JP2016050875A - 表面状態判定プログラム及び表面状態判定装置 - Google Patents

表面状態判定プログラム及び表面状態判定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基準となる直線形状がワークに無い場合であっても、基準画像の検査対象範囲内の各画素と、検査対象画像の検査対象範囲内の各画素とが1対1で対応するように、検査対象画像の検査対象範囲の位置とサイズと、基準画像の検査対象範囲の位置とサイズと、を適切に一致させて検査対象範囲内の画素単位の差異からより微細に表面状態を判定できる表面状態判定プログラム及び表面状態判定装置を提供する。【解決手段】基準画像中の各キーエリア内の画素の輝度パターンに近似する輝度パターンの各キーエリア73(n)を、検査対象画像70の検査対象範囲71から抽出し、各キーエリア73(n)の位置に基づいて、基準画像の検査対象範囲に対する検査対象画像70の検査対象範囲71のスライド量と、旋回量と、縮尺率とを求め、検査対象画像70の検査対象範囲71を、基準画像の検査対象範囲の位置とサイズに合致させる。【選択図】図8

Description

本発明は、ワークを撮像して取得した撮像画像を画像処理することによりワークの表面状態を判定する表面状態判定プログラム及び表面状態判定プログラムを搭載した表面状態判定装置に関する。
従来より、表面状態に傷等の異常がない基準ワークを撮像した基準画像と、検査対象ワークを撮像した検査対象画像と、を比較して、検査対象ワークの表面状態の異常の有無を判定する種々の装置が提案されている。なお、基準画像と検査対象画像を比較する際、画素毎に比較できれば、より微細な異常を検出することが可能である。しかし、画素毎に比較するためには、基準画像の検査対象範囲内の各画素のそれぞれと、検査対象画像の検査対象範囲内の各画素のそれぞれと、を1対1に対応させる必要があるので、基準画像内の検査対象範囲の位置及びサイズと、検査対象画像内の検査対象範囲の位置及びサイズと、が一致していなければならない。
例えば、特許文献1には撮像した画像内のワークの位置および大きさから、画像処理の対象となる範囲を決めるウィンドウ(検査対象範囲に相当)を自動設定した後に、ウィンドウ内の異常部分を判定する画像処理方法が開示されている。
また、特許文献2には検査対象物としての瓦の凹凸の段差等の直線状の凹凸形状をウィンドウ(検査対象範囲に相当)の境界として撮像画像内のウィンドウを設定することで検査対象範囲の位置とサイズを調整し、ウィンドウ内の異常画素数から面積等を計測し、瓦の良否を判定する表面検査装置が開示されている。
特開平04−296979号公報 特開平07−073324号公報
特許文献1では、基準画像の検査対象範囲と検査対象画像の検査対象範囲の位置とサイズを一致させること、及び一致させるための具体的な方法が記載されていない。従って、画素毎の比較を実施することが出来ないので、微細な異常の検出は困難である。
特許文献2では、ワークの直線状の境界を利用して検査対象範囲を一致させて、画素毎の比較を行っているが、ワークに直線状の境界(凹凸形状)がない場合は利用できない。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、基準となる直線形状がワークに無い場合であっても、基準画像の検査対象範囲内の各画素と、検査対象画像の検査対象範囲内の各画素とが1対1で対応するように、検査対象画像の検査対象範囲の位置とサイズと、基準画像の検査対象範囲の位置とサイズと、を適切に一致させて検査対象範囲内の画素単位の差異からより微細に表面状態を判定できる表面状態判定プログラム及び表面状態判定装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る表面状態判定プログラム及び表面状態判定装置は次の手段をとる。
まず、本発明の第1の発明は、検査対象物の表面状態を判定する表面状態判定プログラムであって、基準ワークにおける検査対象範囲を含む表面を撮像した基準画像が記憶された記憶手段と、撮像手段と、制御手段と、を用いて検査対象物の表面状態を判定するために、前記制御手段を、前記撮像手段を用いて検査対象物における検査対象範囲を含む表面を撮像した検査対象画像を作成する画像取得手段、前記基準画像と前記検査対象画像とに基づいて、前記検査対象画像内の検査対象範囲の位置とサイズを、前記基準画像内の検査対象範囲の位置とサイズに合致するように補正した補正画像を作成する画像補正手段、前記基準画像の検査対象範囲内の各画素の輝度データと、前記補正画像の検査対象範囲内において対応する画素の輝度データと、の偏差を検査対象範囲内の画素毎に求める偏差算出手段、前記偏差が所定量以上である画素が有る場合、当該画素に対応する前記検査対象物上の位置に異常があると判定する異常判定手段、として機能させる、表面状態判定プログラムである。そして、前記基準画像の検査対象範囲内には、隣接する複数の画素にて範囲が特定された複数のキーエリアが設定されており、前記制御手段を前記画像補正手段として機能させる際、前記基準画像中の各キーエリア内の画素の輝度パターンに近似する輝度パターンを有する各キーエリアを、前記検査対象画像の中から抽出させ、前記基準画像中の各キーエリアの位置と、前記検査対象画像中の各キーエリアの位置と、に基づいて、前記基準画像の検査対象範囲に対する前記検査対象画像の検査対象範囲のスライド量と、前記基準画像の検査対象範囲に対する前記検査対象画像の検査対象範囲の旋回量と、前記基準画像の検査対象範囲に対する前記検査対象画像の検査対象範囲の縮尺率と、を求めて前記スライド量と前記旋回量と前記縮尺率とに基づいて、前記検査対象画像に撮像されている検査対象範囲の位置とサイズを、前記基準画像に撮像されている検査対象範囲の位置とサイズに合致するように補正させる、表面状態判定プログラムである。
この第1の発明によれば、検査対象物の表面に基準となる直線形状が無い場合であっても、基準画像の検査対象範囲内に設けたキーエリアの位置と、対応する検査対象画像の検査対象範囲内のキーエリアの位置と、に基づいて、検査対象画像の検査対象範囲の各画素を基準画像の検査対象範囲の各画素に1対1で対応するように両検査対象範囲の位置とサイズを合致させるように補正できる。さらに、両検査対象範囲の画素単位の差異からより微細に表面状態を判定できる。
次に、本発明の第2の発明は、上記第1の発明に係る表面状態判定プログラムを搭載した表面状態判定装置であって、外部からの光を遮蔽して内部に検査対象物を収容可能な箱体と、前記箱体の内部を撮像可能となるように配置され、前記箱体内に収容された前記検査対象物を撮像する前記撮像手段と、前記制御手段と、前記記憶手段と、前記記憶手段に格納された前記表面状態判定プログラムと、前記箱体内を照らす照明手段と、を備えた表面状態判定装置である。
この第2の発明によれば、箱体の外からの光を遮蔽して箱体の内部に照明手段を設け、箱体内に収容された検査対象物を撮像することで、安定した輝度の検査対象画像を得ることができる表面状態判定装置を実現できる。
次に、本発明の第3の発明は、上記第2の発明に係る表面状態判定装置であって、前記撮像手段は、前記箱体の内部を上方から下方に向けて撮像可能となるように配置され、前記検査対象物は、前記箱体の内部において前記撮像手段の下方に保持されており、前記箱体の内側は、全面が光を反射する反射板として構成されており、前記照明手段は、前記箱体の内部の複数の側面のそれぞれに、複数が設けられ、それぞれが所定の角度で斜め上方に向けて設けられている、表面状態判定装置である。
この第3の発明によれば、複数の照明手段からの照明を、箱体内で種々の方向に反射させ、適度な乱反射によって影ができること等を防止し、より適切な検査対象画像を得ることができる。
次に、本発明の第4の発明は、上記第2の発明または上記第3の発明に係る表面状態判定装置であって、前記箱体の一部には、開口部が設けられており、前記検査対象物は、保持体に保持されて当該保持体とともに前記開口部から前記箱体の内部へと挿入され、前記保持体における前記開口部からの挿入方向とは反対の側には、前記開口部を覆って前記開口部からの光の進入を遮断する蓋部が設けられている、表面状態判定装置である。
この第4の発明によれば、保持体が箱体内に挿入されて、保持体に設けられた蓋部が箱体の開口部を覆うことにより、箱体の開口部からの光の進入を遮断できるので、非常にシンプルな構造で外部からの光が箱体内に進入することを防止することができる。
次に、本発明の第5の発明は、上記第2の発明から上記第4の発明のいずれか1つに係る表面状態判定装置であって、前記検査対象物の少なくとも検査対象範囲には、カチオン電着塗装を含む表面加工が施されており、前記検査対象物の検査対象範囲における傷を含む表面状態の異常の有無を判定する、表面状態判定装置である。
この第5の発明によれば、本発明の表面状態判定装置を、カチオン電着塗装を含む表面加工品の表面状態の異常の有無に利用できる。
表面状態判定装置の一実施の形態の全体構成を説明する斜視図である。 図1に示す一実施の形態において保持体を箱体内に収容し、開口部を蓋部で覆った状態の斜視図である。 検査対象物であるワークの外観図である。 照明手段と検査対象物の配置とを示す箱体の側面図(箱体の断面図)である。 照明手段の配置を示す箱体の平面図(箱体の断面図)である。 制御手段の処理手順を示すフローチャートである。 基準画像の例を説明する図である。 検査対象画像の例を説明する図である。 補正後検査対象画像の例を説明する図である。 基準画像と補正後検査対象画像からワープ画像を生成する方法を説明する図である。 ワープ画像と基準画像から検査画像を生成する方法を説明する図である。 検査画像における異常個所の判定例を示す図である。 図14の例に示す治具よりも、より好ましい治具の例を説明する図である。 検査対象物を保持する治具の例を説明する図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。なお、X軸、Y軸、Z軸が記載されている図面においては、X軸とY軸とZ軸は互いに直交しており、Z軸方向は鉛直上方を示し、X軸は保持体13(図1参照)を往復移動させる水平方向を示している。
●[表面状態判定装置1の全体構成(図1、図2)]
図1を用いて、本発明の表面状態判定装置1の一実施の形態の全体構成を説明する。図1に示すように本発明の表面状態判定装置1は、箱体10と、撮像手段20と、照明手段30と、制御手段40等にて構成されている。なお、本実施の形態の説明では、箱体10がテーブル50の上に載置された例を説明するが、テーブル50は省略してもよい。
箱体10は、開口部11から底面上に内側に延在するレール12を備え、該レール12の上を箱体10の内外へ移動可能な保持体13を備えている。該保持体13の開口部11への挿入方向とは逆側には、直立した蓋部14が設けられている。そして、保持体13が開口部11を通って箱体10内に収容された際には、開口部11よりも大きな面積を有する蓋部14が開口部11を覆う。蓋部14が開口部11を覆った場合、開口部11から箱体10内への光の進入が遮断される。なお、本実施の形態の説明では、箱体10の外観が直方体の例で説明するが、箱体10の外観は直方体に限定されるものではなく、外部からの光を遮断して内部に検査対象物W0を収容可能であれば、どのような形状であってもよい。
開口部11は、箱体10の側面に、検査対象物W0を載せた保持体13を箱体10の内部に出し入れできるように設けられている。
レール12は、開口部11に出し入れする保持体13を案内するために設けられている。
保持体13は、検査対象物W0を載置して、箱体10内に開口部11から水平に出し入れできるように設けられている。
蓋部14は、保持体13の箱体10の開口部11への挿入側とは逆側に直立して設けられ、開口部11よりも広い面積を有し、保持体13が箱体10内に挿入された際には、開口部11を覆うことができる(開口部よりも蓋部のほうが大きなサイズに形成されている)。
治具16は、保持体13に検査対象物W0を水平に固定して載置するためのものであって、保持体13の上に設けられている。
撮像手段20は、例えばCCDカメラであり、箱体10の上部に設けられて、箱体10の内部を上方から下方に向けて撮像可能となるように配置され、箱体10内に収容された検査対象物W0を撮像する。
照明手段30は、例えばLED(発光ダイオード)であり、箱体10の内部の複数の側面のそれぞれに、複数が設けられ、それぞれが所定の角度で斜め上方に向けて設けられている。また、箱体の内側(内壁)の全体は、例えば白色にて塗装されて、光を反射する反射板として構成されている。なお、箱体の内側に反射板を新たに設けるようにしてもよい。
制御手段40は、例えばパーソナルコンピュータであり、表面状態判定プログラムを格納した記憶手段41を備え、撮像手段20と照明手段30とに接続されてこれらの制御を行う。そして、制御手段40は、表面状態判定プログラムを実行することにより撮像手段20により撮像された検査対象画像を処理するよう機能する。具体的な処理方法は後述する。
作業者は、保持体13の治具16に検査対象物W0を保持させ、保持体13を箱体10の開口部11へ挿入して、図2に示すように、開口部11を蓋部14で覆うことにより箱体10内部を遮蔽する。その後、作業者は、制御手段40を操作して表面状態判定プログラムを起動させる。そして、表面状態判定プログラムは、検査対象物W0を撮像手段20により撮像し、検査対象物W0の表面状態の異常を判定する。
このように、保持体13が箱体10の開口部11に挿入されると蓋部14で箱体10の開口部11を覆って箱体10内部への光の進入を防ぐことができる。これにより、箱体10内において不要な外部からの光の進入によって、撮像した画像に影ができることや、撮像した画像の輝度が変動すること等を防止し、より適切な検査対象画像70を得ることができる。
本実施の形態の表面状態判定装置1は、(内壁が反射板として構成された)箱体10内に照明手段30を設け、蓋部14で開口部11を覆うことにより、撮像時は外部からの光を遮蔽できる。そして、照明手段からの斜め上方に向かう光と、箱体の内壁全体の反射板により、照明手段の光を箱体内であらゆる方向に乱反射させて、検査対象物W0に影ができることや、輝度のムラが発生することを抑制することができる。したがって、撮像した検査対象画像70にノイズが混入しにくくなり、基準画像60との比較において微細な差異を抽出することができるので、詳細に表面状態の異常を判定できる。
●[検査対象物W0の外観(図3)]
次に、図3を用いて検査対象物W0として想定しているワークについて説明する。本実施の形態にて説明する検査対象物W0は、自動車部品モジュール等のケースの一部であって、水平断面が略楕円の円筒状凸部W1を有し、ケース全体の表面はカチオン電着塗装を含む表面加工が施されている。後述する検査対象範囲は、この円筒状凸部W1の周囲としている。
●[箱体10の内部構造(図4、図5)]
次に図4及び図5を用いて、箱体10の内部構造について説明する。図4は、検査対象物W0を収容した図2の状態における箱体10の一部をYZ平面で切断した断面図の例を示しており、図5は、検査対象物W0を収容した図2の状態の箱体10の一部をXY平面で切断した断面図の例を示している。
撮像手段20は、図4に示すように、箱体10の内部を上方から下方に向けて撮像可能となるように、箱体10の上面に配置されている。なお、撮像手段20は、レンズ部分のみが箱体10内に配置されるように設けられていてもよいし、撮像手段20の全体が箱体10内に配置されていてもよい。
保持体13の治具16に保持された検査対象物W0は、図4に示すように、箱体10の内部において撮像手段20の下方に配置されている。
照明手段30は、図4に示しているように箱体10の内側面に斜め上方を向けて配置されている。なお、斜め上方となる鉛直方向に対する角度θ1の値は、特に限定しない。また、照明手段30は図5に示すように箱体10の内側面に水平に一列に設置されている。この照明手段30は、一列でも、複数列でも、異なる高さにランダムにでも配置してよいが、説明を簡略化するため一列に水平に配置した実施例について説明する。
このように照明手段30を配置することにより、箱体10内において適度な乱反射によって影ができることを防止し、より適切な検査対象画像70が得られる。
●[制御手段40による検査対象物W0の表面状態判定処理(図6〜図12)]
次に、図6に示すフローチャートを用いて制御手段40の処理手順を説明する。作業者は、検査対象物W0を保持した保持体13を、箱体10の開口部11から箱体10の内部に挿入して開口部11を蓋部14で覆う。そして作業者は、制御手段40を操作して、表面状態判定プログラムを起動させる。すると、制御手段40は、図6に示す処理の実行を開始する。なお、制御手段40は記憶手段41を有しており、記憶手段41には、傷等の異常が無い基準ワークにおける検査対象範囲61を含む表面を撮像した基準画像60(図7参照)が記憶されている。
ステップS10にて、制御手段40は、箱体10内の照明手段30を点灯し、撮像手段20を用いて、検査対象範囲W3(図5参照)を含む検査対象物W0を撮像した画像を取得する。
次にステップS20にて、制御手段40は、撮像した画像から検査対象範囲を含む必要部を切り取り、切り取った画像中の各画素のデータを、例えば0〜255のグレースケール値(輝度データ)に変換した検査対象画像70(図8参照)を作成して記憶手段41に記憶する。なお、撮像手段20から画像を取得した際に、各画素のデータが、すでにグレースケール値である場合は、特に変換しなくてもよい。このステップS10、S20が、制御手段40を、撮像手段20を用いて検査対象物W0における検査対象範囲71を含む表面を撮像した検査対象画像70を作成する画像取得手段、として機能させる表面状態判定プログラムに相当する。
ステップS30にて、制御手段40は、検査対象画像70の検査対象範囲71内のキーエリア73を特定する。制御手段40は、図7に示す基準画像60内の略楕円の円筒状凸部62に設定された各キーエリア63(63(1)〜63(n))の輝度パターン(例えば、輝度データの並び方)を記憶手段41から読み出す。なお、各キーエリアは、隣接する複数の画素にて、それぞれの範囲が特定されている。そして、制御手段40は、図7に示す基準画像60中の各キーエリア63内の画素の輝度パターンに近似する輝度パターンを有する各キーエリア73(図8参照)を、図8に示す検査対象画像70の検査対象範囲71の中から抽出する。例えば、キーエリア63(n)に対応するキーエリア73(n)を抽出するには、既存のパターン認識プログラムを利用する。なお、基準画像60内の各キーエリア63(1)〜63(n)は、円筒状凸部62に沿って(円筒状凸部62上の位置に)配置されている。従って、検査対象画像70中のキーエリア73(1)〜73(n)の配置状態がわかれば、検査対象画像70中の円筒状凸部72の配置状態がわかる。
ステップS40にて、制御手段40は、図7に示す基準画像60の検査対象範囲61内に設けたキーエリア63の位置と、対応する(図8に示す)検査対象画像70の検査対象範囲71内のキーエリア73の位置と、に基づいて、基準画像60の検査対象範囲61に対する検査対象画像70の検査対象範囲71のスライド量と、基準画像60の検査対象範囲61に対する検査対象画像70の検査対象範囲71の旋回量と、基準画像60の検査対象範囲61に対する検査対象画像70の検査対象範囲71の縮尺率と、を求める。例えば図7の基準画像60の検査対象範囲61を示す図と、図8の検査対象画像70の検査対象範囲71を示す図とを比較すると、略楕円の円筒状凸部W1がθ2だけ旋回していることがわかる。この場合、制御手段40は、検査対象画像70の検査対象範囲71が基準画像60の検査対象範囲61からθ2だけ旋回していると判定する。例えば縮尺率は、図7の基準画像60の円筒状凸部62の長径Lstと図8の検査対象画像70の円筒状凸部72の長径Lktとから求めることができる。また例えばスライド量は、図7に示す基準画像60中の円筒状凸部62の中心62Cの位置と、図8に示す検査対象画像70中の円筒状凸部72の中心72Cの位置と、の偏差から求めることができる。
このように、円筒状凸部(図7中の符号62、及び図8中の符号72)が略楕円の円筒状の形状をしているので、制御手段40が、基準画像60の検査対象範囲61からの検査対象画像70の検査対象範囲71のX軸方向及びY軸方向の移動量(スライド量)、旋回量、縮尺率等の変移量を判定することができる。また、以下のようにしてスライド量、旋回量、縮尺率を求めるようにしてもよい。円筒状凸部は略楕円形状であるので、一般的に中心(焦点)は2点である。従って、基準画像60内の円筒状凸部(略楕円)の2点の焦点の位置と、検査対象画像70内の円筒状凸部(略楕円)の2点の焦点の位置と、の偏差に基づいて、スライド量と旋回量を求めることができる。また、基準画像60内の円筒状凸部(略楕円)の2点の焦点間の距離と、検査対象画像70内の円筒状凸部(略楕円)の2点の焦点間の距離と、の偏差に基づいて、縮尺率を求めることができる。
ステップS50にて、制御手段40は、ステップS40にて判定された変移量(X軸方向及びY軸方向の移動量、旋回量、及び縮尺率等)に基づいて、図8に示す検査対象画像70の検査対象範囲71の位置とサイズが、図7に示す基準画像60の検査対象範囲61の位置とサイズと一致するように補正する。例えば制御手段40は、まず、スライド量に基づいて、図8中の中心72Cの位置を、図7中の中心62Cの位置と一致するように、検査対象範囲71をスライドさせる。次に制御手段40は、旋回量に基づいて、スライド先の中心72C回りに検査対象範囲71を旋回させる。そして制御手段40は、縮尺率に基づいて、スライド先の中心72Cの位置を中心として、検査対象範囲71を拡大あるいは縮小させる。以上の手順により、図8に示す検査対象範囲71の位置とサイズを、図7に示す検査対象範囲61の位置とサイズに一致させる。なお、検査対象画像70の検査対象範囲71の補正後(一致後)の画像の例は図9に示す補正後検査対象画像80の検査対象範囲81の画像である。
以上の処理により、図7に示す基準画像60の検査対象範囲61の位置及びサイズは、図9に示す補正後検査対象画像80の検査対象範囲81の位置及びサイズと一致している。従って、図7に示す基準画像60の検査対象範囲61の各画素には、図9に示す補正後検査対象画像80の検査対象範囲81の各画素が、1対1で対応している。従って、基準画像60の検査対象範囲61内の各画素の輝度データと、補正後検査対象画像80の検査対象範囲81内の各画素の輝度データと、を1対1で比較することが可能となり、画素単位の差異からより微細に表面状態を判定できる。
このステップS30〜S50が、制御手段40を、基準画像60と検査対象画像70とに基づいて、検査対象画像70内の検査対象範囲71の位置とサイズを、基準画像60内の検査対象範囲61の位置とサイズに合致するように補正した補正後検査対象画像80を作成する画像補正手段、として機能させる表面状態判定プログラムに相当する。
ステップS60にて、制御手段40は、基準画像60の画像検査対象範囲61の各画素の輝度データと、対応する補正後検査対象画像70の検査対象範囲71の各画素の輝度データとを加算して2で割った輝度データの画素を有するワープ画像90を作成して記憶手段41に保存する。なお図10中における符号60Bは図7の基準画像60の検査対象範囲61の左上の各画素及び輝度データの例の拡大図を示しており、図10中における符号80Bは図9の補正後検査対象画像80の検査対象範囲81の左上の各画素及び輝度データの例の拡大図を示している。そして図10中における符号90Bは、ワープ画像90の検査対象範囲91の左上の各画素及び輝度データの例の拡大図を示している。図10に示すように、制御手段40は、基準画像60の画素Gst(0,0)の輝度データ「10」と、補正後検査対象画像80の画素Gam(0,0)の輝度データ「14」を加算して2で割った値(=「12」)をワープ画像90の画素Gwp(0,0)の輝度データ「12」として記憶手段41に記憶する。図10の例では、基準画像60の検査対象範囲61の画素Gst(0,0)の輝度データは「10」であり、補正後検査対象画像80の検査対象範囲81の画素Gam(0,0)の輝度データは「14」であり、ワープ画像90の検査対象範囲91の画素Gwp(0,0)の輝度データは「12」である例を示している。この処理により、基準画像60の検査対象範囲61内の各画素の輝度データと、補正後検査対象画像80の検査対象範囲81内の各画素の輝度データと、を平均化した輝度データが、ワープ画像90の検査対象範囲91内の輝度データとなる。
この場合の計算式は、{(画素Gst(0,0)の輝度データ「10」)+(画素Gam(0,0)の輝度データ「14」)}/2=(ワープ画像90の画素Gwp(0,0)の輝度データ「12」)となる。同様に制御手段40は、{(基準画像の画素Gst(n,m)の輝度データ)+(補正後検査対象画像の画素Gam(n,m)の輝度データ)}/2=(ワープ画像の画素Gwp(n,m)の輝度データ)として、ワープ画像90の各画素の輝度データを順に計算し、記憶手段41に記憶する。なお、本実施の形態の説明では、ステップS60におけるワープ画像90の画素の輝度データの算出において、基準画像の画素の輝度データと、対応する補正後検査対象画像の画素の輝度データとを加算して除数2で除算した例を説明したが、この除数は2に限定されず他の除数、例えば0.4や1.0等を用いてもよい。この除数の調整により下記の検出精度が向上する場合もある。
ステップS70にて、制御手段40は、ワープ画像90の各画素の輝度データから、対応する基準画像60の検査対象範囲61の各画素の輝度データを減算して絶対値をとった値の画素を有する検査画像A0を作成して記憶手段41に保存する。具体的には、図11に示すように、制御手段40は、ワープ画像90の画素Gwp(0,0)の輝度データ「12」から、基準画像の画素Gst(0,0)の輝度データ「10」を減算して絶対値をとった値を検査画像A0の画素Gck(0,0)の輝度データ「2」として記憶手段41に記憶する。この場合の計算式は、|(画素Gwp(0,0)の輝度データ「12」)−(画素Gst(0,0)の輝度データ「10」)|=(検査画像A0の画素Gck(0,0)の輝度データ「2」)となる。同様に制御手段40は、|(ワープ画像の画素Gwp(n,m)の輝度データ)−(基準画像の画素Gst(n,m)の輝度データ)|=(検査画像の画素Gck(n,m)の輝度データ)として、検査画像A0の各画素の輝度データを順に計算し、記憶手段41に記憶する。なお図11中における符号90Bはワープ画像90の検査対象範囲91の左上の各画素及び輝度データの例の拡大図を示しており、図11中における符号60Bは図7の基準画像60の検査対象範囲61の左上の各画素及び輝度データの例の拡大図を示している。そして図11中における符号A0Bは、検査画像A0の検査対象範囲A1の左上の各画素及び輝度データの例の拡大図を示している。
このステップS60、S70が、制御手段40を、基準画像60の検査対象範囲61内の各画素の輝度データと、補正画像の検査対象範囲内において対応する画素の輝度データと、の偏差を検査対象範囲内の画素毎に求める偏差算出手段、として機能させる表面状態判定プログラムに相当する。なお、ワープ画像の作成を行わずに、基準画像60の検査対象範囲61内の各画素の輝度データと、補正後検査対象画像70の検査対象範囲71内の各画素の輝度データと、を比較して偏差を画素毎に求める(検査画像を作成する)ようにしてもよい。
ステップS80にて、制御手段40は、検査画像A0の検査対象範囲A1内の各画素の偏差のうち、閾値以上の値を示している画素を異常画素と判定する。例えば閾値=20に設定した場合、図12で示した例では、制御手段40は、偏差が閾値(=20)を超えている画素である、太枠で示した範囲F内の画素(Gck(1,2)、Gck(1,3)、Gck(2,2)、Gck(2,3)、Gck(3,2)、Gck(3,3)が、この閾値以上であるので当該画素に対応する検査対象物上の位置に異常が有る、と判定する。このステップS80により、表面状態に異常のある個所を判定できる。
このステップS80が、制御手段40を、偏差が所定量以上である画素が有る場合、当該画素に対応する検査対象物上の位置に異常があると判定する異常判定手段、として機能させる表面状態判定プログラムに相当する。
そして、制御手段40は、この判定の結果を、制御手段40に付属の出力装置(表示装置、スピーカー等)を介して作業者に報知して、作業を終了する。
次に、図13に好ましい治具16の例を、図14にあまり好ましくない治具16Aの例を示す。治具16は、図13に示すように検査対象物W0を保持した状態では、検査対象物W0が保持体13に接触しないように保持体13の上方に検査対象物W0を保持することがより好ましい。また、図14に示す治具16Aでは、検査対象物W0と接している当接面16Mが、X軸方向及びY軸方向において、検査対象物W0から突出している。この突出部と検査対象物W0との境界で照明光を乱反射するので、検査対象画像70における検査対象物W0の輪郭部の輝度が不安定になり、輪郭部の正しい輝度を取得できない可能性がある。これに対して、図13に示す治具16では、検査対象物W0と接している当接面16Mが、X軸方向及びY軸方向において、検査対象物W0から突出していない。従って、検査対象物W0の輪郭部における照明光の乱反射が抑制され、より正確な輝度を取得できる。
本発明の表面状態判定プログラム及び表面状態判定装置1は、本実施の形態で説明した外観、構成、処理、表示例等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
また、本実施の形態では、検査対象物W0を1つ1つ作業者が箱体10に出し入れして表面状態の判定を行う例を説明したが、本願発明はこれに限定されない。例えば、ロボット等を用いて、保持体13の治具16への検査対象物W0の保持、箱体10内への保持体13の挿入、制御手段40による検査の起動、保持体13の引き出し(取り出し)、検査結果の異常の有無に応じた検査対象物W0の分別、等の一連の作業を自動的に行うようにすることも可能である。
また、以上(≧)、以下(≦)、より大きい(>)、未満(<)等は、等号を含んでも含まなくても良い。また、本実施の形態の説明に用いた数値は一例であり、この数値に限定されるものではない。
例えば本発明の表面状態判定プログラム及び表面状態判定装置1は、検査対象物W0を成型、塗装等した後の表面状態の不良検出に適用すると、便利である。また、検査対象物は車両の部品に限定されず、種々の物品の表面状態の判定に、本発明の表面状態判定プログラム及び表面状態判定装置を適用することができる。また、検査対象物の表面加工は、カチオン電着塗装に限定されず、種々の表面加工が施された物品の表面状態の判定に、本発明の表面状態判定プログラム及び表面状態判定装置を適用することができる。
1 表面状態判定装置
10 箱体
11 開口部
12 レール
13 保持体
14 蓋部
16 治具
20 撮像手段
30 照明手段
40 制御手段
41 記憶手段
W0 検査対象物
W1 円筒状凸部
60 基準画像
61 基準画像の検査対象範囲
70 検査対象画像
71 検査対象画像の検査対象範囲
80 補正後検査対象画像
81 補正後検査対象画像の検査対象範囲
90 ワープ画像
91 ワープ画像の検査対象範囲
A0 検査画像
A1 検査画像の検査対象範囲
Gst(n,m) 基準画像の検査対象範囲のn行m列の画素
Gkt(n,m) 検査対象画像の検査対象範囲のn行m列の画素
Gam(n,m) 補正後検査対象画像の検査対象範囲のn行m列の画素
Gwp(n,m) ワープ画像の検査対象範囲のn行m列の画素
Gck(n,m) 検査画像の検査対象範囲のn行m列の画素

Claims (5)

  1. 検査対象物の表面状態を判定する表面状態判定プログラムであって、
    基準ワークにおける検査対象範囲を含む表面を撮像した基準画像が記憶された記憶手段と、撮像手段と、制御手段と、を用いて検査対象物の表面状態を判定するために、
    前記制御手段を、
    前記撮像手段を用いて検査対象物における検査対象範囲を含む表面を撮像した検査対象画像を作成する画像取得手段、
    前記基準画像と前記検査対象画像とに基づいて、前記検査対象画像内の検査対象範囲の位置とサイズを、前記基準画像内の検査対象範囲の位置とサイズに合致するように補正した補正画像を作成する画像補正手段、
    前記基準画像の検査対象範囲内の各画素の輝度データと、前記補正画像の検査対象範囲内において対応する画素の輝度データと、の偏差を検査対象範囲内の画素毎に求める偏差算出手段、
    前記偏差が所定量以上である画素が有る場合、当該画素に対応する前記検査対象物上の位置に異常があると判定する異常判定手段、
    として機能させ、
    前記基準画像の検査対象範囲内には、隣接する複数の画素にて範囲が特定された複数のキーエリアが設定されており、
    前記制御手段を前記画像補正手段として機能させる際、
    前記基準画像中の各キーエリア内の画素の輝度パターンに近似する輝度パターンを有する各キーエリアを、前記検査対象画像の中から抽出させ、
    前記基準画像中の各キーエリアの位置と、前記検査対象画像中の各キーエリアの位置と、に基づいて、前記基準画像の検査対象範囲に対する前記検査対象画像の検査対象範囲のスライド量と、前記基準画像の検査対象範囲に対する前記検査対象画像の検査対象範囲の旋回量と、前記基準画像の検査対象範囲に対する前記検査対象画像の検査対象範囲の縮尺率と、を求めて前記スライド量と前記旋回量と前記縮尺率とに基づいて、前記検査対象画像に撮像されている検査対象範囲の位置とサイズを、前記基準画像に撮像されている検査対象範囲の位置とサイズに合致するように補正させる、
    表面状態判定プログラム。
  2. 請求項1に記載の表面状態判定プログラムを搭載した表面状態判定装置であって、
    外部からの光を遮蔽して内部に検査対象物を収容可能な箱体と、
    前記箱体の内部を撮像可能となるように配置され、前記箱体内に収容された前記検査対象物を撮像する前記撮像手段と、
    前記制御手段と、
    前記記憶手段と、
    前記記憶手段に格納された前記表面状態判定プログラムと、
    前記箱体内を照らす照明手段と、を備えた、
    表面状態判定装置。
  3. 請求項2に記載の表面状態判定装置であって、
    前記撮像手段は、前記箱体の内部を上方から下方に向けて撮像可能となるように配置され、
    前記検査対象物は、前記箱体の内部において前記撮像手段の下方に保持されており、
    前記箱体の内側は、全面が光を反射する反射板として構成されており、
    前記照明手段は、前記箱体の内部の複数の側面のそれぞれに、複数が設けられ、それぞれが所定の角度で斜め上方に向けて設けられている、
    表面状態判定装置。
  4. 請求項2または3に記載の表面状態判定装置であって、
    前記箱体の一部には、開口部が設けられており、
    前記検査対象物は、保持体に保持されて当該保持体とともに前記開口部から前記箱体の内部へと挿入され、
    前記保持体における前記開口部からの挿入方向とは反対の側には、前記開口部を覆って前記開口部からの光の進入を遮断する蓋部が設けられている、
    表面状態判定装置。
  5. 請求項2から4のいずれか一項に記載の表面状態判定装置であって、
    前記検査対象物の少なくとも検査対象範囲には、カチオン電着塗装を含む表面加工が施されており、
    前記検査対象物の検査対象範囲における傷を含む表面状態の異常の有無を判定する、
    表面状態判定装置。
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