JP2016013047A - 電動機の駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 負荷である電動機の大容量化の要請および高速化の要請の両方に応える。【解決手段】 大電流の必要な低速域では、高キャリア非対応インバータ1と高キャリア対応インバータ2の両方から交流電動機MのU相、V相およびW相の電機子巻線に駆動電流を供給する。高速域では、高キャリア非対応インバータ1の各上アームスッチング素子および各下アームスイッチング素子をOFFさせて、高キャリア対応インバータ2のみを動作させ、高キャリア対応インバータ2から交流電動機MのU相、V相およびW相の電機子巻線に駆動電流を供給する。このようにすることで、低速域での大電流供給の要請と、高速域での3相交流電圧の周波数上昇に関する要請の両方に応えることができ、交流電動機Mの高出力化および高速化を実現することができる。【選択図】 図1

Description

この発明は、複数のインバータにより電動機を駆動する駆動装置に関する。
誘導電動機や同期電動機等の交流電動機を駆動するインバータでは、直流電源電圧を半導体スイッチング素子によってスイッチングすることにより交流電動機を駆動する交流電力を発生する。この半導体スイッチング素子は、流すことができる電流の容量に限界がある。そのため、使用する半導体スイッチング素子によってインバータの駆動対象となる交流電動機の容量が決まる。そこで、複数の固定子スロットにn(正の整数)系統の多相電機子巻線を各相が同相になるようにそれぞれ収納した多重巻き電動機を作り、n(正の整数)系統の多相電機子巻線を別個のインバータで制御する技術が提案されている。なお、この種の技術は例えば特許文献1に開示されている。
特開平11−252986号公報
上述した従来の技術によれば、インバータを複数台使用することにより交流電動機に大電流を流すことが可能となり、交流電動機の大容量化の要請に応えることができる。しかしながら、上述した従来の技術は、駆動対象である交流電動機の大容量化の要請に応え、かつ、高速化の要請に応えることができないという問題がある。
さらに詳述すると、次の通りである。まず、大容量の交流電動機を駆動する駆動装置として一般に大容量のインバータが使用される。この大容量のインバータでは、大電流を流すことが可能な大容量の半導体スイッチング素子が用いられる。ところが、半導体スイッチング素子は、大容量になるほど、スイッチング可能な上限周波数が低くなる。従って、このような半導体スイッチング素子を用いた大容量のインバータは、主に大容量かつ低中速の交流電動機の駆動装置として用いられる。このため、大容量のインバータでは、半導体スイッチング素子のON/OFF切り換えのためのゲート信号を発生するのに用いられるキャリア信号の周波数が一般的に低くなっている。
このような大容量のインバータを複数使用して駆動装置を構成した場合、負荷である交流電動機のさらなる大容量化を図ることはできる。しかし、例えば負荷となる交流電動機の定出力範囲を広くしたい場合(例えば、ベース速度:最高回転速度=1:5を実現しようとする場合)、キャリア信号の上限周波数が低い大容量インバータを複数台並列接続したとしても、キャリア信号の上限周波数が低いために、負荷に与える交流電力の基本波周波数を高めることができず、定出力範囲を広げることができない。このように従来の技術は、交流電動機の大容量化の要請には応えることができるが、高速化の要請には応えることができないという問題がある。
この発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、負荷である電動機の大容量化の要請および高速化の要請の両方に応えることができる電動機の駆動装置を提供することを目的としている。
この発明は、キャリア信号の上限周波数が所定値より低いm台(mは整数)の高キャリア非対応インバータと、前記高キャリア非対応インバータよりもキャリア信号の上限周波数が高いn台(nは整数)の高キャリア対応インバータとを有し、前記m台の高キャリア非対応インバータと前記n台の高キャリア対応インバータとが共通の電動機を駆動することを特徴とする電動機の駆動装置を提供する。
この発明によれば、大電流の必要な低速域では、m台の高キャリア非対応インバータあるいはこれとn台の高キャリア対応インバータにより電動機を駆動することが可能であるので、大容量の電動機に必要な電力を供給することが可能である。また、高速域では、一般に定出力運転を行うので、電動機の回転速度が高まる程、電動機の駆動に必要な電流は減っていく。そして、この高速域では、n台の高キャリア対応インバータから電動機に周波数の高い交流電力を供給可能である。よって、この発明によれば、負荷である電動機の大容量化の要請および高速化の要請の両方に応えることができる。
この発明の第1実施形態である電動機の駆動装置の構成を示す回路図である。 同駆動装置における高キャリア非対応インバータの構成例を示す回路図である。 同実施形態における交流電動機の運転パターンの一般的な例を示す図である。 同実施形態において実現される交流電動機の運転パターンの例を示す図である。 この発明の第2実施形態である電動機の駆動装置の構成を示す回路図である。 この発明の第3実施形態である電動機の駆動装置の構成を示す回路図である。 同実施形態において2系統の電機子巻線に発生する誘起電圧の回転速度に対する依存性を示す図である。 2系統の電機子巻線を備えた交流電動機の第1の例を示す断面図である。 2系統の電機子巻線を備えた交流電動機の第2の例を示す断面図である。 2系統の電機子巻線を備えた交流電動機の第3の例を示す断面図である。 2系統の電機子巻線を備えた交流電動機の第4の例を示す断面図である。 2系統の電機子巻線を備えた交流電動機の第5の例を示す断面図である。 2系統の電機子巻線を備えた交流電動機の第6の例を示す断面図である。 2系統の電機子巻線を備えた交流電動機の第7の例を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつこの発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、この発明の第1実施形態である電動機の駆動装置100Aの構成例を示すブロック図である。図1において、駆動装置100Aは、高キャリア非対応インバータ1と、高キャリア対応インバータ2とを有する。駆動装置100Aの駆動対象である交流電動機Mは、各々1系統のU相、V相およびW相の電機子巻線を有する。高キャリア非対応インバータ1のU相出力端子OU1、V相出力端子OV1およびW相出力端子OW1は、交流電動機MのU相、V相およびW相の各電機子巻線に各々接続されている。同様に、高キャリア対応インバータ2のU相出力端子OU2、V相出力端子OV2およびW相出力端子OW2も、交流電動機MのU相、V相およびW相の各電機子巻線に各々接続されている。
なお、図示の例では、1台の高キャリア非対応インバータ1と、1台の高キャリア対応インバータ2とにより駆動装置100Aが構成されているが、1台以外のm台(mは整数)の高キャリア非対応インバータ1と、1台以外のn台(nは整数)の高キャリア対応インバータ2とにより駆動装置100Aを構成してもよい。
図2は高キャリア非対応インバータ1の構成例を示す回路図である。図2に示すように、キャリア信号の上限周波数が所定値(例えば、6kHz)より低い高キャリア非対応インバータ1は、主回路部10と制御部20とにより構成されている。ここで、主回路部10は、高電位電源線13Pおよび低電位電源線13N間に介在する3相の上アームスイッチング素子11U、11Vおよび11Wと、3相の下アームスイッチング素子12U、12Vおよび12Wとを有する。ここで、高電位電源線13Pおよび低電位電源線13N間には直流電源14から直流電源電圧が出力される。
上アームスイッチング素子および下アームスイッチング素子の各々は、互いに逆並列接続されたIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor;絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)とフライホイールダイオードとにより構成されている。
ここで、上アームスイッチング素子11U、11Vおよび11Wの各IGBTのコレクタは、高電位電源線13Pに各々接続され、下アームスイッチング素子12U、12Vおよび12Wの各IGBTのエミッタは、低電位電源線13Nに各々接続されている。そして、上アームスイッチング素子11UのIGBTのエミッタは、下アームスイッチング素子12UのIGBTのコレクタと接続されており、このエミッタおよびコレクタの接続点がU相出力端子OU1となっている。同様に、上アームスイッチング素子11VのIGBTのエミッタは、下アームスイッチング素子12VのIGBTのコレクタと接続されており、このエミッタおよびコレクタの接続点がV相出力端子OV1となっている。また、上アームスイッチング素子11WのIGBTのエミッタは、下アームスイッチング素子12WのIGBTのコレクタと接続されており、このエミッタおよびコレクタの接続点がW相出力端子OW1となっている。
制御部20は、図示しないコントローラから与えられるトルク指令値に基づいて、各上アームスイッチング素子および各下アームスイッチング素子の各IGBTのゲートに与えるゲート信号を制御し、高キャリア非対応インバータ1から交流電動機Mの3相の電機子巻線に与える3相交流電圧を制御する回路である。
図2に示すように、制御部20は、キャリア信号発生部21と、PWM(Pulse Width Modulation;パルス幅変調)部22を有する。キャリア信号発生部21は、周期的な三角波等のキャリア信号を発生する回路である。このキャリア信号発生部21は、図示しないコントローラからの指令により、キャリア信号の周波数を切り換えることが可能な構成となっている。PWM部22は、図示しないコントローラからの指令に従い、キャリア信号からPWMパルスであるゲート信号を発生し、主回路部10の各上アームスイッチング素子および各下アームスイッチング素子に供給する回路である。
高キャリア対応インバータ2も、この高キャリア非対応インバータ1と基本的に同様な構成を有している。ただし、高キャリア対応インバータ2と高キャリア非対応インバータ1は、次の点において異なっている。まず、高キャリア対応インバータ2におけるキャリア信号の上限周波数は、高キャリア非対応インバータ1のキャリア信号の上限周波数よりも高い。
ここで、インバータのキャリア周波数と出力周波数との間には相関関係があることから、高キャリア対応インバータ2におけるキャリア信号の上限周波数fc2は、高キャリア非対応インバータ1のキャリア信号の上限周波数をfc1、高キャリア非対応インバータ1の最高出力周波数をf1、交流電動機Mの最高回転速度で決まる最高周波数をf0とすると、例えば次式に基づいて決めることができる。
fc2≧(fc1×f0)/f1
その一方、高キャリア非対応インバータ1の上アームスイッチング素子および下アームスイッチング素子の電流容量は、高キャリア対応インバータ2の上アームスイッチング素子および下アームスイッチング素子の電流容量よりも大きい。
また、本実施形態において高キャリア非対応インバータ1および高キャリア対応インバータ2は、同期運転が可能な構成となっている。さらに詳述すると、本実施形態では、高キャリア非対応インバータ1および高キャリア対応インバータ2の各キャリア信号発生部21を同期させ、同一周波数で同相のキャリア信号を発生させ、高キャリア非対応インバータ1および高キャリア対応インバータ2から同一周波数で同相の3相交流電圧を交流電動機Mに供給することが可能である。
なお、高キャリア非対応インバータ1および高キャリア対応インバータ2の同期運転が困難な場合には、図2に破線で示すように高キャリア非対応インバータ1の出力端子OU1、OV1およびOW1を各々リアクトルを介して交流電動機MのU相、V相およびW相の電機子巻線に各々接続するとともに、高キャリア対応インバータ2の出力端子OU2、OV2およびOW2を各々リアクトルを介して交流電動機MのU相、V相およびW相の電機子巻線に各々接続(図示略)すればよい。このようにすることで、高キャリア非対応インバータ1および高キャリア対応インバータ2の各出力端子間に短絡電流が流れるのを防止することができる。
図3は本実施形態において実現しようとする交流電動機Mのトルクおよび出力の特性を例示する図である。図3に示すように、交流電動機Mの回転速度が所定の閾値より低い低速域では、交流電動機MのU相、V相およびW相の各電機子巻線に一定電流を供給し、トルクを一定にして、回転速度に応じて交流電動機Mの出力を増加させる。そして、交流電動機Mの回転速度が所定の閾値以上である高速域では、交流電動機Mの出力を一定に保ち、回転速度に応じてトルクを減少させる。
本実施形態では、このような特性を実現するため、次のように高キャリア非対応インバータ1と高キャリア対応インバータ2の運転を行う。まず、大電流の必要な低速域では、高キャリア非対応インバータ1と高キャリア対応インバータ2の同期運転を行い、高キャリア非対応インバータ1と高キャリア対応インバータ2の両方から交流電動機MのU相、V相およびW相の電機子巻線に駆動電流を供給する。そして、大電流は必要でないが、周波数の高い3相交流電圧が必要となる高速域では、高キャリア非対応インバータ1の各上アームスッチング素子および各下アームスイッチング素子をOFFさせて、高キャリア対応インバータ2のみを動作させ、高キャリア対応インバータ2から交流電動機MのU相、V相およびW相の電機子巻線に駆動電流を供給する。このようにすることで、低速域での大電流供給の要請と、高速域での3相交流電圧の周波数上昇に関する要請の両方に応えることができ、交流電動機Mの高出力化および高速化を実現することができる。
なお、高キャリア非対応インバータ1の電流容量が十分に大きい場合には、低速域において高キャリア非対応インバータ1と高キャリア対応インバータ2の同期運転を行う代わりに、高キャリア非対応インバータ1のみ動作させるようにしてもよい。
図4は本実施形態における高キャリア非対応インバータ1と高キャリア対応インバータ2の運転パターンの例を示すものである。図4には、高キャリア非対応インバータ1が交流電動機Mに発生させるトルクT1と、高キャリア対応インバータ2が交流電動機Mに発生させるトルクT2と、両トルクを合計したトルクが示されている。なお、交流電動機Mのトルクは、電機子巻線に流れる電流に依存するので、図4に示す各トルクは電機子巻線に流れる電流をも示しているといえる。低速域において、高キャリア非対応インバータ1と高キャリア対応インバータ2は、同期して動作し、交流電動機Mに必要なトルクを発生させるための電流を3:2の比率で負担している。回転速度が15000rpm以上の領域では、高キャリア非対応インバータ1は停止し、高キャリア対応インバータ2のみが動作している。図4にも示されているように、高キャリア対応インバータ2は、高キャリア非対応インバータ1よりも高速域においてトルクを発生可能であり、高速域に広い定出力範囲を有する。このようにして、交流電動機Mの高出力化および高速化が実現される。
<第2実施形態>
図5はこの発明の第2実施形態である交流電動機の駆動装置100Bの構成を示す回路図である。上記第1実施形態と同様、本実施形態による駆動装置100Bは、高キャリア非対応インバータ1と高キャリア対応インバータ2とにより構成されている。そして、本実施形態による駆動装置100Bは、各々第1系統のU1相、V1相およびW1相の電機子巻線と、各々第2系統のU2相、V2相およびW2相の電機子巻線を備えた多巻線交流電動機Maを駆動対象とする。
ここで、高キャリア非対応インバータ1のU相出力端子OU1、V相出力端子OV1およびW相出力端子OW1は、交流電動機Maの第1系統のU1相、V1相およびW1相の電機子巻線に各々接続されている。また、高キャリア対応インバータ2のU相出力端子OU2、V相出力端子OV2およびW相出力端子OW2は、交流電動機Maの第2系統のU2相、V2相およびW2相の電機子巻線に各々接続されている。
なお、図示の例では、1台の高キャリア非対応インバータ1と、1台の高キャリア対応インバータ2とにより駆動装置100Bが構成されているが、交流電動機Maの電機子巻線の系統数を増加させ、1台以外のm台(mは整数)の高キャリア非対応インバータ1と、1台以外のn台(nは整数)の高キャリア対応インバータ2とにより駆動装置100Bを構成してもよい。
本実施形態においても、上記第1実施形態と同様、大電流の必要な低速域では、高キャリア非対応インバータ1と高キャリア対応インバータ2の両方が動作する。そして、高キャリア非対応インバータ1が交流電動機Maの第1系統のU1相、V1相およびW1相の電機子巻線に駆動電流を供給し、高キャリア対応インバータ2が交流電動機Maの第2系統のU2相、V2相およびW2相の電機子巻線に駆動電流を供給する。この結果、交流電動機Maでは、第1系統のU1相、V1相およびW1相の電機子巻線に流れる電流によって生じる回転磁界と、第2系統のU2相、V2相およびW2相の電機子巻線に流れる電流によって生じる回転磁界とを合成した回転磁界が発生し、この回転磁界により交流電動機Maのロータが駆動される。なお、低速域において、高キャリア非対応インバータ1のみにより交流電動機Maを駆動してもよい。
そして、大電流は必要でないが、周波数の高い3相交流電圧が必要となる高速域では、高キャリア非対応インバータ1の各上アームスッチング素子および各下アームスイッチング素子をOFFさせて、高キャリア対応インバータ2のみを動作させ、高キャリア対応インバータ2から交流電動機MのU2相、V2相およびW2相の電機子巻線に駆動電流を供給する。
このように本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様、低速域での大電流供給の要請と、高速域での3相交流電圧の周波数上昇に関する要請の両方に応えることができ、交流電動機Mの高出力化および高速化を実現することができる。また、本実施形態によれば、高キャリア非対応インバータ1の耐圧や容量等に合わせて第1系統の電機子巻線の巻回数を適切に定め、高キャリア対応インバータ2の耐圧や容量等に合わせて第2系統の電機子巻線の巻回数を適切に定めることが可能であるため、設計の自由度を高めることができる利点がある。
<第3実施形態>
図6はこの発明の第3実施形態である交流電動機の駆動装置100Cの構成を示す回路図である。本実施形態による駆動装置100Cは、上記第2実施形態(図5)に対し、スイッチ手段3を追加したものである。なお、本実施形態においても、電機子巻線の系統数を増加させ、1台以外のm台(mは整数)の高キャリア非対応インバータ1と、1台以外のn台(nは整数)の高キャリア対応インバータ2とにより駆動装置100Cを構成してもよい。
本実施形態において、スイッチ手段3は、高キャリア非対応インバータ1が動作する低速域においてONとなり、高キャリア非対応インバータ1のU相出力端子OU1、V相出力端子OV1およびW相出力端子OW1を、交流電動機Maの第1系統のU1相、V1相およびW1相の電機子巻線に各々接続する。また、スイッチ手段3は、高キャリア非対応インバータ1が動作しない高速域においてOFFとなり、高キャリア非対応インバータ1のU相出力端子OU1、V相出力端子OV1およびW相出力端子OW1を、交流電動機Maの第1系統のU1相、V1相およびW1相の電機子巻線から切り離す。
ここで、図7を参照して本実施形態の効果を説明する。図7は、本実施形態において第1系統の電機子巻線に発生する誘起電圧と第2系統の電機子巻線に発生する誘起電圧の回転速度に対する依存性を例示している。図7に示す例では、第1系統の電機子巻線の巻回数が第2系統の電機子巻線の巻回数よりも多く、そのため、第1系統の電機子巻線には第2系統の電機子巻線に発生するものよりも大きな誘起電圧が発生している。
このように第1系統の電機子巻線の巻回数を第2系統の電機子巻線の巻回数よりも多くしている理由は次の通りである。まず、第1系統および第2系統の各電機子巻線を同じ巻回数とし、この巻回数を増加させた場合、最大トルク発生時の電流は低減するものの、最高回転速度での誘起電圧が過度に高くなり、高速域においてインバータトリップが発生し、各系統の電機子巻線の誘起電圧がインバータのデバイスやコンデンサの耐圧を越え、駆動装置の破損を招く。一方、第1系統および第2系統の各電機子巻線を同じ巻回数とし、この巻回数を減少させた場合、高速域での問題は解決できるものの、最大トルク発生時の電流が増加する問題が発生する。このように第1系統および第2系統の各電機子巻線を同じ巻回数にすると、低速域にて大トルクを発生し、かつ、定出力範囲が広い運転パターンを実現するという要請に応えるのが困難になる。そこで、図7に示す例では、第1系統の電機子巻線の巻回数を第2系統の電機子巻線の巻回数よりも多くしている。
この場合、第1系統の電機子巻線の巻回数が多いので、低速域において必要な大トルクを得るために高キャリア非対応インバータ1から第1系統の電機子巻線に流す電流を低減することができる。また、第2系統の電機子巻線の巻回数が少ないので、高速域において第2系統の電機子巻線に発生する誘起電圧が過度に高くなるのを防止し、高キャリア対応インバータ2が破損するのを防止することができる。
しかしながら、図7に示す例の場合、第1系統の電機子巻線の巻回数が多いので、高速域において第1系統の電機子巻線の誘起電圧が過度に高くなり、何ら策を講じないと、この誘起電圧により高キャリア非対応インバータ1の破損を招く。そこで、本実施形態では、高速域においてスイッチ手段3をOFFとし、交流電動機Maの第1系統のU1相、V1相およびW1相の電機子巻線を高キャリア非対応インバータ1から切り離している。このため、第1系統の電機子巻線に発生する高い誘起電圧が、高キャリア非対応インバータ1のU相出力端子OU1、V相出力端子OV1およびW相出力端子OW1に印加されるのを回避し、高キャリア非対応インバータ1の破損を防止することができる。
<交流電動機の構成例>
図8〜図14は、2系統の電機子巻線を有し、上記第2および第3実施形態の駆動対象となり得る交流電動機の構成例を示す断面図である。
図8には永久磁石埋め込み式同期電動機のロータおよびステータの1極分の構成が示されている。この例では、ロータコア10の1極分の領域内にロータコア10の周方向に沿って1対のスロット11が形成されており、この1対のスロット11内に1対の永久磁石12が埋め込まれている。この例では、1対のスロット11は、ロータコア10の中心を貫通するシャフト10Sを下にして見た場合にV字状をなすように配列されているが、スロット11は逆V字状に配列してもよく、一文字状に配列してもよい。
ステータコア20は、中空円筒状の部材であり、その中空部内にロータコア10を収容している。図示の例では、ステータコア20の内周面に3個のスロット21〜23が形成されている。そして、スロット21には、第1系統のU1相の電機子巻線と第2系統のU2相の電機子巻線が挿入され、スロット22には、第1系統のW1相の電機子巻線と第2系統のW2相の電機子巻線が挿入され、スロット23には、第1系統のV1相の電機子巻線と第2系統のV2相の電機子巻線が挿入されている。このようにスロット21〜23の各々の内部に異系統の同相の電機子巻線が挿入されている。また、各スロット内において、第1系統の電機子巻線はロータおよびステータの径方向外側に位置し、第2系統の電機子巻線はロータおよびステータの径方向内側に位置している。
図9には、図8と同様、永久磁石埋め込み式同期電動機のロータおよびステータの1極分の構成が示されている。この例において、ロータの構成は図8のものと同様である。この例では、ステータコア20における各電機子巻線の位置が図8のものと異なっている。すなわち、図9において、スロット21には、第1系統のU1相の電機子巻線と第2系統のV2相の電機子巻線が挿入され、スロット22には、第1系統のW1相の電機子巻線と第2系統のU2相の電機子巻線が挿入され、スロット23には、第1系統のV1相の電機子巻線と第2系統のW2相の電機子巻線が挿入されている。このように、図9に示す例では、スロット21〜23の各々の内部に異系統の異相の電機子巻線が挿入されている。
図10には、他の永久磁石埋め込み式同期電動機のロータおよびステータの構成が示されている。この例では、ロータコア10の周方向に沿って2対のスロット11が形成されており、この2対のスロット11内に2対の永久磁石12が埋め込まれている。この例では、スロット11の各対は、ロータコア10の中心を貫通するシャフト10Sを下にして見た場合にV字状をなすように配列されているが、スロット11は逆V字状に配列してもよく、一文字状に配列してもよい。
ステータコア20は、中空円筒状の部材であり、その中空部内にロータコア10を収容している。図示の例では、ロータコア10において2対のスロット11が形成された領域と対向するステータコア20の内周面の領域に6個のスロット21〜26が形成されている。そして、スロット21には第1系統のU1相の電機子巻線が、スロット22には第2系統のU2相の電機子巻線が、スロット23には第1系統のW1相の電機子巻線が、スロット24には第2系統のW2相の電機子巻線が、スロット25には第1系統のV1相の電機子巻線が、スロット26には第2系統のV2相の電機子巻線が各々挿入されている。
図11はアウターロータ型の交流電動機の1極分の構成例を示す断面図である。図11において、ロータコア40およびその内側の永久磁石50は、全体として中空円筒状の部材をなしており、その内側にステータコア30を収容している。
ステータコア30は、円筒形状の部材である。このステータコア30の1極分の領域の外周面には周方向に沿ってスロット31〜33が各々形成されている。そして、スロット31には、第1系統のU1相の電機子巻線と第2系統のU2相の電機子巻線が挿入され、スロット32には、第1系統のW1相の電機子巻線と第2系統のW2相の電機子巻線が挿入され、スロット33には、第1系統のV1相の電機子巻線と第2系統のV2相の電機子巻線が挿入されている。このようにスロット31〜33の各々の内部に異系統の同相の電機子巻線が挿入されている。また、各スロット内において、第1系統の電機子巻線はステータの径方向内側に位置し、第2系統の電機子巻線はステータの径方向外側に位置している。
図12は、図11と同様、アウターロータ型の交流電動機の1極分を構成例を示す断面図である。この例において、ロータの構成は図11のものと同様である。この例では、ステータコア30における各電機子巻線の位置が図11のものと異なっている。すなわち、図12において、スロット31には、第1系統のU1相の電機子巻線と第2系統のV2相の電機子巻線が挿入され、スロット32には、第1系統のW1相の電機子巻線と第2系統のU2相の電機子巻線が挿入され、スロット33には、第1系統のV1相の電機子巻線と第2系統のW2相の電機子巻線が挿入されている。このように、図12に示す例では、スロット31〜33の各々の内部に異系統の異相の電機子巻線が挿入されている。
図13は、他のアウターロータ型交流電動機の2極分の構成を示している。この例においても、ロータコア40およびその内側の永久磁石50は、全体として中空円筒状の部材をなしており、その内側に円筒状のステータコア30を収容している。このステータコア30の外周面において2個の永久磁石50と対向する領域には、周方向に沿ってスロット31〜36が形成されている。そして、スロット31には第1系統のU1相の電機子巻線が、スロット32には第2系統のU2相の電機子巻線が、スロット33には第1系統のV1相の電機子巻線が、スロット34には第2系統のV2相の電機子巻線が、スロット35には第1系統のW1相の電機子巻線が、スロット36には第2系統のW2相の電機子巻線が各々挿入されている。
図14は、2系統の電機子巻線を有する他の交流電動機の1極分の構成例を示す断面図である。この交流電動機は、円筒状の内側ステータコア60と、この内側ステータコア60を取り囲む中空円筒状のロータコア70と、このロータコア70を取り囲む中空円筒状の外側ステータコア80とを有する。
ロータコア70には永久磁石71が埋め込まれている。外側ステータコア80の内周面の1極分の領域には、周方向に沿ってスロット81〜83が形成されている。ここで、スロット81には第1系統のU1相の電機子巻線が、スロット82には第1系統のW1相の電機子巻線が、スロット83には第1系統のV1相の電機子巻線が各々挿入されている。また、内側ステータコア60の外周面の1極分の領域には、周方向に沿ってスロット61〜63が形成されている。ここで、スロット61には第2系統のU2相の電機子巻線が、スロット62には第2系統のW2相の電機子巻線が、スロット63には第2系統のV2相の電機子巻線が各々挿入されている。
なお、図示の例では、外側ステータコア80においてスロット81〜83の隣り合うスロット間の部分である各ティースと、内側ステータコア60においてスロット61〜63の隣り合うスロット間の部分である各ティースとは互いに対向しているが、各ティースは必ずしも対向している必要はなく、周方向に互いにずれていてもよい。
以上、2系統の電機子巻線を有する交流電動機の構成例を挙げたが、駆動装置を構成するインバータの個数に合わせて、3系統以上の電機子巻線を交流電動機に設けてもよい。また、この場合に、各系統の電機子巻線を同一スロット内に設けもよく、別個のスロット内に設けてもよい。
<他の実施形態>
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明には他にも実施形態が考えられる。例えば上記実施形態では、高キャリア非対応インバータ1として、高キャリア対応インバータ2よりも電流容量の大きいものを使用した。しかし、高キャリア非対応インバータ1を複数台使用すれば、大電流を電動機に供給することができるので、1台の高キャリア非対応インバータ1の電流容量は大きくなくてもよい(例えば高キャリア対応インバータ2と同じ電流容量であってもよい)。
100A,100B,100C……駆動装置、1……高キャリア非対応インバータ、2……高キャリア対応インバータ、M,Ma……交流電動機、10……主回路部、20……制御部、11U,11V,11W……上アームスイッチング素子、12U,12V,12W……下アームスイッチング素子、13P……高電位電源線、13N……低電位電源線、14……直流電源、21……キャリア信号発生部、22……PWM部、OU1,OV1、OW1,OU2,OV2,OW2……出力端子、U,V,W,U1,V1、W1,U2,V2,W2……各相の電機子巻線。

Claims (8)

  1. キャリア信号の上限周波数が所定値より低いm台(mは整数)の高キャリア非対応インバータと、前記高キャリア非対応インバータよりもキャリア信号の上限周波数が高いn台(nは整数)の高キャリア対応インバータとを有し、前記m台の高キャリア非対応インバータと前記n台の高キャリア対応インバータとが共通の電動機を駆動することを特徴とする電動機の駆動装置。
  2. 前記高キャリア非対応インバータは、前記高キャリア対応インバータに比べて大きな電流容量を有することを特徴とする請求項1に記載の電動機の駆動装置。
  3. 前記電動機の回転速度が閾値未満の低速域において前記高キャリア非対応インバータおよび前記高キャリア対応インバータの両方に出力を行わせ、前記電動機の回転速度が閾値以上の高速域において前記高キャリア対応インバータのみに出力を行わせることを特徴とする請求項1または2に記載の電動機の駆動装置。
  4. 前記電動機の回転速度が閾値未満の低速域において前記高キャリア非対応インバータのみに出力を行わせ、前記電動機の回転速度が閾値以上の高速域において前記高キャリア対応インバータのみに出力を行わせることを特徴とする請求項1または2に記載の電動機の駆動装置。
  5. 前記電動機は一系統の電機子巻線を有し、前記m台の高キャリア非対応インバータと前記n台の高キャリア対応インバータの各出力端子を前記一系統の電機子巻線に接続したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の請求項に記載の電動機の駆動装置。
  6. 前記電動機は一系統の電機子巻線を有し、前記m台の高キャリア非対応インバータと前記n台の高キャリア対応インバータの各出力端子を各々リアクトルを介して前記一系統の電機子巻線に接続したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の請求項に記載の電動機の駆動装置。
  7. 前記電動機は、m+n系統の電機子巻線を有し、前記m台の高キャリア非対応インバータと前記n台の高キャリア対応インバータの各出力端子を前記m+n系統の電機子巻線に各々接続したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の請求項に記載の電動機の駆動装置。
  8. 前記電動機は、m+n系統の電機子巻線を有し、前記n台の高キャリア対応インバータの各出力端子を前記m+n系統の電機子巻線のうちのn系統の電機子巻線に接続し、前記m台の高キャリア非対応インバータの各出力端子をON/OFF切り換えが可能なスイッチ手段を介して前記m+n系統の電機子巻線のうちのm系統の電機子巻線に接続したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の請求項の電動機の駆動装置。
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