JP2015122188A - 操作装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】検出対象物の検出精度を向上させる操作装置を提供する。
【解決手段】操作装置1は、図2(a)及び(b)に示すように、検出対象物により操作面24になされた操作を検出する複数の検出電極としての複数のメイン電極と、メイン電極よりも操作面24側であって、一つのメイン電極に対向するように複数を一組として配置され、それぞれが検出対象物と静電結合を行うと共にメイン電極と静電結合を行う複数の導電部材としての複数のサブ電極と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】操作装置1は、図2(a)及び(b)に示すように、検出対象物により操作面24になされた操作を検出する複数の検出電極としての複数のメイン電極と、メイン電極よりも操作面24側であって、一つのメイン電極に対向するように複数を一組として配置され、それぞれが検出対象物と静電結合を行うと共にメイン電極と静電結合を行う複数の導電部材としての複数のサブ電極と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、操作装置に関する。
従来の技術として、絶縁層の一方面側に配置される複数のセンサ電極と、各センサ電極にそれぞれ連結された複数の配線部と、絶縁層の他方面側において、各センサ電極と対向する位置にそれぞれ配置された複数の補助電極と、を備え、隣接するセンサ電極間の領域に、隣接する補助電極間の境界が配置されている、タッチスイッチが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このタッチスイッチは、センサ電極の間に隙間が形成されたり、配線部が配置されたりして、検出感度が低下する検出感度低下領域が大きくなったとしても、補助電極間の境界をこの検出感度低下領域に配置することで、検出感度低下領域が低減され、検出感度が低下することを防止できる。
しかし、従来のタッチスイッチは、補助電極の境界に指が位置する場合、指と、当該境界を介して隣り合う補助電極のそれぞれと、が静電結合を行うため、一つの補助電極上方から当該境界にかけて操作が行われると、検出される静電容量の変化量が当該境界付近で急激に変化し、検出精度が低下する問題がある。
従って、本発明の目的は、検出対象物の検出精度を向上させる操作装置を提供することにある。
本発明の一態様は、検出対象物により操作面になされた操作を検出する複数の検出電極と、検出電極よりも操作面側であって、一つの検出電極に対向するように複数を一組として配置され、それぞれが検出対象物と静電結合を行うと共に検出電極と静電結合を行う複数の導電部材と、を備えた操作装置を提供する。
本発明によれば、検出対象物の検出精度を向上させることができる。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る操作装置は、検出対象物により操作面になされた操作を検出する複数の検出電極と、検出電極よりも操作面側であって、一つの検出電極に対向するように複数を一組として配置され、それぞれが検出対象物と静電結合を行うと共に検出電極と静電結合を行う複数の導電部材と、を備えて概略構成されている。
実施の形態に係る操作装置は、検出対象物により操作面になされた操作を検出する複数の検出電極と、検出電極よりも操作面側であって、一つの検出電極に対向するように複数を一組として配置され、それぞれが検出対象物と静電結合を行うと共に検出電極と静電結合を行う複数の導電部材と、を備えて概略構成されている。
この操作装置は、一つの検出電極に対向して配置された複数の導電部材から構成される一組の導電部材を有するので、検出電極の境界を通過するような操作がなされた際、検出される静電容量の変化量が、導電部材が検出電極と同等の大きさを持つ場合と比べて、滑らかになるので、検出対象物の検出精度を向上させることができる。なお、この静電容量の変化量とは、例えば、検出対象物の非検出状態における検出値を基準とした変化量である。
[第1の実施の形態]
(操作装置1の構成)
図1(a)は、第1の実施の形態に係る操作装置が搭載された車両内部の概略図であり、(b)は、操作装置の周辺を拡大した拡大図である。図2(a)は、第1の実施の形態に係る操作装置の上面図であり、(b)は、図2(a)に示すII(b)-II(b)線で操作装置を切断した断面を矢印方向から見た断面図であり、(c)は、操作装置のブロック図である。図2(b)では、基体10及び加飾フィルム16の断面を示す斜線は、図を見やすくするため省略している。なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。
(操作装置1の構成)
図1(a)は、第1の実施の形態に係る操作装置が搭載された車両内部の概略図であり、(b)は、操作装置の周辺を拡大した拡大図である。図2(a)は、第1の実施の形態に係る操作装置の上面図であり、(b)は、図2(a)に示すII(b)-II(b)線で操作装置を切断した断面を矢印方向から見た断面図であり、(c)は、操作装置のブロック図である。図2(b)では、基体10及び加飾フィルム16の断面を示す斜線は、図を見やすくするため省略している。なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。
操作装置1は、静電容量式のタッチセンサである。操作装置1は、検出対象物と検出電極との間に生じる静電容量の変化量を監視することにより、検出電極に対する検出対象物の接近又は接触を検出するものである。
また本実施の形態では、この操作装置1は、一例として、車両5に搭載された空調装置及びカーナビゲーション装置等の電子機器の操作を行うことが可能となるように構成されている。本実施の形態における操作装置1は、一例として、空調装置の操作が可能となるように構成されている。なお、本実施の形態では、図1(b)に示すように、検出対象物は、指を含む手7であるものとするが、後述するサブ電極との間に静電容量が形成されるものであれば、これに限定されない。
図1(a)に示す車両5のセンターコンソール50には、表示装置6が配置されている。この表示装置6の表示画面60には、図1(b)に示すように、空調装置の動作状況が確認できる表示画像61が表示されている。操作者は、操作装置1の操作部20を手7で摘まみ、図1(b)の紙面の時計回り(矢印A方向)及び反時計回り(矢印B方向)に手7を回転させることにより、選択されている機能の設定値等を変更することが可能となる。なお、本実施の形態の操作装置1の操作部20は、一例として、回転せず、後述する検出電極により、手7の操作方向及び操作量を判定するように構成されている。
操作装置1は、図2(a)及び(b)に示すように、検出対象物により操作面24になされた操作を検出する複数の検出電極としての複数のメイン電極と、メイン電極よりも操作面24側であって、一つのメイン電極に対向するように複数を一組として配置され、それぞれが検出対象物と静電結合を行うと共にメイン電極と静電結合を行う複数の導電部材としての複数のサブ電極と、を備えて概略構成されている。
本実施の形態の複数のメイン電極とは、一例として、図2(a)に示すように、第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132である。また複数のサブ電極とは、一例として、図2(a)に示すように、第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176である。
上述の一組のサブ電極とは、例えば、第1のメイン電極121に対向する三つのサブ電極、すなわち、第1のサブ電極141〜第3のサブ電極143であり、他の第2のメイン電極122〜第12のメイン電極132のそれぞれに三つのサブ電極で構成される一組のサブ電極が対応している。
本実施の形態では、第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176は、対応するメイン電極を実質的に等しく三分割した形状を有している。
ここで、メイン電極に対向する一組のサブ電極の後述する投影先の平面41の写像の総面積は、例えば、対向するメイン電極の平面41の写像の面積と実質的に同じか、又は当該面積よりも所定の範囲内で小さい方が好ましい。
なお、メイン電極及びサブ電極の数は、上記に限定されず、操作装置1の仕様に応じて任意である。また、一つのメイン電極に対応する一組のサブ電極の数は、三つに限定されず、操作装置1の仕様に応じて任意である。
操作装置1は、図2(c)に示すように、第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132が、それぞれの配線を介して制御部3と電気的に接続されている。図2(b)では、第1のメイン電極121の配線121a、及び第7のメイン電極127の配線127aが図示されている。
このメイン電極と接続される配線は、一例として、その端部の幅がメイン電極の幅よりも小さく、また、配線上に検出対象物が位置しても検出精度に影響を与えない程度の面積を有するものとする。
また、操作装置1は、図2(b)に示すように、基体10と、基体10の第1の面10aに沿って取り付けられた加飾フィルム16と、を備えて概略構成されている。以下では、まず、基体10と加飾フィルム16の構成について説明する。
(基体10の構成)
基体10は、例えば、樹脂等を用いて形成される。基体10は、少なくとも一部が操作面24に応じた曲面形状を有する第1の面10aと、第1の面10aの裏面である第2の面10bと、を有する。
基体10は、例えば、樹脂等を用いて形成される。基体10は、少なくとも一部が操作面24に応じた曲面形状を有する第1の面10aと、第1の面10aの裏面である第2の面10bと、を有する。
また基体10は、図2(b)に示すように、操作部20及びガイド部22の外側の領域に対応する基部100と、操作部20に対応して第1の面10aから突出するように形成された突出部101と、ガイド部22に対応して第1の面10aに設けられ、突出部101の周囲に形成された凹形状に窪んだ溝である凹部102と、を備えている。
基部100は、一例として、図2(b)に示すように、第1の面10a及び第2の面10bが、実質的に平行となっている。なお、第1の面10a及び第2の面10bは、平行に限定されず、一例として、センターコンソール50の形状に合わせて非平行であっても良い。
突出部101は、図2(b)の紙面上側から下側に向かって半径が連続的に大きくなるような円柱形状を有している。従ってこの突出部101の側面101aは、図2(b)の紙面上側から下側に向かって半径が連続的に大きくなる曲面形状を有している。
凹部102は、溝の内面であって曲面形状を有する凹面102aを備え、ガイド部22を形成するために設けられている。
上述の第1の面10aとは、突出部101の側面101a、及び凹部102の凹面102aを含んだ面である。
この第1の面10a側には、図2(b)に示すように、第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176が設けられている。また、第2の面10b側には、第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132が設けられている。
(加飾フィルム16の構成)
加飾フィルム16は、一例として、熱可塑性樹脂フィルム等を用いて形成されている。加飾フィルム16は、例えば、フィルムインサート成形により基体10と一体とされる。
加飾フィルム16は、一例として、熱可塑性樹脂フィルム等を用いて形成されている。加飾フィルム16は、例えば、フィルムインサート成形により基体10と一体とされる。
このフィルムインサート成形とは、予め意匠が印刷された熱可塑性樹脂フィルムを金型に挿入し、加熱により流動化した樹脂材料を金型に流し込み、この樹脂材料を固化させることにより、熱可塑性樹脂フィルムと樹脂材料とを一体化した成形物を生成する方法である。従って基体10は、このフィルムインサート成形により形成される。
この加飾フィルム16は、例えば、操作者の指が接触する表面16aと、基体10側であり、表面16aの裏面である裏面16bと、を有している。加飾フィルム16は、一例として、意匠、及び第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176が印刷により裏面16bに形成された状態で金型に挿入され、基体10と一体とされる。なお、意匠は、表面16a及び裏面16bの少なくとも一方の面に形成される。また、加飾フィルム16は、その表面16aに保護シート等が取り付けられていても良い。本実施の形態では、操作者の手7が接触する面は、加飾フィルム16の表面16aであるものとする。
また、加飾フィルム16は、図1(b)、図2(a)及び(b)に示すように、基体10の突出部101の側面101aに対応する側面24aと、凹面102aに対応する凹面24bと、により操作面24が形成されている。
(第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132の構成)
第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132は、図2(a)の上面図において一点鎖線で示すように、扇形状を有し、円の周方向に沿って、言い換えるなら、操作方向に等間隔に配置されている。この操作方向とは、図1(b)に示す矢印A方向及び矢印B方向である。
第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132は、図2(a)の上面図において一点鎖線で示すように、扇形状を有し、円の周方向に沿って、言い換えるなら、操作方向に等間隔に配置されている。この操作方向とは、図1(b)に示す矢印A方向及び矢印B方向である。
この第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132は、基体10の第2の面10b側に形成される。この第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132は、一例として、金、銀、銅等の金属材料、又はこれらの合金材料を含んで形成される。
これらのメイン電極と電気的に接続される配線は、メイン電極と同様に形成される。第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132は、例えば、基体10の第2の面10bに直接形成されても良いし、第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132が形成された基板上に基体10が配置されても良く、これらに限定されない。
第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132は、図2(c)に示すように、それぞれが配線を介して制御部3に電気的に接続されている。第1のメイン電極121は、第1の検出信号を出力するように構成されている。同様に、第2のメイン電極122〜第12のメイン電極132は、第2の検出信号〜第12の検出信号を出力するように構成されている。
この検出信号は、検出対象物である手7が操作面24に接近又は接触した際に、手7と手7に近いサブ電極との間に、静電結合による静電容量が発生すると共に、当該サブ電極と当該サブ電極の下方に位置するメイン電極との間にも、静電結合による静電容量が発生することにより、当該メイン電極から出力される信号である。
(第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176の構成)
第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176は、操作方向に並べられた第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132と同じ方向に並べて配置される。またサブ電極は、メイン電極に近い面積となる数がメイン電極に対向して配置される。さらに第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176は、同形状を有する。
第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176は、操作方向に並べられた第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132と同じ方向に並べて配置される。またサブ電極は、メイン電極に近い面積となる数がメイン電極に対向して配置される。さらに第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176は、同形状を有する。
具体的には、第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176は、図2(a)及び(b)に示すように、一つのメイン電極を均等に三分割したような形状を有して、三分割された三つのサブ電極が一組のサブ電極として一つのメイン電極と対向している。なお、分割の数は、三つに限定されない。
この一組のサブ電極は、操作面24に基づいた形状を有している。具体的には、サブ電極は、基体10の側面101a、及び側面101aと続く凹面102aに基づいた形状を有している。また第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176は、突出部101を中心として放射状に配置されている。
この第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176は、図2(a)の上面視において、操作部20の中心に向かって先細った扇形状を有している。図2(a)に示す二点鎖線は、後述する平面41にサブ電極を投影して得られた写像の外周を示している。また図2(a)に示す一点鎖線は、平面41にメイン電極を投影して得られた写像の外周を示している。なお、図2(b)では、この平面41が分かり易いように第2の面10bから離して図示されているが、第2の面10bと平面41とが平行である場合、平面41は第2の面10bに一致させても良い。
また操作装置1は、例えば、メイン電極と、このメイン電極に対向する一組のサブ電極と、が最も接近している点を結んだ直線40を法線とする平面41に、法線の方向から一組のサブ電極を投影して得られた写像が、平面41にメイン電極を法線の方向から投影して得られる写像に含まれるように構成されることが好ましい。なお、本実施の形態における一組のサブ電極は、操作部20の中央方向に検出領域を広げる理由から、メイン電極の写像の外側に長く形成されている。
ここで、サブ電極が配置されていない操作装置において、操作者が操作面24に手7を接触させた場合、メイン電極だけで検出するには、手7からメイン電極までの距離が離れているため、感度を上げなければならず、操作面24外の操作を誤検出する可能性がある。
しかし、本実施の形態の操作装置1は、サブ電極がメイン電極よりも操作面24の近くに形成されているため、手7の接触により手7とサブ電極との間に静電容量が形成され、当該静電容量に基づいてサブ電極とメイン電極との間に静電容量が形成される。従って、操作装置1は、メイン電極と手7までの距離よりも、サブ電極と手7までの距離が短いので、誤検出を抑制しつつ検出精度を向上させることが可能となる。
また、一例として、指の検出が分割された3つのサブ電極により行われる場合、指の移動を検出するサブ電極は、指の位置に関わらずほぼ3つとなる。つまり、指の検出に関わるサブ電極の総面積は、指の位置に関わらず、分割された3つのサブ電極の総面積にほぼ等しい。
上述のことから、例えば、指が一のメイン電極から隣接する二のメイン電極に移動する場合、一のメイン電極から出力される静電容量の変化量は、滑らかに減少し、二のメイン電極から出力される静電容量の変化量は、滑らかに増加する。
一方、サブ電極が分割されていない場合、つまりサブ電極の面積がメイン電極の面積とほぼ等しい場合、指の位置がサブ電極の中央近傍では、1つのサブ電極で検出され、サブ電極の境界近傍では、2つのサブ電極で検出される。よって、指の検出に関わるサブ電極の総面積は、中央近傍では1つのサブ電極、つまりメイン電極の面積とほぼ等しく、境界近傍では、2つのメイン電極の面積にほぼ等しくなる。
以上のことから、サブ電極が分割されない場合は、中央近傍と境界近傍とでは、指の検出に関わるサブ電極の面積が大きく異なることに基づいて、静電容量の変化量が大きく変化する位置が存在する。しかし、本実施の形態では、サブ電極が分割されているので、指の位置に関わらず、指の検出に関わるサブ電極の総面積の変化が小さい。その結果、静電容量の変化量は、サブ電極が分割されない場合と比べて、滑らかに変化する。
さらに、検出対象物がメイン電極の中央近傍、すなわち、サブ電極の中央近傍から境界に向かって移動する場合、境界近傍は、上述のように静電容量の変化量が急激に変化するものの、中央近傍は、主に一つのサブ電極と静電結合する期間があるため、容量の変化に乏しく、検出対象物の位置の検出精度が低下してしまう。
一方、操作装置1は、境界120の近傍においても静電容量の変化量の変化が滑らかであるので、検出精度を向上させることが可能となる。
第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176は、上述の熱可塑性樹脂フィルムに印刷により形成されている。第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176は、一例として、フィルムに印刷により形成される場合、導電性を有する金属を含有したポリアセチレン及びポリチオフェン等の導電性高分子を用いて形成される。この導電性を有する金属は、一例として、銀である。
第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176は、それぞれが他の導電体と電気的に接続されることなく、独立している。従って、第1のメイン電極121〜第12のメイン電極132は、制御部3と電気的に接続されるが、第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176は、制御部3とは電気的に接続されていない。
第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176と電気的に接続する配線が形成されないのは、主に、次の理由による。加飾フィルム16にサブ電極と制御部3とを接続する複数の配線が形成されると、配線が表面に近くなり、表面に配線に基づく段差が生じて意匠が良くない。
また他の理由としては、加飾フィルム16の表面16aが、操作装置1の表面であるため、サブ電極の複数の配線が配置された領域に手が接近又は接触すると、配線と手との間に静電容量が発生し、手を誤検出する可能性がある。従って、第1のサブ電極141〜第36のサブ電極176は、制御部3と電気的に接続されず、電気的に独立している。
(制御部3の構成)
制御部3は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工等を行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等から構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部3が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果等を格納する記憶領域として用いられる。本実施の形態の操作装置1は、一例として、制御部3を備えず、電気的に接続された制御部3に検出信号を出力する構成を採用している。なお、操作装置1は、制御部3を備えた構成であっても良い。
制御部3は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工等を行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等から構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部3が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果等を格納する記憶領域として用いられる。本実施の形態の操作装置1は、一例として、制御部3を備えず、電気的に接続された制御部3に検出信号を出力する構成を採用している。なお、操作装置1は、制御部3を備えた構成であっても良い。
制御部3は、図2(c)に示すように、しきい値30を有している。制御部3は、取得した第1の検出信号〜第12の検出信号のそれぞれの静電容量の変化量としきい値30とを比較し、操作面24になされた操作を判定している。制御部3は、一例として、予め定められた周期に基づいて第1のメイン電極121の第1の検出信号〜第12のメイン電極132の第12の検出信号の順番で、静電容量に基づく検出信号を読み出すものとする。
以下に、本実施の形態に係る操作装置1の動作について各図を参照しながら説明する。
(動作)
操作者が、操作部20を手7で把持した状態で、図1(b)の時計回りに回転させた場合について説明する。
操作者が、操作部20を手7で把持した状態で、図1(b)の時計回りに回転させた場合について説明する。
操作装置1の制御部3は、車両5の電源が投入された後、予め定められた周期に基づいて第1のメイン電極121の第1の検出信号〜第12のメイン電極132の第12の検出信号の順番で、これらの読み出しを行う。この第1の検出信号〜第12の検出信号は、手7とサブ電極との静電結合、サブ電極とメイン電極との静電結合に基づく静電容量に応じた信号である。
次に制御部3は、読み出した第1の検出信号〜第12の検出信号ごとに静電容量の変化量と、しきい値30と比較する。制御部3は、一例として、手7を検出したメイン電極を記憶する。
次に制御部3は、次の周期の第1の検出信号〜第12の検出信号の読み出しを行う。制御部3は、読み出した第1の検出信号から順番に、変化量としきい値30と比較する。制御部3は、一例として、手7を検出したメイン電極を記憶する。
次に制御部3は、記憶された手7が検出されたメイン電極に基づいて手7の回転方向、及び操作量を算出する。一例として、制御部3は、手7が検出された最初の周期である第1の周期において、手7を検出したメイン電極の中から基準となるメイン電極を定め、第1の周期に続く第2の周期において、手7が検出された、当該基準としたメイン電極に近いメイン電極が、基準としたメイン電極から見てどの方向に位置するのかを判定して回転方向を定める。また制御部3は、一例として、第2の周期で手7を検出した、基準としたメイン電極に近いメイン電極と、基準としたメイン電極と、の距離に基づいて操作量を定めている。なお、回転方向と操作量との算出方法は、上記の例に限定されない。
次に制御部3は、算出した回転方向及び操作量に基づいて操作情報を生成し、操作装置1が電気的に接続された電子機器に出力する。
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態に係る操作装置1は、検出対象物の検出精度を向上させることができる。具体的には、操作装置1は、一つのメイン電極に対向して配置された一組のサブ電極を有するので、メイン電極の境界120を通過するような操作がなされた際、検出される静電容量の変化量が、サブ電極がメイン電極と同等の大きさを持つ場合と比べて、滑らかになるので、検出対象物の検出精度を向上させることができる。
本実施の形態に係る操作装置1は、検出対象物の検出精度を向上させることができる。具体的には、操作装置1は、一つのメイン電極に対向して配置された一組のサブ電極を有するので、メイン電極の境界120を通過するような操作がなされた際、検出される静電容量の変化量が、サブ電極がメイン電極と同等の大きさを持つ場合と比べて、滑らかになるので、検出対象物の検出精度を向上させることができる。
また操作装置1は、指の移動による静電容量の変化量が、指の位置に関わらず滑らかなので、サブ電極とメイン電極との面積が同等の場合と比べて、指の位置の検出が容易となる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、サブ電極が分割された操作装置1a、サブ電極を持たない操作装置1b、及びサブ電極が非分割である操作装置1cのシミュレーション結果について説明する。
第2の実施の形態では、サブ電極が分割された操作装置1a、サブ電極を持たない操作装置1b、及びサブ電極が非分割である操作装置1cのシミュレーション結果について説明する。
図3(a)は、第2の実施の形態に係る操作装置の上面図であり、(b)は、シミュレーションによって得られた指位置と静電容量とのグラフである。図4(a)は、第2の実施の形態に係る操作装置の概略図であり、(b)は、比較例1に係る操作装置の概略図であり、(c)は、比較例2に係る操作装置の概略図である。図5(a)は、第2の実施の形態に係る操作装置、及び比較例2の静電容量の変化量と実際の指位置の関係のグラフであり、(b)は、算出された算出指位置と実際の指位置の関係を示すグラフである。
図3(b)は、縦軸が静電容量(pF)であり、横軸が指位置(mm)である。この指位置は、図3(a)に示す擬似指9の中心を原点とし、この原点から矢印C方向に第3のメイン電極123bの端部まで操作した際の指の位置を示している。また図3(a)では、点線で示す第1のメイン電極121b(第2のメイン電極122b及び第3のメイン電極123b)、一点鎖線で示す平面14a、及び実線で示す第1のサブ電極141a〜第3のサブ電極143a(第4のサブ電極143a〜第6のサブ電極146a、第7のサブ電極147a〜第9のサブ電極149a)が作る平面は、同じ大きさであるが、線が重なるため、少しずらして記載している。
図5(a)は、縦軸が静電容量の変化量であり、横軸が実際の指位置であり、第2のメイン電極122bの中央が原点である。図5(a)に示す実線(変化量曲線12d〜変化量曲線12f)は、第2の実施の形態の操作装置1aの変化量を示し、点線(変化量曲線12a〜変化量曲線12c)は、比較例2の操作装置1cの変化量を示している。図5(b)は、縦軸が算出指位置であり、横軸が実際の指位置であり、第2のメイン電極122bの中央が原点である。図5(b)に示す一点鎖線(理想直線12g)は、算出指位置と実際の指位置が一致する場合、つまり誤差がゼロの場合の直線であり、実線(分割時曲線12i)は、操作装置1aを示し、点線(非分割時曲線12h)は、操作装置1cを示している。これらのグラフは、以下に記載するシミュレーションとは別に、操作方向とは直交する方向にシールドを設けて測定された関係を模式的に示したものである。
本実施の形態では、サブ電極が分割された操作装置1a、サブ電極を持たない操作装置1b、及びサブ電極が非分割である操作装置1cに分けて、指を模した円筒形の擬似指9の検出についてシミュレーションを行っている。以下では、シミュレーションに用いた各操作装置の構成について説明する。なお、第2の実施の形態では、共通の構成を有する部分は、共通の符号を付している。
(操作装置1aの構成)
操作装置1aは、図3(a)及び図4(a)に示すように、第1のメイン電極121bと対向する一組のサブ電極としての第1のサブ電極141a〜第3のサブ電極143a、第2のメイン電極122bと対向する一組のサブ電極としての第4のサブ電極144a〜第6のサブ電極146a、及び第3のメイン電極123bと対向する一組のサブ電極としての第7のサブ電極147a〜第9のサブ電極149aを備えている。
操作装置1aは、図3(a)及び図4(a)に示すように、第1のメイン電極121bと対向する一組のサブ電極としての第1のサブ電極141a〜第3のサブ電極143a、第2のメイン電極122bと対向する一組のサブ電極としての第4のサブ電極144a〜第6のサブ電極146a、及び第3のメイン電極123bと対向する一組のサブ電極としての第7のサブ電極147a〜第9のサブ電極149aを備えている。
また操作装置1aは、第1のサブ電極141a〜第9のサブ電極149aが、操作方向(矢印C方向)に並べられた第1のメイン電極121b〜第3のメイン電極123bと同じ方向に並べて配置されている。
この第1のメイン電極121b〜第3のメイン電極123bは、矩形状であり、さらに同一形状を有して等間隔に並べられている。この第1のメイン電極121b〜第3のメイン電極123bは、例えば、第1の実施の形態におけるメイン電極と同様の材料及び方法により形成される。
また操作装置1aは、図3(a)に示すように、メイン電極と、このメイン電極に対向する一組のサブ電極と、が最も接近している点を結んだ直線を法線とする平面に、法線の方向から一組のサブ電極を投影して得られた写像が、平面にメイン電極を法線の方向から投影して得られる写像に含まれるように構成されている。この操作装置1aでは、図3(a)に示すように、メイン電極とサブ電極とが実質的に平行に配置されていることから、上記の最も接近している点を結んだ直線を法線とする平面は、平面14aである。従って操作装置1aは、一組のサブ電極の平面14aに対する写像が、メイン電極の平面14aに対する写像に含まれるように構成されている。なお本実施の形態では、一組のサブ電極の平面14aに対する写像と、メイン電極の平面14aに対する写像とが、実質的に一致するように構成されている。
ここで、シミュレーションでは、図3(a)に示すように、メイン電極の幅W1を6.5mm、メイン電極の長さLを13mm、メイン電極間の間隔d1を0.5mm、サブ電極の幅W2を2.1mm、サブ電極間の間隔d2を0.1mm、とした条件に基づいて行われている。指を模した擬似指9は、円柱形状で、その半径rを3.4mmとしている。なお、擬似指9からメイン電極までの距離は、各操作装置において共通である。
また指位置の算出は、加重平均により行われる。すなわち、指位置は、例えば、第1のメイン電極121b〜第3のメイン電極123bから取得された静電容量の変化量の総和により、座標値に基づく係数を乗算された静電容量の変化量の総和を除算することにより算出される。このシミュレーションでは、さらに、第2のメイン電極122bの中央が原点となるように、指位置が変換されている。
なお比較例1及び比較例2における、メイン電極の幅W1、長さL、間隔d1、及び擬似指9の半径rは、本実施の形態の操作装置1aに用いた値と同じ値としている。
(比較例1の操作装置1bの構成)
比較例1の操作装置1bは、図4(b)に示すように、第1のメイン電極121b〜第3のメイン電極123bが一方向に等間隔で並べられている。
比較例1の操作装置1bは、図4(b)に示すように、第1のメイン電極121b〜第3のメイン電極123bが一方向に等間隔で並べられている。
(比較例2の操作装置1cの構成)
比較例2の操作装置1cは、図4(c)に示すように、第1のメイン電極121b〜第3のメイン電極123bが一方向に等間隔で並べられると共に、メイン電極と同じ形状を有する第1のサブ電極141c〜第3のサブ電極143cが一方向に等間隔で並べられている。
比較例2の操作装置1cは、図4(c)に示すように、第1のメイン電極121b〜第3のメイン電極123bが一方向に等間隔で並べられると共に、メイン電極と同じ形状を有する第1のサブ電極141c〜第3のサブ電極143cが一方向に等間隔で並べられている。
第1のサブ電極141cは、第1のメイン電極121bと対向するように配置される。第2のサブ電極142cは、第2のメイン電極122bと対向するように配置される。第3のサブ電極143cは、第3のメイン電極123bと対向するように配置される。
(シミュレーションについて)
操作装置1aにおいて、擬似指9は、第5のサブ電極145aの中央の上方から第6のサブ電極146a〜第9のサブ電極149aに向かって矢印C方向に移動し、その移動に伴って第2のメイン電極122bから出力される静電容量を指位置に応じて測定した曲線が、図3(b)に太い実線で示す分割時曲線8aである。
操作装置1aにおいて、擬似指9は、第5のサブ電極145aの中央の上方から第6のサブ電極146a〜第9のサブ電極149aに向かって矢印C方向に移動し、その移動に伴って第2のメイン電極122bから出力される静電容量を指位置に応じて測定した曲線が、図3(b)に太い実線で示す分割時曲線8aである。
比較例1の操作装置1bにおいて、擬似指9は、第2のメイン電極122bの中央の上方から第3のメイン電極123bに向かって矢印C方向に移動し、その移動に伴って第2のメイン電極122bから出力される静電容量を指位置に応じて測定した曲線が、図3(b)に点線で示す曲線8bである。
比較例2の操作装置1cにおいて、擬似指9は、第2のサブ電極142cの中央の上方から第3のサブ電極143cに向かって矢印C方向に移動し、その移動に伴って第2のメイン電極122bから出力される静電容量を指位置に応じて測定した曲線が、図3(b)に細い実線で示す非分割時曲線8cである。
(シミュレーションの結果)
このシミュレーションの結果において、サブ電極を持たない操作装置1bは、得られる静電容量が他の操作装置と比べて、全体的に小さいことが分かる。
このシミュレーションの結果において、サブ電極を持たない操作装置1bは、得られる静電容量が他の操作装置と比べて、全体的に小さいことが分かる。
またサブ電極が非分割である操作装置1cは、第2のメイン電極122bの中央近傍、すなわち、図3(b)の指位置0mmから指位置2mmの間で、静電容量が、ほぼ横ばいで静電容量の変化に乏しく、指位置の算出が困難なことが分かる。また、操作装置1cは、第2のメイン電極122bと第3のメイン電極123bの境界付近である、指位置2mmから指位置4mmの間で、静電容量の変化が他の領域よりも大きくなり、検出精度が低下していることが分かる。
一方、サブ電極が分割された操作装置1aは、第2のメイン電極122bの中央近傍において、非分割時曲線8cと比較して静電容量の変化が得られ、また、第2のメイン電極122bと第3のメイン電極123bとの境界近傍においては、非分割時曲線8cと比較して、変化が滑らかであるので、検出精度が向上していることが分かる。
より具体的には、分割されていないサブ電極141c〜サブ電極143cを有する場合、第1のメイン電極121b〜第3のメイン電極123bから得られる静電容量の変化量は、図5(a)に変化量曲線12a〜変化量曲線12cで示すように、メイン電極の中央近傍で変化量の変化がほぼなく、メイン電極の境界近傍で急激に変化量が変化する。
従って、この変化量曲線12a〜変化量曲線12cに基づいて算出される算出指位置は、図5(b)に示す非分割時曲線12hのような、メイン電極の中央近傍でほぼ同じ指位置となると共に、メイン電極の境界近傍で急激に変化する指位置となり、実際の指位置と比べて差が大きい。
一方、分割された第1のサブ電極141a〜第9のサブ電極149aを有する場合、第1のメイン電極121b〜第3のメイン電極123bから得られる静電容量の変化量は、変化量曲線12d〜変化量曲線12fで示すように、一のメイン電極の中央近傍から隣接する二のメイン電極の中央近傍まで滑らかに変化する。
従って、この変化量曲線12d〜変化量曲線12fに基づいて算出される算出指位置は、図5(b)に示す分割時曲線12iのような、指の位置によらず、理想直線12gに近い曲線となり、検出精度が、サブ電極を分割しない場合と比べて、向上していることが分かる。
ここで、図3(a)の上面視において、一組のサブ電極の総面積は、所定の範囲内でメイン電極の面積より小さいことが良く、具体的には、対向するメイン電極の面積の0%より大きく25%以下の割合で小さいことが好ましく、0%より大きく10%以下の割合で小さいことがより好ましい。
そこでサブ電極は、操作方向と交差する辺が、対向するメイン電極の対応する辺よりも短いことが好ましい。さらに操作方向に沿った辺は、対向するメイン電極の対応する辺よりも短いことが好ましい。なお、サブ電極は、少なくとも一方の辺をメイン電極の辺よりも短くする構成、また形状を変更する構成であっても良い。
また変形例として、操作装置が、二次元方向に操作可能である場合、上述のメイン電極とサブ電極とを組み合わせることにより、検出精度を向上させることが可能である。
さらに変形例として、サブ電極は、隣り合うメイン電極に跨って配置されても良い。
以上述べた少なくとも一つの実施の形態の操作装置によれば、検出対象物の検出精度を向上させることが可能となる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1a〜1c…操作装置、3…制御部、5…車両、6…表示装置、7…手、8a…分割時曲線、8b…曲線、8c…非分割時曲線、9…擬似指、10…基体、10a…第1の面、10b…第2の面、12a〜12f…変化量曲線、12g…理想直線、12h…非分割時曲線、12i…分割時曲線、16…加飾フィルム、16a…表面、16b…裏面、20…操作部、22…ガイド部、24…操作面、24a…側面、24b…凹面、30…しきい値、40…直線、41…平面、50…センターコンソール、60…表示画面、61…表示画像、100…基部、101…突出部、101a…側面、102…凹部、102a…凹面、120…境界、121〜132…第1のメイン電極〜第12のメイン電極、121a…配線、121b〜123b…第1のメイン電極〜第3のメイン電極、127a…配線、141〜176…第1のサブ電極〜第36のサブ電極、141a〜149a…第1のサブ電極〜第9のサブ電極、141c〜143c…第1のサブ電極〜第3のサブ電極
Claims (4)
- 検出対象物により操作面になされた操作を検出する複数の検出電極と、
前記検出電極よりも前記操作面側であって、一つの前記検出電極に対向するように複数を一組として配置され、それぞれが前記検出対象物と静電結合を行うと共に前記検出電極と静電結合を行う複数の導電部材と、
を備えた操作装置。 - 前記複数の導電部材は、操作方向に並べられた前記検出電極と同じ方向に並べて配置される、
請求項1に記載の操作装置。 - 前記検出電極と、この前記検出電極に対向する一組の前記導電部材と、が最も接近している点を結んだ直線を法線とする平面に、前記法線の方向から一組の前記導電部材を投影して得られた写像が、前記平面に前記検出電極を前記法線の方向から投影して得られる写像に含まれる、
請求項1又は2に記載の操作装置。 - 複数の前記導電部材は、同形状を有する、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の操作装置。
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2013
- 2013-12-24 JP JP2013265062A patent/JP2015122188A/ja active Pending
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