JP2015217055A - 炊飯器 - Google Patents

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直樹 三上
順子 小倉
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順子 小倉
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Abstract

【課題】炊飯量に応じて、ご飯の炊き上がり時の内釜内部に残留する水蒸気の量を適量に制御して、更に美味しいご飯を提供する。【解決手段】本体と、本体に着脱自在に収納が可能で被加熱物であるお米を入れる内釜と、内釜の側面外周を覆う真空層を設けた真空容器と、内釜を底面から加熱する誘導加熱手段4と、内釜の底面の温度を検知する温度センサ5と、内釜と真空容器との間に設け、内釜の側面を加熱できる抵抗発熱体からなるドウヒータと、炊飯量と炊飯工程に応じて温度センサ5からの温度情報に基づいて誘導加熱手段4とドウヒータを制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記炊飯工程の蒸らし工程時に、内釜の側面の温度を100℃以上に加熱でするように制御するものである。【選択図】図2

Description

本発明は、1〜2合もおいしく炊飯ができる5.5合炊きの炊飯器に関するものである。
従来の5.5合炊きの誘導加熱式炊飯器は、0.5合〜5.5合までを自動で火加減を調整して炊飯を行えるようになっている。しかし同じ大きさの内釜で0.5合〜5.5合の異なる分量のお米を炊飯する場合、分量に応じてお米の高さが異なることで炊飯時のお米の対流に差が生じるため、炊飯量に応じて炊き上がりに差が発生してしまう。そこで、特許文献1の図2に示すように炊飯ボタンの他に少量(2合以下)ボタンを設け、少量のご飯を炊く場合に少量炊飯用の制御を選べられるようにしている。また、内釜のお米上面から内釜の上部開口を塞ぐ内蓋までの空間に残留した水蒸気が内釜内の表面で結露しないように、炊飯後の内釜の温度が特定の温度以下に低下しない程度に加熱できる上部ヒータ(ドウヒータ)が設けられている。
特開2013−22334号公報
前記特許文献に示す5.5合炊きの誘導加熱式炊飯器においては、炊飯量が少ないほど(1合〜2合)、内釜のお米の高さが低く、お米の上面から内釜の上部開口を塞ぐ内蓋までの空間(容積)が大きくなり、この空間に残留する水蒸気の量も多くなる課題がある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、例えば特許請求の範囲に記載された構成を採用する。
本発明によれば、炊飯量に応じて、ご飯の炊き上がり時の内釜内部に残留する水蒸気の量を適量に制御して、更に美味しいご飯を提供できる。
本発明の一実施例を示す炊飯器の全体横断面図である。 実施例の炊飯工程図 実施例の制御構成図
以下、本発明の一実施例について図面を用いて詳細に説明する。図1は誘導加熱式炊飯器の全体横断面図。図2は炊飯の際の通電状態を示す炊飯工程図。図3は同誘導加熱式炊飯器の制御構成図である。
1は炊飯器の本体、2は内釜、3はフタ、4は誘導加熱手段、5は温度センサ、6はソレノイド、7は棒、8は圧力ボール、9は沸騰検出手段、16は開放手段、17は調圧手段、12は制御部、13は上部と下部の両方に開口部を要し略円筒状で内部に真空層を形成している真空容器、14はドウヒータ、15は内蓋である。
その構成は、本体1には被加熱物であるお米を入れる内釜2が着脱自在に挿入され、その上部開口を開閉自在なフタ3によって覆われ、フタ3には内釜2の上部開口部を塞ぐ内蓋15が設けられている。
また本体1には、内釜2底面部と対向する位置に円盤状の1400Wの誘導加熱手段4が設けられ、内釜2の側面の外周部には真空層を設けた真空容器13によって内釜2は覆われ、内釜2の側面上方を加熱するドウヒータ14を内釜2と真空容器13との間に設けている。また内釜2と誘導加熱手段4との間には、誘導加熱手段4を図示の内冷却ファンによって冷却された際に内釜2が冷却されないように図示していない耐熱樹脂からなる底面板で仕切られている。
ドウヒータ14は、炊き上がり時に内釜2のご飯を100℃以上に加熱できるように、80W程度の消費電力となるヒータを使用し、後述する制御部12によって加熱時の消費電力を変えることができるようになっている。
フタ3には、炊飯時に発生した蒸気を本体外に放出する出口15aを閉じたり開放したりして、内釜2内の圧力を調圧するために必要な圧力ボール8と、この圧力ボール8の調圧機能を無効にして出口15aを開放するための棒7と、この棒7を動作させるソレノイド6で構成され、ソレノイド6は制御部12によって制御される。通常この棒7は圧力ボール8を押している状態で蒸気の出口15aを開放している状態にある。ソレノイド6が動作することにより棒7をソレノイド6側に引き込み、圧力ボール8が蒸気の出口15aをふさぎ内釜2内部で蒸気が発生することで圧力があがる。この蒸気の出口15aを圧力ボールがふさいで圧力をかけられる状態を調圧手段17とする。またこの圧力ボール8を棒7で押して蒸気の出口15aを開放させる手段を開放手段16とする。
本体には内釜2底部と当接し、内釜2の温度を検出する温度センサ5と、フタ3には、内蓋15もしくは炊飯時に排出される蒸気の温度を検出して、炊飯の状態を検出する沸騰検知手段9が設けられ、温度センサ5と沸騰検知手段から得られた温度情報などを制御部12に入力して、誘導加熱手段4やドウヒータ14の電力を制御する。
以上の構成において、その作用を炊飯工程である予熱工程、加熱工程、蒸らし工程、保温工程に分けて説明する説明する。
炊飯をする際、使用者は内釜2に米と適量の水を入れ、本体1に挿入して操作部の炊飯スイッチ(図示せず)を操作し炊飯を開始させる。
炊飯スイッチの操作を制御部12が検出すると、誘導加熱手段4により内釜2が加熱され、図2に示すごとく、内釜2内部の水温が上昇し予熱工程が開始する。
予熱工程では、お米に吸水させるもので、水温60℃以下ではお米を水に浸すことによって水分を30%(米重量中の水分重量の比)程度まで吸水する。これ以上は長時間放置しても吸水することが出来ない。一般にお米を研いでからお米を水に浸しておくのは、炊飯前にお米に十分に(30%まで)水を吸わせるためである。この過程においては、水温が高いほうが早く水を吸水する性質があり、お米を研いですぐに炊飯スイッチを操作しても良いように予熱を行い、水温を60℃以下まで加熱して短時間でお米の吸水率を30%までに効率良く吸水させる工程を設けている。
予熱工程の加熱は、誘導加熱手段4により内釜2を加熱し、水温60℃以下に保つように温度センサ5で温度を見張りながら制御部12によって誘導加熱手段4を制御している。
次の加熱工程では、内釜2の水を沸騰するまで誘導加熱手段4によって加熱を行うと同時に、圧力ボール8を棒7で押さないようにし調圧手段17を動作させる。調圧開始後は、加熱が進むにつれ、内釜2の水の沸騰による蒸気圧で圧力が上がり米温を100度以上に加熱することが出来る。この時、調圧手段17がない炊飯器では水の沸点が100度なので100度以上にすることはできない。
本実施例では、調圧手段17を設けた炊飯器の為、誘導加熱手段4で内釜2を加熱することで内釜2の水の沸点を100度以上に上げられ同時に米温の温度も上げることができる。
また、内釜2の水が沸騰して発生した水蒸気により加熱された内蓋15の温度や、発生した水蒸気によって圧力が上昇し調圧手段17より漏れた水蒸気の温度によって沸騰検出手段が水の沸騰を検知する。
そして、沸騰が続き、内釜2の水が無くなるとドライアップによって内釜2の底面の温度が急激に上昇するため、この温度を温度センサ5が検知して制御部12は水の無くなったことを検知する。
蒸らし工程では、内釜2の側面の温度を100℃以上の高温に保つために誘導加熱手段4とドウヒータ14を制御部12により動作させ、内釜2内部のご飯の温度を高温に保つようにする。
特に少量炊飯時は、ご飯の量に対して残留する水蒸気の量が多いためご飯の表面側と底側とで水分量に差が生じ易くなっている。そこで、ご飯の温度を100℃以上に加熱できる抵抗式の発熱体から成るドウヒータ14を真空容器13の内側に設けて内釜2の側面を加熱する。ドウヒータ14の仕様は、フル通電の状態でご飯を110〜150℃に維持できる程度の飽和温度となる抵抗式の発熱体である。ドウヒータ14は、真空容器13の内側に設けられているため、ドウヒータ14が高温に発熱しても真空容器13の外周に設けられている例えば制御部12などに悪影響を及ぼすことは無い。またドウヒータ14の発熱による熱は、真空容器13の外側に漏れないので効率良く内釜2を加熱することができるので、少ない消費電力のヒータでもご飯の上方を100℃以上の高温に一定時間以上を容易に加熱することが可能となる。
そうすることで、特に少量炊飯時は、このドウヒータ14によって内釜2の側面を100℃以上に加熱して、前記空間の水蒸気を高温に加熱することで乾燥した過熱水蒸気とすることができるので、ご飯の上下の水分量の差を無くし、少量のご飯でも美味しく炊き上げることが可能となる。
また、蒸らし工程の後半では、真空容器13の保温特性を利用してご飯の温度が100℃以上に保てる範囲でドウヒータ14の電力を略30%低下して省エネ効果を得られるようにしている。
さらに、少量炊飯用として、1合炊飯用のボタンと2合炊飯用のボタンを設けて、1合と2合用に炊飯時の誘導加熱手段4やドウヒータ14の制御を専用に設けて、美味しくご飯が炊ける加熱工程時の加熱の理想温度上昇率、蒸らし工程の理想温度とその理想温度を保つ時間をきめ細やかに制御できるようにしている。
上記実施例によれば、炊飯量に応じて、ご飯の炊き上がり時の内釜内部に残留する水蒸気の量を適量に制御して、更に美味しいご飯を提供できる。
1…本体
2…内釜
4…誘導加熱手段
5…温度センサ
9…沸騰検出後手段
12…制御部
13…真空容器
14…ドウヒータ

Claims (1)

  1. 本体と、
    該本体に着脱自在に収納が可能で被加熱物であるお米を入れる内釜と、
    該内釜の側面外周を覆う真空層を設けた真空容器と、
    前記内釜を底面から加熱する誘導加熱手段と、
    前記内釜の底面の温度を検知する温度センサと、
    前記内釜と前記真空容器との間に設け、前記内釜の側面を加熱できる抵抗発熱体からなるドウヒータと、
    炊飯量と炊飯工程に応じて前記温度センサからの温度情報に基づいて前記誘導加熱手段と前記ドウヒータを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記炊飯工程の蒸らし工程時に、前記内釜の側面の温度を100℃以上に加熱するように制御することを特徴とする炊飯器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017209390A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 日立アプライアンス株式会社 炊飯器
JP2019037602A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 日立アプライアンス株式会社 炊飯器
CN110248577A (zh) * 2017-02-07 2019-09-17 松下知识产权经营株式会社 压力式煮饭器

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