JP2016048512A - 反転時の最適な加速度を算出する数値制御装置 - Google Patents

反転時の最適な加速度を算出する数値制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】送り軸が反転する指令において、指令した反転位置に到達しつつ、サイクルタイムを最小化できる数値制御装置を提供すること。
【解決手段】数値制御装置100は、加工プログラムに基づいて駆動軸の移動を指令する指令データを出力する指令解析部110と、駆動軸の指令経路が反転する場合における、反転前後の駆動軸の加速度を算出する反転時加速度計算部130と、補間周期毎の駆動軸の速度を算出する速度制御部120と、補間周期毎の動作経路上の駆動軸の位置を示す補間データを算出する補間部140と、を備えている。反転時加速度計算部130は、駆動軸の指令経路が反転する際に制限加加速度を超えない範囲で反転前後の加速度を最大値として設定することで、指令した反転位置に到達しつつ、サイクルタイムの最小化を図る。
【選択図】図2

Description

本発明は、数値制御装置に関し、特に反転時の最適な加速度を算出する数値制御装置数値制御装置に関する。
工作機械の送り軸の速度制御を行う際に、プログラムで指令された速度を即座に出力すると、送り軸に対して急激な加速度や加加速度が生じ、工作機械に大きなショックや加工誤差が発生する。特許文献1に開示される技術では、加減速をフィルタリングして加速度や加加速度を抑制することで、工作機械に大きなショックが発生しないように制御している。このような制御方式により、送り軸の移動方向が変化することで加工経路にコーナができるような場合において、工作機械に発生するショックを効果的に抑制することができる。
ところで、特許文献1に記載されるような技術を用いた場合、プログラムで指令された経路とフィルタリング処理後の経路に誤差が生じる。そのため、上述したような送り軸の移動方向が変化することで加工経路が反転するような場合において、加減速をフィルタリングすると、指令した反転地点まで到達しないという問題が発生する。そこで、反転地点における加速度を0にして一旦停止するように制御することで、フィルタリング処理による経路誤差を抑えて到達地点のズレを防いでいた。
特公平04−005202号公報
しかしながら、加減速をフィルタリングした状態で反転地点の加速度を0にすると、再加速する時間が必要となるため、サイクルタイムが伸びてしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、送り軸が反転する指令において、指令した反転位置に到達しつつ、サイクルタイムを最小化できる数値制御装置を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、複数の駆動軸を備えた工作機械を加工プログラムに基づいて制御してワークの加工を行う数値制御装置において、前記加工プログラムに基づいて前記駆動軸の動作を指令する指令データを出力する指令解析部と、前記指令解析部が出力した前記指令データによる前記駆動軸の指令経路が反転する場合における、前記反転前後の前記駆動軸の加速度を算出する反転時加速度計算部と、前記指令解析部が出力した前記指令データと、前記反転時加速度計算部が算出した前記反転前後の前記駆動軸の加速度とに基づいて、補間周期毎の前記駆動軸の速度を算出する速度制御部と、前記指令解析部が出力した前記指令データと、前記速度制御部が算出した前記駆動軸の速度とに基づいて、補間周期毎の動作経路上の前記駆動軸の位置を示す補間データを算出する補間処理を行う補間部と、を備え、前記反転時加速度計算部は、前記速度制御部が前記指令データによる前記駆動軸の指令経路が反転することを検出した場合に、前記反転前後における前記駆動軸の加速度を算出する、ことを特徴とする数値制御装置である。
本願の請求項2に係る発明は、前記反転時加速度計算部は、前記反転前後における前記駆動軸の加速度を、全ての制御軸に対して、後述する数1式を満足する最大加速度として算出することを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置である。
本発明により、送り軸が反転する指令において、指令した反転位置に到達しつつ、サイクルタイムを最小化できる数値制御装置を提供することができる。
本発明の実施の形態における数値制御装置の要部ブロック図である。 本発明の実施の形態における数値制御装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態における反転時加速度計算処理の概要を説明する図である。 本発明の実施の形態における反転時加速度計算処理のフローチャートである。 指令経路の反転方向に角度がある場合における、従来技術と本発明の速度制御を比較する図である。 指令経路が180°反転する場合における、従来技術と本発明の速度制御を比較する図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明に係る実施の形態の数値制御装置(CNC)100の要部ブロック図である。CPU11は数値制御装置100を全体的に制御するプロセッサである。CPU11は、ROM12に格納されたシステムプログラムをバス20を介して読み出し、該システムプログラムに従って数値制御装置全体を制御する。RAM13には一時的な計算データや表示データ及び表示器/MDIユニット70を介してオペレータが入力した各種データが格納される。
SRAM14は図示しないバッテリでバックアップされ、数値制御装置100の電源がオフされても記憶状態が保持される不揮発性メモリとして構成される。SRAM14中には、インタフェース15を介して読み込まれた加工プログラムや表示器/MDIユニット70を介して入力された加工プログラム等が記憶される。また、ROM12には、加工プログラムの作成及び編集のために必要とされる編集モードの処理や自動運転のための処理を実施するための各種システムプログラムがあらかじめ書き込まれている。
本発明を実行する加工プログラム等の各種加工プログラムはインタフェース15や表示器/MDIユニット70を介して入力し、SRAM14に格納することができる。
インタフェース15は、数値制御装置100とアダプタ等の外部機器72との接続を可能とするものである。外部機器72側からは加工プログラムや各種パラメータ等が読み込まれる。また、数値制御装置100内で編集した加工プログラムは、外部機器72を介して外部記憶手段に記憶させることができる。PMC(プログラマブル・マシン・コントローラ)16は、数値制御装置100に内蔵されたシーケンスプログラムで工作機械の補助装置(例えば、工具交換用のロボットハンドといったアクチュエータ)にI/Oユニット17を介して信号を出力し制御する。また、工作機械の本体に配備された操作盤の各種スイッチ等の信号を受け、必要な信号処理をした後、CPU11に転送する。
表示器/MDIユニット70はディスプレイやキーボード等を備えた手動データ入力装置であり、インタフェース18は表示器/MDIユニット70のキーボードからの指令やデータを受けてCPU11に転送する。インタフェース19は手動パルス発生器等を備えた操作盤71に接続されている。
各軸の軸制御回路30〜34はCPU11からの各軸の移動指令量を受けて、各軸の指令をサーボアンプ40〜44に出力する。サーボアンプ40〜44はこの指令を受けて、各軸のサーボモータ50〜54を駆動する。各軸のサーボモータ50〜54は位置・速度検出器を内蔵し、この位置・速度検出器からの位置・速度フィードバック信号を軸制御回路30〜34にフィードバックし、位置・速度のフィードバック制御を行う。なお、本ブロック図では、位置・速度のフィードバックについては省略している。
スピンドル制御回路60は、工作機械への主軸回転指令を受け、スピンドルアンプ61にスピンドル速度信号を出力する。スピンドルアンプ61はこのスピンドル速度信号を受けて、工作機械のスピンドルモータ62を指令された回転速度で回転させ、工具を駆動する。
スピンドルモータ62には歯車あるいはベルト等でポジションコーダ63が結合され、ポジションコーダ63が主軸の回転に同期して帰還パルスを出力し、その帰還パルスはバス20を経由してプロセッサ11によって読み取られる。
図2は、本発明の一実施の形態における数値制御装置の機能ブロック図である。本発明の数値制御装置100は、指令解析部110、速度制御部120、反転時加速度計算部130、補間部140、各軸駆動部150を備えている。これら各機能ブロックは、数値制御装置100のCPU11が各種システムプログラムを実行することにより機能する。
指令解析部110は、SRAM14から加工プログラムを読み出し、加工プログラムにより指令されるプログラム指令経路を解析する。
速度制御部120は、指令解析部110が解析したプログラム指令経路に基づいて、各軸の速度、加速度、加加速度などを計算する。この時、指令解析部110で解析したプログラム指令経路において、いずれかの軸の経路が反転することが判明した場合、速度制御部120は反転時加速度計算部130に指令して、後述する反転時加速度計算処理により、当該軸の反転時における適切な加速度を計算させ、反転時加速度計算部130が算出した反転時の加速度を元にして速度制御を行う。
補間部140は、速度制御部120が算出した速度に基づいて、各軸の単位時間当たり移動量を算出する。そして、各軸駆動部150は、補間部140が算出した単位時間当たり移動量を元に、サーボを制御して各軸を駆動する。
以下では、反転時加速度計算部130が実行する反転時加速度計算処理について詳述する。図3は、反転時加速度計算処理において、反転前後の加速度と制限加加速度ベクトルの関係式を導出する手法を説明する図である。図3では、各軸に対する移動指令による制御点の移動速度、加速度、加加速度をベクトルで示している。
図3の(1)は、指令解析部110が解析したプログラム指令経路において、指令経路が反転している場合の制御点の速度ベクトルを表したものである。図で示すように、反転前の指令により制御点が速度ベクトルV1で移動し、反転後の指令により制御点が速度ベクトルV2で移動する場合を考える。
このような場合において、それぞれの速度ベクトルV1、V2を微分することにより、図3の(2)に示すような制御点の加速度ベクトルa1、a2を求めることができる。この場合、折り返し地点における速度は0となるので、加速度ベクトルa1は、速度ベクトルV1とは逆となり減速方向に働いている。
このような場合における、制御点の加速度ベクトルa1、a2と、制御点の加加速度ベクトルjの関係式を図3の(3)に示す。図3の(3)において、ベクトルe1、e2は、反転前後の速度の指令経路方向の単位ベクトルである。図に示すように、制御点の加加速度ベクトルjは加速度の大きさa1、a2と、反転前後の速度の指令経路方向の単位ベクトルe1、e2で表すことが出来る。
そして、図3の(3)に示す式から反転前後の加速度と制御点の制限加加速度ベクトルjmaxの関係式として数1式が求まる。
Figure 2016048512
なお、制限加加速度ベクトルjmaxは、制御点の加加速度の制限値であり、数値制御装置100の設定値として事前にSRAM14の設定領域などに設定しておいてもよいし、加工プログラム内で指定できるようにしてもよい。
数1式において添え字[i]は、制御軸の各軸成分を意味する。このようにして求めた数1式に示す関係式を満足する反転前後の加速度を決定することで、各軸の反転制御におけるサイクルタイムを最小にすることができる。
図4は、本発明の反転時加速度計算部130が実行する反転時加速度計算処理のフローチャートである。
●[ステップSA01]反転前の速度ベクトルV1の大きさと、反転後の速度ベクトルV2の大きさが同じか否かを判定する。同じである場合にはステップSA02へと進み、異なる場合にはステップSA03へと進む。
●[ステップSA02]反転前の加速度の大きさa1と、反転後の加速度の大きさa2が等しいものとして条件を仮定する。
●[ステップSA03]反転前の速度ベクトルV1の大きさを反転前の加速度の大きさa1で除算した値と、反転後の速度ベクトルV2の大きさを反転後の加速度の大きさa2で除算した値とが等しいものとして条件を仮定する。これは、加速度や加加速度の条件によって特に制限されている場合を除き、反転前後の指令速度と加速度の関係が上記条件を満足する時にサイクルタイムが最小となることに基づいたものである。
●[ステップSA04]ステップSA02またはステップSA03で仮定した条件と、数2式に示す関係式に基づいて、反転前の加速度の大きさa1と反転後の加速度の大きさa2の関係を解き、加加速度の条件として追加する。
●[ステップSA05]ステップSA04で求めた加加速度の条件を満足するような、最大のa1、a2が加速度の条件a1<amax、a2<amaxを満足するか否かを判定する。ここで、amaxは、制御点の加速度の制限値であり、数値制御装置100の設定値として事前にSRAM14の設定領域などに設定しておいてもよいし、加工プログラム内で指定できるようにしてもよい。判定の結果、加速度の条件を満足している場合にはステップSA06へ進み、満足していない場合にはステップSA07へ進む。
●[ステップSA06]ステップSA05で求めたa1、a2を反転前後の加速度として決定する。
●[ステップSA07]ステップSA05の判定で用いた加速度の条件において、加速度の条件の厳しい方の値を加速度制限値に設定する。本実施の形態では、a1、a2のうち加速度制限値amaxを超えた量が大きい方を加速度の条件の厳しい方の値であるとして加速度制限値に設定する。
●[ステップSA08]ステップSA07で設定した加速度の値を数1式に代入し、もう一方の加速度を決定する。
図5は、指令の反転方向に角度がある場合における、従来技術における速度制御による速度波形と、本発明の手法における速度制御による速度波形をグラフとして表現した図である。図5において、(a1)の速度波形は、反転時において時間一定の加減速制御を行った場合の速度波形である。この場合、最も高速に軸の移動方向が反転するが、工作機械に大きなショックが発生するなどの問題がある。
図5の(a2)の速度波形は、特許文献1等に記載される加速度制御を行う場合に反転地点における加速度を0にした時の速度波形を示しており、(a3)の速度波形は本発明の加速度制御をした場合の速度波形を示している。このように、本発明の加速度制御により、予め指定された最大加速度を超えることなく、サイクルタイムを短縮できる。
図6は、指令の反転方向に角度がない場合における、従来技術における速度制御による速度波形と、本発明の手法における速度制御による速度波形をグラフとして表現した図である。図6において、(b1)の速度波形は、反転時において時間一定の加減速制御を行った場合の速度波形である。この場合、最も高速に軸の移動方向が反転するが、工作機械に大きなショックが発生するなどの問題がある。
図6の(b2)の速度波形は、特許文献1等に記載される加速度制御を行う場合に反転地点における加速度を0にした時の速度波形を示しており、(b3)の速度波形は本発明の加速度制御をした場合の速度波形を示している。このように、本発明の加速度制御により、予め指定された最大加速度を超えることなく、サイクルタイムを短縮できる。
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 SRAM
15,18,19 インタフェース
16 PMC
17 I/Oユニット
20 バス
30,31,32,33,34 軸制御回路
40,41,42,43,44 サーボアンプ
50,51,52,53,54 サーボモータ
70 表示器/MDIユニット
71 操作盤
72 外部機器
100 数値制御装置
110 指令解析部
120 速度制御部
130 反転時加速度計算部
140 補間部
150 各軸駆動部

Claims (2)

  1. 複数の駆動軸を備えた工作機械を加工プログラムに基づいて制御してワークの加工を行う数値制御装置において、
    前記加工プログラムに基づいて前記駆動軸の動作を指令する指令データを出力する指令解析部と、
    前記指令解析部が出力した前記指令データによる前記駆動軸の指令経路が反転する場合、前記駆動軸の制限加加速度を満足する前記反転前後の前記駆動軸の加速度を算出する反転時加速度計算部と、
    前記指令解析部が出力した前記指令データと、前記反転時加速度計算部が算出した前記反転前後の前記駆動軸の加速度とに基づいて、補間周期毎の前記駆動軸の速度を算出する速度制御部と、
    前記指令解析部が出力した前記指令データと、前記速度制御部が算出した前記駆動軸の速度とに基づいて、補間周期毎の動作経路上の前記駆動軸の位置を示す補間データを算出する補間処理を行う補間部と、
    を備え、
    前記反転時加速度計算部は、前記速度制御部が前記指令データによる前記駆動軸の指令経路が反転することを検出した場合に、前記反転前後における前記駆動軸の加速度を算出する、
    ことを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記反転時加速度計算部は、前記反転前後における前記駆動軸の加速度を、全ての制御軸に対して
    Figure 2016048512
    を満足する最大加速度として算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
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