JP2015132748A - プロジェクター支持装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プロジェクター支持装置1は、本体フレーム2Aとプロジェクター100とを連結し、プロジェクター100の姿勢を調整する調整機構3を備える。調整機構3は、第1中心軸、第2中心軸および第3中心軸をそれぞれ中心として回動可能な第1支持部、第2支持部および第3支持部と、第1支持部、第2支持部および第3支持部をそれぞれ個別に回動させる調整部と、を備え、プロジェクター100は、第3支持部に保持される。調整部は、第1支持部、第2支持部、第3支持部からそれぞれ延出する第1延出部、第2延出部および第3延出部と、それぞれの中心軸に交差する方向に第1延出部、第2延出部および第3延出部の先端側の押出しおよび引入れが可能な第1操作部5、第2操作部6および第3操作部7と、を備える。
【選択図】図1
Description
連結部材は、管状部を有し、姿勢調整装置は、x軸、y軸及びz軸を中心としてプロジェクターの回転角度をそれぞれ調整可能な3つの調整機構を有し、これら3つの調整機構は互いに独立して設けられている。
また、特許文献1に記載の技術を用いて、複数のプロジェクターを重ねて配置できるように、プロジェクター支持装置を構成した場合、プロジェクター支持装置は、例えば、プロジェクターの上下に部材を有するように構成される。この構成の場合、プロジェクターと上側の部材との間を充分離間させる必要があるので、プロジェクター支持装置は、プロジェクターが重ねられる方向の大きさが大きくなるという課題がある。また、それに伴って、プロジェクター支持装置の重量が増すという課題もある。
また、調整部は、第1延出部、第2延出部および第3延出部それぞれの先端側に設けられた第1操作部、第2操作部および第3操作部を有し、第1支持部、第2支持部および第3支持部は、各操作部による第1延出部、第2延出部および第3延出部の押出しおよび引入れによって回動する。これによって、大きなサイズのプロジェクターであっても、プロジェクターの外周近傍に第1操作部、第2操作部および第3操作部を配置できるので、容易に姿勢調整の操作を行うことができる。
また、複数のプロジェクターを重ねて配置(スタック配置)できるように、プロジェクターの上下に部材を有するようにプロジェクター支持装置を構成した場合、上側の部材とプロジェクターとの間を使用者の手が入らないように狭めても、第1操作部、第2操作部および第3操作部の操作が可能となる。よって、厚み方向(上下方向)の大きさを抑制してスタック配置可能なプロジェクター支持装置を提供できる。
この構成によれば、第1中心軸、第2中心軸および第3中心軸は、プロジェクターの重心からずれた位置に設けられているので、プロジェクターを安定した状態で姿勢の調整することが可能となる。
これによって、第1支持部と第3支持部との間に位置する第2支持部の回動範囲を小さくすることで、調整機構の小型化が可能となる。よって、使用頻度が高いと考えられる水平回転調整およびチルト調整の回動範囲を水平ロール調整の回動範囲より大きく構成し、小型化が可能な調整機構を備えたプロジェクター支持装置を提供できる。
また、ダイアル部の回転量に応じて第1支持部の回動の量を調整することができる。そして、第1支持部の回動後に他のダイアル部を第1案内部側に締めることで、回動した第1支持部の位置を維持させることができる。
第2操作部および第3操作部においても第1操作部と同様の操作で、第2支持部、第3支持部を回動させることができる。
よって、一対のダイアル部を回転させ、第1案内部、第2案内部および第3案内部の押込みや引入れという簡単な操作で容易にプロジェクターの3方向の傾斜を調整することが可能となる。
この構成によれば、第1操作部、第2操作部および第3操作部それぞれは、一対の可動部材を備え、ダイアル部および可動部材は、上述したように、球面で摺動可能に構成されているので、第1支持部、第2支持部、第3支持部が回動された場合であっても、ダイアル部や第1案内部、第2案内部、第3案内部に加わる捩じり応力を抑制することが可能となる。よって、調整機構の劣化を抑制すると共に、第1支持部、第2支持部および第3支持部を滑らかに回動させることが可能となる。
本実施形態のプロジェクター支持装置は、プロジェクターを保護しつつプロジェクターを支持する機能、およびプロジェクターの姿勢を調整する機能を有している。
本実施形態のプロジェクターおよびプロジェクター支持装置は、プロジェクターが投写面に横長の画像を投写する横置き姿勢、および投写面に縦長の画像を投写する縦置き姿勢が可能に構成されている。
また、本実施形態のプロジェクター支持装置は、複数重ねることができ、複数のプロジェクターをスタックした状態で配置できるように構成されている。
プロジェクター100は、詳細な説明は省略するが、光源と、光源から射出された光を変調する光変調装置と、図1に示すように、変調された光を投写する投写光学系としての投写レンズ110と、これらの構成部材を収納する外装筐体120と、を備える。そして、プロジェクター100は、光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、変調した光をスクリーン等の投写面に拡大投写する。なお、以下では、説明の便宜上、横置き設置において、プロジェクター100から射出される光の方向を前方(+Y方向)、重力に逆らう方向を上方(+Z方向)、投写面側から見て右側を右方(+X方向)として記載する。
外装筐体120の前側の面には、図1に示すように、中央部に開口部が形成されており、この開口部から投写レンズ110の先端が露出している。
外装筐体120の上ケースには、一対のハンドル121が設けられている。
一対のハンドル121は、プロジェクター100が持ち運ばれる際等に使用者により把持される部位である。一対のハンドル121は、互いに略平行で、前後方向に沿って延出し、それぞれの中央部には、上ケースの上面との間に使用者の指が挿通可能な空隙が設けられている。
プロジェクター支持装置1は、図1に示すように、本体フレーム2Aを有する支持本体部2、および本体フレーム2Aとプロジェクター100とを連結し、プロジェクター100の姿勢を調整する調整機構3を備える。
本体フレーム2Aは、パイプ状の部材で形成された保護部21、および調整機構3を支持する調整機構支持部25を有している。
保護部21は、プロジェクター100が内部に配置される大きさに形成されている。保護部21は、設置面に沿いプロジェクター100の下方に位置する環状の下保護部211、プロジェクター100の上方に位置する上保護部212、および下保護部211と上保護部212とを接続し、上下方向に延出する複数の接続部213を有している。
下保護部211は、前部、後部、および左右の側部を有して平面視矩形状に形成され、上保護部212は、下保護部211の前部、および左右の側部に対向する前部、および左右の側部を有している。
第2脚部23は、縦置き姿勢でプロジェクター支持装置1が机上等に設置される際にプロジェクター支持装置1を支持する部材であり、保護部21の左側(−X側)に位置する下保護部211および上保護部212にそれぞれ2個配置されている。
ここで、調整機構3について、詳細に説明する。
図2は、調整機構3および本体フレーム2Aにおける調整機構支持部25を示す斜視図であり、(a)は、前方斜めから見た図、(b)は、後方斜めから見た図である。図3は、調整機構3の分解斜視図であり、前方斜めから見た図である。図4は、調整機構3の分解斜視図であり、後方斜めから見た図である。
突出部材315は、板金製であり、取付部313から右方に延出する部材と、この部材の先端部に固定され、下方に延出する部材とを有しており、これらの部材は、延出する方向に直交する両側が屈曲され、強度が高められている。
ベース部30の丸孔301および第1支持部31の丸孔311hには、支持軸34が挿通され、第1支持部31は、第1中心軸10Axを中心としてベース部30に回動可能に支持される。
上面部321には、突出部材325が設けられている。
突出部材325は、板金製であり、上面部321から右方に延出する部材と、この部材の先端部に固定され、下方に延出する部材とを有しており、これらの部材は、延出する方向に直交する両側が屈曲され、強度が高められている。
第1支持部31の丸孔312hおよび第2支持部32の丸孔322hには、支持軸35が挿通され、第2支持部32は、第2中心軸20Axを中心として第1支持部31に回動可能に支持される。
第3支持部33は、図1に示すように、フレーム33R,33Lから突出するフレーム33F,33Bの先端部がプロジェクター100の一対のハンドル121にネジ固定され、プロジェクター100を保持する。
調整部4は、第1支持部31、第2支持部32および第3支持部33をそれぞれ個別に回動させる機能を有している。
図5は、横置き姿勢におけるプロジェクター支持装置1、およびプロジェクター支持装置1に支持されたプロジェクター100の平面図である。具体的に、図5(a)は、プロジェクター100を上方から見た図、(b)は、プロジェクター100を前方から見た図、(c)は、プロジェクター100を右方から見た図である。なお、図5は、プロジェクター支持装置1の保護部21を省略した図である。
ここで、図5(a)に示すように、上方から見て、第2中心軸20Axが、調整機構支持部25の柱状部25Bと略直角となる調整機構3の状態を第1の基準状態、図5(b)に示すように、前方から見て、第3中心軸30Axが、柱状部25Fと略平行になる調整機構3の状態を第2の基準状態とする。そして、図5(c)に示すように、右方から見て、第3支持部33のフレーム33Rが、柱状部25Rと略平行になる調整機構3の状態を第3の基準状態とする。
図5(a)に示すように、上方から見て、第1中心軸10Axは、4つの柱状部25F,25B,25R,25Lの略中央に位置し、第2中心軸20Axは、柱状部25Rと柱状部25Lとの間の略中央に位置している。そして、第3中心軸30Axは、上方から見て、柱状部25Fと柱状部25Bとの間の柱状部25F寄りに位置している。
第1調整部41は、図3に示すように、第1延出部411、および第1操作部5を備え、ベース部30に対し、第1中心軸10Axを中心として第1支持部31を回動させる。
第1延出部411は、第1支持部31の取付部313に固定され、第1中心軸10Axに交差する第1方向、具体的には、後方(−Y方向)に延出している。第1延出部411は、板金製であり、第1方向に直交する両側が屈曲され、強度が高められている。
第1操作部5は、図3、図6に示すように、第1案内部53、第1ガイド軸51、第1ガイド軸51を支持する軸支持部52、一対のダイアル部8A,8B、および一対の可動部材9A,9Bを備える。
軸支持部52は、板金製で屈曲されて形成されており、図4に示すように、柱状部25R近傍の柱状部25Bの下側に取り付けられている。
第1ガイド軸51は、ネジ溝を有し、一端側が軸支持部52、すなわち、調整機構支持部25に固定され、他端側が第1案内部53の挿通孔53hに挿通され、第1中心軸10Axに交差する方向、具体的には前後方向に延出するように配置される。
ダイアル部8A,8Bは、それぞれ互いに対向する側に球面の一部を形成する凸状の球面部8As,8Bsを有している。
第2延出部421は、第2支持部32の上面部321に取り付けられ、突出部材315の下方に位置するように設けられている。第2延出部421は、板金製であり、第1中心軸10Axに沿う方向および第1方向に交差する第2方向、具体的には、右方(+X方向)に延出する部材と、この部材の先端部に固定され、下方に延出する部材とを有しており、これらの部材は、延出する方向に直交する両側が屈曲され、強度が高められている。
第2ガイド軸62は、ネジ溝を有し、一端側が軸支持部61、すなわち、軸支持部61および突出部材315を介して第1支持部31に固定され、他端側が第2案内部63の挿通孔63hに挿通される。そして、第2ガイド軸62は、第2中心軸20Axに交差する方向(上下方向)に延出するように配置される。
第3延出部431は、第3支持部33のフレーム33Rに取り付けられ、突出部材325の下方に位置するように設けられている。第3延出部431は、板金製であり、第2延出部421と同様に、第1中心軸10Axに交差する第2方向に延出する部材と、この部材の先端部に固定され、下方に延出する部材とを有しており、これらの部材は、延出する方向に直交する両側が屈曲され、強度が高められている。
第3ガイド軸73は、ネジ溝を有し、一端側が軸支持部71、すなわち軸支持部71および突出部材325を介して第2支持部32に固定され、他端側が第3案内部72の挿通孔72hに挿通される。そして、第3ガイド軸73は、第3中心軸30Axに交差する方向(上下方向)に延出するように配置される。
ここで、プロジェクター100の姿勢の調整方法について具体的に説明する。
先ず、プロジェクター100が第1中心軸10Axを中心に回動され、水平回転調整が行われる場合の方法について説明する。
そして、プロジェクター100は、第1操作部5が操作されることによって、第1中心軸10Axを中心に回動する。
具体的に、第1の基準状態から第1操作部5のダイアル部8Bが緩められると、ダイアル部8Bが第1案内部53から離間するので、使用者は、第1案内部53(第1延出部411の先端側)を前方へ押し出すことが可能となる。
第1ガイド軸51は、軸支持部52を介して調整機構支持部25に固定されているので(図3参照)、第1案内部53が移動されると、相対的に挿通孔53h内を移動することとなる。また、第1の基準状態から第1支持部31が回動されると、第1案内部53は、第1ガイド軸51に対して略直角となる状態(図6参照)から傾斜する状態となる。
そして、第1案内部53(第1延出部411の先端側)が後方へ引き込まれると、第1延出部411に接続されている第1支持部31は、図7(b)に示すように、ベース部30に対して第1中心軸10Axを中心に反時計回り(CCW方向)に回動する。プロジェクター100は、第1支持部31と共に回動する。
図5(b)に戻って、前述したように、調整機構3は、第2の基準状態において、第3中心軸30Axが、柱状部25Fと略平行になる。そして、プロジェクター100を保持する第3支持部33は、フレーム33Fが柱状部25Fと略平行になる。
そして、プロジェクター100は、第2操作部6が操作されることによって、第2中心軸20Axを中心に回動する。
具体的に、第2の基準状態から第2操作部6のダイアル部8Bが緩められると、プロジェクター100の重心Gが第2中心軸20Axに対し、第2操作部6側に位置しているので、第2案内部63は、ダイアル部8Aに対する位置が維持され、ダイアル部8Bは、第2案内部63から離間する。すなわち、第2案内部63は、ダイアル部8Aの回転に追従して移動することとなる。そして、ダイアル部8Aが回転されて第2案内部63(第2延出部421の先端側)が上方へ押し出されると、第2延出部421に接続されている第2支持部32は、図9(a)に示すように、第1支持部31に対して第2中心軸20Axを中心に反時計回り(CCW方向)に回動する。プロジェクター100は、第3支持部33を介して第2支持部32に連結されているので、第2支持部32と共に回動する。
また、第2操作部6における可動部材9A,9Bは、第1操作部5における可動部材9A,9Bと同様に機能する。
図5(c)に戻って、前述したように、調整機構3は、第3の基準状態において、第3支持部33のフレーム33Rが、柱状部25Rと略平行になる。
そして、プロジェクター100は、第3操作部7が操作されることによって、第3中心軸30Axを中心に回動する。
また、第3操作部7における可動部材9A,9Bは、第1操作部5における可動部材9A,9Bと同様に機能する。
(1)プロジェクター100は、各支持部(第1支持部31、第2支持部32および第3支持部33)が回動される方向に応じて傾斜する姿勢が変更される。これによって、プロジェクター100の3方向の傾斜を独立して調整することができるので、投写面に投写される画像の歪を容易に調整可能なプロジェクター支持装置1を提供できる。
また、調整機構3は、第1延出部411、第2延出部421および第3延出部431を有し、第1操作部5、第2操作部6および第3操作部7は、それぞれの先端側に設けられているので、プロジェクター100が大きなサイズであっても、プロジェクター100の外周近傍から容易にプロジェクター100の姿勢調整の作業を行うことができる。
また、上保護部212とプロジェクター100との間を使用者の手が入らないように狭めても、第1操作部5、第2操作部6および第3操作部7の操作が可能となる。よって、厚み方向(上下方向)の大きさを抑制してスタック配置可能なプロジェクター支持装置1を提供できる。
本実施形態のプロジェクター支持装置1は、第1中心軸10Ax、第2中心軸20Axおよび第3中心軸30Axがプロジェクター100の重心Gからずれた位置に設けられているので、プロジェクター100を安定した状態で姿勢の調整することが可能となる。
また、第1操作部5は、プロジェクター支持装置1の後側、第2操作部6および第3操作部7は、第2脚部23の反対側に配置されているので、プロジェクター支持装置1が縦置き姿勢で設置された場合であっても、容易に第1操作部5、第2操作部6および第3操作部7を操作することができる。
また、第3支持部33は、断面が矩形の管状のフレームで構成されているので、開口部を設けても強度を高めた部材とすることができる。よって、厚みの増加を抑制し、重いプロジェクター100であっても確実に保持できる調整機構3が可能となる。
また、第1操作部5、第2操作部6および第3操作部7におけるダイアル部8A,8B、およびそれぞれの案内部(第1案内部53、第2案内部63、第3案内部72)は、本体フレーム2Aから離間した位置に設けられているので、使用者が容易にこれらの部材を把持し、調整作業を容易に行うことができる。
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態の各操作部(第1操作部5、第2操作部6および第3操作部7)は、それぞれの中心軸(第1中心軸10Ax、第2中心軸20Axおよび第3中心軸30Ax)に対する重心G側に設けられているが、第1中心軸10Ax、第2中心軸20Axおよび第3中心軸30Axがプロジェクター100の重心Gからずれた位置にあれば、他の位置に配置されていてもよい。
Claims (8)
- 投写光学系を備えたプロジェクターを支持するプロジェクター支持装置であって、
前記プロジェクターを内部に配置可能な本体フレームと、
前記本体フレームと前記プロジェクターとを連結し、前記プロジェクターの姿勢を調整する調整機構と、
を備え、
前記本体フレームは、前記調整機構を支持する調整機構支持部を有し、
前記調整機構は、
前記調整機構支持部に固定されるベース部と、
第1中心軸を中心として前記ベース部に回動可能に支持される第1支持部と、
前記第1中心軸に直交する方向に延出する第2中心軸を中心として、前記第1支持部に回動可能に支持される第2支持部と、
前記プロジェクターを保持し、前記第1中心軸および前記第2中心軸に直交する方向に延出する第3中心軸を中心として、前記第2支持部に回動可能に支持される第3支持部と、
前記第1支持部、前記第2支持部および前記第3支持部をそれぞれ個別に回動させる調整部と、
を備え、
前記調整部は、
前記第1支持部から前記第1中心軸に交差する方向に延出する第1延出部と、
前記第2支持部から前記第1中心軸に交差する方向に延出する第2延出部と、
前記第3支持部から前記第1中心軸に交差する方向に延出する第3延出部と、
前記第1中心軸に交差する方向に前記第1延出部の先端側の押出しおよび引入れが可能な第1操作部と、
前記第2中心軸に交差する方向に前記第2延出部の先端側の押出しおよび引入れが可能な第2操作部と、
前記第3中心軸に交差する方向に前記第3延出部の先端側の押出しおよび引入れが可能な第3操作部と、
を備えることを特徴とするプロジェクター支持装置。 - 請求項1に記載のプロジェクター支持装置であって、
前記第1中心軸、前記第2中心軸および前記第3中心軸は、前記プロジェクターの重心からずれた位置に設けられていることを特徴とするプロジェクター支持装置。 - 請求項1または請求項2に記載のプロジェクター支持装置であって、
当該プロジェクター支持装置が設置された姿勢において、前記第1中心軸は、鉛直方向に沿う方向に延出し、前記第2中心軸は、前記投写光学系の光軸に沿う方向に延出し、前記第3中心軸は、前記投写光学系の光軸を通る鉛直面に直交する方向に延出することを特徴とするプロジェクター支持装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクター支持装置であって、
前記第1延出部は、前記第1中心軸に交差する第1方向に延出し、
前記第2延出部および前記第3延出部は、前記第1中心軸および前記第1方向に交差する第2方向に延出することを特徴とするプロジェクター支持装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のプロジェクター支持装置であって、
前記第3支持部は、前記第2支持部の少なくとも一部が配置される開口部を有していることを特徴とするプロジェクター支持装置。 - 請求項5に記載のプロジェクター支持装置であって、
前記第3支持部は、前記開口部を形成するフレームを有し、
前記フレームは、断面が矩形の管状部材であることを特徴とするプロジェクター支持装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のプロジェクター支持装置であって、
前記第1操作部は、
前記調整機構支持部に固定され、前記第1中心軸に交差する方向に延出し、ネジ溝を有する第1ガイド軸と、
前記第1延出部の先端側に固定され、前記第1ガイド軸が挿通される挿通孔を有する第1案内部と、
前記第1ガイド軸に螺合され、前記第1案内部を挟持する一対のダイアル部と、
を備え、
前記第2操作部は、
前記第1支持部に固定され、前記第2中心軸に交差する方向に延出し、ネジ溝を有する第2ガイド軸と、
前記第2延出部の先端側に固定され、前記第2ガイド軸が挿通される挿通孔を有する第2案内部と、
前記第2ガイド軸に螺合され、前記第2案内部を挟持する一対のダイアル部と、
を備え、
前記第3操作部は、
前記第2支持部に固定され、前記第3中心軸に交差する方向に延出し、ネジ溝を有する第3ガイド軸と、
前記第3延出部の先端側に固定され、前記第3ガイド軸が挿通される挿通孔を有する第3案内部と、
前記第3ガイド軸に螺合され、前記第3案内部を挟持する一対のダイアル部と、
を備えることを特徴とするプロジェクター支持装置。 - 請求項7に記載のプロジェクター支持装置であって、
前記第1操作部、前記第2操作部および前記第3操作部におけるそれぞれの前記一対のダイアル部は、互いに対向する側に球面の一部を形成する球面部を有し、
前記第1操作部、前記第2操作部および前記第3操作部それぞれは、前記球面部に摺動可能に係合する係合部が設けられた一対の可動部材を有し、
前記第1操作部、前記第2操作部および前記第3操作部におけるそれぞれの前記一対のダイアル部は、前記一対の可動部材を介して前記第1案内部、前記第2案内部、前記第3案内部を挟持することを特徴とするプロジェクター支持装置。
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