JP2016074180A - 画像形成装置、印刷データ作成方法、画像形成方法、プログラム - Google Patents

画像形成装置、印刷データ作成方法、画像形成方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】特定のノズル列配置のヘッドを使用して異なる色の液滴をノズル配列方向にずらして双方向色差の発生を抑えるために通常の画像品質が低下する。
【解決手段】ノズル列a、bはブラック(K)の液滴を、ノズル列cはイエロー(Y)の液滴を、ノズル列dはマゼンタ(M)の液滴を、ノズル列e、fはシアン(C)の液滴を、ノズル列gはマゼンタ(M)の液滴を、ノズル列hはイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出するように色を割り当て、双方向印刷を行うときには、ノズル配列方向で異なる位置に配置されて、キャリッジ移動方向で重複しないノズルを使用して、Kの液滴とCMYの各液滴のドットを副走査方向にずらして着弾させることで、双方向色差を発生させない。
【選択図】図6

Description

本発明は画像形成装置、印刷データ作成方法、画像形成方法、プログラムに関する。
シリアル型画像形成装置において、キャリッジの往路及び復路の双方向で印刷する双方向印刷を行うと、異なる色の液滴の着弾順序が、往路と復路で異なるために色味が異なる双方向色差を生じる。
そこで、従来、例えば、イエローインクを吐出するノズル列の複数のノズルは、マゼンタインクを吐出するノズル列のノズル及びシアンインクを吐出するノズル列のノズルに対して所定方向にずれている記録ヘッドを用いるものがある(特許文献1)。
特開2007−136889号公報
上述した特許文献1に開示されているように、イエローインクノズル列をマゼンタインクノズル列及びシアンインクノズル列に対して所定方向にずらして配置したヘッドを使用して、2つの異なる色の色重ね位置をずらすことで、色差を低減できる。
しかしながら、色重ね位置をズラしているため、ラインや文字などを形成するときには、色ズレがそのまま画像に影響してしまうおそれがあるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、特定のノズル列配置の液体吐出ヘッドを使用しないでも、必要に応じて双方向色差が発生しない双方向印刷を行うことを可能にすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
液滴を吐出する複数のノズルが配列された少なくとも2つのノズル列を有し、前記2つのノズル列から異なる色の液滴を吐出する画像形成手段と、
前記画像形成手段を搭載してノズル配列方向と交差する方向に往復移動されるキャリッジと、
前記キャリッジの往路及び復路で少なくとも前記2つのノズル列を使用して画像を形成する双方向印刷を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記2つのノズル列の各ノズルのうち、ノズル配列方向で異なる位置に配置されて、キャリッジ移動方向で重複しない前記ノズルを使用して、それぞれの色の液滴を吐出させる色差対応印刷制御を行う
構成とした。
本発明によれば、特定のノズル列配置の液体吐出ヘッドを使用しないでも、必要に応じて双方向色差が発生しない双方向印刷を行うことができる。
本発明に係る画像形成装置の一例の機構部の平面説明図である。 同じヘッド構成の説明に供する平面説明図である。 同画像形成装置の制御部のブロック説明図である。 本発明の第1実施形態の説明に供する説明図である。 同実施形態のヘッド構成における双方向印刷の発生の説明に供する往復印刷動作と各ノズル位置における着弾順の説明図である。 同実施形態における色差対応印刷制御の説明に供する往復印刷動作と各ノズル位置における着弾順の説明図である。 上記第1実施形態の他のヘッド構成の異なる例の説明図である。 同じく他のヘッド構成及びノズル列数構成の異なる例の説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供する説明図である。 同実施形態における色差対応印刷制御の説明に供する往復印刷動作と各ノズル位置における着弾順の説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する説明図である。 同ヘッド構成における双方向色差の発生の説明に供する往復印刷動作と各ノズル位置における着弾順の説明図である。 同実施形態における色差対応印刷制御の説明に供する往復印刷動作と各ノズル位置における着弾順の説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する往復印刷動作と各ノズル位置における着弾順の説明図である。 本発明の第8実施形態の説明に供するテーブルの一例の説明図である。 同じくテーブルの他の例の説明図である。 本発明の第9実施形態の説明に供する説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る画像形成装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。図1は同画像形成装置の機構部の平面説明図、図2は同じヘッド構成の説明に供する平面説明図である。なお、図2は記録ヘッドを上方から透過した状態で示している。
この画像形成装置は、シリアル型インクジェット記録装置であり、図示しない左右の側板に横架した主ガイド部材1及び図示しない従ガイド部材でキャリッジ3を移動可能に保持している。そして、主走査モータ5によって、駆動プーリ6と従動プーリ7間に架け渡したタイミングベルト8を介して主走査方向(キャリッジ移動方向)に往復移動する。
このキャリッジ3には、画像形成手段として、液体吐出ヘッドからなる2つの記録ヘッド4a、4b(区別しないときは「記録ヘッド4」という。)を搭載している。記録ヘッド4は、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出する。
ここで、記録ヘッド4は、図2に示すように、それぞれ複数のノズル4nを配列した4つのノズル列a〜d、e〜hを有している。ノズル列aとb、cとd、eとf、gとhは、それぞれノズル配列方向に位置をずらした千鳥状配置としている。また、ノズル列a、c、e、gはノズル配列方向の位置を同じにして、ノズル列b、d、f、hはノズル配列方向の位置を同じにして、それぞれ形成されている。
そして、例えば、記録ヘッド4aのノズル列a、bはブラック(K)の液滴を、ノズル列cはイエロー(Y)の液滴を、ノズル列dはマゼンタ(M)の液滴を、それぞれ吐出する。また、記録ヘッド4bのノズル列e、fはシアン(C)の液滴を、ノズル列gはマゼンタ(M)の液滴を、ノズル列hはイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。
つまり、この画像形成装置では、少なくとも異なる色の液滴を吐出する少なくとも2つのノズル列を備えている。
記録ヘッド4を構成する液体吐出ヘッドとしては、例えば、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータを用いることができる。
一方、用紙10を搬送するために、用紙を静電吸着して記録ヘッド4に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト12を備えている。この搬送ベルト12は、無端状ベルトであり、搬送ローラ13とテンションローラ14との間に掛け渡されている。
そして、搬送ベルト12は、副走査モータ16によってタイミングベルト17及びタイミングプーリ18を介して搬送ローラ13が回転駆動されることによって、副走査方向に周回移動する。この搬送ベルト12は、周回移動しながら図示しない帯電ローラによって帯電(電荷付与)される。
さらに、キャリッジ3の主走査方向の一方側には搬送ベルト12の側方に記録ヘッド4の維持回復を行う維持回復機構20が配置され、他方側には搬送ベルト12の側方に記録ヘッド4から空吐出を行う空吐出受け21がそれぞれ配置されている。
維持回復機構20は、例えば記録ヘッド4のノズル面(ノズルが形成された面)をキャッピングするキャップ部材21、ノズル面を払拭するワイパ部材22、画像形成に寄与しない液滴を吐出する図示しない空吐出受けなどで構成されている。
また、キャリッジ3の主走査方向に沿って両側板間に、所定のパターンを形成したエンコーダスケール23を張装し、キャリッジ3にはエンコーダスケール23のパターンを読取る透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ24を設けている。これらのエンコーダスケール23とエンコーダセンサ24によってキャリッジ3の移動を検知するリニアエンコーダ(主走査エンコーダ)を構成している。
また、搬送ローラ13の軸にはコードホイール25を取り付け、このコードホイール25に形成したパターンを検出する透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ26を設けている。これらのコードホイール25とエンコーダセンサ26によって搬送ベルト12の移動量及び移動位置を検出するロータリエンコーダ(副走査エンコーダ)を構成している。
このように構成したこの画像形成装置においては、用紙10が帯電された搬送ベルト12上に給紙されて吸着され、搬送ベルト12の周回移動によって副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ3を主走査方向に移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド4を駆動することにより、停止している用紙10にインク滴を吐出して1行分を記録する。そして、用紙10を所定量搬送後、次の行の記録を行う。
記録終了信号又は用紙10の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙10を図示しない排紙トレイに排紙する。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図3を参照して説明する。同図は同制御部のブロック説明図である。
この制御部500は、装置全体の制御を司る本発明に係る制御手段を兼ねるCPU501と、CPU501が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、画像データ等を一時格納するRAM503とを含む主制御部500Aを備えている。
また、制御部500は、PCなどのホスト(情報処理装置)600のプリンタドライバ601との間でデータの転送を司るホストI/F506と、記録ヘッド4を駆動制御する画像出力制御部511と、エンコーダ解析部512を備えている。エンコーダ解析部512は、主走査エンコーダセンサ24、副走査エンコーダセンサ26からの検出信号を入力して解析する。
また、制御部500は、主走査モータ5を駆動する主走査モータ駆動部513と、副走査モータ16を駆動する副走査モータ駆動部514と、各種センサ及びアクチュエータ517との間のI/O516なども備えている。
を備えている。
画像出力制御部511は、印刷データを生成するデータ生成手段、記録ヘッド4を駆動制御するための駆動波形を発生する駆動波形発生手段、駆動波形から所要の駆動信号を選択するためのヘッド制御信号及び印刷データを転送するデータ転送手段などを含む。そして、キャリッジ3側に搭載された記録ヘッド4を駆動するためのヘッド駆動回路であるヘッドドライバ510に対して駆動波形、ヘッド制御信号、印刷データなどを出力して、記録ヘッド4のノズルから印刷データに応じて液滴を吐出させる。
また、エンコーダ解析部512は、検出信号から移動方向を検知する方向検知部520と、移動量を検知するカウンタ部521とを備えている。
制御部500は、エンコーダ解析部512からの解析結果に基づいて、主走査モータ駆動部513を介して主走査モータ5を駆動制御することでキャリッジ3の移動制御を行う。また、副走査モータ駆動部514を介して副走査モータ16を駆動制御することで用紙10の送り制御を行う。
次に、本発明の第1実施形態について図4を参照して説明する。図4は同実施形態の説明に供する説明図である。
ここでは、画像形成手段である記録ヘッド4は、8つのノズル列a〜hを有し、ノズル列aとb、cとd、eとf、gとhは、それぞれノズル配列方向(副走査方向)に位置をずらした千鳥状配置としている。
なお、本実施形態では、ノズル列a〜hは各列300dpiに相当するノズル間ピッチでノズルを配置しているので、2つのノズル列を使用する1色当りのノズル解像度は600dpiとなる。以下では、1色についてノズル間ピッチで液滴を吐出したときの解像度をノズル解像度Nとする。
そして、例えば、ノズル列a、bはブラック(K)の液滴を、ノズル列cはイエロー(Y)の液滴を、ノズル列dはマゼンタ(M)の液滴を、ノズル列e、fはシアン(C)の液滴を、ノズル列gはマゼンタ(M)の液滴を、ノズル列hはイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出するように色を割り当てている。
以下では、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンを、それぞれ、「K」、「Y」、「M」、「C」で表記する。
なお、本実施形態の色配置のように、主走査方向において、K(黒)を外側に配置することで、KとCMY(カラー)を別の交換形態とすることが容易になり、また、メンテナンス性やKの着弾精度を確保できるなど、完全な対称色配置よりも優れた面がある。
次に、この記録ヘッドを使用するときの双方向色差の発生について図5を参照して説明する。図5は同説明に供する往復印刷動作と各ノズル位置における着弾順の説明図である。
本実施形態においては、図5(a)に示すようにノズル列aからノズル列hの順に着弾させる方向を往路とし、図5(c)に示すようにノズル列hからノズル列aの順に着弾させる方向を復路する。
ここで、ノズル配列方向(副走査方向)もノズル解像度N(600dpi)で画像を形成するものとする。
このとき、往路印刷における各ノズル位置(副走査方向のノズルの位置)での着弾順序は、図5(b)に示すように、ノズル列a、c、e、gを使用するドット列では、KYCMの順に着弾し、ノズル列b、d、f、hを使用するドット列では、KMCYの順に着弾する。
復路印刷における各ノズル位置での着弾順序は、図5(d)に示すように、ノズル列a、c、e、gを使用するドット列では、KMCYの順に着弾し、ノズル列b、d、f、hを使用するドット列では、KYCMの順に着弾する。
したがって、CMYの3色を使って形成される色については、ノズル配列方向で1ノズル分ずらして印刷を行うことで、往路と復路のいずれでも色着弾順の組み合わせを同じにすることができるので、双方向色差は発生させないで印刷することができる。
しかしながら、KとCMYのうち少なくとも1色が入る色においては、往路印刷と復路印刷とで色着弾順が変わり、双方向色差が発生する。
次に、本実施形態における色差対応印刷制御について図6を参照して説明する。図6は同説明に供する往復印刷動作と各ノズル位置における着弾順の説明図である。
上述した双方向色差をなくするため、往路印刷と復路印刷とで、ノズル配列方向で異なる位置に配置されたノズルを選択的に使用することで、同一のドットで色重ねが発生しないようにしている。
つまり、図6(a)、(c)に示すように、「×」を付したノズルは使用しないで、往路印刷と復路印刷とで使用するノズルを切り替える。
具体的には、往路印刷では、図6(a)に示すように、K用のノズル列a、M用のノズル列d、C用のノズル列f、Y用のノズル列hを使用し、K用のノズル列b、Y用のノズル列c、C用のノズル列e、M用のノズル列gを使用しない。
これにより、往路印刷における各ノズル位置での着弾順序は、図6(b)に示すように、ノズル列aを使用するドットについてはKの滴のみが吐出され、ノズル列d、f、hを使用するドットについてはMCYの順で着弾することになる。
また、復路印刷では、図6(c)に示すように、K用のノズル列b、M用のノズル列g、C用のノズル列e、Y用のノズル列cを使用し、K用のノズル列a、M用のノズル列d、C用のノズル列f、Y用のノズル列hを使用しない。
これにより、復路印刷における各ノズル位置での着弾順序は、図6(d)に示すように、ノズル列bを使用するドットについてはKの滴のみが吐出され、ノズル列c、e、gを使用するドットについてはMCYの順で着弾することになる。
このように、Kの液滴を吐出するノズル列のノズルとMCYの液滴を吐出するノズル列とのノズルのうち、ノズル配列方向(副走査方向)のノズル位置が異なり、主走査方向で重複しないノズルのみを使用して双方向印刷を行う。
このように構成することで、往路の着弾順は、Kのみ着弾するドットとMCYの順に着弾するドットのみとなり、復路においても、Kのみ着弾するドットと、MCYの順に着弾するドットのみが発生し、往路と復路で色の着弾順は統一される。
これにより、KとCMYが同時に使用される色についても、KとCMYとは副走査方向で異なるドット位置に着弾するので、双方向色差が発生しなくなる。
そして、2つのノズル列で構成される1色のノズル解像度Nは600dpiであるが、往路及び復路では、片方のノズル列のみを使用するので、ノズル解像度はノズル解像度N未満である300dpiとなり、すべてのノズル列を使用して画像を形成する場合に比べて相対的に低解像度の画像を形成することなる。
つまり、双方向色差対応印刷は、すべてのノズルを使用する場合よりも使用するノズルを選択することで解像度に低くして、かつ、低くした解像度において、異なる色の液滴の着弾位置をノズル配列方向でずらして双方向での重なりをなくして色差を発生させないようにする制御である。
以上のように、本実施形態では、液滴を吐出する複数のノズルが配列された少なくとも2つのノズル列を有し、2つのノズル列から異なる色の液滴を吐出する画像形成手段が搭載されたキャリッジを、ノズル配列方向と交差する方向に往復移動して、キャリッジの往路及び復路で画像を形成する双方向印刷を行うとき、2つのノズル列の各ノズルのうち、ノズル配列方向で異なる位置に配置されて、キャリッジ移動方向で重複しないノズルを使用して、それぞれの色の液滴を吐出させる構成としている。
これによって、特定のノズル列配置の液体吐出ヘッドを使用しないでも、必要に応じて双方向色差が発生しない双方向印刷を行うことができる。
なお、このように、主走査方向(キャリッジ移動方向)において、少なくとも2色の色対称関係にない色について、副走査方向(ノズル配列方向)の同位置に着弾させないようにすることで、解像度は低下するが、双方向色差が生じない。したがって、本発明は、解像度やヘッド、ノズルの構成、色順などは問わずに適用することができる。
そこで、上記第1実施形態の他の異なるヘッド構成及びノズル列数構成について図7及び図8を参照して説明する。図7はヘッド構成の異なる例の説明図、図8はヘッド構成及びノズル列数構成の異なる例の説明図である。なお、ノズル列の符号a〜hは付記を省略している。
図7(a)に示す第1例は、1ヘッド当たりのノズル列数が4列の2つの液体吐出ヘッド(記録ヘッド)を使用する例である。
図7(b)に示す第2例は、1ヘッド当たりのノズル列数が2列の4つの液体吐出ヘッド(記録ヘッド)を使用する例である。
図7(c)に示す第3例は、1ヘッド当たりのノズル列数が1列の8つの液体吐出ヘッド(記録ヘッド)を使用する例である。
これらの第1例ないし第3例において、各ノズル列に対する色の割当て順、及び、色差対応印刷を行う場合に使用するノズルは、上記第1実施形態で説明したと同様である。
図8(a)に示す第4例は、1ヘッド当たりのノズル列数が4列の4つの液体吐出ヘッドを使用し、1色当たり4つのノズル列を割り当てたものである。この場合、2つのノズル列単位で、前記第1実施形態と同様に、各ノズル列に対する色の割当て順を設定している。
図8(b)に示す第5例は、1ヘッド当たりのノズル列数が2列の8つの液体吐出ヘッドを使用し、1色当たり4つのノズル列を割り当てたものである。
これらの第4例、第5例でも、少なくとも2つのノズル列の各ノズルのうち、ノズル配列方向で異なる位置に配置されて、キャリッジ移動方向で重複しないノズルを使用して、各ノズル列からそれぞれの色の液滴を吐出させる、色差対応印刷制御を行うことで、双方向色差が発生しない。
次に、本発明の第2実施形態について図9を参照して説明する。図9は同実施形態の説明に供する説明図である。
ここでは、画像形成手段である記録ヘッド4の構成は前記第1実施形態と同様であり、8つのノズル列a〜hを有し、ノズル列aとb、cとd、eとf、gとhは、それぞれノズル配列方向(副走査方向)に位置をずらした千鳥状配置としている。
そして、例えば、ノズル列aはYの液滴を、ノズル列bはMの液滴を、ノズル列c、dはKの液滴を、ノズル列e、fはCの液滴を、ノズル列gはMの液滴を、ノズル列hはYの液滴を、それぞれ吐出するように色を割り当てている。
次に、本実施形態における色差対応印刷制御について図10を参照して説明する。図10は同説明に供する往復印刷動作と各ノズル位置における着弾順の説明図である。
本実施形態でも、双方向色差をなくするため、往路印刷と復路印刷とでノズルを選択的に使用する。
つまり、図10(a)、(c)に示すように「×」を付したノズルは使用しないで、往路印刷と復路印刷とで使用するノズルを切り替える。
具体的には、往路印刷では、図10(a)に示すように、M用のノズル列b、K用のノズル列c、C用のノズル列f、Y用のノズル列hを使用し、Y用のノズル列a、K用のノズル列d、C用のノズル列e、M用のノズル列gを使用しない。
これにより、往路印刷における各ノズル位置での着弾順序は、図10(b)に示すように、ノズル列cを使用するドットについてはKの滴のみが吐出され、ノズル列b、f、hを使用するドットについてはMCYの順で着弾することになる。
また、復路印刷では、図10(c)に示すように、Y用のノズル列a、K用のノズル列d、C用のノズル列e、M用のノズル列gを使用し、M用のノズル列b、K用のノズル列c、C用のノズル列f、Y用のノズル列hを使用しない。
これにより、復路印刷での着弾順序は、図10(d)に示すように、ノズル列dを使用するドットについてはKの滴のみが吐出され、ノズル列a、e、gを使用するドットについてはMCYの順で着弾することになる。
このように、Kの液滴を吐出するノズル列のノズルとMCYの液滴を吐出するノズル列とのノズルのうち、ノズル配列方向(副走査方向)で位置が異なり、主走査方向で重複しないノズルのみを使用して双方向印刷を行う。
これにより、前記第1実施形態と同様に、往路の着弾順は、Kのみ着弾するドットとMCYの順に着弾するドットのみとなり、復路においても、Kのみ着弾するドットと、MCYの順に着弾するドットのみが発生し、往路と復路で色の着弾順は統一される。
これにより、KとCMYが同時に使用される色についても、KとCMYとは副走査方向で異なるドット位置に着弾するので、双方向色差が発生しなくなる。
そして、2つのノズル列で構成される1色のノズル解像度Nは600dpiであるが、往路及び復路では、片方のノズル列のみを使用するので、ノズル解像度はN未満である300dpiとなり、すべてのノズル列を使用して画像を形成する場合に比べて相対的に低解像度の画像を形成することなる。
次に、本発明の第3実施形態について図11を参照して説明する。図14は同実施形態の説明に供する説明図である。
ここでは、画像形成手段である記録ヘッド4は、8つのノズル列a〜hを有し、ノズル列aとb、cとd、eとf、gとhは、それぞれノズル配列方向(副走査方向)に位置をずらした千鳥状配置としている。なお、ノズル列a〜hは各列300dpiに相当するノズル間ピッチでノズルを配置したノズル解像度とし、1色あたり600dpiのノズル解像度を得ている。
そして、例えば、ノズル列a、bはブラック(K)の液滴を、ノズル列c、dはシアン(C)の液滴を、ノズル列e、fはマゼンタ(M)の液滴を、ノズル列g、hはイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。
次に、この記録ヘッドを使用するときの双方向色差の発生について図12を参照して説明する。図12は同説明に供する往復印刷動作と各ノズル位置における着弾順の説明図である。
本実施形態においては、図12(a)に示すようにノズル列aからノズル列hの順に着弾させる方向を往路とし、図12(b)に示すようにノズル列hからノズル列aの順に着弾させる方向を復路する。
ここで、ノズル配列方向(副走査方向)もノズル解像度N(600dpi)で画像を形成するものとする。
このとき、往路印刷における各ノズル位置での着弾順序は、図12(b)に示すように、ノズル列a、c、e、gを使用するドット列では、KCMYの順に着弾し、ノズル列b、d、f、hを使用するドット列でも、KCMYの順に着弾する。
復路印刷における各ノズル位置での着弾順序は、図12(d)に示すように、ノズル列a、c、e、gを使用するドット列では、YMCKの順に着弾し、ノズル列b、d、f、hを使用するドット列でも、YMCKの順に着弾する。
したがって、KCMYの各単色以外の全ての色で双方向色差が発生する。
次に、本実施形態における色差対応印刷制御について図13を参照して説明する。図13は同説明に供する往復印刷動作と各ノズル位置における着弾順の説明図である。
双方向色差をなくするために、往路印刷では、図13(a)に示すように、ノズル列a、d、e、hを各色毎にノズル配列方向で1ノズル分ずつずらしたノズルであって、かつ、1つのノズル列では4ノズル毎のノズルを使用する。
これにより、往路印刷では、図13(b)に示すように、主走査方向ではK、C、M、Yの各1色のドットが形成され、かつ、副走査方向では各ノズル位置でK、C、M、Yが繰り返される。
また、復路印刷でも、図13(c)に示すように、ノズル列a、d、e、hを各色毎にノズル配列方向で1ノズル分ずつずらしたノズルであって、かつ、1つのノズル列では4ノズル毎のノズルを使用する。
これにより、復路印刷でも、図13(d)に示すように、主走査方向ではK、C、M、Yの各1色のドットが形成され、かつ、副走査方向では各ノズル位置でK、C、M、Yのドットが繰り返されることになる。
つまり、KCMYの4色全てについて着弾位置を副走査方向にずらす必要があるため、各色のノズル列の使用ノズルは1/4に間引く必要がある。また、副走査方向の着弾色順を揃えるため、1スキャン当たりの使用ノズルは4の倍数の位置までとする必要がある(図13の例では、12ノズル目まで使用している)。
そして、2つのノズル列で構成される1色のノズル解像度Nは600dpiであるが、往路及び復路では、片方のノズル列のノズルを1ノズル毎に使用するので、ノズル解像度はN未満である75dpiとなり、すべてのノズル列を使用して画像を形成する場合に比べて相対的に低解像度の画像を形成することなる。
次に、本発明の第4実施形態について図14を参照して説明する。図14は同実施形態の説明に供する往復印刷動作と各ノズル位置における着弾順の説明図である。
上述した第3実施形態では、使用ノズルを往路と復路で切り替えなくとも双方向色差は生じないが、1色あたりの使用ノズルを1/4に間引くため、未使用ノズルの乾燥が進み、吐出信頼性が低下してしまうおそれがある。
そこで、本実施形態では、各色が使用するノズルをずらすようにしている。すなわち、1スキャンごとに使用するノズルを副走査方向に1ノズルずつずらしている。
なお、この場合、1スキャンごとに使用するノズルを副走査方向に1ノズルずつずらすことに合わせて、使用ノズル数と用紙改行量を変更する必要がある。
まず、用紙改行量については、ヘッド長よりもずらしをかけた1ノズル分少なく用紙改行する必要がある。そうしないと、副走査方向の色順が変わってしまうことになる。具体的には、1スキャン目はKCMYの順で紙面上から下に向かって色が並んでいるが、1スキャン目と2スキャン目のつなぎ目でこの順番が崩れてしまう。2スキャン目と3スキャン目以下も同様である。
また、用紙改行量を合わせてもヘッドの上端から下端までノズルを使用すると、前のスキャンの下端ノズルと次のスキャンの上端ノズルで形成するドットが重複してしまうことになる。例えば図14の黒塗り内に白抜きで示す文字のドットが重複する。
そこで、この部分は前のスキャンの下端ノズルか、次のスキャンの上端ノズルのいずれかを未使用とするか、あるいは、2つのノズルで吐出を分担する構成とすることが好ましい(例えば、主走査方向に交互に吐出を担当する。)
この場合、各色の副走査解像度はノズル解像度の1/4にまで低下するが、ノズル列が色対称配置を全く持たないにもかかわらず、双方向色差は発生しない。
ノズル解像度が1200dpiであれば1色あたり300dpi、ノズル解像度が600dpiであれば1色あたり150dpiとなるため、解像度は低くなるものの、双方向色差のような紙面全体にわたるような大きな画像障害もなく、速度重視のモードとしては、十分実用的なレベルとなる。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
上記各実施形態で説明した各ノズルへのデータは、ホスト600側のアプリケーションあるいはプリンタドライバ601又は画像形成装置本体の制御部500側で適した解像度に変換する。
例えば、前記第1実施形態では、ノズル解像度Nを600dpiとして説明しているが、この場合、各色は副走査解像度300dpiで印刷を行うため、副走査解像度300dpiの画像を生成し、対応するノズル列に割り振ることになる。
このとき、データ入力は600dpiとして、ノズル側を未使用とする制御を行うこともできる。ただし、この場合には、情報の欠損が生じてしまうため、データ上で予め300dpiのデータを生成しておくことが好ましい。
また、例えば、600×300dpiのデータを生成する場合は、600×600dpiのデータを単純に間引くとデータの欠損が生じるため、300×300dpiを横に拡大して600×300dpiのデータにする。あるいは、600×600dpiのデータを間引くときに、バイキュービック法など、種々の補間処理によって、間引かれる画素の情報が完全に欠損するのではなく、周囲画素に分配される形を取ることが好ましい。
これらの印刷データの作成は、上述したようにホスト600側のアプリケーションやプリンタドライバ601などのプログラム、装置本体側の制御部500のプログラムによって行われる。
このように、液滴を吐出する複数のノズルが配列された少なくとも2つのノズル列を有し、2つのノズル列から異なる色の液滴を吐出する画像形成手段が、ノズル配列方向と交差する方向に往復移動されるキャリッジに搭載された画像形成装置に対する印刷データのうち、キャリッジの往路及び復路で画像を形成する双方向印刷を行う印刷データを作成するとき、2つのノズル列の各ノズルのうち、ノズル配列方向で異なる位置に配置されて、キャリッジ移動方向で重複しないノズルを使用して、それぞれの色の液滴を吐出させる印刷データを作成する。
そして、液滴を吐出する複数のノズルが配列された少なくとも2つのノズル列を有し、2つのノズル列から異なる色の液滴を吐出する画像形成手段が搭載されたキャリッジを、ノズル配列方向と交差する方向に往復移動して、キャリッジの往路及び復路で画像を形成する双方向印刷をコンピュータに行わせるためのプログラムは、双方向印刷を行うとき、2つのノズル列の各ノズルのうち、ノズル配列方向で異なる位置に配置されて、キャリッジ移動方向で重複しないノズルを使用して、それぞれの色の液滴を吐出させる処理をコンピュータに行わせる構成とする。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。
双方向色差は、往路と復路で色味に違いを生じるものであるため、基本的にある程度の面積を有する場合に知覚される。
そこで、本実施形態では、印刷画像の種類(オブジェクトの種類)に応じて色差対応印刷を行うか否かを決定する。
これは既存のアプリケーションの中にはテキストやライン、イメージ、フィルなど画像データを構成するオブジェクトを識別できるものがある。また、像域分離と呼ばれる技術によって、一枚の画像から、テキストやラインとそれ以外のように特徴的な画像領域を識別する手法がある。
こうして識別したオブジェクトごとに色差対応印刷を行うか否かを決定して、解像度変換をかける。
具体的には、色差が目立ちにくく、かつ、その形状が重要であることから、印刷解像度が品質を左右するテキストやラインなどのオブジェクトについては、色差対応印刷を適用しないで、高解像度の入力データを生成して印刷を行う。この場合、当然、色対称配置(同じ色を吐出する2つのノズル列が線対称に配置されていること)でない色が使われる部分は双方向色差が生じることになる。
これに対し、イメージ画像やフィル画像などは面積が大きいことが多く、色差が知覚されやすいオブジェクトであるため、副走査解像度を落とす色差対応印刷を行って、往路と復路で選択的にノズルを使う分けることで、双方向色差の発生をなくする。
なお、この場合は、テキスト、ラインとそれ以外で解像度が異なるため、印刷に使用する駆動波形もそれに適したものであることが好ましい。例えば、テキスト、ラインは高解像度であるため、小さな滴を用いる波形とし、それ以外のオブジェクトは低解像度で形成するため、大きな滴を用いる波形というようにする。これは別々の駆動波形でもよいし、同じ波形で多値レベルを制御してもよい。例えば、大/中/小/なしの4値の場合。高解像度の文字、ラインは中・小滴を使い、文字、ライン以外の低解像度のオブジェクトは大、中、小滴を使うなどする。
次に、本発明の第7実施形態について説明する。
本実施形態では、印刷データ中に双方向色差を生じる色があるか否かで色差対応印刷を行うか否かを決定している。
双方向色差が発生するのは、着弾色順が往路と復路で異なる色である。このため、画像データ中に双方向色差が発生しうる色があるかどうかを判別して、色差対応印刷を行うか否かを決定する。
双方向色差が発生する色は、ノズル配列方向においてノズル列が色対称関係にない少なくとも2つの色のノズル列から吐出される液滴を重ねて形成される色である。
例えば、一般的なアプリケーションはRGBで色情報を持ち、これをプリンタ(印刷ドライバ含む)で画像形成装置が扱える色版データ、本実施形態の場合はKCMYの4版データに変換する。前述した第1実施形態のように、KKYMCCMYの色順構成においては、KとCMYのうちの少なくとも1色が入る色は双方向色差が発生する。
そこで、KとCMYが同時に発生しうるRGBの組み合わせを予め判別し、当該組合せが入力データ(入力画像)中に存在するか否かを調べる。或いは、RGBからKCMYに変換後に画像をラスタ処理していき、印刷画像中に、K版のドット発生箇所と同じ箇所にCMYのいずれかでドットが発生している画素があるか否かを調べる。
そして、双方向色差が発生する色がデータ中に含まれる場合は、前記各実施形態で説明したように、選択的にノズルを使い分ける色差対応印刷制御を実施し、含まれない場合は双方向色差の発生がないため、通常のノズル解像度で双方向印刷を実施する。
ここで、双方向色差が発生する色が含まれるか否かの判別は、単独で当該色差を発生する色が存在するか否かを判定することができる。これは、往路、復路に関わらず、該当する色があれば、往路で描かれるが復路で絶対的な色は変化しているとして、上述した双方向色差の発生を抑制する色差対応印刷を行うものである。
また、双方向色差が発生する色が含まれるか否かの判別は、往路と復路の両方で発生するか否かを判定することができる。すなわち、双方向色差が生じる色であっても、往路のみ、あるいは、復路のみの場所に存在する場合は、一枚の画像中では双方向色差はムラとしては知覚されない。往路と復路の差が色差になるので、いずれか一方しかない場合は絶対的な色のズレは知覚されるが、いわゆるバンド上の色ムラとしては知覚されない。そのため、往路と復路の両方に該当する色が存在する場合にのみ、双方向色差を抑制する色差対応印刷を行うようにすることができる。
次に、本発明の第8実施形態について図15及び図16も参照して説明する。図15及び図16は同実施形態の説明に供するテーブルの異なる例の説明図である。
本実施形態では、双方向色差を抑制する色差対応印刷の実施条件に段階を持たせている。
すなわち、色差が発生する色であっても、重ね合わせる色の数や付着量によって色差の程度にも差はある。主走査方向における色順が非対称関係にある色が多く重なるほど色差は悪化しやすく、色順が非対称関係にある色の付着量が互いに多いほど色差は悪化しやすい。着弾の浸透で発生する現象のため基本的には多く重なると悪くなる。
そこで、色差が一定以上になる色が存在する場合に、色差対応印刷を行うようにする。
例えば、図15に示すように、KCMY又はRGB値と、色差対応印刷(色差対応)をするか否かのテーブルを有する。この場合、色差対応を実施するか否かの基準は、色非対称配置である1組以上の色が使われるか否かである。
また、図16に示すように、KCMY又はRGB値と、色差対応印刷(色差対応)をするか否かのテーブルを持つが、この場合、色差対応を実施するか否かの基準を、双方向色差が基準(規定)以上か否かとしている。
例えば、色の差を議論する際によく使われるΔEがあるが、これが規定(一定値)以上の場合は双方向色差対応制御を実施し、未満の場合は双方向色差対応制御を実施しないとする。そして、各KCMY、または、RGB値にて、基準(規定)以上のΔEが発生するか否かをチェックし、テーブルとして持たせておき、色差対応の実施の判定をすればよい。
ここで、ΔEの基準は、設計者の考え方に依存するが、隣接する領域の色差は、ΔE=1.5を超えるあたりから特に顕著になるといわれている。このため、例えば、ΔE≧1.5となる色の組み合わせの場合に、上述した色差対応を行うことができる。もちろんΔEの設定基準はこの限りではないし、色によって基準を変ることもできる。
次に、本発明の第9実施形態について図17も参照して説明する。図17は同実施形態の説明に供する説明図である。
本実施形態では、前記第8実施形態のように画像中に色差を生じる色が含まれるか否かではなく、画像中の色差を生じる領域を検出して、色差対応印刷を行うか否かを決定している。
つまり、画像中に色差を生じる色が含まれるかどうかをチェックするとき、色差を生じる色が含まれ領域Aと、色差を生じる色が含まれない(又は、含まれるが規定未満の色差である)領域Bに分類する。
そして、図17(a)、(b)に示すように、領域Aの部分だけ、色差対応印刷を行い、領域Bは通常の解像度の印刷を行うものである。
この場合には、領域判定した後に、該当する領域ごとに対応した解像度で画像処理を行えばよい。
また、処理の流れ上、領域判定後にそれぞれの解像度で画像を受け取ることが難しい場合は、一律の解像度の画像を受け取り、領域判定後にそれぞれ内部的に解像度変換を行なえばよい。
例えば、600×300dpiで画像を受け取り、領域Aはそのまま。領域Bは、補間処理によって600×600dpiに解像度を上げる。または、逆に、600×600dpiで画像を受け取り、領域Bはそのまま、領域Aは補間処理により600×300dpiに解像度を下げる。
また、領域Aと領域Bが混在しているような場合で、1スキャン内で2つの解像度の画像を形成することが難しい場合は、例えば、図17(c)に示すような場合には、領域Aを優先して色差対応印刷を実施する。
ただし、図17(d)に示すように、領域Aと領域Bが1スキャン内に混在していることで、領域Bを色差対応印刷したした場合で、領域Bが単独で次のスキャンに跨いでいる場合、次のスキャンは色差の問題がないため、通常の解像度での印刷が可能であるが、この場合は画像が前のスキャン連続性があるため、途中で解像度を切り替えると違和感が生じる場合がある。
そこで、図17(e)に示すように、前のスキャンと画像がつながりを持っている場合(空白で途切れていない)は、領域Aに対する作像方法で画像形成し、領域Bが単独で存在する場合に解像度を生かした画像形成をすることが好ましい。
これはラベリング処理などといわれる既存の画像処理によって領域ごとのつながりを検出し作画像形成方法の選択をすればよい。
また、ここでも、解像度に応じて、使用する波形、または多値レベルを変えることが好ましいことは同様である。
以上の色差対応印刷を行うための低解像度の印刷データの作成は、前述したように、ホスト側(情報処理装置側)及び画像形成装置側のいずれで行ってもよい。
なお、本願において、「用紙」とは材質を紙に限定するものではなく、OHP、布、ガラス、基板などを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味であり、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含む。また、画像形成、記録、印字、印写、印刷はいずれも同義語とする。
また、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味する。また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用いる。
また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を三次元的に造形して形成された像も含まれる。
また、画像形成装置には、特に限定しない限り、シリアル型画像形成装置及びライン型画像形成装置のいずれも含まれる。
3 キャリッジ
4、4a、4b 記録ヘッド
500 制御部

Claims (12)

  1. 液滴を吐出する複数のノズルが配列された少なくとも2つのノズル列を有し、前記2つのノズル列から異なる色の液滴を吐出する画像形成手段と、
    前記画像形成手段を搭載してノズル配列方向と交差する方向に往復移動されるキャリッジと、
    前記キャリッジの往路及び復路で少なくとも前記2つのノズル列を使用して画像を形成する双方向印刷を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記2つのノズル列の各ノズルのうち、ノズル配列方向で異なる位置に配置されて、キャリッジ移動方向で重複しない前記ノズルを使用して、それぞれの色の液滴を吐出させる色差対応印刷制御を行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. ノズル配列方向におけるノズル間ピッチで液滴を吐出したときの解像度をノズル解像度Nとするとき、
    前記制御手段は、前記色差対応印刷制御では、前記ノズル解像度N未満になる前記ノズルを選択的に使用する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、印刷画像の種類に応じて、前記色差対応印刷制御を行うか否かを決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷画像がイメージ画像又はフィル画像であるときに前記色差対応印刷制御を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 入力画像又は印刷画像中に前記双方向印刷で色差を生じる色を含むか否かを判別し、
    前記色差を生じる色を含むときには前記色差対応印刷制御を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 入力画像又は印刷画像中に前記双方向印刷で規定以上の色差を生じる色を含むか否かを判別し、
    前記規定以上の色差を生じる色を含むときには前記色差対応印刷制御を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  7. 入力画像又は印刷画像を、前記双方向印刷で色差を生じる色を含む領域と、色差を生じる色を含まない領域とに分け、
    前記色差を生じる色を含む領域部分について前記色差対応印刷制御を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  8. 入力画像又は印刷画像を、前記双方向印刷で規定以上の色差を生じる色を含む領域と、前記規定以上の色差を生じる色を含まない領域とに分け、
    前記規定以上の色差を生じる色を含む領域部分について前記色差対応印刷制御を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  9. 前記2つのノズル列の一方が黒の液滴を吐出するノズル列であり、他方がカラーの液滴を吐出するノズル列である
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 液滴を吐出する複数のノズルが配列された少なくとも2つのノズル列を有し、前記2つのノズル列から異なる色の液滴を吐出する画像形成手段が、ノズル配列方向と交差する方向に往復移動されるキャリッジに搭載された画像形成装置に対する印刷データを作成する印刷データ作成方法であって、
    前記キャリッジの往路及び復路で画像を形成する双方向印刷を行う印刷データを作成するとき、前記2つのノズル列の各ノズルのうち、ノズル配列方向で異なる位置に配置されて、キャリッジ移動方向で重複しない前記ノズルを使用して、それぞれの色の液滴を吐出させる印刷データを作成する
    ことを特徴とする印刷データ作成方法。
  11. 液滴を吐出する複数のノズルが配列された少なくとも2つのノズル列を有し、前記2つのノズル列から異なる色の液滴を吐出する画像形成手段が搭載されたキャリッジを、ノズル配列方向と交差する方向に往復移動して、前記キャリッジの往路及び復路で画像を形成する双方向印刷を行う画像形成方法であって、
    前記双方向印刷を行うとき、前記2つのノズル列の各ノズルのうち、ノズル配列方向で異なる位置に配置されて、キャリッジ移動方向で重複しない前記ノズルを使用して、それぞれの色の液滴を吐出させる
    ことを特徴とする画像形成方法。
  12. 液滴を吐出する複数のノズルが配列された少なくとも2つのノズル列を有し、前記2つのノズル列から異なる色の液滴を吐出する画像形成手段が搭載されたキャリッジを、ノズル配列方向と交差する方向に往復移動して、前記キャリッジの往路及び復路で画像を形成する双方向印刷をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、
    前記双方向印刷を行うとき、前記2つのノズル列の各ノズルのうち、ノズル配列方向で異なる位置に配置されて、キャリッジ移動方向で重複しない前記ノズルを使用して、それぞれの色の液滴を吐出させる処理をコンピュータに行わせる
    ことを特徴とするプログラム。
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