JP2016053242A - 車載施錠装置及び施錠システム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯機が車外にあり、所定距離以上離れていることを確認した上で車両ドアを自動的に施錠することができる車載施錠装置及び施錠システムを提供する。【解決手段】車両Cに設けられた車両ドアDが閉状態にある場合、携帯機3と無線通信を行い、無線通信の結果に応じて車両ドアDを施錠する車載施錠装置1に、携帯機3との無線通信により、車両Cに対する携帯機3の距離を特定する距離特定部と、該距離特定部にて特定された距離が所定距離以上であるか否かを判定する判定部と、該判定部にて前記所定距離以上であると判定された場合、車両ドアDを施錠する施錠部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は車両に対する携帯機の距離に応じて車両のドアを施錠する車載施錠装置及び施錠システムに関する。
ウォークアウェイロック機能を有するドアロック制御装置がある(例えば、特許文献1)。ドアロック制御装置は、エンジン停止後に車両ドアの開閉を検出すると、使用者が所有する携帯機のIDを要求するためのID要求信号を電波にて無線送信する。携帯機はドアロック制御装置から送信されたID要求信号を受信し、応答信号をドアロック制御装置へ送信する。ドアロック制御装置は、携帯機から送信された応答信号を受信することによって、携帯機の存在を認識する。ドアロック制御装置は、周期的にID要求信号を送信したにも拘わらず、一定時間以上、携帯機から応答信号が返信されなかった場合、施錠指示信号を電動ドアロック装置に与え、車両ドアを自動的に施錠する。
特開平10−292702号公報
しかしながら、特許文献1に係るドアロック制御装置においては、無線通信環境が悪い状況にあった場合、携帯機を保持した使用者が車両の周辺に存在するにも拘わらず、応答信号の受信に失敗し、車両ドアが自動的に施錠されてしまうおそれがあった。場合によっては、車両内に携帯機がある場合にも車両ドアが施錠されてしまうおそれがあった。
本願の目的は、携帯機が車外にあり、所定距離以上離れていることを確認した上で車両ドアを自動的に施錠することができる車載施錠装置及び施錠システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る車載施錠装置は、車両に設けられたドアが閉状態にある場合、携帯機と無線通信を行い、無線通信の結果に応じて前記ドアを施錠する車載施錠装置であって、前記携帯機との無線通信により、前記車両に対する前記携帯機の距離を特定する距離特定部と、該距離特定部にて特定された距離が所定距離以上であるか否かを判定する判定部と、該判定部にて前記所定距離以上であると判定された場合、前記ドアを施錠する施錠部とを備える。
本発明の一態様に係る車載施錠装置は、車両に設けられたドアが閉状態にある場合、携帯機と無線通信を行い、無線通信の結果に応じて前記ドアを施錠する車載施錠装置であって、前記携帯機との無線通信により、前記車両に対する前記携帯機の距離を特定する距離特定部と、該距離特定部にて特定された距離が所定距離以上であるか否かを判定する判定部と、該判定部にて前記所定距離未満であると判定された場合、前記携帯機との無線通信により、該携帯機が車内にあるか否かを判定する車内外判定部とを備え、前記距離特定部は、前記車内外判定部にて前記携帯機が車内に無いと判定された場合、再度、前記車両に対する前記携帯機の距離を特定するようにしてあり、更に、前記車内外判定部にて前記携帯機が車内に無いと判定された後に前記距離特定部にて特定された距離が前記所定距離以上である場合、又は前記距離特定部による距離の特定に失敗した場合、前記ドアを施錠する施錠部を備える。
本発明の一態様に係る施錠システムは、上述のいずれか一つの車載施錠装置と、該車載施錠装置と無線通信を行う携帯機とを備える。
なお、本願は、このような特徴的な処理部を備える車載施錠装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする施錠制御方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現したりすることができる。また、車載施錠装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、車載施錠装置又は施錠システムを含むその他のシステムとして実現したりすることができる。
上記によれば、携帯機が車外にあり、所定距離以上離れていることを確認した上で車両ドアを自動的に施錠することができる車載施錠装置及び施錠システムを提供することが可能となる。
施錠システムの一構成例を示す模式図である。 車載機の一構成例を示すブロック図である。 携帯機の一構成例を示すブロック図である。 施錠処理に係る車載制御部の処理手順を示すフローチャートである。 所定距離範囲を概念的に示した説明図である。 距離特定に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 距離特定の処理で送受信される信号を示したタイミングチャートである。 警告処理に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 第1の施錠処理に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 第2の施錠処理に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 変形例における距離特定に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本発明の一態様に係る車載施錠装置は、車両に設けられたドアが閉状態にある場合、携帯機と無線通信を行い、無線通信の結果に応じて前記ドアを施錠する車載施錠装置であって、前記携帯機との無線通信により、前記車両に対する前記携帯機の距離を特定する距離特定部と、該距離特定部にて特定された距離が所定距離以上であるか否かを判定する判定部と、該判定部にて前記所定距離以上であると判定された場合、前記ドアを施錠する施錠部とを備える。
本願にあっては、車載施錠装置は、携帯機との無線通信により、車両に対する携帯機の距離を特定する。そして、車載施錠装置は、車両に対する携帯機の距離が所定距離以上であると判定した場合、車両のドアを施錠する。車両に対する携帯機の距離を確認した上で、車両のドアを施錠する構成であるため、携帯機を保持した使用者が車両から離れた場合にドアが施錠される。
つまり、車両に対する携帯機の位置が不確定な状態で、車両のドアが施錠されることは無い。車載施錠装置は、車両に対する携帯機の距離の特定に失敗した場合、基本的に車両のドアを施錠しない。前記距離の特定に失敗しても、車両周辺に携帯機が存在している可能性もあり、携帯機の位置が不確定な状態で車両のドアが自動的に施錠されてしまうと、問題が発生するおそれがあるためである。
(2)前記携帯機との無線通信により、該携帯機が車内にあるか否かを判定する車内外判定部を備え、前記施錠部は、前記判定部にて前記車両に対する一の前記携帯機の距離が前記所定距離以上であると判定され、前記車内外判定部にて他の前記携帯機が車内に無いと判定された場合、前記ドアを施錠する構成が好ましい。
本願にあっては、車載施錠装置は、無線通信により携帯機が車内にあるか否かを判定する。車載施錠装置は、車両に対する携帯機の距離が所定距離以上であり、かつ携帯機が車内にない場合、ドアを施錠する。従って、車両のドアが自動的に施錠され、携帯機が車内に閉じ込められる事態を確実に防止することができる。
(3)本発明の一態様に係る車載施錠装置は、車両に設けられたドアが閉状態にある場合、携帯機と無線通信を行い、無線通信の結果に応じて前記ドアを施錠する車載施錠装置であって、前記携帯機との無線通信により、前記車両に対する前記携帯機の距離を特定する距離特定部と、該距離特定部にて特定された距離が所定距離以上であるか否かを判定する判定部と、該判定部にて前記所定距離未満であると判定された場合、前記携帯機との無線通信により、該携帯機が車内にあるか否かを判定する車内外判定部とを備え、前記距離特定部は、前記車内外判定部にて前記携帯機が車内に無いと判定された場合、再度、前記車両に対する前記携帯機の距離を特定するようにしてあり、更に、前記車内外判定部にて前記携帯機が車内に無いと判定された後に前記距離特定部にて特定された距離が前記所定距離以上である場合、又は前記距離特定部による距離の特定に失敗した場合、前記ドアを施錠する施錠部を備える。
本願にあっては、車載施錠装置は、携帯機との無線通信により、車両に対する携帯機の距離を特定する。そして、車載施錠装置は、車両に対する携帯機の距離が所定距離未満であると判定した場合、無線通信により携帯機が車内にあるか否かを判定する。車両に対する携帯機の距離が所定距離未満である場合、直ちに車両のドアを施錠する状況に無く、携帯機が車両から所定距離以上離れるまでに一定の時間を要すると予想される。このため、車載施錠装置は、携帯機の距離を再確認するよりも先に、携帯機が車内にあるかどうかを確認する処理を実行する。
車内に携帯機が無いと判定された場合、車載施錠装置は、再度、車両に対する携帯機の距離を特定する。携帯機が車内にないことが確認された後、車両に対する携帯機の距離が所定距離以上であると判定された場合、車載施錠装置は、車両のドアを施錠する。また、携帯機が車内にないことが確認された後、車両に対する携帯機の距離の特定に失敗した場合、携帯機が車載施錠装置の無線通信域外まで移動したと予想されるため、車載施錠装置は、車両のドアを施錠する。
このように、本態様(3)は携帯機が車両から所定距離以上離れていない段階で、車内に携帯機がないことを先に確認する構成であるため、携帯機が車両から所定距離以上離れたことが特定された場合に速やかにドアを施錠することができる。
また、態様(3)に係る車載施錠装置は、態様(1)と同様の作用効果を奏する。
(4)前記車内外判定部にて前記携帯機が車内に無いと判定された後に前記距離特定部にて特定された距離が前記所定距離未満である場合、前記距離特定部は前記車両に対する前記携帯機の距離を反復的に特定するようにしてあり、前記施錠部は、前記所定距離未満の距離が反復的に特定された場合、前記ドアを施錠する構成が好ましい。
本願にあっては、車載施錠装置は、車両に対する携帯機の距離が所定距離未満である場合、反復的に車両に対する携帯機の距離を特定する。そして、車載施錠装置は、携帯機が車両から所定距離未満の領域に存在する状態が一定期間継続した場合、車両のドアを施錠する。
使用者が再び車内に戻る可能性が低い場合、安全のため車両のドアを自動的に施錠することができる。
(5)前記施錠部は、前記車内外判定部にて前記携帯機が車内に無いと判定されたときから所定時間以上経過した後に前記距離特定部にて特定された前記携帯機の距離が前記所定距離未満であると判定された場合、前記ドアを施錠する構成が好ましい。
本願にあっては、車載施錠装置は、車両に対する携帯機の距離が所定距離未満である場合、経過時間の計時を開始する。そして、車載施錠装置は、携帯機が車両から所定距離未満の領域に存在する状態が所定時間以上継続した場合、車両のドアを施錠する。
使用者が再び車内に戻る可能性が低い場合、安全のため車両のドアを自動的に施錠することができる。
(6)前記距離特定部による距離の特定に失敗した場合、前記車内外判定部にて前記携帯機が車内に無いと判定されたとき、警告を行う警告部を備える構成が好ましい。
本願にあっては、車載施錠装置は、車両に対する携帯機の距離の特定に失敗した場合、警告を発する。
車載施錠装置は、車両に対する携帯機の距離の特定に失敗した場合、基本的に車両のドアを施錠しない。前記距離の特定に失敗しても、車両周辺に携帯機が存在している可能性もあり、携帯機の位置が不確定な状態で車両のドアが自動的に施錠されてしまうと、問題が発生するおそれがあるためである。このため、車載施錠装置は、警告を発して、ドアの施錠を使用者に委ねることができる。
(7)前記車両に搭載された原動機の動作状態を検出する原動機動作検出部と、前記ドアの開閉状態を検出する開閉検出部とを備え、前記距離特定部は、前記原動機が停止しており、前記ドアが開状態から閉状態になった場合、前記携帯機の距離の特定を開始する構成が好ましい。
本願にあっては、原動機が停止しており、車両のドアが開状態から閉状態になった場合、使用者が車両から降りて立ち去る状況にある可能性が高いため、上述の態様(1)〜態様(6)の処理を実行する。
(8)本発明の一態様に係る施錠システムは、上述のいずれか一つの車載施錠装置と、該車載施錠装置と無線通信を行う携帯機とを備える。
本願にあっては、態様(1)〜態様(7)と同様の効果を奏する。
(9)前記車載施錠装置は、前記車両に設けられたアンテナから前記携帯機の検出用信号を送信する車載送信部を備え、前記携帯機は、前記車載送信部から送信される前記検出用信号を受信する携帯受信部と、該携帯受信部が受信する前記検出用信号の受信信号強度を検出する検出部と、該検出部にて検出した前記受信信号強度の情報を含む応答信号を送信する携帯送信部とを備え、前記車載施錠装置は、前記携帯機から送信された前記応答信号を受信する車載受信部を備え、前記距離特定部は、前記車載受信部にて受信した前記応答信号に含まれる前記受信信号強度に基づいて、前記車両に対する前記携帯機の距離を算出する構成が好ましい。
本願にあっては、携帯機は、車両に設けられたアンテナから送信された検知用信号の受信信号強度を検出し、検出された受信信号強度を含む応答信号を車載施錠装置へ送信する。携帯機が検出する検知用信号の受信信号強度は、車両に対する携帯機の距離によって変化する。従って、検知用信号の受信信号強度によって、前記距離を特定することが可能である。車載施錠装置は携帯機から送信された応答信号を受信し、受信した応答信号に含まれる受信信号強度を用いて車両に対する携帯機の距離を特定する。
(10)前記車載施錠装置は、前記車両に設けられたアンテナから前記携帯機の検出用信号を送信する車載送信部を備え、前記携帯機は、前記車載送信部から送信される前記検出用信号を受信する携帯受信部と、該携帯受信部が受信する前記検出用信号の受信信号強度を検出する検出部と、該検出部が検出した前記受信信号強度に基づいて、前記車両に対する前記携帯機の距離を算出する距離算出部と、該距離算出部にて算出された距離の情報を含む応答信号を送信する携帯送信部とを備え、前記車載施錠装置は、前記携帯機から送信された前記応答信号を受信する車載受信部を備え、前記距離特定部は、前記車載受信部にて受信した前記応答信号に含まれる情報に基づいて、前記車両に対する前記携帯機の距離を特定する構成が好ましい。
本願にあっては、携帯機は、車両に設けられたアンテナから送信された検知用信号の受信信号強度を検出する。携帯機が検出する検知用信号の受信信号強度は、車両に対する携帯機の距離によって変化する。従って、検知用信号の受信信号強度によって、車両に対する携帯機の距離を特定することが可能である。携帯機は、検出された受信信号強度に基づいて、車両に対する携帯機の距離を特定し、特定された距離の情報を含む応答信号を車載施錠装置へ送信する。車載施錠装置は応答信号を受信し、受信した応答信号に含まれる情報に基づいて、車両に対する携帯機の位置を特定する。
車載施錠装置が行う携帯機の距離の特定は、必ずしも受信信号強度に基づいて全処理を車載施錠装置が行う必要は無い。携帯機側で距離の特定処理の一部を実行しても良い。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る車載施錠装置及び施錠システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は施錠システムの一構成例を示す模式図である。本実施形態に係る施錠システムは、車両Cに設けられた複数のLF送信アンテナ22及びRF受信アンテナ21を用いて各種信号を送受信する車載施錠装置1と、該車載施錠装置1との間で該信号を送受信する一又は複数の携帯機3とを備える。車載施錠装置1は、車両Cに対する携帯機3の距離を特定し、車両ドアDの施錠処理又は警告処理を実行する。
複数のLF送信アンテナ22は、例えば、運転席アンテナ22a、助手席アンテナ22b、第1車内アンテナ22c、第2車内アンテナ22d、バックドアアンテナ22e等であり、各LF送信アンテナ22はLF帯の電波を用いて信号を送信する。なおLF帯は信号を送信する電波帯域の一例であり、必ずしもこれに限定されない。運転席アンテナ22a及び助手席アンテナ22bは、それぞれ運転席側のピラー及び助手席側のピラーに配されている。第1車内アンテナ22cは車両Cの前部に設けられ、第2車内アンテナ22dは車両Cの中央部に配されている。バックドアアンテナ22eは車両Cのバックドアに配されている。
図2は車載施錠装置1の一構成例を示すブロック図である。車載施錠装置1は、該車載施錠装置1の各構成部の動作を制御する車載制御部10を備える。車載制御部10は、例えば一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU等を有するマイコンである。車載制御部10には、車載受信部11、車載送信部12、車載機用記憶部13及び車載機用計時部14が設けられている。
車載制御部10は、車載機用記憶部13に記憶されている後述の制御プログラムを実行することにより、各構成部の動作を制御し、車両Cに対する携帯機3の距離の特定、及び距離の特定結果に応じた所定処理を実行する。
車載機用記憶部13は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。車載機用記憶部13は、車載制御部10が車載施錠装置1の各構成部の動作を制御することにより、車両Cに対する携帯機3の距離を特定し、車両ドアDの施錠処理又は警告処理を行うための制御プログラムを記憶している。
車載受信部11はRF受信アンテナ21に接続されており、携帯機3からUHF帯の電波を用いて送信された応答信号等の各種信号を受信し、受信した信号を車載制御部10へ出力する。UHF帯の電波で通信可能な領域は広いため、車両CにおけるRF受信アンテナ21の配置は特に限定されない。
車載送信部12は複数のLF送信アンテナ22に接続されており、車載制御部10の制御に従って、携帯機3の車内外判定を行うための検出用信号を送信する。各LF送信アンテナ22から送信される検出用信号の強度は、車内又は車外にある携帯機3が2つ以上のLF送信アンテナ22からの検出用信号を受信できるように設定されている。
車載機用計時部14は車載制御部10の制御に従って計時を開始し、計時結果を車載制御部10に与える。車載機用計時部14は、例えば、後述する所定距離範囲内に携帯機3が存在する時間を計時する処理に用いられる。
車載制御部10には、運転席ドアスイッチ41、助手席ドアスイッチ42、バックドアスイッチ43等が接続されており、各ドアスイッチの操作状態に対応したドア信号が車載制御部10に入力する。以下、運転席ドアスイッチ41、助手席ドアスイッチ42、バックドアスイッチ43のいずれかを適宜ドアスイッチと呼ぶ。車載制御部10は各ドアスイッチからのドア信号に基づいて、運転席ドアスイッチ41、助手席ドアスイッチ42及びバックドアスイッチ43の操作状態を認識することができる。運転席ドアスイッチ41又は助手席ドアスイッチ42は、それぞれ運転席側又は助手席側の車両ドアDを施錠又は解錠するためのスイッチであり、運転席外側又は助手席外側のドアハンドルに設けられている。バックドアスイッチ43は、車両ドアDの一つであるバックドアを施錠又は解錠するためのスイッチであり、バックドアの外側に設けられている。各ドアスイッチは押しボタンである。なお、押しボタンに代えて、ドアハンドルに対する使用者の接触を検出する接触センサを設けても良い。また、車載制御部10は、各ドアスイッチの操作に対応したドア信号を直接取得しても良いし、ドアECU(Electronic Control Unit)、その他のECU等を介してドア信号を取得しても良い。
また、車載制御部10には各車両ドアDの開閉を検出するドア開閉検出スイッチ44が接続されている。ドア開閉検出スイッチ44は、車両ドアDの開閉に応じてオンオフするスイッチであり、オンオフ状態に対応した開閉信号が車載制御部10に入力するように構成されている。
更に、車載制御部10には電子ドアロック装置45、原動機動作検出部46及び警告部47が接続されている。
電子ドアロック装置45は、各車両ドアDの施錠及び解錠を行う施錠機構と、該施錠機構を駆動するアクチュエータとを備える。電子ドアロック装置45は、車載制御部10による制御に従ってアクチュエータを駆動し、車両ドアDの施錠及び解錠を行う。
原動機動作検出部46は、例えばイグニッションスイッチであり、イグニッションスイッチの操作位置に応じた信号が車載制御部10に入力するように構成されている。車載制御部10は、イグニッションスイッチの操作位置に応じた信号により、原動機が動作中であるか否かを認識することができる。なお、本願における原動機の動作中には、アイドリングストップ機能により、一時停止している状態も含むものとする。また、スマートスタートシステムが搭載されている車両Cの場合、スマートスタートボタンの操作による原動機の動作状態に係る信号を、図示しないボディECU等から受信し、原動機の動作状態を認識するように構成しても良い。
警告部47は、使用者に対して警告を発することができる発光部又は音声を出力するスピーカ、警笛等を有する装置である。発光部は、車内灯、車外の補助灯、サイドミラーに設けられたランプ等である。車載制御部10は警告部47の動作を制御することにより、光又は音によって、車両ドアDの施錠に関する警告を使用者に与えることができる。
なお、図2においては運転席ドアスイッチ41、助手席ドアスイッチ42、バックドアスイッチ43、ドア開閉検出スイッチ44、電子ドアロック装置45、原動機動作検出部46及び警告部47が車載制御部10に直接的に接続されている様に図示しているが、各種スイッチないし警告部47は、信号線により直接接続されていても良いし、CAN又はLIN等の車載通信網を介して接続されていても良いし、他のECUを介して接続されていても良い。
図3は携帯機3の一構成例を示すブロック図である。携帯機3は、該携帯機3の各構成部の動作を制御する携帯制御部31を備える。携帯制御部31は、例えば一又は複数のCPU、マルチコアCPU等を有するマイコンである。携帯制御部31には、携帯受信部32、携帯送信部35、携帯機用記憶部37及び携帯機用計時部38が設けられている。
携帯制御部31は、携帯機用記憶部37に記憶されている後述の制御プログラムを読み出し、各構成部の動作を制御することにより、各構成部の動作を制御し、車両Cに対する携帯機3の距離を特定するために必要な情報を車載施錠装置1へ送信する送信する処理を実行する。
携帯機用記憶部37は、車載機用記憶部13と同様の不揮発性メモリである。携帯機用記憶部37は、携帯制御部31が携帯機3の各構成部の動作を制御することにより、車両Cに対する携帯機3の距離を特定するための情報を含む応答信号等を車載施錠装置1へ送信する処理を実行するための制御プログラムを記憶している。
携帯受信部32は受信信号強度検出部33を介して受信アンテナ34に接続されており、車載施錠装置1からLF帯の電波を用いて送信された各種信号を受信し、携帯制御部31へ出力する。受信アンテナ34は例えば3軸アンテナであり、車両Cに対する携帯機3の向き又は姿勢に拘わらず、一定の受信信号強度が得られる。
受信信号強度検出部33は、受信アンテナ34が受信した検出用信号の受信信号強度を検出し、検出した受信信号強度を携帯制御部31へ出力する回路である。
携帯送信部35はRF送信アンテナ36に接続されており、携帯制御部31の制御に従って、車載施錠装置1から送信された検出用信号に応じた応答信号を送信する。携帯送信部35はUHF帯の電波を用いて応答信号を送信する。なおUHF帯は信号を送信する電波帯域の一例であり、必ずしもこれに限定されない。
携帯機用計時部38は携帯制御部31の制御に従って計時を開始し、計時結果を携帯制御部31に与える。計時部は、応答信号を送信するタイミングを計るためのものである。
図4は施錠処理に係る車載制御部10の処理手順を示すフローチャート、図5は所定距離範囲を概念的に示した説明図である。図5中、二点鎖線Aで示した半円は、車両Cの外側面、特に助手席アンテナ22b、運転席アンテナ22a及びバックドアアンテナ22eそれぞれを中心にして所定距離の位置を示している。所定距離は例えば2メートルである。以下、二点鎖線Aで示した半円の内側の領域を所定距離範囲内、該半円の外側の領域を所定距離範囲外と呼ぶ。点線Bで示した半円の外側は、無線通信域外、つまり車載施錠装置1と、携帯機3との無線通信が不能になる領域を示している。車載施錠装置1と、携帯機3とが無線通信を行える範囲は特に限定されるものではないが、例えば、各アンテナを中心に2.5mの範囲で無線通信を行えるようにすると良い。理想的には車両Cを中心に10メールの範囲で無線通信を行える状態が好ましい。車載制御部10は、以下に説明するように、車両Cに対する携帯機3の位置が所定距離範囲内にあるか、所定距離範囲外にあるか、無線通信域外にあるかよって、車両ドアDを自動的に施錠する処理又は各種警告処理を実行する。
車載制御部10は、原動機動作検出部46にて原動機の動作状態を検出し、原動機が停止しているか否かを判定する(ステップS11)。アイドリングストップ機能を有する車両Cの場合、該アイドリングストップ機能によって一時的に原動機が停止しているときは、原動機は動作中であると判定する。原動機が停止していないと判定した場合(ステップS11:NO)、車載制御部10は処理を終える。
原動機が停止していると判定した場合(ステップS11:YES)、車載制御部10は、ドア開閉検出スイッチ44にて、車両ドアDの開閉状態を検出し、車両ドアDが開状態から閉状態になり、全ての車両ドアDが閉状態になったか否かを判定する(ステップS12)。例えば、車両ドアDが開状態である場合、開閉信号がハイレベル、車両ドアDが閉状態である場合、開閉信号がローレベルであるような場合、車載制御部10は、開閉信号がハイレベルからローレベルへ変化したとき、車両ドアDが開状態から閉状態になったと判定すれば良い。また全ての車両ドアDそれぞれに対応する開閉信号がローレベルである場合、全ての車両ドアDが閉状態であると判定すれば良い。車両ドアDが開状態から閉状態になり、全ての車両ドアDが閉状態になるような変化が無いと判定した場合(ステップS12:NO)、車載制御部10は処理を終える。
車両ドアDが開状態から閉状態になり、全ての車両ドアDが閉状態になったと判定した場合(ステップS12:YES)、車載制御部10は、携帯機3との無線通信により、車両Cに対する携帯機3の距離を特定する(ステップS13)。
なお、図4に示す処理の実行中、車載制御部10は、車両ドアDの開扉及び原動機の始動を監視している。車載制御部10は、車両ドアDの開扉を検出した場合、例えばハイレベルの開閉信号が割り込み信号として車載制御装部10に入力した場合、実行中の処理を中止し、処理をステップS12へ戻すように構成されている。車両ドアDが開状態になった場合、自動の施錠処理及び警告処理は不要なためである。また、車載制御部10は、原動機の始動を検知した場合、例えば、原動機を始動させるイグニッションスイッチの操作に対応する信号が車載制御部10に入力した場合、実行中の処理を中止する。原動機が動作している場合、自動の施錠処理及び警告処理は不要なためである。
図6は距離特定に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図7は距離特定の処理で送受信される信号を示したタイミングチャートである。
図7中、「車載機」は、車載施錠装置1が備える車載制御部10の処理実行状態を示したタイミングチャートである。白抜きの矩形部分は車載制御部10が何らかの処理を実行している時間帯を示している。
図7中、「運転席アンテナ22a」、「助手席アンテナ22b」、「第1車内アンテナ22c」、「第2車内アンテナ22d」、「バックドアアンテナ22e」は、各LF送信アンテナ22から信号を送信するタイミングを示したタイミングチャートである。左斜め下がりのハッチングが付された矩形部分は運転席アンテナ22a、助手席アンテナ22b、第1車内アンテナ22c、第2車内アンテナ22d、又はバックドアアンテナ22eから処理開始信号が送信されるタイミングを示している。処理開始信号は、車両Cに対する携帯機3の距離を検出するための処理を開始させるための信号である。
また、黒塗りの矩形部分は、携帯機3の距離を特定するための検出用信号が送信されるタイミングを示している。
図7中、「携帯機」は、携帯機3が応答信号を送信するタイミングを示したタイミングチャートである。右斜め下がりの矩形部分は携帯機3から送信される応答信号を示している。図7に示した例では、携帯機3が存在しており、携帯機3から応答信号が送信されている。応答信号は、携帯機3の位置を検出するための情報を含んだ信号である。
車載制御部10は、車載送信部12に制御信号を与えることにより、複数のLF送信アンテナ22から検出用信号を送信させる(ステップS31)。より具体的には、車載制御部10は、検出用信号の送信に先立って、携帯機3を起動させ、処理を開始させるための処理開始信号を、複数のLF送信アンテナ22から送信させる。例えば、図7に示すように運転席アンテナ22a、助手席アンテナ22b及びバックドアアンテナ22eから、LF送信アンテナ22毎に異なるタイミングで連続的に処理開始信号(左斜め下がりのハッチングが付された矩形部分)を送信する。車両C内又は車両C周辺に携帯機3が複数存在することがあるが、該処理開始信号は複数の携帯機3が共通に受信することができる信号である。車載施錠装置1から送信された処理開始信号を受信した携帯機3は、スリープ状態から起動する。
処理開始信号を送信した車載制御部10は、携帯機3からの応答を待つことなく、複数のLF送信アンテナ22から、LF送信アンテナ22毎に異なるタイミングで検出用信号(黒塗りの矩形部分)を連続的に送信させる。
なお、本実施形態においては、処理開始信号を最後に送信したLF送信アンテナ22(ここではバックドアアンテナ22e)は最後に検出用信号を送信する点にも特徴がある。一のLF送信アンテナ22から処理開始信号を送信した直後に、同一の該LF送信アンテナ22から検出用信号を送信すると、該LF送信アンテナ22に負荷がかかる。しかし、一のLF送信アンテナ22から処理開始信号を送信した場合、他のLF送信アンテナ22から検出用信号を送信し、最後に該一のLF送信アンテナ22から検出用信号を送信するように構成することによって、該一のLF送信アンテナ22に信号送信による負荷が集中することを防ぐことができる。
ただし、本発明においては、検出用信号を送信する複数のLF送信アンテナ22の順序は上記のように特に限定されることは無く、任意の順序で設定することができる。
また、上述した距離の特定方法は一例であり、単純に一の送信アンテナからの検出用信号の受信信号強度に基づいて、車両Cに対する携帯機3の距離を特定するように構成しても良い。
携帯制御部31は、LF送信アンテナ22から送信された検出用信号を、受信アンテナ34を介して携帯受信部32にて受信する(ステップS32)。そして、携帯制御部31は、受信した検出用信号の受信信号強度を検出する(ステップS33)。次いで、携帯制御部31は、図7に示すように、各LF送信アンテナ22から送信された検出用信号の受信信号強度を含む応答信号(右斜め下がりの矩形部分)を車載施錠装置1へ送信する(ステップS34)。
車載制御部10は、携帯機3から送信された応答信号を車載受信部11にて受信する(ステップS35)。そして、車載制御部10は、受信した応答信号に含まれる受信信号強度に基づいて、車両Cに対する携帯機3の距離を算出し(ステップS36)、処理を終える。LF送信アンテナ22から送信される検出用信号の携帯機3における受信信号強度は、該LF送信アンテナ22と、携帯機3との距離に対応している。従って、複数の各LF送信アンテナ22から送信された各検出用信号の受信信号強度に基づいて、車両Cに対する携帯機3の位置、ないし車両Cに対する携帯機3の距離を算出することができる。
図4に戻り、ステップS13の処理を終えた車載制御部10は、車両Cに対する携帯機3の距離の特定に成功したか否かを判定する(ステップS14)。距離の特定に失敗したと判定した場合(ステップS14:NO)、車載制御部10は、距離の特定に所定回数以上、失敗したか否かを判定する(ステップS15)。所定回数は特に限定されるものでは無いが、2〜3回である。携帯機3が車両C周辺に存在するにもかかわらず、何らかの理由で距離の特定に失敗した可能性があるため、複数回、距離の特定を試み、所定回数以上、距離の特定に失敗した場合、携帯機3が車両C周辺に存在しないものとして処理するために、ステップS15の処理が設けられている。
失敗回数が所定回数未満であると判定した場合(ステップS15:NO)、車載制御部10は処理をステップS13へ戻し、車両Cに対する携帯機3の距離の特定を反復的に実行する。距離の特定に所定回数以上、失敗したと判定した場合(ステップS15:YES)、車載制御部10は、警告に係る処理を実行し(ステップS16)、処理を終える。
図8は警告処理に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。車載制御部10は、車載送信部12に制御信号を与えることにより、複数のLF送信アンテナ22から検出用信号を送信させ、携帯機3から送信される応答信号を車載受信部11にて受信することによって、車内の携帯機3を探索する(ステップS51)。例えば、車載制御部10は、第1車内アンテナ22c及び第2車内アンテナ22dから処理開始信号を送信し、検出用信号を各LF送信アンテナ22から送信する。車載制御部10は、検出用信号に応じて携帯機3から送信された応答信号を受信し、受信した応答信号に基づいて、携帯機3が車内にあるか車外にあるかを判定する。なお、単純に、第1車内アンテナ22c及び第2車内アンテナ22dから送信された信号に対する応答の有無によって、携帯機3が車内にあるか否かを判定するように構成しても良い。
次いで、車載制御部10は、携帯機3が車内にあるか否かを判定する(ステップS52)。なお、何らかの原因によって車内の携帯機3の探索に失敗し、携帯機3が車内にないと誤判定される可能性があるため、所定回数以上、車内の携帯機3の探索に失敗した場合、携帯機3が車内にないと判定するように構成すると良い。所定回数は特に限定されるものでは無いが、2〜3回である。後述するステップS72、ステップS92の処理においても同様である。車内に携帯機3がないと判定した場合(ステップS52:NO)、車載制御部10は走り去りの警告処理を実行し(ステップS53)、処理を終える。つまり、車載制御部10は、車両ドアDを施錠しないまま使用者が車両Cを離れている可能があるため、警告部47の動作を制御し、使用者に未施錠である旨の警告を発する。警告部47は、例えばランプの点灯、警笛により警告を発する。なお、ここでは車両ドアDは施錠されない。
ステップS52において、車内に携帯機3あると判定した場合(ステップS52:YES)、車載制御部10は閉じ込め防止の警告処理を実行し(ステップS54)、処理を終える。つまり、車載制御部10は、携帯機3が車内に置き去られる可能性があるため、警告部47の動作を制御し、使用者に携帯機3閉じ込め防止の警告処理を発する。警告部47は、例えばランプの点灯、警笛により警告を発する。なお、ここでは車両ドアDは施錠されない。
図4に戻り、ステップS14において距離の特定に成功したと判定した場合(ステップS14:YES)、車載制御部10は、携帯機3が図5に示す所定距離範囲内にあるか否かを判定する(ステップS17)。例えば、車載制御部10は、車両Cに対する携帯機3の距離が所定距離未満であるか否かを判定する。
携帯機3が所定距離範囲外にあると判定した場合(ステップS17:NO)、車載制御部10は、第1の施錠処理を実行し(ステップS18)、処理を終える。携帯機3が所定距離範囲内にあると判定した場合(ステップS17:YES)、車載制御部10は、第2の施錠処理を実行し(ステップS19)、処理を終える。
図9は第1の施錠処理に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。車載制御部10は、車載送信部12に制御信号を与えることにより、複数のLF送信アンテナ22から検出用信号を送信させ、携帯機3から送信される応答信号を車載受信部11にて受信することによって、車内の携帯機3を探索する(ステップS71)。
次いで、車載制御部10は、携帯機3が車内にあるか否かを判定する(ステップS72)。車内に携帯機3がないと判定した場合(ステップS72:NO)、車載制御部10は、車両ドアDの施錠を指示する施錠指示信号を電子ドアロック装置45へ出力することにより、車両ドアDを施錠し(ステップS73)、処理を終える。
ステップS72において、車内に携帯機3あると判定した場合(ステップS72:YES)、車載制御部10は、使用者によって設定された処理を実行し(ステップS74)、処理を終える。使用者は、ステップS74で実行される処理内容を予め設定することができる。
一の携帯機3が車外の所定距離範囲外にあり、他の携帯機3が車内にある場合、単に一の携帯機3を保持した使用者が車外に出て、他の携帯機3を保持する同乗者が車内にいるような状況が考えられるため、使用者は警告によって不快感を覚える可能性がある。このため、ステップS74で特段の処理を実行せずに処理を終えるように設定しても良い。また、使用者の設定により、警告部47による警告のみを実行するようにしても良いし、車両ドアDの施錠を行うように構成しても良い。
図10は第2の施錠処理に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
車載制御部10は、車載送信部12に制御信号を与えることにより、複数のLF送信アンテナ22から検出用信号を送信させ、携帯機3から送信される応答信号を車載受信部11にて受信することによって、車内の携帯機3を探索する(ステップS91)。
次いで、車載制御部10は、携帯機3が車内にあるか否かを判定する(ステップS92)。車内に携帯機3あると判定した場合(ステップS92:YES)、車載制御部10は、警告部47にて所定の警告処理を実行し(ステップS93)、処理を終える。
車内に携帯機3がないと判定した場合(ステップS92:NO)、車載制御部10は、車載機用計時部14にて計時を開始させる(ステップS94)。そして、車載制御部10は、携帯機3との無線通信により、車両Cに対する携帯機3の距離を特定し(ステップS95)、携帯機3の所定距離範囲内にあるか否かを判定する(ステップS96)。携帯機3が所定距離範囲内にあると判定した場合(ステップS96:YES)、車載制御部10は、車載機用計時部14が計時を開始してから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS97)。所定時間は特に限定されるものでは無いが、例えば30秒程度の時間である。所定時間が経過していないと判定した場合(ステップS97:NO)、車載制御部10は、処理をステップS95へ戻し、車両Cに対する携帯機3の距離の特定を反復的に実行する。なお、ステップS95〜ステップS97における前記距離の特定周期は特に限定されるものでは無いが、例えば400ミリ秒周期で実行すると良い。
ステップS96において携帯機3が所定距離範囲外にあると判定した場合、又は車両Cに対する携帯機3の距離の特定に失敗した場合(ステップS96:NO)、又はステップS97において所定時間が経過していると判定した場合(ステップS97:YES)、車載制御部10は、車両ドアDの施錠を指示する施錠指示信号を電子ドアロック装置45へ出力することにより、車両ドアDを施錠し(ステップS98)、処理を終える。
このように構成された本実施形態に係る施錠システム及び車載施錠装置1にあっては、ステップS13,ステップS17、ステップS73の処理により、車載施錠装置1は、携帯機3が車外にあり、所定距離範囲外にあることを確認した上で車両ドアDを自動的に施錠することができる。つまり、携帯機3の位置が不確定な状態で車両ドアDが施錠されることを確実に防止し、携帯機3を保持した使用者が所定範囲外まで移動した場合に、車両ドアDを自動的に施錠することができる。
また、ステップS72又はステップS92の処理により、車載施錠装置1は、携帯機3が車内に無いことを確認した上で、車両ドアDを施錠する構成であるため、車両ドアDが自動的に施錠され、携帯機3が車内に閉じ込められる事態を確実に防止することができる。
更に、ステップS13、ステップS17、ステップS94〜ステップS98の処理により、車載施錠装置1は、携帯機3が所定距離範囲内から所定距離範囲外へ移動した場合に、車両ドアDを自動的に施錠することができる。また、携帯機3が所定距離範囲内にある段階で、車内に携帯機3がないことを先に確認する構成であるため、携帯機3が車両Cから所定距離範囲外に出た場合に速やかに車両ドアDを施錠することができる。
更に、ステップS94〜ステップS98の処理により、携帯機3が所定距離範囲内にある状態が所定時間以上継続した場合、使用者が再び車内に戻る可能性が低いため、車載施錠装置1は、安全のため車両Cの車両ドアDを自動的に施錠することができる。
更にまた、ステップS13〜ステップS16の処理により、車載施錠装置1は、車両Cに対する携帯機3の距離の特定に失敗した場合、警告を発し、車両ドアDの施錠を使用者に委ねることができる。車両Cに対する携帯機3の距離の特定に失敗しても、車両C周辺に携帯機3が存在している可能性もあり、携帯機3の位置が不確定な状態で車両Cの車両ドアDが自動的に施錠されてしまうと、問題が発生するおそれがあるため、車載制御部10は施錠処理を実行しない。
更にまた、車載施錠装置1は、原動機が停止しており、車両Cの車両ドアDが開状態から閉状態になった場合、使用者が車両Cから降りて立ち去る状況にある可能性が高いため、車両ドアDの施錠処理及び各種警告の処理を的確に実施することができる。
更にまた、車載施錠装置1は、車両Cに設けられた複数のLF送信アンテナ22からの検出用信号の携帯機3における受信信号強度に基づいて、車両Cに対する携帯機3の距離をより特定することができるため、単純に1本のLF送信アンテナ22からの検出用信号の受信信号強度を用いる場合に比べて、より正確に前記距離を特定することができる。
(変形例1)
上述の実施形態におけるステップS18では、携帯機3が車内にないことを確認した上で車両ドアDの施錠を行う例を説明したが、ステップS17の処理において携帯機3が所定距離範囲外にあると判定した場合、携帯機3が車内にあるか否かの判定を行わずに、車両ドアDを施錠するように構成しても良い。
(変形例2)
上述の実施形態におけるステップS94〜ステップS97の処理では、車両Cに対する携帯機3の距離が所定距離未満にある状態が所定時間以上継続した場合、車両ドアDを施錠する構成を説明したが、経過時間の計時を行わず、所定距離範囲内にある携帯機3の距離を所定回数特定した場合、言い換えると携帯機3が所定距離範囲内にあると反復的に所定回数判定された場合、車両ドアDを施錠するように構成しても良い。
この場合、車載機用計時部14及び計時処理が不要になる。
(変形例3)
なお、上述の実施形態では、車両Cに対する携帯機3の距離を主に車載施錠装置1が特定する例を説明したが、携帯機3側で前記距離を算出するように構成しても良い。
図11は変形例3における距離特定に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。距離の特定に係る処理以外の構成、処理内容は上述の実施形態と同様であるため、詳細は省略する。車載制御部10は、車載送信部12に制御信号を与えることにより、複数のLF送信アンテナ22から検出用信号を送信させる(ステップS131)。
携帯制御部31は、LF送信アンテナ22から送信された検出用信号を、受信アンテナ34を介して携帯受信部32にて受信する(ステップS132)。そして、携帯制御部31は、受信した検出用信号の受信信号強度を検出する(ステップS133)。次いで、携帯制御部31は、受信信号強度に基づいて、車両Cに対する携帯機3の距離を算出する(ステップS134)。そして携帯制御部31は、ステップS134で算出した距離の情報を含む応答信号を車載施錠装置1へ送信する(ステップS135)。
車載制御部10は、携帯機3から送信された応答信号を車載受信部11にて受信する(ステップS136)。そして、車載制御部10は、受信した応答信号に含まれる情報に基づいて、車両Cに対する携帯機3の距離を特定し(ステップS137)、処理を終える。
変形例3に係る施錠システム及び車載施錠装置1は、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
1 車載施錠装置
3 携帯機
10 車載制御部
11 車載受信部
12 車載送信部
13 車載機用記憶部
14 車載機用計時部
21 RF受信アンテナ
22 LF送信アンテナ
22a 運転席アンテナ
22b 助手席アンテナ
22c 第1車内アンテナ
22d 第2車内アンテナ
22e バックドアアンテナ
31 携帯制御部
32 携帯受信部
33 受信信号強度検出部
34 受信アンテナ
35 携帯送信部
36 RF送信アンテナ
37 携帯機用記憶部
38 携帯機用計時部
41 運転席ドアスイッチ
42 助手席ドアスイッチ
43 バックドアスイッチ
44 ドア開閉検出スイッチ
45 電子ドアロック装置
46 原動機動作検出部
47 警告部
C 車両
D 車両ドア

Claims (8)

  1. 車両に設けられたドアが閉状態にある場合、携帯機と無線通信を行い、無線通信の結果に応じて前記ドアを施錠する車載施錠装置であって、
    前記携帯機との無線通信により、前記車両に対する前記携帯機の距離を特定する距離特定部と、
    該距離特定部にて特定された距離が所定距離以上であるか否かを判定する判定部と、
    該判定部にて前記所定距離以上であると判定された場合、前記ドアを施錠する施錠部と
    を備える車載施錠装置。
  2. 前記携帯機との無線通信により、該携帯機が車内にあるか否かを判定する車内外判定部を備え、
    前記施錠部は、
    前記判定部にて前記車両に対する一の前記携帯機の距離が前記所定距離以上であると判定され、前記車内外判定部にて他の前記携帯機が車内に無いと判定された場合、前記ドアを施錠する
    請求項1に記載の車載施錠装置。
  3. 車両に設けられたドアが閉状態にある場合、携帯機と無線通信を行い、無線通信の結果に応じて前記ドアを施錠する車載施錠装置であって、
    前記携帯機との無線通信により、前記車両に対する前記携帯機の距離を特定する距離特定部と、
    該距離特定部にて特定された距離が所定距離以上であるか否かを判定する判定部と、
    該判定部にて前記所定距離未満であると判定された場合、前記携帯機との無線通信により、該携帯機が車内にあるか否かを判定する車内外判定部と
    を備え、
    前記距離特定部は、前記車内外判定部にて前記携帯機が車内に無いと判定された場合、再度、前記車両に対する前記携帯機の距離を特定するようにしてあり、
    更に、前記車内外判定部にて前記携帯機が車内に無いと判定された後に前記距離特定部にて特定された距離が前記所定距離以上である場合、又は前記距離特定部による距離の特定に失敗した場合、前記ドアを施錠する施錠部を備える車載施錠装置。
  4. 前記車内外判定部にて前記携帯機が車内に無いと判定された後に前記距離特定部にて特定された距離が前記所定距離未満である場合、前記距離特定部は前記車両に対する前記携帯機の距離を反復的に特定するようにしてあり、
    前記施錠部は、
    前記所定距離未満の距離が反復的に特定された場合、前記ドアを施錠する
    請求項3に記載の車載施錠装置。
  5. 前記施錠部は、
    前記車内外判定部にて前記携帯機が車内に無いと判定されたときから所定時間以上経過した後に前記距離特定部にて特定された前記携帯機の距離が前記所定距離未満であると判定された場合、前記ドアを施錠する
    請求項3に記載の車載施錠装置。
  6. 前記距離特定部による距離の特定に失敗した場合、前記車内外判定部にて前記携帯機が車内に無いと判定されたとき、警告を行う警告部を備える
    請求項2〜請求項5のいずれか一つに記載の車載施錠装置。
  7. 前記車両に搭載された原動機の動作状態を検出する原動機動作検出部と、
    前記ドアの開閉状態を検出する開閉検出部と
    を備え、
    前記距離特定部は、
    前記原動機が停止しており、前記ドアが開状態から閉状態になった場合、前記携帯機の距離の特定を開始する
    請求項1〜6のいずれか一つに記載の車載施錠装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一つに記載の車載施錠装置と、
    該車載施錠装置と無線通信を行う携帯機と
    を備える施錠システム。
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