JP2016010294A - モータ - Google Patents

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一也 北地
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Jun Nagasawa
純 長澤
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Keizo Furukawa
敬三 古川
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Abstract

【課題】モータの駆動時におけるシャフトの湾曲を抑制し、モータの重量化を抑制しつつ、磁気センサによるロータマグネットの位置検出精度を向上する。【解決手段】モータ1Aは、シャフト31Aとロータ32Aとを有する回転部3Aと、ステータ23Aと磁気センサ241Aとを有する静止部2Aとを有する。磁気センサ241Aは、ロータ32Aの上方に位置し、ロータ32Aの回転位置を検出する。ロータ32Aは、筒状の積層鋼板であるロータコア321Aと、上端面がロータコア321Aよりも上側に位置するロータマグネット322Aと、ロータコア321Aの上側かつロータマグネット322Aの径方向内側に位置する強磁性体のロータホルダ323Aと、を有する。ロータコア321Aおよびロータホルダ323Aの外側円筒部61Aは、ロータマグネット322Aと接触または間隙を介して対向する。【選択図】図1

Description

本発明は、モータに関する。
電機子の径方向内側に回転シャフトおよびロータマグネットを有する、いわゆるインナーロータ型のモータでは、回転速度が高くなるにつれ、シャフトの湾曲が生じやすくなる。シャフトの湾曲が生じると、モータ全体の振動や騒音の原因となる。近年、モータの高速回転化に伴い、シャフトの湾曲を抑制することが求められている。従来のインナーロータ型のモータについては、例えば、特開2013−99094号公報に記載されている。
特開2013−99094号公報
特開2013−99094号公報に記載のモータでは、シャフトとロータマグネットとが、スリーブとロータヨークとを介して固定されている(段落0019、図1)。シャフトは、スリーブおよびロータヨークと、それぞれ軸方向の1箇所で固定されている。このような構成では、シャフト周辺の剛性を向上できず、モータの駆動時におけるシャフトの湾曲を抑制するのが困難である。
シャフトの湾曲を抑制するためには、シャフトの周囲にロータコアを配置することが有効である。
一方、特開2013−99094号公報に記載のモータでは、ロータマグネットがステータコアよりも回路基板側に突出している(図1)。回路基板がロータマグネットの位置を検出するための磁気センサを有している場合、磁気センサによるロータマグネットの位置検出精度を一定以上に保つ必要がある。そのため、特開2013−99094号公報に記載のモータのように、回路基板とロータマグネットとの距離を短くするなどの工夫をする。
しかしながら、このような場合、モータのトルク性能に関わらない回路基板側の端部までロータコアを配置すると、モータが重量化し、かえってモータのトルク性能が低下してしまう。
そこで、本発明の目的は、インナーロータ型のモータにおいて、モータの駆動時におけるシャフトの湾曲を抑制し、かつ、モータの重量化を抑制しつつ、磁気センサによるロータマグネットの位置検出精度を向上できる技術を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、静止部と、上下に延びる回転軸周りに回転する回転部と、を有し、前記回転部は、前記回転軸に沿って延びるシャフトと、前記シャフトとともに回転するロータと、を有し、前記静止部は、前記ロータの径方向外側に位置するステータと、前記ロータの上方に位置し、前記ロータの回転位置を検出する磁気センサと、を有し、前記ロータは、強磁性体であり、前記シャフトに固定された筒状のロータコアと、前記ロータコアの径方向外側かつ前記磁気センサの下方に位置し、前記ロータコアと接触または第1間隙を介して対向し、その上端面が前記ロータコアの上端面よりも上側に位置するロータマグネットと、強磁性体であり、前記ロータコアの上側かつ前記ロータマグネットの径方向内側に位置する少なくとも1つのロータホルダと、を有し、前記ロータコアは、複数の鋼板が軸方向に積層された積層鋼板であり、前記ロータホルダは、前記ロータマグネットと接触または第2間隙を介して対向する外側円筒部を有する、モータである。
本願の例示的な第1発明によれば、モータの駆動時におけるシャフトの湾曲を抑制し、かつ、モータの重量化を抑制しつつ、磁気センサによるロータマグネットの位置検出精度を向上できる。
図1は、第1実施形態に係るモータの断面図である。 図2は、第2実施形態に係るモータの断面図である。 図3は、第2実施形態に係る回転部の分解斜視図である。 図4は、第2実施形態に係るモータの部分断面図である。 図5は、変形例に係るモータの部分断面図である。 図6は、変形例に係るモータの部分断面図である。 図7は、変形例に係るモータの部分断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、本願では、モータの回転軸と平行な方向を「軸方向」、モータの回転軸に直交する方向を「径方向」、モータの回転軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。また、本願では、軸方向を上下方向とし、ロータに対して磁気センサ側を「上」として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、これは、あくまで説明の便宜のために上下を定義したものであって、本発明に係るモータの使用時の向きを限定するものではない。
<1.第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態に係るモータ1Aについて、図1を参照しつつ説明する。図1は、モータ1Aの断面図である。図1に示すように、モータ1Aは静止部2Aと、回転部3Aとを有する。
静止部2Aは、ステータ23Aと、磁気センサ241Aとを有する。ステータ23Aは、回転部3Aの後述するロータ32Aの径方向外側に位置する、電機子である。磁気センサ241Aは、後述するロータ32Aの上方に位置し、ロータ32Aの回転位置を検出する。具体的には、磁気センサ241Aは、後述するロータマグネット322Aの上方に位置する。そして、磁気センサ241Aは、ロータマグネット322Aから磁気センサ241Aへと向かう磁束を検出することにより、ロータマグネット322Aの位置を検出する。
回転部3Aは、静止部2Aに対して回転軸9Aを中心として回転可能に支持されている。これにより、回転部3Aは、回転軸9A周りに回転する。回転部3Aは、シャフト31Aと、ロータ32Aとを有する。
シャフト31Aは、回転軸9Aに沿って延びる、柱状の部材である。ロータ32Aは、シャフト31Aとともに回転する。ロータ32Aは、ロータコア321Aと、ロータマグネット322Aと、ロータホルダ323Aとを有する。
ロータコア321Aは、強磁性体であって、シャフト31Aに固定された筒状の部材である。具体的には、ロータコア321Aは、複数の鋼板が軸方向に積層された積層鋼板である。シャフト31Aの周囲にロータコア321Aが配置されることにより、シャフト31Aを含むロータ32Aの剛性が高まる。これにより、モータの駆動時におけるシャフト31Aの湾曲が抑制される。その結果、モータ1Aの振動および騒音の発生が抑制される。
ロータマグネット322Aは、円環状のマグネットである。ロータマグネット322Aの外周面は、ステータコア231Aの内周面と径方向に対向する。ロータマグネット322Aの外周面には、N極とS極とが、周方向に交互に着磁されている。なお、ロータマグネット322Aは、複数のマグネットにより構成されていてもよい。また、ロータマグネット322Aは、磁気センサ241Aの下方に位置する。
ロータマグネット322Aは、ロータコア321Aの径方向外側に配置される。本実施形態では、ロータマグネット322Aとロータコア321Aとは接触する。すなわち、回転軸9Aからロータマグネット322Aの内周面までの径方向の距離と、回転軸9Aからロータコア321Aの外周面までの径方向の距離とが、同一である。なお、ここでいう距離の同一とは、当該距離が略同一である場合を含むものとする。
なお、ロータマグネット322Aとロータコア321Aとは間隙を介して径方向に対向している場合、当該間隙を第1間隙と称する。このとき、第1間隙は十分狭いため、ロータコア321Aは、ロータマグネット322Aのバックヨークとして機能する。
また、ロータマグネット322Aの上端面は、ロータコア321Aの上端面よりも上側に位置する。これにより、ロータマグネット322Aと磁気センサ241Aとの軸方向の距離を短くできる。すなわち、磁気センサ241Aによるロータマグネット322Aの位置検出精度を向上できる。
ロータホルダ323Aは、ロータコア321Aの上側、かつ、ロータマグネット322Aの径方向内側に位置する。ロータホルダ323Aは、強磁性体である。また、ロータホルダ323Aは、回転軸9Aに沿って延びる略円筒形状の外側円筒部61Aを有する。外側円筒部61Aは、ロータマグネット322Aと接触してもよいし、間隙を介して径方向に対向していてもよい。なお、外側円筒部61Aとロータマグネット322Aとが間隙を介して対向している場合、当該間隙を第2間隙と称する。このとき、第2間隙は十分狭いため、外側円筒部61Aは、ロータマグネット322Aのバックヨークとして機能する。
このように、ロータコア321Aの上方において、ロータホルダ323Aがロータマグネット322Aのバックヨークの役割を果たす。したがって、ロータマグネット322Aがロータコア321Aの上端面よりも上方に突出している場合であっても、当該突出部位におけるロータマグネット322Aの磁束の減少を抑制できる。すなわち、ロータマグネット322Aから磁気センサ241Aへ向かう磁束の減少を抑制できる。これにより、磁気センサ241Aによるロータマグネット322Aの位置検出精度をさらに向上できる。
また、ロータホルダ323Aがバックヨークの役割を果たすため、ロータマグネット322Aの上端部付近までロータコア321Aを配置する必要がない。したがって、ロータコア321Aによる重量の増加を抑制できる。このように、本実施形態のモータ1Aによれば、シャフト31Aの湾曲を抑制し、かつ、モータ1Aの重量化を抑制しつつ、磁気センサ241Aによるロータマグネット322Aの位置検出精度を向上できる。
<2.第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るモータ1について、図2〜図4を参照しつつ説明する。図2は、モータ1の断面図である。図3は、回転部3の分解斜視図である。図4は、モータ1の部分断面図である。このモータ1は、例えば、送風機に用いられ、インペラを回転させるための回転動力を供給する。
図2に示すように、本実施形態のモータ1は、静止部2と、回転部3と、軸受部4とを有する。
本実施形態の静止部2は、ハウジング21、キャップ22、ステータ23、および回路基板24を有する。
ハウジング21は、ハウジング底部211と、ハウジング筒部212と、第1軸受保持部213とを有する。ハウジング底部211は、回転軸9に対して略垂直に配置される。ハウジング筒部212は、ハウジング底部211から軸方向上方へ回転軸9に沿って筒状に延びる。第1軸受保持部213は、ハウジング底部211から下方側に突出し、その内部に軸受部4の後述する下側玉軸受41の外周面が固定される。
キャップ22は、キャップ底部221と、キャップ筒部222と、第2軸受保持部223とを有する。キャップ底部221は、回転軸9に対して略垂直に配置される。キャップ筒部222は、キャップ底部221から軸方向下方へ回転軸9に沿って筒状に延びる。第2軸受保持部223は、キャップ底部221から上方側に突出し、その内部に軸受部4の後述する上側玉軸受42の外周面が固定される。
ハウジング21およびキャップ22により構成される筐体の内部には、ステータ23、回路基板24の少なくとも一部、および回転部3の後述するロータ32が収容される。ハウジング21およびキャップ22は、例えば、亜鉛めっき鋼板、SUSなどにより形成される。本実施形態のハウジング21とキャップ22とは同一の材料で形成されるが、ハウジング21とキャップ22とが異なる材料で形成されてもよい。
ステータ23は、ステータコア231、インシュレータ232、およびコイル233からなる電機子である。ステータ23は、ロータ32の径方向外側に配置される。
ステータコア231は、電磁鋼板を軸方向に積層し形成される。ステータコア231は、円環状のコアバック51と、コアバック51から径方向内側へ向けて突出した複数のティース52と、を有する。コアバック51の外周面は、ハウジング筒部212の内周面に固定されている。複数のティース52は、周方向に略等間隔に配列されている。
インシュレータ232は、ステータコア231の表面の一部を覆う、樹脂製の部材である。本実施形態のインシュレータ232は、ステータコア231の上方側端面を覆うカバー部53と、カバー部53から上方側へと突出する基板支持部54とを有する。
各ティース52の周囲には、インシュレータ232を介してコイル233が取り付けられている。コイル233は、インシュレータ232を介して各ティース52に巻かれた導線により、構成される。
回路基板24は、ステータ23のコイル233に駆動電流を供給する。本実施形態の回路基板24は、ハウジング21およびキャップ22により囲まれた空間の内部に配置される。また、回路基板24は、インシュレータ232の基板支持部54に固定されている。
回路基板24の下面には、ロータ32の上方に位置し、ロータ32の回転位置を検出する磁気センサ241が備えられている。磁気センサ241は、後述するロータマグネット322の周方向の位置を検出することにより、ロータ32の回転位置を検出する。磁気センサ241は、例えば、ホール素子により構成されている。
本実施形態では、磁気センサ241は、回転軸9を中心として60度毎に3箇所備えられている。これにより、磁気センサ241がロータマグネット322の周方向の位置を検出し、フィードバックすることにより、モータ1の駆動制御を適切に行うことができる。ロータマグネット322の位置を正確に検出するためには、ロータマグネット322の上端面と磁気センサ241との軸方向の距離がなるべく短いことが望ましい。
また、本実施形態のキャップ22のキャップ筒部222は、キャップ筒部222を径方向に貫通する切り欠き220を有する。切り欠き220内には、回路基板24と接続されるリード線242が配置される。なお、切り欠き220内には、回路基板24の一部、あるいは、コネクタが配置されてもよい。また、キャップ22は、切り欠き220に代えて、キャップ筒部222を径方向に貫通する孔を有していてもよい。このように、切り欠き220を介して回路基板24を外部の装置と電気的に接続することにより、モータ1の駆動に必要な駆動電流を回路基板24に供給することができる。
回転部3は、静止部2に対して、回転軸9を中心として回転可能に支持されている。本実施形態の回転部3は、シャフト31およびロータ32を有する。
シャフト31は、図2および図3に示すように、回転軸9に沿って延びる柱状の部材である。シャフト31の材料には、例えば、ステンレス等の金属が使用される。シャフト31は、軸受部4に支持されつつ、回転軸9を中心として回転する。シャフト31の下端部は、ハウジング21よりも下方へ突出している。シャフト31の下端部は、送風機のインペラなどの駆動対象に固定される。
シャフト31の外周面のうち、後述するロータコア321が圧入される圧入部311には、固定強度を高めるためのローレット加工が施されている。本実施形態では、圧入部311には、回転軸9に沿って延びる平目状にローレット加工が施されているが、菱形目や四角目などの綾目状や、斜目状にローレット加工が施されていてもよい。また、シャフト31には、ローレット加工が施されていなくてもよい。
ロータ32は、図2に示すように、ロータコア321と、ロータマグネット322と、第1ロータホルダ323と、第2ロータホルダ324とを有する。ロータ32は、シャフトとともに回転する。
ロータコア321は、図2および図3に示すように、電磁鋼板を軸方向に積層し円筒状に形成される。すなわち、ロータコア321は、強磁性体である。ロータコア321の内周面は、圧入によりシャフト31に固定される。ロータコア321がシャフト31の周囲を取り囲むことにより、シャフト31の剛性が高まる。これにより、モータの駆動時におけるシャフト31の湾曲が抑制される。その結果、モータ1の振動および騒音の発生が抑制される。
本実施形態では、ステータコア231の軸方向の寸法と、ロータコア321の軸方向の寸法とが、同一である。そのため、ステータコア231を構成する鋼板と、ロータコア321を構成する鋼板とを、同一の鋼板から打ち抜くことができる。具体的には、鋼板のステータコア231の径方向内側に位置する部分を用いて、ロータコア321が打ち抜かれる。これにより、ステータコア231およびロータコア321の材料費を低減できるとともに、廃棄される材料を減らすことができる。
ロータマグネット322は、回転軸9を中心とする円環状のマグネットである。ロータマグネット322は、ロータコア321の径方向外側かつ磁気センサ241の下方に位置し、シャフト31とともに回転する。
ロータマグネット322の外周面は、ステータコア231の複数のティース52の内端と、径方向に対向する。また、ロータマグネット322の外周面には、N極とS極とが、周方向に交互に着磁されている。なお、円環状のロータマグネット322に代えて、複数のマグネットが使用されてもよい。その場合、N極の磁極面とS極の磁極面とが交互に並ぶように、複数のマグネットが、周方向に配列されていればよい。
図4に示すように、ロータマグネット322の内周面は、ロータコア321と第1間隙71を介して径方向に対向する。第1間隙71は十分狭いため、ロータコア321は、ロータマグネット322のバックヨークとして機能する。これにより、ステータコア231と対向する位置において、ロータマグネット322からステータコア231へ向かう磁束を増加できる。したがって、モータ1のトルク特性を向上できる。
なお、本実施形態では、ロータコア321の外周面とロータマグネット322の内周面とが接着により固定されている。したがって、第1間隙71には、接着剤Pが充填されている。
ロータマグネット322の上端面は、ロータコア321の上端面よりも上側に位置する。これにより、ロータマグネット322と磁気センサ241との軸方向の距離を短くできる。すなわち、磁気センサ241によるロータマグネット322の位置検出精度を向上できる。
また、本実施形態では、ロータマグネット322の下端面は、ロータコア321の下端面よりも下側に位置する。また、ロータマグネット322のうち、ロータコア321の上端面よりも上側に位置する部位の軸方向の寸法と、ロータコア321の下端面よりも下側に位置する部位の軸方向の寸法とは、略同一である。これにより、ステータ23の軸方向中央に対して、ロータマグネット322から上側および下側に磁束がバランス良く生じる。
第1ロータホルダ323および第2ロータホルダ324は、鋼などの強磁性体材料により形成される。本実施形態の第1ロータホルダ323および第2ロータホルダ324は、板状の材料をプレスにより成型した、いわゆるプレス品である。これにより、第1ロータホルダ323および第2ロータホルダ324を積層鋼板などの他の構成により作製する場合と比べて、第1ロータホルダ323および第2ロータホルダ324の製造コストを低減できる。
第1ロータホルダ323は、ロータコア321の上側に位置する。第2ロータホルダ324は、ロータコア321の下側に位置する。また、第1ロータホルダ323および第2ロータホルダ324は、ロータマグネット322の径方向内側に位置する。第2ロータホルダ324は、第1ロータホルダ323と略同一形状であり、その上下方向の向きが異なる。すなわち、第1ロータホルダ323および第2ロータホルダ324を、上下対称に配置する。これにより、ステータ23の軸方向中央に対して、ロータマグネット322から上側および下側に磁束がよりバランス良く生じる。第2ロータホルダ324の形状、寸法等については、第1ロータホルダ323と同様であるため、以後説明を省略する。
第1ロータホルダ323は、外側円筒部61と、内側円筒部62と、環状板部63とを有する。外側円筒部61および内側円筒部62は、回転軸9に沿って延びる略円筒状の部位である。外側円筒部61は、ロータマグネット322の内周面に沿って配置される。
また、図4に示すように、本実施形態の外側円筒部61は、ロータマグネット322の内周面と第2間隙72を介して径方向に対向する。第2間隙72は十分狭いため、外側円筒部61は、ロータマグネット322のバックヨークとして機能する。なお、本実施形態では、ロータマグネット322の内周面と第1ロータホルダ323の外周面とは、接着により固定されている。したがって、第2間隙72には、接着剤Pが充填されている。
このように、ロータコア321の上方において、第1ロータホルダ323がロータマグネット322のバックヨークの役割を果たす。したがって、ロータマグネット322がロータコア321の上端面よりも上方に突出していても、当該突出部位におけるロータマグネット322の磁束の減少を抑制できる。すなわち、ロータマグネット322から磁気センサ241へ向かう磁束の減少を抑制できる。これにより、磁気センサ241によるロータマグネット322の位置検出精度をより向上できる。
ここで、第1間隙71の径方向の幅は、回転軸9からロータマグネット322の内周面までの径方向の距離r1と、回転軸9からロータコア321の外周面までの径方向の距離r2との差と同一の距離である。一方、第2間隙72の径方向の幅は、回転軸9からロータマグネット322の内周面までの径方向の距離r1と、回転軸9から第1ロータホルダ323の外周面までの径方向の距離r3との差と同一の距離である。
本実施形態では、回転軸9から第1ロータホルダ323の外周面までの径方向の距離r3は、回転軸9からロータコア321の外周面までの径方向の距離r2以下である。すなわち、第1間隙71の径方向の幅は、第2間隙72の径方向の幅よりも小さい。
上述の通り、ロータコア321は、電磁鋼板を打ち抜いたものを軸方向に積層させて形成される。一方、第1ロータホルダ323はプレスにより成型される。そのため、ロータコア321の径方向の寸法精度は、第1ロータホルダ323の径方向の寸法精度よりも高い。したがって、第1間隙71の径方向の幅が第2間隙72の径方向の幅よりも小さくなるように設計することにより、ロータマグネット322を回転軸9に対してより正確に位置決めできる。すなわち、ロータマグネット322を回転軸9に対して同軸に配置しやすい。
また、第1間隙71の径方向の幅が第2間隙72の径方向の幅よりも小さいため、ロータコア321は、第1ロータホルダ323と比べてロータマグネット322のバックヨークとしての機能が高い。よって、ステータコア231と対向する位置において、ロータマグネット322からステータコア231へ向かう磁束をより増加できる。その結果、モータ1のトルク特性をより向上できる。
本実施形態では、ロータマグネット322の上端面の軸方向位置と、ロータホルダ323の外側円筒部61の上端面の軸方向位置とが同一である。すなわち、ロータマグネット322の上端面の軸方向位置と、ロータホルダ323のうちロータマグネット322と隣接する部分の上端面の軸方向位置とが、同一である。これにより、ロータマグネット322の上端部付近から磁気センサ241へ向かう磁束をより増加できる。したがって、磁気センサ241によるロータマグネット322の位置検出精度をさらに向上できる。なお、ここでいう軸方向位置の同一とは、軸方向の位置が略同一の場合を含むものとする。
環状板部63は、外側円筒部61の下端部と内側円筒部62の下端部とを繋ぐ部位である。本実施形態では、第1ロータホルダ323の下端面、すなわち、環状板部63の下端面と、ロータコア321の上端面との間には、隙間が介在する。これにより、ロータコア321と第1ロータホルダ323とが、互いに軸方向の位置を制限しない。このため、ロータコア321または第1ロータホルダ323に軸方向の寸法のばらつきがあったとしても、ロータコア321と第1ロータホルダ323とを、それぞれ最適な軸方向の位置に配置できる。したがって、例えば、ロータコア321の軸方向中央位置と、ロータマグネット322の軸方向中央位置と、第1ロータホルダ323および第2ロータホルダ324の軸方向中央位置とを、揃えることができる。
内側円筒部62は、シャフト31に対して固定される。シャフト31の外周面に対して第1ロータホルダ323の内側円筒部62の内周面が圧入されることにより、シャフト31に対して第1ロータホルダ323が固定される。そのため、第1ロータホルダ323の径方向内側の端部が、シャフト31の外周面に接触する。これにより、シャフト31と第1ロータホルダ323とを、同軸に配置しやすい。なお、第2ロータホルダ324についても、第1ロータホルダ323と同様にシャフト31に対して圧入により固定される。
また、第1ロータホルダ323はプレス加工により成型されるため、外側円筒部61と環状板部63との接続箇所において、軸方向端部に向かうにつれてロータマグネット322から径方向に離れるテーパが形成される。そのため、環状板部63が外側円筒部61の上端部と繋がるように配置されると、ロータマグネット322の上端部の径方向内側において、第2間隙72の径方向の間隔が広がる。そうすると、ロータマグネット322の上端部付近に対する、第1ロータホルダ323のバックヨークとしての機能が低下する。
本実施形態では、環状板部63が外側円筒部61の下端部と繋がるように配置されることにより、外側円筒部61の上端部付近において、外側円筒部61とロータマグネット322との径方向の幅を略一定に保つことができる。すなわち、ロータマグネット322の上端部付近に対する、第1ロータホルダ323のバックヨークとしての機能の低下を抑制できる。したがって、磁気センサ241によるロータマグネット322の位置検出精度の低下を抑制できる。
軸受部4は、下側玉軸受41および上側玉軸受42を有する。下側玉軸受41および上側玉軸受42の外周面は、上述した通り、ハウジング21およびキャップ22に固定されている。また、下側玉軸受41および上側玉軸受42の内周面は、シャフト31の外周面に固定されている。これにより、軸受部4は、シャフト31を回転可能に支持する。なお、本実施形態の軸受部4は玉軸受により構成されるが、本発明はこの限りではない。軸受部4は、例えば、すべり軸受や流体軸受などの他の軸受機構により構成されてもよい。
回路基板24を介してコイル233に駆動電流を与えると、ステータコア231の各ティース52に、径方向の磁束が生じる。そして、ティース52とロータマグネット322との間の磁束の作用によって、周方向のトルクが発生する。その結果、静止部2に対して回転部3が、回転軸9周りに回転する。
上記のように、このモータ1では、シャフト31の周囲にロータコア321が配置されることにより、シャフト31の湾曲が抑制される。また、第1ロータホルダ323がバックヨークの役割を果たすため、ロータマグネット322の上端部付近までロータコア321を配置する必要がない。これにより、モータ1の重量化を抑制しつつ、磁気センサ241によるロータマグネット322の位置検出精度を向上できる。
<3.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
図5は、一変形例に係るモータ1Bの部分断面図である。図5の例では、回転軸9Bからロータコア321Bの外周面までの径方向の距離r2は、回転軸9Bから第1ロータホルダ323Bの外周面までの径方向の距離r3以下である。
ここで、第1間隙71Bの径方向の幅は、回転軸9Bからロータマグネット322Bの内周面までの径方向の距離r1と、回転軸9Bからロータコア321Bの外周面までの径方向の距離r2との差と同一の距離である。一方、第2間隙72Bの径方向の幅は、回転軸9Bからロータマグネット322Bの内周面までの径方向の距離r1と、回転軸9Bから第1ロータホルダ323Bの外周面までの径方向の距離r3との差と同一の距離である。
これにより、ロータマグネット322Bと第1ロータホルダ323Bとの径方向の隙間である第2間隙72Bの径方向の幅は、ロータマグネット322Bとロータコア321Bとの径方向の隙間である第1間隙71Bの径方向の幅以下となる。
図5の例のように、第2間隙72Bの径方向の幅をより小さくすると、ロータマグネット322Bの上端部付近に対する、第1ロータホルダ323Bのバックヨークとしての機能が向上する。すなわち、磁気センサ241Bによるロータマグネット322Bの位置検出精度をより向上できる。
図6は、他の変形例に係るモータ1Cの部分断面図である。図6の例では、第1ロータホルダ323Cは、回転軸9Cに沿って延びる円筒状の部材である。すなわち、第1ロータホルダ323Cは、ロータマグネット322Cと第2間隙72Cを介して対向する外側円筒部61Cのみを有している。
また、ロータコア321Cは、上端面および外周面から凹む凹部320Cを有する。そして、第1ロータホルダ323Cの下端部付近の内周面が凹部320Cの径方向内側の面に圧入されることにより、第1ロータホルダ323Cは、ロータコア321Cに固定される。
図6の例では、回転軸9Cからロータコア321Cの外周面までの径方向の距離r2と、回転軸9Cから第1ロータホルダ323Cの外周面までの径方向の距離r3とが同一となるようにロータコア321Cおよび第1ロータホルダ323Cを形成しやすい。
距離r2と距離r3とを略同一とすることで、ロータマグネット322Cとロータコア321Cとの径方向の隙間である第1間隙71Cの径方向の幅と、ロータマグネット322Cと第1ロータホルダ323Cとの径方向の隙間である第2間隙72Cの径方向の幅とは、同一となる。これにより、ロータマグネット322Cの内周面に対して、軸方向上端から下端まで同一間隔でバックヨークが配置される。したがって、ロータマグネット322Cの表面からロータマグネット322の周囲に向かう磁束が安定しやすい。
図7は、他の変形例に係るモータ1Dの部分断面図である。図7の例では、第1ロータホルダ323Dは、ロータコア321Dと同様、積層鋼板により形成される。第1ロータホルダ323Dは、ロータマグネット322Dと第2間隙72Dを介して対向する外側円筒部61Dのみを有している。
第1ロータホルダ323Dの下端に配置された鋼板とロータコア321Dの上端に配置された鋼板とは、ロータコア321D内の軸方向に隣り合う鋼板同士と同様に、かしめ等により固定される。
図7の例では、ロータコア321Dを構成する各鋼板および第1ロータホルダ323Dを構成する各鋼板はともに、打ち抜きにより成型される。そのため、ロータコア321Dの径方向の寸法精度と、第1ロータホルダ323Dの径方向の寸法精度とは同等である。したがって、回転軸9Dからロータコア321Dの外周面までの径方向の距離r2と、回転軸9Dから第1ロータホルダ323Dの外周面までの径方向の距離r3とを同一となるようにロータコア321Dおよび第1ロータホルダ323Dを形成するのが、図6の例に比べてさらに容易である。
距離r2と距離r3とをより正確に略同一とすることで、ロータマグネット322Dとロータコア321Dとの径方向の隙間である第1間隙71Dの径方向の幅と、ロータマグネット322Dと第1ロータホルダ323Dとの径方向の隙間である第2間隙72Dの径方向の幅とは、同一となる。これにより、ロータマグネット322Dの内周面に対して、軸方向上端から下端まで同一間隔でバックヨークが配置される。したがって、ロータマグネット322Dの表面からロータマグネット322の周囲に向かう磁束がより安定しやすい。
上記の実施形態では、ロータホルダはシャフトに固定されていたが、本発明はこの限りではない。図6および図7の例のように、ロータホルダはロータコアに固定されてもよい。また、ロータホルダとロータコアとは、接着等の他の固定方法により互いに固定されていてもよい。例えば、ロータホルダの下端面に形成された凸部と、ロータコアの上端面に形成された凹部とを咬み合わせてかしめることにより、ロータホルダとロータコアとが固定されてもよい。
また、上記の実施形態では、本発明のモータは送風機に使用されていた。しかしながら、本発明のモータは、プリンタやコピー機等のOA機器、自動車等の輸送機器、家電製品、医療機器、ディスクドライブ、送風ファン等に使用されて、種々の駆動力を発生させるものであってもよい。
その他、モータの細部の形状については、本願の各図面と相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、モータに利用できる。
1,1A,1B,1C,1D モータ
2,2A 静止部
3,3A 回転部
9,9A,9B,9C,9D 回転軸
21 ハウジング
22 キャップ
23,23A ステータ
24 回路基板
31,31A シャフト
32,32A ロータ
61,61A,61C,61D 外側円筒部
62 内側円筒部
63 環状板部
71,71B,71C,71D 第1間隙
72,72B,72C,72D 第2間隙
231,231A ステータコア
232 インシュレータ
233 コイル
241,241A,241B 磁気センサ
242 リード線
320C 凹部
321,321A,321B,321C,321D ロータコア
322,322A,322B,322C,322D ロータマグネット
323,323B,323C,323D 第1ロータホルダ
323A ロータホルダ
324 第2ロータホルダ
P 接着剤

Claims (15)

  1. 静止部と、
    上下に延びる回転軸周りに回転する回転部と、
    を有し、
    前記回転部は、
    前記回転軸に沿って延びるシャフトと、
    前記シャフトとともに回転するロータと、
    を有し、
    前記静止部は、
    前記ロータの径方向外側に位置するステータと、
    前記ロータの上方に位置し、前記ロータの回転位置を検出する磁気センサと、
    を有し、
    前記ロータは、
    強磁性体であり、前記シャフトに固定された筒状のロータコアと、
    前記ロータコアの径方向外側かつ前記磁気センサの下方に位置し、前記ロータコアと接触または第1間隙を介して対向し、その上端面が前記ロータコアの上端面よりも上側に位置するロータマグネットと、
    強磁性体であり、前記ロータコアの上側かつ前記ロータマグネットの径方向内側に位置する少なくとも1つのロータホルダと、
    を有し、
    前記ロータコアは、複数の鋼板が軸方向に積層された積層鋼板であり、
    前記ロータホルダは、前記ロータマグネットと接触または第2間隙を介して対向する外側円筒部を有する、モータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記回転軸から前記ロータマグネットの径方向内側の面までの径方向の距離と、前記回転軸から前記ロータコアの径方向外側の面までの径方向の距離とが、同一である、モータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモータにおいて、
    前記回転軸から前記ロータホルダの径方向外側の面までの径方向の距離は、前記回転軸から前記ロータコアの径方向外側の面までの径方向の距離以下である、モータ。
  4. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記回転軸から前記ロータコアの径方向外側の面までの径方向の距離は、前記回転軸から前記ロータホルダの径方向外側の面までの径方向の距離以下である、モータ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記ロータホルダの径方向内側の端部は、前記シャフトの外周面に接触する、モータ。
  6. 請求項5に記載のモータにおいて、
    前記ロータホルダは、
    前記シャフトに接触する内側円筒部と、
    前記ロータマグネットの内周面に沿う前記外側円筒部と、
    前記内側円筒部と前記外側円筒部とを繋ぐ環状板部と、
    を有するプレス品である、モータ。
  7. 請求項6に記載のモータにおいて、
    前記環状板部は、前記内側円筒部の下端部と前記外側円筒部の下端部とを繋ぐ、モータ。
  8. 請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記ロータコアの上面と、前記ロータホルダの下面との間に、隙間が介在する、モータ。
  9. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記ロータホルダは、前記ロータコアに固定される、モータ。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記ロータマグネットの上端面の軸方向位置と、前記ロータホルダの前記ロータマグネットに隣接する部分の上端面の軸方向位置とが、同一である、モータ。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記ステータは、
    複数の鋼板が軸方向に積層された積層鋼板であるステータコアと、
    前記ステータコアに取り付けられた複数のコイルと、
    を有し、
    前記ステータコアの軸方向の寸法と、前記ロータコアの軸方向の寸法とが、同一である、モータ。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記ロータマグネットの下端面は、前記ロータコアの下端面よりも下側に位置し、
    前記ロータは、
    前記ロータコアの上側かつ前記ロータマグネットの径方向内側に位置する第1ロータホルダと、
    前記ロータコアの下側かつ前記ロータマグネットの径方向内側に位置する第2ロータホルダと、
    を有する、モータ。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記ロータマグネットは、前記回転軸を中心とする円環状である、モータ。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記シャフトの外周面に、ローレット加工が施されている、モータ。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記ロータコアと前記ロータマグネットとの間、および、前記ロータホルダと前記ロータマグネットとの間に、接着剤が介在する、モータ。
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