JP2015173349A - 画像の読取装置および画像形成装置 - Google Patents

画像の読取装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015173349A
JP2015173349A JP2014048067A JP2014048067A JP2015173349A JP 2015173349 A JP2015173349 A JP 2015173349A JP 2014048067 A JP2014048067 A JP 2014048067A JP 2014048067 A JP2014048067 A JP 2014048067A JP 2015173349 A JP2015173349 A JP 2015173349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
reading
image
platen
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014048067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6252263B2 (ja
Inventor
真理 植松
Mari Uematsu
真理 植松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2014048067A priority Critical patent/JP6252263B2/ja
Priority to US14/618,117 priority patent/US9300833B2/en
Publication of JP2015173349A publication Critical patent/JP2015173349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6252263B2 publication Critical patent/JP6252263B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/10Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using flat picture-bearing surfaces
    • H04N1/1061Details relating to flat picture-bearing surfaces, e.g. transparent platen
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00567Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
    • H04N1/0057Conveying sheets before or after scanning
    • H04N1/00588Conveying sheets before or after scanning to the scanning position
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0081Image reader

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Abstract

【課題】手動の原稿読取で原稿表面に接触物がある場合と自動の原稿読取で原稿を浮かせる場合とで、画質が異なることを抑制すること。
【解決手段】画像が記録された原稿(Gi)が支持される透明な第1の原稿台(3)の厚さ(t1)に基づく、第1の原稿台(3)に支持された原稿(Gi)に対する読取ユニット(U2a)の光学距離(L1)に、原稿の搬送部材(U3b)で離間した状態で搬送される原稿(Gi)と第2の原稿台(11)との距離(t3)と、搬送される原稿(Gi)が通過する透明な第2の原稿台(11)の厚さ(t2)とに基づく、第2の原稿台(11)を通過する原稿(Gi)に対する読取ユニット(U2a)の光学距離(L2)を、対応させるように、第1の原稿台(3)、第2の原稿台(11)および原稿(Gi)が搬送される位置の少なくとも1つが設定された画像の読取装置(U2)。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像の読取装置および画像形成装置に関する。
従来から、画像の記録された媒体、いわゆる、原稿を読み取る画像の読取装置について、以下の特許文献1,2に記載の技術が知られている。
特許文献1としての特開平6−37976号公報には、密着イメージセンサ(8)で原稿を読み取る場合に、原稿束(2)をコンタクトガラス(8a)に押圧しながら搬送する原稿押圧ローラ(7)の外端の半径を、密着イメージセンサ(8)の焦点深度の範囲内で高くする構成が記載されている。したがって、原稿束の厚さによって、原稿がコンタクトガラス(8a)から浮いても、密着イメージセンサ(8)の焦点深度の範囲内に原稿の面を押さえることができ、画像がピンボケになることが低減される。
特許文献2としての特許第3661789号公報には、自動原稿給紙装置(10)において、搬送ガイド(36)と下方に湾曲する透明な移動原稿用プラテン(37)との間で原稿を搬送し、移動原稿用プラテン(37)が透明な移動原稿用透明部材(23)と間隔を開けて配置され、移動原稿用透明部材(23)の下方に、間隔をあけて光学読取手段(25)が配置された構成が記載されている。特許文献2に記載の構成では、移動原稿用プラテン(37)の厚さ(t1)、移動原稿用プラテン(37)と移動原稿用透明部材(23)との間隔(t2)、移動原稿用透明部材(23)の厚さ(t3)、移動原稿用透明部材(23)と読取手段(25)との間隔(t4)、読取手段(25)と静止原稿用プラテン(22)との間隔(t5)、静止原稿用プラテン(22)の厚さ(t6)、と、空気や各材料の屈折率(nd1〜nd6)とに基づいて、移動原稿と静止原稿とで、焦点距離が一致するように設定されている。
また一般に、手動の原稿読取では原稿をプラテンに置いた後原稿を動かさないが、自動の原稿読取では原稿がプラテンの上を移動するため、原稿によりプラテンが汚れる場合がある。その汚れが、読取位置につくと、汚れを原稿として読み取ってしまう場合がある。
特開平6−37976号公報(「0015」〜「0017」) 特許第3661789号公報(「0046」〜「0049」)
本発明は、手動の原稿読取で原稿表面に接触物がある場合と自動の原稿読取で原稿を浮かせる場合とで、画質が異なることを抑制することを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の画像の読取装置は、
画像が記録された原稿が支持される透明な第1の原稿台と、
前記第1の原稿台に隣接して配置され、搬送される原稿が離間した状態で通過する透明な第2の原稿台と、
前記第2の原稿台に向けて原稿を搬送する原稿の搬送部材と、
前記各原稿台を挟んで原稿の反対側に支持されて原稿を読み取る読取ユニットであって、前記原稿台に対して予め設定された第1の方向に沿って移動可能な移動部を有し、前記第1の原稿台の原稿を読み取る場合には、前記移動部が前記第1の方向に移動しながら原稿の画像を読み取ると共に、前記第2の原稿台の原稿を読み取る場合には、前記第2の原稿台に対向する位置に前記移動部が停止して、前記原稿の搬送部材で搬送される原稿の画像を読み取る前記読取ユニットと、
を備え、
前記第1の原稿台の厚さに基づく、前記第1の原稿台に支持された原稿に対する前記読取ユニットの光学距離に、前記原稿の搬送部材で搬送される原稿と前記第2の原稿台との距離と、前記第2の原稿台の厚さとに基づく、前記第2の原稿台を通過する原稿に対する前記読取ユニットの光学距離を、対応させるように、前記第1の原稿台、前記第2の原稿台および前記原稿が搬送される位置の少なくとも1つが設定されたこと
を特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像の読取装置において、
前記第1の原稿台の原稿の支持面とは反対側の面と、前記第2の原稿台の原稿の通過面とは反対側の面とが面一に設定されたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像の読取装置において、
前記第1の原稿台の原稿の支持面と前記第2の原稿台の原稿の通過する側の面とが面一に設定され、前記原稿の支持面とは反対側の面と前記原稿の通過する側の面の反対側の面との接続部が傾斜面で接続されたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項4に記載の発明の画像形成装置は、
媒体から画像を読み取る請求項1ないし3のいずれかに記載の画像の読取装置と、
前記画像の読取装置に読み取られた画像に基づいて、媒体に画像を記録する画像の記録部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1,4に記載の発明によれば、光学距離が対応しない場合に比べて、手動の原稿読取で原稿表面に接触物がある場合と自動の原稿読取で原稿を浮かせる場合とで、画質が異なることを抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、読取ユニットと原稿台との距離が一定に保持できる。
請求項3に記載の発明によれば、原稿の支持面側に窪みが発生することを低減できる。
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図2は実施例1の画像の記録部の要部説明図である。 図3は実施例1の画像の読取装置と開閉部材の斜視図である。 図4は実施例1の画像の読取装置の説明図である。 図5は実施例1の手動の原稿台と第2の原稿台の部分の要部拡大図である。 図6は実施例2の画像の読取装置の説明図であり、実施例1の図5に対応する図である。 図7は実施例3の画像の読取装置の説明図であり、実施例1の図5に対応する図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例としての複写機Uは、記録部の一例であって、画像記録装置の一例としてのプリンタ部U1を有する。プリンタ部U1の上部には、読取部の一例であって、画像の読取装置の一例としてのスキャナ部U2が支持されている。スキャナ部U2の上部には、原稿の搬送装置の一例としてのオートフィーダU3が支持されている。実施例1のスキャナ部U2には、入力部の一例としてのユーザインタフェースU0が支持されている。前記ユーザインタフェースU0は、操作者が入力をして、複写機Uの操作が可能である。
オートフィーダU3の上部には、媒体の収容容器の一例としての原稿トレイTG1が配置されている。原稿トレイTG1には、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて収容可能である。原稿トレイTG1の下方には、原稿の排出部の一例としての原稿の排紙トレイTG2が形成されている。原稿トレイTG1と原稿の排紙トレイTG2との間には、原稿の搬送路U3aに沿って、原稿の搬送ロールU3bが配置されている。
スキャナ部U2の上面には、透明な原稿台の一例としてのプラテンガラスPGが配置されている。実施例1のスキャナ部U2には、プラテンガラスPGの下方に、読取ユニットU2aが配置されている。実施例1の読取ユニットU2aは、プラテンガラスPGの下面に沿って、副走査方向の一例としての左右方向に移動可能に支持されている。読取ユニットU2aは、通常時は、図1の実線で示す初期位置に停止している。なお、読取ユニットU2aは、画像処理部GSに電気的に接続されている。
図2は実施例1の画像の記録部の要部説明図である。
画像処理部GSは、プリンタ部U1の書込回路DLに電気的に接続されている。書込回路DLは、潜像の形成装置の一例としての露光装置ROSに電気的に接続されている。
実施例1の露光装置ROSは、書込光の一例としてのY,M,C,Kの各色に対応したレーザービームLy,Lm,Lc,Lkを出力可能に構成されている。露光装置ROSは、書込回路DLから入力された信号に応じたレーザービームLy〜Lkを出力可能に構成されている。
図1において、露光装置ROSの上方には、像保持体の一例としての感光体PRy,PRm,PRc,PRkが配置されている。図1、図2において、各感光体PRy〜PRkにレーザービームLy〜Lkが照射される領域により、書込領域Q1y,Q1m,Q1c,Q1kが構成されている。
各感光体PRy,PRm,PRc,PRkの回転方向に対して、書込領域Q1y〜Q1kの上流側には、帯電器の一例としての帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRkが配置されている。実施例1の帯電ロールCRy〜CRkは、感光体PRy〜PRkに接触して従動回転可能に支持されている。
感光体PRy〜PRkの回転方向に対して、書込領域Q1y〜Q1kの下流側には、現像装置Gy,Gm,Gc,Gkが配置されている。各感光体PRy〜PRkと各現像装置Gy〜Gkとが対向する領域により、現像領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kが構成されている。
感光体PRy〜PRkの回転方向に対して、現像装置Gy〜Gkの下流側には、1次転写器の一例としての1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kが配置されている。各感光体PRy〜PRkと各1次転写ロールT1y〜T1kとが対向する領域により、1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kが構成されている。
感光体PRy〜PRkの回転方向に対して、1次転写ロールT1y〜T1kの下流側には、像保持体の清掃器の一例としての感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkが配置されている。
前記Y色の感光体PRy、帯電ロールCRy、Y色のレーザービームLyを出力する露光装置ROS、現像装置Gy、1次転写ロールT1y、感光体クリーナCLyにより、可視像の一例としてのトナー像を形成する実施例1のY色の可視像の形成装置の一例としてのY色の作像部Uyが構成されている。同様に、各感光体PRm,PRc,PRk、帯電ロールCRm,CRc,CRk、露光装置ROS、現像装置Gm,Gc,Gk、1次転写ロールT1m,T1c,T1k、感光体クリーナCLm,CLc,CLkにより、前記M,C,K色の作像部Um,Uc,Ukが構成されている。
前記感光体PRy〜PRkの上方には、中間転写装置の一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。ベルトモジュールBMは、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBを有する。中間転写ベルトBは、無端帯状の部材により構成されている。
実施例1の中間転写ベルトBは、駆動部材の一例としてのベルト駆動ロールRdと、張架部材の一例としてのテンションロールRtと、片寄りを補正する部材の一例としてのウォーキングロールRwと、従動部材の一例としてのアイドラロールRfと、2次転写領域の対向部材の一例としてのバックアップロールT2aと、1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kと、により回転可能に支持されている。
前記中間転写ベルトBを挟んでバックアップロールT2aに対向する位置には、2次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bが配置されている。実施例1では、バックアップロールT2aは接地され、2次転写ロールT2bには電源回路Eからトナーの帯電極性と逆極性の2次転写電圧が印加される。バックアップロールT2aおよび2次転写ロールT2bにより、実施例1の2次転写器T2が構成されている。また、2次転写ロールT2bと中間転写ベルトBとが接触する領域により2次転写領域Q4が構成されている。
中間転写ベルトBの回転方向に対して、2次転写領域Q4の下流側には、中間転写体の清掃器の一例として、ベルトクリーナCLbが配置されている。
前記1次転写ロールT1y〜T1k、中間転写ベルトBおよび2次転写器T2等により、実施例1の転写装置T1+T2+Bが構成されている。また、作像部Uy〜Ukおよび転写装置T1+T2+Bとにより、実施例1の画像の記録部Uy〜Uk+T1+T2+Bが構成されている。
図1において、作像部Uy〜Ukの下方には、案内部材の一例としての左右一対のガイドレールGRが3段設けられている。各ガイドレールGRには、媒体の収容部の一例としての給紙トレイTR1〜TR3が前後方向に出入可能に支持されている。給紙トレイTR1〜TR3には、媒体の一例としての記録シートSが収容される。
給紙トレイTR1〜TR3の右上方には、取出部材の一例としてのピックアップロールRpが配置されている。記録シートSの搬送方向に対して、ピックアップロールRpの下流側には、捌き部材の一例としての捌きロールRsが配置されている。記録シートSの搬送方向に対して、捌きロールRsの下流側には、媒体の搬送路の一例として、上方に延びる給紙路SH1が形成されている。給紙路SH1には、搬送部材の一例としての複数の搬送ロールRaが配置されている。
給紙路SH1には、2次転写領域Q4の上流側に、搬送時期の調節部材の一例としてのレジロールRrが配置されている。
シートSの搬送方向に対して、2次転写領域Q4の下流側には、定着装置Fが配置されている。定着装置Fは、加熱用の定着部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧用の定着部材の一例としての加圧ロールFpと、を有する。加熱ロールFhと加圧ロールFpとの接触領域により定着領域Q5が構成されている。
定着装置Fの上方には、搬送路の一例としての排紙路SH2が配置されている。プリンタ部U1の上面には、媒体の排出部の一例としての排紙トレイTRhが形成されている。排紙路SH2は、排紙トレイTRhに向けて延びる。排紙路SH2の下流端には、媒体の搬送部材の一例としての排紙ロールRhが配置されている。
(画像形成動作の説明)
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行う場合には、読取ユニットU2aが初期位置から左右方向に移動して、プラテンガラスPG上の原稿Giが、露光されながら走査される。また、前記オートフィーダU3を使用して自動的に原稿Giを搬送して複写を行う場合には、読取ユニットU2aは、初期位置から、図1の破線で示す原稿の読み取り位置に移動して停止する。そして、原稿トレイTG1に収容された複数の原稿Giは、プラテンガラスPG上の原稿の読み取り位置に順次搬送されて通過し、原稿排紙トレイTG2に排出される。したがって、プラテンガラスPG上の読み取り位置を順次通過する各原稿Giは、停止した読取ユニットU2aに露光されて走査される。なお、原稿Giからの反射光は、読取ユニットU2aで受光される。前記読取ユニットU2aは、受光された原稿Giの反射光を電気信号に変換する。
画像処理部GSは、読取ユニットU2aから出力された電気信号が入力される。画像処理部GSは、読取ユニットU2aが読み取ったR,G,Bの色の画像の電気信号を、潜像形成用のイエローY、マゼンタM、シアンC、黒Kの画像情報に変換する。画像処理部GSは、変換後の画像情報をプリンタ部U1の書込回路DLに出力する。なお、画像処理部GSは、画像が単色画像、いわゆる、モノクロの場合は、黒Kのみの画像情報を書込回路DLに出力する。
書込回路DLは、入力された画像情報に応じた制御信号を、露光装置ROSに出力する。露光装置ROSは、制御信号に応じたレーザービームLy〜Lkを出力する。
各感光体PRy〜PRkは、画像形成が開始されると回転駆動する。帯電ロールCRy〜CRkには、電源回路Eから帯電電圧が印加される。したがって、感光体PRy〜PRkの表面は、帯電ロールCRy〜CRkにより帯電される。帯電された感光体PRy〜PRkは、書込領域Q1y〜Q1kにおいて、レーザービームLy〜Lkにより、表面に静電潜像が形成される。感光体PRy〜PRkの静電潜像は、現像領域Q2y〜Q2kにおいて、現像装置Gy,Gm,Gc,Gkにより可視像の一例としてのトナー像に現像される。
現像されたトナー像は、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBに接触する1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kに搬送される。1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて、1次転写ロールT1y〜T1kには、電源回路Eからトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。したがって、各感光体PRy〜PRk上のトナー像は、1次転写ロールT1y〜T1kにより、中間転写ベルトBに転写される。なお、多色のトナー像の場合、上流側の1次転写領域で中間転写ベルトBに転写されたトナー像に重ねて、下流側のトナー像が転写される。
1次転写後の感光体PRy〜PRkの残留物、付着物は、感光体クリーナCLy〜CLkにより清掃される。清掃された感光体PRy〜PRk表面は、帯電ロールCRy〜CRkにより再帯電される。
1次転写領域Q3y〜Q3kで1次転写ロールT1y〜T1kにより中間転写ベルトB上に転写された単色または多色のトナー像は、2次転写領域Q4に搬送される。
画像が記録されるシートSは、使用される給紙トレイTR1〜TR3のピックアップロールRpにより、取り出される。ピックアップロールRpで取り出されたシートSは、複数枚のシートSが重ねて取り出された場合、捌きロールRsにより1枚ずつに分離される。捌きロールRsで分離されたシートSは、搬送ロールRaにより給紙路SH1を搬送される。給紙路SH1を搬送されたシートSは、レジロールRrに送られる。
レジロールRrは、中間転写ベルトBに形成されたトナー像が2次転写領域Q4に搬送される時期を合わせて、シートSを2次転写領域Q4に搬送する。2次転写ロールT2bには、電源回路Eによりトナーの帯電極性と逆極性の2次転写電圧が印加される。したがって、中間転写ベルトB上のトナー像は、中間転写ベルトBからシートSに転写される。
2次転写後の前記中間転写ベルトBは、表面に付着した付着物等がベルトクリーナCLbにより清掃される。
前記トナー像が2次転写された記録シートSは、定着領域Q5を通過する際に加熱定着される。
画像が定着された記録シートSは、排紙路SH2を搬送される。排紙路SH2を搬送されたシートSは、排紙ロールRhにより排紙トレイTRhに排出される。
(画像の読取装置の説明)
図3は実施例1の画像の読取装置と開閉部材の斜視図である。
図3において、画像の読取装置の一例としてのスキャナ部U2は、筐体の一例としてのケース1を有する。前記ケース1の上面には、開口の一例としてのガラスの支持口1aが形成されている。前記ガラスの支持口1aは左右方向に長い長方形状に形成されている。前記ガラスの支持口1aの左部には、前後方向に延びる板状の仕切り部2が形成されている。前記仕切り部2は、ガラスの支持口1を、右側の手動の読取口1a1と、左端側の自動の読取口1a2と、に仕切っている。よって、各読取口1a1,1a2は、長方形状に構成されている。
図4は実施例1の画像の読取装置の説明図である。
図3、図4において、手動の読取口1a1には、第1の原稿台の一例としての読取ガラス3が支持されている。実施例1の読取ガラス3は、透明な平板状のガラスで形成されている。前記読取ガラス3には、画像の記録された媒体、いわゆる、原稿Giが支持される。なお、前記読取ガラス3は、予め設定された読取可能な最大の原稿の大きさに基づいて形成されている。実施例1では、読取可能な最大の原稿の大きさ、すなわち、読取可能な最大の原稿のサイズは、一例として、規格化されたサイズのA3が設定されている。すなわち、実施例1の読取ガラス3は、左右方向がA3サイズの長辺に対応し、且つ、前後方向がA3サイズの短辺に対応する大きさに形成されている。
前記読取ガラス3の後方には、左右方向に延びる板状の後側の揃え部4が支持されている。前記後側の揃え部4は読取ガラス3の後端に沿って配置されている。前記後側の揃え部4は、読取ガラス3の上面に対して上方に段差を有する状態で配置されている。よって、後側の揃え部4には、原稿Giの後端の縁を接触させて、原稿Giの後端の位置を揃えることが可能になっている。また、前記読取ガラス3の左方、すなわち、仕切り部2の右部には、前後方向に延びる板状の左側の揃え部6が支持されている。前記左側の揃え部6は、読取ガラス3の左端に沿って配置されている。前記左側の揃え部6は、読取ガラス3の上面に対して上方に段差を有する板状に形成されている。よって、左側の揃え部6には、原稿Giの左端の縁を接触させて、原稿Giの左端の位置を揃えることが可能になっている。
図3、図4において、前記自動の読取口1a2には、第2の原稿台の一例としての読取ガラス11が支持されている。実施例1の読取ガラス11は、透明な平板状のガラスで形成されている。なお、前記読取ガラス11の前後方向の長さは、予め設定された読取可能な最大の原稿の大きさに基づいて形成されている。実施例1では、前記読取ガラス11の前後方向の長さは、A3サイズの短辺の長さに対応して形成されている。前記読取ガラス3と前記読取ガラス11とにより、実施例1の支持面の一例としてのプラテンガラスPGが構成されている。
読取ガラス11の左端上面には、案内部材の一例としてのパッド16が支持されている。パッド16は、原稿の搬送路U3aで読取ガラス11に向けて搬送された原稿Giを右方に案内するように、低摩擦材料で構成されている。パッド16で案内された原稿Giは、読取ガラス11の上方を通過して、原稿のガイド12で案内され、下流側の原稿の搬送ロールU3bで搬送される。
前記読取ガラス11の右方、すなわち、仕切り部2の左部には、原稿の案内部材の一例として、前後方向に延びる原稿のガイド12が支持されている。前記原稿のガイド12は、左端の高さが読取ガラス11の上面よりも低く設定され且つ右側に進むに連れて上方に傾斜する形状に形成されている。
図1、図4において、プラテンガラスPGの下方には、読取ユニットU2aが配置されている。
前記読取ユニットU2aは、読取部材の一例としてのCIS(Contact Image Sensor)ユニット21と、CISユニット21を支持する移動部の一例としてのキャリッジ22とを有する。
CISユニット21は、第1の方向の一例としての主走査方向に延びている。なお、実施例1では、主走査方向は、前後方向に対応している。CISユニット21は、内部に、光源の一例としてのランプ21aが支持されている。ランプ21aは、読取ガラス3の上面の原稿Giに向けて読み取り用の光、いわゆる照明光を照射する。
CISユニット21の内部には、原稿Giで反射された照明光を受光して画像を読み取る受光部21bが支持されている。受光部21bで受光した光は、基板21cで電気信号に処理されて画像処理部GSに送られる。なお、CISに関しては、従来公知であり、例えば、特開2007−13309号公報や特開2012−151568号公報に記載されているような種々の構成を採用可能である。
実施例1のCISユニット21は、前後両端に、上方に突出する接触部21dが4カ所設けられている。接触部21dは、上面が弧状に形成されており、接触部21dが読取ガラス3の下面に接触しながら移動する場合でも、摩擦抵抗が少なくなるように構成されている。
CISユニット21は、キャリッジ22に対して上下方向に移動可能に支持されており、CISユニット21は、押し付け部材の一例としてのバネ24で上方に付勢されている。したがって、バネ24で押されたCISユニット21は、接触部21dが読取ガラス3の下面に押し当てられた状態で保持される。すなわち、CISユニット21のランプ21aや受光部21bと、読取ガラス3の上面の原稿Giとの距離が、予め設定された間隔に保持される。
実施例1のキャリッジ22は、図示しないユニットの案内部材の一例としてのガイドシャフトにより第2の方向の一例としての副走査方向に移動可能に支持されている。また、キャリッジ22には、図示しないユニットの移動部材の一例としてのベルトが接続されており、ベルトの正逆回転により副走査方向に移動される。よって、実施例1の読取ユニットU2aは、プラテンガラスPGの下方に配置された複数のセンサの検知信号に基づいて、移動する。オートフィーダU3で搬送される原稿Giを読み取る場合は、図1の実線で示す位置に読取ユニットU2aが移動し、読取ガラス3の上面に支持された原稿Giを読み取る場合は、図1の破線で示す読取開始位置から右方に読取ユニットU2aが移動する。
図5は実施例1の手動の原稿台と第2の原稿台の部分の要部拡大図である。
図5において、読取用の読取ガラス11の上方には、原稿の案内面31が配置されている。原稿の案内面31は、自動で原稿Giを読み取る場合に、原稿の搬送路U3aを搬送される原稿Giの上面、すなわち、読取面とは反対側の面を案内可能に構成されている。よって、自動での原稿の読取時は、案内面31の位置を原稿Giが通過している。
なお、実施例1では、手動読取時の光学距離L1と、自動読取時の光学距離L2とが一致するように設定されている。具体的には、手動読取用の読取ガラス3の厚さをt1とし、自動読取用の読取ガラス11の厚さをt2とし、読取ガラス11の上面から案内面31間での距離をt3とし、空気の屈折率を1とし、ガラスの屈折率を1.52とした場合に、以下の式(1)の関係を満たすように、各長さt1〜t3が設定されている。
L1=1.52×t1+t4
L2=1.52×t2+t3+t4
1.52×t1=1.52×t2+t3 …式(1)
なお、実施例1では、CISユニット21は、読取ガラス3,11に対して押し当てられている。すなわち、CISユニット21の受光部21cから読取ガラス3,11までの距離t4は、常時一定に保持される。
ここで、実施例1では、図4、図5に示すように、各読取ガラス3,11の下面が面一となるように設定されており、読取ユニットU2aは、読取ガラス3,11の下面に接触しながら左右方向に移動可能である。
なお、各読取ガラス3,11の材料が異なる場合には、各材料の屈折率をn1,n2とした場合、式(1)は、以下の一般化された式(1′)となる。
n1×t1=n2×t2+t3 …式(1′)
(実施例1の画像の読取装置の機能)
前記構成を備えた実施例1のスキャナ部U2では、オートフィーダU3で搬送される原稿Giが読み取られる場合、読取ユニットU2aは、自動読取用の読取ガラス11の下方に移動して、上方の案内面31に沿って通過する原稿Giが読み取られる。また、手動読取用の読取ガラス3の上面に支持された原稿Giが読み取られる場合、読取ユニットU2aは、読取開始位置から右方に移動して、原稿Giが読み取られる。
このとき、実施例1では、読取ユニットU2aから読取ガラス3の上面の原稿Giまでの光学距離L1と、読取ユニットU2aからオートフィーダU3で搬送される原稿Giまでの光学距離L2と、が対応するように、読取ガラス3,11の厚さt1,t2等が設定されている。
仮に、ガラス3,11が同じ厚さで形成された構成では、オートフィーダU3で原稿を搬送する場合に、原稿Giが、読取ガラス11に密着した状態で搬送される必要がある。この構成では、原稿Giの画像が高速で擦れて一部落ちたり、原稿Giの紙粉が落ちたりする場合がある。また原稿Giの表面に、例えば、修正液や修正テープ、粘着剤等が付着していた場合に、原稿Giから読取ガラス11に付着して読取ガラス11が汚れてしまい、読取画像に悪影響が出る場合がある。そこで、本願発明では、原稿の表面を読取位置の上流に設けたプランテンガラスPGより高さのあるパッド16の段差に必ず接触させるよう原稿Giを案内し、原稿の読取位置の下流側でその段差よりも高いジャンプ台状のガイド12で原稿Giをすくい上げることによって、オートフィーダU3で原稿Giを搬送する場合には、原稿Giは、読取ガラス11から離間させた状態で安定して、搬送させている。
ここで、ガラス3,11が同じ厚さで、オートフィーダU3を使用する場合に読取ガラス11から原稿Giを離すと、光学距離L1,L2、すなわち、光路長が一致しなくなる。光学距離が一致しない場合には、読取ガラス3上の原稿Giの読取画像と、オートフィーダU3で搬送される原稿Giの読取画像とで、画像の大きさが厳密に一致しなかったり、焦点位置のずれや、収差の影響のズレ等で、画質が異なる恐れがある。特に、CISユニットを使用している場合には、CISの特性上、光学距離が異なると、いわゆる、ピンぼけが発生する等、受ける影響が大きくなりやすい。
これに対して、実施例1では、光学距離L1,L2が一致しており、オートフィーダU3を使用する場合と、そうでない場合とで、画質を安定させることが可能である。
なお、特許文献2に記載の発明では、原稿Giを沿わせるための別部材(37)を設けて、画質の安定性を図っているが、この部材(37)に対しても、前述の画像の一部や紙粉等が付着するという問題がある。これに対して、実施例1では、完全に浮かせているので、その問題はない。
図6は実施例2の画像の読取装置の説明図であり、実施例1の図5に対応する図である。
次に本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例2は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図6において、実施例2のスキャナ部U2では、読取ガラス3,11の下面が面一に設定された実施例1と異なり、読取ガラス3,11の上面が面一に設定されている。なお、実施例2でも、前記式(1)の関係を満たすように、読取ガラス3,11の厚さt1,t2等が設定されている。よって、実施例2では、読取ガラス3,11の下面の高さが異なっている。
そして、接続部の一例としての仕切部2の下面2aが、読取ガラス3,11の下面どうしを接続するように、右側から左側に行くにつれて上方に傾斜する傾斜面により構成されている。よって、読取ユニットU2aが左右方向に移動する際に、仕切部2の下面2aに沿って、案内されて移動する。このとき、読取ユニットU2aでは、CISユニット21が、キャリッジ22に対して、上下方向に移動可能且つバネ24で上方に押されている。よって、CISユニット21は、各読取ガラス3,11の下面に接触した状態で保持される。
前記構成を備えた実施例2のスキャナ部U2では、実施例1と同様に、オートフィーダU3を使用した原稿Giの読取と、読取ガラス3の上面に支持された原稿Giの読取とで、画質を安定させることが可能である。
また、実施例2では、読取ガラス3,11の上面を面一にすることができ、自動読取用の読取ガラス11の部分が窪んだ状態となる場合に比べて、読取ガラスを組み込むフレームに対して、同じ高さの位置決めをすればよいので、ガラス表面の高さの寸法出しがしやすい。
図7は実施例3の画像の読取装置の説明図であり、実施例1の図5に対応する図である。
次に本発明の実施例3の説明をするが、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例3は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図7において、実施例3のスキャナ部U2では、案内面31を有する実施例1と異なる。具体的には、読取ガラス11に対して、原稿の搬送側の上流側では、原稿Giを読取ガラス側に案内する案内部材の一例として、薄膜状の弾性フィルム41が配置されている。弾性フィルム41の下方には、読取ガラス11の左端上面に、第2の案内部材の一例としてのパッド16が支持されている。パッド16は、弾性フィルム41で下方にガイドされた原稿Giを右方に案内するように、低摩擦材料で構成されている。パッド16で案内された原稿Giは、読取ガラス11の上方を通過して、原稿のガイド12で案内され、下流側の原稿の搬送ロールU3bで搬送される。
なお、実施例3では、式(1)における距離t3が、図7に示すように、読取ガラス11の上面から、原稿Giの表面が通過する位置までの距離t3となっている。そして、式(1)を満足するように、読取ガラス3,11の厚さt1,t2が設定されている。
前記構成を備えた実施例3のスキャナ部U2では、実施例1,2と同様に、オートフィーダU3を使用した原稿Giの読取と、読取ガラス3の上面に支持された原稿Giの読取とで、画質を安定させることが可能である。また、実施例3では、実施例1,2と異なる原稿Giの案内構造においても、画質を安定させることが可能である。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H03)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としての複写機Uを例示したが、これに限定されず、FAX、あるいは、FAXや、プリンタ、複写機などの複数の機能を備えた複合機等に適用可能である。また、電子写真方式の画像形成装置に限定されず、インクジェット記録方式やサーマルヘッド方式などをはじめリソグラフ等の印刷機等任意の画像形成方式の画像形成装置に適用可能である。また、多色現像の画像形成装置に限定されず、単色、いわゆるモノクロの画像形成装置により構成することも可能である。また、前記実施例において、画像の読取装置の一例としてスキャナ部U2を例示し、複写機Uに備えられた構成を例示したが、これに限定されず、本願発明は、スキャナ単体の構成にも適用可能である。
(H02)前記実施例において、読取ガラス3,11は、上面または下面が面一の構成とすることが望ましいが、これに限定されず、上面、下面のいずれも面一とならない配置とすることも可能である。
(H03)前記実施例において、光学距離L1,L2は厳密に一致させることが望ましいが、これに限定されない。例えば、要求される画質の程度や、ガラスの加工精度、既製品の厚さの刻み幅等に応じて、完全に一致していなくても、ほぼ対応する値とすることも可能である。
2a…接続部、
3…第1の原稿台、
11…第2の原稿台、
22…移動部、
Gi…原稿、
L1,L2…光学距離、
t1…第1の原稿台の厚さ、
t2…第2の原稿台の厚さ、
t3…原稿と第2の原稿台との距離、
U…画像形成装置、
U2…画像の読取装置、
U2a…読取ユニット、
U3b…原稿の搬送部材。

Claims (4)

  1. 画像が記録された原稿が支持される透明な第1の原稿台と、
    前記第1の原稿台に隣接して配置され、搬送される原稿が離間した状態で通過する透明な第2の原稿台と、
    前記第2の原稿台に向けて原稿を搬送する原稿の搬送部材と、
    前記各原稿台を挟んで原稿の反対側に支持されて原稿を読み取る読取ユニットであって、前記原稿台に対して予め設定された第1の方向に沿って移動可能な移動部を有し、前記第1の原稿台の原稿を読み取る場合には、前記移動部が前記第1の方向に移動しながら原稿の画像を読み取ると共に、前記第2の原稿台の原稿を読み取る場合には、前記第2の原稿台に対向する位置に前記移動部が停止して、前記原稿の搬送部材で搬送される原稿の画像を読み取る前記読取ユニットと、
    を備え、
    前記第1の原稿台の厚さに基づく、前記第1の原稿台に支持された原稿に対する前記読取ユニットの光学距離に、前記原稿の搬送部材で搬送される原稿と前記第2の原稿台との距離と、前記第2の原稿台の厚さとに基づく、前記第2の原稿台を通過する原稿に対する前記読取ユニットの光学距離を、対応させるように、前記第1の原稿台、前記第2の原稿台および前記原稿が搬送される位置の少なくとも1つが設定されたこと
    を特徴とする画像の読取装置。
  2. 前記第1の原稿台の原稿の支持面とは反対側の面と、前記第2の原稿台の原稿の通過面とは反対側の面とが面一に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の画像の読取装置。
  3. 前記第1の原稿台の原稿の支持面と前記第2の原稿台の原稿の通過する側の面とが面一に設定され、前記原稿の支持面とは反対側の面と前記原稿の通過する側の面の反対側の面との接続部が傾斜面で接続されたことを特徴とする請求項1に記載の画像の読取装置。
  4. 媒体から画像を読み取る請求項1ないし3のいずれかに記載の画像の読取装置と、
    前記画像の読取装置に読み取られた画像に基づいて、媒体に画像を記録する画像の記録部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2014048067A 2014-03-11 2014-03-11 画像の読取装置および画像形成装置 Active JP6252263B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014048067A JP6252263B2 (ja) 2014-03-11 2014-03-11 画像の読取装置および画像形成装置
US14/618,117 US9300833B2 (en) 2014-03-11 2015-02-10 Image reading device and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014048067A JP6252263B2 (ja) 2014-03-11 2014-03-11 画像の読取装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015173349A true JP2015173349A (ja) 2015-10-01
JP6252263B2 JP6252263B2 (ja) 2017-12-27

Family

ID=54070357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014048067A Active JP6252263B2 (ja) 2014-03-11 2014-03-11 画像の読取装置および画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9300833B2 (ja)
JP (1) JP6252263B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017011650A (ja) * 2015-06-26 2017-01-12 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023073807A (ja) * 2021-11-16 2023-05-26 株式会社リコー 画像読取装置および画像形成装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10327296A (ja) * 1997-05-27 1998-12-08 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
JP2001066713A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Konica Corp 画像読み取り装置、画像読み取り方法及び画像形成装置
JP2001111786A (ja) * 1999-10-08 2001-04-20 Minolta Co Ltd 画像読み取り装置
JP2002320075A (ja) * 2001-04-24 2002-10-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置
JP2003110818A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Kyocera Mita Corp 原稿読取装置,画像形成装置
JP2005277774A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置
US20100245949A1 (en) * 2009-03-31 2010-09-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5206689A (en) * 1988-04-22 1993-04-27 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Copy ratio setting apparatus
JP3193743B2 (ja) * 1991-09-25 2001-07-30 株式会社リコー 複写装置
JPH0637976A (ja) 1992-07-13 1994-02-10 Ricoh Co Ltd 原稿読取り装置
JP3661789B2 (ja) 2001-12-28 2005-06-22 ニスカ株式会社 画像処理装置
US7502147B2 (en) * 2003-05-21 2009-03-10 Sharp Kabushiki Kaisha Image position correcting method, image position correcting jig, and image formation device
US7564600B2 (en) * 2004-03-05 2009-07-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Image reading apparatus
JP4662807B2 (ja) * 2004-08-06 2011-03-30 株式会社リコー 原稿読み取り装置,画像処理装置,画像形成装置および複写装置
JP4890799B2 (ja) 2005-06-28 2012-03-07 ブラザー工業株式会社 走査装置及び画像読取装置
JP2007258830A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、及び画像形成装置
JP4135751B2 (ja) * 2006-06-08 2008-08-20 ブラザー工業株式会社 画像記録装置
JP4572946B2 (ja) * 2008-03-31 2010-11-04 ブラザー工業株式会社 画像読取装置
JP4807596B2 (ja) * 2008-12-25 2011-11-02 ブラザー工業株式会社 画像読取装置
KR20100082199A (ko) * 2009-01-08 2010-07-16 삼성전자주식회사 스캐너 및 이를 포함하는 화상형성장치
JP5170145B2 (ja) * 2010-03-30 2013-03-27 ブラザー工業株式会社 画像読取装置
JP5804352B2 (ja) * 2010-11-11 2015-11-04 株式会社リコー シート材搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2012151568A (ja) 2011-01-17 2012-08-09 Murata Mach Ltd 画像読取装置
JP5825549B2 (ja) * 2011-06-08 2015-12-02 株式会社リコー シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP5924061B2 (ja) * 2012-03-26 2016-05-25 富士ゼロックス株式会社 画像読み取り装置および光学ユニット
JP2015106854A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置および画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10327296A (ja) * 1997-05-27 1998-12-08 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
JP2001066713A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Konica Corp 画像読み取り装置、画像読み取り方法及び画像形成装置
JP2001111786A (ja) * 1999-10-08 2001-04-20 Minolta Co Ltd 画像読み取り装置
JP2002320075A (ja) * 2001-04-24 2002-10-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置
JP2003110818A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Kyocera Mita Corp 原稿読取装置,画像形成装置
JP2005277774A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置
US20100245949A1 (en) * 2009-03-31 2010-09-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017011650A (ja) * 2015-06-26 2017-01-12 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9300833B2 (en) 2016-03-29
US20150264216A1 (en) 2015-09-17
JP6252263B2 (ja) 2017-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8295746B2 (en) Image forming apparatus including a secondary transfer unit and a sheet guiding member
JP6225764B2 (ja) 画像の読取装置および画像形成装置
JP6550847B2 (ja) 画像読取り装置および画像形成装置
US8876104B2 (en) Sheet feed apparatus, and document conveying apparatus and image forming apparatus having the same
JP6252263B2 (ja) 画像の読取装置および画像形成装置
US9897955B2 (en) Pressure member, fixing device, and image forming apparatus
JP6593054B2 (ja) 画像読取り装置および画像形成装置
JP6206269B2 (ja) 画像の読取装置および画像形成装置
US8104760B2 (en) Automatic document transport device, image reading device, and image forming apparatus
US9785097B1 (en) Tension applying device, method and image forming apparatus
JP2018170581A (ja) 画像読取り装置および画像形成装置
US11693340B2 (en) Image forming apparatus
US11014771B2 (en) Medium transport device and image forming apparatus
JP5648445B2 (ja) 画像形成装置
US9915899B2 (en) Fixing device for fixing toner image and image forming apparatus including the same
US20120189362A1 (en) Fixing device and image forming apparatus
US20120099161A1 (en) Optical scanning device, image forming apparatus, and optical scanning method
JP6361594B2 (ja) シート載置装置およびこれを備える画像形成装置
JP2006184639A (ja) 画像形成装置
CN118359051A (zh) 后处理装置及图像形成装置
JP2002040743A (ja) 画像形成装置
CN118419647A (zh) 装订装置、后处理装置及图像形成装置
JP2014204410A (ja) 画像の読取装置および画像形成装置
JP2017071504A (ja) 媒体の搬送装置および画像形成装置
JP2010063005A (ja) 自動原稿読取装置およびそれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6252263

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350