JP2016068874A - 鞍乗り型車両の前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントカウル等の風圧を受ける部材に開口部を設けると、この部材の剛性が低下し易い。そこで本願は、ホーン穴としての機能を持った開口部を設けても剛性の向上を図ることができるようにする。
【解決手段】
車両前部を覆うフロントカバー20に第1ホーン穴66及び第2ホーン穴58を前方へ向かって開口させる。フロントカバー20の第3カバー50には、小型の化粧部材60が着脱自在に設けられる。化粧部材60は大型の第1リング部63と小型の第2リング部68を組み合わせた構造で、第2リング部68の内側に第1ホーン穴66が配置されている。
第2リング部68の外側に沿うように円弧状の第2ホーン穴58が配置される。これにより、第1ホーン穴66及び第2ホーン穴58の周辺部の剛性を高くする。
【選択図】図3

Description

この発明は、鞍乗り型車両の前部構造に係り、特に、車両前部を覆うフロントカバーにホーン穴を開口させたものに関する。
フロントカウル(フロントカバー)に、車両前方に向かって開口するホーン穴を備えた自動2輪車の前部構造が公知であり、フロントカウルに開口部を設けてホーン穴とし、このホーン穴から、ホーンの警笛音を前方へ通過させ、かつ走行風の取り込みを可能としている。
特開2006−143176号公報
ところで、フロントカウル等の風圧を受ける部材に開口部を設けると、この部材の剛性が低下し易い。そこで本願は、ホーン穴としての機能を持った開口部を設けても剛性の向上を図ることができる鞍乗り型車両の前部構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載した発明は、
車両前部を覆うフロントカバー(20)にホーン穴を開口させた鞍乗り型車両の前部構造において、
前記フロントカバー(20)には化粧部材(60)が配置され、
前記フロントカバー(20)には、前記化粧部材(60)に沿って前記ホーン穴(58)が配置されていることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、上記請求項1において、
前記化粧部材(60)は、相対的に大型の円形部(63)と小型の円形部(68)で形成されており、
前記小型の円形部(68)は、前記大型の円形部(63)の中心部から車両幅方向外側及び上下方向下方に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、上記請求項1又は2において、
前記小型の円形部(68)の内側に第1ホーン穴(66)を配置するとともに、
前記化粧部材(60)に沿って形成される前記ホーン穴(58)を、前記小型の円形部(68)の外側に沿うように配置された第2ホーン穴(58)としたことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、上記請求項1〜3のいずれか1項において、
前記化粧部材(60)は、前記キャリア取付ステー(27)を通すためのステー取付穴(64)を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、上記請求項1〜3のいずれか1項において、
前記化粧部材(60)は、着脱自在に前記フロントカバー(20)へ取付けられるとともに、
前記フロントカバー(20)の前方に配置されて車両へ着脱自在とされるフロントキャリア(26)を備え、
このフロントキャリア(26)を使用するときは、前記化粧部材(60)を取り外し、前記フロントキャリア(26)を支持するキャリア取付ステー(27)を車両前部へ設けることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、上記請求項3〜5のいずれか1項において、
前記化粧部材(60)は、前記第1ホーン穴(66)に向けた取付穴(67a)を有する固定用突出部材(67)と、
前記フロントカバー(20)に設けられた凹部(55)に係止される突起部(65)を備え、
前記突起部(65)を前記凹部(55)へ係止するとともに、前記固定用突出部材(67)を前記フロントカバー(20)へ結合することにより、前記化粧部材(60)が前記フロントカバー(20)に固定されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、
フロントカバーに設けられたホーン穴を化粧部材の周辺に設けることで、ホーン穴近傍部を補強して剛性を高めることができるため、ホーン穴を開口することによる剛性低下を防ぐことができる。
しかも、化粧部材(60)で補強するので、補強部の外観を損なうことなく、剛性を高めることができる。
請求項2の発明によれば、
化粧部材が円形状であるため、フロントカバーに取付けたとき剛性を高める効果があるとともに、小型の円形部(68)が大型の円形部(63)の中心部から車両幅方向外側及び上下方向下方に配置されている独特な形状により、化粧板としての意匠効果を高めることができる。
請求項3の発明によれば、
ホーン穴(66)を化粧部材(60)で囲むことで、第1ホーン穴(66)の剛性を高めることができる。また、大型の円形部(63)からずれた位置に配置された小型の円形部(68)に沿うように第2ホーン穴(58)が設けられることで、開口部が広い範囲に形成されるので、ホーンの位置を比較的自由に配置できる。
請求項4の発明によれば、
化粧部材(60)にステー取付穴(64)が設けられていることで、キャリア取付ステー(27)を車両へ取付ける際にステー取付穴(64)がガイドとして機能することができる。
請求項5の発明によれば、
フロントキャリア(26)を取付けた際、化粧部材(60)を取り外すことで荷物による化粧部材の傷つきを防止することができる。
また、フロントキャリア(26)が外されているときは、化粧部材(60)がフロントキャリア取付部の目隠しとしても利用できる。
請求項6の発明によれば、
化粧部材(60)に設けた固定用突出部材(67)の取付穴(67a)を第1ホーン穴(66)に向けたので、ネジ止め等で取付穴(67a)をフロントカバー(20)側へ結合させるとき、第1ホーン穴(66)を利用して作業をできるため、組付け性を向上できる。

第1実施例(図1〜11)に係る車両の側面図 上記車両の正面図 図2において物入れかご及びフロントキャリアを取り外した上半部を示す図 図3の4−4線断面図 図3の5−5線断面図 フロントキャリアを取付けた状態における車両前部の斜視図 フロントキャリアを取付けた状態におけるほぼ車体中心に沿う断面図 フロントカバーの各構成部を分解して示す組付け図(各正面図) 化粧部材と第3カバーを分解して示す組付け図(各側面図) 化粧部材と第3カバーの各底面図 図10のAにおける11−11線断面図 第2実施例に係る図3と同様の図
図面に基づいて第1実施例を説明する。図1は物入れかごを取付けた状態のスクータ型自動2輪車の側面図、図2はその正面図を示す。なお、以下の説明において使用する上下・左右・前後等の各方向は車両を基準とする。また、図1において、上方をUp、前方をFrとして矢示する。さらに、図3において、車両の左側をLH、右側をRHとして矢示する。この表示は必要により他の図にもおこなうものとする。
この自動2輪車は、前輪10と後輪12の間に低床式のステップフロア14を備え、ステップフロア14の前方にハンドル16、後方にシート18を配置し、乗員がシート18に着座してステップフロア14に足を置き、かつハンドル16を握って操舵するようになっている。
ハンドル16は、フロントフォーク19を介して前輪10を操舵し、フロントフォーク19はフロントカバー20とフロントリヤカバー22で囲われている。ハンドル16もハンドルカバー24で覆われている。フロントカバー20の前面には、物入れかご25がフロントキャリア26を介して支持されている。
フロントキャリア26は上部がフロントカバー20の前面中央部から斜め上方へ突出するキャリアステー27に連結され、下部はフロントカバー20の前面下部から突出するキャリアブラケット28に連結されている。
キャリアステー27及びキャリアブラケット28は、フロントカバー20内側の図示しない車体フレームへ連結されている。したがって、物入れかご25は、フロントキャリア26並びにキャリアステー27及びキャリアブラケット28を介して車体フレームに支持される。
なお、キャリアステー27及びキャリアブラケット28は、車体フレームに対して着脱自在であり、これらを車体フレームから取り外すことにより、物入れかご25及びフロントキャリア26と一体にフロントカバー20から取り外すことができる。この物入れかご25を取り外した状態を図1の拡大部Aに示してある。また、図1の拡大部Bにフロントキャリア26の支持部を示してある。
フロントカバー20は、第1カバー30、第2カバー40、第3カバー50を重ね合わせた構造であり(図8参照)、物入れかご25を取り外すと、図3に示すように、物入れかご25に隠れていた第2カバー40、第3カバー50及び化粧部材60が外観部材として見えるようになる。
第1カバー30、第2カバー40及び第3カバー50及び化粧部材60は、それぞれ樹脂製であるが、別々に成形される。また、それぞれの素材又は着色もしくは双方を異ならせて組み合わせることができる。この場合、4部材全てを異ならせるばかりでなく、一部の部材だけを異ならせることができる。
図3は、物入れかご25を取り外した状態における車両前部の上半部を示す。キャリアステー27及びキャリアブラケット28も予め取り外されている。物入れかご25を取り外すと、その下に隠れていた第2カバー40の一部及び第3カバー50が外観部材として見えるようになる。第1カバー30の第1カバー上部33には上方が開放された略U字状をなす略U字状凹部35が設けられ、この略U字状凹部35の内側に第2カバー40が嵌合され、さらにこの第2カバー40の上に第3カバー50が被さっている。
第2カバー40には円弧状にリング部41が設けられ、第1カバー30と第3カバー50の間に露出している。リング部41の前部にはキャリアブラケット28の連結部であるキャリア連結部47が設けられ、第3カバー50の下端部に形成された切り欠き状の逃げ凹部52aより見えている。第2カバー40は第1カバー30の略U字状凹部35を補強するための部材であり、略U字状凹部35の近傍部内側へリブを設ける代わりをなす。したがって、剛性上からは、第1カバー30に対するリブとして機能する。
第3カバー50における本体部51の中央には、化粧部材60が取付けられ、その上側外周部寄り位置にキャリアステー27の下端部が挿入されるステー穴64が設けられている。なお、この図におけるキャリアステー27は予め取り外されているため仮想線で示してある。ステー穴64の斜め右下側に円形の第1ホーン穴66が設けられている。さらにこの第1ホーン穴66の斜め右下側に外周部へ部分的に沿って円弧状の溝からなる第2ホーン穴58が設けられている。
これらステー穴64、第1ホーン穴66、第2ホーン穴58は、ステー穴64から斜め下がりに並んで配置されている。このホーン穴の配置により、第3カバー50及び化粧部材60は車体中心線CLに対して左右非対称になっている。なお、第1カバー30及び第2カバー40は左右対称になっている。
図4は、図3の4−4線断面である(但し、物入れかご25及びフロントキャリア26、キャリアブラケット28並びに化粧部材60は省略してある)。ハンドル16に連結するステアリング軸16aは、車体フレームの前端部をなすヘッドパイプ70へ回動自在に支持されている。ヘッドパイプ70の前面には上下方向に離れて、それぞれパイプ部材からなる上部ステー73と下部ステー74が各後端部を溶接されている。
上部ステー73の側方にホーン72が配置され、ホーン72から上部ステー73側へ延出する取付プレート72aを上部ステー73に設けられたホーン用ブラケット72bに対してボルト72c及びナット72dで取付けられている。
ホーン72は、第3カバー50に設けられた第2ホーン穴58及び第1ホーン穴66の後方に位置し、警笛音を第1ホーン穴66及び第2ホーン穴58から前方へ出すようになっている。
図5は図3の5−5線断面図である。この図において、ヘッドパイプ70は車体フレーム71の前端部に設けられ、このヘッドパイプ70の上部から上部ステー73が斜め上がりに前方へ突出し、その先端に上部ステー側ブラケット73aが溶接されている。この上部ステー側ブラケット73aには第3カバー50に設けられている有底筒状のステーホルダ54が乗っている。
ステーホルダ54は化粧部材60の下側になる第3カバー50のステー穴64と重なる位置に形成され、キャリアステー27の下端部が挿入される筒状の凹部であり、上方へ開口してステー穴64に連続する。
したがって、ステーホルダ54からステーホルダ54に挿入されたキャリアステー27の下端部がボルト73bにより上部ステー側ブラケット73aへ着脱自在に取付けられる。キャリアステー27はステー穴64を貫通して前方へ突出する。
下部ステー74は、ヘッドパイプ70の下部から斜め上がりに前方へ突出し、その先端に下部ステー側ブラケット75が溶接されている。
下部ステー側ブラケット75は左右方向へ延びるとともに、後方へ斜め上がりに傾斜する支持面75aが設けられ、この支持面75aがキャリア連結部47の裏面へ重なり、ボルト76でキャリア連結部47が支持面75a(図6)のナット部75bへ締結される。
次に、フロントキャリア26の取付について説明する。図6はフロントキャリア26の取付けた状態を示す斜視図であり、第3カバー50及び化粧部材60を取外してある。実際のフロントキャリア26の着脱には、第3カバー50を取付けた状態で化粧部材60だけを取り外せば可能になるが、本図は説明の便宜上取外したものである。
フロントキャリア26は矩形枠状をなすパイプ部材からなり、前後方向中間部を側面視で略L字状に屈曲させ、この屈曲部より上方を後傾して上下方向に延びるキャリア上部26a、下方を略水平に前方へ延びるキャリア下部26bとしてある。
キャリア上部26aの上辺パイプ26cが後述するようにキャリアステー27へ取付けられる。フロントキャリア26の下部は、クロスパイプ26fに溶接されたブラケット26gが、キャリアブラケット28の前端部へボルト26hで取付けられる。符号29は下部ステー側ブラケット75から分かれて前方へ延出するかご用ブラケットであり、ここに物入れかご25(図1)が取付けられるようになっている。
図7は、図6の状態の車体前部をほぼ車体中心線に沿って切った断面を示す。拡大部Aにも示すように、上部ステー73の先端に溶接された上部ステー側ブラケット73aにはキャリアステー27の下端部がボルト73bにて取付けられている。キャリアステー27の上端部には前方斜め下がりにブラケット27aがボルト27bにて取付けられている。このブラケット27aの先端部(下端部)には、キャリア上部26aの上辺パイプ26cにおいて左右方向中間部後方側に溶接されたブラケット26dがボルト26eで取付けられている。
以下、フロントカバー20における構成各部の詳細及びその組立を説明する。
図8及び図9は、それぞれフロントカバー20の各構成部を分解して示す組付け図であり、図8は正面図、図9は第3カバー50と化粧部材60の組付けを示す側面図である。
また、図10は、Aに化粧部材60の底面図、Bに第3カバー50の底面図をそれぞれ示す。なお、Aの化粧部材60は説明の便宜上拡大してある。図11は図10のAにおける11−11線に沿う化粧部材60の断面図である。
図8を中心にして説明する。第1カバー30は上部に略U字状凹部35を有する。
第2カバー40は、略U字状凹部35の縁部を補強する部材であり、略U字状凹部35に沿って略3/4円弧状に設けられ、図示を省略するが、第1カバー30の内側へ締結で取付けられている。
リング部41の内側には、内方へ略水平に張り出す内フランジ46が一体に形成されている。内フランジ46の前端部は、リング部41の前端部に設けられた平坦でかつ幅広のキャリア連結部47に連続している。
キャリア連結部47は、左右にキャリア取付穴47aが設けられ、ここにボルト76を通し、下部ステー側ブラケット75へ固定するようになっている(図7)。キャリア取付穴47aは正面視で第3カバー50の前端部が重なるため外観されにくくなっている(図3及び図5参照)。
但し、逃げ凹部52a内に前方から手を入れることができるので、フロントキャリア26の着脱に際して、第3カバー50等を取り外さずに、ボルト76を着脱して、キャリアブラケット28の着脱が可能である。キャリア連結部47のキャリア取付穴47a近傍には、取付穴49aが設けられている。取付穴49aは、第3カバー50に設けられた第1取付突起59a(図9)に対応し、第1取付突起59aが係合するようになっている。
第3カバー50は内フランジ46へ重なり、リング部41より内側の開口部を覆う。したがって、第3カバー50の本体部51は、リング部41の内周に沿う形状をなし、上側稜線51aはゆるやかな曲線で、切り欠き円状をなす。
本体部51の周囲は斜め下方へ折れ曲がる周壁部52をなし、その下端は、内フランジ46上にてリング部41の内周部と接続する。周壁部52の前端部は、下方から上方へ向かって切り欠かれた逃げ凹部52aをなす。また、周壁部52の後部52bも上側稜線51aより後方へ折れ曲がり、周壁部52と連続している(図9)。
本体部51の中央には、略円形の凹部53が形成され、さらに、この凹部53の中央部にステーホルダ54が形成されている。凹部53内の外周部にはヒンジ穴55が形成されている。また、第2ホーン穴58近傍となる凹部53の外周部には、凹部53と重なるように小さな円形のカバー側第1ホーン穴56が形成されている。カバー側第1ホーン穴56の一部は凹部53を切り欠いてステーホルダ54近傍まで開口部が拡大する切り欠き部56aになっている。
カバー側第1ホーン穴56は一部が凹部53の中央まで入り込み、他の部分が第2ホーン穴58近傍に位置している。第2ホーン穴58は、カバー側第1ホーン穴56の外周部を囲むように円弧状をなす。また、斜め左下側へ偏って位置し、ステーホルダ54と第2ホーン穴58の長さ方向中央とを結んだ線Lは、斜め左下がりの直線をなし、この直線Lは、カバー側第1ホーン穴56と重なるようになっている。
本体部51の下面には、その外周部に沿って左右に複数の突起部が下方へ突出形成される(図9)。まず、前部には、第1取付突起59aが一体に突出形成され、左右側部にも第2取付突起59bが一体に突出形成されている。
第1取付突起59aは、第2カバー40のキャリア連結部47に形成された取付穴49aへ差し込まれて係合一体化する。第2取付突起59bも、第2カバー40のボス48に形成された係合穴49bへ差し込まれて係合一体化する。
さらに、本体部51の後部左右にもステー59cが突出形成されている。このステー59cは、フロントリヤカバー22(図1)に重ねられ、ネジで結合される。
図10のBに示すように、凹部53の裏面(下面)には、ステーホルダ54からカバー側第1ホーン穴56と重なる方向へ、化粧部材取付ステー57が一体に突出形成されている。第2ホーン穴58の周囲は裏面へ突出する周壁58aで囲まれている。
図8〜図11に示すように、化粧部材60は、主として凹部53を覆う化粧部材であり、大小からなる2つのリング(円形部)によって構成されている。相対的に大きい円形部は第1リング部63であり、小さな円形部は第2リング部68である。第1リング部63及び第2リング部68はそれぞれ半円状断面の厚肉部をなし、化粧部材60の剛性を上げるとともに、意匠的効果を上げている。
第1リング部63に囲まれた部分は比較的大きな円形の平坦部62であり、凹部53に重なってこれを覆っている。第2リング部68は円形の開口部を囲み、この開口部が第1ホーン穴66となっている。この第1ホーン穴66はカバー側第1ホーン穴56よりも小さな開口であり、化粧部材60を第3カバー50へ取付けたとき、第2リング部68がカバー側第1ホーン穴56の上に重なり、カバー側第1ホーン穴56の一部が円形の第1ホーン穴66として外観されることになる。この第1ホーン穴66は、カバー側第1ホーン穴56と共に、フロントカバー内側に収容されているホーン72(図6)の警笛音を車体前方へ通すための開口部(すなわちホーン穴)をなしている。
第1ホーン穴66の外周部は第2リング部68で囲まれることにより、開口部周囲の剛性が高くなっている。
化粧部材60に設けられた第1リング部63と第2リング部68は、互いに部分的に重なって一体化しているとともに、第1リング部63は第2リング部68の第1ホーン穴66内へ入らず、第2リング部68で止まっている。したがって、化粧部材60を凹部53の上へ被せると、カバー側第1ホーン穴56の上に第2リング部68が重なり、カバー側第1ホーン穴56の開口縁部は第2リング部68で覆われて外観されなくなる。また、カバー側第1ホーン穴56の一部として形成されている切り欠き部56aは、平坦部62で覆われてやはり外観されなくなる。
第2リング部68に囲まれた第1ホーン穴66は、カバー側第1ホーン穴56と重なって連通している。平坦部62の第1リング部63より内側には、外周側へ偏った位置にステー穴64が形成されている。ステー穴64は、ステーホルダ54へ重なるとともに、第1ホーン穴66に対して斜め左上方に形成され、第1リング部63に接近している(図8)。
図10及び図11に示すように、化粧部材60の裏面には、ステー穴64と第1ホーン穴66の間に、固定用ステー67が一体に下方へ突出形成されている。固定用ステー67はステー穴64の近傍から第1ホーン穴66の近傍に向かって斜め下方へ突出形成される。この傾斜は化粧部材取付ステー57の傾斜と同じである。
そこで、化粧部材60を第3カバー50の凹部53に重ね、ステー穴64をステーホルダ54と一致させ、第1ホーン穴66をカバー側第1ホーン穴56に重ねると、固定用ステー67が切り欠き部56aへ入って下方へ突出し、図11に示すように、化粧部材取付ステー57と重なり、ステーホルダ54と固定用ステー67の各下端部に形成された取付穴67a及び57aが一致する。しかも、これらの穴は、矢示V(図11)のように、第1ホーン穴66を通して見通せる位置にある。
したがって、第1ホーン穴66から工具を入れて、目視しながら締結等の着脱作業ができる。しかも、化粧部材取付ステー57及び固定用ステー67がそれぞれ第1ホーン穴66へ向かって傾斜しているため、第1ホーン穴66を通して着脱作業をさらに容易にすることができる。
また、ステー穴64近傍の平坦部62外周部には、略L字状をなすヒンジ65が一体に突出形成されている。ヒンジ65は、第3カバー50の凹部53に形成されているヒンジ穴55へ差し込まれて、凹部53裏面へ係止されるようになっている(図10)。
次に、本実施例の作用を説明する。
まず、フロントキャリア26を設けるには、図3において、キャリアステー27をステー穴64へ差し込み、さらに下端部を、図5に示すように、ステー穴64の下方に位置するステーホルダ54へ挿入し、ボルト73bで上部ステー側ブラケット73aへ取付ける。これにより、キャリアステー27へ、フロントキャリア26の上辺パイプ26cをブラケット26d及び27aを介して支持させることができる。このとき、ステー穴64はキャリアステー27を差し込むときのガイドとして機能できる。
また、フロントカバー20の下部においては、図5に示すように、逃げ凹部52aへ手を入れて、ボルト76を外し、キャリアブラケット28の後端部を差し込んで、キャリアステー27をキャリア連結部47のキャリア取付穴47aに重ね、再びボルト76で共締めする。これにより、キャリアブラケット28が逃げ凹部52aから前方へ延出するので、これにフロントキャリア26の下部にあるクロスパイプ26fを、ブラケット26gを介して締結する。さらにこのフロントキャリア26へ物入れかご25を取付けることができる。
フロントキャリア26を取り外す場合は、逆手順でおこなうことができる。この場合も、化粧部材60や第3カバー50等を取り外さずに作業できる。
キャリアステー27を取り外した後は、化粧部材60により外観を良好に保たれる。この場合、ステー穴64が外観されるが、その位置が偏った特殊な位置にあるため、むしろデザイン効果を高めることができる。また、キャリア連結部47は、キャリアブラケット28を取り去った後も、逃げ凹部52aの内部になって外観されないから、やはり外観性を良好にすることができる。
また、第2ホーン穴58を、化粧部材60の周辺である第2リング部68の外側に沿って円弧状に設けたので、第2ホーン穴58近傍部を剛性のある第2リング部68で補強して剛性を高めることができる。このため、第2ホーン穴58を開口することによる第3カバー50の本体部51における剛性低下を防ぐことができる。
しかも、化粧部材60で補強するので、補強部の外観を損なうことなく、剛性を高めることができる。
また、化粧部材60が円形状であるため、第3カバー50に取付けたとき剛性を高める効果がある。しかも、小型の円形部である第2リング部68が大型の円形部である第1リング部63の中心部から幅方向外側及び上下方向下方に配置されている独特な配置形状をなすので、化粧部材60としての意匠効果を高めることができる。
このようにして構成された第1ホーン穴66及び第2ホーン穴58は、前方へ向かって開口し、後方のホーン72からの警笛音を前方へ通過させる。また、この開口から走行風を取り込む吸気口としても機能する。しかも、ホーン穴周辺は化粧部材60を利用して高剛性になっている。
すなわち、第1ホーン穴66を化粧部材60の第2リング部68で囲むことで、第1ホーン穴66の剛性を高めることができる。
さらに、第1リング部63からずれた位置に配置された小型の第2リング部68に沿うように第2ホーン穴58が設けられることで、比較的広い範囲にホーン穴の開口部を設けることができるため、ホーン72の位置を比較的自由に配置できる。
さらに、化粧部材60の着脱は、化粧部材60に設けた固定用ステー67を、第3カバー50の化粧部材取付ステー57へ着脱することにより簡単に行うことができる。取り外す場合は、第1ホーン穴66から工具を入れて、目視しながら締結等の着脱作業をして、固定用ステー67の取付穴67a及び化粧部材取付ステー57の取付穴57aに対する結合を解くだけで簡単に取外すことができる。
逆に、取付ける場合は、ヒンジ65をヒンジ穴55へ係合させてから、ヒンジ65を支点に化粧部材60を回動すれば、固定用ステー67が化粧部材取付ステー57に重なり、取付穴67aが同57aと一致するので、ここを第1ホーン穴66から入れた工具で締結等すれば容易に結合される。
しかも、化粧部材取付ステー57及び固定用ステー67がそれぞれ第1ホーン穴66へ向かって傾斜しているため、第1ホーン穴66を通して着脱作業をさらに容易にすることができる。したがって、化粧部材60を第3カバー50へ着脱するとき、第1ホーン穴66を利用して作業をできるため、組付け性を向上できる。
次に、第2実施例を説明する。この例は、化粧部材60に前実施例のステー穴64を設けない例である。ステー穴以外の構造は同じであるため、共通部に共通符号を用い、重複する説明は省略する。
図12は、図3と同じ正面図であり、Aに化粧部材60を取付けた状態、Bにこれを取り去った状態を示す。
この例における化粧部材60はステー穴がないので、フロントキャリアを使用しないときは、キャリアステー27を取り外して、化粧部材60で覆えば、Aに示すように、ステー穴のない、良好にデザイン処理された外観にすることができる。
また、フロントキャリアを使用するときは、Bに示すように、化粧部材60を取り外す。すると、ステーホルダ54が露出するので、これにキャリアステー27を挿入し、その下端部を上部ステー側ブラケット73a(図5)へボルト止めすれば、使用可能になる。
このとき、ステーホルダ54はキャリアステー27の挿入ガイドとして役立つことができる。また、化粧部材60を取り去ることによって、第3カバー50の凹部53が露出するが、この部分は物入れかご25に隠れて外観されないので、外観上問題はない。
このように、化粧部材60にステー穴64を設けない場合は、フロントキャリア26を取り外したときは、キャリアステー27を取り外して、化粧部材60を取付けるので、図12のAに示すように、表面にステー穴のない、良好にデザイン処理された外観にすることができる。また、フロントキャリア26が外されているときは、化粧部材60がフロントキャリア取付部の目隠しとしても利用できる。
逆に、フロントキャリア26を取付けるときは図12のBに示すように、予め化粧部材60を取り外す。これにより、荷物による化粧部材の傷つきを防止することができる。
しかも、化粧部材60がなくても、フロントキャリア26の支持部は物入れかご25等で隠されるので、外観を損なわない。また、化粧部材60を取り外した場合は、カバー側第1ホーン穴56が第1ホーン穴となる。
なお、本願発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。
例えば、本願発明の適用されるフロントカバー20は化粧部材60を除く部分が複数部材からなる必要はなく、単一の部材であってもよい。
また、化粧部材60に設けた固定用ステー67を、第3カバー50の化粧部材取付ステー57へ着脱する場合は、ネジによる結合や、クリップ等を用いた結合等、種々な結合部材を用いた結合が可能である。
さらに、キャリア連結部47にて連結される部材は、キャリアブラケット28に限らず、ステーやブラケットなど種々な連結部材が可能である。
また、本願が適用される車両が、自動2輪車でなくとも、鞍乗り型車両であればよい。
20:フロントカバー、26:フロントキャリア、27:キャリアステー、28:キャリアブラケット、47:キャリア連結部、52a:逃げ凹部、56:カバー側第1ホーン穴、57:化粧部材取付ステー、58:第2ホーン穴、60:化粧部材、63:第1リング部、64:ステー穴、66:第1ホーン穴、67:固定用ステー、68:第2リング部

Claims (6)

  1. 車両前部を覆うフロントカバー(20)にホーン穴を開口させた鞍乗り型車両の前部構造において、
    前記フロントカバー(20)には化粧部材(60)が配置され、
    前記フロントカバー(20)には、前記化粧部材(60)に沿って前記ホーン穴(58)が配置されていることを特徴とする鞍乗り型車両の前部構造。
  2. 前記化粧部材(60)は、相対的に大型の円形部(63)と小型の円形部(68)で形成されており、
    前記小型の円形部(68)は、前記大型の円形部(63)の中心部から車両幅方向外側及び上下方向下方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載した鞍乗り型車両の前部構造。
  3. 前記小型の円形部(68)の内側に第1ホーン穴(66)を配置するとともに、
    前記化粧部材(60)に沿って形成される前記ホーン穴(58)を、前記小型の円形部(68)の外側に沿うように配置された第2ホーン穴(58)としたことを特徴とする請求項1又は2に記載した鞍乗り型車両の前部構造。
  4. 前記化粧部材(60)は、前記キャリア取付ステー(27)を通すためのステー取付穴(64)を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載した鞍乗り型車両の前部構造。
  5. 前記化粧部材(60)は、着脱自在に前記フロントカバー(20)へ取付けられるとともに、
    前記フロントカバー(20)の前方に配置されて車両へ着脱自在とされるフロントキャリア(26)を備え、
    このフロントキャリア(26)を使用するときは、前記化粧部材(60)を取り外し、前記フロントキャリア(26)を支持するキャリア取付ステー(27)を車両前部へ設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載した鞍乗り型車両の前部構造。
  6. 前記化粧部材(60)は、前記第1ホーン穴(66)に向けた取付穴(67a)を有する固定用突出部材(67)と、
    前記フロントカバー(20)に設けられた凹部(55)に係止される突起部(65)を備え、
    前記突起部(65)を前記凹部(55)へ係止するとともに、前記固定用突出部材(67)を前記フロントカバー(20)へ結合することにより、前記化粧部材(60)が前記フロントカバー(20)に固定されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載した鞍乗り型車両の前部構造。
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