JP5821195B2 - 発光素子の調整固定構造及び光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

発光素子の調整固定構造及び光走査装置及び画像形成装置 Download PDF

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本発明は、デジタル複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置の書込光学系に用いられる光走査装置に関し、特に複数の光ビームを有する発光素子の位置調整及び固定技術に関する。
従来、電子写真方式の画像形成においてレーザを光源に用いた画像形成装置が広く知られており、複数本のレーザダイオードから照射されるビームのピッチ調整を行う技術として、発光素子をオプチカルハウジングに押し付けながら回転させてビームピッチを調整すると共に固定する技術が、例えば「特許文献1」に開示されている。
また、レーザダイオードの抜けを防止する技術として、レーザダイオードの取付穴入口付近に爪を設け、レーザダイオードを取付穴に挿入すると爪によりレーザダイオードのフランジ部が固定される技術が、例えば「特許文献2」に開示されている。この技術では圧入による歪みもなく、別部材を必要としないのでコストダウンを図ることができる。
「特許文献1」に開示された技術では、図13に示すように、ビームピッチを調整しても発光素子9を保持する回転治具の押し付け力Aの作用により、図13に破線で示すようにオプチカルハウジング7の側壁7aが内側へと倒れ込み、ビーム間隔の調整が正確に行われないという問題点がある(符号7bは発光素子9を取り付ける際の基準面を示す)。特に近年では、低コスト化や軽量化のために樹脂製の比較的変形し易いオプチカルハウジングが多用されており、調整後に回転治具の押し付け力を解除するとオプチカルハウジングが元の形状に復元し、調整時に比して光軸やビームピッチが変化してしまう。
また、「特許文献2」に開示された技術では、固定用の爪がレーザダイオードのフランジ部よりも内側に向かって配置されているため、レーザダイオードを挿入する際及び取り外す際のどちらの場合においても爪に負荷がかかり、爪を破損する虞がある。
本発明は上述の問題点を解決し、治具構成を簡易化できると共に調整時と固定時とにおいて発光素子の光軸やビームピッチが変化することを防止でき、回転調整のために発光素子を保持することが可能な発光素子の調整固定構造の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、フランジ部と複数の発光点とを有する発光素子を前記発光点の光軸周りに回転させることにより前記各発光点間の距離を調整して前記発光素子をハウジングに固定する発光素子の調整固定構造において、
前記ハウジングが前記発光素子を取り付ける基準面を有する取付穴を有し、前記取付穴は前記フランジ部を前記基準面に当接させつつ回転自在に保持する保持部を有し、前記発光素子は前記ハウジングへの取付時において前記保持部との干渉を回避する切欠部を前記フランジ部に有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発光素子の調整固定構造において、さらに前記発光素子は、接着剤により前記ハウジングに固定されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発光素子の調整固定構造において、さらに前記発光素子は、固定部材により前記ハウジングに固定されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか1つに記載の発光素子の調整固定構造を有する光走査装置であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の光走査装置を有する画像形成装置であることを特徴とする。
本発明によれば、回転治具によって発光素子またはこれを保持する回転治具自体をハウジングに押し当てる必要がなく、ハウジングが不要な外力を受けないことから弾性変形せず、ハウジングの弾性変形がビーム間隔の調整に影響を及ぼすという不具合の発生を防止することができる。
本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置の概略正面図である。 本発明の一実施形態に用いられる光走査装置を説明する概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる光走査装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に用いられる発光素子の調整固定構造を説明する概略図である。 本発明の一実施形態における発光素子の調整を説明する概略図である。 本発明の一実施形態における発光素子の調整固定手順を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に用いられる発光素子の取付状態を示す概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる発光素子の取付状態を示す概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる発光素子の固定状態を示す概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる発光素子の固定状態を示す概略図である。 本発明の一実施形態の変形例に用いられる発光素子の取り付けを説明する概略図である。 本発明の一実施形態の他の変形例に用いられる発光素子の取り付けを説明する概略図である。 従来技術の問題点を示す概略図である。
図1は本発明の一実施形態を採用した画像形成装置を示している。同図において画像形成装置500は、光走査装置100、4個の感光体ドラム30A,30B,30C,30D、中間転写ベルト40、給紙トレイ60、給紙ローラ54、レジストローラ対52,56、定着手段50、排紙ローラ対58、図示しない制御手段、装置本体501等を有している。装置本体501の上面には、印刷後の用紙が排出される排紙トレイ501aが設けられており、排紙トレイ501aの下方に光走査装置100が配設されている。光走査装置100は、図示しない画像読取装置あるいは外部装置より送られた画像情報に基づき、感光体ドラム30Aに対して黒色画像成分のレーザ光を、感光体ドラム30Bに対してシアン画像成分のレーザ光を、感光体ドラム30Cに対してマゼンタ画像成分のレーザ光を、感光体ドラム30Dに対してイエロ画像成分のレーザ光をそれぞれ走査する。
各感光体ドラム30A,30B,30C,30Dは光走査装置100の下方に並設されており、それぞれ図示しない駆動手段により図1において時計回り方向に回転駆動される。感光体ドラム30Aの周囲には、感光体ドラム30Aの表面を所定の電圧で帯電させる帯電手段32A、黒色成分のトナーが充填されたカートリッジ及び現像ローラ等を有する現像手段33A、感光体ドラム30Aの表面に接するクリーニングブレードを有し感光体ドラム30Aの表面をクリーニングするクリーニング手段31Aが配置されている。他の感光体ドラム30B,30C,30Dの周囲にも現像手段に貯容されたトナーの色を除いて同様の構成が配置されており、現像手段33Bにはシアン成分のトナーが、現像手段33Cにはマゼンタ成分のトナーが、現像手段33Dにはイエロ成分のトナーがそれぞれ貯容されている。
無端ベルト状の中間転写ベルト40は従動ローラ40a,40c及び駆動ローラ40bに掛け渡されており、その上面が各感光体ドラム30A,30B,30C,30Dと接するように配置されていて、駆動ローラ40bが回転駆動することにより図1の矢印方向に走行駆動される。中間転写ベルト40を介して従動ローラ40cと対向する位置には、帯電手段32A,32B,32C,32Dとは逆極性の電圧を中間転写ベルト40に対して印加する転写手段としての転写チャージャ48が、中間転写ベルト40と所定の距離をおいて近接配置されている。
中間転写ベルト40の下方には複数枚の用紙61を貯容する給紙トレイ60が配設されており、給紙トレイの図1において右側上方には用紙61を1枚ずつ分離給送する給紙ローラ54が配設されている。給紙ローラ54により給紙トレイ60内より給送された用紙61は、レジストローラ対56を介して転写ベルト40と転写チャージャ48との隙間に向けて給送される。
転写ベルト40と転写チャージャ48との近接部の用紙搬送方向下流側には、加圧ローラと加熱ローラとのローラ対からなる定着手段50が配設されている。定着手段50は熱と圧力とにより用紙61上に転写されたトナー像を定着させ、定着後の用紙61はレジストローラ対52を介して一対のローラ対からなる排紙ローラ対58へと送られ、排紙トレイ501a上に順次排出される。
光走査装置100は、図2に示すように、発光素子9から複数の発光点である2本のレーザビームP1,P2を発生させ、各ビームP1,P2をそれぞれコリメータレンズ10によって並行化した上で、絞り11及びシリンドリカルレンズ12を経由して走査手段であるポリゴンミラー13の反射面13aに照射し、fθレンズ14を経由して感光体ドラム30に結像させている。各ビームP1,P2はポリゴンミラー13の軸方向であるZ軸方向に離間した状態で反射面13aに入射し、それぞれ主走査方向であるY軸方向に走査され、ポリゴンミラー13の回転によるY軸方向の主走査と感光体ドラム30の回転によるZ軸方向の副走査に伴って感光体ドラム30の表面に静電潜像を形成する。
シリンドリカルレンズ12は、各ビームP1,P2を反射面13aに対して線状に集光し、感光体ドラム30に結像する点像がポリゴンミラー13の面倒れによって歪みが発生することを防止する機能を有している。fθレンズ14は、シリンドリカルレンズ12と同様に感光体ドラム30上の点像の歪みを防ぐ機能を有すると共に、点像が感光体ドラム30上で主走査方向に等速度で走査されるように補正する機能を有している。
各ビームP1,P2は、それぞれ主走査面(XY平面)におけるY軸方向の末端で検出ミラー16によって主走査面の下方へと分離されて光センサ17へと導かれ、図示しないコントローラにおいて書き込み開始信号に変換された後に発光素子9へと送信される。発光素子9は、書き込み開始信号を受けて各ビームP1,P2の書き込み変調を開始する。このように、各ビームP1,P2の書き込み変調のタイミングを調節することにより、感光体ドラム30上に形成される静電潜像の書き込み開始(書き出し)位置を制御している。
シリンドリカルレンズ12,ポリゴンミラー13、fθレンズ14等は、装置本体501に取り付けられた図3に示すオプチカルハウジング7の底壁に取り付けられ、発光素子9はオプチカルハウジング7の側壁7aに取り付けられる。各光学部品をオプチカルハウジング7に取り付けた上で、オプチカルハウジング7の上部開口を図示しない蓋部材によって閉塞する。なお、側壁7aに対する発光素子9の取り付けに関しては後述する。
上述した光走査装置100を備えた画像形成装置500の動作を以下に説明する。
外部装置等より画像情報が送られると、発光素子9より射出されたレーザビームP1,P2はコリメータレンズ10、絞り11、シリンドリカルレンズ12によってポリゴンミラー13の反射面13aに集光される。ポリゴンミラー13にて偏向されたレーザビームP1,P2は、fθレンズ14を介して感光体ドラム30Aの表面に集光される。同様に、図示しない他の発光素子より射出されたレーザビームがそれぞれポリゴンミラーにより偏向され、他の感光体ドラム30B,30C,30Dの表面にそれぞれ集光される。このとき、光走査装置100からのレーザ光は、予め設定された強度に調整された状態で各感光体ドラム30A〜30Dの書込領域に入射する。
各感光体ドラム30A,30B,30C,30Dのそれぞれの表面に設けられた感光層は、帯電手段32A,32B,32C,32Dによって所定の電圧で帯電されることにより電荷が一定の密度で分布している。そして、各感光体ドラム30A,30B,30C,30Dが上述のようにそれぞれ走査されると、レーザ光が集光した部位の感光層が導電性を有するようになり、その部分では電位がほぼゼロとなる。これにより、各感光体ドラム30A,30B,30C,30Dが図1に矢印で示す方向に回転しつつその表面がレーザ光によって走査されると、各感光体ドラム30A,30B,30C,30Dの表面には静電潜像がそれぞれ形成される。
各感光体ドラム30A,30B,30C,30Dの表面にそれぞれ静電潜像が形成されると、各現像手段33A,33B,33C,33Dが有する現像ローラにより各感光体ドラム30A,30B,30C,30Dの表面にそれぞれトナーが供給される。供給されたトナーは各感光体ドラム30A,30B,30C,30D上の静電潜像にそれぞれ静電的に付着し、各静電潜像が各色トナーによって可視像化される。可視像化された各トナー像は中間転写ベルト40の表面に重畳転写され、中間転写ベルト40上にはフルカラートナー像が形成される。形成されたフルカラートナー像は、転写チャージャ48の作動により給紙トレイ60より給送された用紙61の表面に一括転写され、画像が転写された用紙61は定着手段50に送られて転写された画像を定着された後、排紙ローラ対58により排紙トレイ501a上に排出される。
ここで、本発明の特徴部である発光素子9の取り付け構成について説明する。図4に示すように、側壁7aには発光素子9が取り付けられる取付穴7c、取付穴7cに一体的に形成され発光素子9を取り付ける際に発光素子9を光軸方向に位置決めするための基準面7b、及び取付穴7cに一体的に形成された保持部21aが設けられており、図5に示すように、発光素子9にはフランジ部9a、各レーザビームP1,P2を発生させるレーザアレイ9bがそれぞれ一体的に設けられている。保持部21aは取付穴7cの内径側に突出するように2箇所形成されており、その基準面7b側の面と基準面7bとの間に空間が生じるように設けられている。フランジ部9aの外径は、取付穴7cに挿入した際に発光素子9が回転可能となる大きさに形成されており、フランジ部9aの厚みは保持部21aと基準面7bとの間の前記空間の厚みよりも若干小さくなるように形成され、発光素子9が前記空間内においてしっくりと回転できる厚みに形成されている。またフランジ部9aには、発光素子9を取付穴7cに挿入する際に各保持部21aとの干渉を回避するための切欠部9cが、各保持部21aと対応する位置に設けられている。切欠部9cは、本実施形態では互いに対向する2箇所に設ける矩形状の構成としたが、場所、個数、形状についてはこれに限られず、フランジ部9aの外周状のどこにでも、1個または複数個、形状も円弧状や楔状等、各保持部21aの形状及び配設箇所と対応していればどのように構成してもよい。
次に、側壁7aに対する発光素子9の取付調整手順を図6に基づいて説明する。先ず、発光素子9の切欠部9cを保持部21aに合わせ、図7(a)に示すように発光素子9を取付穴7cに挿入し(ST1)、図8に示すようにフランジ部9aの底面を基準面7bに突き当てる(ST2)。次に、発光素子9を図示しない回転ジグによりチャッキングし、光軸を中心に発光素子9を回転させる回転調整を行う(ST3)。このとき、発光素子9を図5に矢印Rで示す方向に回転させることによりレーザアレイ9bの配列方向を調整し、2本のレーザビームP1,P2のビーム間隔ΔPを感光体ドラム30上で設計値に一致させるビーム間隔の調整作業が行われる。この発光素子9の回転調整時において、各保持部21aにより底面を基準面7bに当接させた状態で発光素子9を回転自在に保持できる(ST4)。これにより、従来のように回転治具によって発光素子9または回転治具自体を側壁7aに押し当てる必要がなく、側壁7aが不要な外力を受けないことから弾性変形せず、側壁7aの弾性変形がビーム間隔の調整に影響を及ぼすという不具合の発生を防止することができる。各ビーム間隔の調整後、図9に示すように各切欠部9cに接着剤を充填して発光素子9を側壁7aに固定する(ST5)。発光素子9の固定に関しては、上述した接着剤による固定に代えて、図10に示すように発光素子9を固定する固定部材34を用意し、ねじ35によって固定部材34を側壁7aに固定することにより発光素子9を固定する構成としてもよい。
上述の構成により、オプチカルハウジングの側壁の倒れに起因する走査光線の位置が変化することを防止できるので、光書き込み系であれば走査線の安定性が得られるため良好な画質を得ることができる。また、発光素子を保持するための治具の機能を回転調整のみに限定できるため、治具の構成を簡易化できコストダウンを図ることができる。また、発光素子を接着固定することにより部品コストを低減でき、さらに部品点数が少ないため発光素子周辺のレイアウトを向上でき、書き込み装置の小型化を実現できる。また、簡単な形状の固定部材とねじにより発光素子を固定できるので、部品コストを低減でき、簡単な構成のため部品精度を向上し易く調整時間の短縮を図ることができることから生産性の高い書き込み装置を提供できる。
図11は、本発明の上記実施形態の変形例を示している。この変形例では、発光素子9のフランジ部9aに代えて、円形の互いに対向する2箇所を直線状に削ぎ落としたフランジ部9dを用い、側壁7aに形成された取付穴7cに代えて、発光素子9を挿入する側の形状がフランジ部9dと相似形状であってやや大きく形成され内部に基準面7bを有すると共に、基準面7bと発光素子9を挿入する側の面との間にフランジ部9dの厚みよりもやや大きな厚みを有する円形の空間を有する取付穴7dを用いる点において上記実施形態と相違している。この変形例によれば、フランジ部9dが取付穴7dと合致する態様で発光素子9を取付穴7d内に挿入し、フランジ部9dの底面が基準面7bに突き当たった状態で発光素子9を回転させることにより、側壁7aの発光素子9が挿入される側の面が保持部21bとして機能し、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
図12は、上記実施形態の他の変形例を示している。この例では、側壁7aにフランジ部9dの厚みよりもやや大きな深さを有する基準面7bを有する円形の取付穴7eを設け、側壁7aの発光素子9が取り付けられる側の面に、フランジ部9dの各削ぎ落とし部間の間隔よりもやや大きく形成された溝部を有する保持部材41をねじ42によって固定している。この例によれば、フランジ部9dが溝部と合致する態様で発光素子9を取付穴7e内に挿入し、フランジ部9dの底面が基準面7bに突き当たった状態で発光素子9を回転させることにより、保持部材41の溝部を形成する部位が保持部41aとして機能し、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。この構成では部品点数は増加するものの、取付穴7eの加工が容易となる。
上記実施形態及び各変形例では、保持部21a,21b,41aの厚みを側壁7aの厚み内で自由に設定できることから、発光素子9のピンの突き出し量を保持部の厚みによって決定できるため、回転治具の取り付けが容易となる。また、発光素子9をLDボードに取り付ける際にも発光素子9のピンの長さを確保でき、取り付けが容易となる。また、上記実施形態及び各変形例ではレーザビームの数を2としたが、3以上であってもよい。
7 ハウジング(オプチカルハウジング)
7b 基準面
7c,7d,7e 取付穴
9 発光素子
9a,9d フランジ部
9c 切欠部
21a,21b 保持部
34 固定部材
41a 保持部
100 光走査装置
500 画像形成装置
P1,P2 発光点(レーザビーム)
特開2001−296490号公報 特開2007−50540号公報

Claims (5)

  1. フランジ部と複数の発光点とを有する発光素子を前記発光点の光軸周りに回転させることにより前記各発光点間の距離を調整して前記発光素子をハウジングに固定する発光素子の調整固定構造において、
    前記ハウジングが前記発光素子を取り付ける基準面を有する取付穴を有し、前記取付穴は前記フランジ部を前記基準面に当接させつつ回転自在に保持する保持部を有し、
    前記発光素子は、前記ハウジングへの取付時において前記保持部との干渉を回避する切欠部を前記フランジ部に有することを特徴とする発光素子の調整固定構造。
  2. 請求項1記載の発光素子の調整固定構造において、
    前記発光素子は、接着剤により前記ハウジングに固定されていることを特徴とする発光素子の調整固定構造。
  3. 請求項1記載の発光素子の調整固定構造において、
    前記発光素子は、固定部材により前記ハウジングに固定されていることを特徴とする発光素子の調整固定構造。
  4. 請求項1ないし3の何れか1つに記載の発光素子の調整固定構造を有することを特徴とする光走査装置。
  5. 請求項4記載の光走査装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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