JP2015197046A - 圧縮機の溶接方法および圧縮機 - Google Patents

圧縮機の溶接方法および圧縮機 Download PDF

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Abstract

【課題】密閉容器と圧縮機構部の取付部材とを溶接する際、密閉容器と取付部材との接合強度を上げつつ、取付部材の軸方向の端面の歪みを抑制することができる圧縮機の溶接方法を提供する。【解決手段】圧縮機の溶接方法は、密閉容器(1)内に圧縮機構部(2)を配置する工程と、密閉容器(1)に圧縮機構部(2)の取付部材(50)を、複数の第1溶接部(81)にて、同時に溶接する工程と、密閉容器(1)に圧縮機構部(2)の取付部材(50)を、複数の第2溶接部(82)にて、同時に溶接する工程とを有する。取付部材(50)は、複数の第1溶接部(81)のそれぞれの径方向内側に位置する複数の第1溶接内側部分(151)と、複数の第2溶接部(82)のそれぞれの径方向内側に位置する複数の第2溶接内側部分(152)とを有する。複数の第1溶接内側部分(151)は、中実構造である。複数の第2溶接内側部分(152)は、中空構造である。【選択図】図3

Description

本発明は、圧縮機の溶接方法および圧縮機に関する。
従来、圧縮機の溶接方法としては、特許第3960347号公報(特許文献1)に記載されたものがある。従来の圧縮機の溶接方法では、密閉容器と圧縮機構部の上側端板部材とを、6箇所の溶接部を介して、溶接していた。
特許第3960347号公報
ところで、上記従来の圧縮機の溶接方法を実際に用いると、次の問題があることを発見した。
上記密閉容器と上記上側端板部材とを、6箇所の溶接部で溶接する際、3箇所の溶接部で同時に溶接する作業を、2回に分けて行う。1回目の溶接の時は、密閉容器と上側端板部材とが、拘束されていないため、溶接時の力は、密閉容器と上側端板部材との間の隙間に逃げていく。しかし、2回目の溶接の時は、密閉容器と上側端板部材とが、拘束されているため、溶接時の力が、上側端板部材の軸方向の端面(フェイス面)に伝わり、歪み量が大きくなる。
このように、上記上側端板部材のフェイス面の歪み量が大きくなると、上側端板部材と、上側端板部材によって塞がれるシリンダとの間の、軸方向の隙間が大きくなる。これにより、シリンダ内の圧縮ガスが、その隙間の大きくなる箇所を経由して、シリンダ内の低圧ガス空間へ漏れだし、容積効率の低下につながる。
そこで、本発明の課題は、密閉容器と圧縮機構部の取付部材とを溶接する際、密閉容器と取付部材との接合強度を上げつつ、取付部材の軸方向の端面の歪みを抑制することができる圧縮機の溶接方法、および、密閉容器と取付部材との接合強度が高く、取付部材の軸方向の端面の歪みが抑制された圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の圧縮機の溶接方法は、
密閉容器内に圧縮機構部を配置する工程と、
上記密閉容器に上記圧縮機構部の取付部材を、複数の第1溶接部にて、同時に溶接する工程と、
上記密閉容器に上記圧縮機構部の取付部材を、複数の第2溶接部にて、同時に溶接する工程と
を備え、
上記取付部材は、
上記複数の第1溶接部のそれぞれの径方向内側に位置する複数の第1溶接内側部分と、
上記複数の第2溶接部のそれぞれの径方向内側に位置する複数の第2溶接内側部分と
を有し、
上記複数の第1溶接内側部分は、中実構造であり、
上記複数の第2溶接内側部分は、中空構造であることを特徴としている。
本発明の圧縮機の溶接方法によれば、密閉容器に圧縮機構部の取付部材を、中実構造である複数の第1溶接部にて、同時に溶接する工程と、密閉容器に圧縮機構部の取付部材を、中空構造である複数の第2溶接部にて、同時に溶接する工程とを有する。これにより、1回目の溶接を、剛性の大きい中実構造の第1溶接内側部分とすることで、密閉容器と圧縮機構部との接合強度を上げることができる。2回目の溶接を、剛性の小さい中空構造の第2溶接内側部分とすることで、溶接時に取付部材にかかる力を、中空構造により吸収できて、取付部材の軸方向の端面の歪みを抑制することができる。
また、一実施形態の圧縮機の溶接方法では、上記中空構造は、貫通孔である。
上記実施形態の圧縮機の溶接方法によれば、上記中空構造は、貫通孔であるので、第2溶接内側部分の剛性を確実に小さくできる。
また、一実施形態の圧縮機の溶接方法では、上記貫通孔は、油戻し通路である。
上記実施形態の圧縮機の溶接方法によれば、上記貫通孔は、油戻し通路であるので、貫通孔を、剛性を小さくするための構造とすることに加え、油戻し通路としても兼用できる。
また、一実施形態の圧縮機の溶接方法では、上記貫通孔は、油戻し通路と異なる孔である。
上記実施形態の圧縮機の溶接方法によれば、上記貫通孔は、油戻し通路と異なる孔であるので、剛性を小さくする部分を、適切な位置に設けることができる。
また、一実施形態の圧縮機の溶接方法では、上記中空構造は、溝である。
上記実施形態の圧縮機の溶接方法によれば、上記中空構造は、溝であるので、取付部材の強度を保持しつつ、取付部材の軸方向の端面の歪みを抑制することができる。
また、一実施形態の圧縮機の溶接方法では、上記溝は、上記取付部材の周方向において、上記第2溶接内側部分のみに間欠的に設けられている。
上記実施形態の圧縮機の溶接方法によれば、上記溝は、取付部材の周方向において、第2溶接内側部分のみに間欠的に設けられているので、簡単な溝の加工で、複数の第2溶接内側部分の剛性を、小さくすることができる。
また、本発明の圧縮機は、
密閉容器と、
上記密閉容器内に配置された圧縮機構部と
を備え、
上記圧縮機構部は、上記密閉容器に複数の第1溶接部および複数の第2溶接部を介して溶接されて取り付けられる取付部材を有し、
上記取付部材は、
上記複数の第1溶接部のそれぞれの径方向内側に位置する複数の第1溶接内側部分と、
上記複数の第2溶接部のそれぞれの径方向内側に位置する複数の第2溶接内側部分と
を有し、
上記複数の第1溶接内側部分は、中実構造であり、
上記複数の第2溶接内側部分は、中空構造であることを特徴としている。
本発明の圧縮機によれば、圧縮機構部の取付部材は、中実構造である複数の第1溶接内側部分と、中空構造である複数の第2溶接内側部分とを有する。これにより、剛性の大きい中実構造の第1溶接内側部分にて溶接することで、密閉容器と圧縮機構部との接合強度を上げることができる。剛性の小さい中空構造の第2溶接内側部分にて溶接することで、溶接時に取付部材にかかる力を、中空構造により吸収できて、取付部材の軸方向の端面の歪みを抑制することができる。
本発明の圧縮機の溶接方法によれば、密閉容器に圧縮機構部の取付部材を、中実構造である複数の第1溶接部にて、同時に溶接する工程と、密閉容器に圧縮機構部の取付部材を、中空構造である複数の第2溶接部にて、同時に溶接する工程とを有するので、密閉容器と圧縮機構部の取付部材とを溶接する際、密閉容器と取付部材との接合強度を上げつつ、取付部材の軸方向の端面の歪みを抑制することができる。
本発明の圧縮機によれば、圧縮機構部の取付部材は、中実構造である複数の第1溶接内側部分と、中空構造である複数の第2溶接内側部分とを有するので、密閉容器と圧縮機構部の取付部材とを溶接する際、密閉容器と取付部材との接合強度を上げつつ、取付部材の軸方向の端面の歪みを抑制することができる。
本発明の第1実施形態の圧縮機を示す縦断面図である。 圧縮機の要部の平面図である。 圧縮機の圧縮機構部付近の横断面図である。 本発明の第2実施形態の圧縮機を示す横断面図である。 本発明の第3実施形態の圧縮機を示す横断面図である。 図5Aの一部の断面図である。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の圧縮機を示す断面図である。この圧縮機は、密閉容器1と、この密閉容器1内に配置された圧縮機構部2と、上記密閉容器1内に配置され、上記圧縮機構部2を上記シャフト12を介して駆動するモータ3とを備えている。
上記圧縮機は、いわゆる高圧ドーム型のロータリ圧縮機であって、密閉容器1内に、圧縮機構部2を下に、モータ3を上に、配置している。このモータ3のロータ6によって、シャフト12を介して、圧縮機構部2を駆動するようにしている。
上記密閉容器1の吸入口1bには、冷媒ガスを吸入する吸入管11が取り付けられ、この吸入管11にはアキュームレータ10が連結されている。つまり、圧縮機構部2は、アキュームレータ10から吸入管11を通して冷媒ガスを吸入する。冷媒ガスは、圧縮機とともに、冷凍システムの一例としての空気調和機を構成する図示しない凝縮器、膨張機構、蒸発器を制御することによって得られる。
上記圧縮機は、圧縮した高温高圧の吐出ガスを、圧縮機構部2から吐出して密閉容器1の内部に満たすと共に、モータ3のステータ5とロータ6との間の隙間を通して、モータ3を冷却した後、吐出管13から外部に吐出するようにしている。密閉容器1内の高圧領域の下部に、潤滑油9を溜めている。
上記モータ3は、ロータ6と、このロータ6の外周側を囲むように配置されたステータ5とを有する。
上記ロータ6は、円筒形状のロータコア610と、このロータコア610に埋設された複数の磁石620とを有する。ロータコア610は、例えば積層された電磁鋼板からなる。ロータコア610の中央の孔部には、シャフト12が取り付けられている。磁石620は、平板状の永久磁石である。複数の磁石620は、ロータコア610の周方向に等間隔の中心角度で、配列されている。
上記ステータ5は、円筒形状のステータコア510と、このステータコア510に巻き付けられたコイル520とを有する。ステータコア510は、積層された複数の鋼板からなり、密閉容器1に、焼き嵌めなどによって、嵌め込まれている。コイル520は、ステータコア510の各ティース部にそれぞれ巻かれており、このコイル520は、いわゆる集中巻きである。
上記圧縮機構部2は、上記シャフト12の回転軸に沿って上から下へ順に、上側の端板部材50と、第1のシリンダ121と、中間の端板部材70と、第2のシリンダ221と、下側の端板部材60とを有する。
上記上側の端板部材50および上記中間の端板部材70は、上記第1のシリンダ121の上下の開口端のそれぞれに取り付けられている。上記中間の端板部材70および上記下側の端板部材60は、上記第2のシリンダ221の上下の開口端のそれぞれに取り付けられている。
上記第1のシリンダ121、上記上側の端板部材50および上記中間の端板部材70によって、第1のシリンダ室122を形成する。上記第2のシリンダ221、上記下側の端板部材60および上記中間の端板部材70によって、第2のシリンダ室222を形成する。
上記上側の端板部材50は、円板状の本体部51と、この本体部51の中央に上方へ設けられたボス部52とを有する。上記本体部51および上記ボス部52は、上記シャフト12に挿通されている。上記本体部51には、上記第1のシリンダ室122に連通する吐出口51aが設けられている。
上記本体部51に関して上記第1のシリンダ121と反対側に位置するように、上記本体部51に吐出弁131が取り付けられている。この吐出弁131は、例えば、リード弁であり、上記吐出口51aを開閉する。
上記本体部51には、上記第1のシリンダ121と反対側に、上記吐出弁131を覆うように、カップ状の第1のマフラカバー140が取り付けられている。この第1のマフラカバー140は、(ボルト等の)固定部材によって、上記本体部51に固定されている。上記第1のマフラカバー140は、上記ボス部52に挿通されている。
上記第1のマフラカバー140および上記上側の端板部材50によって、第1のマフラ室142を形成する。上記第1のマフラ室142と上記第1のシリンダ室122とは、上記吐出口51aを介して、連通されている。
上記下側の端板部材60は、円板状の本体部61と、この本体部61の中央に下方へ設けられたボス部62とを有する。上記本体部61および上記ボス部62は、上記シャフト12に挿通されている。上記本体部61には、上記第2のシリンダ室222に連通する(図示しない)吐出口が設けられている。
上記本体部61に関して上記第2のシリンダ221と反対側に位置するように、上記本体部61に(図示しない)吐出弁が取り付けられ、この吐出弁は上記吐出口を開閉する。
上記本体部61には、上記第2のシリンダ221と反対側に、上記吐出弁を覆うように、直線状の平板状の第2のマフラカバー240が取り付けられている。この第2のマフラカバー240は、(ボルト等の)固定部材によって、上記本体部61に固定されている。上記第2のマフラカバー240は、上記ボス部62に挿通されている。
上記第2のマフラカバー240および上記下側の端板部材60によって、第2のマフラ室242を形成する。上記第2のマフラ室242と上記第2のシリンダ室222とは、上記吐出口を介して、連通されている。
上記第1のマフラカバー140には、上記上側の端板部材50と反対側に、カップ状の第3のマフラカバー340が覆うように取り付けられている。上記第1のマフラカバー140および上記第3のマフラカバー340によって、第3のマフラ室342を形成する。
上記1のマフラ室142と上記第3のマフラ室342とは、上記第1のマフラカバー140に形成された(図示しない)孔部によって、挿通されている。
上記2のマフラ室242と上記第3のマフラ室342とは、上記下側の端板部材60、上記第2のシリンダ221、上記中間の端板部材70、上記第1のシリンダ121および上記上側の端板部材50に形成された(図示しない)孔部によって、挿通されている。
上記第3のマフラ室342と上記第3のマフラカバー340の外側とは、上記第3のマフラカバー340に形成された(図示しない)孔部によって、連通されている。
上記端板部材50,60,70、上記シリンダ121,221、および、上記マフラカバー140,240,340は、ボルト等の固定部材によって、一体に固定されている。
上記シャフト12の一端部は、上記上側の端板部材50および上記下側の端板部材60に支持されている。すなわち、上記シャフト12は、片持ちである。上記シャフト12の一端部(支持端側)は、上記第1のシリンダ室122および上記第2のシリンダ室222の内部に進入している。
上記シャフト12には、上記第1のシリンダ室122内に位置するように、第1の偏心ピン126を設けている。この第1の偏心ピン126は、第1のローラ127に嵌合している。この第1のローラ127は、上記第1のシリンダ室122内で、公転可能に配置され、この第1のローラ127の公転運動で圧縮作用を行うようにしている。
上記シャフト12には、上記第2のシリンダ室222内に位置するように、第2の偏心ピン226を設けている。この第2の偏心ピン226は、第2のローラ227に嵌合している。この第2のローラ227は、上記第2のシリンダ室222内で、公転可能に配置され、この第2のローラ227の公転運動で圧縮作用を行うようにしている。
上記第1の偏心ピン126と上記第2の偏心ピン226とは、上記シャフト12の回転軸に対して、180°ずれた位置にある。
次に、上記第1のシリンダ室122の圧縮作用を説明する。
図2に示すように、上記第1のローラ127に一体に設けたブレード128で上記第1のシリンダ室122内を仕切っている。すなわち、上記ブレード128の右側の室は、一の上記吸入管11が上記第1のシリンダ室122の内面に開口して、吸入室(低圧室)122aを形成している。一方、上記ブレード128の左側の室は、(図1に示す)上記吐出口51aが上記第1のシリンダ室122の内面に開口して、吐出室(高圧室)122bを形成している。
上記ブレード128の両面には、半円柱状のブッシュ125,125が密着して、シールを行っている。上記ブレード128と上記ブッシュ125,125との間は、上記潤滑油9で潤滑を行っている。
そして、上記第1の偏心ピン126が、上記シャフト12と共に、偏心回転して、上記第1の偏心ピン126に嵌合した上記第1のローラ127が、この第1のローラ127の外周面を上記第1のシリンダ室122の内周面に接して、公転する。
上記第1のローラ127が、上記第1のシリンダ室122内で公転するに伴って、上記ブレード128は、このブレード128の両側面を上記ブッシュ125,125によって保持されて進退動する。すると、上記吸入管11から低圧の冷媒ガスを上記吸入室122aに吸入して、上記吐出室122bで圧縮して高圧にした後、(図1に示す)上記吐出口51aから高圧の冷媒ガスを吐出する。
その後、図1に示すように、上記吐出口51aから吐出された冷媒ガスは、上記第1のマフラ室142および上記第3のマフラ室342を経由して、上記第3のマフラカバー340の外側に排出される。
一方、上記第2のシリンダ室222の圧縮作用も、上記第1のシリンダ室122の圧縮作用と同様である。つまり、他の上記吸入管11から低圧の冷媒ガスを上記第2のシリンダ室222に吸入し、上記第2のシリンダ室222内で上記第2のローラ227の公転運動で冷媒ガスを圧縮して、この高圧の冷媒ガスを、上記第2のマフラ室242および上記第3のマフラ室342を経由して、上記第3のマフラカバー340の外側に排出する。
上記第1のシリンダ室122の圧縮作用と上記第2のシリンダ室222の圧縮作用とは、180°ずれた位相にある。
図1と図3に示すように、上記密閉容器1と上記圧縮機構部2は、例えば、スポット溶接などの抵抗溶接により、溶接されている。具体的に述べると、圧縮機構部2の上側の端板部材50は、密閉容器1に、3箇所の第1溶接部81および3箇所の第2溶接部82にて、取り付けられている。上側の端板部材50は、密閉容器1に取り付けられる取付部材の一例である。
上記第1溶接部81と上記第2溶接部82とは、隣り合っている。3箇所の第1溶接部81は、それぞれ、120°の中心角度で、配列されている。3箇所の第2溶接部82は、それぞれ、120°の中心角度で、配列されている。
上記上側の端板部材50は、3箇所の第1溶接内側部分151と、3箇所の第2溶接内側部分152とを有する。3箇所の第1溶接内側部分151は、3箇所の第1溶接部81のそれぞれの径方向内側に位置する。3箇所の第2溶接内側部分152は、3箇所の第2溶接部82のそれぞれの径方向内側に位置する。
上記上側の端板部材50の本体部51は、平面視、第1溶接部81と密閉容器1の中心軸1aとを結ぶ線上に、第1溶接内側部分151を有する。上側の端板部材50の本体部51は、平面視、第2溶接部82と密閉容器1の中心軸1aとを結ぶ線上に、第2溶接内側部分152を有する。密閉容器1の中心軸1aは、シャフト12の回転軸と一致している。
上記全ての第1溶接内側部分151は、中実構造である。全ての第1溶接内側部分151の剛性は、等しい。ここで、中実構造とは、本体部51の軸方向の端面が、貫通孔や溝が設けられていない平坦な面である構造をいう。
上記全ての第2溶接内側部分152は、中空構造である。全ての第2溶接内側部分152の剛性は、等しい。中空構造は、貫通孔154である。貫通孔154は、油戻し通路である。油戻し通路は、密閉容器1の下部に潤滑油9を戻すための通路である。
上記密閉容器1と上記圧縮機構部2とを溶接する方法を説明する。
まず、上記密閉容器1内に上記圧縮機構部2を配置する。そして、密閉容器1に圧縮機構部2の上側の端板部材50を、3箇所の第1溶接部81にて、同時に溶接する。このとき、上側の端板部材50の3箇所の第1溶接内側部分151は、中実構造である。つまり、上側の端板部材50における中実構造の3箇所の第1溶接内側部分151を、同時に溶接する。
その後、密閉容器1に圧縮機構部2の上側の端板部材50を、3箇所の第2溶接部82にて、同時に溶接する。このとき、上側の端板部材50の3箇所の第2溶接内側部分152は、中空構造である。つまり、上側の端板部材50における中空構造の3箇所の第2溶接内側部分152を、同時に溶接する。
なお、第1、第2溶接部81,82の溶接方法について説明する。まず、図示しない溶接装置によって、3箇所の第1溶接部81を同時に形成する。その後、密閉容器1と溶接装置を、密閉容器1の中心軸1a回りに、相対的に、所定角度回転させて、溶接装置によって、3箇所の第2溶接部82を同時に形成する。
上記圧縮機の溶接方法によれば、密閉容器1に圧縮機構部2の上側の端板部材50を、中実構造である複数の第1溶接部81にて、同時に溶接する工程と、密閉容器1に圧縮機構部2の上側の端板部材50を、中空構造である複数の第2溶接部82にて、同時に溶接する工程とを有する。これにより、1回目の溶接を、剛性の大きい中実構造の第1溶接内側部分151とすることで、密閉容器1と圧縮機構部2との接合強度を上げることができる。2回目の溶接を、剛性の小さい中空構造の第2溶接内側部分152とすることで、溶接時に上側の端板部材50にかかる力を、中空構造により吸収できて、上側の端板部材50の軸方向の端面の歪みを抑制することができる。
このように、上記上側の端板部材50の軸方向の端面の歪みが抑制されると、上側の端板部材50とシリンダ121との間の軸方向の隙間の発生が抑制される。これにより、シリンダ121内の圧縮ガスが、端板部材50とシリンダ121との間の軸方向の隙間を介して、シリンダ121内の低圧ガス空間へ漏れだすことを抑制できて、容積効率の低下を防止できる。
これに対して、1回目の溶接を、剛性の小さい中空構造の第2溶接内側部分とすると、密閉容器と圧縮機構部との接合強度が小さくなる。2回目の溶接を、剛性の大きい中実構造の第1溶接内側部分とすると、溶接時に上側の端板部材にかかる力が、剛性の大きな第1溶接内側部分に集中して、端板部材の軸方向の端面が、歪むおそれがある。この結果、端板部材とシリンダとの間の軸方向の隙間が大きくなって、シリンダ内の圧縮ガスが、その隙間の大きくなる箇所を経由して、シリンダ内の低圧ガス空間へ漏れだし、容積効率の低下につながる。
上記圧縮機の溶接方法によれば、上記中空構造は、貫通孔154であるので、第2溶接内側部分152の剛性を確実に小さくできる。
上記圧縮機の溶接方法によれば、上記貫通孔154は、油戻し通路であるので、貫通孔154を、剛性を小さくするための構造とすることに加え、油戻し通路としても兼用できる。
上記圧縮機によれば、圧縮機構部2の上側の端板部材50は、中実構造である複数の第1溶接内側部分151と、中空構造である複数の第2溶接内側部分152とを有する。これにより、剛性の大きい中実構造の第1溶接内側部分151にて溶接することで、密閉容器1と圧縮機構部2との接合強度を上げることができる。剛性の小さい中空構造の第2溶接内側部分152にて溶接することで、溶接時に上側の端板部材50にかかる力を、中空構造により吸収できて、上側の端板部材50の軸方向の端面の歪みを抑制することができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態の圧縮機を示す断面図である。上記第2実施形態は、上記第1実施形態とは、第2溶接内側部分の構成が相違する。この相違する構成を以下に説明する。なお、上記第2実施形態において、上記第1実施形態と同一の符号は、上記第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図4に示すように、第2溶接内側部分152Aは、中空構造である。中空構造は、貫通孔154Aである。貫通孔154Aは、油戻し通路155と異なる孔である。油戻し通路155は、隣り合う貫通孔154Aの間に位置する。なお、密閉容器1と圧縮機構部2の上側の端板部材50とを溶接する方法は、上記第1実施形態と同様である。
したがって、上記貫通孔154Aは、油戻し通路155と異なる孔であるので、剛性を小さくする部分を、適切な位置に設けることができる。
(第3の実施形態)
図5Aは、本発明の第3実施形態の圧縮機を示す断面図である。図5Bは、図5Aの一部の断面図である。上記第3実施形態は、上記第1実施形態とは、第2溶接内側部分の構成が相違する。この相違する構成を以下に説明する。なお、上記第3実施形態において、上記第1実施形態と同一の符号は、上記第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図5Aと図5Bに示すように、第2溶接内側部分152Bは、中空構造である。中空構造は、溝153である。溝153は、上側の端板部材50の周方向において、第2溶接内側部分152Bのみに間欠的に設けられている。溝153は、上側の端板部材50の本体部51の軸方向の下端面に設けられている。隣り合う溝153の間は、中実構造である。なお、密閉容器1と圧縮機構部2の上側の端板部材50とを溶接する方法は、上記第1実施形態と同様である。
したがって、上記溝153は、上側の端板部材50の周方向において、第2溶接内側部分152Bのみに間欠的に設けられているので、簡単な溝153の加工で、複数の第2溶接内側部分152Bの剛性を、小さくすることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。例えば、上記第1から上記第3実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。
また、第1、第2溶接部の数量の増減は、自由である。また、第2溶接内側部分の中空構造として、貫通孔と溝とを併存させてもよい。
また、上記第3実施形態では、溝を、上側の端板部材の本体部の軸方向の下端面に設けたが、上側の端板部材の本体部の軸方向の上端面に設けてもよい。
また、上記第1から上記第3実施形態では、上側の端板部材を密閉容器に第1、第2溶接部を介して溶接したが、中間の端板部材や、下側の端板部材や、第1のシリンダや、第2のシリンダを、密閉容器に溶接してもよい。
また、上記第1から上記第3実施形態では、第1溶接部と第2溶接部とが、隣り合っていたが、2箇所の第1溶接部が隣り合ってもよく、また、2箇所の第2溶接部が隣り合ってもよい。
また、圧縮機構部として、1つのシリンダ室を有する1シリンダタイプでもよい。また、圧縮機構部として、ロータリタイプ以外に、スクロールタイプやレシプロタイプを用いてもよい。また、圧縮機構部として、ローラとブレードが別体であるロータリタイプでもよい。
1 密閉容器
1a 中心軸
2 圧縮機構部
3 モータ
5 ステータ
6 ロータ
10 アキュームレータ
11 吸入管
12 シャフト
50 上側の端板部材(取付部材)
51 本体部
81 第1溶接部
82 第2溶接部
121,221 シリンダ
151 第1溶接内側部分
152,152A,152B 第2溶接内側部分
153 溝
154,154A 貫通孔
155 油戻し通路

Claims (7)

  1. 密閉容器(1)内に圧縮機構部(2)を配置する工程と、
    上記密閉容器(1)に上記圧縮機構部(2)の取付部材(50)を、複数の第1溶接部(81)にて、同時に溶接する工程と、
    上記密閉容器(1)に上記圧縮機構部(2)の取付部材(50)を、複数の第2溶接部(82)にて、同時に溶接する工程と
    を備え、
    上記取付部材(50)は、
    上記複数の第1溶接部(81)のそれぞれの径方向内側に位置する複数の第1溶接内側部分(151)と、
    上記複数の第2溶接部(82)のそれぞれの径方向内側に位置する複数の第2溶接内側部分(152,152A,152B)と
    を有し、
    上記複数の第1溶接内側部分(151)は、中実構造であり、
    上記複数の第2溶接内側部分(152,152A,152B)は、中空構造であることを特徴とする圧縮機の溶接方法。
  2. 請求項1に記載の圧縮機の溶接方法において、
    上記中空構造は、貫通孔(154,154A)であることを特徴とする圧縮機の溶接方法。
  3. 請求項2に記載の圧縮機の溶接方法において、
    上記貫通孔(154)は、油戻し通路であることを特徴とする圧縮機の溶接方法。
  4. 請求項2に記載の圧縮機の溶接方法において、
    上記貫通孔(154A)は、油戻し通路と異なる孔であることを特徴とする圧縮機の溶接方法。
  5. 請求項1に記載の圧縮機の溶接方法において、
    上記中空構造は、溝(153)であることを特徴とする圧縮機の溶接方法。
  6. 請求項5に記載の圧縮機の溶接方法において、
    上記溝(153)は、上記取付部材(50)の周方向において、上記第2溶接内側部分(152B)のみに間欠的に設けられていることを特徴とする圧縮機の溶接方法。
  7. 密閉容器(1)と、
    上記密閉容器(1)内に配置された圧縮機構部(2)と
    を備え、
    上記圧縮機構部(2)は、上記密閉容器(1)に複数の第1溶接部(81)および複数の第2溶接部(82)を介して溶接されて取り付けられる取付部材(50)を有し、
    上記取付部材(50)は、
    上記複数の第1溶接部(81)のそれぞれの径方向内側に位置する複数の第1溶接内側部分(151)と、
    上記複数の第2溶接部(82)のそれぞれの径方向内側に位置する複数の第2溶接内側部分(152,152A,152B)と
    を有し、
    上記複数の第1溶接内側部分(151)は、中実構造であり、
    上記複数の第2溶接内側部分(152,152A,152B)は、中空構造であることを特徴とする圧縮機。
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