JP2015126290A - 画像読取装置、画像形成装置、原稿幅検出方法 - Google Patents

画像読取装置、画像形成装置、原稿幅検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】原稿のサイズの検出精度を高めることが可能な画像読取装置、画像形成装置、及び原稿幅検出方法を提供すること。【解決手段】画像読取装置は、カバー部材の原稿台に対する回動角度が予め定められた検出角度を超えた状態から検出角度以下へと変化した際に(ステップS1のYes)、画像読取部における予め定められた最大読取サイズの領域外であってカバー部材が閉じられたときにカバー部材で覆われる領域に配置された光電変換部の出力値を取得し(ステップS2)、画像読取部に少なくとも1ライン分の画像データを読み取らせ(ステップS3)、取得した光電変換部の出力値に応じて変化された閾値に基づいて読み取られた画像データを2値化し(ステップS5、S6)、2値化された画像データに基づいて原稿載置面に載置されている原稿の主走査方向における幅を検出する(ステップS7)。【選択図】図4

Description

本発明は、原稿載置面に載置された原稿のサイズを検出可能な画像読取装置、画像形成装置、及び原稿幅検出方法に関する。
一般に、原稿の画像を読取可能なスキャナーなどの画像読取装置において、画像読取処理が実行される前に、原稿載置面に載置された原稿のサイズが検出されることがある(例えば、特許文献1参照)。例えば、ユーザーによって原稿カバーが閉じられる直前に読取ユニットから光を照射させて画像データを読み取り、読み取った画像データから原稿領域及び原稿外領域を識別することで、原稿のサイズを検出する技術が知られている。
特公平6−90399号公報
ところで、原稿カバーが閉じられる直前に画像データを読み取る場合、原稿カバーと原稿台との隙間から室内灯などの外部の光が原稿載置面に差し込み、原稿のサイズの検出精度を低下させることがあった。
本発明の目的は、原稿のサイズの検出精度を高めることが可能な画像読取装置、画像形成装置、及び原稿幅検出方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像読取装置は、原稿台と、カバー部材と、画像読取部と、読取制御手段と、光電変換部と、データ補正手段と、原稿幅検出手段とを備える。前記原稿台は、原稿載置面を有する。前記カバー部材は、前記原稿台に対して回動可能に支持される。前記画像読取部は、前記原稿載置面に載置された原稿から画像データを読み取る。前記読取制御手段は、前記カバー部材の前記原稿台に対する回動角度が予め定められた検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際に、前記画像読取部に少なくとも1ライン分の前記画像データを読み取らせる。前記光電変換部は、前記画像読取部における予め定められた最大読取サイズの領域外であって前記カバー部材が閉じられたときに前記カバー部材で覆われる領域に配置される。前記データ補正手段は、前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際の前記光電変換部の出力に応じて、前記読取制御手段により読み取られた前記画像データを補正する。前記原稿幅検出手段は、前記データ補正手段により補正された前記画像データに基づいて前記原稿載置面に載置されている原稿の主走査方向における幅を検出する。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、画像読取装置と、画像形成部とを備える。前記画像形成部は、前記画像読取装置により読み取られた前記画像データに基づいて画像を形成可能である。前記画像読取装置は、原稿台と、カバー部材と、画像読取部と、読取制御手段と、光電変換部と、データ補正手段と、原稿幅検出手段とを備える。前記原稿台は、原稿載置面を有する。前記カバー部材は、前記原稿台に対して回動可能に支持される。前記画像読取部は、前記原稿載置面に載置された原稿から画像データを読み取る。前記読取制御手段は、前記カバー部材の前記原稿台に対する回動角度が予め定められた検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際に、前記画像読取部に少なくとも1ライン分の前記画像データを読み取らせる。前記光電変換部は、前記画像読取部における予め定められた最大読取サイズの領域外であって前記カバー部材が閉じられたときに前記カバー部材で覆われる領域に配置される。前記データ補正手段は、前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際の前記光電変換部の出力に応じて、前記読取制御手段により読み取られた前記画像データを補正する。前記原稿幅検出手段は、前記データ補正手段により補正された前記画像データに基づいて前記原稿載置面に載置されている原稿の主走査方向における幅を検出する。
本発明の他の局面に係る原稿幅検出方法は、原稿載置面を有する原稿台と、前記原稿台に対して回動可能に支持されたカバー部材と、前記原稿載置面に載置された原稿から画像データを読み取る画像読取部と、前記画像読取部における予め定められた最大読取サイズの領域外であって前記カバー部材が閉じられたときに前記カバー部材で覆われる領域に配置された光電変換部とを備える画像読取装置で実行される原稿の幅検出方法であって、以下の第1ステップから第3ステップを含む。前記第1ステップは、前記カバー部材の前記原稿台に対する回動角度が予め定められた検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際に、前記画像読取部に少なくとも1ライン分の前記画像データを読み取らせる。前記第2ステップは、前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際の前記光電変換部の出力に応じて、前記第1ステップにより読み取られた前記画像データを補正する。前記第3ステップは、前記第2ステップにより補正された前記画像データに基づいて前記原稿載置面に載置されている原稿の主走査方向における幅を検出する。
本発明によれば、原稿のサイズの検出精度を高めることが可能になる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の光電変換部の配置位置の一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で実行されるサイズ検出処理の一例を示すフローチャート。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の光電変換部の配置位置の他の例を示す図。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[画像形成装置10の概略構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成について説明する。ここで、図1(A)は、前記画像形成装置10の模式断面図、図1(B)は、図1(A)におけるC−C矢視図である。
図1及び図2に示すように、前記画像形成装置10は、ADF1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、及び操作表示部6を備える。前記画像形成装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能と共に、プリンター機能、ファクシミリー機能、又はコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、前記画像形成装置10において、前記ADF1、前記画像読取部2及び前記制御部5を備える構成が本発明に係る画像読取装置の一例である。また、本発明は、スキャナー、ファクシミリー装置、及びコピー機などの画像読取装置又は画像形成装置に適用可能である。
前記画像形成部3は、前記画像読取部2で読み取られた画像データ又は外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて画像形成処理(印刷処理)を実行する電子写真方式の画像形成部である。具体的に、前記画像形成部3は、図1(A)に示すように、感光体ドラム31、帯電装置32、露光装置(LSU)33、現像装置34、転写ローラー35、クリーニング装置36、定着ローラー37、加圧ローラー38、及び排紙トレイ39を備える。そして、前記画像形成部3では、前記給紙部4に着脱可能な給紙カセット41から供給される用紙に以下の手順で画像が形成され、画像形成後の用紙が前記排紙トレイ39に排出される。
まず、前記帯電装置32によって前記感光体ドラム31が所定の電位に一様に帯電される。次に、前記露光装置33により前記感光体ドラム31の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、前記感光体ドラム31の表面に画像データに対応する静電潜像が形成される。そして、前記感光体ドラム31上の静電潜像は前記現像装置34によってトナー像として現像(可視像化)される。なお、前記現像装置34には、前記画像形成部3に着脱可能なトナーコンテナ34Aからトナー(現像剤)が補給される。続いて、前記感光体ドラム31に形成されたトナー像は前記転写ローラー35によって用紙に転写される。その後、用紙に転写されたトナー像は、その用紙が前記定着ローラー37及び前記加圧ローラー38の間を通過する際に前記定着ローラー37で加熱されて溶融定着する。なお、前記感光体ドラム31の表面に残存したトナーは前記クリーニング装置36で除去される。
前記制御部5は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びEEPROMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部5は、前記ROMに予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUを用いて実行することにより前記画像形成装置10を統括的に制御する。なお、前記制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、前記画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
前記操作表示部6は、前記制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて前記制御部5に各種の情報を入力するハードキー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
前記ADF1は、図1(A)に示すように、原稿セット部11、複数の搬送ローラー12、原稿押さえ13、及び排紙部14を備える自動原稿搬送装置である。また、前記ADF1は、後述の原稿台21に対して回動可能に支持されており、原稿台21の原稿載置面211に載置される原稿に対する原稿カバーを兼ねている。前記ADF1では、前記搬送ローラー12各々が不図示のモーターで駆動されることにより、前記原稿セット部11に載置された原稿が前記画像読取部2による画像データの読取位置を通過して前記排紙部14まで搬送される。これにより、前記画像読取部2は、前記ADF1により搬送される原稿から画像データを読み取ることが可能である。ここに、前記ADF1がカバー部材の一例である。
前記画像読取部2は、原稿から画像データを読み取り可能な画像読取部である。具体的に、前記画像読取部2は、図1(A)及び図1(B)に示すように、原稿台21、読取ユニット22、ミラー23、24、光学レンズ25、CCD(Charge Coupled Device)26、開閉検出センサー27、載置検出センサー28、及び光電変換部29を備える。
前記原稿台21は、前記画像読取部2の上面に設けられており、図1(B)に示すように、原稿載置面211及び搬送読取面212を備える。前記原稿載置面211は、画像データの読取対象となる原稿が載置される透光性を有するコンタクトガラスである。前記原稿載置面211では、予め定められた載置基準位置213に合わせて各種サイズの原稿が載置される。具体的に、前記原稿載置面211では、B5縦、A4縦、B5横、A4横、Folio、B4横、及びA3横のサイズの原稿が載置可能である。前記搬送読取面212は、前記ADF1により搬送される原稿に対して前記読取ユニット22から照射される光を透過する搬送読取用ガラスである。なお、前記原稿台21には、前記ADF1を回動可能に支持するヒンジ216が設置されており、前記ADF1は前記ヒンジ216を回動軸として回動されることで、前記原稿載置面211に載置された原稿に対する原稿カバーとして機能する。
前記読取ユニット22は、光源221及びミラー222を備え、ステッピングモーター等の駆動手段を用いた不図示の移動機構によって副走査方向215(図1(A)における左右方向)へ移動可能に構成されている。そして、前記駆動手段により前記読取ユニット22が前記副走査方向215に移動されると、前記光源221から前記原稿台21上に照射される光が前記副走査方向215に走査される。なお、前記読取ユニット22は、前記画像読取部2による画像読取処理が実行される前の待機状態においては、前記移動機構によりホームポジションに移動される。例えば、前記ホームポジションは、前記原稿載置面211における前記副走査方向215の前記載置基準位置213側の端部である。
前記光源221は、主走査方向214(図1(A)における奥行方向)に沿って配列された多数の白色LEDを備える。そして、前記光源221は、前記原稿台21の前記原稿載置面211又は前記搬送読取面212を透過させて原稿に前記主走査方向214の1ライン分の白色光を照射する。前記光源221による光の照射位置が前記画像読取部2による画像データの読取位置であり、前記読取位置は前記読取ユニット22の前記副走査方向215の移動に伴って前記副走査方向215に移動する。具体的に、前記読取ユニット22は、前記原稿載置面211に載置された原稿から画像データを読み取る際には前記光源221の光が前記原稿載置面211を通過する位置に移動される。また、前記ADF1によって搬送される原稿から画像データを読み取る際には、前記読取ユニット22は前記光源221の光が前記搬送読取面212を通過する位置に移動される。
前記ミラー222は、前記光源221から照射されて前記原稿台21上の前記読取位置にある原稿の表面で反射した後の光を前記ミラー23に向けて反射させる。そして、前記ミラー222で反射した光は、前記ミラー23、24によって前記光学レンズ25に導かれる。前記光学レンズ25は、前記ミラー24から入射した光を集光して前記CCD26に入射させる。
前記CCD26は、受光した光をその光量に応じた電気信号(電圧)に変換し、画像データとして出力する光電変換素子を有するイメージセンサーである。そして、前記CCD26は、前記光源221から光が照射されたときに前記原稿から反射して入射する反射光に基づく電気信号を前記原稿の画像データとして前記制御部5に入力する。
前記開閉検出センサー27は、前記ADF1の前記原稿台21に対する回動角度が予め定められた検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化したことを検出するセンサーである。例えば、前記開閉検出センサー27は、前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下となった際に、前記ADF1に接触して前記ADF1の閉動作を示す電気信号を出力可能な機械式スイッチである。ここで、前記ADF1が閉じられているときの前記回動角度を0度とすると、前記検出角度は、例えば10〜20度である。前記開閉検出センサー27から出力される電気信号は、前記制御部5に入力される。
前記載置検出センサー28は、前記原稿載置面211の予め定められた検出位置における原稿の有無を検出可能なセンサーである。ここで、前記画像形成装置10における前記検出位置は、前記載置基準位置213に合わせて前記原稿載置面211に載置されるFolioサイズの原稿の範囲内であって、且つA4横サイズの原稿の前記副走査方向215における端部の外側の位置である。例えば、前記載置検出センサー28は、前記画像読取部2の底部であって前記検出位置の下側に設けられた発光部及び受光部を備える反射型光センサーである。前記載置検出センサー28は、前記ADF1が閉じられていない状態で前記発光部から前記検出位置に向けて光を照射させることで、前記受光部から原稿の有無に応じた電気信号を出力可能である。前記載置検出センサー28から出力される電気信号は前記制御部5に入力される。
ところで、ユーザーによって前記ADF1が閉じられる直前に、前記読取ユニット22から光を照射させて前記画像データを読み取り、読み取った前記画像データから原稿領域及び原稿外領域を識別することで、前記原稿載置面211に載置されている原稿のサイズを検出可能な構成が知られている。しかしながら、前記ADF1が閉じられる直前に前記画像データを読み取る場合には、前記ADF1と前記原稿台21との隙間から室内灯などの外部の光が前記原稿載置面211に差し込み、原稿のサイズの検出精度を低下させることがあった。これに対して、前記画像形成装置10では、前記ADF1が閉じられる直前の前記光電変換部29の出力に応じて、読み取られた前記画像データが補正されることで、原稿のサイズの検出精度の向上が図られている。
ここで、図3(A)及び図3(B)を参照しつつ、前記光電変換部29について説明する。なお、図3(A)及び図3(B)は前記ADF1及び前記画像読取部2の斜視図であって、図3(A)は前記ADF1が開けられた状態を示すものであり、図3(B)は前記ADF1が閉じられた状態を示すものである。なお、図3(A)及び図3(B)において、前記ADF1の構成を簡略化して示している。
前記光電変換部29は、図3(A)及び図3(B)に示すように、前記画像読取部2における予め定められた最大読取サイズの領域外であって、前記ADF1が閉じられたときに前記ADF1で覆われる領域に配置されている。ここで、前記画像形成装置10における前記最大読取サイズは、前記載置基準位置213に合わせて前記原稿載置面211に載置されるA3横サイズの原稿に対応する領域である。
前記光電変換部29は、受光量に応じた電力を出力する光電変換素子である。例えば、前記光電変換部29は、並列又は直列に接続された複数の光電変換素子を有し、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池である。なお、前記光電変換部29は、フォトダイオードなどであってもよい。前記光電変換部29から出力される電力は、不図示の電子回路によって電力値を示すデータに変換された後に、前記制御部5に入力される。
前記画像形成装置10において、前記光電変換部29は、図3(A)に示すように、前記原稿台21上における前記原稿載置面211の前記主走査方向214の両端部のうち、前記ヒンジ216から遠い側の端部の外側に配置されている。また、前記光電変換部29の前記副走査方向215における位置は、前記ホームポジションと同じ位置である。なお、前記光電変換部29の設置位置はこれに限られるものではない。例えば、前記光電変換部29の設置位置は、前記読取ユニット22上であってもよく、前記原稿載置面211の下側の前記画像読取部2の底部であってもよい。更に、前記光電変換部29が複数設けられてもよい。
そして、前記制御部5は、図2に示すように、出力値取得部51、読取制御部52、データ変換部53、データ補正部54、原稿幅検出部55、載置検出部56、及びサイズ検出部57を含む。ここに、前記出力値取得部51が出力値取得手段の一例であり、前記読取制御部52が読取制御手段の一例である。また、前記データ変換部53がデータ変換手段の一例であり、前記出力値取得部51、前記データ変換部53及び前記データ補正部54がデータ補正手段の一例である。更に、前記原稿幅検出部55が原稿幅検出手段の一例であり、前記載置検出部56が載置検出手段の一例である。加えて、前記サイズ検出部57がサイズ検出手段の一例である。
具体的に、前記制御部5の前記ROM又は前記EEPROMには、前記CPUに後述のサイズ検出処理(図4参照)を実行させるためのサイズ検出プログラムが予め記憶されている。なお、前記サイズ検出プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて前記制御部5の前記EEPROMなどの記憶部にインストールされるものであってもよい。そして、前記制御部5は、前記CPUを用いて前記ROMに記憶されている前記サイズ検出プログラムを実行することにより、前記出力値取得部51、前記読取制御部52、前記データ変換部53、前記データ補正部54、前記原稿幅検出部55、前記載置検出部56、及び前記サイズ検出部57として機能する。なお、前記制御部5が電子回路である場合、前記出力値取得部51、前記読取制御部52、前記データ変換部53、前記データ補正部54、前記原稿幅検出部55、前記載置検出部56、及び前記サイズ検出部57は、前記制御部5が備える各モジュールとして構成される。
前記出力値取得部51は、前記ADF1の前記原稿台21に対する前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際に、前記光電変換部29の出力値を取得する。具体的に、前記出力値取得部51は、前記開閉検出センサー27から出力される電気信号に基づいて前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化したことを検出した場合に、前記光電変換部29の出力値を取得する。また、前記出力値取得部51は、前記電子回路により電力値を示すデータに変換された前記光電変換部29の出力を読み出すことで、前記光電変換部29の出力値を取得する。
前記読取制御部52は、前記ADF1の前記原稿台21に対する前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際に、前記画像読取部2に少なくとも1ライン分の前記画像データを読み取らせる。具体的に、前記読取制御部52は、前記開閉検出センサー27から出力される電気信号に基づいて前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化したことを検出した場合に、前記画像読取部2に前記画像データを読み取らせる。ここで、前記読取制御部52は、前記出力値取得部51により前記光電変換部29の出力値が取得された後に、前記画像読取部2に前記画像データを読み取らせる。例えば、前記読取制御部52は、前記ホームポジションで待機中の前記読取ユニット22に、前記ホームポジションを前記読取位置とした1ライン分又は数ライン分の前記画像データを読み取らせる。
前記データ変換部53は、前記読取制御部52により読み取られた前記画像データを予め定められた閾値に基づいて濃度別に2値化する。具体的に、前記データ変換部53は、前記閾値に基づいて前記画像データに含まれる画素各々を低濃度画素又は高濃度画素に変換することで、前記画像データを2値化する。なお、前記閾値は、予め前記制御部5の前記EEPROMなどの記憶手段に記憶された値が用いられる。例えば、前記画像形成装置10において、前記画像データの画素の濃度が256階調で示され、濃度値0が白色を示し、濃度値255が黒色を示す場合には、前記閾値は128などの値に定められる。そして、前記データ変換部53は、前記画像データに含まれる画素各々について、濃度値が前記閾値未満の画素については濃度値を0に変換し、前記閾値以上の画素については濃度値を1に変換する。
前記データ補正部54は、前記出力値取得部51により取得された前記光電変換部29の出力値に応じて、前記読取制御部52により読み取られた前記画像データを補正する。具体的に、前記データ補正部54は、前記光電変換部29の出力値に応じて前記閾値を変化させることで、前記画像データを補正する。例えば、前記画像形成装置10では、前記EEPROMなどの記憶手段に、前記光電変換部29の出力値と前記閾値の変化量とが対応付けられたテーブルデータが記憶されている。そして、前記データ補正部54は、前記テーブルデータを参照することで、前記光電変換部29の出力値に対応する前記閾値の変化量を取得することが可能である。ここで、前記データ補正部54は、取得した前記閾値の変化量だけ前記閾値を減少させることで、前記閾値を変化させる。なお、前記画像形成装置10において、濃度値0が黒色を示し、濃度値255が白色を示す場合には、前記データ補正部54は、取得した前記閾値の変化量だけ前記閾値を増加させることで、前記閾値を変化させる。
前記原稿幅検出部55は、前記データ変換部53により濃度別に2値化された前記画像データに基づいて、前記原稿載置面211に載置されている原稿の前記主走査方向214における幅を検出する。具体的に、前記原稿幅検出部55は、2値化された前記画像データから原稿領域と原稿外領域との境界を識別することで、原稿の前記主走査方向214における幅を検出する。例えば、前記原稿幅検出部55は、前記画像データに含まれる濃度値0の画素が予め定められた数以上連続する領域各々のうち、前記載置基準位置213から最も離れた前記領域の前記載置基準位置213から離れた側の端部を、原稿領域と原稿外領域との境界と識別する。
前記載置検出部56は、前記原稿載置面211の前記検出位置における原稿の有無を検出可能である。具体的に、前記載置検出部56は、前記ADF1の前記原稿台21に対する前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際に、前記載置検出センサー28の前記発光部に光を照射させ、前記受光部から出力される電気信号に基づいて、前記検出位置における原稿の有無を検出する。
前記サイズ検出部57は、前記原稿幅検出部55及び前記載置検出部56の検出結果に応じて、前記原稿載置面211に載置されている原稿のサイズを検出する。具体的に、前記サイズ検出部57は、予め前記EEPROMなどの記憶手段に記憶された原稿の各種サイズの寸法を示すデータに基づいて、前記原稿幅検出部55により検出された原稿の幅と一致する原稿のサイズを抽出する。そして、一つの原稿のサイズが抽出された場合には、前記サイズ検出部57は、抽出された原稿のサイズを前記原稿載置面211に載置されている原稿のサイズとして検出する。一方、複数の原稿のサイズが抽出された場合には、前記サイズ検出部57は、前記載置検出部56の検出結果に基づいて原稿のサイズを特定することにより、原稿のサイズを検出する。例えば、前記原稿幅検出部55で検出された原稿の幅がA4縦及びA3横のサイズと一致する場合であって、前記載置検出部56の検出結果が原稿有の場合には、前記サイズ検出部57は、前記原稿載置面211に載置されている原稿のサイズがA3横であると判断する。また、前記原稿幅検出部55で検出された原稿の幅がA4縦及びA3横のサイズと一致する場合であって、前記載置検出部56の検出結果が原稿無の場合には、前記サイズ検出部57は、前記原稿載置面211に載置されている原稿のサイズがA4縦であると判断する。
[サイズ検出処理]
以下、図4を参照しつつ、前記画像形成装置10において前記制御部5が前記サイズ検出プログラムに従って実行するサイズ検出処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS1、S2・・・は、前記制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。
<ステップS1>
まず、ステップS1において、前記制御部5は、前記ADF1の前記原稿台21に対する前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化したか否かを判断する。具体的に、前記制御部5は、前記開閉検出センサー27から出力される電気信号に基づいて、前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化したか否かを判断する。
ここで、前記制御部5は、前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化したと判断すると(S1のYes側)、処理をステップS2に移行させる。また、前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化していなければ(S1のNo側)、前記制御部5は、前記ステップS1で前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化するのを待ち受ける。
<ステップS2>
ステップS2において、前記制御部5は、前記光電変換部29の出力値を取得する。具体的に、前記制御部5は、前記電子回路により電力値を示すデータに変換された前記光電変換部29の出力を読み出すことで、前記光電変換部29の出力値を取得する。ここに、前記ステップS2の処理は、前記制御部5の前記出力値取得部51により実行される。
<ステップS3>
ステップS3において、前記制御部5は、前記画像読取部2に1ライン分の前記画像データを読み取らせる。具体的に、前記制御部5は、前記ホームポジションで待機中の前記読取ユニット22に、前記ホームポジションを前記読取位置とする1ライン分の前記画像データを読み取らせる。ここに、前記ステップS3の処理が、第1ステップの一例であって、前記制御部5の前記読取制御部52により実行される。
ここで、前記サイズ検出処理では、前記ADF1の前記原稿台21に対する前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際に、前記制御部5が前記光電変換部29の出力値を取得した後に、前記画像読取部2に1ライン分の前記画像データを読み取らせる。そのため、前記制御部5により取得される前記光電変換部29の出力値に、前記画像読取部2の読取動作の際に発光される前記光源221の光が反映されることが回避される。
また、前記画像形成装置10では、前記光電変換部29が、図3(A)に示したように、前記原稿台21上における前記原稿載置面211の前記主走査方向214の両端部のうち、前記ヒンジ216から遠い側の端部の外側に配置されている。そのため、前記制御部5による原稿領域と原稿外領域との境界の識別を誤らせる原因となる、前記原稿載置面211の前記主走査方向214の両端部のうち前記ADF1の回動軸から遠い側の端部周辺に入射する外部の光を、前記光電変換部29で受光させることが可能である。更に、前記画像形成装置10では、前記光電変換部29の前記副走査方向215における位置は、前記ホームポジションと同じ位置である。そのため、前記ステップS3での前記画像読取部2による前記画像データの前記読取位置周辺に入射する外部の光を、前記読取位置に近接した位置で前記光電変換部29に受光させることが可能である。
<ステップS4>
ステップS4において、前記制御部5は、前記原稿載置面211の前記検出位置における原稿の有無を検出する。具体的に、前記制御部5は、前記載置検出センサー28の前記発光部に光を照射させ、前記受光部から出力される電気信号に基づいて、前記検出位置における原稿の有無を検出する。ここに、前記ステップS4の処理は、前記制御部5の前記載置検出部56により実行される。
<ステップS5>
ステップS5において、前記制御部5は、前記ステップS2で取得された前記光電変換部29の出力値に応じて、前記閾値を変化させる。具体的に、前記制御部5は、前記EEPROMに記憶されている前記テーブルデータを参照することで、前記光電変換部29の出力値に対応する前記閾値の変化量を取得する。そして、前記制御部5は、取得した前記閾値の変化量だけ前記閾値を減少させることで、前記閾値を変化させる。これにより、前記ステップS3での前記画像データの読み取りの直前における外部の光の影響が前記閾値に反映される。ここに、前記ステップS5の処理は、前記制御部5の前記データ補正部54により実行される。
<ステップS6>
ステップS6において、前記制御部5は、前記ステップS3で読み取られた前記画像データを前記ステップS5で変化された前記閾値に基づいて濃度別に2値化する。具体的に、前記制御部5は、前記画像データに含まれる画素各々について、濃度値が前記閾値未満の画素については濃度値を0に変換し、前記閾値以上の画素については濃度値を1に変換する。これにより、前記制御部5による前記画像データから原稿領域と原稿外領域の境界を識別する処理が簡素化される。ここに、前記ステップS5及び前記ステップS6の処理が、第2ステップの一例であって、前記ステップS6の処理は、前記制御部5の前記データ変換部53により実行される。
<ステップS7>
ステップS7において、前記制御部5は、前記ステップS6で2値化された前記画像データに基づいて、前記原稿載置面211に載置されている原稿の前記主走査方向214における幅を検出する。具体的に、前記制御部5は、前記画像データに含まれる濃度値0の画素が予め定められた数以上連続する領域各々のうち、前記載置基準位置213から最も離れた前記領域の前記載置基準位置213から離れた側の端部を、原稿領域と原稿外領域との境界と識別する。そして、前記制御部5は、識別された原稿領域と原稿外領域との境界に基づいて、原稿の前記主走査方向214における幅を検出する。ここに、前記ステップS7の処理が、第3ステップの一例であり、前記制御部5の前記原稿幅検出部55により実行される。
<ステップS8>
ステップS8において、前記制御部5は、前記ステップS7及び前記ステップS4での検出結果に応じて、前記原稿載置面211に載置されている原稿のサイズを検出する。具体的に、前記制御部5は、前記EEPROMに記憶された原稿の各種サイズの寸法を示すデータに基づいて、前記ステップS7により検出された原稿の幅と一致する原稿のサイズを抽出する。そして、一つの原稿のサイズが抽出された場合には、前記制御部5は、抽出された原稿のサイズを前記原稿載置面211に載置されている原稿のサイズとして検出する。一方、複数の原稿のサイズが抽出された場合には、前記制御部5は、前記ステップS4での検出結果に基づいて原稿のサイズを特定することにより、原稿のサイズを検出する。
そして、前記ステップS8で検出された原稿のサイズは、前記画像形成装置10で引き続き実行される画像読取処理において、前記読取ユニット22の移動制御、前記光源221の発光制御、前記制御部5による読み取り画像データの画像処理等に用いられる。更に、前記画像読取処理に引き続いて画像形成処理が実行される場合には、前記ステップS8で検出された原稿のサイズは印刷用紙の選択等にも用いられる。
このように、前記サイズ検出処理では、前記ADF1が閉じられる直前の前記光電変換部29の出力に応じて、前記ADF1が閉じられる直前に原稿のサイズの検出のために読み取られた前記画像データを濃度別に2値化するために用いられる前記閾値が変化される。これにより、原稿のサイズの検出のために読み取られる前記画像データにおいて、外部の光による影響が抑制されるため、原稿のサイズの検出精度を向上させることが可能である。
また、前記画像形成装置10では、前記ADF1が閉じられる直前に前記原稿載置面211に入射する外部の光を検出する前記光電変換部29として、太陽電池が用いられている。そのため、電力を消費することなく外部の光を検出可能であることに加えて、前記光電変換部29から出力される電力を前記画像形成装置10に供給することが可能である。
[他の実施形態]
ところで、前記データ補正部54が、前記原稿載置面211の前記主走査方向214における予め定められた複数の部分領域ごとに対応する前記画像データを個別に補正可能な構成が、他の実施形態として考えられる。具体的には、前記データ補正部54が、前記閾値を前記部分領域ごとに異なる値に補正することにより前記画像データを前記部分領域ごとに補正することが可能である。これにより、前記原稿載置面211の前記主走査方向214における位置ごとの外部の光の入射のしやすさに応じて、前記閾値を変化させることが可能となり、原稿のサイズの検出精度をより向上させることが可能となる。
また、例えば図5に示すように、前記光電変換部29が前記主走査方向214に沿って複数設けられることが考えられる。この場合、前記データ補正部54は、前記光電変換部29各々の位置に対応する前記部分領域の前記画像データを前記光電変換部29各々の出力値に応じて補正することが考えられる。これにより、前記原稿載置面211の前記主走査方向214における位置ごとの外部の光の入射のしやすさを考慮して前記画像データを補正することができる。
また、前記データ補正部54が、前記読取制御部52により読み取られた前記画像データを補正する方法は、前記閾値を変更する方法に限られない。例えば、前記データ補正部54が、前記読取制御部52により読み取られた前記画像データの濃度値を、前記光電変換部29の出力に応じて直接変更することも考えられる。
1 :ADF
2 :画像読取部
21:原稿台
22:読取ユニット
23:ミラー
24:ミラー
25:光学レンズ
26:CCD
27:開閉検出センサー
28:載置検出センサー
29:光電変換部
3 :画像形成部
4 :給紙部
5 :制御部
51:出力値取得部
52:読取制御部
53:データ変換部
54:データ補正部
55:原稿幅検出部
56:載置検出部
57:サイズ検出部
6 :操作表示部
10:画像形成装置

Claims (9)

  1. 原稿載置面を有する原稿台と、
    前記原稿台に対して回動可能に支持されたカバー部材と、
    前記原稿載置面に載置された原稿から画像データを読み取る画像読取部と、
    前記カバー部材の前記原稿台に対する回動角度が予め定められた検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際に、前記画像読取部に少なくとも1ライン分の前記画像データを読み取らせる読取制御手段と、
    前記画像読取部における予め定められた最大読取サイズの領域外であって前記カバー部材が閉じられたときに前記カバー部材で覆われる領域に配置された光電変換部と、
    前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際の前記光電変換部の出力に応じて、前記読取制御手段により読み取られた前記画像データを補正するデータ補正手段と、
    前記データ補正手段により補正された前記画像データに基づいて前記原稿載置面に載置されている原稿の主走査方向における幅を検出する原稿幅検出手段と、
    を備える画像読取装置。
  2. 前記データ補正手段が、前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際に前記光電変換部の出力値を取得する出力値取得手段を含み、
    前記読取制御手段が、前記出力値取得手段により前記光電変換部の出力値が取得された後に、前記画像読取部に前記画像データを読み取らせる請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記データ補正手段が、前記読取制御手段により読み取られた前記画像データを予め定められた閾値に基づいて濃度別に2値化するデータ変換手段を含み、前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際の前記光電変換部の出力に応じて前記閾値を変化させることで前記画像データを補正する請求項1又は2のいずれかに記載の画像読取装置。
  4. 前記データ補正手段が、前記原稿載置面の前記主走査方向における予め定められた複数の部分領域ごとに対応する前記画像データを個別に補正可能である請求項1〜3のいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 前記原稿載置面の予め定められた検出位置における原稿の有無を検出可能な載置検出手段と、
    前記原稿幅検出手段及び前記載置検出手段の検出結果に応じて前記原稿載置面に載置されている原稿のサイズを検出するサイズ検出手段と、
    を備える請求項1〜4のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 前記光電変換部が、前記原稿台上における前記原稿載置面の前記主走査方向の両端部のうち前記カバー部材の回転軸から遠い側の端部の外側であって、前記読取制御手段による前記画像データの読取範囲と同じ副走査方向の範囲内の位置に設けられている請求項1〜5のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 前記光電変換部が太陽電池である請求項1〜6のいずれかに記載の画像読取装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の画像読取装置と、前記画像読取装置により読み取られた画像データに基づいて画像を形成可能な画像形成部と、を備える画像形成装置。
  9. 原稿載置面を有する原稿台と、前記原稿台に対して回動可能に支持されたカバー部材と、前記原稿載置面に載置された原稿から画像データを読み取る画像読取部と、前記画像読取部における予め定められた最大読取サイズの領域外であって前記カバー部材が閉じられたときに前記カバー部材で覆われる領域に配置された光電変換部とを備える画像読取装置で実行される原稿幅検出方法であって、
    前記カバー部材の前記原稿台に対する回動角度が予め定められた検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際に、前記画像読取部に少なくとも1ライン分の前記画像データを読み取らせる第1ステップと、
    前記回動角度が前記検出角度を超えた状態から前記検出角度以下へと変化した際の前記光電変換部の出力に応じて、前記第1ステップにより読み取られた前記画像データを補正する第2ステップと、
    前記第2ステップにより補正された前記画像データに基づいて前記原稿載置面に載置されている原稿の主走査方向における幅を検出する第3ステップと、
    を含む原稿幅検出方法。
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