JP2015230006A - レシプロエンジン用のピストンアセンブリ - Google Patents

レシプロエンジン用のピストンアセンブリ Download PDF

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Abstract

【課題】潤滑油消費量の低減、摩耗を低減することができるピストンとピストンリングを提供する。
【解決手段】径方向通路100および/または軸方向通路などを用いてエンジン内での燃焼ガスの分布を制御する。例えば、燃焼ガスは、ピストンアセンブリ25のトップリング44の外面90に圧力を加え、半径方向通路100または軸方向通路は、トップリング44の内面124に隣接する空間130に燃焼ガスを移送し、これにより、外面90と内面124との間の圧力勾配を制御することができる。
【選択図】図4

Description

本明細書に開示されている主題は、一般に、レシプロエンジンに関し、より具体的には、レシプロエンジン用のピストンアセンブリに関する。
レシプロエンジン(例えば、内燃レシプロエンジン)は、高温燃焼ガスを生成するために酸化剤(例えば、空気)と共に燃料を燃焼させ、次いで、この高温燃焼ガスは、シリンダ内でピストン(例えば、往復ピストン)を駆動する。詳細には、高温燃焼ガスは、膨張して、膨張行程中にシリンダの上部から底部にピストンを直線移動させる圧力をピストンに加える。ピストンは、燃焼ガスによって加えられた圧力およびピストンの直線運動を、1つ以上の負荷(例えば、発電機)を駆動する回転運動に変換する(例えば、ピストンに連結されたコネクティングロッドおよびクランクシャフトを介して)。ピストンおよび関連構造の構成(例えば、ピストンアセンブリ)は、排出(例えば、未燃炭化水素)およびエンジン効率ならびに潤滑剤(例えば、油)の消費量に大きな影響を及ぼし得る。さらに、ピストンアセンブリの構成は、レシプロエンジンの運転寿命に大きな影響を与え得る。したがって、ピストンアセンブリの構成を改善することが望まれる。
米国特許第7730866号明細書
最初に特許請求された発明の範囲に見合った特定の実施形態が、以下で要約される。これらの実施形態は、特許請求されている発明の範囲を限定するためのものではなく、正しくは、これらの実施形態は、本発明の可能な形態の簡潔な概要を提供するためのものに過ぎない。実際、本発明は、以下で述べられる実施形態と同様である場合もあれば、異なる場合もある様々な形態を包含し得る。
一実施形態において、レシプロエンジン用のパワーシリンダシステムは、シリンダ内に配置され、該シリンダ内を往復するように移動するよう構成されるピストンを含む。また、ピストンは、ピストンのトップランドの下でピストンの周囲に周方向に延在する最上溝および該最上溝内に配置されるリングを含む。単一通路は、トップランドまたはリングに形成され、単一通路は、ピストンの外周部から、最上溝の内面とリングの内面との間の空間まで延在する。
一実施形態において、レシプロエンジン用のパワーシリンダシステムは、シリンダ内に配置され、該シリンダ内を往復するように移動するよう構成されるピストンを含む。ピストンアセンブリは、ピストンのトップランドの下でピストンの周囲に周方向に延在する最上溝および該最上溝に配置されるリングを含む。通路は、トップランドまたはリングに形成され、燃焼ガスが燃焼室から、最上溝の内面とリングの内面との間の空間まで流れることを可能にするように構成され、通路は、ピストンの直径の約1パーセント〜5パーセントの幅を有する。
一実施形態において、レシプロエンジン用のパワーシリンダシステムは、内壁を有し、かつ空洞が形成されたシリンダを含む。本システムは、シリンダ内に配置され、該シリンダ内を往復するように移動するよう構成されるピストンと、ピストンのトップランドの下でピストンの周囲に周方向に延在する最上溝と、最上溝内に配置されるリングとを含む。半径方向通路は、ピストンの他の領域に比べて付着の少ない領域においてトップランドまたはリングに形成され、半径方向通路は、ピストンの外周部から、最上溝の内面とリングの内面との間に形成される空間まで延在する。
本発明のこれらのおよび他の特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明が添付図面を参照しながら読まれるときにより良く理解されるようになる。なお、添付図面では、同じ符号が、図面の全体を通して同じ部分を示している。
レシプロエンジンシステムの部分の実施形態の概略ブロック図である。 シリンダ内に配置されているピストンの実施形態の断面図である。 ピストンのトップランドに半径方向通路が形成されているピストンの実施形態の部分の側面図である。 ピストンのトップランドに半径方向通路が形成されているピストンの実施形態の部分の側断面図である。 ピストントップリングに半径方向通路が形成されているピストンの実施形態の部分の側断面図である。 ピストンのトップランドに軸方向通路が形成されているピストンの実施形態の部分の側断面図である。 V型エンジンの中央領域の近傍に半径方向通路が配置されているV型エンジンの実施形態の部分の側断面図である。
以下では、本発明の1つ以上の特定の実施形態について説明する。これらの実施形態を簡潔に説明するために、本明細書では、実際の実施態様の特徴のすべてが説明されない場合もある。このような実際の実施態様の開発(工学または設計プロジェクトにおけるような)において、実施態様ごとに異なり得る、開発者の特定の目標(システム関連およびビジネス関連の制約の遵守など)を達成するために、実施態様に特有の多数の決定がなされなければならないことが理解されるべきである。さらに、このような開発の努力は、込み入っていて、時間がかかるものであるかもしれないが、本開示の利益を受ける当業者にとっては設計、製作、および製造に関する日常的な取り組みであることが理解されるべきである。
本発明の様々な実施形態の要素を導入するとき、冠詞「ある(a)」、「ある(an)」、「その(the)」、および「前記」は、その要素が1つ以上存在することを意味することが意図されている。用語「を備える(comprising)」、「を含む(including)」、および「を有する(having)」は、包含的であり、列挙されている要素以外にも付加的な要素が存在し得ることを意味することが意図されている。
本開示に係る、レシプロエンジン(例えば、内燃レシプロエンジン)用のパワーシリンダシステムは、1つ以上のピストンであって、それぞれが、1つ以上の負荷に動力を供給する目的で燃焼ガスによって加えられた圧力およびピストンの直線運動を回転運動に変換するためにシリンダ(例えば、ライナ)内を直線移動するように構成された1つ以上のピストンを含んでもよい。ピストンは、ピストンのトップランドの下でピストンの周囲に周方向に延在する最上環状溝(例えば、トップリング溝)を有してもよい。トップリング(例えば、ピストントップリング)は、最上溝内に配置されてもよい。開示されている実施形態以外では、トップリングにおける(例えば、トップリングの外面と内面との間の)特定の圧力勾配が、例えば、半径方向のリングつぶれ(ring collapse)(例えば、シリンダの内壁から離れる、トップリングの変形)、油の消費量の増加、未燃炭化水素のブローバイの増加、排出の増加、および/またはエンジンの構成要素の摩耗の増加の原因となり得る。
したがって、本開示の実施形態は、トップリングの内面(例えば、内周面)に隣接する空間に高圧燃焼ガスを移送することによって、トップリングにおける圧力勾配を低減し、ガスがトップリングの内面に対して半径方向外側に向かう力を加えることを可能にする少なくとも1つの通路(例えば、半径方向通路、軸方向通路、またはこれらの両方)を含む。炭素付着物が、未燃焼燃料および/または潤滑油の炭化に起因してエンジンの様々な位置に形成され得るため、例示的な実施形態は、炭素付着物が1つの通路を通る燃焼ガスの移動を妨げるか、または遮る可能性を低下させる形状および/または寸法(例えば、幅、直径、流路断面積、または体積)を有する単一通路(例えば、ただ1つの通路)を含む。したがって、本実施形態は、燃焼ガスが少なくとも1つの通路を通って持続的に確実に移動することを可能にする。
さらに、1つの通路の寸法は、燃焼ガスの確実な移動を可能にする程度に大きくてもよい一方で、さらに、ピストンのトップランドとトップリングとの間の全体の間隙体積が間隙体積内での未燃焼燃料の流れを制限する程度に小さくてもよい。例えば、燃焼ガスの確実な移動を可能にする寸法を有する多数の通路は、トップリングにおける圧力差を効果的に低減し得るものの、このような構成はまた、全体の間隙体積を増加させ、より大量の未燃焼燃料が間隙体積に流れることを可能にしてしまう。したがって、信頼できるトップリングの安定化のための1つの通路の寸法は、例えばエンジン効率の望ましくない変化を制限するために全体の間隙体積と釣り合いをとられてもよい。
これまでの内容を考慮して、本開示の実施形態は、トップリングにおける圧力勾配を低減する目的でトップリングの内面に隣接する空間への燃焼ガスの移動を助けるためにエンジンの各ピストンに関連付けられた単一通路(例えば、ただ1つの通路)を含む。1つの通路は、トップリングを安定させるために適切な量の燃焼ガスの確実な移動を可能にし、および/または間隙体積に流れる未燃焼燃料を制限する寸法を有してもよい。さらに、1つの通路は、炭素付着物の形成を阻止するためにエンジンの比較的低温の領域および/または油の少ない領域に配置されてもよい。好適には、本明細書に開示されている特徴を有するピストンは、炭素付着物の形成を制限し、および/または間隙体積における未燃焼燃料の流れを制限しながらも、トップリングを効果的かつ効率的に安定させることができる。この結果として、これらの特徴は、例えば、半径方向のリングつぶれの低減ならびにブローバイ、油の消費量、および/または排出の低減をもたらし得る。
1つの通路を有する実施形態が、以下で詳細に開示されているが、2つ以上の通路(例えば、2、3、4、5、6、7、8、9、10、またはより多くの)が、燃焼ガスの確実な移動を可能にし、間隙体積を制限するために各ピストンに利用されてもよい(特に、2つ以上の通路が、エンジンの低温のおよび/または油の少ない領域に配置される場合)ことが理解されるべきである。例えば、特定の実施形態において、各ピストンは、エンジン効率の変化を制限するためにあるしきい値以内で全体の間隙体積領域を形成する限られた数の通路(例えば、1、2、3、4、またはより多くの通路)を含んでもよく、この場合、各通路は、以下でより詳細に述べられるように、炭素付着物が各通路を通る燃焼ガスの移動を妨げるか、または遮る可能性を低下させるためにある最小しきい値を上回る幅および/または断面積を有する。
図面を参照すると、図1は、エンジン駆動発電システム8の部分の実施形態のブロック図を示している。以下で詳細に説明されるように、システム8は、1つ以上の燃焼室12(例えば、1、2、3、4、5、6、7、8、10、12、14、16、18、20、またはより多くの燃焼室12)を有するエンジン10(例えば、内燃レシプロエンジン)を含む。空気供給部14は、加圧された酸化剤16(空気、酸素、酸素富化空気、酸素貧化空気(oxygen−reduced air)、またはこれらの任意の組み合わせなど)を燃焼室12のそれぞれに供給するように構成されている。また、燃焼室12は、燃料供給部19から燃料18(例えば、液体および/または気体の燃料)を受け入れるように構成されており、燃料−空気混合物は、それぞれの燃焼室12内で点火され、燃焼される。高温の加圧された燃焼ガスによって、燃焼室12のそれぞれに隣接するピストン20は、シリンダ26内を直線移動し、ガスにより加えられた圧力は、シャフト22を回転させる回転運動に変換される。一緒になって、ピストン20およびシリンダ26は、エンジン10用のパワーシリンダシステムを形成してもよい。さらに、シャフト22は、シャフト22の回転によって動力が供給される負荷24に連結されてもよい。例えば、負荷24は、システム10の回転出力によって電力を発生させることができる任意の適切な装置(発電機など)であってもよい。さらに、以下の解説は、酸化剤16として空気に言及しているが、任意の適切な酸化剤が、開示されている実施形態に使用されてもよい。同様に、燃料18は、任意の適切な気体燃料(例えば、天然ガス、関連する石油ガス、プロパン、バイオガス、下水ガス、埋立地ガス、炭鉱ガスなど)であってもよい。
本明細書に開示されているシステム8は、定置用途(例えば、産業用発電エンジン)または移動用途(例えば、車または航空機)での使用に適合されてもよい。エンジン10は、2ストロークエンジン、3ストロークエンジン、4ストロークエンジン、5ストロークエンジン、または6ストロークエンジンであってもよい。また、エンジン10は、任意の数の(例えば、1〜24個の)燃焼室12、ピストン20、および関連するシリンダを含んでもよい。例えば、特定の実施形態において、システム8は、シリンダ内を往復運動する4、6、8、10、16、24、またはより多くのピストン20を有する大型の産業用レシプロエンジンを含んでもよい。一部のこのような場合において、シリンダおよび/またはピストン20の直径は、約13.5〜34センチメートル(cm)であってもよい。一部の実施形態において、シリンダおよび/またはピストン20の直径は、約10〜40cm、約15〜25cm、またはおよそ15cmであってもよい。特定の実施形態において、ピストン20は、ピストン20のトップリング溝に嵌め込まれるニレジストリングを伴う鋼製ピストンまたはアルミニウム製ピストンであってもよい。システム8は、10kW〜10MWの範囲の電力を発生させてもよい。一部の実施形態において、エンジン10は、約1800回転/分(RPM)未満で動作してもよい。一部の実施形態において、エンジン10は、約2000RPM未満、約1900RPM未満、約1700RPM未満、約1600RPM未満、約1500RPM未満、約1400RPM未満、約1300RPM未満、約1200RPM未満、約1000RPM未満、または約900RPM未満で動作してもよい。一部の実施形態において、エンジン10は、約800〜2000RPM、約900〜1800RPM、または約1000〜1600RPMで動作してもよい。一部の実施形態において、エンジン10は、約1800RPM、約1500RPM、約1200RPM、約1000RPM、または約900RPMで動作してもよい。例示的なエンジン10は、例えば、General Electric CompanyのJenbacher Engine(例えば、Jenbacher Type2、Type3、Type4、Type6、もしくはJ920 FleXtra)またはWaukesha Engine(例えば、Waukesha VGF、VHP、APG、275GL)を含んでもよい。
図2は、レシプロエンジン10のシリンダ26(例えば、エンジンシリンダ)内にピストン20が配置されているピストンアセンブリ25の実施形態の側断面図である。シリンダ26は、円筒空洞30(例えば、ボア)を形成している環状内壁28を有する。ピストン20は、軸方向軸または軸方向34、半径方向軸または半径方向36、および周方向軸(circumferential axis)または周方向38を基準にして形成されてもよい。ピストン20は、上部40(例えば、トップランド)およびピストン20の周囲に周方向(例えば、周方向38)に延在する第1の環状溝42(例えば、最上溝またはトップリング溝)を含む。第1のリング44(例えば、トップリングまたはピストントップリング)は、最上溝42に配置されてもよい。トップリング44は、エンジン10の運転中にトップリング44がさらされる高温高圧のガスに反応して膨張および収縮するように構成されてもよい。図示のように、ピストン20は、ピストン20の周囲に周方向に延在する複数の付加的な環状溝46(例えば、付加的なリング溝)であって、軸方向軸34に沿って最上溝42から離間され、また互いに離間されている複数の付加的な環状溝46を含む。付加的なピストンリング48が、付加的な環状溝46のそれぞれに配置されている。本明細書では、最上溝42およびトップリング44に関して様々な特徴が開示される。しかしながら、複数の付加的な溝46および対応する付加的なピストンリング48は、様々な構成のいずれかを有してもよいことが理解されるべきである。例えば、複数の付加的な溝46および/または対応する付加的なリング48の1つ以上が、以下で開示される特徴の一部または全部を含んでもよいし、あるいは、例えば異なる構成、形状、サイズ、および/または機能を有してもよい。
図示のように、ピストン20は、コネクティングロッド52およびピン54を介してクランクシャフト50に取り付けられている。クランクシャフト50は、ピストン20の往復直線運動を回転運動に変換する。燃焼室12は、ピストン20のトップランド40に隣接して配置されている。燃料噴射器56は、燃料18を燃焼室12に供給し、弁58は、燃焼室12への空気16の供給を制御する。排気弁60は、エンジン10からの排気の排出を制御する。しかしながら、燃焼室12への燃料18および空気16の供給ならびに/または排気の排出を行うための任意の適切な要素ならびに/または技術が利用されてもよいことが理解されるべきである。
運転中、燃焼室12において空気16と共に燃料18が燃焼することによって、ピストン20は、シリンダ26の空洞30内を軸方向34に往復するように(例えば、前後に)移動する。ピストン20が移動するにつれて、クランクシャフト50は、上述したように回転して負荷24(図1に示されている)に動力を供給する。クリアランス78(例えば、環状空間を形成する半径方向クリアランス)が、シリンダ26の環状内壁28とピストン20の外面80(例えば、環状面)との間に設けられている。トップリング44は、最上溝42からクリアランス78に向かって半径方向外側に突出し、シリンダ26の環状内壁28に接触するように構成されている。一般にトップリング44は、燃料18および空気16(または燃料−空気混合物82)が燃焼室12から漏れ出ることを阻止し、および/または高温燃焼ガスの膨張がピストン20の往復運動をもたらすことを可能にする適切な圧力の維持を助ける。さらに、一般にトップリング44は、例えば環状内壁28を被覆し、エンジン10内の熱および/または摩擦を制御する潤滑剤(例えば、油)の掻き落としを助ける。したがって、トップリング44と環状内壁28との接触を維持することが望ましい。しかしながら、以下でより詳細に述べられるように、燃焼室12からの燃焼ガスは、トップリング44の外面90(例えば、外周面)に接触し、シリンダ26の内壁28から離れるようにトップリング44を半径方向内側に(例えば、半径方向軸36に沿って)動かす力を加える。したがって、以下でより詳細に述べられるように、トップリング44を安定させるために、および/またはトップリング44がシリンダ26の環状内壁28との接触を維持することを可能にするために、半径方向通路100(例えば、流路、トラフ、または溝など)が設けられてもよい。
図3は、ピストン20のトップランド40に半径方向通路100が形成されているピストン20の実施形態の部分の側面図である。図示のように、半径方向通路100は、トップランド40の底面および最上溝42の上面(例えば、最上面または最上外周)の両方に相当する軸方向を向いた面101(例えば、環状面)にまたはこれに沿って形成される。半径方向通路100は、ピストン20のトップランド40の外面80から半径方向内側に(例えば、半径方向36に)延在してもよい。図示のように、半径方向通路100は、最上溝42に向かって開いており、トップリング44と軸方向を向いた面101との間の軸方向距離102は、トップリング44の周囲において周方向に(例えば、周方向軸38に沿って)変化してもよい(例えば、第1の軸方向距離102および第2の軸方向距離103(第1の軸方向距離102よりも大きく、半径方向通路100に一致する)によって示されているように)。望ましくは、軸方向を向いた面101とトップリング44との間の第1の軸方向距離102は、過度のリングの持ち上がりまたはリングのフラッタを阻止しながらも、エンジン10の運転中の高温および高圧に起因する、トップリング44のある程度の膨張および収縮を可能にするように構成されてもよい。このように、半径方向通路100は、トップリング44における圧力勾配を低減させる(例えば、実質的に圧力勾配を平衡にする)ために空洞30(図2に示されている)からの燃焼ガスの、半径方向通路100に沿った移動を助け、さらに、第1の軸方向距離102がリングの持ち上がりを制限するために最小化されることを可能にすることができる。
上で指摘したように、エンジン10で使用される潤滑油および特定の燃料は、炭素付着物を生成し得る。このような炭素付着物は、エンジン10の様々な部分に付着し得る。しかしながら、半径方向通路100は、ガスが半径方向通路100を通って確実に移動することを可能にする(例えば、半径方向通路100が炭素付着物によって閉塞されない)形状および/または寸法(例えば、幅、直径、断面積、および/または体積)を有してもよい。詳細には、半径方向通路100は、任意の適切な断面形状を有してもよい。図示のように、半径方向通路100は、湾曲した断面を有する(例えば、半径方向通路100は、湾曲壁104(半円形の湾曲壁104など)を有する半径方向スロットである)。一部の実施形態において、湾曲壁104におけるこのような湾曲および/または尖った角度もしくは角の不在は、半径方向通路100内での油の付着を最小限に抑えることができ、および/または油が半径方向通路100から流れることを助けることができる。
さらに、半径方向通路100は、任意の適切な寸法を有してもよい。図示のように、半径方向通路100は、幅105(例えば、直径)を有する。例として、半径方向通路100の幅105は、約1〜10ミリメートル(mm)、約2〜8mm、または約3〜5mmであってもよい。一部の実施形態において、半径方向通路100の幅105は、約10mm未満、約8mm未満、約6mm未満、約4mm未満、または約2mm未満であってもよい。別の例として、半径方向通路100の幅105は、ボア径(図4に示されている)の約2パーセントであってもよい。特定の実施形態において、半径方向通路100の幅105は、ボア径(図4に示されている)の約0.5、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、またはより高いパーセントであってもよい。
特定の実施形態において、半径方向通路100の幅105は、ボア径(図4に示されている)の0.5〜5パーセント、1〜4パーセント、または2〜3パーセントであってもよい。特定の実施形態において、半径方向通路100の幅105は、ピストン径106の約2パーセントであってもよい。特定の実施形態において、半径方向通路100の幅105は、ピストン径106の約0.5、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、またはより高いパーセントであってもよい。特定の実施形態において、半径方向通路100の幅105は、ピストン径106の0.5〜5パーセント、1〜4パーセント、または2〜3パーセントであってもよい。このような寸法は、半径方向通路100と潤滑油との間の付着を最小限に抑えることができ、これにより、油が半径方向通路100から流れることを可能にし、および/または半径方向通路100内での炭素付着物の形成を阻止する。さらにまたはあるいは、このような寸法は、いくらかの量の炭素付着物の存在下での燃焼ガスの確実な移動を可能にすることができる。さらに、エンジン10内の高温高圧条件は、不完全燃焼の燃料および/または油の炭化を促進し得る。したがって、半径方向通路100は、以下でより詳細に述べられるように、半径方向通路100内での炭素付着物の形成を制限するためにエンジン10の比較的低温の領域に配置されてもよい。
これまでの内容を踏まえた上で、図4は、ピストン20の最上溝42内にトップリング44が配置されているピストンアセンブリ25の実施形態の部分の側断面図になっている。トップリング44は、ダウンストローク中にシリンダ26の環状内壁28に沿って油を掻き落とす。外面90は、シール箇所114(例えば、環状シール)を形成するように内壁28に接触するよう構成されている。燃焼ガスは、矢印116によって示されているようにトップリング44の外面90に向かって流れ、これにより、トップリング44を半径方向内側に(例えば、半径方向36に)動かす半径方向内側への力118を発生させる。トップリング44の上面110と最上溝42の軸方向を向いた面101との間に設けられている環状隙間120は、最上溝42内でのトップリング44のいくらの膨張(例えば、熱膨張)を可能にすることができる。しかしながら、隙間120は、トップリング44の半径方向内面124(例えば、内周面)への燃焼ガスの効率的な移動を可能にし得ない。というのも、例えば、リングのフラッタおよび/または持ち上がりを制御するために、ならびにリングの安定性を維持するためにトップリング44の上面110と軸方向を向いた面101との間の第1の軸方向距離102(例えば、環状クリアランス)を最小化することが、一般には望ましいからである。
上述したように、開示されている実施形態は、トップリング44の内面124に隣接する空間130への燃焼ガスの移動を助けるように構成された1つの半径方向通路100を含む。空間130は、トップリング44の内面124および最上溝42の内面131(例えば、環状内壁)に隣接して配置されてもよく、つまりは、これらによって形成されてもよい。このような場合、軸方向を向いた面101およびトップリング44は、トップリング44の全周の大部分にわたって第1の距離102だけ隔てられている。これにより、リングのフラッタおよび/または持ち上がりが制御されるのと同時に、燃焼ガスが、矢印132によって示されているように空洞30から半径方向通路100に沿って空間130に流れることが可能になっている。このようにして、トップリング44における圧力勾配(例えば、環状外面90と内面124との間の圧力勾配)は低減することができ、燃焼ガスは、トップリング44の外面90に加えられる半径方向内側への力118に対抗するようにトップリング44を半径方向外側に(例えば、半径方向軸36に沿って)動かす半径方向外側への力134を加えることができる。
多数の半径方向通路100が、燃焼ガスを空間130に移送するためにトップリング44の全周の複数の離れた位置に設けられてもよいが、このような構成は、間隙体積136(例えば、トップリング44とトップランド40との間の空間の全体積)を増加させ、間隙体積136を通る未燃焼燃料の流れの増加を可能にし得る。この結果、間隙体積136を通る未燃焼燃料の流れの増加は、エンジン10の効率を低下させ、および/または排出を増加させ得る。さらに、半径方向通路100の幅105が小さくなると、半径方向通路100が炭素付着物によって閉塞される可能性が一般に高くなり、および/または、半径方向通路100が燃焼ガスを空間130に移送する信頼性が一般に低下する。例として、幅105の小さい1つ以上の半径方向通路100は、燃焼ガスの持続性のある信頼できる移送を実現することができない。さらなる例として、燃焼ガスの確実な移動のためにより大きな幅105を有する多数の半径方向通路100は、間隙体積136を増加させ、エンジン効率を低下させ得る。したがって、本実施形態は、トップリング44を安定させ、および/または間隙体積136を通って流れる未燃焼燃料を制限するように燃焼ガスの確実な移動を可能にする寸法を有する1つの半径方向通路100を含む。上で指摘したように、例示的な実施形態において、半径方向通路100の幅105は、ボア径138の約2パーセントまたはピストン径106の約2パーセントである。特定の実施形態において、直径105は、ボア径138またはピストン径106の約0.5、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、またはより高いパーセントであってもよい。特定の実施形態において、直径105は、ボア径138またはピストン径106の0.5〜5パーセント、1〜4パーセント、または2〜3パーセントであってもよい。上で指摘したように、特定の実施形態において、1つより多くの半径方向通路100であって、それぞれが、それぞれの半径方向通路100内での炭素付着物の形成を最小限に抑えるために最小しきい値の幅を有する1つより多くの半径方向通路100(例えば、半径方向通路100の幅105は、約1〜10ミリメートル(mm)、約2〜8mm、または約3〜5mmであってもよい)が設けられてもよく、また、半径方向通路100の数および寸法は、全体の間隙体積136が、例えばエンジン効率の変化を制限するために所定のしきい値以内となる(例えば、未満となる)ように制限されてもよい。
図5は、トップリング44に半径方向通路100が形成されているピストンアセンブリ25の実施形態の部分の側断面図である。図示のように、半径方向通路100は、トップリング44の上面110に形成されている。トップリング44に形成される半径方向通路100は、トップリング44の外面90から内面124まで半径方向内側に(例えば、半径方向36に)延在してもよい。トップリング44と軸方向を向いた面101との間の軸方向距離102は、トップリング44の周囲において周方向に(例えば、周方向軸38に沿って)変化してもよい(例えば、第1の軸方向距離102および第2の軸方向距離103(第1の軸方向距離102よりも大きく、半径方向通路100に一致する)によって示されているように)。このように、半径方向通路100は、燃焼ガスが矢印142によって示されているように空洞30から、内面124に隣接する空間130に流れることを助けることができる。上述したように、空間130への燃焼ガスの移動によって、トップリング44の外面90と内面124との間の圧力差が制御され、これにより、トップリング44がエンジン10の運転中にシリンダ26の内壁28との接触を維持することが可能となり得る。また、トップリング44に形成される半径方向通路100は、トップリング44を安定させ、および/または間隙体積136を通って流れる未燃焼燃料を制限するように燃焼ガスの確実な移動を可能にする形状および/または寸法(例えば、幅105、断面積、および/または体積)を有してもよい。上で指摘したように、例示的な実施形態において、半径方向通路100の幅105は、ボア径138またはピストン径106の約2パーセントである。特定の実施形態において、直径105は、ボア径138またはピストン径106の約0.5、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、またはより高いパーセントであってもよい。特定の実施形態において、直径105は、ボア径138またはピストン径106の0.5〜5パーセント、1〜4パーセント、または2〜3パーセントであってもよい。
図6は、ピストン20のトップランド40を貫通する1つの軸方向通路160を有するピストン20の実施形態の部分の側断面図である。1つの軸方向通路160は、ピストン20の上面161から空間130までトップランド40を軸方向34に貫通している。このようにして、軸方向通路160は、燃焼ガスが矢印166によって示されているように燃焼室12から、内面124に隣接する空間130に流れることを助けることができる。上述したように、空間130へのガスの移動によって、トップリング44の外面90と内面124との間の圧力差が制御され、これにより、トップリング44がシリンダ26の内壁28との接触を維持することが可能となり得る。また、軸方向通路160は、トップリング44を安定させ、ならびに/または間隙体積136におよび/もしくはこれを通って流れる未燃焼燃料を制限するように燃焼ガスの移動を可能にする寸法(例えば、直径164、断面積、および/または体積)を有してもよい。
さらに、図6に示されているように、トップリング44は、ピストンのダウンストローク(例えば、膨張行程)中にシリンダの内壁から油を効果的かつ効率的に掻き落とすように構成された、半径方向軸166に関して非対称の形状(例えば、非対称の断面)(テーパ形状または部分テーパ形状(例えば、円錐形状または湾曲した円環形状)など)を有してもよい。図示のように、トップリング44は、トップリング44の高さ167においてテーパ状になっている。トップリング44の半径168(したがって、直径)は、トップリング44の上面110と底面112との間で増加している。トップリング44の最小の半径168は、上面110と一致し、一方、トップリング44の最大の半径168は、底面112と一致する。このような構成において、外面90は、トップリング44の底面112の位置または近傍でシール箇所114(例えば、環状シール)を形成するように環状内壁28に接触するよう構成される。図示の実施形態において、外面90は、直線形状を有しているが、この形状は、階段状または湾曲状(例えば、凸状または凹状)であってもよい。テーパ形状または部分テーパ形状は、トップリング44における圧力勾配の原因となり得るものの、半径方向通路100または軸方向通路160が、上で説明した方法でトップリング44における圧力を制御し、トップリング44を安定させるために燃焼ガスを空間130に移送するように構成され得る。
エンジン10内の高温高圧条件は、不完全燃焼の燃料および/または油の炭化を促進し得るし、また、炭素付着物は、エンジン10の特定領域に形成され得る。したがって、半径方向通路100および/または1つの軸方向通路160内での炭素付着物の形成を制限または阻止するためにエンジン10の低温領域および/または油の少ない領域に1つの半径方向通路100および/または1つの軸方向通路160を配置することが望ましい場合がある。低温領域は、エンジンの種類および/またはエンジンの型ごとに異なる可能性があり、また、例えば、ピストンアセンブリ25の全体平均温度(average overall temperature)に比べて少なくとも約2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、もしくはより高いパーセントだけ冷たい平均温度を示す、ピストンアセンブリ25の部分(例えば、ピストン20、トップランド40、最上溝42、もしくはトップリング44などの部分)またはエンジン10の運転中に定格温度にある、ピストンアセンブリ25の部分を一般に含み得る。さらに、油の少ない領域は、エンジンの種類および/またはエンジンの型ごとに異なる可能性があり、また、例えば、エンジン10の運転中に定格温度にある、ピストンアセンブリ25の他の部分によって保持される、油の平均量に比べて約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、もしくはより高いパーセントだけ少ない油を保持する、ピストンアセンブリ25の部分(例えば、ピストン20、トップランド40、最上溝42、もしくはトップリング44などの部分)を一般に含み得る。
したがって、図7は、V型エンジン170のピストン174のそれぞれのトップランド172に1つの半径方向通路100が形成されているV型(またはV字型)エンジン170の側断面図である。トップランド172に形成された1つの半径方向通路が示されているが、上で説明したように、1つの半径方向通路100はトップリング44に形成されてもよい(図5に示されているように)ことまたは1つの軸方向通路160がV型エンジン170のピストン174のそれぞれのトップランド172に形成されてもよい(図6に示されているように)ことが理解されるべきである。1つの半径方向通路100は、一般に油が比較的少ない領域である、V型エンジン170の中央領域176に設けられている。V型エンジン170の運転中、比較的大量の油が、第1の環状側面180(例えば、下側面)に溜まる傾向にある一方で、比較的少量の油が、第2の環状側面182(例えば、上側面)に溜まり得る。したがって、炭素付着物は、中央領域176に配置された半径方向通路100において形成され得ず、半径方向通路100は、上で説明したように燃焼ガスを確実に移送することができる。
開示されている実施形態の技術的効果は、通路(半径方向通路100および/または軸方向通路160など)を用いてエンジン10内での燃焼ガスの分布を制御するためのシステムの実現を含む。例えば、燃焼ガスは、ピストンアセンブリ25のトップリング44の外面90に圧力を加え得る。半径方向通路100または軸方向通路160は、トップリング44の内面124に隣接する空間130に燃焼ガスを移送し、これにより、外面90と内面124との間の圧力勾配を制御することができる。半径方向通路100または軸方向通路160は、間隙体積136を制限しながらも、トップリング44を安定させるように燃焼ガスの移送を可能にする寸法を有してもよい。このような構成は、好適に、油の消費量、排出、ブローバイ、半径方向のリングつぶれ、および/またはエンジン10の構成要素の摩耗を低減することができる。
この記載された説明では、最良の態様を含めて本発明を開示するために、さらには、任意の当業者が任意の装置またはシステムの作製および使用ならびに任意の組み込み方法の実行を含めて本発明を実施することを可能にするために、例が使用されている。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって規定されており、また、当業者によって想到される他の例を含み得る。このような他の例は、特許請求の範囲の文言と異ならない構造的要素を有する場合または特許請求の範囲の文言と実質的に異ならない均等な構造的要素を含む場合に、特許請求の範囲内にあることが意図されている。
8 エンジン駆動発電システム、システム
10 レシプロエンジン、エンジン
12 燃焼室
14 空気供給部
16 酸化剤、空気
18 燃料
19 燃料供給部
20 ピストン
22 シャフト
24 負荷
25 ピストンアセンブリ
26 シリンダ
28 環状内壁、内壁
30 円筒空洞、空洞
34 軸方向、軸方向軸
36 半径方向、半径方向軸
38 周方向、周方向軸
40 上部、トップランド
42 第1の環状溝、最上溝
44 第1のリング、トップリング
46 環状溝、溝
48 付加的なピストンリング、付加的なリング
50 クランクシャフト
52 コネクティングロッド
54 ピン
56 燃料噴射器
58 弁
60 排気弁
78 クリアランス
80 外面
82 燃料−空気混合物
90 外面、環状外面
100 半径方向通路
101 軸方向を向いた面
102 第1の軸方向距離、第1の距離
103 第2の軸方向距離
104 湾曲壁
105 幅
106 ピストン径
110 上面
112 底面
114 シール箇所
116、132、142 矢印
118 半径方向内側への力
120 環状隙間、隙間
124 半径方向内面、内面
130 空間
131 最上溝の内面
134 半径方向外側への力
136 間隙体積
138 ボア径
160 軸方向通路
161 ピストンの上面
164 軸方向通路の直径
166 半径方向軸、矢印
167 トップリングの高さ
168 トップリングの半径
170 V型エンジン
172 トップランド
174 V型エンジンのピストン
176 中央領域
180 第1の環状側面
182 第2の環状側面

Claims (20)

  1. レシプロエンジン(10)用のパワーシリンダシステムであって、
    シリンダ(26)内に配置され、該シリンダ(26)内を往復するように移動するよう構成されたピストン(20)と、
    前記ピストン(20)のトップランド(40)の下で前記ピストン(20)の周囲に周方向に延在する最上溝(42)と、
    前記最上溝(42)内に配置されたリング(44)と、
    前記トップランド(40)または前記リング(44)に形成された単一通路(100、160)であって、該単一通路(100、160)が、前記ピストン(20)の外周部(80、161)から、前記最上溝(42)の内面(131)と前記リング(44)の内面(124)との間の空間(130)まで延在する単一通路(100、160)と
    を備えるパワーシリンダシステム。
  2. 前記単一通路(100)が、前記最上溝(42)の軸方向上面(101)において延在する、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  3. 前記単一通路(100)が、前記最上溝(42)の軸方向上面(101)に沿って半径方向に延在する、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  4. 前記単一通路(160)が、前記空間(130)まで前記ピストン(20)の前記トップランド(40)を軸方向に貫通する、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  5. 前記単一通路(100、160)が、V型エンジン(170)の中央領域(176)に配置されている、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  6. 前記ピストン(20)が、ある直径(106)を有し、前記単一通路(100、160)の幅が、前記直径(106)の少なくとも約2パーセントである、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  7. 前記単一通路(100、160)が、前記ピストン(20)の他のより高温の領域に比べて低温の、前記ピストン(20)の領域に配置されている、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  8. 前記リング(44)が、半径方向内面(124)の反対側に配置された半径方向外面(90)を備え、前記半径方向外面(90)が、非対称の形状を備える、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  9. 前記シリンダ(26)を備える、請求項1に記載のパワーシリンダシステム。
  10. レシプロエンジン(10)用のパワーシリンダシステムであって、
    シリンダ(26)内に配置され、該シリンダ(26)内を往復するように移動するよう構成されたピストン(20)と、
    前記ピストン(20)のトップランド(40)の下で前記ピストン(20)の周囲に周方向に延在する最上溝(42)と、
    前記最上溝(42)に配置されたリング(44)と、
    前記トップランド(40)または前記リング(44)に形成された通路(100、160)であって、燃焼ガスが燃焼室(12)から、前記最上溝(42)の内面(131)と前記リング(44)の内面(124)との間の空間(130)まで流れることを可能にするように構成され、前記ピストン(20)の直径(106)の約1パーセント〜3パーセントの幅を有する通路(100、160)と
    を備えるパワーシリンダシステム。
  11. 単一通路(100、160)のみが、前記トップランド(40)または前記リング(44)に形成されている、請求項10に記載のパワーシリンダシステム。
  12. 前記通路(100)が、前記最上溝(42)の外周において延在する、請求項10に記載のパワーシリンダシステム。
  13. 前記通路(100)が、半径方向に延在する、請求項10に記載のパワーシリンダシステム。
  14. 前記通路(100、160)が、V型エンジン(170)の中央領域(176)に配置されている、請求項10に記載のパワーシリンダシステム。
  15. 前記通路(100、160)が、前記ピストン(20)の他のより高温の領域に比べて低温の、前記ピストン(20)の領域に配置されている、請求項10に記載のパワーシリンダシステム。
  16. 前記通路(160)が、前記空間(130)まで前記ピストン(20)の前記トップランド(40)を軸方向に貫通する、請求項10に記載のパワーシリンダシステム。
  17. レシプロエンジン(10)用のパワーシリンダシステムであって、
    内壁(28)を有し、かつ空洞(30)が形成されているシリンダ(26)と、
    前記シリンダ(26)内に配置され、該シリンダ(26)内を往復するように移動するよう構成されたピストン(20)と、
    前記ピストン(20)のトップランド(40)の下で前記ピストン(20)の周囲に周方向に延在する最上溝(42)と、
    前記最上溝(42)内に配置されたリング(44)と、
    前記ピストン(20)の、前記ピストン(20)の他の領域に比べて付着の少ない領域において前記トップランド(40)または前記リング(44)に形成された半径方向通路(100)であって、前記ピストン(20)の外周部(80)から、前記最上溝(42)の内面(131)と前記リング(44)の内面(124)との間に形成された空間(130)まで延在する半径方向通路(100)と
    を備えるパワーシリンダシステム。
  18. 前記付着の少ない領域が、前記レシプロエンジン(10)の運転中に定格温度にある、前記ピストン(20)の他の領域の温度に比べて平均して少なくとも5パーセント低い温度にさらされる、請求項17に記載のパワーシリンダシステム。
  19. 前記付着の少ない領域が、前記レシプロエンジン(10)の運転中に定格温度にある、前記ピストン(20)の他の領域の油の量に比べて平均して少なくとも5パーセント少ない量の油を保持する、請求項17に記載のパワーシリンダシステム。
  20. 単一の半径方向通路(100)のみが、前記トップランド(40)に形成されている、請求項17に記載のパワーシリンダシステム。
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