JP2016077052A - 磁石レス回転電機及び回転電機制御システム - Google Patents

磁石レス回転電機及び回転電機制御システム Download PDF

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英一 五十嵐
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Abstract

【課題】磁石レス回転電機及びこれを含む回転電機駆動システムにおいて、出力改善と、トルク−回転数特性における広範囲での効率的運転とを可能とすることである。
【解決手段】磁石レス回転電機10は、環状ロータ12の外周側と内周側のそれぞれにロータコイルを巻回されたロータ突極を設け、環状ロータ12の外周側に外側ステータ14、内周側に内側ステータ16が配置され、ロータコイルに流れる誘導電流の方向を決める2つの整流素子を含んで構成される。これにより、環状ロータ12は外側ステータ14の間と内側ステータ16との間でそれぞれトルクを発生させる。また、環状ロータ12における外側突極22の総数と内側突極26の総数を異ならせ、外側ステータを用いるときの外側回転電機部13の特性と、内側ステータを用いるときの内側回転電機部15の特性とを異ならせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁石レス回転電機及び回転電機制御システムに係り、特に、環状ロータの外周側に外側ステータ、内周側に内側ロータを有するダブルステータ型の磁石レス回転電機と、ダブルステータ型の磁石レス回転電機の駆動制御を行う回転電機制御システムに関する。
永久磁石を用いないロータを備える磁石レス回転電機としては、ロータにロータコイルを巻回されたロータ突極を設け、ステータからの界磁によってロータコイルに誘導電流を発生させ、この誘導電流でロータ突極を磁化させる構成が知られている。
特許文献1には、モータとして、ステータによって形成される磁界内に配置され、その磁界により回転されるロータを備え、ロータの突極にはステータとのギャップ近傍に配置される誘導コイルと、これとは別体でステータから遠くに配置されるコモンコイルとを有する構成が開示されている。
本発明に関連する技術として、特許文献2には、環状のロータに周方向に着磁した永久磁石を配置し、ロータの内側に内側ステータ、ロータの外側に外側ステータを設け、内外両ステータはそれぞれY結線された三相コイルを有するダブルステータ型モータが開示されている。ここでは、内側ステータの磁極数と外側ステータの磁極数は同じで、ロータに配置された永久磁石が、内側ステータと外側ステータの双方に向けて、並列に磁束を供給している。
特開2010−279165号公報 特開2011−244643号公報
回転電機について、低コスト化と共に、トルク−回転数特性における運転可能領域の拡大が望まれる。磁石レス回転電機は高価な磁石材を用いない利点があるが、一方で、ロータコイルによる銅損が生じ、また、誘導電流によって磁化される磁極の特性が永久磁石ほど強力ではないことから、さらなる出力改善が望まれる。さらに、回転電機として、トルク−回転数特性における広範囲での効率的運転を可能にすることが望まれる。
本発明の目的は、さらなる出力改善と、トルク−回転数特性における広範囲での効率的運転とを可能とする磁石レス回転電機を提供することである。
本発明に係る磁石レス回転電機は、環状のロータヨーク部、ロータヨーク部の外周側に沿って設けられる複数の外側突極、複数の外側突極のそれぞれに巻回される複数の外側ロータコイル、ロータヨーク部の内周側に沿って設けられる内側突極、及び複数の内側突極のそれぞれに巻回される複数の内側ロータコイルを有する環状ロータと、環状ロータの外周側に向かい合って配置される外側励磁コイルを有する外側ステータと、環状ヨークの内周側に向かい合って配置される内側励磁コイルを有する内側ステータと、を備え、環状ロータは、複数の外側突極と複数の内側突極のそれぞれにおいて、隣接する突極の一方側突極に一方側コイルが巻回され、隣接する突極の他方側突極に他方側コイルが巻回され、一方側コイルに誘起される誘起電流によって磁化される一方側突極に磁極の向きを一方側とする一方側整流素子と、他方側コイルに誘起される誘起電流によって磁化される他方側突極の磁極の向きを一方側突極の磁極の向きと反対側とする他方側整流素子と、を有し、外側突極の総数と内側突極の総数が異なることを特徴とする。
本発明に係る磁石レス回転電機において、外側突極の総数は、内側突極の総数よりも多いことが好ましい。
本発明に係る回転電機制御システムは、環状ロータに対し外周側に配置される外側ステータと内周側に配置される内側ステータとを含む回転電機と、駆動制御装置と、を備え、回転電機は、環状のロータヨーク部、ロータヨーク部の外周側に沿って設けられる複数の外側突極、複数の外側突極のそれぞれに巻回される複数の外側ロータコイル、ロータヨーク部の内周側に沿って設けられる内側突極、及び複数の内側突極のそれぞれに巻回される複数の内側ロータコイルを有し、外側突極の総数と内側突極の総数が異なる環状ロータと、環状ロータの外側ロータコイルに流れる電流の方向がロータヨーク部の外周方向に沿って隣接する2つの外側ロータコイルの間で互いに逆方向とする外側整流素子と、環状ロータの内側ロータコイルに流れる電流の方向がロータヨーク部の内周方向に沿って隣接する2つの内側ロータコイルの間で互いに逆方向とする内側整流素子と、環状ロータの外周側に向かい合って配置される外側励磁コイルを有する外側ステータと、環状ヨークの内周側に向かい合って配置される内側励磁コイルを有する内側ステータと、を有し、駆動制御装置は、外側ステータの外側励磁コイルを駆動する外側駆動回路のみを駆動する外側駆動モードと、内側ステータの内側励磁コイルを駆動する内側駆動回路のみを駆動する内側駆動モードと、外側駆動回路と内側駆動回路を共に駆動する両側駆動モードとの間で駆動モードを切り替える駆動モード設定部を有することを特徴とする。
本発明に係る回転電機制御システムにおいて、環状ロータは、内側突極の総数よりも多い総数の外側突極を有し、制御装置は、回転電機に対し低回転数の運転が要求されるときに駆動モードを外側駆動モードとし、回転電機に対し中回転数から高回転数の運転が要求されるときに駆動モードを内側駆動モードとし、回転電機に対し広い回転数の範囲で高トルクの運転が要求されるときに駆動モードを両側駆動モードとすることが好ましい。
上記構成の磁石レス回転電機は、環状ロータの外周側と内周側のそれぞれにロータコイルを巻回されたロータ突極を設け、環状ロータの外周側に外側ステータ、内周側に内側ステータが配置される。これにより、環状ロータは外側ステータの間と内側ステータとの間でそれぞれトルクを発生させるので、磁石レス回転電機の出力が改善される。また、外側突極の総数と内側突極の総数が異なるので、外側ステータを用いるときの回転電機の特性と、内側ステータを用いるときの回転電機の特性とを異なるものとでき、これらの組み合わせによって、回転電機として広範囲での運転が可能となる。
また、磁石レス回転電機において、外側ステータと内側ステータでは周方向長さが前者の方が長いので、前者の方が突極数を増やしやすい。外側ステータの突極数を内側ステータの突極数より多くすることで、外側ステータ側の方が低回転数・高トルクの運転に向いており、内側ステータ側の方が高回転数の運転に向いている。外側ステータ側と内側ステータ側を共に駆動すると、広い回転数領域で高トルクの運転ができる。そこで、回転電機の運転が低回転数域では外側ステータ側を駆動し、中回転数から高回転数域では内側ステータ側を駆動し、広い回転数領域で高トルクが必要なときは、外側ステータ側と内側ステータ側を共に駆動することで、回転電機の運転範囲を広くすることができる。
本発明に係る実施の形態の磁石レス回転電機の構成図である。 図1において隣接する突極のそれぞれの巻線回路の構成図である。図2(a)は巻線図であり、(b)は等価回路図である。 本発明に係る実施の形態の回転電機制御システムの構成図である。 図3における3つの駆動モードのそれぞれのトルク−回転数特性を示す図である。 図3における両側駆動モードのときの磁石レス回転電機の磁束の流れを示す図である。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき、詳細に説明する。以下では、磁石レス回転電機の環状ロータにおける外側突極の総数が内側突極の総数よりも多いものを述べるが、これは外側突極の総数と内側突極の総数が異なる例として示すもので、場合によっては、外側突極の総数を内側突極の総数よりも少なくしてもよい。以下で述べる極数、突極数等は、説明のための例示であり、磁石レス回転電機の仕様に合わせ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、磁石レス回転電機10の構成を示す図で、磁石レス回転電機10の軸方向に垂直な断面図である。以下では、磁石レス回転電機10を特に断らない限り回転電機10と呼ぶ。
回転電機10は、三相同期型回転電機で、磁極としての永久磁石を有しない。回転電機10は、環状ロータ12と、環状ロータ12の外周側に向かい合って配置される外側ステータ14と、環状ロータ12の内周側に向かい合って配置される内側ステータ16と、出力軸18を含んで構成される。外側ステータ14と内側ステータ16は図示されていないモータケースに固定され、出力軸18は、モータケースに回転可能に支持される。環状ロータ12と出力軸18は一体構造で、環状ロータ12は外側ステータ14と内側ステータ16の間の空間を回転し、そのトルクは出力軸18に出力される。
環状ロータ12と外側ステータ14とで1つの回転電機部を構成でき、環状ロータ12と内周ステータ16とでもう1つの回転電機部を構成できる。前者を外側回転電機部13、後者を内側回転電機部15と呼ぶと、回転電機10は、1台で、外側回転電機部13と内側回転電機部15の2つの回転電機部を有する。外側回転電機部13の極数は、内側回転電機部15の極数よりも多い。図1の例では、外側回転電機部13の極数は8、内側回転電機部15の極数は4である。この極数は一例であって、これ以外の極数であってもよい。
図1に、外側回転電機部13の1つの極の範囲をA−A’で示し、内側回転電機部15の1つの極の範囲をA−Bで示した。外側回転電機部13の極数=8であるので、A−A’の範囲の角度は45度であり、内側回転電機部15の極数=4であるので、A−Bの範囲の角度は90度である。
環状ロータ12は、環状のロータヨーク部20、ロータヨーク部20の外周側に沿って設けられる複数の外側突極22、複数の外側突極22のそれぞれに巻回される複数の外側ロータコイル24、ロータヨーク部20の内周側に沿って設けられる複数の内側突極26、複数の内側突極26のそれぞれに巻回される複数の内側ロータコイル28を有する。外側ロータコイル24、内側ロータコイル28は、いずれも集中巻によって、外側突極22、内側突極26に巻回される。なお、外側ロータコイル24、内側ロータコイル28には、流れる電流の方向を決める整流素子が接続されて巻線回路を構成するが、その詳細は図2で説明することにし、図1では整流素子の図示を省略した。
周方向に沿って隣接する2つの外側突極22で環状ロータ12の1つの外側磁極対を形成する。外側回転電機部13の極数が8であるので、外側突極22の総数=16である。同様に、周方向に沿って隣接する2つの内側突極26で環状ロータ12の1つの内側磁極対を形成する。内側回転電機部15の極数が4であるので、内側突極26の総数=8である。
外側ステータ14は、環状の外側ステータヨーク部30の内周側に沿って設けられる複数の外側ステータ突極32と、複数の外側ステータ突極32のそれぞれに巻回される複数の外側励磁コイル34を有する。複数の外側ステータ突極32は環状ロータ12の外側突極22に向かい合って配置される。
複数の外側励磁コイル34は、U相巻線コイル、V相巻線コイル、W相巻線コイルで構成される。1つの極の範囲であるA−A’の範囲に、3つの外側ステータ突極32が配置される。1つの極の範囲の3つの外側ステータ突極32は、U相巻線コイルが巻回されるU相突極とV相巻線コイルが巻回されるV相突極とW相巻線コイルが巻回されるW相突極である。図1のA−A’の範囲の3つの外側ステータ突極32に、U相、V相、W相の位置を示した。したがって、外側ステータ突極32の総数は、環状ロータ12の外側突極22の総数の(3/2)倍で、24個である。U相巻線コイル、V相巻線コイル、W相巻線コイルは、いずれも分布巻によって、U相突極、V相突極、W相突極に巻回される。
内側ステータ16は、環状の内側ステータヨーク部40の外周側に沿って設けられる複数の内側ステータ突極42と、複数の内側ステータ突極42のそれぞれに巻回される複数の内側励磁コイル44を有する。複数の内側ステータ突極42は環状ロータ12の内側突極26に向かい合って配置される。
複数の内側励磁コイル44は、U相巻線コイル、V相巻線コイル、W相巻線コイルで構成される。1つの極の範囲であるA−Bの範囲に、3つの内側ステータ突極42が配置される。1つの極の範囲の3つの内側ステータ突極42は、U相巻線コイルが巻回されるU相突極とV相巻線コイルが巻回されるV相突極とW相巻線コイルが巻回されるW相突極である。図1のA−Bの範囲の3つの内側ステータ突極42に、U相、V相、W相の位置を示した。したがって、内側ステータ突極42の総数は、環状ロータ12の内側突極26の総数の(3/2)倍で、12個である。U相巻線コイル、V相巻線コイル、W相巻線コイルは、いずれも分布巻によって、U相突極、V相突極、W相突極に巻回される。
環状ロータ12の外側突極22に巻回される外側ロータコイル24には、外側ステータ14の外側励磁コイル34によって形成される界磁を受けて、誘導電流が生じる。この誘導電流によって外側突極22が磁化され、磁極が形成される。形成された磁極と外側ステータ14からの界磁との協働によって、環状ロータ12は回転してトルクを発生する。同様に、環状ロータ12の内側突極26に巻回される内側ロータコイル28には、内側ステータ16の内側励磁コイル44によって形成される界磁を受けて、誘導電流が生じる。この誘導電流によって内側突極26が磁化され、磁極が形成される。形成された磁極と内側ステータ16からの界磁との協働によって、環状ロータ12は回転してトルクを発生する。
このようにして、環状ロータ12には永久磁石が配置されないが、トルクが発生する。これが磁石レス回転電機10のトルク発生原理である。
図2は、突極に関する巻線回路を示す図である。図2(a)は巻線図、(b)は等価回路図である。ここでは、図1のCで示した隣接する2つの外側突極22についての巻線回路を示す。隣接する2つの内側突極26についても同様の巻線回路となる。隣接する2つの外側突極22を区別するため、一方側を外側突極22とし、他方側を外側突極23とする。2つの隣接する突極にそれぞれ巻回される外側ロータコイル24を区別するため、外側突極22に巻回される一方側のコイルを外側ロータコイル24とし、外側突極23に巻回される他方側のコイルを外側ロータコイル25とする。
外側突極22に関する巻線回路50は、外側ロータコイル24と、一方側の整流素子52とが直列接続されて構成される。整流素子52は、外側励磁コイル34によって形成される界磁を受けて外側ロータコイル24に流れる誘導電流ID1の流れる方向を一方側方向に整流するダイオードである。同様に、外側突極23に関する巻線回路51は、外側ロータコイル25と、他方側の整流素子53とが直列接続されて構成される。整流素子53は、外側励磁コイル34によって形成される界磁を受けて外側ロータコイル25に流れる誘導電流ID2の流れる方向を他方側方向に整流するダイオードである。
図2(a)に示すように、外側突極22,23に巻回されるコイルの巻き方は同じで、整流素子であるダイオードの接続方向が互いに逆方向であることが相違する。これは、コイルに流れる誘導電流によって磁化される突極の磁極の向きが1つの磁極を構成する2つの突極の間で互いに逆方向とするためである。図2(a)の例では、外側突極22は先端側がN極、根元側がS極であり、これに隣接する外側突極23は先端側がS極、根元側がN極である。
このように、巻線回路50と巻線回路51では、整流素子であるダイオードの接続方向が互いに逆であることのみが相違点であるので、巻線回路50に代表させてコイルと整流素子の接続関係を述べる。
外側突極22に巻回される外側ロータコイル24には整流素子52が直列接続される。外側ロータコイル24の両端子のうち、外側突極22の先端側の端子は整流素子52のアノードに接続され、外側突極22の根元側の端子は整流素子52のカソードに接続される。したがって、外側ロータコイル24には、外側突極22の根元側から先端側に向かって螺旋状に誘導電流ID1が流れ、これによって、外側突極22の先端側がN極、根元側がS極となるように磁化される。
図3は、ダブルステータ型の磁石レス回転電機10の動作を制御する回転電機制御システム60の構成図である。回転電機制御システム60は、回転電機10を走行駆動源とする車両に搭載される。車両は、回転電機10とエンジンを走行駆動源とするハイブリッド車両である。エンジンを搭載しない電気自動車であってもよい。回転電機制御システム60は、回転電機10と、回転電機10に接続される駆動回路部62と、駆動回路部62の動作を制御する駆動制御装置70を含んで構成される。運転指令80は、回転電機10の運転に関する指令信号で、車両の運転者のアクセルペダルやブレーキ等の操作によって指示される運転要求や、車両の運転状況に応じて、車両の統括制御装置から駆動制御装置70に伝送される。
駆動回路部62は、電源64と、外側回転電機部13用の外側インバータ回路66と、内側回転電機部15用の内側インバータ回路68を含んで構成される。外側インバータ回路66と内側インバータ回路68は共に三相インバータ回路で、複数のスイッチング素子と各スイッチング素子に逆接続される複数のダイオードを含んで構成される。外側インバータ回路66と内側インバータ回路68は、電源64を共通にし、互いに並列関係で接続される直流交流変換回路である。
外側インバータ回路66は、外側回転電機部13を駆動するU相駆動信号、V相駆動信号、W相駆動信号が3本の動力線を用いて出力される。同様に内側インバータ回路68は、内側回転電機部15を駆動するU相駆動信号、V相駆動信号、W相駆動信号が3本の動力線を用いて出力される。
図3の回転電機10における外側励磁コイル群36は、外側回転電機部13の外側励磁コイル34におけるU相巻線コイルとV相巻線コイルとW相巻線コイルをY結線したものである。図1に示すように、外側励磁コイル34のU相巻線コイル、V相巻線コイル、W相巻線コイルは、それぞれ極数分の8個ある。8個のU相巻線コイルは互いに直列接続され、一方端子がU相端子となって外側インバータ回路66のU相駆動信号が出力されるU相動力線に接続され、他方端子は中立線接続端子となる。同様に、8個のV相巻線コイルは互いに直列接続され、一方端子がV相端子となって外側インバータ回路66のV相駆動信号が出力されるV相動力線に接続され、他方端子は中立線接続端子となる。また、8個のW相巻線コイルは互いに直列接続され、一方端子がW相端子となって外側インバータ回路66のW相駆動信号が出力されるW相動力線に接続され、他方端子は中立線接続端子となる。3つの中立線接続端子は互いに接続されて中性点Nを形成する。
同様に、内側励磁コイル群46は、内側回転電機部15の内側励磁コイル44におけるU相巻線コイルとV相巻線コイルとW相巻線コイルをY結線したものである。内側励磁コイル44のU相巻線コイル、V相巻線コイル、W相巻線コイルは、それぞれ極数分の4個ある。4個のU相巻線コイルは互いに直列接続され、一方端子がU相端子となって内側インバータ回路68のU相駆動信号が出力されるU相動力線に接続され、他方端子は中立線接続端子となる。同様に、4個のV相巻線コイルは互いに直列接続され、一方端子がV相端子となって内側インバータ回路68のV相駆動信号が出力されるV相動力線に接続され、他方端子は中立線接続端子となる。また、4個のW相巻線コイルは互いに直列接続され、一方端子がW相端子となって内側インバータ回路68のW相駆動信号が出力されるW相動力線に接続され、他方端子は中立線接続端子となる。3つの中立線接続端子は互いに接続されて中性点Nを形成する。
このように、外側インバータ回路66は、外側励磁コイル群36を駆動する外側駆動回路であり、内側インバータ回路68は、内側励磁コイル群46を駆動する内側駆動回路である。
駆動制御装置70は、駆動回路部62の動作制御を通して、回転電機10の動作を制御する制御装置である。かかる駆動制御装置70は、車両搭載に適したコンピュータで構成される。駆動制御装置70を車両の統括制御装置の一部として構成してもよい。
駆動制御装置70は、特に、外側回転電機部13と内側回転電機部15の駆動制御を組み合わせた3つの駆動モードを、運転指令80の内容に従って切り替える駆動モード設定部72を有する。3つの駆動モードの1つ目は、外側励磁コイル群36を駆動する外側インバータ回路66のみを駆動する外側駆動モード74である。2つ目は、内側励磁コイル群46を駆動する内側インバータ回路68のみを駆動する内側駆動モード76である。3つ目は、外側インバータ回路66と内側インバータ回路68を共に駆動する両側駆動モード78である。
図4は、それぞれの駆動モードにおける回転電機10のトルク−回転数特性と、最適効率の領域を示す図である。回転電機10のトルク−回転数特性とは、回転電機10の運転可能領域を示すもので、トルク−回転数特性線と、トルク=0の線と、回転数=0の線で囲まれた領域内のトルクと回転数の組み合わせで運転できる。最適効率の領域とは、その運転可能領域の中で、損失等が最も少なく運転効率が高い領域である。
図4(a)は、外側駆動モード74におけるトルク−回転数特性82とその最適効率領域83を示す図であり、(b)は、内側駆動モード76におけるトルク−回転数特性84とその最適効率領域85を示す図であり、(c)は、両側駆動モード78におけるトルク−回転数特性86とその最適効率領域87を示す図である。
外側駆動モード74においては、外側回転電機部13の外側ステータ14における周方向長さが内側ステータ16の周方向長さよりも長く、また外側回転電機部13の極数も内側回転電機部15の極数よりも多いので、回転数が上がりにくいがトルクを出しやすい。このことから、トルク−回転数特性82は、低回転数における最大トルクが高く、最大回転数が低めに抑えられる特性となる。動作の最適効率領域83は、低回転数で高トルクの領域となる。
内側駆動モード76においては、内側回転電機部15の内側ステータ16における周方向長さが外側ステータ14の周方向長さよりも短く、また内側回転電機部15の極数も外側回転電機部13の極数よりも少ないので、回転数を上げやすいがトルクがやや出しにくい。このことから、トルク−回転数特性84は、低回転数における最大トルクが低く、最大回転数が高回転数側に延びる特性となる。動作の最適効率領域85は、中回転数から高回転数で低めのトルクの領域となる。
両側駆動モード78は、内側駆動モード76に外側駆動モード74が加算された特性となる。このことから、トルク−回転数特性86は、低回転数から高回転数まで最大トルクが延びる特性となる。動作の最適効率領域87は、広い回転数に渡って、最大トルクが高い領域となる。
駆動制御装置70の駆動モード設定部72は、運転指令80の内容に従って、外側駆動モード74、内側駆動モード76、両側駆動モード78のいずれか1を選択する。一例を上げると、運転指令80の内容が、回転電機10に対し低回転数の運転が要求されるときには、駆動モードを外側駆動モード74とする。運転指令80の内容が、回転電機10に対し中回転数から高回転数の運転が要求されるときには、駆動モードを内側駆動モード76とする。運転指令80の内容が、回転電機10に対し広い回転数の範囲で高トルクの運転が要求されるときには、駆動モードを両側駆動モード78とする。
このように、回転電機が低回転数域では外側ステータ側を駆動し、中回転数から高回転数域では内側ステータ側を駆動し、広い回転数領域で高トルクが必要なときは、外側ステータ側と内側ステータ側を共に駆動することで、回転電機の運転範囲を広くすることができる。
外側駆動モード74で回転電機10が駆動されるときは、環状ロータ12の外側突極22に巻回される外側ロータコイル24に誘導電流が生じて外側突極22が磁化され、磁極が形成され、この形成された磁極と外側ステータ14からの界磁との協働によって、回転電機10は、回転してトルクを発生する。このとき、環状ロータ12のロータヨーク部20、外側突極22、外側ステータ突極32、外側ステータヨーク部30の間に磁束が流れる。この磁束の流れ方は、従来技術の磁石レス回転電機が動作するときと同じである。
同様に、内側駆動モード76で回転電機10が駆動されるときは、環状ロータ12のロータヨーク部20、内側突極26、内側ステータ突極42、内側ステータヨーク部40の間に磁束が流れるが、この磁束の流れ方も、従来技術の磁石レス回転電機が動作するときと同じである。
両側駆動モード78で回転電機10が駆動されるときの磁束の流れ方は、やや複雑である。図5は、両側駆動モード78のときの磁束の流れ方を示す図である。この例では、環状ロータ12の外側突極22の総数は内側突極26の総数の2倍であり、ロータヨーク部20の周方向に沿って外側突極22の位置は、1つおきに内側突極26の位置と同じになる。図5において、3つ示される内側突極26について、ロータヨーク部20の周方向に沿って左側から右側に向かって、(1)から(3)の符号を付した。内側突極26先端側の極性は、(1)がN、(2)がS、(3)がNである。同様に、図5において、5つ示される外側突極22について、ロータヨーク部20の周方向に沿って左側から右側に向かって、(1)から(5)の符号を付した。外側突極22の先端側の極性は、(1)がS、(2)がN、(3)がS、(4)がN、(5)がSである。
図5において、(1)の内側突極26と(1)の外側突極22のロータヨーク部20の周方向に沿った位置は一致し、そのときの外側突極22の磁極の極性と内側突極26の磁極の極性は、外径側から内径側に向かってS−N−S−Nとなり、磁束は、外側ステータ14の側から(1)の外側突極22と(1)の内側突極26を通って、内側ステータ16に流れる。
内側ステータ16に流れ込んだ磁束は、内側ステータヨーク部40を通り、(2)の内側突極26に流れ込む。図5において、(2)の内側突極26と(3)の外側突極22のロータヨーク部20の周方向に沿った位置も一致するが、そのときの(3)の外側突極22の先端側の極性はNであり、(2)の内側突極26の先端側の極性もNである。したがって、内側ステータ16側から(2)の内側突極26に流れ込んだ磁束は、(3)の外側突極22に流れず、(2)の外側突極22と(4)の外側突極22に向かって分かれて流れる。(2)の外側突極22に流れ込んだ磁束は、外側ステータ14の外側ステータヨーク部30に流れ込む。外側ステータヨーク部30に流れ込んだ磁束は、外側ステータヨーク部30を経て、再び(1)の外側突極22に流れる。このようにして、外側ステータ14側から内側ステータ側16を経由して再び外側ステータ14側に磁束が流れるループが形成される。
これと共に、(3)の外側突極22には外側ステータ14側から磁束が流れ込むが、その磁束も(2)の内側突極26に流れ込むことができず、(2)の外側突極22と(4)の外側突極22に向かって分かれて流れる。(2)の外側突極22に流れ込んだ磁束は、外側ステータ14の外側ステータヨーク部30に流れ込む。外側ステータヨーク部30に流れ込んだ磁束は、外側ステータヨーク部30を経て、再び(3)の外側突極22に流れる。このようにして、外側ステータ14側から環状ロータ12を経由して再び外側ステータ14側に磁束が流れるループが形成される。
両側駆動モード78においては、このようにして形成された2つの磁束のループによって環状ロータ12が図5において白抜き矢印で示した方向に回転し、回転電機10は、図4(c)に示すトルク−回転数特性86で示される最適効率領域87の中で運転される。
上記構成の回転電機10によれば、最大トルクは、外側ステータ14、内側ステータ16を共に駆動したときで、外側ステータ14による最大トルクと内側ステータ16の最大トルクを加算した値となり、最大トルクが上昇する。したがって、上昇したトルクを従来の定格値で維持するようにすると、最大電流を低減できるので、ロータコイルの銅損を低減できる。このように、回転電機10の出力を向上させることができる。また、回転電機10の体格を小型化できる。
また、回転電機10の環状ロータにおける外側突極の総数と内側突極の総数を異ならせているので、外側回転電機部の特性と内側回転電機部の特性を異なったものに設定でき、この組み合わせによって、回転電機10の運転領域を広げることができる。さらに、外側突極の総数を内側突極の総数より多くすることで、低回転数領域では外側回転電機部を駆動させ、中回転数から高回転数の領域では内側回転電機部を駆動させ、広い回転数領域で高トルクが必要なときは外側回転電機部と内側回転電機部の両方を駆動させるものとでき、広い回転電機運転領域を得ることができる。
また、内側回転電機部15のステータ極数とロータ極数を少なくするので、コイルスペースが広く取れ、内側回転電機部15において低損失かつ高い電磁力を発生させることができる。
また、高回転数領域では内側回転電機部15を駆動させるので、磁極数を少なくでき、かつロータ巻線による起磁力を制御できる。例えば、ロータ巻線の起磁力を低く抑える制御を行うことで、磁石で磁極を形成する回転電機に比べ、高回転数下における弱め界磁電流を低減でき、効率を改善できる。
なお、永久磁石をロータ磁極に用いるダブルステータ型の回転電機においては、特許文献2に示されるように、外側ステータの極数と内側ステータの極数を同じとし、1つの永久磁石からの磁束を外側ステータ側と内側ステータ側に並列に供給する。これを発展させて外側ステータの極数と内側ステータの極数を異ならせようとして、例えば、外側ステータ用の永久磁石の総数と内側ステータ用の永久磁石の総数を異ならせると、1つの環状ロータにおける永久磁石の配置等が複雑になる。磁石レス回転電機によれば、永久磁石を用いないので、図1に示すように簡単な構成とできる。
10 (磁石レス)回転電機、12 環状ロータ、13 外側回転電機部、14 外側ステータ、15 内側回転電機部、16 内側ステータ、18 出力軸、20 ロータヨーク部、22,23 外側突極、24,25 外側ロータコイル、26 内側突極、28 内側ロータコイル、30 外側ステータヨーク部、32 外側ステータ突極、34 外側励磁コイル、36 外側励磁コイル群、40 内側ステータヨーク部、42 内側ステータ突極、44 内側励磁コイル、46 内側励磁コイル群、50,51 巻線回路、52,53 整流素子、60 回転電機制御システム、62 駆動回路部、64 電源、66 外側インバータ回路、68 内側インバータ回路、70 駆動制御装置、72 駆動モード設定部、74 外側駆動モード、76 内側駆動モード、78 両側駆動モード、80 運転指令、82,84,86 トルク−回転数特性、83,85,87 最適効率領域。

Claims (4)

  1. 環状のロータヨーク部、ロータヨーク部の外周側に沿って設けられる複数の外側突極、複数の外側突極のそれぞれに巻回される複数の外側ロータコイル、ロータヨーク部の内周側に沿って設けられる内側突極、及び複数の内側突極のそれぞれに巻回される複数の内側ロータコイルを有する環状ロータと、
    環状ロータの外周側に向かい合って配置される外側励磁コイルを有する外側ステータと、
    環状ヨークの内周側に向かい合って配置される内側励磁コイルを有する内側ステータと、
    を備え、
    環状ロータは、
    複数の外側突極と複数の内側突極のそれぞれにおいて、
    隣接する突極の一方側突極に一方側コイルが巻回され、
    隣接する突極の他方側突極に他方側コイルが巻回され、
    一方側コイルに誘起される誘起電流によって磁化される磁極の向きを一方側とする一方側整流素子と、
    他方側コイルに誘起される誘起電流によって磁化される他方側突極の磁極の向きを一方側突極の磁極の向きと反対側とする他方側整流素子と、
    を有し、
    外側突極の総数と内側突極の総数が異なることを特徴とする磁石レス回転電機。
  2. 請求項1に記載の磁石レス回転電機において、
    外側突極の総数は、内側突極の総数よりも多いことを特徴とする磁石レス回転電機。
  3. 環状ロータに対し外周側に配置される外側ステータと内周側に配置される内側ステータとを含む回転電機と、
    駆動制御装置と、
    を備え、
    回転電機は、
    環状のロータヨーク部、ロータヨーク部の外周側に沿って設けられる複数の外側突極、複数の外側突極のそれぞれに巻回される複数の外側ロータコイル、ロータヨーク部の内周側に沿って設けられる内側突極、及び複数の内側突極のそれぞれに巻回される複数の内側ロータコイルを有し、外側突極の総数と内側突極の総数が異なる環状ロータと、
    環状ロータの外側ロータコイルに流れる電流の方向がロータヨーク部の外周方向に沿って隣接する2つの外側ロータコイルの間で互いに逆方向とする外側整流素子と、
    環状ロータの内側ロータコイルに流れる電流の方向がロータヨーク部の内周方向に沿って隣接する2つの内側ロータコイルの間で互いに逆方向とする内側整流素子と、
    環状ロータの外周側に向かい合って配置される外側励磁コイルを有する外側ステータと、
    環状ヨークの内周側に向かい合って配置される内側励磁コイルを有する内側ステータと、
    を有し、
    駆動制御装置は、
    外側ステータの外側励磁コイルを駆動する外側駆動回路のみを駆動する外側駆動モードと、
    内側ステータの内側励磁コイルを駆動する内側駆動回路のみを駆動する内側駆動モードと、
    外側駆動回路と内側駆動回路を共に駆動する両側駆動モードとの間で駆動モードを切り替える駆動モード設定部を有することを特徴とする回転電機制御システム。
  4. 請求項3に記載の回転電機制御システムにおいて、
    環状ロータは、内側突極の総数よりも多い総数の外側突極を有し、
    制御装置は、
    回転電機に対し低回転数の運転が要求されるときに駆動モードを外側駆動モードとし、
    回転電機に対し中回転数から高回転数の運転が要求されるときに駆動モードを内側駆動モードとし、
    回転電機に対し広い回転数の範囲で高トルクの運転が要求されるときに駆動モードを両側駆動モードとすることを特徴とする回転電機制御システム。
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