JP2015174318A - シート積層体 - Google Patents

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Abstract

【課題】被着体に対して位置決めした位置に接着シートを正確に貼付することができるシート積層体を提供すること。
【解決手段】シート積層体10は、一方の面が接着面21とされた接着シート20と、接着面21の第1領域21Aに仮着された第1剥離シート30と、仮着部41および当該仮着部41に連接した折返し部42を有し、仮着部41の仮着面41Aが接着面21における第1領域21A以外の第2領域21Bに仮着されるとともに、折返し部42が仮着面41Aの反対側の面方向に折り返された第2剥離シート40とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート積層体に関する。
従来、接着シートと剥離シートとを積層したシート積層体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシート積層体は、両面テープ(接着シート)と、楕円形状を有し、両面テープの一方の面に仮着されたチューブ状剥離ライナー(剥離シート)とを備えている。このシート積層体は、被着体に対して両面テープを位置決めした後にチューブ状剥離ライナーを切断し、切断した剥離ライナーの一端を引っ張って当該剥離ライナーを引き抜くことにより、被着体に両面テープを貼付可能に構成されている。
特開2000−109767号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来のシート積層体は、被着体に対して位置決めした位置に接着シートを固定することができないため、剥離シートを引き抜いて接着シートを被着体に貼付する際に、当該接着シートが位置ずれを起こしてしまうという不都合がある。
本発明の目的は、被着体に対して位置決めした位置に接着シートを正確に貼付することができるシート積層体を提供することにある。
本発明のシート積層体は、一方の面が接着面とされた接着シートと、前記接着面の第1領域に仮着された第1剥離シートと、仮着部および当該仮着部に連接した折返し部を有し、前記仮着部の仮着面が前記接着面における第1領域以外の第2領域に仮着されるとともに、前記折返し部が前記仮着面の反対側の面方向に折り返された第2剥離シートとを備えていることを特徴とする。
本発明のシート積層体は、一方の面が第1接着面とされ、他方の面が第2接着面とされた両面接着シートと、前記第1接着面の第1領域に仮着された第1剥離シートと、仮着部および当該仮着部に連接した折返し部を有し、前記仮着部の仮着面が前記第1接着面における第1領域以外の第2領域に仮着されるとともに、前記折返し部が前記仮着面の反対側の面方向に折り返された第2剥離シートと、前記第2接着面に仮着された第3剥離シートとを備えていることを特徴とする。
本発明のシート積層体において、前記折返し部は、前記仮着部に当接した状態で当該仮着部の外縁からはみ出すはみ出し部を備えていることが好ましい。
本発明のシート積層体は、前記折返し部を前記仮着面の反対側の面方向に折り返した状態を維持可能な仮着手段を備えていることが好ましい。
本発明によれば、被着体に対して接着シートを位置決めし、第1剥離シートを接着シートから剥離して当該接着シートの接着面における第1領域を被着体に貼付した後、折返し部を引き抜くことができるので、被着体に対して位置決めした位置に接着シートを正確に貼付することができる。
また、折返し部にはみ出し部を設ければ、被着体に対して接着シートを位置決めした状態のまま当該はみ出し部を把持して折返し部を引き抜くことができるので、被着体に対して位置決めした位置に接着シートをより正確に貼付することができる。
さらに、仮着手段を設けた場合、シート積層体を取り扱うときに折返し部が捲れて作業の邪魔になることを防止することができる。
(A)は本発明の第1実施形態に係るシート積層体の側面図。(B)は剥離シート側から見たシート積層体の平面図。 図1のシート積層体の使用例を示す側面図。 本発明の第2実施形態に係るシート積層体の側面図。 図3のシート積層体の使用例を示す側面図。 シート積層体の変形例を示す平面図。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態および変形例において、第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。
また、各実施形態および変形例において、X軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、各実施形態および変形例では、Y軸と平行な図1(A)の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の紙面に直交する手前方向で「後」がその逆方向とする。
[第1実施形態]
図1において、シート積層体10は、基材BSに積層された接着剤AD層によって一方の面が接着面21とされた接着シート20と、接着面21の第1領域21Aに仮着された第1剥離シート30と、仮着部41および当該仮着部41に連接した折返し部42を有し、仮着部41の仮着面41Aが接着面21における第1領域21A以外の第2領域21Bに仮着されるとともに、折返し部42が仮着面41Aの反対側の面方向に折り返された第2剥離シート40と、折返し部42を仮着面41Aの反対側の面方向に折り返した状態を維持可能な仮着手段70とを備えている。
第1剥離シート30は、外縁の一部が接着シート20の外縁の一部に沿う形状となっている。この第1剥離シート30は、第2剥離シート40の仮着部41と折返し部42とを合わせた厚みと略同じ厚みに設定されている。なお、第1剥離シート30は、接着面21の第1領域21Aに仮着された状態で、図1(B)中二点鎖線で示すように、接着シート20の外縁からはみ出した把持部30Aを備えていてもよい。
第2剥離シート40は、仮着部41と折返し部42とが連接する折曲端縁43が第1剥離シート30に隣接した状態で仮着面41Aが接着面21に仮着されている。仮着部41は、外縁の一部が接着シート20の外縁の一部に沿う形状となっている。折返し部42は、仮着部41に連接し、仮着部41に重畳する重畳部44と、重畳部44に対して折曲端縁43の反対側に設けられ、重畳部44が仮着部41に当接した状態で当該仮着部41の外縁からはみ出すはみ出し部45とを備えている。本実施形態の場合、重畳部44は、外縁が仮着部41の外縁に沿う形状となっている。
仮着手段70は、図1中二点鎖線で示すように、はみ出し部45を基材BS側に折り返し、当該はみ出し部45と基材BSとを接着する接着剤や接着テープ等からなり、はみ出し部45と基材BSとを簡単に切り離すことができるようになっている。なお、仮着手段70は、重畳部44と仮着部41との間に設けてもよいし、基材BS側に折り返したはみ出し部45と基材BSとの両方の上面に接着する接着テープでもよい。また、仮着手段70は、はみ出し部45と基材BSとを切り離した後や、重畳部44と仮着部41とを切り離した後に再度それらを再仮着できる再仮着機能を有してもよい。
第1および第2剥離シート30、40、基材BS、および接着剤AD層の材質としては、何ら制限はなく、第1および第2剥離シート30、40は、例えば上質紙、グラシン紙、コート紙などの紙類、これらの紙類にポリエチレンなどの熱可塑性樹脂をラミネートしたラミネート紙、ポリエステル(例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート)、ポリオレフィン(例えばポリプロピレン、ポリエチレン)、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリウレタン、アクリル系樹脂などのプラスチック、セルローストリアセテート、セルロースジアセテート、セロハンなどのセルロース、などが例示できる。また、基材BSは、上記のものに加えて天然ゴムやシリコンゴムなどのゴム、木材、金属、陶器、硝子、石材などが例示でき、接着剤AD層は、アクリル系、ゴム系、シリコン系の粘着剤などが例示できる。なお、これら第1および第2剥離シート30、40、基材BS、および接着剤AD層の厚みは、技術常識に照らし合わせて適宜な厚みのものを採用することができる。
以下、接着シート20を被着体WKに貼付する手順を説明する。
先ず、仮着手段70で仮着されているはみ出し部45と基材BSとを切り離す、および/または、仮着手段70で仮着されている重畳部44と仮着部41とを切り離す。この際、仮着手段70は、シート積層体10から取り除いてもよいし、取り除かなくてもよい。
次に、図2(A)に示すように、第1および第2剥離シート30、40が仮着されたままの接着シート20を被着体WKに対して位置決めし、人手または弾性部材等の図示しない押圧手段で接着シート20を被着体WKに押さえ付けた状態で、人手または吸着パッド等の図示しない剥離手段で第1剥離シート30を第1領域21Aから剥離する(第1剥離シート30に把持部30Aが設けられている場合には、当該把持部30Aを把持して剥離してもよい)。その後、図2(B)に示すように、人手または図示しない押圧手段で第1領域21Aを被着体WKに貼付する。次いで、図2(C)に示すように、人手または図示しない押圧手段で接着シート20を押さえ付けながら、人手またはチャックシリンダ等の図示しない把持手段ではみ出し部45を把持して第2剥離シート40を引き抜き、図2(D)に示すように、接着面21全体を被着体WKに貼付する。
以上のような実施形態によれば、被着体WKに対して接着シート20を位置決めし、第1剥離シート30を接着シート20から剥離して当該接着シート20の接着面21における第1領域21Aを被着体WKに貼付した後、折返し部42を引き抜くことができるので、被着体WKに対して位置決めした位置に接着シート20を正確に貼付することができる。なお、人手または図示しない剥離手段で第1剥離シート30を第1領域21Aから剥離してから、接着シート20を被着体WKに対して位置決めし、第1領域21Aを被着体WKに貼付した後、上記と同様にして第2剥離シート40を引き抜いて貼付しても、被着体WKに対して位置決めした位置に接着シート20を正確に貼付することができる。
[第2実施形態]
図3において、シート積層体10Aは、一方の面が第1接着面51とされ、他方の面が第2接着面52とされた両面接着シート50と、第1接着面51の第1領域51Aに仮着された第1剥離シート30と、仮着部41および当該仮着部41に連接した折返し部42を有し、仮着部41の仮着面41Aが第1接着面51における第1領域51A以外の第2領域51Bに仮着されるとともに、折返し部42が仮着面41Aの反対側の面方向に折り返された第2剥離シート40と、第2接着面52に仮着された第3剥離シート60と、折返し部42を仮着面41Aの反対側の面方向に折り返した状態を維持可能な仮着手段70とを備えている。
第1および第2剥離シート30、40は、第1実施形態と同様の構成であり、両面接着シート50の第1接着面51に仮着されることのみが相違するので、その説明を省略する。
また、第3剥離シート60は、外縁が両面接着シート50の外縁に沿う形状となっており、第1および第2剥離シート30、40と同様のもので構成することができる。
さらに、両面接着シート50を構成する接着剤も第1実施形態の接着剤AD層と同様のもので構成することができ、当該接着剤の一方の面が第1接着面51とされ、他方の面が第2接着面52とされる。
また、本実施形態の場合、仮着手段70は、図3中二点鎖線で示すように、はみ出し部45を第3剥離シート60側に折り返し、当該はみ出し部45と第3剥離シート60とを接着するものや、第1実施形態と同様のものが例示できる。
以下、両面接着シート50を第1被着体WK1および第2被着体WK2に貼付する手順を説明する。
先ず、図4(A)に示すように、人手または吸着パッド等の剥離手段91で第3剥離シート60を第2接着面52から剥離する。次に、図4(B)に示すように、人手または押圧ローラ等の第1押圧手段92で第2接着面52を第1被着体WK1に押圧しつつ、第1押圧手段92と第1被着体WK1とを相対移動させ、第1被着体WK1と第2接着面52との間の空気を追い出しながら、当該第2接着面52を第1被着体WK1に貼付する。次いで、図4(C)に示すように、人手または剥離手段91により、第1接着面51から第1剥離シート30を剥離する。次に、図4(D)に示すように、第2被着体WK2に対して両面接着シート50を位置決めし、人手または弾性部材等の第2押圧手段93で第1被着体WK1および両面接着シート50を第2被着体WK2側に押圧し、第1領域51Aを第2被着体WK2に貼付する。次いで、図4(E)に示すように、人手または第2押圧手段93で第1被着体WK1および両面接着シート50を第2被着体WK2に押さえ付けながら、人手またはチャックシリンダ等の把持手段94ではみ出し部45を把持して第2剥離シート40を引き抜き、図4(F)に示すように、第1接着面51全体を第2被着体WK2に貼付する。
以上のような本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果がある。
また、第2接着面52に第1被着体WK1が貼付された両面接着シート50を第2被着体WK2に対して位置決めすることができるので、両面接着シート50を介して第1被着体WK1を第2被着体WK2の所定位置に貼付することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれる。
例えば、第1剥離シート30は、図5(C)、(D)、(F)、(G)に示すように、第2剥離シート40と同様に、第1領域21A(51A)に仮着された仮着部31および、当該仮着部31に連接して仮着面の反対側の面方向に折り返された折返し部32を備えてもよい。この際、折返し部32は、図5(C)に示すように、折曲端縁33が第2剥離シート40の折曲端縁43に対向するとともに、折返し部42の折返し方向の反対方向に折り返されてもよいし、図5(D)に示すように、第2剥離シート40の折曲端縁43に沿って折り返されてもよいし、図5(F)、(G)に示すように、折返し部42と平行な方向であって、折返し部42の折返し方向の反対方向に折り返されてもよい。この場合、折返し部32は、仮着部31に連接し、仮着部31に重畳する重畳部34と、重畳部34に対して折曲端縁33の反対側に設けられ、重畳部34が仮着部31に当接した状態で当該仮着部31の外縁からはみ出すはみ出し部35とを備えている。
また、第1剥離シート30や仮着部31や折返し部32(重畳部34)の外縁形状は、接着シート20や両面接着シート50の外縁の一部に沿う形状でなくてもよい。
さらに、折返し部32は、図5(C)に示すように、折曲端縁33からはみ出し部35に向かって次第に狭幅した形状を有してもよい。
また、第1剥離シート30は、図5(E)に示した第2剥離シート40と同様に、分割剥離が可能なように複数で構成してもよい。
さらに、第1剥離シート30は、図5(A)に示すように、接着シート20や両面接着シート50の外縁からはみ出すように形成してもよい。
また、第1剥離シート30は、仮着部41や折返し部42と同じ厚みとしたり、仮着部41や折返し部42の厚みよりも大きくしたり、小さくしたり、仮着部41と折返し部42とを合わせた厚みよりも大きくしたり、小さくしたりしてもよく、任意にその厚みを決定することができる。
さらに、把持部30Aを設ける位置は、図1(B)に示した位置に限らず、第1剥離シート30の外縁において接着シート20や両面接着シート50の外縁からはみ出る位置であればどこでもよいし、把持部30Aを設けなくてもよい。
また、仮着部31と折返し部32との厚みは、同じ厚みでも異なる厚みでもよい。
さらに、はみ出し部35を設ける位置は、図示した位置に限らず、重畳部34が仮着部31に当接した状態で仮着部31の外縁からはみ出る位置であればどこでもよいし、はみ出し部35を設けなくてもよい。
また、重畳部34は、仮着部31よりも小さく、仮着部31に当接した状態で当該仮着部31の外縁からはみ出ない大きさでもよい。
第2剥離シート40は、図5(A)に示すように、仮着部41や折返し部42が矩形状に形成されてもよく、仮着部41や折返し部42(重畳部44)の外縁形状は、接着シート20や両面接着シート50の外縁の一部に沿う形状でなくてもよい。
さらに、折返し部42は、図5(B)〜(D)に示すように、折曲端縁43からはみ出し部45に向かって次第に狭幅した形状を有してもよい。
また、第2剥離シート40は、図5(E)に示すように、分割剥離が可能なように複数で構成してもよい。
さらに、仮着部41は、図5(A)に示すように、接着シート20や両面接着シート50の外縁からはみ出すように形成してもよい。
また、仮着部41と折返し部42との厚みは、同じ厚みでも異なる厚みでもよい。
さらに、はみ出し部45を設ける位置は、図示した位置に限らず、重畳部44が仮着部41に当接した状態で仮着部41の外縁からはみ出る位置であればどこでもよいし、はみ出し部45を設けなくてもよい。
また、重畳部44は、仮着部41よりも小さく、仮着部41に当接した状態で当該仮着部41の外縁からはみ出さない大きさでもよい。
さらに、第3剥離シート60は、両面接着シート50よりも大きい外形形状を有していてもよいし、両面接着シート50の外縁に沿うことのない形状であってもよい。
また、仮着手段70を設ける位置は、任意に決定することができる。
さらに、仮着手段70は、第1剥離シート30における折返し部32をその仮着面の反対側の面方向に折り返した状態を維持可能に設けてもよく、この場合、はみ出し部35を基材BS側に折り返し、当該はみ出し部35と基材BSとを接着したり、重畳部34と仮着部31との間に設けたり、はみ出し部35を第3剥離シート60側に折り返し、当該はみ出し部35と第3剥離シート60とを接着したりすることができる。
また、接着シート20および両面接着シート50の形状は、円形、楕円形、三角形や五角形などの多角形、その他の異形であってもよい。
さらに、接着シート20および両面接着シート50の接着面21、51は、第1領域21A、51Aおよび第2領域21B、51Bの他に、第3領域、第4領域・・・といった他の領域があってもよく、当該他の領域には、別の剥離シートが仮着されていてもよいし、剥離シートが仮着されていなくてもよい。なお、当該他の領域には接着剤が積層されていてもよいし、接着面21、51と言うものの、接着剤が部分的または全体的に積層されていなくてもよい。
また、本発明における接着シート20、両面接着シート50、および各被着体WK、WK1、WK2の材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シート20および両面接着シート50は、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態に限定されることはなく、感熱接着性のものが採用された場合は、当該接着シート20および両面接着シート50を加熱する適宜な加熱手段を用いて貼付するようにすればよい。また、接着シート20は、例えば、基材BSと接着剤AD層との間に中間層を有するものや、基材BSの上面にカバー層を有する等3層以上のものでもよく、両面接着シート50は、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、各被着体WK、WK1、WK2としては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シート20、両面接着シート50を機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等としてもよい。
10、10A シート積層体
20 接着シート
21 接着面
21A、51A 第1領域
21B、51B 第2領域
30 第1剥離シート
40 第2剥離シート
41 仮着部
41A 仮着面
42 折返し部
45 はみ出し部
50 両面接着シート
51 第1接着面
52 第2接着面
60 第3剥離シート
70 仮着手段

Claims (4)

  1. 一方の面が接着面とされた接着シートと、
    前記接着面の第1領域に仮着された第1剥離シートと、
    仮着部および当該仮着部に連接した折返し部を有し、前記仮着部の仮着面が前記接着面における第1領域以外の第2領域に仮着されるとともに、前記折返し部が前記仮着面の反対側の面方向に折り返された第2剥離シートとを備えていることを特徴とするシート積層体。
  2. 一方の面が第1接着面とされ、他方の面が第2接着面とされた両面接着シートと、
    前記第1接着面の第1領域に仮着された第1剥離シートと、
    仮着部および当該仮着部に連接した折返し部を有し、前記仮着部の仮着面が前記第1接着面における第1領域以外の第2領域に仮着されるとともに、前記折返し部が前記仮着面の反対側の面方向に折り返された第2剥離シートと、
    前記第2接着面に仮着された第3剥離シートとを備えていることを特徴とするシート積層体。
  3. 前記折返し部は、前記仮着部に当接した状態で当該仮着部の外縁からはみ出すはみ出し部を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート積層体。
  4. 前記折返し部を前記仮着面の反対側の面方向に折り返した状態を維持可能な仮着手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のシート積層体。
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