JP2015219277A - バックライト装置およびそれを備えた液晶表示装置、ならびにバックライト装置の駆動方法 - Google Patents

バックライト装置およびそれを備えた液晶表示装置、ならびにバックライト装置の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングの発生を抑制でき、かつ、広い色再現範囲を実現できる、液晶表示装置用のバックライト装置を提供する。
【解決手段】バックライト装置の光源であるLEDモジュールは、青色LED素子を赤色蛍光体で覆った構造のマゼンタ色発光体と、緑色LED素子からなる緑色発光体と、青色LED素子からなる青色発光体とによって構成される。バックライト駆動回路は、LEDモジュールを消灯状態にする際、青色発光体内の青色LED素子から発せられる青色光L(B2)の輝度および緑色LED素子から発せられる緑色光L(G)の輝度が赤色蛍光体から発せられる赤色光F(R)の特性(赤色蛍光体の残光特性)に応じて徐々に小さくなるように、点灯電流の大きさを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、バックライト装置に関し、より詳しくは、光源にLED(発光ダイオード)などの発光素子を採用している液晶表示装置用のバックライト装置に関する。
近年、デジタル機器の高機能化・高性能化が顕著であり、各種画像に関する高品質化への要求が高まっている。そこで、表示装置,印刷装置,撮像装置などの分野においては、従来より、色再現範囲(「色域」とも呼ばれている。)の拡大が図られている。液晶テレビジョンなどの液晶表示装置に関しては、例えばバックライト装置やカラーフィルタを改良することによって色再現範囲の拡大が図られている。
ところで、液晶表示装置においては、3原色の加法混色によって色の表示が行われる。このため、透過型の液晶表示装置には、赤色成分,緑色成分,および青色成分を含む白色光を液晶パネルに照射することのできるバックライト装置が必要とされる。バックライト装置の光源には、従来、CCFLと呼ばれる冷陰極管が多く採用されていた。しかしながら、近年、消費電力の低さや輝度制御の容易さなどの観点からLEDの採用が増加している。
上述したように、透過型の液晶表示装置には、白色光を液晶パネルに照射することのできるバックライト装置が必要とされる。そこで、例えば、青色LED素子952を黄色蛍光体954で覆った構造の白色発光体950を光源とするバックライト装置(図14参照)や、青色LED素子962を赤色蛍光体964および緑色蛍光体966で覆った構造の白色発光体960を光源とするバックライト装置(図15参照)が用いられている。また、赤色LED素子932からなる赤色発光体930と緑色LED素子922からなる緑色発光体920と青色LED素子942からなる青色発光体940とを光源とするバックライト装置(図16参照)も用いられている。上述した各構成において、各蛍光体は、対応するLED素子から発せられる光によって励起されて発光する。なお、一般的にはLED素子がレンズで覆われた状態のものも「LED」と呼ばれているが、本明細書においては、当該状態のものをLED素子と明確に区別するために「発光体」という。また、本明細書においては、図16に示すような複数の発光体からなる一組の光源群のことを「LEDモジュール」という。
図16に示す構成によれば、図14に示す構成や図15に示す構成に比べて、駆動回路が複雑になり、高コスト・高消費電力となる。しかしながら、色再現範囲については、図14に示す構成や図15に示す構成を採用した場合よりも図16に示す構成を採用した場合の方が広くなる。従って、従来、広い色再現範囲を実現する際には、図16に示す構成のLEDモジュールが光源に採用されることが多かった。しかしながら、発光体に用いる蛍光体の近年の技術の進歩により、図16に示す構成のLEDモジュールよりも広い色再現範囲を実現するLEDモジュールが提供されている。具体的には、図17に示すような、青色LED素子912を赤色蛍光体914で覆った構造のマゼンタ色発光体910と緑色LED素子922からなる緑色発光体920とによって構成されたLEDモジュールが提供されている。図17に示す構成のLEDモジュールによれば、2つの波長(青色の波長および赤色の波長)が発光スペクトルのピーク波長となるような光がマゼンタ色発光体910から発せられ、緑色の波長が発光スペクトルのピーク波長となるような光が緑色発光体920から発せられる。そして、これらの光の合成光が白色光となる。図17に示す構成のこのLEDモジュールによれば、図16に示す構成のLEDモジュールよりも広い色再現範囲が得られる。以上のように、液晶表示装置に関しては、図17に示した構成のLEDモジュールをバックライト装置の光源とすることによって、色再現範囲の拡大が行われている。
なお、本件発明に関連して、特開2007−141548号公報には、白色LEDと赤色LEDと緑色LEDと青色LEDとを一体化したLEDモジュールを光源として採用することによって表示画面の色再現性を最適化する技術が開示されている。
特開2007−141548号公報
ところが、図17に示した構成のLEDモジュールが採用されている場合には、赤色蛍光体914の残光特性に起因してカラーブレイキング(色割れ)が生じる。これについて、以下に詳しく説明する。
図17に示した構成においては、図18に示すように、青色LED素子912から青色光が発せられ、赤色蛍光体914から赤色光が発せられ、緑色LED素子922から緑色光が発せられる。なお、赤色蛍光体914は、青色LED素子912から発せられる光によって励起されて発光する。ここで、緑色LED素子922から発せられる緑色光を符号L(G)で表し、青色LED素子912から発せられる青色光を符号L(B)で表し、赤色蛍光体914から発せられる赤色光を符号F(R)で表すと、各光の輝度の変化は図19に示すようなものとなる。なお、図19において、緑色LED素子922および青色LED素子912への点灯電流の供給を開始するタイミングを「オン」で表し、当該点灯電流の供給を遮断するタイミングを「オフ」で表している。
図19から把握されるように、緑色LED素子922および青色LED素子912については、点灯電流の供給が遮断されると、すみやかに消灯状態となるが、赤色蛍光体914については、点灯電流の供給が遮断された後、徐々に輝度が低下する。このように、緑色LED素子922および青色LED素子912と赤色蛍光体914との間には、点灯電流の供給が遮断されてから完全に消灯状態になるまでの時間に差がある。このため、液晶の高速応答と相まって、赤色のカラーブレイキングが発生する。
以上のように、図17に示した構成のLEDモジュールを採用すれば、広い色再現範囲は得られるが、赤色蛍光体914の残光特性に起因してカラーブレイキングが生じるので充分な表示品位が得られない。なお、特開2007−141548号公報には、色再現性の最適化については記載されているが、蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングへの対策については何ら記載されていない。
そこで本発明は、蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングの発生を抑制することができ、かつ、広い色再現範囲を実現することのできる、液晶表示装置用のバックライト装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、光源に発光素子を用いたバックライト装置であって、
第1の青色発光素子と前記第1の青色発光素子から発せられる光によって励起されて発光する赤色蛍光体とで構成された第1の発光体,緑色発光素子で構成された第2の発光体,および第2の青色発光素子で構成された第3の発光体からなる発光体モジュールが設けられているバックライト本体と、
前記第1の青色発光素子に供給する点灯電流の大きさ,前記緑色発光素子に供給する点灯電流の大きさ,および前記第2の青色発光素子に供給する点灯電流の大きさをそれぞれ独立に制御することによって、前記第1の青色発光素子から発せられる光の輝度,前記緑色発光素子から発せられる光の輝度,および前記第2の青色発光素子から発せられる光の輝度を制御するバックライト駆動部と
を備え、
前記バックライト駆動部は、前記発光体モジュールを消灯状態にする際、前記第2の青色発光素子を消灯状態から点灯状態に変化させた後、前記緑色発光素子から発せられる光の輝度および前記第2の青色発光素子から発せられる光の輝度が前記赤色蛍光体の残光特性に応じて徐々に小さくなるように、前記緑色発光素子に供給する点灯電流の大きさおよび前記第2の青色発光素子に供給する点灯電流の大きさを制御することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記バックライト駆動部は、前記第1の青色発光素子が点灯状態で維持されている期間中、前記第2の青色発光素子を消灯状態で維持することを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、
前記バックライト駆動部は、前記第1の青色発光素子,前記緑色発光素子,および前記第2の青色発光素子を制御対象発光素子として、
与えられた制御電圧の大きさに応じた一定電流を点灯電流として前記制御対象発光素子に供給するための一定電流維持回路と、
与えられた制御信号のパルス幅に応じて前記制御対象発光素子への点灯電流の供給のオン/オフを制御するパルス幅変調制御回路と、
前記制御対象発光素子の目標輝度に応じて、前記制御電圧を前記一定電流維持回路に与えるとともに前記制御信号を前記パルス幅変調制御回路に与える制御部と
を備えることを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、
前記バックライト駆動部は、前記発光体モジュールを消灯状態にする際、前記制御部から前記一定電流維持回路に与える制御電圧の大きさを徐々に変化させることによって、前記緑色発光素子から発せられる光の輝度および前記第2の青色発光素子から発せられる光の輝度を徐々に小さくすることを特徴とする。
第5の発明は、第3の発明において、
前記バックライト駆動部は、前記発光体モジュールを消灯状態にする際、前記制御部から前記パルス幅変調制御回路に与える制御信号のパルス幅を徐々に小さくすることによって、前記緑色発光素子から発せられる光の輝度および前記第2の青色発光素子から発せられる光の輝度を徐々に小さくすることを特徴とする。
第6の発明は、第3の発明において、
前記バックライト駆動部は、前記発光体モジュールを消灯状態にする際、前記制御部から前記一定電流維持回路に与える制御電圧の大きさを段階的に変化させることによって、前記緑色発光素子から発せられる光の輝度および前記第2の青色発光素子から発せられる光の輝度を徐々に小さくすることを特徴とする。
第7の発明は、第3の発明において、
前記バックライト駆動部は、前記制御対象発光素子に流れる点灯電流を検出する電流検出回路を更に備え、
前記制御部は、前記電流検出回路によって検出された点灯電流の大きさを考慮しつつ、前記制御電圧の大きさまたは前記制御信号のパルス幅の少なくとも一方を調整することを特徴とする。
第8の発明は、第1の発明において、
前記第1の青色発光素子,前記緑色発光素子,および前記第2の青色発光素子は、発光ダイオード素子であることを特徴とする。
第9の発明は、第1の発明において、
前記第1の青色発光素子,前記緑色発光素子,および前記第2の青色発光素子は、レーザーダイオード素子であることを特徴とする。
第10の発明は、液晶表示装置であって、
画像を表示する表示部を含む液晶パネルと、
前記液晶パネルの背面に光を照射する第1の発明に係るバックライト装置と
を備えることを特徴とする。
第11の発明は、第1の青色発光素子と前記第1の青色発光素子から発せられる光によって励起されて発光する赤色蛍光体とで構成された第1の発光体,緑色発光素子で構成された第2の発光体,および第2の青色発光素子で構成された第3の発光体が光源として設けられているバックライト装置の駆動方法であって、
前記第1の青色発光素子および前記緑色発光素子を点灯状態で維持するとともに前記第2の青色発光素子を消灯状態で維持する第1ステップと、
前記第1の青色発光素子を点灯状態から消灯状態に変化させるとともに前記第2の青色発光素子を消灯状態から点灯状態に変化させる第2ステップと、
前記緑色発光素子から発せられる光の輝度および前記第2の青色発光素子から発せられる光の輝度が前記赤色蛍光体の残光特性に応じて徐々に小さくなるように、前記緑色発光素子に供給する点灯電流の大きさおよび前記第2の青色発光素子に供給する点灯電流の大きさを制御する第3ステップと
を含むことを特徴とする。
上記第1の発明によれば、バックライト本体を構成する発光体モジュールは、青色発光素子(第1の青色発光素子)と赤色蛍光体とで構成された第1の発光体と、緑色発光素子で構成された緑色発光体と、青色発光素子(第2の青色発光素子)で構成された青色発光体とによって構成されている。そして、発光体モジュールが消灯状態になるとき、赤色蛍光体の残光特性に応じて、緑色発光素子から発せられる光(緑色光)の輝度および第2の青色発光素子から発せられる光(青色光)の輝度が徐々に小さくなる。これにより、点灯電流の供給が遮断された時点以降の赤色蛍光体の残光による影響が、緑色光および青色光によって打ち消される。その結果、赤色のカラーブレイキングの発生が抑制される。また、第1の発光体に赤色蛍光体を含めることにより、光源に赤色発光素子,緑色発光素子,および青色発光素子が用いられている場合と比較して、色再現範囲を広くすることができる。以上より、蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングの発生を抑制することができ、かつ、広い色再現範囲を実現することのできるバックライト装置が提供される。
上記第2の発明によれば、第2の青色発光素子は赤色のカラーブレイキングの発生を抑制するための専用の発光素子として機能するので、より確実に上記第1の発明と同様の効果が得られる。
上記第3の発明によれば、複雑な構成の回路を備えることなく、上記第1の発明と同様の効果が得られる。
上記第4の発明によれば、発光体モジュールが消灯状態となる際、緑色発光素子から発せられる緑色光の輝度および第2の青色発光素子から発せられる青色光の輝度は、赤色蛍光体の残光の輝度と同じように変化する。このため、より効果的に、蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングの発生が抑制される。
上記第5の発明によれば、比較的簡易な構成の回路で点灯電流の調整を行うことが可能となる。
上記第6の発明によれば、比較的簡易な構成の回路で点灯電流の調整を行うことが可能となる。
上記第7の発明によれば、発光素子に流れる点灯電流を検出しつつ、点灯電流の大きさを制御するための制御電圧・制御信号の調整が行われる。このため、より効果的に、蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングの発生が抑制される。
上記第8の発明によれば、蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングの発生を抑制することができ、かつ、広い色再現範囲を実現することのできる、光源に発光ダイオード素子を用いたバックライト装置が提供される。
上記第9の発明によれば、蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングの発生を抑制することができ、かつ、広い色再現範囲を実現することのできる、光源にレーザーダイオード素子を用いたバックライト装置が提供される。
上記第10の発明によれば、蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングの発生を抑制することができ、かつ、広い色再現範囲を実現することのできる液晶表示装置が提供される。
上記第11の発明によれば、バックライト装置の駆動方法の発明において、蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングの発生を抑制することおよび広い色再現範囲を実現することが可能となる。
本発明の第1の実施形態におけるバックライトの駆動方法について説明するための波形図である。 上記第1の実施形態に係るバックライト装置を備えた液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態におけるバックライト装置の概略構成を示す図である。 上記第1の実施形態において、LED基板に搭載されるLEDモジュールの構成を示す図である。 上記第1の実施形態において、バックライト駆動回路の一構成例を示す回路図である。 上記第1の実施形態における緑色光,青色光,および赤色光の輝度の変化を示す波形図である。 LEDモジュールの構成の違いによる発光スペクトルの違いについて説明するための図である。 LEDモジュールの構成の違いによる色再現範囲の違いについて説明するためのxy色度図である。 本発明の第2の実施形態におけるバックライトの駆動方法について説明するための波形図である。 上記第2の実施形態において、PWM駆動の際のパルス幅の決め方について説明するための図である。 本発明の第3の実施形態におけるバックライトの駆動方法について説明するための波形図である。 上記第1〜第3の実施形態の変形例に係るバックライト装置の概略構成を示す図である。 上記第1〜第3の実施形態の変形例に係るバックライト装置の概略構成を示す図である。 従来のバックライト装置について説明するための図である。 従来のバックライト装置について説明するための図である。 従来のバックライト装置について説明するための図である。 従来のバックライト装置について説明するための図である。 従来のバックライト装置における発光について説明するための図である。 従来のバックライト装置における緑色光,青色光,および赤色光の輝度の変化を示す波形図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態および第3の実施形態に関しては、第1の実施形態と同様の点については適宜説明を省略する。
<1.第1の実施形態>
<1.1 全体構成および動作>
図2は、本発明の第1の実施形態に係るバックライト装置を備えた液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。この液晶表示装置は、バックライト装置100と表示制御回路200とソースドライバ(映像信号線駆動回路)300とゲートドライバ(走査信号線駆動回路)400と表示部500とを備えている。バックライト装置100は、バックライト本体102とバックライト駆動回路104とからなる。
表示部500には、複数本(n本)のソースバスライン(映像信号線)SL1〜SLnと、複数本(m本)のゲートバスライン(走査信号線)GL1〜GLmと、それら複数本のソースバスラインSL1〜SLnと複数本のゲートバスラインGL1〜GLmとの交差点にそれぞれ対応して設けられた複数個(n×m個)の画素形成部とが含まれている。これらの画素形成部はマトリクス状に配置されて画素アレイを構成している。各画素形成部は、対応する交差点を通過するゲートバスラインにゲート端子が接続される共に当該交差点を通過するソースバスラインにソース端子が接続されたスイッチング素子である薄膜トランジスタ(TFT)50と、その薄膜トランジスタ50のドレイン端子に接続された画素電極51と、上記複数個の画素形成部に共通的に設けられた対向電極である共通電極Ecと、上記複数個の画素形成部に共通的に設けられ画素電極51と共通電極Ecとの間に挟持された液晶層とからなる。そして、画素電極51と共通電極Ecとにより形成される液晶容量により、画素容量Cpが構成される。なお、一般的には、画素容量Cpに確実に電圧を保持すべく、液晶容量に並列に補助容量が設けられる。但し、補助容量は本発明には直接に関係しないのでその説明および図示を省略する。
バックライト本体102は、表示部500を含む液晶パネルの背面側に設けられ、液晶パネルの背面にバックライト光を照射する。バックライト本体102は、光源としてLED(発光ダイオード)を備えている。なお、このバックライト本体102の詳しい構成については後述する。
表示制御回路200は、外部から送られる画像信号DATと水平同期信号や垂直同期信号などのタイミング信号群TGとを受け取り、デジタル映像信号DVと、ソースドライバ300の動作を制御するためのソーススタートパルス信号SSP,ソースクロック信号SCK,およびラッチストローブ信号LSと、ゲートドライバ400の動作を制御するためのゲートスタートパルス信号GSPおよびゲートクロック信号GCKと、バックライト駆動回路104の動作を制御するためのバックライト制御信号BSとを出力する。
ソースドライバ300は、表示制御回路200から送られるデジタル映像信号DV,ソーススタートパルス信号SSP,ソースクロック信号SCK,およびラッチストローブ信号LSを受け取り、ソースバスラインSL1〜SLnに駆動用映像信号S(1)〜S(n)を印加する。このとき、ソースドライバ300では、ソースクロック信号SCKのパルスが発生するタイミングで、各ソースバスラインSL1〜SLnに印加すべき電圧を示すデジタル映像信号DVが順次に保持される。そして、ラッチストローブ信号LSのパルスが発生するタイミングで、上記保持されたデジタル映像信号DVがアナログ電圧に変換される。その変換されたアナログ電圧は、駆動用映像信号S(1)〜S(n)として全てのソースバスラインSL1〜SLnに一斉に印加される。
ゲートドライバ400は、表示制御回路200から送られるゲートスタートパルス信号GSPとゲートクロック信号GCKとに基づいて、アクティブな走査信号G(1)〜G(m)の各ゲートバスラインGL1〜GLmへの印加を1垂直走査期間を周期として繰り返す。
バックライト駆動回路104は、表示制御回路200から送られるバックライト制御信号BSに基づいて、バックライト本体102内の光源(LED)の輝度を制御する。
以上のようにして、各ゲートバスラインGL1〜GLmに走査信号G(1)〜G(m)が印加され、各ソースバスラインSL1〜SLnに駆動用映像信号S(1)〜S(n)が印加され、バックライト本体102内の光源の輝度が制御されることにより、外部から送られる画像信号DATに応じた画像が表示部500に表示される。
<1.2 バックライト本体の構成>
図3は、本実施形態におけるバックライト本体102の概略構成を示す図である。なお、図3は、液晶パネル5およびバックライト本体102を側面から見た図である。バックライト本体102は、液晶パネル5の背面側に設けられている。すなわち、本実施形態においては、いわゆる直下型のバックライトが採用されている。バックライト本体102は、光源としての複数の発光体を搭載したLED基板10と、発光体から発せられた光を拡散させて均一にするための拡散板12と、液晶パネル5に向けて照射される光の効率を高めるための光学シート14と、LED基板10等を支持するシャーシ16とによって構成されている。
<1.3 LEDモジュールの構成>
図4は、LED基板10に搭載されるLEDモジュールの構成を示す図である。本実施形態においては、LEDモジュールは、青色LED素子112を赤色蛍光体114で覆った構造のマゼンタ色発光体110と、緑色LED素子122からなる緑色発光体120と、青色LED素子132からなる青色発光体130とによって構成されている。すなわち、本実施形態におけるLEDモジュールの構成は、図17に示した従来例における構成に青色LED素子132からなる青色発光体130が追加された構成となっている。この青色発光体130が設けられていることにより、後述するように、全ての光源を消灯させる際に赤色蛍光体114の残光特性に合わせるように青色光の輝度を徐々に低下させることが可能となっている。
なお、本実施形態においては、マゼンタ色発光体110によって第1の発光体が実現され、緑色発光体120によって第2の発光体が実現され、青色発光体130によって第3の発光体が実現されている。また、青色LED素子112によって第1の青色発光素子が実現され、緑色LED素子122によって緑色発光素子が実現され、青色LED素子132によって第2の青色発光素子が実現されている。
図4に示すように、青色LED素子112から青色光が発せられ、赤色蛍光体114から赤色光が発せられ、緑色LED素子122から緑色光が発せられ、青色LED素子132から青色光が発せられる。なお、赤色蛍光体114は、青色LED素子112から発せられる光によって励起されて発光する。青色LED素子112から発せられた青色光と赤色蛍光体114から発せられた赤色光との合成光はマゼンタ色光となる。このようにしてマゼンタ色光、緑色光、および青色光がそれぞれマゼンタ色発光体110、緑色発光体120、および青色発光体130から出射されることにより、白色光が液晶パネル5に照射される。
なお、本実施形態においては光源にLED素子(発光ダイオード素子)が用いられている例を挙げて説明しているが、本発明はこれに限定されない。光源にレーザーダイオード素子が用いられている場合にも本発明を適用することができる。この点は、第2の実施形態および第3の実施形態についても同様である。
<1.4 バックライト駆動回路の構成>
図5は、本実施形態におけるバックライト駆動回路104の一構成例を示す回路図である。なお、図5においては、光源に用いられている発光ダイオード素子を総称して符号19で表している。また、図5には、直列に接続された一系統分の発光ダイオード素子19を駆動するための構成要素を示している。
図5に示すように、電源700とバックライト駆動回路104との間に一系統分の複数の発光ダイオード素子19が直列に接続されている。バックライト駆動回路104は、電流検出回路61,一定電流維持回路62,PWM制御回路(パルス幅変調制御回路)63,抵抗器64,および制御部65を有している。
電流検出回路61は、点灯電流(発光ダイオード素子19に流れる電流)の検出を行う。電流検出回路61による点灯電流の検出の結果である検出電流値Idetは、制御部65に与えられる。なお、この電流検出回路61は、例えばシャント抵抗や差動増幅器を用いた公知の回路によって実現される。
一定電流維持回路62は、目標輝度に応じた一定電流が発光ダイオード素子19に流れるようにする制御を行う。この一定電流維持回路62は、例えば、図5に示すように、FET(電界効果トランジスタ)622とオペアンプ624とによって構成される。FET622については、ゲート端子はオペアンプ624の出力端子に接続され、ドレイン端子は電流検出回路61に接続され、ソース端子は、PWM制御回路63およびオペアンプ624の反転入力端子に接続されている。オペアンプ624の非反転入力端子には、制御部65から制御電圧Vctlが与えられている。以上のような構成によりオペアンプ624には負帰還がかかるので、イマジナリショートによりオペアンプ624の非反転入力端子−反転入力端子間の電圧が0になるように当該オペアンプ624は動作する。このため、FET622のソース電圧はVctlで一定となる。このソース電圧と抵抗器64の抵抗値とに基づいて、一定電流が発光ダイオード素子19に流れる。なお、目標輝度が変わると制御部65から出力される制御電圧Vctlの大きさが変化するので、目標輝度に応じて、発光ダイオード素子19に流れる電流の大きさも変化する。
PWM制御回路63には、トランジスタ630が含まれている。PWM制御回路63は、制御部65から与えられる制御信号Sctlのパルス幅に応じてトランジスタ630のオン/オフを制御することによって、点灯電流の大きさを制御する。制御信号Sctlのパルス幅が大きければ、トランジスタ630がオン状態となる時間が相対的に長くなるので、点灯電流の大きさは大きくなる。一方、制御信号Sctlのパルス幅が小さければ、トランジスタ630がオン状態となる時間が相対的に短くなるので、点灯電流の大きさは小さくなる。
制御部65は、発光ダイオード素子19の目標輝度と上記検出電流値Idetとに基づいて、目標輝度に応じた大きさの点灯電流が発光ダイオード素子19に流れるよう、一定電流維持回路62に制御電圧Vctlを与えるとともにPWM制御回路63に制御信号Sctlを与える。
本実施形態においては、以上のような構成のバックライト駆動回路104によって、マゼンタ色発光体110内の青色LED素子112に流れる点灯電流の大きさ,緑色発光体120内の緑色LED素子122に流れる点灯電流の大きさ,および青色発光体130内の青色LED素子132に流れる点灯電流の大きさがそれぞれ独立に制御される。すなわち、上記構成要素(電流検出回路61,一定電流維持回路62,PWM制御回路63,抵抗器64,および制御部65)は、青色LED素子112,緑色LED素子122,および青色LED素子132のそれぞれに対して設けられる。
<1.5 バックライトの駆動方法>
次に、本実施形態におけるバックライトの駆動方法について説明する。なお、以下においては、全ての光源を消灯させる際(発光体モジュールを消灯状態にする際)にマゼンタ色発光体110内の青色LED素子112への点灯電流の供給を遮断する時点のことを「点灯電流遮断時点」という。青色LED素子132から発せられる青色光を符号L(B2)で表し、緑色LED素子122から発せられる緑色光を符号L(G)で表し、青色LED素子112から発せられる青色光を符号L(B1)で表し、赤色蛍光体114から発せられる赤色光を符号F(R)で表すと、全ての光源を消灯させる際に、バックライト駆動回路104は、各光の輝度の変化が図1に示すようなものとなるように、青色LED素子132および緑色LED素子122を駆動する。なお、図1では、光源の点灯開始時点を符号t0で表し、点灯電流遮断時点を符号t1で表し、赤色蛍光体114からの残光がなくなる時点を符号t2で表している。また、時点t1から時点t2までの期間を便宜上「赤色蛍光体残光期間」という。
緑色LED素子122については、点灯電流遮断時点から徐々に輝度が低下するように駆動される。青色LED素子132については、点灯電流遮断時点に消灯状態から点灯状態に変えられ、当該点灯電流遮断時点から徐々に輝度が低下するように駆動される。更に詳しくは、緑色LED素子122から発せられる緑色光および青色LED素子132から発せられる青色光についての赤色蛍光体残光期間における輝度変化の波形が赤色蛍光体114から発せられる赤色光についての赤色蛍光体残光期間における輝度変化の波形とできるだけ同じになるように、緑色LED素子122および青色LED素子132が駆動される。
なお、本実施形態においては、時点t0から時点t1までの期間における制御によって第1ステップが実現され、時点t1(点灯電流遮断時点)における制御によって第1ステップが実現され、時点t1から時点t2までの期間(赤色蛍光体残光期間)における制御によって第3ステップが実現されている。すなわち、本実施形態におけるバックライト装置100の駆動方法には、青色LED素子112および緑色LED素子122を点灯状態で維持するとともに青色LED素子132を消灯状態で維持する第1ステップと、青色LED素子112を点灯状態から消灯状態に変化させるとともに青色LED素子132を消灯状態から点灯状態に変化させる第2ステップと、緑色LED素子122から発せられる緑色光の輝度および青色LED素子132から発せられる青色光の輝度が赤色蛍光体114の残光特性に応じて徐々に小さくなるよう緑色LED素子122に供給する点灯電流の大きさおよび青色LED素子132に供給する点灯電流の大きさを制御する第3ステップとが含まれている。
次に、青色LED素子132および緑色LED素子122を赤色蛍光体残光期間に上述のように駆動する具体的な手法について説明する(図5参照)。電流検出回路61は、発光ダイオード素子19(ここでは、青色LED素子132あるいは緑色LED素子122)に流れる点灯電流の検出を行う。電流検出回路61による点灯電流の検出の結果である検出電流値Idetは、この液晶表示装置が動作している期間を通じて、制御部65に与えられる。これにより、制御部65では、検出電流値Idetに基づいて、発光ダイオード素子19から発せられる光の各時点における輝度を把握することができる。そして、制御部65は、赤色蛍光体残光期間中、緑色LED素子122から発せられる緑色光L(G)の輝度変化の波形と赤色蛍光体114から発せられる赤色光F(R)の輝度変化の波形とができるだけ同じになるように、緑色LED素子122用の一定電流維持回路62に与える制御電圧Vctlの大きさを徐々に変化させる。また、制御部65は、赤色蛍光体残光期間中、青色LED素子132から発せられる青色光L(B2)の輝度変化の波形と赤色蛍光体114から発せられる赤色光F(R)の輝度変化の波形とができるだけ同じになるように、青色LED素子132用の一定電流維持回路62に与える制御電圧Vctlの大きさを徐々に変化させる。
なお、本実施形態においては、青色LED素子112用のPWM制御回路63には、時点t0から時点t1までの期間にトランジスタ630がオン状態となるよう制御信号Sctlが与えられ、緑色LED素子122用のPWM制御回路63には、時点t0から時点t2までの期間にトランジスタ630がオン状態となるよう制御信号Sctlが与えられ、青色LED素子132用のPWM制御回路63には、時点t1から時点t2までの期間にトランジスタ630がオン状態となるよう制御信号Sctlが与えられる。
以上のようにして図1に示すように各光の輝度が変化することにより、LEDモジュールから発せられる緑色光L(G),青色光L(B1+B2),および赤色光F(R)のそれぞれの輝度変化の波形は、図6に示すようなものとなる。なお、図6における青色光L(B1+B2)は、マゼンタ色発光体110内の青色LED素子112から発せられる青色光L(B1)と青色発光体130内の青色LED素子132から発せられる青色光L(B2)とを合成したものである。
図6から把握されるように、赤色蛍光体残光期間中、緑色光L(G),青色光L(B1+B2),および赤色光F(R)は同じように輝度が変化する。すなわち、点灯電流遮断時点以降の赤色蛍光体114の残光による影響が、緑色光L(G)および青色光L(B1+B2)によって打ち消される。これにより、赤色のカラーブレイキングの発生が抑制される。
<1.6 色再現範囲>
白色光を得るために赤色LED素子からなる赤色発光体と緑色LED素子からなる緑色発光体と青色LED素子からなる青色発光体とによってLEDモジュールを構成した場合(すなわち、図16に示した構成のLEDモジュールが採用されている場合)、当該LEDモジュールからの発光スペクトルは、図7で符号81で示すような曲線で表される。これに対して、白色光を得るために青色LED素子を赤色蛍光体で覆った構造のマゼンタ色発光体と緑色LED素子からなる緑色発光体とによってLEDモジュールを構成した場合(すなわち、図17に示した構成のLEDモジュールが採用されている場合)、当該LEDモジュールからの発光スペクトルは、図7で符号82で示すような曲線で表される。これらの発光スペクトルに基づくと、図16に示した構成のLEDモジュールが採用されている場合の色再現範囲は図8で符号9で示す三角形で表されるのに対し、図17に示した構成のLEDモジュールが採用されている場合の色再現範囲は図8で符号7で示す三角形で表される。上述したように、本実施形態におけるLEDモジュールの構成は、図17に示した構成に青色LED素子132からなる青色発光体130を追加した構成である。従って、本実施形態においては、図17に示した構成のLEDモジュールが採用されている場合と少なくとも同等の色再現範囲が得られる。
<1.7 効果>
本実施形態によれば、バックライト本体102を構成するLEDモジュールは、青色LED素子112を赤色蛍光体114で覆った構造のマゼンタ色発光体110と、緑色LED素子122からなる緑色発光体120と、青色LED素子132からなる青色発光体130とによって構成されている。そして、全ての光源を消灯状態にする際、バックライト駆動回路104は、緑色LED素子122から発せられる緑色光および青色LED素子132から発せられる青色光についての赤色蛍光体残光期間における輝度変化の波形が赤色蛍光体114から発せられる赤色光についての赤色蛍光体残光期間における輝度変化の波形とできるだけ同じになるように、緑色LED素子122および青色LED素子132を駆動する。これにより、点灯電流遮断時点以降の赤色蛍光体114の残光による影響が、緑色光および青色光によって打ち消される。その結果、赤色のカラーブレイキングの発生が抑制される。また、赤色蛍光体114が用いられていることにより、赤色LED素子からなる赤色発光体と緑色LED素子からなる緑色発光体と青色LED素子からなる青色発光体とによって構成されたLEDモジュールが採用されている場合と比較して、色再現範囲が広くなる。以上より、本実施形態によれば、蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングの発生を抑制することができ、かつ、広い色再現範囲を実現することのできる、液晶表示装置用のバックライト装置が提供される。
<2.第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態とはバックライトの駆動方法のみが異なるので、それ以外の点についての説明は省略する。
本実施形態においては、全ての光源を消灯させる際に、バックライト駆動回路104は、各光の輝度の変化が図9に示すようなものとなるように、青色LED素子132および緑色LED素子122を駆動する。なお、図9においては、図1と同様、青色LED素子132から発せられる青色光を符号L(B2)で表し、緑色LED素子122から発せられる緑色光を符号L(G)で表し、青色LED素子112から発せられる青色光を符号L(B1)で表し、赤色蛍光体114から発せられる赤色光を符号F(R)で表している。
緑色LED素子122については、点灯電流遮断時点以降、所定期間中の点灯期間の割合が徐々に小さくなるように駆動される。青色LED素子132については、点灯電流遮断時点に消灯状態から点灯状態に変えられ、当該点灯電流遮断時点以降、所定期間中の点灯期間の割合が徐々に小さくなるように駆動される。このように、赤色蛍光体残光期間中、緑色LED素子122および青色LED素子132についてはPWM(パルス幅変調)駆動が行われる。なお、このPWM駆動は人の目の認識能力を基準にすると極めて高速で行われるので、青色LED素子132から発せられる青色光L(B2)および緑色LED素子122から発せられる緑色光L(G)の輝度変化は人の目には図1に示したように認識される。
次に、青色LED素子132および緑色LED素子122を赤色蛍光体残光期間に上述のように駆動する具体的な手法について説明する(図5参照)。上記第1の実施形態と同様、制御部65では、検出電流値Idetに基づいて、発光ダイオード素子19から発せられる光の各時点における輝度を把握することができる。そして、制御部65は、緑色LED素子122や青色LED素子132が点灯状態となるときには一定の輝度となるよう、一定の大きさの制御電圧Vctlを一定電流維持回路62に与える。制御部65は、このように一定の大きさの制御電圧Vctlを一定電流維持回路62に与えた状態で、赤色蛍光体残光期間中、図9で示したように青色光L(B2)および緑色光L(G)の輝度が変化するよう、PWM制御回路63に制御信号Sctlを与える。この制御信号Sctlの波形は、図9に示した青色光L(B2)および緑色光L(G)の輝度変化の波形と同じにされる。これにより、PWM制御回路63内のトランジスタ630のオン/オフ状態が制御信号Sctlの波形に合わせて切り替えられる。
なお、上記PWM駆動におけるパルス幅は、図10に示すように微小時間において青色LED素子132から発せられる青色光L(B2)による輝度の積分値(面積積分)83および緑色LED素子122から発せられる緑色光L(G)による輝度の積分値(面積積分)83が赤色蛍光体114の残光特性による輝度の積分値(面積積分)84と等しくなるように決定される。
以上のようにして図9に示すように各光の輝度が変化することにより、LEDモジュールから発せられる緑色光L(G),青色光L(B1+B2),および赤色光F(R)のそれぞれの輝度変化は、人の目には図6に示すようなものと認識される。
以上より、本実施形態においても、上記第1の実施形態と同様、蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングの発生を抑制することができ、かつ、広い色再現範囲を実現することのできる、液晶表示装置用のバックライト装置が提供される。また、赤色蛍光体残光期間中における青色LED素子132および緑色LED素子122の点灯電流の制御がPWM制御によって行われるので、上記第1の実施形態と比べて回路構成が簡単になる。このため、上記第1の実施形態と比べて、コストが低減される。
<3.第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態とはバックライトの駆動方法のみが異なるので、それ以外の点についての説明は省略する。
本実施形態においては、全ての光源を消灯させる際に、バックライト駆動回路104は、各光の輝度の変化が図11に示すようなものとなるように、青色LED素子132および緑色LED素子122を駆動する。なお、図11においては、図1と同様、青色LED素子132から発せられる青色光を符号L(B2)で表し、緑色LED素子122から発せられる緑色光を符号L(G)で表し、青色LED素子112から発せられる青色光を符号L(B1)で表し、赤色蛍光体114から発せられる赤色光を符号F(R)で表している。
緑色LED素子122については、点灯電流遮断時点からステップ状に徐々に輝度が低下するように駆動される。青色LED素子132については、点灯電流遮断時点に消灯状態から点灯状態に変えられ、当該点灯電流遮断時点からステップ状に輝度が低下するように駆動される。このとき、青色LED素子132から発せられる青色光L(B2)および緑色LED素子122から発せられる緑色光L(G)の輝度変化が人の目には図1に示したように認識される。
次に、青色LED素子132および緑色LED素子122を赤色蛍光体残光期間に上述のように駆動する具体的な手法について説明する(図5参照)。上記第1の実施形態と同様、制御部65では、検出電流値Idetに基づいて、発光ダイオード素子19から発せられる光の各時点における輝度を把握することができる。そして、制御部65は、赤色蛍光体残光期間中、図11で示したように青色光L(B2)および緑色光L(G)の輝度が変化するよう、一定電流維持回路62に与える制御電圧Vctlの大きさをステップ状に変化させる。
なお、本実施形態においては、青色LED素子112用のPWM制御回路63には、時点t0から時点t1までの期間にトランジスタ630がオン状態となるよう制御信号Sctlが与えられ、緑色LED素子122用のPWM制御回路63には、時点t0から時点t2までの期間にトランジスタ630がオン状態となるよう制御信号Sctlが与えられ、青色LED素子132用のPWM制御回路63には、時点t1から時点t2までの期間にトランジスタ630がオン状態となるよう制御信号Sctlが与えられる。
以上のようにして図11に示すように各光の輝度が変化することにより、LEDモジュールから発せられる緑色光L(G),青色光L(B1+B2),および赤色光F(R)のそれぞれの輝度変化は、人の目には図6に示すようなものと認識される。
以上より、本実施形態においても、上記第1の実施形態と同様、蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングの発生を抑制することができ、かつ、広い色再現範囲を実現することのできる、液晶表示装置用のバックライト装置が提供される。また、赤色蛍光体残光期間中における青色LED素子132および緑色LED素子122の発光の制御は点灯電流をステップ状に変化させることによって行われるので、上記第1の実施形態と比べて回路構成が簡単になる。このため、上記第1の実施形態と比べて、コストが低減される。
<4.変形例>
上記各実施形態においては直下型のバックライト装置が採用されていたが、本発明はこれに限定されない。エッジライト型のバックライト装置が採用されている場合にも、本発明を適用することができる。そこで、変形例として、エッジライト型のバックライト装置の構成について説明する。なお、本変形例においても、バックライト装置はバックライト本体とバックライト駆動回路とによって構成される。
図12および図13は、本変形例におけるバックライト本体の概略構成を示す図である。なお、図12は、液晶パネル5およびバックライト本体を上から見た模式図であり、図13は、液晶パネル5およびバックライト本体を側面から見た図である。バックライト本体は、光源としての複数の発光体を搭載したLED基板10と、光源から発せられた光を液晶パネル5に向けて面状に出射させるための導光板18と、液晶パネル5に向けて照射される光の効率を高めるための光学シート14とによって構成されている。導光板18および光学シート14は、液晶パネル5の背面側に設けられている。光学シート14は、導光板18と液晶パネル5との間に設けられている。LED基板10は、導光板18の端部近傍に設けられている。なお、図12および図13では、シャーシを省略している。
以上のようなエッジライト型のバックライト装置が採用されている場合にも、上記各実施形態と同様にして、蛍光体の残光特性に起因するカラーブレイキングの発生を抑制し、かつ、広い色再現範囲を実現することが可能となる。
<5.その他>
一般に、色温度の調整は、3原色(赤色,緑色,および青色)のそれぞれのゲイン(入力信号の強さに対して実際に表示される色の強さ)を調整することによって行われる。これに関し、図17に示した構成のLEDモジュールによれば、マゼンタ色発光体910からの発光を制御することによってマゼンタ色の輝度が制御され、緑色発光体920からの発光を制御することによって緑色の輝度が制御される。しかしながら、輝度を独立に制御することができるのが2色(マゼンタ色および緑色)だけであるので、光源の輝度を調整することによる色温度の変更はできない。この点、上記各実施形態によれば、バックライト本体102を構成するLEDモジュールには、図17に示した従来技術における構成要素に加えて、青色LED素子132からなる青色発光体130が含まれている(図4参照)。このため、各発光体からの発光を制御することによって、マゼンタ色,緑色,および青色の3色の輝度を独立に制御することができる。従って、色温度の変更が可能となる。これにより、白色点の調整が可能となるので、表示品位が向上する。上記各実施形態によれば、このような効果も得られる。
5…液晶パネル
10…LED基板
12…拡散板
14…光学シート
16…シャーシ
18…導光板
61…電流検出回路
62…一定電流維持回路
63…PWM(パルス幅変調)制御回路
64…抵抗器
65…制御部
100…バックライト装置
102…バックライト本体
104…バックライト駆動回路
110…マゼンタ色発光体(第1の発光体)
112…青色LED素子(第1の青色発光素子)
114…赤色蛍光体
120…緑色発光体(第2の発光体)
122…緑色LED素子(緑色発光素子)
130…青色発光体(第3の発光体)
132…青色LED素子(第2の青色発光素子)
200…表示制御回路
300…ソースドライバ(映像信号線駆動回路)
400…ゲートドライバ(走査信号線駆動回路)
500…表示部
F(R)…マゼンタ色発光体内の赤色蛍光体から発せられる赤色光
L(B1)…マゼンタ色発光体内の青色LED素子から発せられる青色光
L(B2)…青色発光体内の青色LED素子から発せられる青色光
L(G)…緑色発光体内の緑色LED素子から発せられる緑色光

Claims (11)

  1. 光源に発光素子を用いたバックライト装置であって、
    第1の青色発光素子と前記第1の青色発光素子から発せられる光によって励起されて発光する赤色蛍光体とで構成された第1の発光体,緑色発光素子で構成された第2の発光体,および第2の青色発光素子で構成された第3の発光体からなる発光体モジュールが設けられているバックライト本体と、
    前記第1の青色発光素子に供給する点灯電流の大きさ,前記緑色発光素子に供給する点灯電流の大きさ,および前記第2の青色発光素子に供給する点灯電流の大きさをそれぞれ独立に制御することによって、前記第1の青色発光素子から発せられる光の輝度,前記緑色発光素子から発せられる光の輝度,および前記第2の青色発光素子から発せられる光の輝度を制御するバックライト駆動部と
    を備え、
    前記バックライト駆動部は、前記発光体モジュールを消灯状態にする際、前記第2の青色発光素子を消灯状態から点灯状態に変化させた後、前記緑色発光素子から発せられる光の輝度および前記第2の青色発光素子から発せられる光の輝度が前記赤色蛍光体の残光特性に応じて徐々に小さくなるように、前記緑色発光素子に供給する点灯電流の大きさおよび前記第2の青色発光素子に供給する点灯電流の大きさを制御することを特徴とする、バックライト装置。
  2. 前記バックライト駆動部は、前記第1の青色発光素子が点灯状態で維持されている期間中、前記第2の青色発光素子を消灯状態で維持することを特徴とする、請求項1に記載のバックライト装置。
  3. 前記バックライト駆動部は、前記第1の青色発光素子,前記緑色発光素子,および前記第2の青色発光素子を制御対象発光素子として、
    与えられた制御電圧の大きさに応じた一定電流を点灯電流として前記制御対象発光素子に供給するための一定電流維持回路と、
    与えられた制御信号のパルス幅に応じて前記制御対象発光素子への点灯電流の供給のオン/オフを制御するパルス幅変調制御回路と、
    前記制御対象発光素子の目標輝度に応じて、前記制御電圧を前記一定電流維持回路に与えるとともに前記制御信号を前記パルス幅変調制御回路に与える制御部と
    を備えることを特徴とする、請求項1に記載のバックライト装置。
  4. 前記バックライト駆動部は、前記発光体モジュールを消灯状態にする際、前記制御部から前記一定電流維持回路に与える制御電圧の大きさを徐々に変化させることによって、前記緑色発光素子から発せられる光の輝度および前記第2の青色発光素子から発せられる光の輝度を徐々に小さくすることを特徴とする、請求項3に記載のバックライト装置。
  5. 前記バックライト駆動部は、前記発光体モジュールを消灯状態にする際、前記制御部から前記パルス幅変調制御回路に与える制御信号のパルス幅を徐々に小さくすることによって、前記緑色発光素子から発せられる光の輝度および前記第2の青色発光素子から発せられる光の輝度を徐々に小さくすることを特徴とする、請求項3に記載のバックライト装置。
  6. 前記バックライト駆動部は、前記発光体モジュールを消灯状態にする際、前記制御部から前記一定電流維持回路に与える制御電圧の大きさを段階的に変化させることによって、前記緑色発光素子から発せられる光の輝度および前記第2の青色発光素子から発せられる光の輝度を徐々に小さくすることを特徴とする、請求項3に記載のバックライト装置。
  7. 前記バックライト駆動部は、前記制御対象発光素子に流れる点灯電流を検出する電流検出回路を更に備え、
    前記制御部は、前記電流検出回路によって検出された点灯電流の大きさを考慮しつつ、前記制御電圧の大きさまたは前記制御信号のパルス幅の少なくとも一方を調整することを特徴とする、請求項3に記載のバックライト装置。
  8. 前記第1の青色発光素子,前記緑色発光素子,および前記第2の青色発光素子は、発光ダイオード素子であることを特徴とする、請求項1に記載のバックライト装置。
  9. 前記第1の青色発光素子,前記緑色発光素子,および前記第2の青色発光素子は、レーザーダイオード素子であることを特徴とする、請求項1に記載のバックライト装置。
  10. 液晶表示装置であって、
    画像を表示する表示部を含む液晶パネルと、
    前記液晶パネルの背面に光を照射する請求項1に記載のバックライト装置と
    を備えることを特徴とする、液晶表示装置。
  11. 第1の青色発光素子と前記第1の青色発光素子から発せられる光によって励起されて発光する赤色蛍光体とで構成された第1の発光体,緑色発光素子で構成された第2の発光体,および第2の青色発光素子で構成された第3の発光体が光源として設けられているバックライト装置の駆動方法であって、
    前記第1の青色発光素子および前記緑色発光素子を点灯状態で維持するとともに前記第2の青色発光素子を消灯状態で維持する第1ステップと、
    前記第1の青色発光素子を点灯状態から消灯状態に変化させるとともに前記第2の青色発光素子を消灯状態から点灯状態に変化させる第2ステップと、
    前記緑色発光素子から発せられる光の輝度および前記第2の青色発光素子から発せられる光の輝度が前記赤色蛍光体の残光特性に応じて徐々に小さくなるように、前記緑色発光素子に供給する点灯電流の大きさおよび前記第2の青色発光素子に供給する点灯電流の大きさを制御する第3ステップと
    を含むことを特徴とする、駆動方法。
JP2014100601A 2014-05-14 2014-05-14 バックライト装置およびそれを備えた液晶表示装置、ならびにバックライト装置の駆動方法 Pending JP2015219277A (ja)

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