JP2015509888A - 押圧式液体ポンプ - Google Patents

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Abstract

本発明は、容器内の液体製品を容器の外部にポンプ圧送させるように容器に取り付けられる押圧式液体ポンプを提供する。当該液体ポンプは、押圧ヘッドと、押圧ヘッドに接続されるピストンと、上チェックバルブと、液体貯蔵タンクと、液体貯蔵タンクの底部に取り付けられる下チェックバルブとを備えており、押圧ヘッドとピストンとによって液体製品の供給通路を形成する。当該液体ポンプは、押圧ヘッドが下方へ押圧される過程において供給通路の容積を減少させるとともに、下方への押圧作用を取り除いた後、供給通路の容積を元の状態に戻らせるための容積変化装置を備える。本発明における供給通路の容積変化装置を備える押圧式液体ポンプによれば、供給通路に残留する液体製品が押圧ヘッドの排出口部から滴下するのを効果的に避けることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、液体ポンプの分野に関し、より具体的には、押圧式液体ポンプに関するものである。
液体ポンプは、一般的には、容器の開口に取り付けられ、容器内の液体製品を、使用者による手動押圧操作によって容器の外部にポンプ圧送させて使用者の使用に供するためのものである。
図1は、従来の押圧式液体ポンプを示すものである。この種の液体ポンプでは、使用者が押圧ヘッド110を下方へ押圧する過程において、下チェックバルブ180が閉鎖され、上チェックバルブ140(このチェックバルブは、ピストンロッド152の一部の外周面(バルブ座)と、この外周面に取り付けられるピストン体141(バルブ体)とによって構成される)が開放されるため、シリンダ160における液体貯蔵タンク130内の液体製品が、開放されている上チェックバルブ140を通過して、ピストン150(このピストンは、ピストンロッド152とこのピストンロッド152に取り付けられるピストン体141とによって構成され、そのうち、ピストンロッド152とピストン体141とは、チェックバルブ140を構成する部材とピストン150を構成する部材に兼用され、すなわち、チェックバルブ140は、ピストン150の一部として構成される)の輸送通路151と押圧ヘッド110の排出通路111を経由して外部にポンプ圧送され、当該輸送通路151と排出通路111とによって、液体製品を液体貯蔵タンク130から容器の外部にポンプ圧送させるための供給通路を構成する。
一方、使用者が押圧ヘッド110に対する下方への押圧作用を取り除くと、押圧ヘッド110は、弾性リセット装置120によってその元の位置に復帰され、かつ、押圧ヘッド110のリセット過程において、下チェックバルブ180が開放され、上チェックバルブ140が閉鎖されるようになるため、容器内の液体製品は、開放されている下チェックバルブ180を通過して液体貯蔵タンク130に吸引されて次回のポンプ圧送に供される。
通常、供給通路は、上チェックバルブ140と押圧ヘッド110の排出口部112との間に位置する。
このような従来の液体ポンプでは、設計上の欠点が存在している。具体的には、液体ポンプのポンプ圧送動作が完了するたびに、押圧ヘッドの排出口部に液体製品が残留しており、この残留の液体製品は、特に、容器を移動または放置する過程において、容器の放置面または容器自体に滴下することがある。
また、粘性が低く、流動性が良い液体製品(例えば、油状または水状の製品)に対して、容器の移動も振動もなくても、一定の時間を放置すると、押圧ヘッドの排出口部付近に残留する液体製品は自重によって滴下して、希望しない汚染問題が発生するおそれがある。
本発明は、上記の従来の問題を鑑みてなされたものであり、サックバック機能を有し、製品の滴下を防止することができる液体ポンプを提供することを主要な目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明による押圧式バルブは、
容器内の液体製品を前記容器の外部にポンプ圧送させるように、前記容器に取り付けられ、
排出口部を有する押圧ヘッドと、押圧ヘッドに接続されるピストンと、上チェックバルブと、液体貯蔵タンクと、前記液体貯蔵タンクの底部に設けられる下チェックバルブと、を備えるとともに、
前記上チェックバルブと前記押圧ヘッドの排出口部との間には、液体製品の供給通路が形成され、
前記上チェックバルブは、前記供給通路と前記液体貯蔵タンクとの間の連通を制御するためのものであり、
前記下チェックバルブは、前記液体貯蔵タンクと前記容器内部との間の連通を制御するためのものであり、
前記押圧ヘッドが下方へ押圧される過程において、前記上チェックバルブが開放され、前記下チェックバルブが閉鎖されることによって、液体製品は、前記液体貯蔵タンクから、開放されている前記上チェックバルブを通過して、前記供給通路を経由して前記容器の外部にポンプ圧送され、
前記下方への押圧作用を取り除いて前記押圧ヘッドと前記ピストンとが上方に向かってリセットする過程において、前記上チェックバルブが閉鎖され、前記下チェックバルブが開放されることによって、液体製品は、前記容器の内部から、開放されている前記下チェックバルブを通過して、前記液体貯蔵タンクに吸引されて次回のポンプ圧送に供される、押圧式液体ポンプであって、
前記押圧ヘッドが下方へ押圧される過程において、前記供給通路の容積を減少させるとともに、前記下方への押圧作用を取り除いた後、前記供給通路の容積を元の状態に戻らせる容積変化装置を備えていることを特徴とする。
本発明の液体ポンプによれば、押圧ヘッドが下方へ押圧される過程において、供給通路の容積を減少させるとともに、下方への押圧作用を取り除いた後、供給通路の容積を元の状態に戻らせる容積変化装置を利用しているため、押圧によるポンプ圧送動作が完了するたびに、容積変化装置を元の状態に復帰させる弾性変形により負圧を発生することができる。
この場合、当該業者が周知の通り、供給通路は押圧ヘッドの排出口部でのみ外部と連通しているため、空気がこの排出口部から供給通路に吸入され、この排出口部付近に残留する液体製品が内部に向かって容積変化装置に吸引される。そのため、液体製品は、基本的に押圧ヘッドの排出口部付近に残留することがないため、供給通路内に残留する液体製品が押圧ヘッドの排出口部から滴下することを効果的に避けることができる。
本発明によれば、前記容積変化装置は、
前記押圧ヘッドの押圧部分に位置し、かつ前記下方への押圧作用を与える使用者の手と接触する押圧シートを備え、
前記押圧シートは、前記供給通路と直接的に接続されるとともに、使用者により下方へ押圧される場合、前記供給通路の内部に向かって弾性変形することによって、前記供給通路の容積を減少させる一方、前記下方への押圧作用を取り除くと、弾性力によってその元の形状に復帰することによって、前記供給通路の容積を元の状態に戻らせるようにすることができる。
このようにすると、容積変化装置は、使用者の手と接触する押圧シートであるため、独立操作によって必要な容積の変化を実現することなく、押圧によってポンプ圧送を行いながら供給通路の容積を容易に変化させることができ、使用者の操作が容易になる。
本発明によれば、前記押圧シートは、前記押圧ヘッドと一体的に形成されてもよく、前記押圧ヘッドに接続される独立した部材であってもよい。
前記押圧シートは前記押圧ヘッドと一体的に形成される場合、押圧ヘッドを射出成形するときにガスアジスト成形技術または射出吹込成形機によって形成することができ、これにより、押圧によって変形する部位(すなわち、押圧シート)の面積を増大させて、容積の変化程度を増大させることができるとともに、一般的な射出成形型の型芯を大きくしすぎることができないという問題を解決することができる。
また、押圧シートは押圧ヘッドと一体的に形成される場合、部品数を減少させて対応する組立工程を省略させることができるとともに、部品の接続位置に発生する可能性がある浸出の問題を避けることもできる。
本発明によれば、前記容積変化装置は、前記押圧ヘッドの押圧部分に位置しかつ使用者の手と接触する押圧シートである場合、前記押圧シートは、上向きに凸状となったドーム形状とすることができる。
押圧シートをドーム形状とすることによって、押圧シートの変形復帰性を改善させるとともに、容積の変化程度を向上させることができる。
本発明によれば、前記液体パルプは、前記下方への押圧作用を取り除いた後、前記押圧ヘッドと前記ピストンをリセットさせるための弾性リセット装置を備えるようにすることができる。
この場合、押圧ヘッドとピストンとは、手動的にリセットする必要がなく、弾性リセット装置により自動的にリセットすることができる。
本発明によれば、前記弾性リセット装置は、押圧方向とは反対に前記ピストンの底部に付勢する圧縮スプリングを備える場合、
前記容積変化装置は、前記ピストンの底部に位置しかつ前記圧縮スプリングの上端に接続される弾性シートを備え、
前記弾性シートは、前記供給通路と直接的に接続されるとともに、前記押圧ヘッドが下方へ押圧される過程において、前記圧縮スプリングによる反作用力によって、前記供給通路の内部に向かって弾性変形することによって、前記供給通路の容積を減少させる一方、前記下方への押圧作用を取り除くと、弾性力によりその元の形状に復帰することによって、前記供給通路の容積を元の状態に戻らせるようにすることができる。
このようにすると、容積変化装置は、ピストンの底部に位置しかつ圧縮スプリングの一端に接続される弾性シートであるため、独立操作によって必要な容積の変化を実現することなく、押圧によってポンプ圧送を行いながら、圧縮スプリングの反作用力によって供給通路の容積を容易に変化させることができ、使用者の操作が簡単になる。
本発明によれば、前記弾性シートは、前記ピストンと一体的に形成されてもよく、前記ピストンに接続される独立した部材であってもよい。
前記弾性シートは前記ピストンと一体的に形成される場合、部品数を減少させて対応する組立工程を省略させることができるとともに、部品の接続位置に発生する可能性がある浸出の問題を避けることができる。
本発明によれば、前記容積変化装置が前記ピストンの底部に位置しかつ前記圧縮スプリングの一端に接続される弾性シートである場合、前記弾性シートは、下向きに凸状となったドーム形状とすることができる。
弾性シートをドーム形状とすることによって、押圧シートの変形復帰性を改善させるとともに、容積の変化程度を向上させることに有利である。
本発明のほかの特徴および利点は、以下に例示的な実施例について、添付の図面を参照しながら説明することによって明らかになる。
図1は従来の押圧式液体ポンプを示す断面図である。 図2は本発明の第一実施例による押圧式液体ポンプが押圧ストローク上死点位置に位置する場合の断面図である。 図3は図2の液体ポンプが下方へ押圧される過程における状態を示す断面図である。 図4は図2の液体ポンプがリセットする過程における状態を示す断面図である。 図5は図2の液体ポンプがリセットした後の状態を示す断面図である。 図6a、図6b、図6cおよび図6dはそれぞれ、図2の液体ポンプに使用される押圧シートを示す正面図、断面図、平面図および斜視図である。 図7a、図7bおよび図7cはそれぞれ、図2の液体ポンプに使用される押圧ヘッドを示す断面図、斜視図および平面図である。 図8は図6に示す押圧シートと図7に示す押圧ヘッドの組立てを示す模式図である。 図9は第一実施例による液体ポンプの1つの変形例を示す断面図であり、そのうち、液体ポンプは、押圧ストロークの上死点位置に位置する。 図10は図9の液体ポンプが下方へ押圧される過程における状態を示す断面図である。 図11は本発明の第二実施例による押圧式液体ポンプが押圧ストローク上死点位置に位置する場合の断面図である。 図12は図11の液体ポンプが押圧ストローク下死点位置に位置する場合の断面図である。 図13a、図13b、図13cおよび図13dはそれぞれ、図11の液体ポンプに使用され弾性シートを有するピストンヘッドを示す正面図、断面図、平面図および斜視図である。 図14は第二実施例による液体ポンプに使用されるピストンヘッドの1つの変形例を示しており、そのうち、弾性シートはピストンヘッドに組み立てられている。 図15は図14のピストンヘッドに弾性シートが組み立てられている状態を示す断面図である。 図16a、図16b、図16cおよび図16dはぞれぞれ、図14のピストンヘッドに弾性シートが組み立てられていない状態を示す正面図、断面図、平面図および斜視図である。 図17a、図17b、図17cおよび図17dはそれぞれ、図14のピストンヘッドに組み立てられる弾性シートを示す正面図、断面図、平面図および斜視図である。
なお、本明細書における「上」、「下」、「頂」および「底」とは、押圧式液体ポンプが鉛直方向に配向するように配置される(すなわち、液体ポンプは、その軸線が鉛直方向に配向するように配置され、これは押圧式液体ポンプが動作する場合の通常の配向である)ことに対して確定されたものである。
図2〜図8は、本発明の第一実施例を示すものである。当該押圧式液体ポンプは主に、押圧ヘッド10と、押圧ヘッド10に取り付けられる容積変化装置と、押圧ヘッド10に接続されるピストン50(当該ピストンは、ピストンロッド52とピストンロッド52に取り付けられるピストン体141によって構成される)と、液体貯蔵タンク30を形成するシリンダ60と、ピストン50に設けられる上チェックバルブ40(当該上チェックバルブは、ピストンロッド52の一部の外周面(バルブ座)と、当該外周面に取り付けられるピストン体141(バルブ体)によって構成され、そのうちのピストンロッド52とピストン体41とは、チェックバルブ40を構成する部材とピストン50を構成する部材に兼用され、すなわち、チェックバルブ40はピストン50の一部として構成される)と、液体貯蔵タンク30の底部に設けられる下チェックバルブ80と、ピストン50の底部に付勢する弾性リセット装置20と、容器に固定するための一体的なヘリカル・キャップ70と、を備える。
また、ピストン50のピストンロッド52の中心には、輸送通路51が形成され、押圧ヘッド10には、押圧ヘッドの排出口部12まで延伸する排出通路11が形成され、輸送通路51と排出通路11とによって、液体製品を液体貯蔵タンク30から容器の外部にポンプ圧送させるための供給通路を構成する。すなわち、供給通路は、上チェックバルブ40と押圧ヘッド10の排出口部12との間に位置する。
また、当該押圧式液体ポンプは、容積変化装置以外に、その基本的な構造および動作原理が公知の技術であるので、以下では、公知の構造および動作に対する説明を省略する。
当該実施例では、本発明の容積変化装置は、押圧ヘッド10の頂部における押圧部分に取り付けられる押圧シート15である。当該押圧シート15は、上向きに凸状となった略ドーム形状を成しており、かつ、その材質として押圧ヘッド10と同じ材質を使用しても良く、より高い弾性率を有するエラストマー材料を使用してもよい。
図6a〜図6dに示すように、押圧シート15は、ドーム形状となっているシート部分17と、このシート部分17の下縁から垂下するように延伸するリング状の基部16とを備える。
この基部16は、図7a〜図7dおよび図8に示すように、押圧ヘッド10に形成された対応のリング状の切欠き13に係止され、これによってこの押圧シート15が押圧ヘッド10に取り付けられる。また、基部16の内壁には、基部16を切欠き13に確実に固定させるように押圧ヘッド10の切欠き13内における対応の溝14に係合されるリング状の突出リブ18が形成されることが好ましい。
図2に示す押圧ストローク上死点位置にある場合、押圧ヘッド10が押圧されていないため、このとき、押圧シート15は、その元のドーム形状となっている。押圧ヘッド10が使用者により下方へ押圧され、ピストン50および上チェックバルブ40とともにシリンダ60に対して下方へ移動する過程において、図3に示すように、押圧シート15は、下方へ押圧されることによって供給通路の内部に向かって平坦になることにより、供給通路の容積を減少させる。
このとき、下チェックバルブ80が閉鎖され、上チェックバルブ40が開放されているため、液体貯蔵タンク30内の液体製品は、開放されている上チェックバルブ40を通過して、供給通路を経由して外部にポンプ圧送される。
使用者が押圧ヘッド10に対する下方への押圧作用を取り除くと、図4に示すように、押圧ヘッド10は、ピストン50および上チェックバルブ40とともに弾性リセット装置20(本実施例では、圧縮スプリングである)によって元の位置に戻る。
このリセット過程において、下チェックバルブ80が開放され、上チェックバルブ40が閉鎖されるようになるため、容器内の液体製品は、開放されている下チェックバルブ80を通過して、液体貯蔵タンク30に吸引されて次回のポンプ圧送に供される。
これと同時に、押圧シート15は、その元のドーム形状に復帰するため、供給通路の容積を増大させる。このとき、上チェックバルブ40が閉鎖されているため、供給通路は、押圧ヘッド10の排出口部12のみによって外気と連通されている。そのため、押圧シート15にって発生した負圧の作用により、空気が排出口部12から供給通路に吸入されるため、排出口部12付近に残留する液体製品が矢印A方向に沿って内部に吸引される。
これにより、図5に示すように、押圧ヘッドの排出口部12付近における排出通路11内には液体製品が残留しないようになっており、液体製品の非意図的な滴下を効果的に避けることができる。
押圧シート15のシート部分17の変形程度は、必要な容積の変化程度を実現できるように、技術者が具体的な状況(例えば、液体製品の粘度、押圧ヘッドの排出通路の幾何構造などの要素)に応じて設定することができる。
また、この第一実施例におけるピストンロッド52は、スプリット型のものであり、図1に示す一体的な構造となっているピストン152とは異なっている。
具体的には、ピストンロッド52は、上部のピストンロッド本体54と下部のピストンヘッド53とを接続することによって構成され、このように接続によって構成されるピストンロッド52は、その最終構造が図1におけるピストンロッド152の構造と略一致している。また、スプリット型のピストンロッドまたは一体型のピストンロッドはいずれも本発明の実施に対して影響を与えない。
図9〜図10は、図2〜図8に示す第一実施例の1つの変形例を示しており、そのうち、押圧シート15’は、押圧ヘッドと一体的になっている部分である。この変形例では、押圧シート15’は、上述した実施例における押圧シート15の基部16を備えていなく、シート部分17のみの形状を成している。これに対応して、押圧ヘッド10’には、切欠き13が形成される必要もなくなる。
この押圧シート15’は、例えば、押圧ヘッドを射出成形する過程において、ガスアジスト成形技術または射出吹込成形機によって形成することができる。また、当該一体的に形成された押圧シート15’は、上述した実施例における単独状態となる押圧シート15と比べて、部品数の減少および対応する組立工程の省略に有利であるとともに、部品の接続位置に発生する可能性がある浸出の問題を避けることができる。
なお、この変形例の他の構造および動作形態は上述した実施例と同様であるので、ここではその説明を省略する。
図11〜図12は、本発明の第二実施例を示すものである。
上記の図2〜図8に示す実施例と類似するように、当該押圧式液体ポンプは、主に押圧ヘッド210と、押圧ヘッド210に接続されるピストン250と、液体貯蔵タンク230を形成するシリンダ260と、ピストン250に設けられる上チェックバルブ240と、液体貯蔵タンク230の底部に設けられる下チェックバルブ280と、ピストン250の底部に付勢する弾性リセット装置220と、容器に固定するための一体的なヘリカル・キャップ270と、を備える。
また、ピストン250は、ピストンロッド252とピストンロッド252に取り付けられるピストン体241によって構成される。また、ピストン250のピストンロッド252の中心には、輸送通路251が形成され、押圧ヘッド10には、押圧ヘッドの排出口部212まで延伸する排出通路211が形成され、輸送通路251と排出通路211とによって、液体製品を液体貯蔵タンク230から容器の外部にポンプ圧送させるための供給通路を構成する。
すなわち、供給通路は、上チェックバルブ240と押圧ヘッド210の排出口部212との間に位置する。本実施例は、上述した実施例と比べて、容積変化装置は、押圧ヘッド210に設けられるものではなく、ピストン250の底部に設けられ、かつ弾性リセット装置220と接続されるという点で異なっている。
この実施例では、ピストンロッド252は、上部に位置するピストンロッド本体254と下部に位置するピストンヘッド253との2つの部分によって構成される。
すなわち、ピストンロッド本体254の下端をピストンヘッド253の上端に挿設することによって、ピストンロッド本体254とピストンヘッド253とを同軸で接続させることにより、ピストンロッド252が形成される。
また、上チェックバルブ240は、好ましくは、ピストンロッド本体254とピストンヘッド253との接続位置に設けられるとともに、ピストンロッド252の一部の外周面(バルブ座)と、当該外周面に取り付けられるピストン体241(バルブ体)によって構成される。ピストンヘッド253は、ピストン250の底部を構成し、かつ輸送通路251の下端を密閉するための弾性シート255が形成されており、この弾性シート255は、本発明の容積変化装置を構成する。
図13a〜図13dに示すように、ピストンヘッド253は、略円筒状となっており、その上端部分の内壁には、ピストンヘッド253をピストンロッド本体254に容易に固定接続するように、ピストンロッド本体254の下端部分の外壁に形成される対応のリング状の突出リブに係合するリング状の溝263が形成されることが好ましい。
また、弾性シート255は、ピストンヘッド253に横方向に沿って一体的に形成され、この円筒状のピストンヘッド253の中心における通路を遮断させる。弾性シート255は、弾性変形しやすいとともに、圧縮スプリング220の一端に容易に当接するように、下向きに凸状となった略ドーム形状となっている。
図11に示す押圧ストローク上死点位置にある場合、押圧ヘッド210が押圧されていないため、このとき、弾性シート255は、その元のドーム形状となっている。押圧ヘッド210が使用者により下方へ押圧され、ピストン250および上チェックバルブ240とともにシリンダ260に対して下方へ移動する過程において、図12に示すように、弾性シート255は、圧縮スプリング20による次第に増大していく上方への反作用力により、供給通路の内部に向かって平坦になることにより、供給通路の容積を減少させる。
このとき、下チェックバルブ280が閉鎖され、上チェックバルブ240が開放されているため、液体貯蔵タンク230内の液体製品は、開放されている上チェックバルブ240を通過して、供給通路を経由して外部にポンプ圧送される。
使用者が押圧ヘッド210に対する下方への押圧作用を取り除くと、押圧ヘッド210は、圧縮スプリング220により、ピストン250および上チェックバルブ240とともに元の位置に戻る。
このリセット過程において、下チェックバルブ280が開放され、上チェックバルブ240が閉鎖されるようになるため、容器内の液体製品は、開放されている下チェックバルブ280を通過して、液体貯蔵タンク230に吸引されて次回のポンプ圧送に供される。
これと同時に、圧縮スプリング220による反作用力が小さくなるため、弾性シート255は、その元のドーム形状に復帰して、供給通路の容積を増大させる。このとき、上チェックバルブ240が閉鎖されているため、供給通路は、押圧ヘッド210の排出口部212のみによって外気と連通している。
そのため、押圧シート255によって発生した負圧の作用により、空気が排出口部212から供給通路に吸入されるため、排出口部12付近に残留する液体製品が内部に吸引される。これにより、押圧ヘッドの排出口部212付近には液体製品が残留しないようになっており、液体製品の非意図的な滴下を効果的に避けることができる。
第一実施例における押圧シート15と同様に、弾性シート255の変形程度も、必要な容積の変化程度を実現できるように、技術者が具体的な状況(例えば、液体製品の粘度、押圧ヘッドの排出通路の幾何構造などの要素)に応じて設定することができる。
図14〜図17は、図11〜図12の第二実施例の1つの変形例を示しており、そのうち、弾性シート255’は、ピストンヘッド253’の下端に接続されている独立した部材によって構成される。
当該変形例では、図11〜図12に示す実施例と比べて、ピストンヘッド253’の上端254’がピストンロッド本体(図示せず)の下端に挿設され、弾性シート255’がピストンヘッド253’の下端256’に接続されるという点で異なっている。
図17a〜図17dに示すように、弾性シート255’は、ドーム形状のシート部分257’とシート部分257’の上縁から鉛直に延伸するリング状の基部258’とを備えている。この基部258’をピストンヘッド253’の下端に形成される対応の受け部261’に係合することによって、図15に示すように、弾性シート255’をピストンヘッド253’に取り付ける。
また、基部258’の外壁には、基部258’を受け部261’内に確実に固定させるように、ピストンヘッド253’の受け部261’に形成される対応の溝262’に係合するリング状の突出リブ259’が形成されることが好ましい。
この変形例のほかの構造および動作形態は、上述した第二実施例と同様であるので、ここではその説明を省略する。
以上、例示的な実施例を利用して本発明を説明したが、本発明の精神範囲内において、以上例示した実施例に対して各種の変更を行えることは、当業者にとっては自明である。
例えば、以上例示した実施例では、容積変化装置は、押圧ヘッドに設けられる押圧シート、またはピストンヘッドに設けられる弾性シートによって構成されているが、供給通路のほかの適当な部位に設けられる部材によって構成されてもよい(例えば、ピストンロッドを鉛直方向に一定の伸縮弾性を有するように形成されることによって、上述した容積変化装置を構成する)。
また、例えば、以上の実施例では、供給通路は、押圧ヘッドとピストンロッドとによって形成されているが、押圧ヘッドのみによって形成されてもよい(例えば、上チェックバルブをピストンの頂部に設置することができる)。
さらに、例えば、以上例示した実施例では、押圧シートまたは弾性シートは、ドーム形状となっているが、その他の適当な形状に形成されてもよく(例えば、基本的に平坦となる形状)、弾性変形のための空間を十分に有すればよい。
また、例えば、以上例示した実施例では、弾性リセット装置は、圧縮スプリングとしているが、その他の形態の弾性力を付加することができる装置(例えば、弾性蛇腹管)としても良い。
さらに、例えば、以上例示した実施例では、ピストンは、分離されたピストンロッドとピストンヘッドとを組み立てることによって形成されたものであるが、図1に示すように、一体的に形成されたものであってもよい。
また、例えば、以上例示した実施例では、上チェックバルブは、ピストンの一部としてピストンロッドの一部の外周面とこの外周面に取り付けられるピストン体によって構成されているが、ピストンから独立したほかの形態のチェックバルブであってもよい。
そのため、本発明の保護範囲は、上述した具体的な実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって適当に限定すべきである。
図1は、従来の押圧式液体ポンプを示すものである。この種の液体ポンプでは、使用者が押圧ヘッド110を下方へ押圧する過程において、下チェックバルブ180が閉鎖され、上チェックバルブ140(このチェックバルブは、ピストンロッド152の一部の外周面(バルブ座)と、この外周面に取り付けられるピストン体141(バルブ体)とによって構成される)が開放されるため、シリンダ160における液体貯蔵タンク130内の液体製品が、開放されている上チェックバルブ140を通過して、ピストン150(このピストンは、ピストンロッド152とこのピストンロッド152に取り付けられるピストン体141とによって構成され、そのうち、ピストンロッド152とピストン体141とは、チェックバルブ140を構成する部材とピストン150を構成する部材に兼用され、すなわち、チェックバルブ140は、ピストン150の一部として構成される)の輸送通路151と押圧ヘッド110の排出通路111を経由して外部にポンプ圧送され、当該輸送通路151と排出通路111とによって、液体製品を液体貯蔵タンク130から容器の外部にポンプ圧送させるための供給通路を構成する。
本発明は、上記の従来の問題を鑑みてなされたものであり、サックバック機能を有し、製品の滴下を防止することができる液体ポンプを提供することを主要な目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明による押圧式液体ポンプは、
容器内の液体製品を前記容器の外部にポンプ圧送させるように、前記容器に取り付けられ、
排出口部を有する押圧ヘッドと、押圧ヘッドに接続されるピストンと、上チェックバルブと、液体貯蔵タンクと、前記液体貯蔵タンクの底部に設けられる下チェックバルブと、を備えるとともに、
前記上チェックバルブと前記押圧ヘッドの排出口部との間には、液体製品の供給通路が形成され、
前記上チェックバルブは、前記供給通路と前記液体貯蔵タンクとの間の連通を制御するためのものであり、
前記下チェックバルブは、前記液体貯蔵タンクと前記容器内部との間の連通を制御するためのものであり、
前記押圧ヘッドが下方へ押圧される過程において、前記上チェックバルブが開放され、前記下チェックバルブが閉鎖されることによって、液体製品は、前記液体貯蔵タンクから、開放されている前記上チェックバルブを通過して、前記供給通路を経由して前記容器の外部にポンプ圧送され、
前記下方への押圧作用を取り除いて前記押圧ヘッドと前記ピストンとが上方に向かってリセットする過程において、前記上チェックバルブが閉鎖され、前記下チェックバルブが開放されることによって、液体製品は、前記容器の内部から、開放されている前記下チェックバルブを通過して、前記液体貯蔵タンクに吸引されて次回のポンプ圧送に供される、押圧式液体ポンプであって、
前記押圧ヘッドが下方へ押圧される過程において、前記供給通路の容積を減少させるとともに、前記下方への押圧作用を取り除いた後、前記供給通路の容積を元の状態に戻らせる容積変化装置を備えていることを特徴とする。
図2〜図8は、本発明の第一実施例を示すものである。当該押圧式液体ポンプは主に、押圧ヘッド10と、押圧ヘッド10に取り付けられる容積変化装置と、押圧ヘッド10に接続されるピストン50(当該ピストンは、ピストンロッド52とピストンロッド52に取り付けられるピストン体41によって構成される)と、液体貯蔵タンク30を形成するシリンダ60と、ピストン50に設けられる上チェックバルブ40(当該上チェックバルブは、ピストンロッド52の一部の外周面(バルブ座)と、当該外周面に取り付けられるピストン体41(バルブ体)によって構成され、そのうちのピストンロッド52とピストン体41とは、チェックバルブ40を構成する部材とピストン50を構成する部材に兼用され、すなわち、チェックバルブ40はピストン50の一部として構成される)と、液体貯蔵タンク30の底部に設けられる下チェックバルブ80と、ピストン50の底部に付勢する弾性リセット装置20と、容器に固定するための一体的なヘリカル・キャップ70と、を備える。
また、ピストン250は、ピストンロッド252とピストンロッド252に取り付けられるピストン体241によって構成される。また、ピストン250のピストンロッド252の中心には、輸送通路251が形成され、押圧ヘッド210には、押圧ヘッドの排出口部212まで延伸する排出通路211が形成され、輸送通路251と排出通路211とによって、液体製品を液体貯蔵タンク230から容器の外部にポンプ圧送させるための供給通路を構成する。
また、弾性シート255は、ピストンヘッド253に横方向に沿って一体的に形成され、この円筒状のピストンヘッド253の中心における通路を遮断させる。弾性シート255は、弾性変形しやすいとともに、弾性リセット装置(圧縮スプリング)220の一端に容易に当接するように、下向きに凸状となった略ドーム形状となっている。
図11に示す押圧ストローク上死点位置にある場合、押圧ヘッド210が押圧されていないため、このとき、弾性シート255は、その元のドーム形状となっている。押圧ヘッド210が使用者により下方へ押圧され、ピストン250および上チェックバルブ240とともにシリンダ260に対して下方へ移動する過程において、図12に示すように、弾性シート255は、弾性リセット装置(圧縮スプリング)220による次第に増大していく上方への反作用力により、供給通路の内部に向かって平坦になることにより、供給通路の容積を減少させる。
使用者が押圧ヘッド210に対する下方への押圧作用を取り除くと、押圧ヘッド210は、弾性リセット装置(圧縮スプリング)220により、ピストン250および上チェックバルブ240とともに元の位置に戻る。
これと同時に、弾性リセット装置(圧縮スプリング)220による反作用力が小さくなるため、弾性シート255は、その元のドーム形状に復帰して、供給通路の容積を増大させる。このとき、上チェックバルブ240が閉鎖されているため、供給通路は、押圧ヘッド210の排出口部212のみによって外気と連通している。
そのため、押圧シート255によって発生した負圧の作用により、空気が排出口部212から供給通路に吸入されるため、排出口部212付近に残留する液体製品が内部に吸引される。これにより、押圧ヘッドの排出口部212付近には液体製品が残留しないようになっており、液体製品の非意図的な滴下を効果的に避けることができる。
また、例えば、以上例示した実施例では、上チェックバルブは、ピストンの一部としてピストンロッドの一部の外周面とこの外周面に取り付けられるピストン体によって構成されているが、ピストンから独立したほかの形態のチェックバルブであってもよい。

Claims (10)

  1. 容器内の液体製品を前記容器の外部にポンプ圧送させるように、前記容器に取り付けられ、
    排出口部を有する押圧ヘッドと、押圧ヘッドに接続されるピストンと、上チェックバルブと、液体貯蔵タンクと、前記液体貯蔵タンクの底部に設けられる下チェックバルブと、を備えており、
    前記上チェックバルブと前記押圧ヘッドの排出口部との間には、液体製品の供給通路が形成され、
    前記上チェックバルブは、前記供給通路と前記液体貯蔵タンクとの間の連通を制御するためのものであり、
    前記下チェックバルブは、前記液体貯蔵タンクと前記容器の内部との間の連通を制御するためのものであり、
    前記押圧ヘッドが下方へ押圧される過程において、前記上チェックバルブが開放され、前記下チェックバルブが閉鎖されることによって、液体製品は、前記液体貯蔵タンクから、開放されている前記上チェックバルブを通過して、前記供給通路を経由して前記容器の外部にポンプ圧送され、
    前記下方への押圧作用を取り除いて前記押圧ヘッドと前記ピストンとが上方に向かってリセットする過程において、前記上チェックバルブが閉鎖され、前記下チェックバルブが開放されることによって、液体製品は、前記容器の内部から、開放されている前記下チェックバルブを通過して、前記液体貯蔵タンクに吸引されて次回のポンプ圧送に供される、押圧式液体ポンプであって、
    前記押圧ヘッドが下方へ押圧される過程において、前記供給通路の容積を減少させるとともに、前記下方への押圧作用を取り除いた後、前記供給通路の容積を元の状態に戻らせる容積変化装置を備えていることを特徴とする押圧式液体ポンプ。
  2. 前記容積変化装置は、
    前記押圧ヘッドの押圧部分に位置し、かつ前記下方への押圧作用を与える使用者の手と接触する押圧シートを備え、
    前記押圧シートは、前記供給通路と直接的に接続されるとともに、使用者により下方へ押圧される場合、前記供給通路の内部に向かって弾性変形することによって、前記供給通路の容積を減少させる一方、前記下方への押圧作用を取り除くと、弾性力によってその元の形状に復帰することによって、前記供給通路の容積を元の状態に戻らせることを特徴とする請求項1に記載の押圧式液体ポンプ。
  3. 前記押圧シートは、前記押圧ヘッドと一体的に形成されることを特徴とする請求項2に記載の押圧式液体ポンプ。
  4. 前記押圧シートは、前記押圧ヘッドに接続される独立した部材であることを特徴とする請求項2に記載の押圧式液体ポンプ。
  5. 前記押圧シートは、上向きに凸状となったドーム形状となっていることを特徴とする請求項2に記載の押圧式液体ポンプ。
  6. 前記下方への押圧作用を取り除いた後、前記押圧ヘッドと前記ピストンをリセットさせるための弾性リセット装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の押圧式液体ポンプ。
  7. 前記弾性リセット装置は、前記下方への押圧作用の方向とは反対に前記ピストンの底部に付勢する圧縮スプリングを備えており、
    前記容積変化装置は、前記ピストンの底部に位置しかつ前記圧縮スプリングの上端と接触する弾性シートを備えており、
    前記弾性シートは、前記供給通路と直接的に接続されるとともに、前記押圧ヘッドが下方へ押圧される過程において、前記圧縮スプリングによる反作用力により、前記供給通路の内部に向かって弾性変形することによって、前記供給通路の容積を減少させる一方、前記下方への押圧作用を取り除くと、弾性力によりその元の形状に復帰することによって、前記供給通路の容積を元の状態に戻らせることを特徴とする請求項6に記載の押圧式バルブ。
  8. 前記弾性シートは、前記ピストンと一体的に形成されることを特徴とする請求項7に記載の押圧式バルブ。
  9. 前記弾性シートは、前記ピストンに接続される独立した部材であることを特徴とする請求項7に記載の押圧式液体ポンプ。
  10. 前記弾性シートは、下向きに凸状となったドーム形状となっていることを特徴とする請求項7に記載の押圧式液体ポンプ。
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