JP2016070507A - レンジフード - Google Patents

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Abstract

【課題】清掃性を向上させたレンジフードを提供する。【解決手段】捕集した空気を排気する排気部12は、油煙吸込口15と油煙排気口16とを連通する第一風路34を有する筒状の本体14を備え、空気を捕集するフード機能部13は、本体14の側面から油煙吸込口15の方向延設された複数のアーム部19と、アーム部19を連結してなる多角形の内側壁面24に吹出口25を備えたフレーム部20と、アーム部19とフレーム部20とからなる端部26より内側の平面が中空である複数の仮想フード板27と、吸込口17と吹出口25とを連通させ、第一風路34とは空間的に独立した第二風路28という構成にしたレンジフードを提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、レンジフードに関するものである。
従来のレンジフードとして、油煙や水蒸気を含んだ排気をフード本体にて捕集してから排気ダクトを介して屋外に排出する給排気型レンジフードであって、屋外または室内の空気を吸引し、吸引した空気をフード本体の外面に吐出させることにより、このフード本体上面の油滴の付着を防止するとともに、調理器からの排気を囲むエアカーテンを発生させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、そのレンジフードについて図8を参照しながら説明する。
図8は給排気型レンジフード101の縦断正面図である。フード本体102の上部内に、互いに上下方向に区画されて隣接し合う第一区画箱104及び第二区画箱108を配置している。第一区画箱104に、フード本体102内に開口する吸引口105と、排気ダクト103が接続される排出口106とを形成するとともに、この第一区画箱104内にシロッコファン107を設けている。第二区画箱108に、屋外または室内の空気を吸引する給気ダクト109に接続される給気口110と、吸引した空気をフード本体102の内側また外側に給気する吐出口111を形成すると共に、この第二区画箱108 内に、空気を吐出口111に向けて送り出す給気ファン112を設けて、この給気ファン112及びシロッコファン107を1つの駆動モータ113により同軸的に駆動するようにしている。第1及び第二区画箱104、108の周囲に区画筒114を取付けるとともに、この区画筒114の下端に、第一区画箱104の吸引口105のみをフード本体102内に連通させる通孔を有した隔離板115を取付け、この隔離板115と、区画筒114及びフード本体102との間に給気通路116を形成し、この給気通路116内に対して、第二区画箱108の吐出口111、区画筒114の開口、及びフード本体102の上部に形成した給気口110を介して第二区画箱108内を連通させている。
上記構成で、上述した給排気型レンジフード101は、以下のように動作する。
図8中の黒矢印で示すような排気の流路と、白矢印で示すような給気の流路が形成され、これら各流路は、互いに隣接し合う第一区画箱104と第二区画箱108とによって互いに混合し合うことなく送られるものとなっている。
給気ファン112によって第二区画箱108内に吸引された外気等の空気は、この給気ファン112の作用によってフード本体102の給気口110によって給排気型レンジフード101外に吐出されるのである。吐出された空気は、図8中の白矢印にて示すように、シロッコファン107の排気作用により、フード本体102の上面上を、層流風を形成しながら流下してフード本体102内に下方から入り込もうとし、調理器から立ち昇っている排気の周囲を囲むエアカーテンを形成することになるのである。
このエアカーテンは、図8にも示すように、油煙を含む排気がキッチン内に拡散しないようにするものであり、シロッコファン107による排気の排出を効果的に行うようにしているのである。このとき、エアカーテンを作る前の空気は、第8 図に示したように、フード本体の上面を流れる層流風ともなるのであるから、これにより、「層流風効果」、つまり油煙が直接フード本体102 に接触を防ぎフード本体102上面が汚れるのを防止し、フード本体102上に降り積もろうとしているホコリ等の除去をする効果を発揮するものであるとしている。
国際公開第2004/051152号
このような従来のレンジフードにおいては、フードの外面あるいは内面をカバーするためにエアカーテンを利用している。しかしながら、内面をカバーした場合であっても確実に内面への油煙の接触を防げるわけではなく、フードに油が付着することを完全に防止することはできない。そして内面を調理器方向(下方向)に吹出されるエアカーテンは、フード内において油煙(上方向)とは逆方向を向くことになる。このため、巻き込んだ油煙を下方に拡散させてしまい、調理場全体を汚す原因となる。また、ファンの停止時にはフード外面に埃が降り積もり、稼動時にこの埃を室内に拡散させてしまう点も清潔に保つ必要がある調理場においては大きな課題である。
さらに、給気ダクトを通じて給気した空気でエアカーテンを構成するため、排気ダクトや本体とは別に給気ダクトの設置が必要となり、施工面でも不利である。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、清掃性及び施工性を向上させたレンジフードを提供することを目的とする。
そして、本発明に係るレンジフードは、空気を捕集するフード機能部と、前記フード機能部により捕集した空気を排気する排気部とからなるレンジフードであって、前記排気部は、油煙吸込口と、油煙排気口と、前記油煙吸込口と前記油煙排気口とを連通する第一風路と、前記油煙吸込口から前記油煙排気口へと空気を導く第一羽根車と、当該第一羽根車を駆動する第一モータとを有する筒状の本体を備え、前記フード機能部は、前記本体の側面を本体側端部として当該本体側端部から前記油煙吸込口の方向に外広がりに棒状に延設された複数のアーム部と、複数の前記アーム部の前記本体側端部とは逆端部を連結して多角形の捕集平面を構成し当該多角形の内側壁面より前記油煙吸込口方向に向けた吹出口を備えたフレーム部と、前記アーム部と前記フレーム部とが端部を構成し、当該端部より内側の平面が中空である複数の仮想フード板と、空気を吸い込む吸込口と前記本体側端部と中空状の前記アーム部内部と中空状の前記フレーム部と前記吹出口とを連通させ、前記第一風路とは空間的に独立した第二風路と、前記第二風路にて前記吸込口から前記吹出口へと空気を導く第二羽根車と、当該第二羽根車を駆動する第二モータとを備えたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、清掃対象となる箇所の面積が小さく、清掃性を向上させることができる。また、簡素な吸気構造であるため施工性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1のレンジフードの斜視図 本発明の実施の形態1のレンジフードの断面図 本発明の実施の形態1のレンジフードの断面図 本発明の実施の形態1のレンジフードの断面図 本発明の実施の形態2のレンジフードの断面図 本発明の実施の形態3のレンジフードの斜視図 本発明の実施の形態3のレンジフードの斜視図 従来のレンジフードの断面図
本発明の実施の形態に係るレンジフードは、空気を捕集するフード機能部と、前記フード機能部により捕集した空気を排気する排気部とからなるレンジフードであって、前記排気部は、油煙吸込口と、油煙排気口と、前記油煙吸込口と前記油煙排気口とを連通する第一風路と、前記油煙吸込口から前記油煙排気口へと空気を導く第一羽根車と、当該第一羽根車を駆動する第一モータとを有する筒状の本体を備え、前記フード機能部は、前記本体の側面を本体側端部として当該本体側端部から前記油煙吸込口の方向に外広がりに棒状に延設された複数のアーム部と、複数の前記アーム部の前記本体側端部とは逆端部を連結して多角形の捕集平面を構成し当該多角形の内側壁面より前記油煙吸込口方向に向けた吹出口を備えたフレーム部と、前記アーム部と前記フレーム部とが端部を構成し、当該端部より内側の平面が中空である複数の仮想フード板と、空気を吸い込む吸込口と前記本体側端部と中空状の前記アーム部内部と中空状の前記フレーム部と前記吹出口とを連通させ、前記第一風路とは空間的に独立した第二風路と、前記第二風路にて前記吸込口から前記吹出口へと空気を導く第二羽根車と、当該第二羽根車を駆動する第二モータとを備えた構成を有する。
これにより、吸込口から第二風路へ吸込まれた空気によって、フレーム内側の吹出口から油煙吸込口へと吹き出されることで仮想フード板の近傍に気流が形成される。形成された気流は、上昇してきた油煙を油煙吸込口へ誘導するとともに、気流を形成した空気と油煙とが共に油煙吸込口から第一風路へと吸込まれ、油煙排気口から屋外へ排気される。このため清掃時に負担の大きなフードに相当する部分が存在せず、清掃対象となる面積が小さく、清掃性を向上させることができるという効果を奏する。
また、屋内の空気を吸込み、吹出すことによって気流を形成するのでため、屋外からの空気を取り入れるための給気ダクトを設置する必要がなく施工性を向上させることができるという効果を奏する。
また、フードが存在しないことは使用者の頭上や視界にある遮蔽物が小さくなることを意味し、即ち使用者の圧迫感がなくなる。さらに、レンジフードを挟んで反対側の室内の明かりがアーム部やフレーム部の間から抜けてくるため、開放感が増すという効果を奏する。
また、吹出口から吹出された気流によって、仮想フード板よりも外側の空気も誘引されるので、捕集平面を通過せずにフレーム部の外側を上昇した油煙も誘引された空気によって油煙吸込口へ誘導され、捕集・排気性能が向上するという効果を奏する。
また本発明の実施の形態に係るレンジフードは、前記捕集平面が、前記本体を基準として前記油煙吸込口より遠方に位置する構成にしてもよい。これにより、油煙が上昇する方向に沿って気流が形成されるため、油煙の上昇気流を乱すことなく捕集することができる。つまり油煙が油煙吸込口へ誘導されやすくなり、室内への油煙の漏れを抑制し効率良く排気できるという効果を奏する。
また本発明の実施の形態に係るレンジフードは、前記多角形の内側壁面より前記油煙吸込口方向に向けた吹出口から吹き出す空気が、前記仮想フード板の中空平面上にエアカーテンを構成するという構成にしてもよい。これにより、エアカーテンで広い面の気流が形成され仮想フード板の内側と外側の空間の空気の交わりが遮断されるので、油煙が仮想フード板よりも外側へ漏れるのを一層強く抑制し、油煙吸込口へ誘導することができるという効果を奏する。
また本発明の実施の形態に係るレンジフードは、前記本体側面に前記吸込口を備え、前記本体内に前記第二羽根車と前記第二モータとを備え、前記本体側面から吸い込んだ空気が前記エアカーテンを構成するとしてもよい。これにより、エアカーテンを形成するために給気ダクトを設けて給気する必要がなくなるので、本体構成をコンパクトにまとめることができ、レンジフードのサイズを小さくすることができるという効果を奏する。
また、給気ダクトを本体とは別に設置する必要がなくなり、施工性が向上するという効果を奏する。
また本発明の実施の形態に係るレンジフードは、前記吸込口を、前記本体側端部よりも油煙排気口側に設けたという構成にしてもよい。上昇してくる油煙は、仮想フード板よりも内側で捕集され、油煙吸込口に吸込まれるため、本体側端部よりも油煙排気口側には上昇せず、吸込口から吸込まれる空気に油煙は含まれない。このため、第二風路内への油の付着や吹出口が油で詰まることを防ぐことができるという効果を奏する。そして、油煙吸込口と吸込口の距離が離れているため、吸込口に吸込まれる空気によって気流が乱されることがない。このため気流の乱れが原因となって、油煙が仮想フード板を通過して屋内へ漏れることを抑制し、効率良く排気することができる。
また本発明の実施の形態に係るレンジフードは、前記第一モータと前記第二モータの両方またはいずれか一方を第二風路内に設けた構成にしてもよい。
これにより、第二風路にあるモータを油煙を含まない空気で冷却することができるので、油や温度上昇によるモータの品質劣化、故障を防ぐことができるという効果を奏する。
また本発明の実施の形態に係るレンジフードは、前記第一モータが前記第二モータを兼ねた構成にしてもよい。これにより、1つのモータで2つのファンを駆動させることとなるので、レンジフードのコスト低下を図ることができるという効果を奏する。
また、モータの配置に必要な空間が少なくなるので、風路を拡大すし、もしくは本体サイズを小さくすることができるという効果を奏する。
また、油煙を含まない空気で第二風路にあるモータを冷却することができるので、油や温度上昇によるモータの品質劣化、故障を防ぐことができるという効果を奏する。
また本発明の実施の形態に係るレンジフードは、隣接する吹出口から吹出される空気の角度が、前記捕集平面に対して異なる構成にしてもよい。これにより、隣接する吹出口から吹出される気流同士の衝突を防止することができ、アーム部およびフレーム部の内側での気流の乱れが低減できる。これにより、仮想フード板から外側へ油煙が漏れること防ぎ、捕集・排気性能が向上するという効果を奏する。
また本発明の実施の形態に係るレンジフードは、前記多角形が方形であり、前記方形における1対の対向する吹出口から吹出される2つの空気のみが、前記油煙吸込口と前記捕集平面との間の空間で交わる構成にしてもよい。これにより、アーム部およびフレーム部の内側での、隣接する吹出口から吹出される空気の衝突を防止することができ、即ち気流の乱れを低減することができる。また、隣接する吹出口から吹出された空気同士の境目近傍において、気流が高さ方向に重なり合うことで、部分的に二重の気流が形成されるので、仮想フード板から外側へ油煙が漏れること防ぎ、捕集・排気性能が向上するという効果を奏する。
また本発明の実施の形態に係るレンジフードは、前記多角形が長方形であり、前記長方形における長辺側の吹出口から吹出される空気の角度が、短辺側の吹出口から吹出される空気の角度よりも前記捕集平面に対して大きい構成にしてもよい。これにより、隣接する吹出口から吹出された空気同士の境目近傍において、気流が高さ方向に重なり合うことで、部分的に二重の気流が形成され、仮想フード板から外側へ油煙が漏れることを防止することができる。また、油煙吸込口からの距離の近い長辺側のフレーム部から吹出される空気同士のアーム部およびフレーム部の内側での衝突を防止することができる。つまり、吹出された空気同士の衝突による気流の乱れが低減されるので、仮想フード板から外側へ油煙が漏れること防ぎ、捕集・排気性能が向上するという効果を奏する。
また、フレーム部から吹出された気流は、油煙吸込口に近づくほど油煙の上昇気流と合わさり捕集平面に対する角度が大きくなる。これに対して短辺側のフレーム部から吹出す空気の捕集平面に対する角度を小さくすることで、長辺側のフレーム部から吹出された空気の気流が短辺側のフレーム部から吹出された空気の上に位置することができる。
ところで、短辺側のフレーム部から吹出す空気は、油煙吸込口までの到達距離が長い。そのため上昇気流の影響を受けやすく、捕集平面に対する角度が油煙吸込口に近づくほど大きくなりやすい。つまり、油煙吸込口まで到達しない場所、即ち油煙吸込口の範囲外にて鉛直上方への気流となってしまう可能性がある。しかし、油煙吸込口に到達する前に上昇成分が強くなった場合でも、長辺側のフレーム部から吹出した空気が上に位置しているため、長辺側のフレーム部から吹出した空気によって油煙吸込口まで誘導されることになる。このため、短辺側のフレーム部から吹出された気流の角度が大きくなりすぎることが原因となって油煙が屋内へ漏れることを抑制し、捕集・排気性能が向上するという効果を奏する。
また本発明の実施の形態に係るレンジフードは、隣接する吹出口から吹出される空気の風速が異なる構成にしてもよい。これにより、隣接する吹出口から吹出された空気同士が衝突した時に風速の速い気流が支配的になり、アーム部およびフレーム部の内側での気流同士の衝突による気流の乱れが低減される。したがって、仮想フード板から外側へ油煙が漏れることを防ぎ、捕集・排気性能が向上するという効果を奏する。
また本発明の実施の形態に係るレンジフードは、前記多角形が長方形であり、長辺側の吹出口から吹出される空気の風速が短辺側の吹出口から吹出される空気の風速よりも遅い構成にしてもよい。これにより、長辺側のフレーム部からの気流と短辺側のフレーム部からの気流が衝突した時に風速の速い短辺側のフレーム部からの気流が支配的になる。このため、気流が確実に油煙排気口まで到達可能となる。また、アーム部およびフレーム部の内側で、距離が近い長辺側のフレーム部から吹出される気流同士の衝突による気流の乱れを低減することとなる。このため、仮想フード板から外側へ油煙が漏れることを防ぎ、捕集・排気性能が向上するという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付している。さらに、各図面において、本発明に直接には関係しない各部の詳細については説明を省略している。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態に係るレンジフードの斜視図である。
図1に示すように、レンジフード11aは、排気部12とフード機能部13で構成される。
排気部12は、円筒形状の本体14を備えており、その下面に円形平面の油煙吸込口15を、上面に円形平面の油煙排気口16を備えている。
本体14は、側面に吸込口17を備え、屋内の空気を側壁18内部に取り込むが詳細は後述する。
油煙吸込口15は、例えばレンジフード11aの下方に配置された調理器(図示せず)より発生した油分を含んだ油煙の、排気部12への入り口を構成する。
油煙排気口16は、屋外へと連通する排気ダクト(図示せず)に接続されており、油煙吸込口15から吸い込んだ空気を屋外へと排気するがその仕組みについては後述する。
フード機能部13は、複数のアーム部19と、フレーム部20とを備えている。
アーム部19は、本体14の側面である本体側端部21を起点として、この起点から油煙吸込口15の方向(図1における下方)に外広がりに棒状に延設されている。ここでいう外広がりとは、下方に向けて延設された複数のアーム部19の上方の端点、即ち本体側端部21を結んだ多角形よりも下方の端点である逆端部22を結んだ多角形の方が、開口面積が広くなる形状を意味する。
本体側端部21は、油煙吸込口15と油煙排気口16との間であって油煙吸込口15側に配置されている。そして本体側端部21より油煙排気口16側に吸込口17が位置する。
フレーム部20は、複数のアーム部19の本体側端部21とは逆端部22を連結して多角形(本実施の形態では略長方形)の捕集平面23を構成する。
捕集平面23は、レンジフード11aの下端に位置して下方に開口する多角形の平面として構成される。捕集平面23は、平面視にして調理器と同じサイズ(面積)、または調理器より大きいサイズとしている。
フレーム部20の、多角形の内側壁面24、つまり捕集平面23側に面した内側壁面24には、吹出口25が設けられている。
吹出口25は、内側壁面24から油煙吸込口15方向に向けた開口として設けられており、捕集平面23の全周囲にわたって備えられている。ここで、油煙吸込口15方向とは、円形の油煙吸込口15の円周端部であって、各吹出口25からもっとも近い円周端部の方向とする。また、吹出口25は、吸込口17と連通しているが詳細は後述する。
アーム部19とフレーム部20とが略三角形の形状を有する端部26を構成し、当該端部26より内側の平面が中空である複数の仮想フード板27を形成している。即ち仮想フード板27は、略三角形の形状を有する中空平面であり、その端部がアーム部19とフレーム部20に接して構成されている。
続いて、理解に供するため、排気部12及びフード機能部13の構成の説明に先立って、図2を参照しながらレンジフード11aにおける風の流れについて説明する。なお図2は、本実施の形態に係るレンジフード11aの(a)平面における断面図である。
本発明に係るレンジフード11aでは、大きく分けて2つの気流の流れが存在する。即ち、上述したフード機能部13にて生成される仮想フード気流30と、上述した排気部12を介して屋外に排気される排気気流50である。
仮想フード気流30は、室内空間に存在する空気を吸込口17から吸い込むことで生成される。ここでフード機能部13の内部には、図2に示すように、吸込口17と本体側端部21と中空状のアーム部19内部と中空状のフレーム部20内部と吹出口25とを連通して第二風路28(一点破線)が構成されている。吸込口17にて吸い込まれた空気は、第二風路28の内部に備えられた第二羽根車29で昇圧される。昇圧された空気は、中空状のアーム部19内部と中空状のフレーム部20内部を通過し、吹出口25から吹出される。吹出口25から吹出された空気は、吹出口25の周囲の空気を誘引しながら、仮想フード板27の中空平面上を油煙吸込口15に向かう仮想フード気流30を形成する。なお本体14内における第二風路28の詳細構成は後述する。
排気気流50は、レンジフード11aの下方に配置された調理器(図示せず)より発生した油煙31を主成分とする。油煙31は、下方から上昇し捕集平面23を通過する。この際、油煙31は、仮想フード気流30の流れに沿って、油煙吸込口15へと誘導される。
また、油煙31の一部は、フレーム部20の外側を通過する。仮想フード気流30は周囲の空気も誘引しているため、フレーム部20の外側を通過した油煙31の一部は、仮想フード気流30に誘引されて油煙吸込口15へと誘導される。
油煙吸込口15へと誘導された排気空気32(上昇してきた油煙31+吹出口25から吹出された仮想フード気流30を構成する空気)は、第一羽根車33の吸込みによって油煙吸込口15内に向かって吸込まれる。吸込まれた排気空気32は第一風路34を通り、油煙排気口16を介して図示しない排気ダクトから屋外へと排気される。つまり排気空気32の流れが排気気流50である。なお第一風路34は、油煙吸込口15と油煙排気口16を連通した風路であるが、本体14内における第一風路34のさらに詳細構成は後述する。
続いて図3を参照しながら本体14内部の第一風路について詳しく説明する。なお図3は、図1に示したレンジフード11aの(b)平面における断面図である。
第一風路34(実線矢印)は、内部に第一羽根車33と第一羽根車33を駆動する第一モータ35とを備え、油煙吸込口15を始点として、油煙排気口16に至る風路である。また第一風路34は、第二風路28の一部(一点鎖矢印)を囲うように、第二風路28を構成する第二風路壁面51と側壁18との間に構成される。
第一羽根車33は、排気気流50の上流側における第一羽根車33の空気の吸込口である第一羽根車吸込口36と油煙吸込口15とを連通して設けられている。また排気気流50の下流側において、第一羽根車33の空気の吐き出し口である第一羽根車吐出口37と油煙排気口16を連通して設けられている。
続いて図4を参照しながら本体14内部の第二風路について詳しく説明する。なお図4は、図1に示したレンジフード11aにおける、図3と異なる角度(c)平面での断面図である。
第二風路28は、吸込口17を始点として本体14の中央部を通過し、上述の吹出口25へと至る風路であり、第二羽根車29と第二羽根車29を駆動する第二モータ38を備える。
第二羽根車29は、仮想フード気流30の上流側における第二羽根車29の空気の吸込口である第二羽根車吸込口39と吸込口17とを連通して設けられている。また仮想フード気流30の下流側において、第二羽根車29の空気の吐き出し口である第二羽根車吐出口40とアーム部19内部とが連通して設けられる。
吸込口17から第二羽根車吸込口39までは、第一風路34を貫通するように吸込通風路41が設けられている。
吸込通風路41は、周囲を壁に囲われているので吸込通風路41を通過する空気と第一風路34の空気とは交わらない。
第二羽根車吐出口40からアーム部19内部までは、第一風路34を貫通するように吐出通風路42が設けられている。
吐出通風路42は、周囲を壁に囲われているので吐出通風路42を通過する空気と第一風路34の空気とは交わらない。
以上、図3、図4に示したように、第一風路34と第二風路28は空間的に独立している。ここで言う「空間的に独立して」とは、第一風路34と第二風路28とに空気流の交わりが無い状態を言う。 このような構成によれば、従来の物理的なフードがなくても、端部26内側の仮想フード板27と仮想フード気流30によって、物理的なフードと同様に油煙31を捕集する機能を持つ。物理的なフードがないため、油やほこりホコリ等が付着する面が小さく、清掃対象となる面積が小さいので、清掃性を向上させ負担を減らすことができる。
また、屋内の空気を吸込み、吹出すことによって仮想フード気流30を形成するので、屋外からの空気を取り入れるための給気ダクトを設置する必要がない。そのため、レンジフード11aの設置の際に、工数を削減し施工性を向上させることができる。
また、物理的なフードがないため使用者の頭上や視界にある遮蔽物が小さくなる。このため、使用者に与える圧迫感を減らすことができる。
また、物理的なフードによって前方からの光が遮られないため、レンジフード11aを挟んで反対側の室内の明かりがアーム部19やフレーム部20の間から抜けて使用者に届く。さらに、使用者も物理的なフードによって視界を遮られることがなく前方を見ることができる。このため、使用者の開放感を増すことができる。
また、吹出口25から吹出された仮想フード気流30によって、仮想フード板27よりも外側の空気も油煙吸込口15へ向かって誘引される。このため、捕集平面23を通過せずにフレーム部20の外側を上昇した油煙31の一部は、誘引された空気によって油煙吸込口15へ誘導され、捕集・排気性能を向上させることができる。換言すると、捕集平面23を小さくしても広範囲にわたり捕集が可能となるため、レンジフードを小型化することができる。
また、各吹出口25は、円形の油煙吸込口15の円周端部であって、各吹出口25からもっとも近い円周端部を向いている。これにより、油煙吸込口15全体を漏れなく覆うエアカーテンを構成することができ、捕集性能を向上させることができる。
そして本実施の形態では、捕集平面23は、本体14を基準として油煙吸込口15より遠方に位置している。このような構成によれば、吹出口25から吹出された空気は油煙吸込口15に向かって上方向きの仮想フード気流30を形成し、油煙31の上昇方向に沿った流れとなる。このため、油煙31の上昇気流を乱すことなく捕集し、油煙吸込口15へ誘導しやすくなる。気流の乱れの発生を抑制することで、乱れによって屋内へ漏れる油煙31の量を抑制し効率良く排気することができる。
また、本実施の形態では、多角形の内側壁面24より油煙吸込口15方向に向けた吹出口25から吹き出す空気が、仮想フード板27の中空平面上にエアカーテンを形成している。ここでエアカーテンとは、気流の膜を作ることによって、エアカーテンを挟んだ空間の空気が混ざり合わないようにするものである。このような構成によれば、エアカーテンによって仮想フード板27の内外の空間における空気の往来が遮断される。このため、油煙31が仮想フード板27を通過して屋内へ漏れるのを抑制し、油煙吸込口15へ誘導することができ、捕集・排気性能を向上させることができる。
また、本実施の形態では、本体の側面に吸込口17を備え、本体14内に第二羽根車29と第二モータ38とを備え、吸込口17から吸い込んだ空気を吹出口25から吹出しエアカーテンを構成している。このような構成によれば、エアカーテンを形成するために、本体14とは別に、第二羽根車29と第二モータ38を備えたケーシングや風路を設ける必要がない。このため、フード機能部13の構造をコンパクトにまとめることができ、レンジフード11aのサイズを小さくすることができる。
また、本実施の形態では、吸込口17は、本体側端部21よりも油煙排気口16側に設けている。このような構成によれば、上昇してくる油煙31は、仮想フード板27より内側で捕集され油煙吸込口15に吸込まれるため、本体側端部21よりも油煙排気口16側には油煙31は上昇しない。このため、吸込口17に吸込まれる空気は、油煙31を含まない空気となる。第二風路28内には油煙31が吸込まれないため、第二風路28内への油の付着や吹出口25が油で詰まることを防ぐことができる。また、第二風路28内に設けられている第二モータ38は、第二風路28内の風で冷却しながらも、モータと油煙が接触することがないので油や温度上昇によるモータの品質劣化、故障を防ぐことができる。また、油煙吸込口15と吸込口17の距離が離れているため、吸込口17に吸込まれる空気によって仮想フード気流30が乱されることがない。このため、仮想フード気流30の乱れによる仮想フード板27を通過して屋内へ漏れる油煙31の量を抑制し、効率良く排気することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、実施の形態1と異なる点のみを説明する。なお、図5は、本実施の形態2に係るレンジフード11bの本体の断面図である。
図5に示すように、レンジフード11bの本体14の各風路(第一風路34、第二風路28)の構造は、実施の形態1におけるレンジフード11aと同じである。
レンジフード11aと異なる点は、第一モータ35bが第二モータ38を兼ねており、第一モータ35bのみで第一羽根車33と第二羽根車29の両方を駆動させる点である。
第一モータ35bは、両側に同軸上の回転軸52を備えており、回転軸52の一方に第一羽根車33が、他方に第二羽根車29が備えられている。
また、第二モータ38を兼ねた第一モータ35bが第二風路28内に設けられている点である。
このような構成によれば、第一モータ35bだけで2つの羽根車を駆動させられるので、コストを下げることができる。また、モータを設けるために必要な空間が小さくなる。このため、第一風路34や第二風路28を拡大することができ、風路の圧損を減らすことが可能となる。なお、風路は拡大せずに、本体サイズを小さくしてもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3では、実施の形態1、2と異なる点のみを説明する。図6は、本実施の形態3に係るレンジフードの斜視図である。
図6に示すように、レンジフード11cのフード機能部13と排気部12と各風路(第一風路34、第二風路28)の構造は、実施の形態1のレンジフード11aと同じである。と同じである。
レンジフード11aと異なる点は、吹出口25から吹出す空気の捕集平面23に対する角度が、隣接する吹出口25a、25bで異なっている点である。
実施の形態3では、フレーム部20が構成する捕集平面23の多角形は長方形である。長方形の長辺側の吹出口25bから吹出される空気(仮想フード気流30)の捕集平面23に対する角度は、短辺側の吹出口25aから吹出される空気(仮想フード気流30)の角度よりも大きい。また、短辺側の吹出口25aから吹出される2つの空気が油煙吸込口15と捕集平面23の間の空間で交わっている。
このような構成によれば、隣接する吹出口25a、25bから吹出される仮想フード気流30aと仮想フード気流30bとの衝突を防ぐことができる。また、対向する吹出口25間の距離が近い長辺側の吹出口25bからの吹出し角度を大きくすることで、対向する仮想フード気流30b同士が衝突することを防ぐことができる。このため、仮想フード気流30同士の衝突で生じる乱れを低減することができ、乱れによって屋内へ漏れる油煙31の量を低減し効率良く排気することができる。
また、仮想フード気流30a、30bが高さ方向に重なることによって、二重の仮想フード気流30が形成される。このため、仮想フード板27から外側へ油煙が漏れることを防ぎ、捕集・排気性能を向上させることができる。
また、短辺側からの仮想フード気流30aは、油煙吸込口15までの到達距離が長い。このため、油煙吸込口15に近づくほど油煙31の上昇気流と合わさり捕集平面23に対する角度が大きくなりやすく、油煙吸込口15まで到達しない可能性がある。上記構成において、長辺側からの仮想フード気流30bは短辺側からの仮想フード気流30aよりも上に位置する。このため、仮想フード気流30aの上昇成分が強くなった場合でも、上に位置する仮想フード気流30bによって油煙吸込口15まで誘導されることになる。これにより、短辺側からの仮想フード気流30aの角度が大きくなりすぎることが原因となって油煙31が屋内へ漏れることを抑制し、捕集・排気性能を向上させることができる。
なお、多角形が方形である時は、方形における1対の対向する吹出口25から吹出される2つの空気(仮想フード気流30)のみが油煙吸込口15と捕集平面23の間の空間で交わるような構成にしてもよい。このような構成において、作用効果に差異を生じない。
なお、長辺側の吹出口25bから吹出される空気の風速が短辺側の吹出口25aから吹出される空気の風速よりも遅くしてもよい。風速の変更方法はどのようなものであってもよく、例えば各吹出口25の開口幅を変えることで風速を変更できる。
このような構成によれば、長辺側の吹出口25bからの仮想フード気流30bと短辺側の吹出口25aからの仮想フード気流30aが衝突した時に、風速の速い短辺側の吹出口25aからの仮想フード気流30aが支配的になる。このため、仮想フード気流30が大きく乱れるのを防ぎ、確実に油煙吸込口15まで到達可能となる。さらに、吹出口25間の距離が近い長辺側の吹出口25bの吹出しの風速を遅くすることで、仮想フード気流30b同士が衝突することを防ぐことができる。このため、仮想フード板27から外側へ油煙31が漏れることを防ぎ、捕集・排気性能を向上させることができる。
なお、本実施の形態において、フレーム部20から構成される捕集平面23は長方形としたが、図7のレンジフード11dに示すように、フレーム部20aから構成される捕集平面23が多角形(6角形)であってもよい。図7の構成では、隣接する仮想フード板27の各吹出口25から吹出される空気の角度が、捕集平面23に対して異なっている。また、隣接する仮想フード板27から吹出される空気の風速も異なっている。このような構成において、作用効果に差異を生じない。
(その他変形例)
上記実施の形態1〜3は、矛盾しない範囲で組み合わせて構成してもよい。また多角形は、特に指定が無い限り三角形以上であればよい。三角形であっても3つの隣接する吹出口の角度を異なる設定とすることが可能である。
ただし、対向する仮想フード気流の構成(角度)に限定が有る場合には、多角形は必然的に四角形以上で角数が偶数の構成となることは言うまでも無い。
本発明にかかるレンジフードは、油煙などを捕集する物理的なフードの代わりに、エアカーテンを用いて仮想フードを形成するものであり、清掃性の向上、圧迫感の低減等を可能とするものであるので、住宅用や工業用に使用される各種換気装置等として有用である。
11a、11b、11c、11d レンジフード
12 排気部
13 フード機能部
14 本体
15 油煙吸込口
16 油煙排気口
17 吸込口
18 側壁
19 アーム部
20、20a フレーム部
21 本体側端部
22 逆端部
23 捕集平面
24 内側壁面
25、25a、25b 吹出口
26 端部
27 仮想フード板
28 第二風路
29 第二羽根車
30、30a、30b 仮想フード気流
31 油煙
32 排気空気
33 第一羽根車
34 第一風路
35、35b 第一モータ
36 第一羽根車吸込口
37 第一羽根車吐出口
38 第二モータ
39 第二羽根車吸込口
40 第二羽根車吐出口
41 吸込通風路
42 吐出通風路
50 排気気流
51 第二風路壁面
52 回転軸
101 給排気型レンジフード
102 フード本体
103 排気ダクト
104 第一区画箱
105 吸引口
106 排出口
107 シロッコファン
108 第二区画箱
109 給気ダクト
110 給気口
111 吐出口
112 給気ファン
113 駆動モータ
114 区画筒
115 隔離板
116 給気通路

Claims (12)

  1. 空気を捕集するフード機能部と、前記フード機能部により捕集した空気を排気する排気部とからなるレンジフードであって、
    前記排気部は、
    油煙吸込口と、油煙排気口と、前記油煙吸込口と前記油煙排気口とを連通する第一風路と、前記油煙吸込口から前記油煙排気口へと空気を導く第一羽根車と、当該第一羽根車を駆動する第一モータとを有する筒状の本体を備え、
    前記フード機能部は、
    前記本体の側面を本体側端部として当該本体側端部から前記油煙吸込口の方向に外広がりに棒状に延設された複数のアーム部と、
    複数の前記アーム部の前記本体側端部とは逆端部を連結して多角形の捕集平面を構成し当該多角形の内側壁面より前記油煙吸込口方向に向けた吹出口を備えたフレーム部と、
    前記アーム部と前記フレーム部とが端部を構成し、当該端部より内側の平面が中空である複数の仮想フード板と、
    空気を吸い込む吸込口と前記本体側端部と中空状の前記アーム部内部と中空状の前記フレーム部と前記吹出口とを連通させ、前記第一風路とは空間的に独立した第二風路と、
    前記第二風路にて前記吸込口から前記吹出口へと空気を導く第二羽根車と、当該第二羽根車を駆動する第二モータとを備えたレンジフード。
  2. 前記捕集平面が、前記本体を基準として前記油煙吸込口より遠方に位置する請求項1記載のレンジフード。
  3. 前記多角形の内側壁面より前記油煙吸込口方向に向けた吹出口から吹き出す空気が、前記仮想フード板の中空平面上にエアカーテンを構成する請求項1又は2に記載のレンジフード。
  4. 前記本体側面に前記吸込口を備え、
    前記本体内に前記第二羽根車と前記第二モータとを備え、
    前記本体側面から吸い込んだ空気が前記エアカーテンを構成する請求項3に記載のレンジフード。
  5. 前記吸込口を、前記本体側端部よりも油煙排気口側に設けた請求項1から4のいずれか1項に記載のレンジフード。
  6. 前記第一モータと前記第二モータの両方またはいずれか一方を第二風路内に設けた請求項1から5のいずれか1項に記載のレンジフード。
  7. 前記第一モータが前記第二モータを兼ねた請求項1から5のいずれか1項に記載のレンジフード。
  8. 隣接する吹出口から吹出される空気の角度が、前記捕集平面に対して異なる請求項1から7のいずれか1項に記載のレンジフード。
  9. 前記多角形が方形であり、
    前記方形における1対の対向する吹出口から吹出される2つの空気のみが、
    前記油煙吸込口と前記捕集平面との間の空間で交わる請求項1から8のいずれか1項に記載のレンジフード。
  10. 前記多角形が長方形であり、
    前記長方形における長辺側の吹出口から吹出される空気の角度が、短辺側の吹出口から吹出される空気の角度よりも前記捕集平面に対して大きい請求項1から8のいずれか1項に記載のレンジフード。
  11. 隣接する吹出口から吹出される空気の風速が異なる請求項1から10のいずれか1項に記載のレンジフード。
  12. 前記多角形が長方形であり、
    長辺側の吹出口から吹出される空気の風速が短辺側の吹出口から吹出される空気の風速よりも遅い請求項1から11のいずれか1項に記載のレンジフード。
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