JP2015196208A - ワーク保持方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットのアームでワークを保持する際、ワークの状態に関わらず保持を安定化する。
【解決手段】ワークであるコネクタ70を把持するための第1の把持指24a、第2の把持指24bの各々に第1のコンプライアンスモデル、第2のコンプライアンスモデルを設定する。さらに、第1の把持指24aと第2の把持指24bとが、第3仮想バネ120cと第3仮想ダンパ122cを含む仮想スタビライザ126で連結されていると仮定し、第1の把持指24aと第2の把持指24bの間に第3のコンプライアンスモデルを設定する。第1〜第3のコンプライアンスモデルから連立運動方程式を構築し、第1の把持指24aないし第2の把持指24bの移動先の目標座標(目標位置)を求める。
【選択図】図4

Description

本発明は、互いに対向可能な第1の把持指及び第2の把持指でワークを保持するワーク保持方法に関する。
例えば、自動車あるいはその関連部品等の生産ラインでは、多数のロボットが用いられている。この種の生産ラインにおける生産効率を向上させるためには、ロボットで作業可能であると考えられる作業の可及的大部分をロボットに行わせることが望ましい。例えば、ハンド部に2個の把持指を有するロボットを用い、電気機器のコネクタ挿入孔にコネクタを挿入する工程を自動化することが考えられる。例えば、特許文献1では、ロボットのアーム部の先端に設けられたハンド部でコネクタを把持し、コンプライアンス制御を用いてコネクタを固定部に挿入することが提案されている。
特開平4−189495号公報
特許文献1の第5図等に示されるように、コネクタは、2個の長辺部と短辺部を有し、一方の短辺部に端子部が設けられ、且つ他方の短辺部にケーブルが接続された長尺体であることが一般的である。このような形状のコネクタを2個の把持指で把持するときには、把持指の長手方向と、コネクタの2個の長辺部とが直交するような姿勢が望ましい。コネクタを安定的に保持して、前記端子部をコネクタ挿入孔に確実に挿入し得るようにするためである。
しかしながら、コネクタ(ワーク)の状態によっては、ケーブルの反力等の外乱によってコネクタに回転方向の力が作用することがある。このような事態が生じると、保持が不安定となる一因となる。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、上記したようなワーク(例えば、コネクタ)の位置・姿勢のずれを吸収するコンプライアンス制御を実現しつつ、外力による望ましくない過剰な姿勢変化を抑制するワーク保持方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、互いに対向可能な第1の把持指及び第2の把持指でワークを保持するワーク保持方法において、
前記第1の把持指及び前記第2の把持指の各々に第1のコンプライアンスモデル、第2のコンプライアンスモデルを設定し、且つ前記第1の把持指と前記第2の把持指の間に第3のコンプライアンスモデルを設定し、前記第1のコンプライアンスモデル、前記第2のコンプライアンスモデル及び前記第3のコンプライアンスモデルに基づいて、前記第1の把持指又は前記第2の把持指の移動先の目標座標を変数として含む連立運動方程式を構築する工程と、
前記第3のコンプライアンスモデルに基づく拘束条件下で前記第1の把持指と前記第2の把持指が相互に連動する前記目標座標を算出する工程と、
前記第1の把持指又は前記第2の把持指を前記目標座標に移動させる工程と、
を有することを特徴とする。
すなわち、本発明においては、第1の把持指と第2の把持指とが仮想的な連結機構(例えば、仮想スタビライザ)によって連結されていると仮定し、両把持指の間に第3のコンプライアンスモデルを設定する。そして、第1〜第3のコンプライアンスモデルに基づいて構築される連立運動方程式を解くことにより、第1の把持指ないし第2の把持指の移動先の目標座標(目標位置)が求められる。
第1の把持指ないし第2の把持指は、この目標座標(目標位置)となるように移動される。その結果、ワークの状態に関わらず、該ワークが安定して保持されるようになる。
なお、ワークとしては、例えば、ケーブルが接続されたコネクタを挙げることができる。
本発明によれば、第1の把持指と第2の把持指との間に仮想的な連結機構(例えば、仮想スタビライザ)が存在しているとの仮定に基づき、両把持指の間に第3のコンプライアンスモデルを設定するようにしている。この場合、第1〜第3のコンプライアンスモデルに基づいて連立運動方程式が構築される。該連立運動方程式を解くことにより、第1の把持指ないし第2の把持指の移動先の目標座標(目標位置)が求められる。
第1の把持指ないし第2の把持指は、このようにして求められた目標座標(目標位置)となるように移動される。その結果、ワークを安定して保持することができるようになる。
本発明の実施の形態に係るコネクタ挿入装置の概略構成図である。 図1に示したコネクタ挿入装置におけるハンド部の斜視図である。 コネクタ挿入装置の制御系統を示すブロック図である。 前記ハンド部のコンプライアンスモデルを示すモデル図である。 図5A〜図5Cは、第1の把持指と第2の把持指との間に仮想スタビライザに関するコンプライアンスモデルを構築していない従来技術において、コネクタにトルクが加わったときの第1の把持指及び第2の把持指の変位をフローとして示した要部概略斜視図である。 図6A及び図6Bは、第1の把持指と第2の把持指との間に仮想スタビライザに関するコンプライアンスモデルを構築した実施の形態において、コネクタが回転することを抑制しながらコネクタを移動させるフローを示した要部概略斜視図である。 図7A〜図7Dは、コネクタがコネクタ挿入孔に挿入されるまでの過程を示した要部斜視図である。 図8A〜図8Cは、コネクタがコネクタ挿入孔に挿入されるまでの把持指の動作を示した要部平面図である。
以下、本発明に係るワーク保持方法につき、それを実施するための装置との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施の形態においては、コネクタをワークとして把持する場合を例示するものとする。
図1は、本実施の形態に係るワーク保持方法を実施するためのコネクタ挿入装置10の概略構成図である。コネクタ挿入装置10は、図7A等に示す電気機器のコネクタ挿入孔75にコネクタ70を挿入するための装置である。このコネクタ挿入装置10は、ロボット12と、このロボット12を制御する制御部14とを備える。
ロボット12は、複数の駆動軸を有する多関節ロボットである。具体的には、ロボット12は、ベース台16と、鉛直な駆動軸を中心としてベース台16に回動可能に支持された旋回部18と、旋回部18に回動可能に支持された多関節アーム20と、多関節アーム20の先端に設けられたハンド部22とを有する。
ロボット12は、複数のアーム20a〜20cを有する多関節アーム20の動作により、3次元空間上でハンド部22の位置及び姿勢を変化させる。ロボット12は、制御部14の制御により、ロボット12に設けられた各駆動軸が数値制御され、3次元空間上でのハンド部22の位置及び姿勢が制御されるようになっている。
図2は、ハンド部22の斜視図である。ハンド部22は、コネクタ70(図7A参照)を把持可能な把持機構として構成される。ハンド部22は、第1緩衝アーム23a、第2緩衝アーム23bの各先端に設けられた第1の把持指24a、第2の把持指24bと、第1の把持指24a、第2の把持指24bを移動させる2つの移動機構26a、26bと、2つの移動機構26a、26bが取り付けられたベース部28とを有する。本実施の形態において、第1の把持指24a、第2の把持指24bは、平面状の把持面25a、25bを有する棒状の長尺体として構成され、互いに平行に配置される。
第1の把持指24a、第2の把持指24bの先端には、それぞれ、図2及び図3に示すように、第1指用力覚センサ27a、第2指用力覚センサ27bが設けられる。
第1指用力覚センサ27a、第2指用力覚センサ27bによる検出情報は、制御部14を構成する目標位置算出部108に信号として送信される。なお、制御部14は、前記目標位置算出部108の他、サーボモータ制御部110を含んで構成される。
第1の把持指24a、第2の把持指24b(図2参照)は互いに対向可能である。第1の把持指24a、第2の把持指24bは、動作位置によって、それらの把持面25a、25b同士が対向する位置となる場合(図2中のX方向、Y方向及びZ方向の位置が一致する場合)もあるが、把持面25a、25b同士が対向する位置とならない場合もある。
第1の把持指24aを移動させるための移動機構26aは、ベース部28に対してY方向(ベース部28の延在方向)にスライド可能な第1移動部30aと、第1移動部30aに対してZ方向にスライド可能な第2移動部32aと、第2移動部32aに対してX方向に移動可能な第3移動部34aとを有する。第1の把持指24aは、第1指用力覚センサ27aを介して、第3移動部34aの先端に取り付けられる。従って、第1の把持指24aは、X方向、Y方向及びZ方向の直交3軸の動作が可能である。
第1移動部30aは、第1駆動部36の作用によりベース部28に対してY方向にスライド可能である。第1駆動部36は、サーボモータ40aと、ボールネジ及びナットからなるボールネジ機構38aとを有する。サーボモータ40aは、制御部14を構成するサーボモータ制御部110(図3参照)により駆動制御され、これにより、第1の把持指24aのY方向の位置が制御される。
第2移動部32aは、第2駆動部42の作用により第1移動部30aに対してZ方向にスライド可能である。第2駆動部42は、サーボモータ44aと、ボールネジ及びナットからなるボールネジ機構46aとを有する。サーボモータ44aもサーボモータ制御部110(図3参照)によって駆動制御され、これにより、第1の把持指24aのZ方向の位置が制御される。
第3移動部34aは、第3駆動部48の作用により第2移動部32aに対してX方向にスライド可能である。第3駆動部48は、サーボモータ50aと、ボールネジ及びナットからなボールネジ機構52aとを有する。サーボモータ50aもサーボモータ制御部110(図3参照)によって駆動制御され、これにより、第1の把持指24aのX方向の位置が制御される。
第2の把持指24bを移動させる移動機構26bは、第1駆動部54の作用によりベース部28に対してY方向にスライド可能な第1移動部30bと、第2駆動部56の作用により第1移動部30bに対してZ方向にスライド可能な第2移動部32bと、第3駆動部58の作用により第2移動部32bに対してX方向に移動可能な第3移動部34bとを有する。第2の把持指24bは、第2指用力覚センサ27bを介して、第3移動部34bの先端に取り付けられる。従って、他方の第2の把持指24bは、X方向、Y方向及びZ方向の直交3軸の動作が可能である。
他方の移動機構26bにおける第1移動部30b、第2移動部32b及び第3移動部34bは、それぞれ、上述した一方の移動機構26aにおける第1移動部30a、第2移動部32a及び第3移動部34aと同様に構成される。
また、他方の移動機構26bにおける第1駆動部54、第2駆動部56及び第3駆動部58は、それぞれ、上述した一方の移動機構26aにおける第1駆動部36、第2駆動部42及び第3駆動部48と同様に構成される。すなわち、第1駆動部54は、サーボモータ40bとボールネジ機構38bを有する。また、第2駆動部56はサーボモータ44bとボールネジ機構46bを有し、第3駆動部58はサーボモータ50bとボールネジ機構52bを有する。サーボモータ40b、44b、50bは、制御部14を構成するサーボモータ制御部110(図3参照)によって駆動制御され、これにより、第2の把持指24bのX方向、Z方向の位置が制御される。
上記のように構成される各移動機構26a、26bにより、第1の把持指24a、第2の把持指24bを個別に移動させることができる。すなわち、制御部14の制御作用下に、各移動機構26a、26bの作用下に第1の把持指24a、第2の把持指24bをX方向、Y方向又はZ方向に移動させることにより、ベース部28に対する第1の把持指24a、第2の把持指24bの位置を個別に調整することが可能である。また、サーボモータ制御部110では、各エンコーダからの出力値を微分することで、第1の把持指24a、第2の把持指24bの速度を算出する。この値に基づき、速度制限を行うことができる。
ベース部28には、ブラケット60を介してカメラ62が取り付けられる。カメラ62は、第1の把持指24a、第2の把持指24b側を指向しており、第1の把持指24a、第2の把持指24b及びその周辺を撮像可能な視野を有する。カメラ62により撮像される画像情報は、制御部14に送信され、制御部14においてパターンマッチングを行い、把持部により把持されたコネクタ70の位置及び姿勢を認識することが可能である。
なお、本実施の形態におけるハンド部22では、直交3軸の機構で構成された移動機構26a、26bにより第1の把持指24a、第2の把持指24bを個別に移動させる構成となっているが、ハンド部22の構成はこれに限られない。例えば、ハンド部22において、直線動作と回転動作が可能な移動機構を第1の把持指24a、第2の把持指24b毎に設け、それらの移動機構により第1の把持指24a、第2の把持指24bを個別に移動させる構成としてもよい。
一方の移動機構26aにおける第1駆動部36、第2駆動部42及び第3駆動部48は、それぞれボールネジ機構38a、46a、52aにより構成されるものに限られない。従って、第1駆動部36、第2駆動部42及び第3駆動部48は、それぞれ、ボールネジ機構以外の形態のアクチュエータ、例えば、ラックアンドピニオン、シリンダ装置等により構成されてもよい。同様に、他方の移動機構26bにおける第1駆動部54、第2駆動部56及び第3駆動部58も、ボールネジ機構以外の形態のアクチュエータ、例えば、ラックアンドピニオン、シリンダ装置等により構成されてもよい。
図1に示す制御部14は、ロボット12の多関節アーム20の先端位置を数値制御するだけでなく、コネクタ70をコネクタ挿入孔75に挿入する際に、ハンド部22の動作をコンプライアンス制御することが可能である。すなわち、コネクタ挿入装置10は、コンプライアンス制御を用いて、ハンド部22により把持したコネクタ70を、コネクタ挿入孔75に挿入することができる。
図4は、ハンド部22のコンプライアンスモデルを示すモデル図である。周知の通り、コンプライアンス制御は、バネ、ダンパ、慣性パラメータを仮想的に設定したモデルの運動をロボットの動作として実現するものである。
本実施の形態では、第1の把持指24a、第2の把持指24bの各々に、第1のコンプライアンスモデル、第2のコンプライアンスモデルが設定される。すなわち、第1の把持指24aに関する第1のコンプライアンスモデルは、第1仮想バネ120a及び第1仮想ダンパ122aを含む。なお、図4には、当該コンプライアンスモデルにおいて、第1仮想バネ120aの釣合位置及び第1仮想ダンパ122aの基部に該当する移動物体を第1仮想台車124aとして併せて示している。
一方、第2の把持指24bに関する第2のコンプライアンスモデルは、第2仮想バネ120b及び第2仮想ダンパ122bを含む。図4には、上記と同様に第2仮想バネ120b及び第2仮想ダンパ122bの基部に該当する移動物体を第2仮想台車124bとして併せて示している。
第1仮想バネ120aと第2仮想バネ120b、第1仮想ダンパ122aと第2仮想ダンパ122bは、それぞれ等価であるとする。すなわち、第1仮想バネ120a及び第2仮想バネ120bのバネ定数は等しく、第1仮想ダンパ122a及び第2仮想ダンパ122bの減衰係数は等しいとする。そこで、以下、第1仮想バネ120a及び第2仮想バネ120bのバネ定数をK、仮想質量をm、第1仮想ダンパ122a及び第2仮想ダンパ122bの減衰係数をCとする。
第1の把持指24aのコンプライアンス原点(釣合位置)をPblc1、移動先の目標位置(目標座標)をPd1、目標加速度をa1、目標速度をV1、第1仮想台車124aの速度をVblc1、第1の把持指24aに作用する外力をFe1とするとき、第1の把持指24aに関する運動方程式は、下記の式(1)として構築される。
ma1=Fe1−K(Pd1−Pblc1)−C(V1−Vblc1) …(1)
なお、外力Fe1は、第1指用力覚センサ27aによって検出される。また、コンプライアンス原点(釣合位置)Pblc1は、コンプライアンス制御がないとしたときの第1の把持指24aの目標位置であり、本実施の形態においては、第1の把持指24aの目標位置近傍に設定することができる。
さらに、目標加速度a1、目標速度V1、及び第1仮想台車124aの速度Vblc1は、後述する通り、離散化によりコンプライアンス原点(釣合位置)であるPblc1、移動先の目標位置(目標座標)Pd1、サンプル時刻tN、制御周期Tにより表すことができる。
一方、第2の把持指24bのコンプライアンス原点(釣合位置)をPblc2、移動先の目標位置(目標座標)をPd2、目標加速度をa2、目標速度をV2、第2仮想台車124bの速度をVblc2、第2の把持指24bに作用する外力をFe2とするとき、第2の把持指24bに関する運動方程式は、下記の式(2)として構築される。
ma2=Fe2−K(Pd2−Pblc2)−C(V2−Vblc2) …(2)
上記と同様に、外力Fe2は第2指用力覚センサ27bによって検出される。また、コンプライアンス原点(釣合位置)Pblc2は、は、コンプライアンス制御がないとしたときの第2の把持指24bの目標位置であり、本実施の形態においては、第2の把持指24bの目標位置近傍に設定することができる。
さらに、目標加速度a2、目標速度V2、及び第2仮想台車124bの速度Vblc2は、後述する通り、離散化によりコンプライアンス原点(釣合位置)であるPblc2、移動先の目標位置(目標座標)Pd2、サンプル時刻tN、制御周期Tにより表すことができる。
ここで、本実施の形態においては、第1の把持指24aと第2の把持指24bの間に第3のコンプライアンスモデルを設定する。第3のコンプライアンスモデルは、第3仮想バネ120c及び第3仮想ダンパ122cを含む仮想スタビライザ126である。すなわち、この場合、第1の把持指24aと第2の把持指24bとが、第3仮想バネ120cと第3仮想ダンパ122cを含む仮想スタビライザ126で連結されていると仮定する。第3仮想バネ120cのバネ定数はKs、第3仮想ダンパ122cの減衰係数はCsで表される。
そして、仮想スタビライザ126の釣合距離をDsとするとき、第1の把持指24aの運動方程式は、式(1)から、Ks(Pd1−Pd2+Ds)を差し引き、さらに、Cs(V1−V2)を差し引くことで補正される。同様に、第2の把持指24bの運動方程式は、式(2)から、Ks(Pd2−Pd1−Ds)を差し引き、さらに、Cs(V2−V1)を差し引くことで補正される。すなわち、下記の連立方程式が成立する。
Figure 2015196208
次に、目標加速度a1、a2、目標速度V1、V2、仮想台車の速度Vblcに対して、下記の式(3)〜(5)にて離散化を行う。
Figure 2015196208
式(3)〜(5)中のtNはサンプリング時刻、Tはサンプリング周期、Nはサンプリング回数である。サンプリング周期Tは、所望の制御性能に応じ、制御解析の技術知識に基づいて設定する。
このように、本実施の形態においては、第1の把持指24a、第2の把持指24bの各々にコンプライアンスモデル(第1のコンプライアンスモデル、第2のコンプライアンスモデル)を設定するのみならず、第1の把持指24aと第2の把持指24bとの間にも、コンプライアンスモデル(第3のコンプライアンスモデル)を設定するようにしている。すなわち、第1の把持指24aと第2の把持指24bの目標位置が相互に連動しあう拘束条件の下に算出される関係式を構築することで、仮想スタビライザ126が存在するとしている。これにより、第1の把持指24a及び第2の把持指24bによるコネクタ70の把持が一層安定となる。
なお、図3に示すように、第1の把持指24a、第2の把持指24bのコンプライアンス原点(釣合位置)Pblc1、Pblc2、目標加速度a1、a2、目標速度V1、V2、第1仮想台車124a、第2仮想台車124bの速度Vblc1、Vblc2、第1の把持指24a、第2の把持指24bに作用する外力Fe1、Fe2の値は、目標位置算出部108に記憶される。
本実施の形態に係るコネクタ挿入装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下、その作用及び効果について、本発明の実施の形態に係るコネクタ挿入方法との関係で説明する。
対象となるコネクタ70は、図7A等に示すように、コネクタ70(オスコネクタ)の基端部にケーブル72の一端が接続されたものであり、電子機器に設けられた接続部材74(メスコネクタ)のコネクタ挿入孔75(接続ポート)に当該コネクタ70を挿入する。ケーブル72は、図示しない他の電子機器から延出している。以下の説明において、コネクタ挿入装置10の動作は、特に言及しない場合でも、制御部14の制御作用下に行われるものとする。
コネクタ70を接続部材74のコネクタ挿入孔75に挿入するために、先ず、制御部14の制御作用下に、ロボット12の多関節アーム20を動作させて、カメラ62がコネクタ70を撮像できる位置(コネクタ認識可能位置)までハンド部22を移動させる。そして、ハンド部22がコネクタ認識可能位置まで移動したら、カメラ62によりコネクタ70を撮像するとともに、パターンマッチングを行うことによりコネクタ70の位置及び姿勢を認識する。具体的には、制御部14には、対象となるコネクタ70の3次元形状モデル(3Dデータ)が記憶されており、撮像したコネクタ70の画像情報と3Dデータとを照合することにより、コネクタ70の位置及び姿勢を認識する。
コネクタ70の位置及び姿勢を認識したら、制御部14の制御作用下に、ハンド部22を把持位置まで移動するとともに、各移動機構26a、26bを動作させて、図7Aに示すように、第1の把持指24a、第2の把持指24bによりコネクタ70を把持する(把持工程)。この場合、第1の把持指24a、第2の把持指24bを互いに対向するように位置させ、コネクタ70の互いに反対側の側面70a、70b(一方の側面70aと他方の側面70b)にそれぞれ第1の把持指24a、第2の把持指24bを当接させて、コネクタ70を把持する。
なお、第1の把持指24a、第2の把持指24bによりコネクタ70を把持した後、再びコネクタ70の位置及び姿勢をパターンマッチングにより認識し、把持した際のコネクタ70の位置ずれが発生していないかどうかを確認してもよい。
このとき、制御部14は、目標位置算出部108に送られた情報、すなわち、コネクタ70を把持するために、コネクタ70の位置や形状に基づき算出される第1の把持指24a、第2の把持指24bのコンプライアンス原点(釣合位置)Pblc1、Pblc2、第1仮想台車124a、第2仮想台車124bの速度Vblc1、Vblc2、第1の把持指24a、第2の把持指24bに作用する外力Fe1、Fe2に基づき、上記の連立運動方程式を解く。
連立運動方程式において、未知数は、第1の把持指24aの、例えば、X軸に沿う方向の移動先の目標位置(目標座標)Pd1、第2の把持指24bの移動先の目標位置(目標座標)Pd2の2個である。従って、連立運動方程式をPd1、Pd2について離散化式に基づき解くことにより、各時刻でのPd1、Pd2の値が順次求められる。
すなわち、目標位置算出部108により、離散化式による逐次演算の複数回サンプリングを行い、各サンプル時刻での第1の把持指24a、第2の把持指24bを如何なる程度移動させるべきかの情報が得られる。
目標位置算出部108は、この情報を、サーボモータ制御部110に送る。該サーボモータ制御部110は、第1の把持指24a又は第2の把持指24bの移動先が各サンプル時刻毎のPd1、Pd2となるように、例えば、サーボモータ44a又はサーボモータ44bを駆動させる。その結果、第1の把持指24a又は第2の把持指24bがコネクタ70を把持する位置まで移動する。
以上は、Z軸に関してのコンプライアンス制御を例示しているが、X軸及びY軸に対しても同様に、コンプライアンス制御が営まれる。各軸のコンプライアンス制御は、同時に行われる。
このように、第1〜第3のコンプライアンスモデルを設定することにより、コネクタ70を、第1の把持指24aと第2の把持指24bが連動しあう条件下に把持することができる。
図5A〜図5Cには、第1の把持指24a、第2の把持指24bの各々にのみコンプライアンスモデルを構築した従来技術において、把持しているコネクタ70を、左方に平行移動させる際のフローを示している。すなわち、先ず、コネクタ70を把持した第1の把持指24a、第2の把持指24bは、図5A中の矢印Lに示すように、左方に平行移動しようとする。
この場合、ケーブル72による反力が生じる。その結果、図5Bに示すように、コネクタ70に、矢印Mに示す方向の回転モーメントが生じる。このため、第1の把持指24a、第2の把持指24bに、矢印N1、N2方向の力が作用する。モーメントが過剰な場合、コネクタ70が回転することに倣って第1の把持指24a、第2の把持指24bが大きく変位する。
その結果、図5Cに示すように、第1の把持指24a、第2の把持指24bの相対距離が大きくなる。このため、コネクタ70の保持が不安定となる。
図6A及び図6Bには、本実施の形態に係るワーク保持方法を採用したコネクタ挿入装置10のハンド部22によって、把持しているコネクタ70を、左方に平行移動させる際のフローを示している。
ここで、本実施の形態では、第1の把持指24aと第2の把持指24bが仮想スタビライザ126で転結されたと仮定して、第1の把持指24aと第2の把持指24bの間にも第3のコンプライアンスモデルを構築するようにしている。このため、図6Aに示すようにコネクタ70を把持した場合、第1の把持指24a、第2の把持指24bに対し、その変位を抑制しようとする力が作用する。
従って、コネクタ70が回転することが防止される。このため、図6Bに示すように、第1の把持指24a、第2の把持指24bの相対距離が小さくなり、この状態が保たれる。その結果、コネクタ70が安定して第1の把持指24a、第2の把持指24bに保持される。すなわち、保持が安定化し、且つ第1の把持指24aに関するコンプライアンス制御、及び第2の把持指24bに関するコンプライアンス制御とのバランスを採ることができる。
第1の把持指24a、第2の把持指24bによりコネクタ70を把持した後、次に、カメラ62により撮像している画像情報から、制御部14に記憶されている、接続部材74の開口側部分76の3次元形状モデル(3Dデータ)を用いてパターンマッチングを行い、接続部材74の開口側部分76の位置及び姿勢を認識する。そして、コネクタ70の位置及び姿勢と、接続部材74の開口側部分76の位置及び姿勢とから、コネクタ70と接続部材74(コネクタ挿入孔75)との相対位置を算出する。
次に、算出された相対位置に基づき、制御部14の制御作用下に、コネクタ70の先端面71が接続部材74のコネクタ挿入孔75に対向する位置に来るように、コネクタ70を把持したハンド部22の位置及び姿勢を変化させる。これにより、図7Bに示すように、接続部材74のコネクタ挿入孔75に対向する位置にコネクタ70を配置する。すなわち、コネクタ70の先端面71を、接続部材74のコネクタ挿入孔75の真正面に位置させる。
次に、制御部14の制御作用下に、図7Cに示すように、コネクタ70を把持した第1の把持指24a、第2の把持指24bを接続部材74側に向かって移動させることにより、コネクタ70をコネクタ挿入孔75の途中位置まで挿入する(挿入工程)。すなわち、ここでは、先ず、コネクタ70の先端部70cだけをコネクタ挿入孔75の入口部分に挿入する。
このとき、制御部14は、目標位置算出部108において、コネクタ70の先端部70cのみをコネクタ挿入孔75の入口部分に挿入するべく、コネクタ挿入孔75の位置から算出される第1の把持指24a、第2の把持指24bが向かうべき位置である新たなコンプライアンス原点(釣合位置)Pblc1、Pblc2を用いて、前述の把持工程と同様に第1〜第3のコンプライアンスモデルを設定し、コンプライアンス制御による目標位置算出を行う。
次に、先端部70cがコネクタ挿入孔75に挿入されたコネクタ70を一方の第1の把持指24aにより押圧して、コネクタ70をコネクタ挿入孔75の内側面78(一方の第1の把持指24aとは反対側の内側面78)に押し付ける(押付工程)。これにより、コネクタ70と当該内側面78との間の摩擦力が大きくなり、先端部70cだけがコネクタ挿入孔75に挿入されたコネクタ70が、一時的に接続部材74に対して固定される。
この工程においても、押し付けに適したコンプライアンス原点(釣合位置)Pblc1、Pblc2を用いることにより、同様のコンプライアンス制御を行うことができる。
次に、図7Dに示すように、コネクタ70をコネクタ挿入孔75の内側面78に押し当てた状態を維持しつつ、他方の第2の把持指24bをコネクタ70から離間させる。図8Aは、図7Dにおいて、コネクタ70及び接続部材74を矢印Aの方向から見た概略図である。このとき、一方の第1の把持指24aによりコネクタ70が内側面78に押し付けられてコネクタ70が固定された状態となっていることから、他方の第2の把持指24bをコネクタ70から離間させても、ケーブル72による拘束力に起因してコネクタ70が接続部材74から外れる(抜け出る)ことはない。すなわち、ケーブル72がコネクタ70を基端方向に引っ張るように作用しても、一方の第1の把持指24aでコネクタ70を内側面78に押し付けることによる固定力の方が、ケーブル72による引っ張り力よりも大きいため、コネクタ70が接続部材74から外れることが防止される。
次に、図8Aに示すように、コネクタ70をコネクタ挿入孔75の内側面78に押し当てた状態で、他方の第2の把持指24bを、コネクタ70の基端部側(コネクタ挿入孔75に挿入される側に対して反対側)に移動させる(移動工程)。これにより、他方の第2の把持指24bをコネクタ70の基端部(基端面70d)に当接させる。なお、他方の第2の把持指24bをコネクタ70から離間させる動作と、他方の第2の把持指24bをコネクタ70の基端部側に移動させる動作とを、連続した一つの動作としてもよい。
この工程においても、移動に適したコンプライアンス原点(釣合位置)Pblc1、Pblc2を用いることにより、同様のコンプライアンス制御を行うことができる。なお、この工程以降は、第1の把持指24a、第2の把持指24b毎に独立した動作となるため、第1の把持指24a、第2の把持指24bが連動しないように仮想スタビライザ126の機能を停止させる。具体的には、第3仮想バネ120cのバネ定数Ksと、第3仮想ダンパ122cの減衰係数Csに0を代入する。
次に、図8Cに示すように、他方の第2の把持指24bによりコネクタ70を押して、コネクタ70をコネクタ挿入孔75にさらに押し込む(押込工程)。これにより、コネクタ70をコネクタ挿入孔75の規定の挿入深さまで挿入する。なお、他方の第2の把持指24bをコネクタ70の基端部に当接させた後には、一方の第1の把持指24aによるコネクタ70に対する押圧力を減少させてもよく、あるいは一方の第1の把持指24aをコネクタ70から離間させてもよい。規定の挿入深さまで挿入されたコネクタ70は、図示しないロック部(例えば、爪部等)の作用により接続部材74に対して固定され、装着状態となる。
この工程においても、押し込みに適したコンプライアンス原点(釣合位置)Pblc1、Pblc2を用いることにより、同様のコンプライアンス制御を行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態に係るコネクタ挿入方法及びコネクタ挿入装置10によれば、コネクタ挿入孔75にコネクタ70を途中まで挿入した状態で、一方の第1の把持指24aによりコネクタ70をコネクタ挿入孔75の内側面78に押し付けることにより、コネクタ70が一時的に固定される。このため、コネクタ70に接続されたケーブル72の拘束力によって、コネクタ挿入孔75とは反対方向にコネクタ70を引っ張る力が作用した場合でも、コネクタ70がコネクタ挿入孔75から抜け出ることがない。そして、他方の第2の把持指24bによりコネクタ挿入孔75とは反対側からコネクタ70を押して、コネクタ70を押し込むため、コネクタ70をコネクタ挿入孔75の所定位置まで確実に挿入することができる。
その際に、第1〜第3のコンプライアンスモデルを設定したコンプライアンス制御を行うことにより、コネクタ70の姿勢を、第1の把持指24aと第2の把持指24bが連動しあう条件下に把持することができる。このため、外力による第1の把持指24a、第2の把持指24bの相対変位が抑制される。その結果、コネクタ70を安定して把持することが可能となり、また、コネクタ挿入孔75に確実に挿入することが可能となる。
上記において、本発明について好適な実施の形態を挙げて説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能なことは言うまでもない。
例えば、この実施の形態では、コネクタ挿入に至るまでの各工程毎にコンプライアンス制御を行うようにしているが、コンプライアンス原点(釣合位置)が各工程における目標位置に連動して自動的に更新されるようにすることも可能である。この場合、各工程毎の制御ではなく、把持工程から押込工程に至る全工程において、連動したコンプライアンス制御によって目標位置を算出することが可能である。
10…コネクタ挿入装置 12…ロボット
14…制御部 22…ハンド部
23a、23b…緩衝アーム 24a、24b…把持指
27a、27b…指用力覚センサ
38a、38b、46a、46b、52a、52b…ボールネジ機構
40a、40b、44a、44b、50a、50b…サーボモータ
70…コネクタ 75…コネクタ挿入孔
78…内側面 108…目標位置算出部
110…サーボモータ制御部
120a、120b、120c…仮想バネ
122a、122b、122c…仮想ダンパ
124a、124b…仮想台車
126…仮想スタビライザ
そして、仮想スタビライザ126の釣合距離をDsとするとき、第1の把持指24aの運動方程式は、式(1)から、Ks(Pd1−Pd2+Ds)を差し引き、さらに、Cs(V1−V2)を差し引くことで補正される。同様に、第2の把持指24bの運動方程式は、式(2)から、Ks(Pd2−Pd1−Ds)を差し引き、さらに、Cs(V2−V1)を差し引くことで補正される。すなわち、下記の連立方程式が成立する。
Figure 2015196208

Claims (2)

  1. 互いに対向可能な第1の把持指及び第2の把持指でワークを保持するワーク保持方法において、
    前記第1の把持指及び前記第2の把持指の各々に第1のコンプライアンスモデル、第2のコンプライアンスモデルを設定し、且つ前記第1の把持指と前記第2の把持指の間に第3のコンプライアンスモデルを設定し、前記第1のコンプライアンスモデル、前記第2のコンプライアンスモデル及び前記第3のコンプライアンスモデルに基づいて、前記第1の把持指又は前記第2の把持指の移動先の目標座標を変数として含む連立運動方程式を構築する工程と、
    前記第3のコンプライアンスモデルに基づく拘束条件下で前記第1の把持指と前記第2の把持指が相互に連動する前記目標座標を算出する工程と、
    前記第1の把持指又は前記第2の把持指を前記目標座標に移動させる工程と、
    を有することを特徴とするワーク保持方法。
  2. 請求項1記載の保持方法において、前記ワークはケーブルが接続されたコネクタであることを特徴とするワーク保持方法。
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