JP6619596B2 - 接着シート - Google Patents

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Description

本発明は、接着シートに関する。
従来、仮着した剥離シートから剥離され、被着体に貼付される接着シートが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−17357号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の接着シートは、剥離シートから剥離が開始される剥離開始端縁が直線形状を有しているため、接着シートが剥離シートから剥離され難く、剥離シートから接着シートを確実に剥離することができないという不都合がある。
一方、接着シートの剥離開始端縁を円弧形状にすると、当該剥離開始端縁を被着体に貼付した際、接着シートに付与される張力によって当該接着シートに皺が生じてしまうという不都合がある。
本発明の目的は、剥離シートから確実に剥離することができ、被着体に貼付する際に皺が生じることを防止することができる接着シートを提供することにある。
本発明の接着シートは、仮着した剥離シートから剥離され、被着体に貼付される接着シートであって、所定形状に形成された外縁部を備え、前記外縁部は、前記剥離シートから剥離が開始される第1頂点部と、前記第1頂点部からのびる複数の第1線部と、前記第1線部に連なり、当該第1線部とで第2頂点部を形成する複数の第2線部と、前記第2線部に連なり、円弧形状を有する第3線部とを備え、前記第1頂点部は、前記第3線部を形成する仮想円の内側に設けられていることを特徴とする。
本発明の接着シートにおいて、前記第1線部および前記第2線部は、それぞれ直線形状を有し、前記第1線部の夾角は、前記第2線部の夾角よりも大きいことが好ましい。
本発明の接着シートにおいて、前記第2線部は、直線形状を有し、前記第2線部の夾角は、鈍角とされていることが好ましい。
以上のような本発明によれば、第1頂点部をきっかけとして接着シートを剥離することができるので、剥離シートから接着シートを確実に剥離することができる。
また、接着シートの外縁部が第2頂点部を有することにより、第1頂点部で第1線部が成す角度を大きくすることができるので、第1頂点部を直線形状に近付けることができ、被着体に貼付する際に接着シートに皺が生じることを防止することができる。
また、第1線部の夾角を第2線部の夾角よりも大きくすれば、第1頂点部をより直線形状に近付けることができる。
さらに、第3線部で形成される仮想円の内側に第1頂点部を設ければ、接着シートの長さを短くすることができるので、より多くの接着シートを形成することができる。
本発明の一実施形態に係る接着シートの平面図。 図1の接着シートを被着体に貼付した状態の平面図。 本発明の変形例に係る接着シートの平面図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Z軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸と平行な図1中手前方向で「下」がその逆方向、「左」がY軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がX軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
図1において、接着シートASは、仮着した剥離シートRLから剥離され、被着体としてのリングフレームRFおよび被着体としてのウエハWFに貼付される接着シートASであって、所定形状に形成された外縁部EDを備え、外縁部EDは、剥離シートRLから剥離が開始される第1頂点部TP1と、第1頂点部TP1からのびる複数の第1線部としての第1直線部LP1と、第1直線部LP1に連なり、当該第1直線部LP1とで第2頂点部TP2を形成する複数の第2線部としての第2直線部LP2と、第2直線部LP2に連なる第3線部としての円弧部LP3とを備えている。なお、接着シートASは、剥離シートRLの一方の面に第1頂点部TP1が前方となる向きで仮着された原反RSとされている。
第1頂点部TP1は、2つの第1直線部LP1の交点部分であり、円弧部LP3を形成する仮想円CRの内側の位置に設けられている。
第1直線部LP1は、第1頂点部TP1から仮想円CRの外側にのびる直線形状を有している。第1直線部LP1の夾角θ1は、鈍角とされ、第2直線部LP2の夾角θ2よりも大きく形成されている。
第2頂点部TP2は、仮想円CRの中心CPよりも第1頂点部TP1側であって、仮想円CRの外側の位置に設けられている。
第2直線部LP2は、第2頂点部TP2から仮想円CRの接線方向にのびる直線形状を有し、当該仮想円CR上で円弧部LP3に連なっている。本実施形態の場合、第2直線部LP2の夾角θ2は、鈍角とされている。
円弧部LP3は、仮想円CRの中心CPよりも第1頂点部TP1側に一端と他端とを有し、中心CPを囲うように連なった円弧形状を有している。
以上の接着シートASは、第1頂点部TP1が繰出方向先端部となるようにして、原反RSに張力を付与しながら繰り出される。そして、剥離板やローラ等の剥離手段で剥離シートRLを折り曲げることにより、接着シートASが第1頂点部TP1を剥離開始端縁として剥離シートRLから剥離されながら、図2に示すように、押圧ローラ、ブレード材、エア噴き付け等の押圧手段PMにより、接着シートASがリングフレームRFおよびウエハWFに押圧されて貼付される。
以上のような実施形態によれば、第1頂点部TP1をきっかけとして接着シートASを剥離することができるので、剥離シートRLから接着シートASを確実に剥離することができる。また、接着シートASの外縁部EDが第2頂点部TP2を有することにより、第1頂点部TP1で第1直線部LP1が成す角度を大きくすることができるので、第1頂点部TP1を直線形状に近付けることができ、リングフレームRFおよびウエハWFに貼付する際に接着シートASに皺が生じることを防止することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれる。
例えば、接着シートASは、図3に示すように、第1頂点部TP1が仮想円CRの外側に設けられてもよい。
接着シートASは、図1、3中二点鎖線で示すように、第1頂点部TP1、第2頂点部TP2、第1直線部LP1および第2直線部LP2を後方にも設けたり、左右の一方または両方その他の位置にも設けたりしてもよい。
接着シートASは、左右対称に形成されていなくてもよく、例えば、第2頂点部TP2の位置が左右で異なっていてもよい。
接着シートASは、第3線部に連なる第4線部を備えてもよい。この場合、第4線部は、直線、円弧、波型その他の形状であってもよい。
第1線部は、第1直線部LP1を4つ以上連ねて、複数の第1頂点部TP1を有する三角波形を形成してもよいし、2つの第1直線部LP1を一直線上に連ねて、第1頂点部TP1を内在させた1本の直線形状としてもよい。
第2線部は、円弧形状であってもよい。
第2直線部LP2は、円弧部LP3にその接線方向に連なっていなくてもよい。
第2、第3線部は、円弧形状と直線形状を組み合わせた形状であってもよい。
円弧部LP3は、仮想円CRの中心CPよりも第1頂点部TP1側に一端を有し、中心CPよりも第1頂点部TP1の反対側に他端を有していてもよいし、仮想円CRの中心CPよりも第1頂点部TP1の反対側に一端と他端とを有していてもよいし、仮想円CRの中心CPと前後方向一直線上となる位置に一端と他端とを有していてもよい。
夾角θ1、θ2は、鋭角であってもよい。
リングフレームRFは、環状でない(外周が繋がっていない)フレームや、円形、楕円形、三角形以上の多角形、その他の形状であってもよい。
また、本発明における接着シートASおよび被着体の材質、種別等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASが採用された場合は、当該接着シートを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプ等の加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体としては、例えば、リングフレームRFだけでもよいし、ウエハWFだけでもよいし、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体に貼付することができる。
基材シートおよび接着剤層としては、特に制限はなく、基材シートは、例えば上質紙、グラシン紙、コート紙などの紙類、これらの紙類にポリエチレンなどの熱可塑性樹脂をラミネートしたラミネート紙、ポリエステル(例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート)、ポリオレフィン(例えばポリプロピレン、ポリエチレン)、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリウレタン、アクリル系樹脂などのプラスチック、セルローストリアセテート、セルロースジアセテート、セロハンなどのセルロース、天然ゴムやシリコンゴムなどのゴム、木材、金属、陶器、硝子、石材などで構成され、1μm〜100mmの厚みを有するものが例示でき、接着剤層は、アクリル系、ゴム系、シリコン系の粘着剤で構成され、1μm〜5mmの厚みを有するものが例示できる。なお、これら基材シートおよび接着剤層の厚みは、技術常識に照らし合わせて前述した例示の厚み以上でもよいし、例示の厚み以下のものでもよい。
AS 接着シート
CR 仮想円
ED 外縁部
LP1 第1直線部(第1線部)
LP2 第2直線部(第2線部)
LP3 円弧部(第3線部)
RF リングフレーム(被着体)
RL 剥離シート
TP1 第1頂点部
TP2 第2頂点部
WF ウエハ(被着体)
θ1 夾角
θ2 夾角

Claims (3)

  1. 仮着した剥離シートから剥離され、被着体に貼付される接着シートであって、
    所定形状に形成された外縁部を備え、
    前記外縁部は、
    前記剥離シートから剥離が開始される第1頂点部と、
    前記第1頂点部からのびる複数の第1線部と、
    前記第1線部に連なり、当該第1線部とで第2頂点部を形成する複数の第2線部と、
    前記第2線部に連なり、円弧形状を有する第3線部とを備え
    前記第1頂点部は、前記第3線部を形成する仮想円の内側に設けられていることを特徴とする接着シート。
  2. 前記第1線部および前記第2線部は、それぞれ直線形状を有し、
    前記第1線部の夾角は、前記第2線部の夾角よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の接着シート。
  3. 前記第2線部は、直線形状を有し、
    前記第2線部の夾角は、鈍角とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接着シート。
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