JP2015503385A - 手動操作されるカップ内牛乳泡立て電気器具 - Google Patents

手動操作されるカップ内牛乳泡立て電気器具 Download PDF

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Abstract

牛乳泡立て電気器具(1)が、水貯槽(160)と、蒸気生成器(200)と、蒸気生成器に流体的に接続される牛乳泡立て装置(180)と、水貯槽及び蒸気生成器の両方に流体的に接続されるハンドポンプ(130)とを含み、ハンドポンプ(130)は、第1のアクチュエータ位置と第2のアクチュエータ位置との間で移動可能である手動で動作可能なアクチュエータ(220)を含み、ハンドポンプ(130)は、第1のアクチュエータ位置から第2のアクチュエータ位置への移動後、水貯槽(160)から蒸気生成器(200)への流体の移動を引き起こす。

Description

本発明は液体食物製品を泡立てるための装置に関する。この種類の装置は一般的には牛乳を泡立てるために使用されるので、以下の本文では装置を牛乳泡立て電気器具と呼ぶ。
牛乳泡立て電気器具は、異なる種類において入手可能である。例えば、一部の牛乳泡立て電気器具は、コーヒー機械内に統合されるのに対し、他の牛乳泡立て電気器具は、独立型(スタンドアローン)使用のために構成される。
一体型の牛乳泡立て電気器具の実例は、エスプレッソ機械に習慣的に内蔵される「スチーム管」(‘steam wand’)である。牛乳を泡立てるために、スチーム管の蒸気出口が、牛乳の表面で或いは牛乳の表面の直ぐ下で、一杯の牛乳内に位置付けられる。次に、蒸気の噴流の噴出をもたらすために、スチーム管のスイッチが入れられ、蒸気が空気−牛乳界面に衝突すると、牛乳−空気−蒸気混合物の生産を引き起こし、所望の泡(フロス)をもたらす。スチーム管の不利点は、特に牛乳表面に対する蒸気出口の最適な位置が幾分デリケートであるので、その操作が使用者側の熟練を必要とすることである。
特に家庭使用者のために、牛乳泡の生産を単純化するために、様々の専用の/独立型の牛乳泡立て装置が開発されている。一部の装置は、牛乳を原料とする液体を受け入れるための内部加熱可能なタンクを使用し、そこでは、回転可能に駆動可能な攪拌器又は泡立て器が、液体をホイップして泡にするために位置付けられる。他の装置は、スチーム管の動作を模倣し、変更された典型的にはベンチュリに基づく蒸気出口ノズルを含み、蒸気出口ノズルは、カップから牛乳を吸い上げ、牛乳を空気及び蒸気と混ぜ、且つ牛乳が由来したカップ内に牛乳を計量分配して戻すことによって、泡立ての作業を助ける。
既知の専用の牛乳泡立て装置は、典型的には、沢山の電子機器を含む電動装置である。ヒータの他に、そのような電子機器は、撹拌器を駆動する電気モータを含み得るし、スチーム管模倣装置の場合には、代替的に、スチーム管の出口及び電気ヒータに水を連続的に送るよう構成される水投与システムの一部としての幾つかの弁及びソレノイドポンプを含み得る。加えて、牛乳泡立て装置は、中央コントローラのような内部電子機器を含み得る。中央コントローラは、装置全体の動作を制御し、例えば、泡立てられるべき液体及びその量に依存して、使用者が特定の動作パラメータ−例えば、ヒータ温度、泡立て時間、蒸気量等−を設定するのを可能にする。牛乳泡立て装置は、使用者が所望のパラメータを入力するのを可能にするよう、複数の外部制御装置を更に備え得る。
既知の牛乳泡立て装置における電子構成部品はその製造をむしろ高価にし、概ね多湿のキッチン環境における電子構成部品の動作は故障の影響を受け易い。湿分誘発欠陥の危険性は、撹拌器型の泡立て器に関して特に切迫しており、その少なくとも内部液体タンクは、装置の衛生状態を維持するために、各使用の後に徹底的に洗浄されなければならない。更に、牛乳泡立て装置の全機能性を作動させるために必要な外部使用者制御装置は、装置の外側に位置付けられ得るのが普通であり、さもなければ審美的に心地良く粋な清浄な外観を、そのようにして損ない得る。
本発明の目的は、既知の牛乳泡立て器に関連する前述の欠点の1つ又はそれよりも多くを克服し或いは軽減する牛乳泡立て装置を提供することである。より具体的には、本発明の目的は、経済的に製造可能であり、確実であり、使用後の広範な洗浄を必要とせず、且つ複数の外部制御装置のない設計を可能にする牛乳泡立て装置を提供することである。
この目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、牛乳泡立て電気器具に向けられている。電気器具は、水を保持するための水貯槽と、水を蒸発させるための蒸気生成器と、蒸気の助けを受けて牛乳を泡立てるための牛乳泡立て装置とを含んでよく、牛乳泡立て装置は、蒸気生成器に流体的に接続される。電気器具は、水貯槽及び蒸気生成器の両方に流体的に接続されるハンドポンプを更に含んでよく、ハンドポンプは、第1のアクチュエータ位置と第2のアクチュエータ位置との間で移動可能な手動で動作可能なアクチュエータを含んでよく、ハンドポンプは、第1のアクチュエータ位置から第2のアクチュエータ位置への移動後、水貯槽から蒸気生成器への流体の移動を引き起こす。
現時点で開示される電気器具における機械的ハンドポンプは、複雑な電気ポンプの必要を排除し、よって、電気器具の製造を比較的経済的にする。それは電気器具をより確実にもする。何故ならば、ハンドポンプは電気ポンプよりも(特に湿分で誘発される)欠陥が少ない傾向にあるからである。加えて、水を水貯槽から蒸気生成器内に押し出すために、使用者は少しの筋力をアクチュエータに適用しなければならないので、それは技量感を使用者に植え付け得る。1つのアクチュエータ又はポンプ行程(ストローク)が約0.5〜5mlの水を移動させて、約1〜3回のポンプ行程を通じて典型的な一杯の牛乳泡のために十分な量の蒸気が生成されるのを可能にするように、ハンドポンプを構成し得るのが好ましい。
重要なことには、ハンドポンプのアクチュエータは、効果的に電気器具の唯一の使用者制御装置であり、極めて清浄で静かな設計を可能にし得る。
ハンドポンプアクチュエータの第1及び第2の位置を異なる実施態様において異なって定め得る。例えば、1つの実施態様において、ハンドポンプは、レバーポンプであり得るし、アクチュエータは、第1の角度向きと第2の角度向きとの間で蝶番付け可能なレバーの形態を取り得る。他の実施態様において、ハンドポンプは、例えば、ネジポンプであり得るし、その第1及び第2の位置がネジの軸/スピンドルに対して異なる回転位置を定め得るよう、アクチュエータを回転可能なネジに接続し得る。好適実施態様では、電気器具の第1の中心軸又は長手軸に沿って平行移動(並進)させることによって、アクチュエータが第1のアクチュエータ位置と第2のアクチュエータ位置との間で移動可能であるようにアクチュエータを構成することによって、ハンドポンプアクチュエータの機能性を実現し得る。具体的には、アクチュエータを第1のアクチュエータ位置から第2のアクチュエータ位置に移動させるようアクチュエータに対して加えられる手動の押力が、電気器具を全体的に支持する表面、例えば、台所の調理台によって自動的に均衡させられるように、電気器具の中心軸又は長手軸は、典型的には、通常の使用中に垂直に延び得る。
好ましくは、第1の軸の周りの回転によって、アクチュエータが第3のアクチュエータ位置と第4のアクチュエータ位置との間で追加的に移動可能であるようにアクチュエータを構成することによって、追加的な機能性、例えば、具体的には、蒸気生成器のための電気オン/オフスイッチ機能を、アクチュエータ中に組み込み得る。そのような構造は電気器具の外側の余分の制御スイッチの必要を排除し、よって、その静かな設計に寄与し得る。
1つの実施態様では、アクチュエータの上述の2つの機能を結合させ得る。結局のところ、水を水貯槽から熱生成器に移動させることは、電気器具のスイッチが電気的に入れられ且つ蒸気生成器が電動であるときにだけ意味をなし−従って、そのようなときにだけ可能とされなければならない。従って、第3の位置、即ち、電気的にOFF位置にあるアクチュエータは、第1のアクチュエータ位置と第2のアクチュエータ位置との間の移動に対して係止(ロック)され得るのに対し、第4の位置、即ち、電気的にON位置にあるアクチュエータは、第1のアクチュエータ位置と第2のアクチュエータ位置との間で移動可能であり得る。
電気器具を独立型(スタンドアローン)電気器具として用い得るし、或いはコーヒー機械、例えば、エスプレッソ機械内に一体化し得る。
本発明のこれらの及び他の機能及び利点は、添付の図面と共に理解されるとき、本発明の特定の実施態様の以下の詳細な記載からより完全に理解されるであろう。添付の図面は例示的であることを意図し、本発明を限定することを意図しない。
本発明に従った例示的な牛乳泡立て電気器具を概略的に示す斜視図であり、牛乳泡立て電気器具は、本体と、その上に配置されるアクチュエータとを含む。 図1に示される牛乳泡立て電気器具の本体を概略的に示す断面図である。 図1及び2に示される牛乳泡立て電気器具の本体を概略的に示す頂面図であり、シンクカバーを現すために、アクチュエータは本体の上から取り外されている。 図1−3に示される牛乳泡立て電気器具の本体を概略的に示す斜視頂面図であり、特にハンドポンプの円筒形シャフトの頂端の構造を例示している。 図1−4に示される牛乳泡立て電気器具のアクチュエータを概略的に示す斜視底面図である。 図1−5に示される牛乳泡立て電気器具を概略的に示す斜視図であり、内部管系を可視的にするために、牛乳泡立て装置の外側ハウジングは取り外されている。
図1−6は、本発明に従った牛乳泡立て電気器具1の例示的な実施態様を例示しており、その構造及び動作を以下に議論する。
図1及び2に最良に見ることができるように、牛乳泡立て電気器具1は、概ね円錐形の本体100を含み得る。本体100は、水貯槽160と、蒸気生成器200、水貯槽160から蒸気生成器200に水を移転するためのハンドポンプ130の殆どと、電気コントローラ112とを収容する。電気器具1は、本体100の上に配置し得るアクチュエータ220と、本体100に接続され且つ下向きの方向に傾いて本体から横に延びる牛乳泡立て装置180とを更に含み得る。アクチュエータ220は、ハンドポンプ130の一部を構成するものと考えられ得る。水貯槽160、ハンドポンプ130、蒸気生成器200、及び牛乳泡立て装置180を、その順序において、流体的に直列に接続し得る。
底壁162と、本体100の輪郭に適合する概ね円錐形の側壁164と、シンクカバー166とによって、水貯槽160を定め得る。シンクカバー166をハンドポンプ130の円筒形シャフト132と一体的に形成し、円筒形シャフト132の周りに水貯槽160を中心化し得る。円筒形シャフト132は、シンクカバー166及び水貯槽160の底壁162の両方を通じて下向きに延び得る。Oリング150を通じて水貯槽160の底壁162とハンドポンプ130の円筒形シャフト132との間の接続の水密性を達成し得る。その外観がシンクの連想させる故にそのように呼ぶ(図3及び4を参照)、水貯槽160のシンクカバー166は、底壁168と、直立側壁174とを定め得る。底壁168は、シンクカバー166内に注ぎ込まれる水がその下の水貯槽160内に流れ出るのを可能にするよう、少なくとも1つの排水開口170,172を定め得る。描写される実施態様では、図3の頂面図から分かるように、シンクカバー166は、3つの排水開口、即ち、円筒形シャフト132の周りに部分的に延在する2つのスロット状の開口170と、シンクカバー166の側壁174まで延びる1つのより小さい開口174とを含む。後者の排水開口174をアクチュエータ220の電子スイッチ部分240との協働のために構成し得る。以下に記載するように、後者の排水開口174は、アクチュエータの回転的なON位置を定める。
既述のように、ハンドポンプ130は、本体100の中心軸Lに沿って水貯槽160を通じて下向きに延びる円筒形シャフト132を含み得る。円筒形シャフト132は、流体チャンバ134を定め得る。流体チャンバ134の容積は、円筒形シャフト132内に移動可能に配置されるピストン136の軸方向位置によって決定される。ピストン136は、(図2に示される)第1の又は上方の位置と第2の又は下方の位置との間で軸方向に移動可能であり得る。ピストン136を機械的バネ137によって上方位置に向かって付勢し得る。ピストン136が軸方向に移動させられるときに、(加圧される)水が円筒形シャフト132とピストン136との間から漏れないことを保証するよう、ピストン136の円周壁の凹部内にピストンを設け得る。流体チャンバ134は、水貯槽160の底壁162の直ぐ上に配置される第1の一方向弁又は逆止弁144を介して水貯槽160と選択的に流体連絡し、且つ円筒形シャフト132の下端に配置される第2の一方向弁148を介して蒸気生成器200の蒸気線206の水供給端208と流体連絡し得る。ピストン136が円筒形シャフト132内で上向きに移動するときに、水が水貯槽160から流体チャンバ134内に吸引され、ピストン136が下向きに移動するときに、水が流体チャンバ134から蒸気生成器200の蒸気線206内に押し込まれるように、2つの一方向弁144,148を、交互に動作するよう構成し得る。ピストンの下行程(ストローク)の間に約0.5〜5mlの水が蒸気生成器200に送られるようにハンドポンプ130を構成するのが好ましくあり得る。これは約1〜3ポンプストロークを通じた典型的な一杯の牛乳泡のために十分な量の蒸気の生成を可能にする。当業者は、ハンドポンプ、具体的には、専ら機械的なハンドポンプが、様々の種類で提供されること、並びに現時点で開示されている電気器具1が、描写されているハンドポンプ構造の使用に限定されず、むしろこれらの様々の種類の各々を利用し得ることを理解するであろう。
蒸気生成器200は、例えば、比較的大きな比熱及び熱伝導率を備える金属、例えば、アルミニウムで作製されるブロックの形態における、熱質量体202(thermal mass)を含み得る。熱質量体202は、2つの同軸に巻回されるコイル204,206を収容し得る。加熱素子204として働く電気抵抗加熱螺旋によって内側コイルを形成し得るのに対し、例えばステンレス鋼で作製し得る中空の蒸気線206によって外側コイルを形成し得る。動作中、短時間の先行昇温段階の間に、加熱コイル204によって100℃より十分に上の温度、例えば、130℃〜150℃の範囲内の温度に加熱し得る、熱質量体202から引き出される熱によって、蒸気線206の水供給端208に放出される水を実質的に瞬間的に蒸発させ得る。よって、熱質量体202の使用は、本線からの安定したエネルギ消費及び一貫した蒸気生成を促進し得る。蒸気線206の水供給端208は第2の逆止弁148によって普通は閉じられるので、蒸気線206の内側で蒸発させられる水は、その独自の圧力の下でその蒸気排出端で蒸気線から押し出される。蒸気生成器200から延びる蒸気管210によって形成し得る蒸気排出端は、牛乳泡立て装置180に接続される。
「カップ内牛乳泡立て」、即ち、大型内部(牛乳(泡))貯槽内で泡立てられるのではなく外部のカップ内で泡立てられる牛乳泡立てを可能にするよう、本発明に従った牛乳泡立て電気器具1を構成し得る。カップ内牛乳泡立ての1つの形態は上で既に述べられており、スチーム管を含み、現時点で開示されている電気器具に従った牛乳泡立て装置は、そのようなスチーム管を模倣し、その目的を達成するために、蒸気出口パイプを含むに過ぎない。しかしながら、泡立てプロセスを促進するために、牛乳泡立て装置は、ある形態のカップ内牛乳泡立て実施することができ、そこでは、牛乳は、牛乳泡立て装置によって泡立てられる一杯の牛乳から吸い上げられ、次に、カップ内に排出されて戻される。これはより使用者に優しい。何故ならば、それは使用者の側に特定の熟練を要求せず、電気器具1の内部牛乳貯槽を後に徹底的に洗浄する必要を回避するからである。即ち、電気器具1の取り外し可能で手又は機械で洗浄可能な部分を構成し得る蒸気泡立て装置を洗浄する必要があるだけだからである。
従って、本発明に従った電気器具1において用いられる牛乳泡立て装置180は、2つの管、即ち、牛乳吸入管182と、泡立て管184とを含み得る。牛乳吸入管182は、2つの管のうちのより長い方であり、自由下端と上端との間に延び得る。泡立て管184も自由下端と上端との間に延び得る。(例示しない)1つの実施態様において、泡立て管184は、2つの直列に配置されるベンチュリを含み得る。第1のベンチュリを泡立て管184の上端に配置し、(牛乳を加熱するために)蒸気を牛乳と混ぜるために構成し得る。この目的を達成するために、第1のベンチュリの上流端を蒸気管210に接続し、下流端を第2のベンチュリの上流端に接続し得る。蒸気が第1のベンチュリを通じて押し出されるときに、蒸気−牛乳混合物を生成するために、牛乳を牛乳吸入管を通じて蒸気管内に吸入し得るよう、第1のベンチュリの上流端と下流端との間の狭窄を牛乳吸入管182の上端に接続し得る。第2のベンチュリを第1のベンチュリの直ぐ下流に配置し、蒸気及び牛乳の混合物を空気と混ぜ、それによって、所望の加熱された牛乳泡を創り出すよう構成し得る。故に、第2のベンチュリ内の狭窄を空気吸入管を介して装置の周囲環境に流体的に接続し得る。
当業者が理解するように、牛乳泡立て装置180を様々の方法において設計し得る。他の実施態様では、例えば、2つの上述のベンチュリを1つのベンチュリに組み合わせてよく、その狭窄は空気吸入管及び牛乳吸入管182の上端の両方に流体的に接続される。牛乳吸入管182及び泡立て管184の外側ハウジングを取り外すことによって図6に例示されている他の好適実施態様では、第2のベンチュリを第1のベンチュリ186の下流に配置される混合空間188と交換し得る。混合空間188は、第1のベンチュリ186と混合空間188との間に空気間隙190が存在するよう、第1のベンチュリ186との同心状配置において第1のベンチュリ186の下流端から離間する、比較的大きい上流/入口開口を有する。故に、使用中、蒸気及び牛乳の混合物の噴流が第1のベンチュリ186から流れるとき、それは第1のベンチュリ186と混合空間188との間の間隙190を横断する。噴流の影響の下で、蒸気、牛乳、及び空気の混合物が混合空間188内に受け入れられるように、空気が空気間隙190中に引き込まれる。混合空間188内で、蒸気は牛乳中で急速に液化し、所望に加熱された牛乳泡を残す。牛乳泡立て装置のこの後者の実施態様は、WO2011/158171として公開された国際出願第PCT/IB2011/052566号により詳細に記載されており、それを参照としてここに援用する。
本発明に従った牛乳泡立て電気器具1は、比較的僅かの電子機器(エレクトロニクス)を含み得る。蒸気生成器200(の加熱素子204)の他に、牛乳泡立て電子器具1は、電力コード110と、中央コントローラ112と、使用者動作可能なスイッチ114とを含み得る。電力コード110を電気器具1の本体100に接続し得る。電気コード110は外側にあるプラグ(図示せず)と本体100の内側にある中央コントローラ112との間に延びる。次に、電気ケーブル120を用いて中央コントローラ112を更にスイッチ114に接続し、電気ケーブル122によって加熱素子204に接続し得る。スイッチ114がON状態にあるときに加熱素子に給電し、スイッチ114がOFF状態にあるときに加熱素子204への給電を切るよう、中央コントローラ112を構成し得る。
使用者動作可能なスイッチ114は任意の適切な種類であってよく、典型的には、2つの部分、即ち、本体100に固定的に接続される第1の部分と、アクチュエータ220に一体化される第2の部分とを含む。第1の部分は、例えば、磁気センサ116、例えば、リードセンサ、ホールセンサを含み得るのに対し、第2の部分は、永久磁石118を含み得るが、逆であってもよい。描写される実施態様と全く同じように、磁気センサ116を、アクチュエータ220の電子スイッチ部分240と協働するために構成されるシンクカバー166の底壁168にある排水開口174の付近で、水貯槽160の側壁164の外側の上に/外側に対して設け得る。以下に明らかにするように、関連する永久磁石118をアクチュエータ220の電子スイッチ部分240内に収容し得る。従って、アクチュエータ220がその電子スイッチ部分240の内側の永久磁石118を磁気センサ116の近傍内に導くよう方向付けられるとき、磁気センサ116は永久磁石118の磁場を検出し、スイッチをその省略時選択(デフォルト)のOFF状態からそのON状態に変更させる。
図5に隔離して示される牛乳泡立て電気器具1のアクチュエータ220は、装置の動作を可能にし得る。より具体的には、アクチュエータ220は、シンクカバー166のための蓋として、ハンドポンプ130のためのアクチュエータとして、且つ/或いは具体的には蒸気生成器200を含む電気器具1の電子機器のための制御スイッチとして働き得る。描写される実施態様において、アクチュエータ220は、全ての3つの機能を充足するが、代替的な実施態様において、アクチュエータ220は、それらの1つ又は2つだけを充足し得る。
アクチュエータ220あh、外側シェル222と、内側シェル228とを含み得る。両方のシェル222,228は、中央壁部分224,230と、中央壁部分224,230の円周に沿って設けられる直立側壁226,232とを有する、概ねカップ形状であり得る。電気器具1の外側から見ることができる外側シェル222(図1を参照)は、例えば、つや消し金属で外側シェルを製造することによって、審美的に心地良い外観を備え得る。例えば、射出成形を用いて、プラスチックで製造し得る内側シェル228は、ハンドポンプインターフェース部分234と、電子記スイッチ部分240とを定め得る。両方の部分234,240の構造及び動作が次に解明される。
ハンドポンプ130のピストン136と円筒形シャフト132とのインターフェース接続するよう、ハンドポンプインターフェース部分234を構成し得る。ハンドポンプインターフェース部分234は、内側シェル228の中央壁部分230に中心的に配置され且つそこから垂直に突出する円筒形シャフトインサート236を含み得る。シャフトインサート236をピストン136に接続するために、シャフト236を円筒形シャフト132の上端内に滑り込ませ得るよう、シャフトインサート236の外径は、ハンドポンプ130の円筒形シャフト132の上端の内径よりも僅かに小さくあり得る。シャフトインサート236及びピストン136の各々に一対の噛み合う雄雌コネクタの半分を設けることによって、シャフトインサート236とピストン136との間の適切な接続を容易化し得る。例えば、描写される実施態様において、ピストン136は中央ピン138を備えるのに対し、シャフトインサート236は適合するソケット238を備える。シャフトインサート236の全体的な軸方向長を選択し得る。シャフトインサート236がハンドポンプ130の円筒形シャフト132内に挿入され且つその上方位置においてピストン136の上に載っているときに、ピストン136をその下方位置に押し込み、水をハンドポンプ130の流体チャンバ134から蒸気生成器200の蒸気線の水供給端208内に移動させるポンプ行程を達成するよう、アクチュエータ220のカップ形状部分222,228は休止位置を取り、カップ形状部分を休止位置から下向きに移動させ、シンクカバー166によって定められる空間内に効果的に至らせ得る。
アクチュエータ220が電気器具1の残部に取り外し可能に係止(ロック)されるのを可能にするために、一方では、アクチュエータ220のハンドポンプインターフェース部分234が、他方では、ハンドポンプ130のピストン136及び円筒形シャフト132の上端が、差込取付け部を定め得る。ハンドポンプインターフェース部分234のシャフトインサート236は、例えば、1つ又はそれよりも多くの径方向に外向きに突出するピン2237を備え、円筒形シャフト132の上端の内壁は、1つ又はそれよりも多くのそれぞれの対応する角スロット133を備え得るが、その逆でもよい。
描写される実施態様(特に図4及び5を参照)において、シャフトインサート236は、電子スイッチ部分240と正反対の位置に1つのピン237を備える。円筒形シャフト132の上端の内壁は、3つの直線スロット区画133a,b,cを含む適合する角スロット133を相補的に備える。第1のスロット区画133a及び第3のスロット区画133cは、円筒形シャフト132の中心軸Lに沿って平行に延び、第2のスロット区画133bは、2つの区画を直角に相互接続する。第1及び第2のスロット区画133a,133bは、差込取付け部のロックの一部を形成する。即ち、シャフトインサート236上のピン237が第1の(軸方向に延びる)スロット区画133a内に下向きに滑り込むように、アクチュエータのシャフトインサート236をハンドポンプ130の円筒形シャフト132の上端内に挿入することによって、アクチュエータ220を本体100の上に位置付け得る。そのもっと下で、更なる下向きの進行がバネ137を僅かに圧縮するように、シャフトインサート236は、バネ付勢されるピストン136と係合し得る。ピン237が第1のスロット区画133aの下端と衝突するや否や、ピン237が第2のスロット区画133bを通じて接線方向に滑ってその中間地点に至るよう、電気器具1の中心軸Lの周り約45°の角度を通じてアクチュエータ220を時計回りに回転させ得る。この地点はアクチュエータ220の回転OFF位置を定め得る。シャフトインサート236に抗するバネ付勢ピストン136の上向きの作用の故に、アクチュエータ220をこのOFF位置における所定の場所において摩擦的に係止させ得る。OFF位置から、アクチュエータ220を、例えば、本体100からアクチュエータ220を取り外すために上記ステップを逆転して実行することにおける第1のステップとして、反時計回り方向に、或いは時計回り方向に回転させ得る。例えば、水平方向に延びる第2のスロット133bがアクチュエータ220の上又は下への移動を妨げるので、アクチュエータ220を上又は下に移動し得ない。アクチュエータ220が、例えば、約90°の全角を通じて、時計回りに方向に更に回転させられるときに、ピン237は、第3のスロット区画133cの上端と対応し得る、第2のスロット区画133bの端と衝突する。アクチュエータ220の上記位置は、上記で言及した回転ON位置を定めることができ、軸方向Lに沿うアクチュエータ220の上下移動のための動作を許容する。何故ならば、(i)ピン237は軸方向に延びる第3のスロット区画133c内に今や存し、(ii)アクチュエータ220の電子スイッチ部分240は、それとの協働のために構成される排水開口172と軸方向に位置合わせされるからである。
アクチュエータ220の内側シェル229の直立側壁232に設けられる或いはそこに部分的に組み込まれ且つその下方又は自由縁を越えて軸方向に突出するペグによって、アクチュエータ220の電子スイッチ部分240を形成し得る。少なくともペグの下方の突出する端を円筒形シャフト132に沿うアクチュエータ220の軸方向上下移動の間に排水開口172内に受け入れ可能である寸法とし得る。使用者動作可能な電子スイッチ114のための制御装置としてペグを構成し得る。そして、その目的を達成するために、ペグは上記で議論した永久磁石118を収容する空洞242(キャビティ)を含む。
よって、アクチュエータ220を3つの異なる位置の間で中心軸Lの周りで回転させ得る。3つの異なる位置は、時計回りの順序において、アクチュエータ220を上向きに引っ張ることによってアクチュエータ220を本体100から取り外し可能である位置と、アクチュエータ220を上向き又は下向きに移動不能であり、スイッチがON位置に切り替わるのを妨げるよう電子スイッチ部分240の磁石118を磁気センサ116から十分に遠くに部分的に分離させるOFF位置と、アクチュエータ220を中心軸Lに沿って上下に移動可能であり、電子スイッチ部分240の磁石118が磁気センサ116の近傍内に存してスイッチ114をON状態にあるようにさせるON位置とを含む。
使用後、使用者は、先ず、アクチュエータ220を本体100から取り外して、水が水貯槽から最早排水されないで水貯槽160が一杯であることを示すまでシンクカバー166内に水を注ぎ込むことによって、水貯槽160を補給する。貯槽160を補給するために、使用者は、中空のカップ形状のアクチュエータ220を、蛇口からシンクカバー166内に水を移転する小型の水バケツとして便利に用い得る。この動作モードは、シンクカバー166を蛇口の下に位置付けるよう電気器具1をシンク内に保持する手間を取り除き、従来的な電気湯沸かしにおいて一般的であるように電気器具が電力ベースと電力ベースに取り外し可能に接続可能な水差しを含む分割本体設計の必要を克服する。水貯槽が充填されるや否や、使用者はアクチュエータ220を再び取付け、中心軸Lの周りでアクチュエータ220をそのOFF位置を通じてそのON位置に回転させる。これは、蒸気生成器200の熱質量体202を100℃を優に越える温度まで加熱するために、中央コントローラ112に蒸気生成器200の加熱素子204に給電させる。短時間の加熱段階の後、使用者は中心軸Lに沿ってアクチュエータ220を移動させ、液体水を水貯槽160から蒸気生成器200の加熱された熱質量体202を通じて延びる蒸気線208内に送る。これは液体水を実質的に瞬間的に蒸発させ、蒸気は牛乳泡立て装置180に接続される蒸気管210を通じて蒸気生成器200から押し出される。牛乳を牛乳吸入管182から吸い上げ、泡立て管184の内側で泡立て、次に、カップ内に排出して戻し得るよう、一杯の牛乳を牛乳泡立て装置の牛乳吸入管182の下端に保持し得る。泡立てプロセスが完了すると、使用者はアクチュエータを回転させてアクチュエータ220をそのON位置からそのOFF位置に戻して、蒸気生成器200の加熱素子204への電力を遮断し得る。
添付の図面を部分的に参照して本発明の例示的な実施態様を上に記載したが、本発明はこれらの実施態様に限定されないことが理解されるべきである。請求項の発明を実施する当業者は、図面、本開示、及び付属の請求項の研究から、開示の実施態様に対する様々の変更を理解し且つ行い得る。この明細書を通じて、「1つの実施態様」又は「ある実施態様」への言及は、その実施態様との関係において記載される特定の機能、構造、又は特徴が、本発明の少なくとも1つの実施態様中に含まれることを意味する。よって、この明細書を通じた様々の場所における「1つの実施態様において」又は「ある実施態様において」という成句の現れは、全てが必ずしも同じ実施態様を指していない。更に、明示的に記載されていない新しい実施態様を形成するために、1つ又はそれよりも多くの実施態様の特定の機能、構成、又は特徴を任意の適切な方法において組み合わせ得ることを記す。
1 牛乳泡立て電気器具
100 本体
110 電力コード
112 中央コントローラ
114 (ONN状態とOFF状態との間で切り換え可能な)使用者動作可能なスイッチ
116 磁気センサ/リードセンサ
118 永久磁石
120 コントローラと磁気センサとの間の電気ケーブル
122 コントローラと加熱コイルとの間の電気ケーブル
130 ハンドポンプ
132 円筒形シャフト
133 アクチュエータのシャフトインサート上の径方向ピンと協働するためのスロット
134 流体チャンバ
136 ピストン
137 機械的バネ
138 ピストン中心ピン
140 ピストンの周りのOリング
142 水入口
144 第1の弁又は水入口逆止弁
146 水出口
148 第2の弁又は水出口逆止弁
150 水貯槽の底壁と円筒形シャフトとの間のOリング
160 水貯槽
162 水貯槽の底壁
164 水貯槽の(円錐形の)側壁
166 シンクカバー
168 シンクカバーの底壁
170 シンクカバーの底壁にあるスロット状の排水開口
172 アクチュエータの電子スイッチ部分を受け入れるよう構成されるシンクカバーの底壁にある排水開口
174 シンクカバーの側壁
180 牛乳泡立て装置
182 牛乳吸入管(長いペグ)
184 泡立て管(短いペグ)
186 ベンチュリ
188 混合チャンバ
190 空気間隙
200 蒸気生成器
202 熱質量体
204 加熱素子
206 蒸気生成器のための蒸気線
208 蒸気線の水供給端
210 蒸気線/蒸気管の蒸気排出端
220 アクチュエータ
222 アクチュエータのカップ形状の外側シェル(金属)
224 外側シェルの中央壁
226 外側シェルの側壁
228 アクチュエータの内側シェル(プラスチック)
230 内側シェルの中央壁
232 内側シェルの側壁
234 ハンドポンプインターフェース部分
236 シャフトインサート
237 シャフトインサート上で径方向に延びるピン
238 ピストン中央ピン受入れ凹部
240 電子スイッチ部分
242 磁石のためのキャビティ
L 本体の中心軸

Claims (11)

  1. 水貯槽と、
    蒸気生成器と、
    該蒸気生成器に流体的に接続される牛乳泡立て装置と、
    前記水貯槽及び前記蒸気生成器の両方に流体的に接続されるハンドポンプとを含み、
    該ハンドポンプは、第1のアクチュエータ位置と第2のアクチュエータ位置との間で移動可能である手動で動作可能なアクチュエータを含み、前記ハンドポンプは、前記第1のアクチュエータ位置から前記第2のアクチュエータ位置への移動後、前記水貯槽から前記蒸気生成器への流体の移動を引き起こす、
    牛乳泡立て電気器具。
  2. 前記ハンドポンプは、前記第1のアクチュエータ位置から前記第2のアクチュエータ位置への前記アクチュエータの移動後に、0.5〜5mlの流体を前記蒸気生成器に送る、請求項1に記載の牛乳泡立て電気器具。
  3. 前記アクチュエータは、第1の軸に沿う平行移動によって、前記第1のアクチュエータ位置と前記第2のアクチュエータ位置との間で移動可能である、請求項1又は2に記載の牛乳泡立て電気器具。
  4. 前記アクチュエータは、第3のアクチュエータ位置と第4のアクチュエータ位置との間で移動可能である、請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の牛乳泡立て電気器具。
  5. 前記アクチュエータは、前記第1の軸の周りの回転によって、前記第3のアクチュエータ位置と前記第4のアクチュエータ位置との間で移動可能である、請求項4に記載の牛乳泡立て電気器具。
  6. 前記第3のアクチュエータ位置にある前記アクチュエータは、前記第1のアクチュエータ位置と前記第2のアクチュエータ位置との間の移動に対して係止され、前記第4のアクチュエータ位置にある前記アクチュエータは、前記第1のアクチュエータ位置と前記第2アクチュエータ位置との間で移動可能である、請求項4又は5に記載の牛乳泡立て電気器具。
  7. 前記蒸気生成器は、電気的に給電される蒸気生成器であり、前記アクチュエータが前記第3のアクチュエータ位置にあるときに、前記蒸気生成器への電力の供給は不能にされるのに対し、前記アクチュエータが前記第4のアクチュエータ位置にあるときに、前記蒸気生成器への電力の供給は可能にされる、請求項4乃至6のうちのいずれか1項に記載の牛乳泡立て電気器具。
  8. 前記蒸気生成器への前記電力の供給を制御するために前記蒸気生成器に動作可能に接続されるコントローラと、
    使用者動作可能なスイッチとを更に含み、
    該使用者動作可能なスイッチは、
    前記コントローラに動作可能に接続される磁気センサと、
    磁石とを含み、
    前記磁気センサ及び前記磁石の一方は、前記アクチュエータ内に組み込まれ、
    前記コントローラ及び前記使用者動作可能なスイッチは、前記アクチュエータが前記第4の位置にあるときに、前記コントローラが前記磁気センサの近傍における前記磁石の存在と合い、前記蒸気生成器への前記電力の供給を可能にする、請求項7に記載の牛乳泡立て電気器具。
  9. 前記蒸気生成器は、熱質量体と、該熱質量体を加熱するよう構成される電動加熱素子と、前記熱質量体中に少なくとも部分的に埋設される蒸気線とを含み、前記蒸気線は、前記ハンドポンプの水出口を前記牛乳泡立て装置に流体的に接続する、請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載の牛乳泡立て電気器具。
  10. 少なくとも1つの水貯槽水入口開口を更に含み、
    前記アクチュエータが前記ハンドポンプに接続されるときに前記アクチュエータが前記水入口開口へのアクセスを遮断するが、前記ハンドポンプからの前記アクチュエータの取り外し後に前記水入口へのアクセスがもたらされるよう、前記アクチュエータは、前記ハンドポンプに取り外し可能に接続され、前記少なくとも1つの水出口開口のためのカバーとして作用する、
    請求項1乃至9のうちのいずれか1項に記載の牛乳泡立て電気器具。
  11. 前記ハンドポンプは、水入口と水出口とを有する流体チャンバと、該流体チャンバ内に移動可能に配置され且つ前記アクチュエータに動作可能に接続可能であるピストンと、2つの反対的に動作する逆止弁とを更に含み、該逆止弁の一方は、前記流体チャンバの前記水入口内に配置され、前記逆止弁の一方は、前記流体チャンバの前記水出口内に配置される、請求項1乃至10のうちのいずれか1項に記載の牛乳泡立て電気器具。
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