JP2016060137A - 光走査装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置およびそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】組立作業性を向上させることが可能な光走査装置を提供する。【解決手段】この光走査装置20は、ハウジング40と、ハウジング40の側壁41に取り付けられる複数のレーザー光源21と、側壁41の外面41aに対向配置される基板50と、を備える。側壁41には、外側に突出する少なくとも2つのボス44が形成されている。基板50には、ボス44が挿入される少なくとも2つのボス挿入穴52と、複数のレーザー光源21の端子21aが挿入される複数の端子挿入穴51と、が形成されている。側壁41にレーザー光源21が取り付けられた状態で、ボス44の側壁41の外面41aに対する突出高さH44は、レーザー光源21の端子21aの側壁41の外面41aに対する突出高さH21よりも基板50の厚み以上大きい。【選択図】図7

Description

本発明は、像担持体にビーム光を照射して静電潜像を形成する光走査装置およびそれを備えた複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に関するものである。
プリンター、複写機等の電子写真方式の画像形成装置は、感光体ドラム(像担持体)、その感光体ドラムに静電潜像を書き込む光走査装置、及び感光体ドラム表面の静電潜像をトナー像として現像する現像装置等を備えている。
光走査装置は、静電潜像書き込み用のビーム光を出射するレーザー光源、出射されたビーム光を反射しつつ感光体ドラムの回転軸方向(主走査方向)に走査する光学系、これらを収納するハウジング、及びハウジングに取り付けられる光源基板等を備え、走査されるビーム光によって感光体ドラムの表面に静電潜像を書き込む。
このような光走査装置として、例えば特許文献1には、4つのレーザー光源と、レーザー光を走査する光学系と、各レーザー光源の出力をそれぞれ制御する4つの光源基板と、を備えた光走査装置が開示されている。また、例えば特許文献2には、4つのレーザー光源と、レーザー光を走査する光学系と、4つのレーザー光源の出力を制御する1つの光源基板と、を備えた光走査装置が開示されている。
特開2006−227494号公報 特開2010−256770号公報
しかしながら、上記特許文献1の光走査装置では、4つの光源基板をハウジングに取り付ける必要があるので、組立作業が煩雑であるという問題点がある。
また、上記特許文献2の光走査装置では、4つのレーザー光源に対して1つの光源基板をハウジングに取り付けるだけで済むので、組立作業性が改善されている。しかしながら、上記特許文献2の光走査装置では、レーザー光源と光源基板との間の組立作業性が考慮されていない。このため、組立作業性の向上が望まれる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、組立作業性を向上させることが可能な光走査装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の光走査装置は、像担持体にビーム光を照射して静電潜像を形成する光走査装置であって、ハウジングと、ハウジングの側壁に、端子が外側に突出した状態で取り付けられる複数のレーザー光源と、ハウジングの側壁の外面に対向配置される基板と、を備え、ハウジングの側壁には、外側に突出する少なくとも2つのボスが形成されており、基板には、ボスが挿入される少なくとも2つのボス挿入穴と、複数のレーザー光源の端子が挿入される複数の端子挿入穴と、が形成されており、基板の複数の端子挿入穴の周辺には、端子が挿入される側とは逆側から半田付けができるように、銅層が形成されており、側壁にレーザー光源が取り付けられた状態で、ボスの側壁の外面に対する突出高さは、レーザー光源の端子の側壁の外面に対する突出高さよりも基板の厚み以上大きい。
本発明によれば、基板には、複数のレーザー光源の端子が挿入される複数の端子挿入穴が形成されている。すなわち、複数のレーザー光源に対して1つの基板が設けられている。このため、複数のレーザー光源に対して1つの基板をハウジングに取り付ければよいので、組立作業性を改善することができる。
また、ハウジングの側壁には、外側に突出する少なくとも2つのボスが形成されており、基板には、ボスが挿入される少なくとも2つのボス挿入穴が形成されている。これにより、基板を側壁に取り付ける際に、ボスによって基板のボス挿入穴がガイドされるので、基板を側壁の所定位置にスムーズに取り付けることができる。また、側壁にレーザー光源が取り付けられた状態で、ボスの側壁の外面に対する突出高さは、レーザー光源の端子の側壁の外面に対する突出高さよりも基板の厚み以上大きい。これにより、基板を側壁に取り付ける際に、ボスの先端がボス挿入穴に挿入された後で、レーザー光源の端子の先端が端子挿入穴に挿入される。このため、基板をある程度位置決めした状態(端子挿入穴をレーザー光源の端子に向けて案内した状態)でレーザー光源の端子の先端を端子挿入穴に挿入することができるので、端子を端子挿入穴にスムーズに挿入することができる。その結果、組立作業性をより向上させることができる。
本発明の一実施形態の光走査装置を備えた画像形成装置の構造を概略的に示した断面図である。 本発明の一実施形態の光走査装置の構造を示した平面図である。 本発明の一実施形態の光走査装置の構造および各感光体ドラムを示した断面図である。 本発明の一実施形態の光走査装置のレーザー光源周辺の構造を示した平面図である。 本発明の一実施形態の光走査装置のレーザー光源周辺の構造を示した斜視図である。 本発明の一実施形態の光走査装置のレーザー光源周辺の構造を示した拡大断面図である。 本発明の一実施形態の光走査装置のレーザー光源周辺の構造を示した図であり、基板をハウジングの側壁に取り付ける前の状態を示した斜視図である。 本発明の一実施形態の光走査装置のレーザー光源周辺の構造を示した図であり、基板をハウジングの側壁に取り付ける前の状態を示した拡大断面図である。 本発明の一実施形態の光走査装置のハウジングの側壁に基板を取り付けた状態を示した側面図である。 本発明の一実施形態の光走査装置の基板の端子挿入穴周辺の構造を示した拡大図である。 本発明の一実施形態の光走査装置のレーザー光源周辺の構造を示した図であり、基板をハウジングの側壁に取り付けている状態を示した拡大断面図である。 本発明の変形例の光走査装置のレーザー光源周辺の構造を示した拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜図11を参照して、本発明の一実施形態による光走査装置20を備えた画像形成装置1について説明する。本実施形態の画像形成装置1はタンデム型のカラープリンターであり、画像形成装置1の下部には、積載された用紙束を収容する給紙カセット等の給紙部2が設けられている。この給紙部2の一端部には、積載された用紙Pを最上位紙から1枚ずつ給紙するための分離給送部3が設けられている。そして分離給送部3の上部には、上方へ延びて本体上面に形成された排出トレイ4に至る用紙搬送路5が形成されている。この用紙搬送路5に沿って、用紙搬送方向上流から順に、分離給送部3、搬送ローラー対6、レジストローラー対7、転写ローラー8、定着ローラー対9及び排紙ローラー対10が配置されている。
転写ローラー8の右側には、中間転写ベルト11が回転自在に配設されている。中間転写ベルト11は、駆動ローラー12と従動ローラー13とに掛け渡されており、駆動ローラー12が回転駆動することにより、時計回りに回転されるようになっている。また、駆動ローラー12は中間転写ベルト11を介して上記転写ローラー8と当接している。なお、中間転写ベルト11には誘電体樹脂製のシートが用いられ、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが主に用いられる。
中間転写ベルト11の下方には、回転方向に沿って、図1においては右側から順に、4つの画像形成部14K,14C,14M及び14Yが配設されている。これらの画像形成部14K〜14Yは、異なる4色(ブラック、シアン、マゼンタ及びイエロー)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの画像を順次形成する。
これら画像形成部14K〜14Yには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム(像担持体)15K,15C,15M及び15Yが配設されており、回転自在に配設された各感光体ドラム15K〜15Yの周囲には、感光体ドラム15K〜15Yを帯電させる帯電器16と、感光体ドラム15K〜15Y上にトナー像を形成する現像ユニット17と、感光体ドラム15K〜15Y上に残留した現像剤を除去するクリーニング部18と、中間転写ベルト11を介して感光体ドラム15K〜15Yと当接する中間転写ローラー19がそれぞれ配置されており、更に感光体ドラム15K〜15Yの下方には各感光体ドラム15K〜15Yに画像情報を露光する光走査装置20が配置されている。
次に、光走査装置20についてさらに説明する。光走査装置20は図2および図3に示すように、画像信号に基づいて変調したビーム光を射出するレーザー光源21(図4参照)、回転多面鏡であるポリゴンミラー22、第1fθレンズ23、第2fθレンズ24、及びこれらを収納するハウジング40を備えている。また、ポリゴンミラー22と各感光体ドラム15K〜15Yの被走査面との間の各光路には、第1fθレンズ23を透過したビーム光を反射する平面ミラー25と、ビーム光を各感光体ドラム15K〜15Yに向かって反射する最終平面ミラー26と、が配置されている。
光走査装置20にはレーザー光源21が4つ備えられており、それぞれブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの画像信号に基づいて変調したビーム光を射出するものである。レーザー光源21は、略矩形状のハウジング40のコーナー部(図2では右下コーナー部)に取り付けられている。なお、レーザー光源21は、カバー部材40a(図2参照)によって上部が覆われている。各レーザー光源21の周辺には図4および図5に示すように、ビーム光の出射方向に沿ってコリメーターレンズ31、アパーチャー32、折り返しミラー33が一直線上に配置されている。また、各折り返しミラー33と折り返しミラー35との間には、シリンドリカルレンズ34が配置されている。折り返しミラー35は、シリンドリカルレンズ34を透過したビーム光をポリゴンミラー22に向かって反射する。
ポリゴンミラー22は、ポリゴンモーターによって回転されることによって、反射面に入射されたビーム光を主走査方向に等角速度偏向させることができる。
第1fθレンズ23及び第2fθレンズ24は、各感光体ドラム15K〜15Yの被走査面を走査するビーム光が、主走査方向に等速度で走査するように、ポリゴンミラー22によって等角速度偏向されたビーム光を等速度偏向させ、感光体ドラム15K〜15Yの表面(被走査面)上に結像させるものである。
平面ミラー25および最終平面ミラー26は、各ビーム光の光路に設置される反射部材であって、光走査装置20内の所定の位置に配置されている。なお、平面ミラー25は、各光路に必要に応じて設けられるものであり、各光路に配置される平面ミラー25の枚数は適宜変更することができる。
上記のように構成された画像形成装置1による画像形成動作について説明する。ユーザにより画像形成開始が入力されると、先ず、各感光体ドラム15K〜15Yが回転駆動されることにより、帯電器16によって感光体ドラム15K〜15Yの表面が一様に帯電され、入力された画像信号に基づいて光走査装置20によってビーム光が照射され、各感光体ドラム15K〜15Y上に画像信号に応じた静電潜像が形成される。
ここで、光走査装置20によるビーム光走査動作について説明する。光走査装置20に備えられた4つのレーザー光源21からビーム光が、コリメーターレンズ31、アパーチャー32、折り返しミラー33、シリンドリカルレンズ34および折り返しミラー35を介して、ポリゴンミラー22の反射面へと入射される。この時、ポリゴンミラー22によって偏向された4つのビーム光の光路分離を容易にするために、これらのビーム光はポリゴンミラー22に対して主走査方向または副走査方向に異なる角度で入射するように構成されている。本実施形態では、4つのレーザー光源21が互いに異なる高さに配置されており、4つのビーム光はポリゴンミラー22に対して副走査方向に異なる角度で入射する。
ポリゴンミラー22に入射されたビーム光は、ポリゴンミラー22によって等角速度偏向された後、それぞれの光路に配置された平面ミラー25によって所定回数折り返されるとともに、第1fθレンズ23および第2fθレンズ24によって等速度偏向される。そして、光路の最後に設けられた最終平面ミラー26によって折り返され、各感光体ドラム15K〜15Yの表面へと配光されることとなる。
次いで、感光体ドラム15K〜15Yに、図示しない補給装置から現像ユニット17に充填されたブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色の現像剤が供給され、静電潜像に応じたトナー像が形成され、中間転写ベルト11に所定の転写電圧で電界が付与された後、中間転写ローラー19によって感光体ドラム15K〜15Y上のブラック、シアン、マゼンタ及びイエローのトナー像が中間転写ベルト11上に転写される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために予め定められた所定の位置関係をもって形成される。そして、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、感光体ドラム15K〜15Yの表面に残留した現像剤はクリーニング部18により除去される。
また、駆動モーター(図示せず)による駆動ローラー12の回転に伴い中間転写ベルト11が時計回りに回転を開始すると、用紙Pがレジストローラー対7から所定のタイミングで中間転写ベルト11に隣接して設けられた転写ローラー8へ搬送され、フルカラー画像が用紙Pへ転写される。そして、トナー像が転写された用紙Pは定着ローラー対9へと搬送され、定着ローラー対9により加熱及び加圧されてトナー像が用紙Pの表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された用紙Pは、排出ローラー対10によって排出トレイ4に排出される。
次に、レーザー光源21の周辺構造について詳細に説明する。
図6に示すように、ハウジング40の側壁41には4つのレーザー光源21がそれぞれ固定される4つの凹部42が形成されており、レーザー光源21は、端子21aが側壁41から外側に突出するように、ハウジング40の内側から凹部42に圧入固定されている。なお、各凹部42には、レーザー光源21の端子21aが挿入される3つの挿入穴が形成されている。
4つのレーザー光源21は図4および図7に示すように、略一直線上に等ピッチで配置されているとともに、取付高さが順に高くなるように配置されている。また、ハウジング40の内側には図4に示すように、レーザー光源21同士を仕切る仕切り壁43が側壁41から内側に延びるように形成されている。この仕切り壁43は、隣接するレーザー光源21同士の中間位置に形成されている。
側壁41には、4つのレーザー光源21の出力を制御する基板50が側壁41の外面41aに対向するように固定されている。また、側壁41には、外側に突出して基板50をガイドする2つのボス44が互いに所定の距離を隔てて形成されている。図8に示すように、このボス44の側壁41の外面41aに対する突出高さH44は、側壁41にレーザー光源21が取り付けられた状態における、端子21aの側壁41の外面41aに対する突出高さH21よりも基板50の厚み以上大きい。
ボス44は、先端部を形成する小径部44aと、小径部44aよりも径の大きい大径部44cと、小径部44aと大径部44cとを連結する傾斜面部44bと、根元部分を形成するとともに大径部44cよりも径方向外側に突出する台座部44dと、を有する。基板50を側壁41に取り付ける際に、小径部44aおよび傾斜面部44bは、基板50の後述するボス挿入穴52をガイドし、大径部44cは、ボス挿入穴52を径方向に位置決めする。台座部44dは、基板50に当接して基板50を挿入方向に位置決めする。
また、側壁41には図7に示すように、基板50を側壁41に固定するためのビス60が螺合されるビス止め穴45が形成されている。このビス止め穴45は、中央寄りの2つのレーザー光源21の中間位置に形成されており、中央寄りの2つのレーザー光源21同士を仕切る仕切り壁43に形成されている。
基板50は4つのレーザー光源21の出力を制御するためのものであり、基板50には図9に示すように、ICチップや抵抗、コンデンサー等の電子部品が多数実装されている。また、基板50には図7に示すように、4つのレーザー光源21の端子21aが挿入固定される複数の端子挿入穴51と、ボス44が挿入される2つのボス挿入穴52と、ビス60が挿入される1つのビス挿入穴53と、が形成されている。
ボス挿入穴52の一方(図9の右側のボス挿入穴52)は大径部44cと略同一径の丸穴に形成されている。ボス挿入穴52の他方(図9の左側のボス挿入穴52)は、2つのボス挿入穴52同士を結ぶ方向に沿って大径部44cの直径よりも長く、且つボス挿入穴52同士を結ぶ方向と垂直な方向の径が大径部44cと略同一径の長穴に形成されている。ビス挿入穴53は、ビス止め穴45に対応する位置に形成されている。
また、図10に示すように、基板50の複数の端子挿入穴51の周辺には、端子21aが挿入される側とは逆側(図6の左側)から半田付けができるように、銅層54が形成されている。この銅層54は、銅箔をエッチングすることにより形成されていてもよいし、めっき法により形成されていてもよい。
次に、レーザー光源21および基板50のハウジング40に対する取付方法について説明する。
まず、図8に示すように、4つのレーザー光源21を、ハウジング40の側壁41の4つの凹部42に、ハウジング40の内側から圧入固定する。このとき、端子21aを凹部42の挿入穴に挿入し、端子21aを側壁41の外側に突出させる。
次に、図7に示すように、基板50を側壁41に外側から取り付ける。このとき、図11に示すように、ボス44の小径部44aが基板50のボス挿入穴52に挿入(通過)され基板50をガイドした状態で、レーザー光源21の端子21aの先端が端子挿入穴51に挿入される。このため、端子21aは、端子挿入穴51にスムーズに挿入される。
そして、基板50をさらに側壁41側に移動させることによって、図6に示すように、ボス44の小径部44aおよび傾斜面部44bにより基板50のボス挿入穴52がガイドされた後、大径部44cにより基板50が面方向(ボス44の径方向)に位置決めされる。また、基板50は、台座部44dに当接することにより挿入方向に位置決めされる。
その後、図5に示すように、ビス60を基板50のビス挿入穴53(図7参照)に挿通し、側壁41のビス止め穴45(図7参照)に螺合することによって、基板50が側壁41に固定される。そして、レーザー光源21の端子21aを基板50の銅層54に半田付けすることによって、レーザー光源21が基板50に電気的に接続される。
このようにして、レーザー光源21および基板50がハウジング40に固定される。
本実施形態では、上記のように、基板50には、複数のレーザー光源21の端子21aが挿入される複数の端子挿入穴51が形成されている。すなわち、複数のレーザー光源21に対して1つの基板50が設けられている。このため、複数のレーザー光源21に対して1つの基板50をハウジング40に取り付ければよいので、組立作業性を改善することができる。
また、ハウジング40の側壁41には、外側に突出して基板50をガイドするボス44が形成されており、基板50には、ボス44が挿入されるボス挿入穴52が形成されている。これにより、基板50を側壁41に取り付ける際に、ボス44によって基板50のボス挿入穴52がガイドされるので、基板50を側壁41の所定位置にスムーズに取り付けることができる。また、側壁41にレーザー光源21が取り付けられた状態で、ボス44の側壁41の外面41aに対する突出高さH44は、レーザー光源21の端子21aの側壁41の外面41aに対する突出高さH21よりも基板50の厚み以上大きい。これにより、基板50を側壁41に取り付ける際に、ボス44の先端(小径部44a)がボス挿入穴52に挿入された後で、レーザー光源21の端子21aの先端が端子挿入穴51に挿入される。このため、基板50を面方向にある程度位置決めした状態(端子挿入穴51をレーザー光源21の端子21aに向けて案内した状態)でレーザー光源21の端子21aの先端を端子挿入穴51に挿入することができるので、端子21aを端子挿入穴51にスムーズに挿入することができる。その結果、組立作業性をより向上させることができる。
また、上記のように、基板50を側壁41に取り付ける際に、ボス44の小径部44aおよび傾斜面部44bは、ボス挿入穴52をガイドし、大径部44cは、ボス挿入穴52を位置決めする。これにより、基板50を迅速かつ精度良くハウジング40に取り付けることができる。
また、上記のように、ボス44の根元部分に台座部44dを形成することによって、台座部44dが基板50に当接して基板50の挿入方向の位置決めを行うことができる。また、基板50と側壁41の外面41aとの間に、台座部44dの厚み分の隙間を形成することができる。
また、上記のように、ボス挿入穴52の一方を、大径部44cと略同一径の丸穴に形成し、ボス挿入穴52の他方を、2つのボス挿入穴52同士を結ぶ方向に沿って大径部44cの直径よりも長く、且つボス挿入穴52同士を結ぶ方向と垂直な方向の径が大径部44cと略同一径の長穴に形成する。これにより、ボス挿入穴52の他方(長穴)によって基板50の長手方向の製造誤差を吸収しながら、ボス挿入穴52の一方(丸穴)によって基板50の位置決めを行うことができる。
また、上記のように、基板50は、1つのビス60によって側壁41に固定されている。これにより、1つの基板50に対して1つのビス60を取り付ければよいので、組立作業性をより向上させることができる。
また、上記のように、ビス60を、中央寄りの2つのレーザー光源21の中間位置に配置するとともに、中央寄りの2つのレーザー光源21同士を仕切る仕切り壁43に形成されたビス止め穴45に螺合している。これにより、ビス止め穴45がレーザー光源21の障害になるのを抑制することができるとともに、ビス止め穴45を仕切り壁43を利用して形成することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、図8に示したようにレーザー光源21の端子21aがボス44の小径部44aまで達している例、すなわち、図11に示したように基板50のボス挿入穴52がボス44の傾斜面部44bにガイドされる前に、レーザー光源21の端子21aの先端が基板50の端子挿入部51に挿入される例について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば図12に示した本発明の変形例の光走査装置のように、レーザー光源21の端子21aの先端がボス44の傾斜面部44bまでしか達していなくてもよい。このように構成すれば、基板50を側壁41に取り付ける際に、傾斜面部44bがボス挿入穴52を通過しているときに、端子21aの先端が端子挿入穴51に挿入される。これにより、基板50に面方向(ボス44の径方向)の遊び(ガタ)を少しだけ持たせた状態で、端子21aの先端を端子挿入穴51に挿入させることができるので、組立作業性をより向上させることができる。
また、上記実施形態では、基板50をハウジング40の側壁41に1つのビス60を用いて固定した例について示したが、2つ以上のビス60を用いて基板50を側壁41に固定してもよいし、ビス60を用いなくてもよい。ビス60を用いない場合、基板50を接着材を用いて側壁41に固定してもよいし、ボス44を基板50のボス挿入穴52に溶着することにより基板50を側壁41に固定してもよい。また、レーザー光源21の端子21aを基板50に半田付けすることによって、基板50を側壁41に固定してもよい。
また、上記実施形態では、レーザー光源21を側壁41の凹部42に直接圧入した例について示したが、レーザー光源21を別部材を用いて側壁41の凹部42に間接的に固定してもよい。この場合、別部材を用いて、レーザー光源21を回転方向に調整可能に構成してもよい。
1 画像形成装置
15K、15C、15M、15Y 感光体ドラム(像担持体)
20 光走査装置
21 レーザー光源
21a 端子
40 ハウジング
41 側壁
41a 外面
43 仕切り壁
44 ボス
44a 小径部
44b 傾斜面部
44c 大径部
44d 台座部
45 ビス止め穴
50 基板
51 端子挿入穴
52 ボス挿入穴
53 ビス挿入穴
54 銅層
60 ビス
H21、H44 突出高さ

Claims (8)

  1. 像担持体にビーム光を照射して静電潜像を形成する光走査装置であって、
    ハウジングと、
    前記ハウジングの側壁に、端子が外側に突出した状態で取り付けられる複数のレーザー光源と、
    前記ハウジングの側壁の外面に対向配置される基板と、
    を備え、
    前記ハウジングの側壁には、外側に突出する少なくとも2つのボスが形成されており、
    前記基板には、前記ボスが挿入される少なくとも2つのボス挿入穴と、前記複数のレーザー光源の端子が挿入される複数の端子挿入穴と、が形成されており、
    前記基板の前記複数の端子挿入穴の周辺には、前記端子が挿入される側とは逆側から半田付けができるように、銅層が形成されており、
    前記側壁に前記レーザー光源が取り付けられた状態で、前記ボスの前記側壁の外面に対する突出高さは、前記レーザー光源の端子の前記側壁の外面に対する突出高さよりも前記基板の厚み以上大きいことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記ボスは、先端部を形成する小径部と、前記小径部よりも径の大きい大径部と、前記小径部と前記大径部とを連結する傾斜面部と、を有し、
    前記基板を前記側壁に取り付ける際に、前記小径部および前記傾斜面部は、前記ボス挿入穴をガイドし、前記大径部は、前記ボス挿入穴を位置決めし、前記小径部が前記ボス挿入穴を通過しているときに、前記端子の先端が前記端子挿入穴に挿入されることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記ボスは、先端部を形成する小径部と、前記小径部よりも径の大きい大径部と、前記小径部と前記大径部とを連結する傾斜面部と、を有し、
    前記基板を前記側壁に取り付ける際に、前記小径部および前記傾斜面部は、前記ボス挿入穴をガイドし、前記大径部は、前記ボス挿入穴を位置決めし、前記傾斜面部が前記ボス挿入穴を通過しているときに、前記端子の先端が前記端子挿入穴に挿入されることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  4. 前記ボスの根元部分には、前記大径部よりも径方向外側に突出する台座部が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の光走査装置。
  5. 前記ボスおよび前記ボス挿入穴は、2つずつ形成されており、
    前記ボス挿入穴の一方は、前記大径部と略同一径の丸穴であり、
    前記ボス挿入穴の他方は、2つの前記ボス挿入穴同士を結ぶ方向に沿って前記大径部の直径よりも長く、且つ前記ボス挿入穴同士を結ぶ方向と垂直な方向の径が前記大径部と略同一径の長穴であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記基板には、ビスが挿入されるビス挿入穴が1つ形成されており、
    前記基板は、1つの前記ビスによって前記側壁に固定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光走査装置。
  7. 前記レーザー光源は、4つ設けられているとともに、略一直線上に等ピッチで配置されており、
    前記ハウジングの内側には、前記レーザー光源同士を仕切る仕切り壁が前記側壁から内側に延びるように形成されており、
    前記ビスは、中央寄りの2つの前記レーザー光源の中間位置に配置されているとともに、前記中央寄りの2つのレーザー光源同士を仕切る仕切り壁に形成されたビス止め穴に螺合されていることを特徴とする請求項6に記載の光走査装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の光走査装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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