化液を最適な量で供給することができる。また、排気ガス浄化装置の再生時においても、その再生状態に応じて、低流量から高流量まで浄化液を最適な量で供給することができる。
また、上記の内燃機関の浄化液噴射システムにおいて、前記浄化液供給システムが、前記排気通路に浄化液を噴射するときのみ、浄化液を前記浄化液噴射ノズルに供給するソレノイド制御ポンプを有して構成されると、ソレノイド制御ポンプでは浄化液の供給のON/OFFの切り替えを迅速に行えると共に、浄化液を供給するときの圧力変動を少なくできるので、パルス噴射を円滑に行うことができるようになる。なお、浄化液の供給方法としては、このソレノイド制御ポンプを使用せずに、圧力を加えて浄化液を貯蔵しておき、供給通路に設けた開閉弁をON/OFFして供給する方法もある。しかしながら、応答性と制御の容易性を考えるとソレノイド制御ポンプを使用することが好ましい。
また、上記の内燃機関の浄化液噴射システムにおいて、浄化液として、尿素水又は軽油を使用すると、浄化液として尿素水を用いる場合は、排気ガス浄化装置の選択還元型触媒装置(SCR触媒装置)へのNOxの還元剤としてのアンモニアを発生するための尿素水供給に使用できる。この内燃機関の浄化液噴射システムにより、SCR触媒装置に尿素水が到達する前後で速やかにアンモニアを生成するので浄化率の向上と安定を図ることができる。また、アンモニアを適量でSCR触媒装置に供給することができるので、アンモニアスリップを大幅に抑制できる。また、尿素由来の白色生成物の排気管内への堆積を抑制することができる。
また、浄化液として軽油を使用する場合には、この軽油を未燃燃料として、排気ガス浄化装置の微粒子捕集装置のPM再生における排気ガス昇温や排気ガス浄化装置のNOx吸蔵還元型触媒装置のNOx吸蔵能力のNOx再生におけるリッチスパイク等に使用できる。
また、上記の目的を達成するための本発明の内燃機関は、上記の内燃機関の浄化液噴射システムを備えて構成され、上記の内燃機関の浄化液噴射システムと同様の効果を奏することができる。
また、上記の目的を達成するための本発明の内燃機関の浄化液噴射方法は、内燃機関の排気通路に配設した浄化液噴射ノズルの噴射により、排気ガス中の浄化対象成分を浄化するための浄化液を排気ガス中に供給する内燃機関の浄化液噴射方法において、前記浄化液噴射ノズルを浄化液供給システムより供給される浄化液と空気供給システムより供給される空気とを混合して噴射する二流体混合噴射ノズルで構成し、前記浄化液噴射ノズルのパルス噴射で浄化液を噴射すると共に、前記排気通路に浄化液を供給するときは、前記浄化液噴射ノズルに供給する空気の供給圧力及び供給流量と、前記浄化液噴射ノズルに供給する浄化液の圧力と、パルス噴射の一回当たりの噴射継続時間を、それぞれ予め設定された設定値に維持して、パルス噴射の単位時間当たりの噴射回数又は停止期間の長さを変化させることにより、前記排気通路の排気ガス中に供給する浄化液の供給量を調整することを特徴とする方法である。
また、上記の内燃機関の浄化液噴射方法において、前記浄化液供給システムに備えたソレノイド制御ポンプにより、前記排気通路に浄化液を噴射するときのみ、浄化液を前記浄化液噴射ノズルに供給する。また、上記の内燃機関の浄化液噴射方法において、浄化液として、尿素水又は軽油を使用する。
これらの方法によれば、上記の内燃機関の浄化液噴射システムと同様の効果を奏することができる。
本発明の内燃機関の浄化液噴射システム、この内燃機関の浄化液噴射システムを備えた内燃機関及び内燃機関の浄化液噴射方法によれば、内燃機関の排気ガス中の浄化対象成分を浄化液を用いて浄化する排気ガス浄化装置において、排気通路に浄化液を供給するに際して、その供給量に依らず、供給される浄化液の噴射継続時間を短期化して、噴射時間内における噴射粒径の微小化を効率よく行うことで、浄化液の霧化と排気ガス中での均一化を促進して、排気ガス浄化装置へ浄化液を安定して供給することができ、排気ガス浄化装置の浄化性能を大幅に向上できる。
また、浄化液噴射ノズルを、浄化液供給システムより供給される浄化液と空気供給システムより供給される空気とを混合して、この混合流体を噴射する二流体混合噴射ノズルで構成すると、浄化液を噴射するときに、空気により浄化液を吸い出しながら噴射することになるので、低圧の浄化液で噴射径を微小化することができる。
本発明に係る実施の形態の内燃機関の浄化液噴射システムの構成を模式的に示す図である。 二流体混合噴射ノズルの構成を模式的に示す図である。 本発明に係るソレノイド制御ポンプの通電周波数と噴射流量の関係を示す図である。 排気ガス浄化装置による浄化率の推移を、本発明の実施例と比較例とで比較した図である。 アンモニア最大スリップ量を、本発明の実施例と比較例とで比較した図である。 従来技術の内燃機関の浄化液噴射システムにおける、浄化液噴射ノズルの供給電圧と噴射流量の関係を示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態の内燃機関の浄化液噴射システム、内燃機関及び内燃機関の浄化液噴射方法について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態では、尿素水を浄化液とした場合を主として説明するが、軽油を浄化液とする場合も同様である。また、本発明に係る実施の形態の内燃機関は、この内燃機関の浄化液噴射システムを備えて構成され、この内燃機関の浄化液噴射システムと同様の効果を奏することができる。
最初に、図1を参照しながら、この実施の形態の内燃機関の浄化液噴射システム1が配置されるエンジン(内燃機関)10について説明する。このエンジン10では、外部から導入された新気Aは、ターボチャージャ14のコンプレッサ14bにより加圧され、必要に応じて、EGR通路(図示しない)から吸気通路12に流入する排気ガス(EGRガス)を伴って、エンジン本体11の気筒に送られる。また、この気筒で発生した排気ガスGは、排気通路13に流出し、その一部はEGR通路にEGRガスとして流れ、残りの排気ガスGは、タービン14aを経由してから、排気ガス浄化装置20に流入して、浄化された後、浄化された排気ガスGcとしてマフラー(図示しない)を経由して大気中へ放出される。この排気ガス浄化装置20は、この図1の構成では、酸化触媒装置(DOC)21、微粒子捕集装置22、選択還元型触媒装置(SCR)23等で構成される。
選択還元型触媒装置23の上流側に配設された尿素水噴射ノズル30は、NOx還元用の尿素水Uを排気通路13内に噴射する装置であり、噴射された尿素水Uは分解してアンモニアを生成し、このアンモニアを用いて選択還元型触媒装置23で排気ガスG中のNOxを水と窒素に還元して無害化する。
また、酸化触媒装置21の上流側に配設された燃料噴射ノズル24は、軽油(未燃燃料Fsを排気通路13内に噴射する装置であり、微粒子捕集装置22の再生処理時に、排気通路13内に軽油Fsを噴射し、酸化触媒装置21で酸化された軽油Fsの酸化熱により排気ガスGを昇温して微粒子捕集装置22をPM燃焼可能な温度域まで昇温させて捕集されたPMを燃焼除去する役割を持っている。
つまり、この内燃機関の浄化液噴射システム1は、エンジン10の排気通路13に配設した浄化液噴射ノズル30、30Aの噴射により、排気ガスG中の浄化対象成分NOx、PMを浄化するための尿素水Uや軽油Fs等の浄化液を排気ガスG中に供給するシステムである。
そして、この内燃機関の浄化液噴射システム1では、この尿素水噴射ノズル(浄化液噴射ノズル)30を、二流体混合噴射ノズルで構成する。図2に示すように、この尿素水噴射ノズル30は、尿素水供給システム(浄化液供給システム)で供給される尿素水(浄化液)Uと空気供給システムで供給される空気Apとを混合して、この混合流体Mを噴射する。
そして、尿素水供給システムで、ソレノイド制御ポンプ31を使用して、尿素水Uを尿素水タンク32から尿素水供給経路33を経由して、尿素水噴射ノズル30に供給する。つまり、尿素水供給システムをソレノイド制御ポンプ31を有して構成し、このソレノイド制御ポンプ31で、排気通路13に尿素水Uを噴射するときのみ、尿素水Uを尿素水噴射ノズル30に供給する。また、空気供給システムで、エアポンプ(空気供給装置)34を使用して、空気Apをエアタンク(図示しない)等から空気供給経路35を経由して尿素水噴射ノズル30に供給する。
なお、尿素水Uの供給方法としては、このソレノイド制御ポンプ31を使用せずに、圧力を加えて尿素水Uを貯蔵しておき、尿素水供給通路33に設けた開閉弁(図示しない)をON/OFFして供給する方法もある。しかしながら、ソレノイド制御ポンプ31は、尿素水Uの供給のON/OFFの切り替えを迅速に行えると共に、尿素水Uを供給するときの圧力変動を少なくでき、パルス噴射を円滑に行うことができるので、応答性の面などからソレノイド制御ポンプ31を使用することが好ましい。
また、軽油噴射ノズル(浄化液噴射ノズル)30Aも尿素水噴射ノズル30と同様に、二流体混合噴射ノズルで構成する。この軽油噴射ノズル30Aは、軽油供給システム(浄化液供給システム)で供給される軽油Fsと空気供給システムで供給される空気Apとを混合して、この混合流体Msを噴射する。
なお、図1の構成では、軽油供給システムも尿素水供給システムと同様に、ソレノイド制御ポンプ31Aを使用して、軽油(浄化液)Fsを軽油タンク32Aから軽油供給経路33Aを経由して、軽油噴射ノズル30Aに供給する構成にしているが、通常は、コモンレール(図示しない)に高圧の軽油Fsが一時的に蓄えられているので、軽油供給経路33Aをこのコモンレールに接続し、軽油供給経路33Aに設けた開閉弁(図示しない)をON/OFFして供給してもよい。
この尿素水噴射ノズル30(若しくは軽油噴射ノズル30A)に二流体混合噴射ノズルを用いると、排気通路13に尿素水U(若しくは軽油Fs)を噴射するときに、空気Apにより尿素水U(若しくは軽油Fs)を吸い出しながら噴射するので、尿素水U(若しくは軽油Fs)の噴霧圧力Puを例えば900kPa(9bar)のような高圧にする必要が無くなり、尿素水U(若しくは軽油Fs)の供給圧力Puを例えば200kPa(2bar)程度以下まで低下させることができる。また、加圧された空気Apとの混合により、尿素水U(若しくは軽油Fs)の噴射粒径を微小化することができる。
そして、さらに、内燃機関の浄化液噴射システム1を制御する制御装置40を設ける。この制御装置40は、通常は、エンジン10に備えた各種センサー、または、エンジン10を搭載した車両に備えた各種センサーの情報に基づいて、エンジン10の全般の制御や車両の全般の制御を行うエンジンコントロールユニット(ECU)に組み込まれて構成されるが、エンジンコントロールユニットとは独立して設けてもよい。
以下、尿素水Uを浄化液とした場合を例にして尿素水噴射ノズル30の関連について説明するが、軽油Fsを浄化液とする場合の軽油噴射ノズル30Aの関連についてもほぼ同様であるので、この軽油噴射ノズル30Aの関連については説明を省略する。
この制御装置40は、エンジン10の運転状態に応じて、ソレノイド制御ポンプ31及びエアポンプ34を制御することで、尿素水噴射ノズル30への尿素水Uの供給流量Qu及び空気Apの供給流量Qaを制御する。
ここで、ソレノイド制御ポンプ31は、排気通路13に尿素水Uを供給するときのみ、制御装置40からの制御信号を受けて、尿素水供給通路33に尿素水Uを尿素水供給経路33を経由して尿素水噴射ノズル30に供給する。
そして、この浄化液噴射システム1を制御する制御装置40は、尿素水噴射ノズル30のパルス噴射で尿素水Uを噴射する制御を行うと共に、排気通路13に尿素水Uを供給するときは、尿素水噴射ノズル30に供給する空気Apの供給圧力Pa及び供給流量Qaと、尿素水噴射ノズル30に供給する尿素水Uの圧力Puと、パルス噴射の一回当たりの噴射継続時間Tdを、それぞれ予め設定された設定値Pa1、Qa1、Pu1、Td1に維持する。そして、パルス噴射の単位時間当たりの噴射回数C又は停止期間Tiの長さを変化させることにより、排気通路13の排気ガスG中に供給する尿素水Uの供給量Quを調整する制御を行う。
これらの設定値Pa1、Qa1、Pu1、Td1は、内燃機関の仕様や目標とする排気ガス規制値や排気ガス浄化装置30の性能にもより、実験結果等に基づいて設定されるが、例えば、この空気Apの供給圧力Paの設定値Pa1は、100kPa〜400kPaで、空気Apの供給流量Qaの設定値Qa1は、20000mm3/s〜100000mm3/s程度である。また、例えば、噴射継続時間Tdの設定値Td1は、0.1ms〜10ms、好ましくは6msであり、1回のパルス噴射当たりの噴射流量Qu1は、15mm3〜30mm3、好ましくは20mm3〜25mm3である。そして、単位時間当たりの噴射回数Cは、1Hz〜100Hzの範囲で変化し、停止時間Tiの長さは999999.9ms〜0msの範囲で変化する。これらの設定値Pa1、Qa1、Pu1及びTd1は、制御装置40に記憶させておき、制御の都度引用される値であり、エンジン10の運転状態に依らない一定値である。
具体的には、1回のパルス噴射当たりの噴射流量Qu1は、ソレノイド制御ポンプ31に予め設定された噴射継続時間Td1の間だけ供給することにより維持する。そして、図3に示すような、噴射流量Quと電圧Vc(通電周波数f)の関係に基づいて、目標とする噴射流量Quに対する電圧Vcを選択して、この電圧Vcで噴射間隔を制御し、パルス噴射を繰り返して、目標とする噴射流量Quを得る。このソレノイド制御ポンプ31に供給する電圧Vcに対応する通電周波数fは単位時間当たりの噴射回数Cに一対一対応するので、単位時間当たりの噴射回数Cを採用してもよいが、この通電周波数fを用いることで、単位時間当たりの噴射回数Cを通電周波数fに換算して、この通電周波数fで噴射流量Quを得るのと同じになる。
そして、図4に示すように、パルス噴射の繰り返しで尿素水Uを噴射した場合の実施例のNOxの浄化率Rは、一定量を比較的長く連続して噴射する場合、即ち、噴射間隔は1Hzで一定とし、通電時間を約400msとした比較例のNOxの浄化率RXに比べて安定した浄化率を維持することができる。その結果、図5に示すように、パルス噴射の繰り返しで尿素水Uを噴射した場合の実施例のアンモニア最大スリップ量Sは、比較例のアンモニア最大スリップ量SXに比べて著しく減少する。
次に、本発明の実施の形態の内燃機関の浄化液噴射方法について説明する。この方法は。エンジン10の排気通路13に配設した尿素水噴射ノズル(浄化液噴射ノズル)30の噴射により、排気ガス中GのNOx(浄化対象成分)を浄化するための尿素水(浄化液)Uを排気ガスG中に供給する内燃機関の浄化液噴射方法であり、この方法において、尿汚水噴射ノズル30を尿素水供給システム(浄化液供給システム)より供給される尿素水Uと空気供給システムより供給される空気Apとを混合して噴射する二流体混合噴射ノズルで構成し、尿素水噴射ノズル30のパルス噴射で尿素水Uを噴射すると共に、排気通路13に尿素水Uを供給するときは、尿素水噴射ノズル30に供給する空気Apの供給圧力Pa及び供給流量Qaと、尿素水噴射ノズル30に供給する尿素水Uの圧力Puと、パルス噴射の一回当たりの噴射継続時間Tdを、それぞれ予め設定された設定値Pa1、Qa1、Pu1、Td1に維持して、パルス噴射の単位時間当たりの噴射回数C又は停止期間Tiの長さを変化させることにより、排気通路13の排気ガスG中に供給する尿素水Uの供給量Quを調整する方法である。
また、上記の内燃機関の浄化液噴射方法において、尿素水供給システムに備えたソレノイド制御ポンプ31により、排気通路13に尿素水Uを噴射するときのみ、尿素水Uを尿素水噴射ノズル30に供給する。
上記の構成の内燃機関の浄化液噴射システム1、内燃機関及び内燃機関の浄化液噴射方法によれば、二流体混合噴射ノズルで構成される尿素水噴射ノズル30(若しくは軽油噴射ノズル30A)において、連続的ではなく、断続的に噴射するパルス噴射で尿素水U(若しくは軽油Fs)の供給を行うので、1回のパルス噴射で噴射する量を、噴射粒径が例えば20μm以下のように十分に小さい噴射粒径になる量にして噴射することができるようになり、これにより、噴射粒径を小さくして、短時間で尿素水U(若しくは軽油Fs)を霧化および気化させることができるので、尿素水U(若しくは軽油Fs)を排気ガスG中に均一化して供給でき、NOx(若しくはPM)等の浄化対象成分を効率よく浄化することができる。また、尿素水U(若しくは軽油Fs)を短時間で噴霧化及び気化できるので、排気管内への浄化液に起因する堆積物の発生を抑制することができる。
更に、排気通路13に混合流体M(若しくは混合流体Ms)を供給するときは、空気供給システム側では、尿素水噴射ノズル30(若しくは軽油噴射ノズル30A)に供給する空気Apの供給圧力Pa及び供給流量Qaをそれぞれ予め設定された設定値Pa1、Qa1に維持するので、空気供給システム側の制御は、一定圧力、一定供給流量となり、制御が著しく単純化する。
なお、この供給空気Apは、パルス噴射の実行期間のみ供給してもよいが、パルス噴射の実行期間とパルス噴射の停止期間の両方、即ち、排気通路13に尿素水U(若しくは軽油Fs)を供給するときには、その供給期間の間、継続的に供給空気Paを供給続ける。これにより、供給空気用の制御が単純化できると共に、空気流量Qaを容易に一定に保つことができるようになる。ただし、軽油Fsのリッチスパイクのように、短時間のみ軽油Fsを供給して、その他の軽油Fsの供給が無いような場合には、その長期的な軽油Fsの供給停止期間は、空気Apの供給を止めることが好ましい。
そして、排気通路13に尿素水U(若しくは軽油Fs)を供給するときは、尿素水供給システム(若しくは軽油供給システム)側では、尿素水噴射ノズル30(若しくは軽油噴射ノズル30A)に供給する尿素水U(若しくは軽油Fs)の圧力Puとパルス噴射の一回当たりの噴射継続時間Tdをそれぞれ予め設定された設定値Pu1、Pd1に維持するので、噴射される尿素水U(若しくは軽油Fs)の噴射粒径を小さくした状態で均一化でき、尿素水U(若しくは軽油Fs)の霧化及び気化を促進できる。また、一定圧力、一定噴射継続時間とすることにより、尿素水U(若しくは軽油Fs)供給用の制御が著しく単純化する。
さらに、パルス噴射の単位時間当たりの噴射回数C又は停止期間Tiの長さを変化させることにより、排気通路13の排気ガスG中に供給する尿素水U(若しくは軽油Fs)の供給量Quを調整するので、比較的単純な制御で、尿素水U(若しくは軽油Fs)の供給量Quの調整を精度よく行うことができる。そのため、排気ガス浄化装置30の再生状態やエンジン10の運転状態に起因する排気ガスG中の浄化対象成分の排出量に応じて、低流量から高流量まで尿素水U(若しくは軽油Fs)を最適な量で供給することができる。
従って、エンジン10の排気ガスG中の浄化対象成分を浄化液を用いて浄化する排気ガス浄化装置30において、排気通路13に浄化液U,Fsを供給するに際して、その供給量に依らず、供給される浄化液U,Fsの噴射継続時間を短期化して、噴射時間内における噴射粒径の微小化を効率よく行うことで、浄化液U,Fsの霧化と排気ガスG中での均一化を促進して、排気ガス浄化装置30へ浄化液U,Fsを安定して供給することができ、排気ガス浄化装置30の浄化性能を大幅に向上できる。
1 内燃機関の浄化液噴射システム
10 エンジン(内燃機関)
11 エンジン本体
12 吸気通路
13 排気通路
14 ターボチャージャ(ターボ式過給器)
14a タービン
14b コンプレッサ
20 排気ガス浄化装置
21 酸化触媒装置(DOC)
22 微粒子捕集装置
23 選択還元型触媒装置
30 尿素水噴射ノズル(浄化液噴射ノズル)
30A 軽油噴射ノズル(浄化液噴射ノズル)
31、31A ソレノイド制御ポンプ
32 尿素水タンク
32A 軽油タンク
33 尿素水供給経路
33A 軽油供給経路
34 エアポンプ(空気供給装置)
35 空気供給経路
40 制御装置
A 新気
Ap 空気(圧縮空気、加圧空気)
C 単位時間当たりの浄化液の噴射回数
Fs 軽油(浄化液)
G 発生した排気ガス
Gc 浄化処理された排気ガス
M、Ms 混合流体
Pa 空気の供給圧力
Pa1 空気の供給圧力の予め設定された設定値
Pu 尿素水の供給圧力
Pu1 尿素水の供給圧力の予め設定された設定値
Qa 空気の供給流量
Qa1 空気の供給流量の予め設定された設定値
Qu 尿素水の供給流量
Ti 各パルス噴射間の停止時間(噴射間隔)
Td 一回のパルス噴射の噴射継続時間
Td1 一回のパルス噴射の噴射継続時間の予め設定された設定値
U 尿素水(浄化液)

Claims (7)

  1. 内燃機関の排気通路に配設した浄化液噴射ノズルの噴射により、排気ガス中の浄化対象成分を浄化するための浄化液を排気ガス中に供給する内燃機関の浄化液噴射システムにおいて、
    前記浄化液噴射ノズルが、浄化液供給システムより供給される浄化液と空気供給システムより供給される空気とを混合して噴射する二流体混合噴射ノズルで構成されると共に、
    前記浄化液噴射システムを制御する制御装置が、
    前記浄化液噴射ノズルのパルス噴射で浄化液を噴射する制御を行うと共に、
    前記排気通路に浄化液を供給するときは、前記浄化液噴射ノズルに供給する空気の供給圧力及び供給流量と、前記浄化液噴射ノズルに供給する浄化液の圧力と、パルス噴射の一回当たりの噴射継続時間を、それぞれ予め設定された設定値に維持して、パルス噴射の単位時間当たりの噴射回数又は停止期間の長さを変化させることにより、前記排気通路の排気ガス中に供給する浄化液の供給量を調整する制御を行うように構成されることを特徴とする内燃機関の浄化液噴射システム。
  2. 前記浄化液供給システムが、前記排気通路に混合流体を噴射するときのみ、浄化液を前記浄化液噴射ノズルに供給するソレノイド制御ポンプを有して構成される請求項1に記載の内燃機関の浄化液噴射システム。
  3. 浄化液として、尿素水又は軽油を使用する請求項1又は2に記載の内燃機関の浄化液噴射システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関の浄化液噴射システムを備えて構成されることを特徴とする内燃機関。
  5. 内燃機関の排気通路に配設した浄化液噴射ノズルの噴射により、排気ガス中の浄化対象成分を浄化するための浄化液を排気ガス中に供給する内燃機関の浄化液噴射方法において、
    前記浄化液噴射ノズルを浄化液供給システムより供給される浄化液と空気供給システムより供給される空気とを混合して噴射する二流体混合噴射ノズルで構成し、
    前記浄化液噴射ノズルのパルス噴射で混合流体を噴射すると共に、
    前記排気通路に浄化液を供給するときは、前記浄化液噴射ノズルに供給する空気の供給圧力及び供給流量と、前記浄化液噴射ノズルに供給する浄化液の圧力と、パルス噴射の一回当たりの噴射継続時間を、それぞれ予め設定された設定値に維持して、パルス噴射の単位時間当たりの噴射回数又は停止期間の長さを変化させることにより、前記排気通路の排気ガス中に供給する浄化液の供給量を調整することを特徴とする内燃機関の浄化液噴射方法。
  6. 前記浄化液供給システムに備えたソレノイド制御ポンプにより、前記排気通路に浄化液を噴射するときのみ、浄化液を前記浄化液噴射ノズルに供給する請求項5に記載の内燃機関の浄化液噴射方法。
  7. 浄化液として、尿素水又は軽油を使用する請求項5又は6に記載の内燃機関の浄化液噴射方法。
JP2014207962A 2014-10-09 2014-10-09 内燃機関の浄化液噴射システム、内燃機関及び内燃機関の浄化液噴射方法 Pending JP2016075266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014207962A JP2016075266A (ja) 2014-10-09 2014-10-09 内燃機関の浄化液噴射システム、内燃機関及び内燃機関の浄化液噴射方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014207962A JP2016075266A (ja) 2014-10-09 2014-10-09 内燃機関の浄化液噴射システム、内燃機関及び内燃機関の浄化液噴射方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016075266A true JP2016075266A (ja) 2016-05-12

Family

ID=55951205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014207962A Pending JP2016075266A (ja) 2014-10-09 2014-10-09 内燃機関の浄化液噴射システム、内燃機関及び内燃機関の浄化液噴射方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016075266A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162488A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp 排気浄化装置
JP2009052509A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Sanwa Seiki Co Ltd 尿素噴射装置および液体用電磁ポンプ
JP2009115032A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Nippon Soken Inc 内燃機関の排気浄化装置
JP2011080437A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Yanmar Co Ltd 排気浄化装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162488A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp 排気浄化装置
JP2009052509A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Sanwa Seiki Co Ltd 尿素噴射装置および液体用電磁ポンプ
JP2009115032A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Nippon Soken Inc 内燃機関の排気浄化装置
JP2011080437A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Yanmar Co Ltd 排気浄化装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4706631B2 (ja) 排気浄化装置
US8359833B2 (en) Method for introducing a reductant into an exhaust stream
US8109077B2 (en) Dual injector system for diesel emissions control
JP4235448B2 (ja) 排ガスを後処理するための装置および方法
JP2005048677A (ja) エンジンの排気浄化装置
WO2006022999A1 (en) Diesel exhaust aftertreatment device regeneration system
KR20150018796A (ko) 커먼 레일식 환원제 분사 시스템
CN101652540A (zh) 内燃机的排气净化***
JP2008215133A (ja) エンジンの排気処理装置及びこれを用いたエンジンの排気処理方法
CN105658921A (zh) 用于柴油机排气***中的低温定量供给的***、方法和装置
EP3150816B1 (en) A method for injecting reductant into an exhaust gas of a power system using an oscillating supply pressures
JP2016098709A (ja) 内燃機関の尿素水噴射ノズルの冷却システム、内燃機関及び内燃機関の尿素水噴射ノズルの冷却方法
KR101556330B1 (ko) Scr 시스템용 우레아 공급장치
JP2005201158A (ja) ディーゼルエンジンの排気管燃料添加方式
JP2016075266A (ja) 内燃機関の浄化液噴射システム、内燃機関及び内燃機関の浄化液噴射方法
JP2010059805A (ja) 排気浄化装置
KR102394563B1 (ko) 도징 모듈의 인젝터 냉각 시스템
US20080264046A1 (en) Regeneration device having air-assisted fuel nozzle
JP6627724B2 (ja) 排気浄化装置
JP2016098714A (ja) 内燃機関の尿素水噴射システム、内燃機関及び内燃機関の尿素水噴射方法
JP2016128678A (ja) 尿素噴射装置
KR101724928B1 (ko) 차량의 요소 수 분사 제어 장치 및 그 방법
JP2015212530A (ja) 噴射装置
KR100965136B1 (ko) 유해 배기가스 저감 시스템
JP2016098710A (ja) 内燃機関の尿素水回収システム、内燃機関及び内燃機関の尿素水回収方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180713

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180807