JP2015114052A - 空気調和システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 実施形態の空気調和システムは、暖房起動時の、温風吹出しまでの立ち上がり時間を短縮させる。
【解決手段】 実施形態の空気調和システムは、圧縮機と、冷暖切り替え四方弁と、室内熱交換器と、絞り弁と、室外熱交換器と、配管と、制御部とを有し、配管は、圧縮機と室内熱交換器と室外熱交換器との間に冷媒を循環させる循環回路を形成し、圧縮機は、室外熱交換器と室内熱交換器との間の循環回路に配置され、四方弁は、圧縮機と室内熱交換器及び圧縮機と室外熱交換器の間に配置され、絞り弁は、循環回路の室内熱交換器と室外熱交換器とを挟んで配置され、制御部は、冷媒のエントロピが圧縮機の入口よりも出口の方が大きく、圧縮機の温度は、冷媒の臨界点の温度よりも低くなるように暖房運転開始前に予熱暖房運転を制御することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

実施形態は、空気調和システムに関する。
空気調和システムの暖房立上時に、室内に温風を吹き出すまでの立ち上がり時間を短縮させる取り組みが従来よりなされている。冷媒を蓄熱材で加熱、高温にし、圧縮機側に高温になった冷媒を供給することで立ち上がり時間を短縮させる提案がなされている。ただし、立ち上がり時間を短縮させるには、冷媒のみならず、これと接する圧縮機、室内熱交換器、圧縮機と室内熱交換器とを接続する配管に冷媒の熱が逃げないよう、これら温度を上昇させてやる必要がある。これら機器の昇温には大きな熱量が必要になるため、蓄熱部内に残留した冷媒のみを加熱し、その熱を循環させる方式では供給できる熱量が不足し、立ち上がり時間の短縮効果は小さいという課題があった。
特開平05―187735号公報
実施形態の空気調和システムは、暖房起動時の、温風吹出しまでの立ち上がり時間を短縮させる。
実施形態の空気調和システムは、圧縮機と、冷暖切り替え四方弁と、室内熱交換器と、絞り弁と、室外熱交換器と、配管と、制御部とを有し、配管は、圧縮機と室内熱交換器と室外熱交換器との間に冷媒を循環させる循環回路を形成し、圧縮機は、室外熱交換器と室内熱交換器との間の循環回路に配置され、四方弁は、圧縮機と室内熱交換器及び圧縮機と室外熱交換器の間に配置され、絞り弁は、循環回路の室内熱交換器と室外熱交換器とを挟んで配置され、制御部は、冷媒のエントロピが圧縮機の入口よりも出口の方が大きく、圧縮機の温度は、冷媒の臨界点の温度よりも低くなるように暖房運転開始前に予熱暖房運転を制御することを特徴とする。
図1は、実施形態の空気調和装置(システム)の暖房サイクル構成図である。 図2は、実施形態の空気調和装置システムの予熱暖房運転のフローチャートである。 図3は、実施形態の空気調和装置システムの予熱暖房運転のフローチャートである。 図4は、実施形態の空気調和装置システムの予熱暖房運転のフローチャートである。 図5は、実施形態の冷媒の圧力−エンタルピ線図である。 図6は、実施形態の冷媒の圧力−エンタルピ線図である。 図7は、実施形態の空気調和装置(システム)の暖房サイクル構成図である。 図8は、実施形態の蓄熱材充填カバーを有する圧縮機の断面概念図である。 図9は、実施形態の空気調和装置システムの予熱暖房運転のフローチャートである。 図10は、実施形態の空気調和装置(システム)の暖房サイクル構成図である。 図11は、実施形態の空気調和装置システムの予熱暖房運転のフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各実施形態で共通する詳細な説明は適宜省略する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る空気調和システム50の暖房サイクルの構成図である。実施形態の空気調和システム(空気調和装置)は、冷媒を圧縮する圧縮機1と、冷暖切替え用四方弁2と、室内熱交換器3と、絞り弁4と、室外熱交換器5と、制御部6から構成される。
実施形態の暖房サイクルは、圧縮機1の入口よりも出口の冷媒のエントロピが大きく、圧縮機1の温度が冷媒の臨界温度未満になるように予熱暖房運転を行う。実施形態の予熱暖房運転では、前記条件により、空気調和システム(空気調和装置)を構成する圧縮機1等の機器が十分に暖められた状態であり、暖房運転開始とともに、温度低下することなく温風を室内に吹き出すことができる。
上記制御を行うために制御部6は、例えば、圧縮機1に流入する冷媒の温度を取得する入口冷媒温度取得手段8と、圧縮機1内の圧縮室1内壁の温度を取得する内壁面温度取得手段9と、圧縮機1に流入する冷媒の圧力を取得する入口冷媒圧力取得手段7と、圧縮機1から吐出する冷媒の圧力を取得する出口冷媒圧力取得手段10と、を有する。
圧縮機1で、冷媒のエントロピを増大させる制御とは、制御部6において、冷媒によって定まる圧力−エンタルピ線図の圧力が入口冷媒圧力取得手段7によって取得した入口冷媒圧力と入口冷媒温度取得手段8によって取得した入口冷媒温度から定まる入口状態点を定める。ついで、圧力−エンタルピ線図の入口状態点からの等エントロピ線上の圧力が出口冷媒圧力取得手段10によって取得した出口冷媒圧力における温度よりも内壁面温度取得手段9によって取得した内壁面温度が高く、かつ、冷媒の臨界点の温度よりも内壁面温度が低くなるように予熱暖房運転を行う(予熱暖房運転を開始する)。
圧縮機1は、室外熱交換器3と室内熱交換器4との間に配置され、熱媒体である冷媒を圧縮する。圧縮機1の一部に液冷媒を貯蔵するアキュムレータが取り付けられている場合がある。この場合、アキュムレータで気液分離されてガス化した冷媒が圧縮機1の圧縮室に送られる。圧縮機1を出た冷媒は、配管Pにより、四方弁2、室内熱交換器3、絞り弁4、室外熱交換器5を経て圧縮機1に再び吸い込まれる。冷媒としては、例えば、ハイドロフルオロカーボンやハイドロクロロフルオロカーボン等を用いることができる。配管Pは、圧縮機1と室内熱交換器3と、室外熱交換器5との間に冷媒を循環させる循環回路を形成する。
四方弁2は、圧縮機1と室内熱交換器3の間及び圧縮機1と室外熱交換器5の間に配置される。四方弁2は、圧縮機1で圧縮された冷媒の循環方向を切り替えることができる。圧縮された冷媒が室内熱交換器3に向かう循環回路は、暖房時の回路である。暖房の場合は、暖められた空気が室内熱交換器3から室内に向かって送風される。圧縮された冷媒が室外熱交換器5に向かう循環回路は、冷房時の回路である。冷媒の場合は、冷やされた空気が室内熱交換器3から室内に向かって送風される。予熱暖房運転とは、室内熱交換器3から室内への温風の吹き出しを制限すること以外は、暖房運転と同様である。以下、実施形態は、暖房について説明し、冷房については省略するが、空気調和装置は、冷房と暖房の両機能を備えることができる。暖房のみの機能を有する空気調和装置50(システム)は、四方弁を省略することができる。
室内熱交換器3は、圧縮機1で圧縮した高温高圧の冷媒と室内空気とを熱交換し、冷媒を凝縮させて昇温した空気を室内に放出する。モーターで回転させた室内熱交換器3内のファンによる送風で空気を室内に放出する。熱交換した空気の吹き出し口を開閉することができる。
絞り弁4は、室内熱交換器3を経た冷媒を減圧させる。
室外熱交換器5は、絞り弁4で減圧した低温低圧の冷媒と室外空気とを熱交換し、冷媒を蒸発させて降温した空気を室外に放出する。モーターで回転させた室外熱交換器5内のファンによる送風で空気を室外に放出する。ここで、室内、室外とは、暖房対象の部屋の室内か室外を意味する。
実施形態の空気調和システムは、暖房起動時の、温風吹出しまでの立ち上がり時間を短縮させるために、圧縮機1入口のエントロピよりも圧縮機1出口のエントロピが大きく、かつ、圧縮機1出口の温度が冷媒の臨界点における温度よりも低くなるように予熱暖房運転を制御部6で制御する。
以下、圧縮機1から吐出する冷媒の圧力である出口冷媒圧力をPと記す。圧縮機1内の圧縮室内壁の温度である内壁面温度をTと記す。圧縮機1に流入する冷媒の圧力である入口冷媒圧力をPと記す。圧縮機1に流入する冷媒の温度である入口冷媒温度をTと記す。各圧力及び温度の値は、冷媒や測定対象の機器を直接測定して取得してもよいし、冷媒や測定対象の機器以外の構成から間接的に測定することによって推定して取得してもよい。推定した場合は、間接的に測定した数値をそのまま使用するか、測定値を用いて所要の演算した値を使用することができる。従って、温度又は圧力の取得手段は、例えば、センサ又はセンサと演算プログラムから構成される。例えば、圧力取得手段は、温度取得手段のセンサと演算プログラムから構成される場合もある。
制御部6は、温度や圧力、圧縮機1の周波数、室内熱交換器3、四方弁4、室外熱交換器5などの空気調和装置(システム)の動作を制御することができる。制御部6には、ユーザが無線操作可能なリモコン等の端末が含まれても良い。制御部6は、マイコン、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)等の集積回路を有し、ソフトウェア又はハードウェア制御されている。
制御部6は、図示しない空気調和装置(システム)の動作を制御する手段の他に、P値を取得するP取得手段7と、T値を取得するT取得手段8と、P値を取得するP取得手段9と、T値を取得するT取得手段10を有する。Pは、例えば、圧縮機1から冷媒吐出される出口に圧力センサを配置し、測定した圧力から得ることができる(配線L1)。Tは、例えば、圧縮機1の筐体表面に温度センサを配置し、測定した温度から得ることができる(配線L2)。Pは、例えば、圧縮機1の冷媒吸込口に圧力センサを配置し、測定した圧力から得ることができる(配線L3)。Tは、例えば、冷媒吸込口の配管に温度センサを配置し、測定した温度から得ることができる(配線L4)。
圧力センサは高額なセンサであるため、圧力センサを圧力測定のために設置する場合、コストの増加になる。圧力センサ以外の構成によって、圧力を推定可能な場合は、他の手段によって、PやPを推定することができる。例えば、圧力センサを用いてPを測定し、一方、Pを推定する場合、圧縮機1の周波数(回転数)を検知し、その値と冷媒物性とPとから圧縮率を求め、Pを推定することができる。
また、予め予熱暖房運転中のP、P、Tを規定値として制御部6内の記憶装置に記録しておくことができる。この場合、所要の過去分の予熱暖房運転時のP、P、Tを制御部6に記録し、各々の規定値を記憶装置に更新又は追加してもよい。規定値は、1つの予熱暖房運転時の条件値でも良いし、過去分の条件値の平均値などでもよい。これらの規定値は、下記に説明する予熱暖房運転の動作条件を設定する基準値に採用することができる。予熱暖房運転の動作条件値は、予熱時の気候条件から判断して、設定されてもよい。
次に、空気調和システム50の暖房サイクルの運転方法について説明する。図2に、図1の空気調和システム50の暖房サイクル運転方法に係るフローチャート500を示す。なお、実施形態においては、冷房運転方法に関する説明を省略するが、冷房運転等の他の運転方法が空気調和システムに含まれていてもよい。
フローチャート500では、まずステップS501にて、ユーザが暖房起動時に予熱暖房を使用するか否かの設定について操作リモコン等を通して行う。そして、ステップS502でユーザが予熱暖房ありの設定をした場合、ステップS503でユーザは暖房開始前に予熱暖房運転を自動的に開始する時刻をタイマー設定する。なお、タイマー設定する時刻は、このように予熱暖房運転を開始する時刻をユーザが直接指定する他、ユーザは暖房を開始する時刻を設定し、その時刻から予熱開始時刻を制御部6が自動的に設定することも可能である。さらに、制御部6はユーザの暖房使用時刻を学習し、その時刻から予め定められた時間前に予熱暖房開始時刻を自動的に設定することも可能である(図3)。ステップS501からステップS503までの工程は、予熱暖房運転を行う時刻が設定済みであれば、省略することができる。
設定した時刻になったら、ステップS504において制御部6は空気調和システム50の予熱暖房運転を開始する。予熱暖房運転が開始されると、四方弁2が圧縮機1から排出される冷媒が室内熱交換器3、絞り弁4、室外熱交換器5の順で流れる回路を形成するよう接続されるように制御部6により制御される。そして、制御部6は、圧縮機1を駆動させ、回路に冷媒を循環させる。室内熱交換器3、室外熱交換器5が低温の環境で予熱暖房運転を開始すると、圧縮機1の筐体、冷媒、および室内熱交換器3の温度が低いため、圧縮機1で圧縮されて高温、高圧になった冷媒の熱は、暖房対象の室内を温めるのではなく、空気調和システム50の機器の昇温及び冷媒の気化に使われる。そのため、圧縮機1吐出冷媒の熱は室内空気に供給される前に放熱してしまう。これが時間の経過ともに機器の昇温、冷媒の気化が進むと、圧縮機1で圧縮された冷媒から前記機器、冷媒への放熱は少なくなり、冷媒の温度は上昇していく。温度が予め定められた温度より上昇したら、制御部6は、室内熱交換器3のファンを回転させ、その熱の一部を室内に放熱する(暖房運転開始)。ただし、予熱暖房運転中は、室内熱交換器3の吹出し口を閉じた状態、もしくはわずかに開口した状態で、室内に積極的に熱風を吹き出すことはせず、機器自体の温度上昇を優先させる。圧縮機1の内壁温度推定手段8は、予熱暖房運転中の内壁温度(T)を検知し、検知した値が、暖房開始前にて予め定められた下限値(Tcl)より高く、かつ、上限値(Tcu)より低くなるよう、圧縮機1の回転子の回転周波数、室内熱交換器3の吹き出し口の開度、および室内熱交換機3内のファン回転数のうちの少なくともいずれかを制御する(Tcl<T<Tcu…式(1))。
式(1)を満たすようにする制御を図4のチャート図に示す。図4のチャートフローは、図2のステップS504を詳細に説明するものであるがこれは式(1)を満たすための制御の一例である。Tcu及びTclの設定方法は、下記段落に説明する。変形例としては、ループの変更やT検知の工程を追加乃至省略することで、図4とは一部が異なる工程で式(1)を満たすように予熱暖房運転を制御することができる。変形例は、組み合わせによって無数に存在するため、チャート図及びその説明を省略する。ステップS5041で予熱暖房運転されて、所要の時間が経過した後にTを検知して測定する(ステップS5042)。次いで、ステップS5043において、TとTclの高低関係の比較判定を行う。Tcl>Tであれば、Tが上昇する制御をステップS5045で行う。所要の時間が経過した後に、再度、Tを検知、測定を行い(S5042A)、Tcl>Tの判定を行う(S5043)。TがTcl以上になると次の判定を行う。ステップS5043判定に用いられたT又は図4のチャート中に図示していない工程によって取得したTとTcuの高低関係の比較判定を行う(S5044)。T>Tcuであれば、Tが低減する制御をステップS5046で行う。所要の時間が経過した後に、再度、Tを検知、測定を行い(S5042B)、T>Tcuの判定を行う(S5044)。TがTcu以下になると、式(1)を満たすようにTを保持するように制御する(S5047)。ステップS5047での温度保持制御とは、ステップS5043とS5044の判定を所要時間ごとに行なって、適切に制御しても良いし、ステップS5043とS5044において、条件を満たさなかった場合の、予熱暖房運転の動作条件を元に任意のアルゴリズムでTが式(1)の範囲内になるように圧縮機1の回転子の回転周波数、室内熱交換器3の吹き出し口の開度、および室内熱交換機3内のファン回転数などの条件値を設定してもよい。Tが所要時間式(1)を満たすか暖房運転開始時機になった時点で、予熱暖房運転を完了(S5048)し、暖房運転を開始する(S507)。
圧縮機1の周波数を上げることは、Tを高くする制御である。圧縮機1の周波数を下げることは、Tを低くする制御である。室内熱交換器3の開度を大きくすることは、Tを低くする制御である。室内熱交換器3の開度を小さくすることは、Tを高くする制御である。室内熱交換器3内のファンの回転数を上げることは、Tを低くする制御である。室内熱交換器3内のファンの回転数を下げることは、Tを高くする制御である。例えば、これらの制御によって、Tを式(1)の範囲内にすることができる。
ここで、上記に説明したように予熱中の運転条件は、圧縮機1内壁温度(T)が式(1)を満たすように設定されるが、下限値(Tcl)、上限値(Tcu)は以下のように定める。Tclは、圧力−エンタルピ線図を用いて求める。Tcuは、冷媒の臨界点の温度である。Tclは、T、PとPと冷媒の圧力−エンタルピ線図から求めることができる。図5は暖房サイクル50を流れる実施形態の冷媒のP−H線図(圧力−エンタルピ線図)である。圧力−エンタルピ線図は冷媒に応じて一義的に定まる。用いる冷媒に合わせた圧力−エンタルピ線図のデータを実施形態の演算に利用可能なデータベース又は・及び演算式として制御部6に記憶しておく。まず、予熱暖房運転中のPと、そのTを推定し、吸込み冷媒の状態[1]を定める。次に、吸込み冷媒の状態[1]を起点とする一点長破線で示す等エントロピ線が予熱暖房中のPと交差する点[2]を求め、[2]を下限値(Tcl)として算出して定義する。圧力−エンタルピ線図は、冷媒によって一義的に定まる。冷媒の臨界点の温度は、圧力−エンタルピ線図の飽和液体線と飽和蒸気線の高圧・高温側の終点の温度である。
図5の圧力−エンタルピ線図ように圧縮機内壁温度(T)>下限値(Tcl)の場合、圧縮機1内壁の温度は断熱圧縮後の吐出冷媒温度よりも高いため、内壁から冷媒に熱を供給することができる。よって、暖房運転が開始された際、温風吹出しまでの立ち上がり時間を短縮させることができる。
一方、図6の圧力−エンタルピ線図のように、圧縮機1内壁温度(T)<下限値(Tcl)の場合、圧縮機1内壁の温度は断熱圧縮後の吐出冷媒温度よりも低いため、内壁を通して圧縮機1筐体に冷媒の熱が奪われる。よって、暖房運転が開始された際、温風吹出しまでの立ち上がり時間が長くなる。また、冷媒の臨界点における温度を上限値(Tcu)として定義する。圧縮機1内壁温度(T)が臨界点の温度(Tcu)以上の場合、気液相変化に伴う潜熱を利用できない。よって、圧縮機1内壁温度(T)は冷媒の臨界点温度(Tcu)より低くなるように制御する。
次に、ステップS505でユーザから暖房の指示を受けると、制御部6は、圧縮機1の回転数を増加させる。そして、制御部6は、室内熱交換器3の吹出し口を開けて室内熱交換器3のファン回転数を増加させ、室内に温風を吹き出す。
上記のように予熱暖房を行った後に暖房を起動する方法では、暖房開始時に圧縮機1の筐体の温度上昇、室内熱交換器3の温度上昇および、アキュムレータ内に蓄積する冷媒の気化が済んでいるため、暖房開始から短い時間で室内熱交換器3から高温の温風を吹き出すことができる。
一方、予熱暖房運転を行わない場合(ステップS502→ステップS506→ステップS507)、暖房運転開始直後は、圧縮機1筐体、室内熱交換器3の温度が低く、かつアキュムレータ内に蓄積する冷媒の気化ができていない状態である。したがって、圧縮機1で圧縮された冷媒の熱はこれら機器に吸熱され、室内に温風を吹き出すまでに時間を要し、かつ温風温度も低くなる。
以上のように、空気調和システム50において、予熱暖房運転中の内壁温度(T)を検知し、検知した値が、暖房開始前にて予め定められた下限値(Tcl)より高く、かつ、上限値(Tcu)より低くなるよう、圧縮機1の周波数、室内熱交換器3の開度、および室内熱交換機3内のファン回転数を制御することで、冷媒から圧縮機1内壁への熱の逃げを抑制し、暖房起動時の温風吹出し時間を短縮させることが可能となる。予熱暖房運転の完了とは、Tが設定された予熱温度に達した時機、暖房運転開始時機、Tが暖房運転の設定温度の所要の範囲内に達した時機、又はこれらに相当する時機である。
[第2の実施形態]
図7は、第2の実施形態に係る空気調和システムの暖房サイクル60の構成図である。
暖房サイクル60は、冷媒を圧縮する圧縮機1と、冷暖切替え用四方弁2と、室内熱交換器3と、絞り弁4と、室外熱交換器5と、蓄熱材充填カバー11と、制御部12から構成される。圧縮機1の少なくとも一部の表面を覆うように蓄熱材充填カバー11を更に備え、蓄熱材充填カバー11には、過冷却性を有する潜熱蓄熱材110が充填され、潜熱蓄熱材110を発核させる発核機構111を備えること以外は第1の実施形態にかかる説明と同様である。第1の実施形態と重複する説明は省略または簡略化する。
蓄熱材充填カバー11は、図8の断面概念図に示すよう、潜熱蓄熱材110と、発核機構111と容器112を含む。潜熱蓄熱材110には、過冷却性を有する潜熱蓄熱材が用いられ、例えば酢酸ナトリウム水和物、硫酸ナトリウム水和物、エリスリトールなどが使用される。潜熱蓄熱材110の融点(T)は、式(2)を満たすよう、エチレングリコール、塩化ナトリウムや塩化カリウム等の融点調整剤が、潜熱蓄熱材110に対して30質量%以下程度の範囲内で添加される(Tcl<T<Tcu…式(2))。容器112には、例えば、ラミネート容器を用いることができる。
発核機構111は、過冷却性を有する潜熱蓄熱材110の過冷却状態を解除する役割を果たす。発核機構111は、制御部12の発核操作部13と配線L5で接続され、発核操作部13の信号がOnになると発核し過冷却状態から固相変化に伴う潜熱が蓄熱材110から放出される。この時、潜熱蓄熱材110の温度は、融点Tもしくはそれ以下の温度まで上昇する。具体的な発核方法は、潜熱蓄熱材110に2本の電極を挿入し、電極間に電圧を印加する方法、凹凸を有する板バネとアクチュエータで構成され、アクチュエータで潜熱蓄熱材110中の板バネを動かす方法、潜熱蓄熱材110中の熱電素子に電圧を印加して極所急令する方法、結晶核を結晶核収納容器より潜熱蓄熱材110中に投入して核生成させる方法などを用いることができる。前記発核方法に応じて、適宜必要な発核機構を蓄熱材充填カバー11に備える。蓄熱材充填カバー11は、圧縮機1の少なくとも一部の表面を覆う形で配置される(蓄熱材充填カバー11と圧縮機1筐体は接触している)。
次に、空気調和システム60における予熱暖房の運転方法について説明する。図9に空気調和システム60の暖房サイクル運転方法に係るフローチャート600を示す。
フローチャート600では、まずステップS601にて、ユーザが暖房起動時に予熱暖房を使用するか否かの設定に関して操作リモコン等を通して行う。そして、ステップS602でユーザが予熱暖房ありの設定をした場合、ステップS603でユーザは暖房開始前に予熱暖房運転を自動的に開始する時刻をタイマー設定する。ステップS604で設定した時刻になったら、制御部16は空気調和システム60の予熱暖房運転を開始する。予熱暖房運転が開始されると、ステップS605にて制御部12は発核操作部13を通して発核機構111をOnする。これにより、潜熱蓄熱材110の過冷却状態が解除され、蓄熱材110と接する圧縮機1の温度が上昇する。
さらに、圧縮機1の内壁温度推定手段8は、予熱暖房運転中の内壁温度(T)を検知し、検知した値が、暖房開始前にて予め定められた下限値(Tcl)より高く、かつ、上限値(Tcu)より低くなるよう、圧縮機1の周波数を制御する。
次に、ステップS606でユーザから暖房の指示を受けると、室内熱交換器3では吹出し口を開け、圧縮機1から吐出した冷媒を空気と熱交換させて温風を吹き出す(ステップS608)。
上記予熱暖房運転を利用した暖房方法では、予熱中に潜熱蓄熱材110から圧縮機1に熱を与える。予熱中の機器の昇温の中で圧縮機1の昇温に必要な熱量は非常に多く、この圧縮機1に潜熱蓄熱材110から直接熱を投入することで、圧縮機1内壁温度を短時間で式(1)を満たす値まで上昇させることが可能となる。よって、予熱に要する時間を短縮させることが可能となる。
なお、暖房開始後は圧縮機1の温度がTよりも高くなるため、圧縮機1外周を通して潜熱蓄熱材110に蓄熱を行う。
[第3の実施形態]
図10は、第3の実施形態に係る空気調和システムの暖房サイクルの構成図である。暖房サイクル70は、冷媒を圧縮する圧縮機1と、冷暖切替え用四方弁2と、室内熱交換器3と、絞り弁4と、室外熱交換器5と、圧縮機1と熱的に接触する蓄熱部15と、切替弁14と、制御部16と、冷媒管17から構成される。圧縮機1と熱的に接触する潜熱蓄熱材を有する蓄熱部15と、切替弁14と、室外熱交換器5と切替弁14間を接続し蓄熱部15と熱的に接触する冷媒管17と、を更に備え、制御部16は、圧縮機から吐出する冷媒を前記四方弁2へと流す、又は冷媒菅17へと流すよう、切替弁14を切替制御18すること以外は第1の実施形態又は第2実施形態にかかる説明と同様である。重複する説明を省略又は簡略化する。
切替弁14は、圧縮機1から吐出する冷媒を四方弁2へと流す、もしくは冷媒管17へと流すよう、流れを切り替える役割を果たす。切替弁14は制御部16と配線L5で接続され、制御部16の指示により前記切替弁14の切り替えを行う。蓄熱部15は、潜熱蓄熱材110を有し、室外熱交換器5と四方弁2間の冷媒管17を流れる冷媒と潜熱蓄熱材110との間で熱交換を行う。蓄熱部15は圧縮機1とその表面が接触する形で配置され、蓄熱部15の熱は接面を介して圧縮機1に伝熱される。
次に空気調和システム70における予熱暖房の運転方法について説明する。図11に空気調和システム70の暖房サイクル運転方法に係るフローチャート700を示す。
フローチャート700では、まずステップS701にて、ユーザが暖房起動時に予熱暖房を使用するか否かの設定に関して操作リモコン等を通して行う。そして、ステップS702でユーザが予熱暖房ありの設定をした場合、ステップS703でユーザは暖房開始前に予熱暖房運転を自動的に開始する時刻をタイマー設定する。ステップS704で設定した時刻になったら、制御部16は空気調和システム70の予熱暖房運転を開始する。予熱暖房運転が開始されると、圧縮機1から排出される冷媒が蓄熱部15からの潜熱を受け取る冷媒管17に流れるよう、ステップS705で切替弁14が操作される(切替制御18)。冷媒管17を出た冷媒は、室外熱交換器5に流入後、再び圧縮機1の吸込に供給される。
圧縮機1の内壁温度推定手段8は、予熱暖房運転中の内壁温度(T)を検知し、検知した値が、暖房運転開始前にて予め定められた下限値(Tcl)より高く、かつ、上限値(Tcu)より低くなるよう、圧縮機1の周波数等を制御する。
次に、ステップS706でユーザから暖房の指示を受けると、制御部16はステップS707で圧縮機1吐出の冷媒が室内熱交換器3へと流れるよう切替弁14を操作する。室内熱交換器3では吹出し口を開け、圧縮機1から吐出した冷媒を空気と熱交換させて温風を吹き出す。
上記予熱暖房運転を利用した暖房方法では、予熱中に生成する吐出冷媒の熱を蓄熱部15の潜熱蓄熱材110に貯蔵する。蓄熱部15が圧縮機1と接触する形で配置された場合、吐出冷媒を吸熱して温度が上昇した蓄熱部15から圧縮機1に熱を与えるため、圧縮機1内壁の温度(T)を短時間でTclより高くなるように上昇させることができる。さらに、暖房運転中に、切替弁14の切替によって除霜動作がなされた場合などには、予熱中に潜熱蓄熱材110に蓄熱した熱を利用して室外熱交換器5の除霜を促進することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態そのままに限定解釈されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成することができる。例えば、変形例の様に異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
50、60、70…空気調和装置(システム)、1…圧縮機、2…冷暖切り替え四方弁、3…室内熱交換器、4…絞り弁、5…室外熱交換器、P…配管、6、12、16…制御部、7…入口冷媒圧力取得手段、8…入口冷媒温度取得手段、9…内壁面温度取得手段、10…出口冷媒圧力取得手段、11、蓄熱材充填カバー、13…発核制御、14…切替弁、15…蓄熱部、17…冷媒管、18…切替制御、110…潜熱蓄熱材、111…発核機構、112…容器蓄熱材、L…配線、P…配管

Claims (5)

  1. 圧縮機と、冷暖切り替え四方弁と、室内熱交換器と、絞り弁と、室外熱交換器と、配管と、制御部とを有し、
    前記配管は、前記圧縮機と前記室内熱交換器と前記室外熱交換器との間に冷媒を循環させる循環回路を形成し、
    前記圧縮機は、前記室外熱交換器と前記室内熱交換器との間の循環回路に配置され、
    前記四方弁は、前記圧縮機と前記室内熱交換器及び前記圧縮機と前記室外熱交換器の間に配置され、
    前記絞り弁は、前記循環回路の前記室内熱交換器と前記室外熱交換器とを挟んで配置され、
    前記制御部は、前記冷媒のエントロピが前記圧縮機の入口よりも出口の方が大きく、前記圧縮機の温度は、前記冷媒の臨界点の温度よりも低くなるように暖房運転開始前に予熱暖房運転を制御することを特徴とする空気調和システム。
  2. 前記制御部は、前記圧縮機に流入する冷媒の温度を取得する入口冷媒温度取得手段と、前記圧縮機内の圧縮室内壁の温度を取得する内壁面温度取得手段と、前記圧縮機に流入する冷媒の圧力を取得する入口冷媒圧力取得手段と、前記圧縮機から吐出する冷媒の圧力を取得する出口冷媒圧力取得手段と、を有し、
    前記入口冷媒圧力取得手段によって入口冷媒圧力が取得され、
    前記入口冷媒温度取得手段によって入口冷媒温度が取得され、
    前記内壁面温度取得手段によって内壁面温度が取得され、
    前記出口冷媒圧力取得手段によって出口冷媒圧力が取得され、
    前記制御部は、前記冷媒のエントロピが前記圧縮機の入口よりも出口の方が大きくなるように、前記冷媒によって定まる圧力−エンタルピ線図の圧力が前記入口冷媒圧力で温度が前記入口冷媒温度から定まる入口状態点を定め、前記圧力−エンタルピ線図の入口状態点からの等エントロピ線上の圧力が前記出口冷媒圧力における温度よりも前記内壁面温度が高くなるように制御し、かつ、前記圧縮機の温度が前記冷媒の臨界点の温度よりも低くなるように、前記冷媒の臨界点の温度よりも前記内壁面温度が低くなるように制御することを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 前記圧縮機の回転周波数を変えること、前記室内熱交換器に備えられたファンの回転数を変えること、及び前記室内熱交換器の吹き出し口の開度を変えることのうちの少なくともいずれかの手段によって前記内壁面温度を調整することを特徴とする請求項2に記載の空気調和システム。
  4. 前記圧縮機の少なくとも一部を覆うように蓄熱材充填カバーを更に備え、
    前記蓄熱材充填カバーには、過冷却性を有する潜熱蓄熱材が充填され、前記潜熱蓄熱材を発核させる発核機構を備え、
    前記制御部は、前記発核機構を制御し、前記潜熱蓄熱材を発核させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の空気調和システム。
  5. 前記圧縮機と熱的に接触する潜熱蓄熱材を有する蓄熱部と、前記室外熱交換器と四方弁間を接続し前記蓄熱部と熱的に接触する冷媒管と、切替弁とを更に備え、
    前記制御部は、前記圧縮機から吐出する冷媒を前記四方弁へと流す、又は前記冷媒菅へと流すよう、前記切替弁を切り替えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の空気調和システム。
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