JP2016063656A - 通信ケーブル用クロージャのガス漏洩補修具及びガス漏洩補修工法 - Google Patents

通信ケーブル用クロージャのガス漏洩補修具及びガス漏洩補修工法 Download PDF

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【課題】ケーブルの外周と端面板との間のシール部からのガス漏洩を含むクロージャのガス漏洩をクロージャを解体すること無く抑止することができ、その抑止効果を長時間持続させる。
【解決手段】クロージャ1のガス漏洩補修具であって、クロージャ1の外側でケーブルLの外周面に密着して巻かれるケーブル外周封止部材20と、ケーブル外周封止部材20の外周に密着すると共にクロージャ1の端面の全面を被う全面封止部材21と、全面封止部材21の外周を囲んで全面封止部材21をクロージャ1の端面側に押圧する押圧具30とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信ケーブル用クロージャのガス漏洩補修具及びにそれを用いたガス漏洩補修工法に関するものである。
通信ケーブルは、ケーブル内部への浸水防止策としてケーブル内部に連続的に乾燥空気などのガスを封入しており、ケーブルが傷ついた場合にもそこからガスを吹き出させることで水の浸入を防いでいる。また、ケーブル内を流れるガスの圧力変化を検出することによってガスの漏洩箇所を遠隔監視しており、これによって通信ケーブルを遠隔的に保守管理している。
このような通信ケーブルは、ケーブル端が開放されてしまう接続部や分岐部においても連続的なガスの流れを維持できるように、接続又は分岐される双方のケーブル端部を全て気密に囲い込む枠体が設けられている。この枠体にはクロージャと呼ばれるものがあり、クロージャ内にケーブル端を開放させることで、互いに接続又は分岐される双方のケーブル間でのガスの流通を確保している。
クロージャは、半割状の端面板でケーブル端部を気密に挟み込み、対面する一対の端面板の外周に半割状のスリーブを気密に取り付けて円筒状の枠体を構成している。このクロージャは、振動の付加や経年劣化によって内部の気密性が維持できない場合が生じており、その補修作業が必要になっている。その際、クロージャを解体してシール材などを交換する作業を行おうとすると、ケーブル内の内圧を所定の値に維持したままの作業が困難であり、また、通信線の接続箇所や分岐箇所に悪影響を及ぼさない作業が必要になるため、多大な労力を要する作業にならざるを得ない。
そこで従来から、クロージャを解体すること無くガスの漏洩箇所を封止する補修工法が提案されている。例えば下記特許文献1においては、クロージャの端面板の外側をケーブルの外周と共に樹脂で覆うことで、ケーブルの外周面と端面板との間のシール部から漏れるガスを封止する補修工法が提案されている。
特開平5−146026号公報
前述した従来技術によると、クロージャを解体すること無く、比較的簡易な作業でケーブルの外周面とそれを挟み込む端面板との間の気密性を回復させることが可能になる。しかしながら、一般にケーブルの外皮はポリエチレン製であるため、これとの間で高い密着性を長時間維持できる樹脂材料の選択が難しく、補修によって一時的にガス漏洩を抑止することができても、時間経過と共に再びガス漏洩が発生してしまう不具合があり、繰り返しの補修作業に時間とコストがかかる問題があった。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、クロージャのガス漏洩をクロージャを解体すること無く抑止することができ、その抑止効果を長時間持続させることができること、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明による通信ケーブル用クロージャのガス漏洩補修具及びガス漏洩補修工法は以下の構成を具備するものである。
接続又は分岐対象となる双方の通信ケーブル端部間に装着され、接続部又は分岐部を囲むと共に双方の通信ケーブル間のガス流通を確保するクロージャのガス漏洩補修具であって、前記クロージャの外側でケーブルの外周面に密着して巻かれるケーブル外周封止部材と、前記ケーブル外周封止部材の外周に密着すると共に前記クロージャの端面の全面を被う全面封止部材と、前記全面封止部材の外周を囲んで当該全面封止部材を前記クロージャの端面側に押圧する押圧具とを備えることを特徴とする通信ケーブル用クロージャのガス漏洩補修具。
接続又は分岐対象となる双方の通信ケーブル端部間に装着され、接続部又は分岐部を囲むと共に双方の通信ケーブル間のガス流通を確保するクロージャのガス漏洩補修工法であって、前記クロージャの外側でケーブル外周封止部材をケーブルの外周面に密着して巻き付ける工程と、前記ケーブル外周封止部材の外周に密着すると共に前記クロージャの端面の全面を被う全面封止部材を前記クロージャの端面に配備する工程と、前記全面封止部材の外周を囲んで当該全面封止部材を前記クロージャの端面側に押圧する押圧具を装着し、該押圧具によって前記全面封止部材を押圧する工程とを有することを特徴とする通信ケーブル用クロージャのガス漏洩補修工法。
このような特徴を有する本発明の通信ケーブル用クロージャのガス漏洩補修具及びガス漏洩補修工法によると、クロージャのガス漏洩をクロージャを解体すること無く抑止することができ、その抑止効果を長時間持続させることができる。
一般的なクロージャ(スタンダードクロージャ)の構造を示す説明図(部分断面斜視図)である。 一般的なクロージャ(スタンダードクロージャ)の構造を示す説明図(端面板の正面図)である。 一般的なクロージャ(スタンダードクロージャ)の構造を示す説明図(端面板の正面図)である。 本発明の第1実施形態に係るガス漏洩補修具を説明する説明図(装着状態を示す部分断面図)である。 本発明の第1実施形態に係るガス漏洩補修具を説明する説明図(全面封止部材と押し具を示す正面図)である。 本発明の第2実施形態に係るガス漏洩補修具を説明する説明図(装着状態を示す部分断面面図)である。 本発明の第2実施形態に係るガス漏洩補修具を説明する説明図(装着状態を示す正面図)である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する(以下の説明で、各図内の共通部位は同一符号を付して重複説明を省略する。)。図1〜図3によって、一般的なクロージャ(スタンダードクロージャ)の構造について説明する。図1に示したクロージャ1は、接続対象となる双方の通信ケーブルL1,L2の端部間に装着されており、通信ケーブルL1,L2の通信線を接続する接続部2を囲んだ円筒状の枠体であり、通信ケーブルL1,L2のケーブル端部を挟む半割板3a,3bからなる端面板3と、端面板3の外周縁に取り付けられる半割スリーブ4a,4bからなるスリーブ4を備えている。
端面板3は、半割板3a,3bがガスケット3c2を挟んでフランジ部3cにてネジ3c1で接合されており、その中央部に通信ケーブルL1,L2の端部が挿通するケーブル端部挿通口3dが形成されている。通信ケーブルL1,L2のケーブル端部には、ケーブル端部挿通口3d内の外周面にエアタイトテープ5が巻かれたシール部が形成されており、エアタイトテープ5の外周面がケーブル端部挿通口3dの内面に密着することで、ケーブル端部の外周面と端面板3との間の気密性が保たれている。
端面板3の外周縁と半割スリーブ4a,4bとの間にはガスケット6が配備され、半割スリーブ4a,4bの接合部にはスリーブガスケット7が配備されており、これによって、端面板3とスリーブ4との間或いは半割スリーブ4a,4bとの間の気密性が保たれている。スリーブ4は、半割スリーブ4a,4bを結合した状態で締め付けベルト8にて強固に締め付けられている。
このようなクロージャ1は、内部に気密空間が形成されており、これによって接続対象となる双方の通信ケーブルL1,L2間のガス流通が確保されている。すなわち、上流側の通信ケーブルL1内のガスがクロージャ1内に開放されたケーブル端部からクロージャ1内に流れ込み、クロージャ1内に開放された下流側の通信ケーブルL2のケーブル端部内に流入するようになっている。
クロージャ1は、図1に示すように、接続対象となる1本対1本の通信ケーブルL1,L2の端部間に装着されるだけでなく、分岐部を含む1本対多数本の通信ケーブルの端部間或いは多数本対多数本の通信ケーブルの端部間にも接続部又は分岐部を囲むように装着されている。この場合には、一方又は他方の通信ケーブルの数に応じて端面板3が異なる形態になる。図2は、一方の通信ケーブルが1本の場合の端面板3であり、前述したように半割板3a,3bを接合して、その中心部にケーブル端部挿通口3dが形成されている。図3は、一方又は他方の通信ケーブルが多数本の場合の端面板3の形態例であり、図3(a)に示した例は、半割板3a1,3b1を接合して、2本の通信ケーブルL1a,L1bがそれぞれ挿通するケーブル端部挿通口3d1,3d2が形成されている。図3(b)に示した例は、分割板3s1,3s2,3s3を接合して、3本の通信ケーブルL1c,L1d,L1eがそれぞれ挿通するケーブル端部挿通口3d3,3d4,3d5が形成されている。各例においても、ケーブル端部挿通口3d1〜3d5内にはケーブル端部の外周面にエアタイトテープ5を巻いたシール部が形成されている。
このようなクロージャ1は、前述したように振動の付加や経年劣化などによって内部の気密性が維持できない場合がある。その主要な漏洩箇所は、ケーブル端部挿通口3d,3d1〜3d5内のシール部であるが、それに加えて、端面板3とスリーブ4との間のシール部や端面板3のフランジ部3cなども漏洩箇所になることが確認されている。本発明の実施形態は、このような複数箇所からのガス漏洩を補修する補修具及びその補修具を用いた補修工法を提案するものである。
図4及び図5は、本発明の第1実施形態に係るガス漏洩補修具を説明する説明図である。図4はガス漏洩補修具10の装着状態を示している。ガス漏洩補修具10は、ケーブル外周封止部材20と全面封止部材21と押圧具30を備えている。
ケーブル外周封止部材20は、クロージャ1の外側で通信ケーブルLの外周面に密着して巻かれるものであり、例えば、ゴム材などの弾性板状部材によって形成することができる。このケーブル外周封止部材20は、端面板3のケーブル端部挿通口3dの外側のケーブル外周面に装着される。ケーブル端部挿通口3d内にはケーブル端部に巻かれたエアタイトテープ5によってシール部が形成されており、このシール部を覆うようにケーブル外周封止部材20が装着されている。
全面封止部材21は、ケーブル外周封止部材20の外周を囲んでクロージャ1の端面全面を被うように配備される。この全面封止部材21は、ゴム材などの弾性部材で形成される厚手の板状部材であり、通信ケーブルLを挿通する中空部21aを備えている。図5に示すように、全面封止部材21は、ケーブル端部の周囲に配置できるようにC割状になっている。ここではC割状の例を示しているが、これに限らず中空部21aを分割する分割状のものであってもよい。通信ケーブルLの外径は様々な寸法であるが、通信ケーブルLに巻くケーブル外周封止部材20の巻き具合を調整することで、ケーブル外周封止部材20の外周径を一定の値にすることができ、これによって全面封止部材21の中空部21aの孔径を規格化することができる。
押圧具30は、全面封止部材21の外周を囲んで全面封止部材21をクロージャ1の端面側に押圧する治具であり、クロージャ1の外周面(スリーブ4の外周面)に固定される固定リング33と、全面封止部材21を押す押し具(枠部材31,押しフレーム32)と、固定リング33側に押し具(枠部材31,押しフレーム32)を引き寄せる引き寄せネジ(引き寄せ具)34を備えている。枠部材31は、図5に示すように、半割状の分割体31A,31Bによって構成され、全面封止部材21の外周を囲んで結合ネジ31Cで結合される。
このようなガス漏洩補修具10は、押しフレーム32のネジ挿通部32sと固定リング33のネジ挿通部33sとの間に挿通される複数の引き寄せネジ(引き寄せ具)34を締め付けることによって、押しフレーム32をクロージャ1に固定された固定リング33側に移動させ、押しフレーム32が枠部材31を端面板3側に押すことで、全面封止部材21がスリーブ4の正面に押し付けられる。
この際、全面封止部材21における中空部21aの内面はケーブル外周封止部材20の外周面に密着しているので、スリーブ4の正面側がケーブル外周封止部材20と全面封止部材21によって封止されることになる。これによって、端面板3のケーブル端部挿通口3d内のエアタイトテープ5によるシール部、端面板3の外周面とスリーブ4の内面との間のシール部、端面板3のフランジ部3cのシール部を全て、ケーブル外周封止部材20と全面封止部材21とによって密封することができ、クロージャ1のガス漏洩を効果的に抑止することができる。
図6及び図7は、本発明の第2実施形態に係るガス漏洩補修具を説明する説明図である。図6はガス漏洩補修具10Aの装着状態を示した部分断面図であり、図7はその正面図である。ガス漏洩補修具10Aは、前述した実施形態と同様に、ケーブル外周封止部材20と全面封止部材21と押圧具30を備えている。
押圧具30は、前述した実施形態と同様に、クロージャ1の外周面(スリーブ4)に固定される固定リング33と、全面封止部材21を押す枠部材(押し具)31と、固定リング33側に枠部材31を引き寄せる引き寄せネジ(引き寄せ具)34とを備えている。枠部材31は、全面封止部材21の周囲を囲む半割状の部材である。そして、押し具としては、枠部材31に固定されて全面封止部材21の中央部分を押す押し板部材35を備えている。また、枠部材31と押し板部材35(押し具)によってクロージャ1側に押されてケーブル外周封止部材20を押圧する押圧部材36と、押圧部材36をケーブルLの周囲に巻き止める巻き止め部材37とを備えている。
この実施形態では枠部材31にネジ挿通部31sが設けられており、このネジ挿通部31sと固定リング33のネジ挿通部33sとの間に挿通される複数の引き寄せネジ(引き寄せ具)34を締め付けることによって、枠部材31をクロージャ1に固定された固定リング33側に移動させ、全面封止部材21がスリーブ4の正面に押し付けられる。
この際、枠部材31に押し板部材35が固定されていることで、全面封止部材21の周囲がスリーブ4の正面に押し付けられるだけで無く、全面封止部材21の中央部分が端面板3の外側に押し付けられる。そして、枠部材31と押し板部材35が押圧部材36をケーブル外周封止部材20に押圧することで、ケーブル外周封止部材20の抜け止めがなされると共に、ケーブル外周封止部材20の外周と全面封止部材21における中空部21aの内面との密着性を更に高めることができる。これによって、端面板3のケーブル端部挿通口3d内のエアタイトテープ5によるシール部、端面板3の外周面とスリーブ4の内面との間のシール部、端面板3のフランジ部3cのシール部を全て、ケーブル外周封止部材20と全面封止部材21とによって密封することができ、クロージャ1のガス漏洩を効果的に抑止することができる。
このようなガス漏洩補修具10,10Aを用いたガス漏洩補修工法によると、クロージャ1の外側でケーブル外周封止部材20を通信ケーブルLの外周面に密着して巻き付ける工程と、ケーブル外周封止部材20の外周に密着すると共にクロージャ1の端面の全面を被う全面封止部材21をクロージャ1の端面に配備する工程と、全面封止部材21の外周を囲んで、全面封止部材21をクロージャ1の端面側に押圧する押圧具30を装着し、押圧具30によって全面封止部材21を押圧する工程とを有する。これによって、通信ケーブルLの外周と端面板3との間のシール部や端面板3とスリーブ4との間のシール部などからのガス漏洩をクロージャ1を解体すること無く抑止することができ、通信ケーブルLの外周面がポリエチレン製などで樹脂などに接着しにくいものであっても、ケーブル外周封止部材20と全面封止部材21の密着によって効果的にシール部のガス漏洩を抑止することができる。そして、その抑止効果を長時間持続させることができる。
1:クロージャ,2:接続部,3:端面板,
3a,3b,3a1,3b1:半割板,
3s1,3s2,3s3:分割板,
3c:フランジ部,3c1:ネジ,3c2:ガスケット,
3d,3d1〜3d5:ケーブル端部挿通口,
4:スリーブ,4a,4b:半割スリーブ,
5:エアタイトテープ,6:ガスケット,7:スリーブガスケット,
8:締め付けベルト,
10,10A:ガス漏洩補修具,
20:ケーブル外周封止部材,21:全面封止部材,21a:中空部,
30:押圧具,31:枠部材(押し具),31A,31B:半割体,
31C:結合ネジ,31s:ネジ挿通部,
32:押しフレーム(押し具),32s:ネジ挿通部,
33:固定リング,33s:ネジ挿通部,
34:引き寄せネジ(引き寄せ具),
35:押し板部材(押し具),36:押圧部材,37:巻き止め部材,
L,L1,L2,L1a〜L1e:通信ケーブル(ケーブル)

Claims (6)

  1. 接続又は分岐対象となる双方の通信ケーブル端部間に装着され、接続部又は分岐部を囲むと共に双方の通信ケーブル間のガス流通を確保するクロージャのガス漏洩補修具であって、
    前記クロージャの外側でケーブルの外周面に密着して巻かれるケーブル外周封止部材と、
    前記ケーブル外周封止部材の外周に密着すると共に前記クロージャの端面の全面を被う全面封止部材と、
    前記全面封止部材の外周を囲んで当該全面封止部材を前記クロージャの端面側に押圧する押圧具とを備えることを特徴とする通信ケーブル用クロージャのガス漏洩補修具。
  2. 前記押圧具は、前記クロージャの外周面に固定される固定リングと、前記全面封止部材を押す押し具と、前記固定リング側に前記押し具を引き寄せる引き寄せ具とを備えることを特徴とする請求項1に記載の通信ケーブル用クロージャのガス漏洩補修具。
  3. 前記押し具は、前記全面封止部材の周囲を囲む半割状の枠部材を備えることを特徴とする請求項2記載の通信ケーブル用クロージャのガス漏洩補修具。
  4. 前記押し具は、前記枠部材に固定され前記全面封止部材の中央部分を押す押し板部材を備えることを特徴とする請求項3記載の通信ケーブル用クロージャのガス漏洩補修具。
  5. 前記押し具によって前記クロージャ側に押されて前記ケーブル外周封止部材を押圧する押圧部材と、該押圧部材を前記ケーブルの周囲に巻き止める巻き止め部材とを備えることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載された通信ケーブル用クロージャのガス漏洩補修具。
  6. 接続又は分岐対象となる双方の通信ケーブル端部間に装着され、接続部又は分岐部を囲むと共に双方の通信ケーブル間のガス流通を確保するクロージャのガス漏洩補修工法であって、
    前記クロージャの外側でケーブル外周封止部材をケーブルの外周面に密着して巻き付ける工程と、
    前記ケーブル外周封止部材の外周に密着すると共に前記クロージャの端面の全面を被う全面封止部材を前記クロージャの端面に配備する工程と、
    前記全面封止部材の外周を囲んで当該全面封止部材を前記クロージャの端面側に押圧する押圧具を装着し、該押圧具によって前記全面封止部材を押圧する工程とを有することを特徴とする通信ケーブル用クロージャのガス漏洩補修工法。
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