JP2015109166A - 複合操作型入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異物の侵入による摺動接点部分における電気的不具合の発生を防止する。
【解決手段】ダイヤル(ダイヤルベース41、ダイヤルトップ42)は軸受部41aがベース39の軸部39a回りに位置して回転可能とされる。軸受部41aの上端外周に環状部41bが突出形成され、軸部39aの上端外周に環状突出部39bが突出形成され、これら環状突出部39bの下面と環状部41bの上面が摺動接触する構造とする。この摺動接触部aはダイヤルと押しボタン53との間の隙間から侵入する異物の侵入方向に対して直交する方向に設けられているため、摺動接点部分に異物が侵入しにくいものとなる。
【選択図】図2

Description

この発明は回転操作されるダイヤルと、ダイヤルの中央開口に位置する押しボタンとを有する複合操作型の入力装置に関する。
図11は複合操作型入力装置の従来例として特許文献1に記載されている構成を示したものである。この例では複合操作型入力装置は所定の電極パターン及び固定接点が形成されたベース11と、可動接点12と、押えシート13と、プッシャ14と、接点部材15と、感触用のバネ(図11では隠れて見えない)と、回転体16と、カバー17と、ボタン18と、操作部材19とによって構成されている。
ベース11の中央には円筒状をなす軸部11aが突設されており、この軸部11a回りに回転体16が取り付けられている。回転体16の下面には接点部材15が取り付けられている。ベース11には上方からカバー17が被せられており、回転体16はカバー17によって抜け止めされている。回転体16の円筒部16aはカバー17の開口17aに位置されている。
ボタン18はカバー17の開口17aから突出している回転体16の円筒部16a内に入れ込まれており、操作部材19は回転体16に取り付けられて一体化されている。ボタン18はその大径部18aが操作部材19によって抜け止めされて操作部材19の開口19aに位置され、その押圧突起18bがベース11の内部底面に構成されている中央スイッチ21の可動接点12上の押えシート13と当接されている。中央スイッチ21は可動接点12とベース11の内部底面に形成されている固定接点21a,21bとによって構成されている。
接点部材15の摺動子(図11では隠れて見えない)はベース11の内部底面に形成されているロータリエンコーダ用接点22と接触されており、これら摺動子とロータリエンコーダ用接点22とでロータリエンコーダが構成されている。
ベース11の内部底面の周辺の4箇所には周辺スイッチ23が構成されている。周辺スイッチ23は中央スイッチ21と同様、可動接点12とベース11の内部底面に形成されている固定接点23a,23b(23bは隠れて見えない)とによって構成されている。プッシャ14は周辺スイッチ23上に位置されており、プッシャ14の段部14a上に回転体16のフランジ部16bの外周側が位置されている。
この複合操作型入力装置では、操作部材19が回転操作されると、接点部材15が取り付けられている回転体16が一体に回転し、摺動子がロータリエンコーダ用接点22上を移動する。この移動を電気的に検出することによって操作部材19の回転が検出される。
ボタン18が押し込まれると、その押圧突起18bによって中央スイッチ21の可動接点12が押圧操作されて中央スイッチ21がONとなる。押圧が解除されると、可動接点12の復元力によってボタン18は元の位置に復帰し、中央スイッチ21はOFFとなる。
一方、操作部材19を押し、傾倒操作することにより、その傾倒側の周辺スイッチ23を操作することができる。操作部材19の傾倒操作により回転体16は操作部材19と一体に傾倒し、これによりプッシャ14を介して周辺スイッチ23の可動接点12が押圧操作されて周辺スイッチ23がONとなる。操作部材19への押圧を解除すると、可動接点12の復元力によってプッシャ14、回転体16及び操作部材19は元の位置に復帰し、周辺スイッチ23はOFFとなる。
なお、操作部材19の傾倒動作は、ベース11の軸部11aの周面と対向する回転体16の開口部16cの径が上方に向かって徐々に拡径されていること及び回転体16のフランジ部16bとカバー17との間に断面くさび状のスペースが確保されていることによって可能となっている。
特開2011−210528号公報
ところで、この種の複合操作型入力装置では、回転操作されるダイヤル及びダイヤルの中央開口に位置する押しボタンは外部環境に露出しているため、ダイヤルと押しボタンとの間の隙間から塵等の異物が侵入しやすい構造となっている。
一方、異物の侵入による影響は摺動子がロータリエンコーダ用接点(電極パターン)と摺動接触する摺動接点部分において特に大きく、つまりこの摺動接点部分では接点部材は何ら防護されていないため、異物が侵入すると異物の付着等によって電気的不具合が生じやすいといった問題がある。
この問題に関し、図11に示した従来の複合操作型入力装置の構造では、摺動接点部分への異物侵入経路は図11中に矢印で示したように、外部からの異物侵入方向に対してほぼその方向に沿う直線的な経路となっているため、異物が摺動接点部分に侵入しやすい構造となっている。
この発明の目的はこのような問題に鑑み、摺動接点部分に異物が侵入しにくい構造とし、よって電気的不具合の発生を防止し、信頼性に優れた複合操作型入力装置を提供することにある。
請求項1の発明によれば、回転操作されるダイヤルと、ダイヤルの中央開口に位置する押しボタンとを有する複合操作型入力装置は、円周上に電極パターンが形成されたプリント配線板と、前記円周の中央に位置してプリント配線板上に構成され、押しボタンにより押されて操作される中央スイッチと、プリント配線板上に実装され、前記電極パターンと中央スイッチとの間の円周上に配置された円筒状の軸部と、軸部の上端外周に突出形成された環状突出部とを有するベースと、円筒状をなす軸受部と、軸受部の上端外周に突出形成された環状部と、環状部の外周に上方に向かって設けられた周壁部と、周壁部の上端に位置して前記中央開口を囲む環状をなす操作部とを有するダイヤルと、前記環状部の下面に取り付けられ、前記電極パターンと摺動接触する接触子を有する接点部材とを具備し、ダイヤルは軸受部が前記軸部の回りに位置して前記軸部回りに回転可能とされ、前記環状突出部の下面は前記環状部の上面と摺動接触する構造とされる。
請求項2の発明では請求項1の発明において、前記環状突出部は環状をなす突条を下面に備え、突条が前記環状部の上面と摺動接触する構造とされる。
請求項3の発明では請求項1又は2の発明において、ダイヤルは周壁部において上下に二分されて二部品よりなり、前記操作部は周壁部の上端内周に突出するように形成されているものとされる。
請求項4の発明では請求項3の発明において、押しボタンに前記操作部の内面と対向する環状の平板部が一体形成され、前記操作部の内面と平板部に環状をなす突部が互い違いになるように形成されているものとされる。
請求項5の発明では請求項1乃至4のいずれかの発明において、前記環状突出部の外周面に周方向に凹凸が形成され、凹凸と接触するばねが前記環状部の上面に配置されているものとされる。
請求項6の発明では請求項1乃至5のいずれかの発明において、中央スイッチはプリント配線板に形成された中央固定接点と、中央固定接点上に配置されたドーム状をなす中央可動接点とよりなり、中央可動接点はカバーシートによって被われているものとされる。
請求項7の発明では請求項1乃至6のいずれかの発明において、複数の周辺スイッチが前記電極パターンの回りに配列されてプリント配線板上に構成され、周辺スイッチはダイヤルの傾倒操作によりプッシャを介してダイヤルの周壁部の外周に一体形成されている環状押圧部に押されて操作されるものとされる。
請求項8の発明では請求項7の発明において、周辺スイッチはプリント配線板に形成された周辺固定接点と、周辺固定接点上に配置されたドーム状をなす周辺可動接点とよりなり、周辺可動接点はカバーシートによって被われているものとされる。
請求項9の発明では請求項7又は8の発明において、プッシャは、前記電極パターンと周辺スイッチとの間の円周上に配置されてプリント配線板上に接着固定された環状固定部と、環状固定部の外周に突出形成された複数の支持部と、支持部に変位可能に支持されて各周辺スイッチ上に配置された押圧部とよりなり、環状固定部の上面に全周に渡って溝が形成され、ダイヤルに前記溝に入り込む環状突部が形成されているものとされる。
この発明によれば、ベースは軸部の上端外周に環状突出部を備え、ダイヤルはベースの軸部回りに位置する軸受部の上端外周に環状部を備え、これら環状突出部の下面と環状部の上面が摺動接触する構造となっている。
ダイヤルと押しボタンとの間の隙間からの異物侵入は避けられないものの、上述したベースの環状突出部とダイヤルの環状部の摺動接触部は異物の侵入方向に対して直交する方向に設けられているため、このような摺動接触部の存在により、この発明では接触子が電極パターンと摺動接触する摺動接点部分に異物が侵入しにくく、よって摺動接点部分における電気的不具合の発生を防止することができ、信頼性に優れた複合操作型入力装置を実現することができる。
Aはこの発明による複合操作型入力装置の実施例1の外観構成を示す平面図、Bはその正面図。 図1AのCC線拡大断面図。 図1AのDD線拡大断面図。 図1に示した複合操作型入力装置の上方から見た分解斜視図。 図1に示した複合操作型入力装置の下方から見た分解斜視図。 図1に示した複合操作型入力装置の傾倒動作状態を示す断面図。 この発明による複合操作型入力装置の実施例2の構成を示す断面図。 Aはこの発明による複合操作型入力装置の実施例3の外観構成を示す平面図、Bはその正面図。 図8AのCC線拡大断面図。 Aは図9におけるプッシャの上方から見た斜視図、Bはその下方から見た斜視図。 複合操作型入力装置の従来例を示す断面図。
この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。
図1はこの発明による複合操作型入力装置の実施例1の外観を示したものであり、図2及び3はその断面構造を示したものである。また、図4及び5は各部に分解して示したものである。
この例では複合操作型入力装置は金属プレート31と、両面テープ32と、フレキシブルプリント配線板33と、ドーム接点34と、カバーシート35,36と、プッシャ37と、接点部材38と、ベース39と、ダイヤルベース41と、ダイヤルトップ42と、ばね51と、両面テープ52と、押しボタン53とによって構成されている。まず、図4及び5を参照して主要各部の構成を説明する。
金属プレート31は方形状をなし、その4隅にはこの複合操作型入力装置の取り付け固定用の穴31aが形成され、さらに位置決め用の穴31b,31cが形成されている。また、各部の組み立てに使用する穴31d,31eが形成されている。
フレキシブルプリント配線板33は円形部33aと、その円形部33aから延長形成されたケーブル部33bとよりなる。円形部33aの中央には円形パターンと環状パターンとよりなる中央固定接点33cが形成され、この中央固定接点33cを囲む円周上には中央固定接点33cと同様、円形パターンと環状パターンとよりなる周辺固定接点33dが形成されている。周辺固定接点33dはこの例では90°間隔で配列されて4つ形成されている。また、周辺固定接点33dが配列されている円周と中央固定接点33cとの間にはロータリエンコーダ用の電極パターン33eが円周に沿って配列されて形成されている。
カバーシート35は円形をなし、カバーシート36はカバーシート35を囲むリング形状をなす。なお、これらカバーシート35,36、フレキシブルプリント配線板33及び両面テープ32には金属プレート31の穴31d,31eと対応する穴35a,36a,33f,33g,32a,32bが図4,5に示したように形成されている。
プッシャ37はリング形状とされ、90°間隔で配列された4つの固定部37aの各間に弾性変形可能な梁37bが設けられ、さらに各梁37bの中央に押圧部37cが設けられた形状とされている。4つの固定部37aの下面にはそれぞれボス37dが突出形成されている。
接点部材38はリング形状をなし、その周方向3箇所には接触子38aが切り起こされて形成されている。また、穴38bが3箇所に形成されている。
ダイヤルベース41は円筒状をなす軸受部41aと、軸受部41aの上端外周に突出形成された環状部41bと、環状部41bの外周に上方に向かって設けられた周壁部41cとを備え、さらにこの例では周壁部41cの上端外周にフランジ部41dが突出形成され、フランジ部41dの下面に環状押圧部41eが突出形成されている。
環状部41bの下面にはボス41fが周方向に配列されて3つ突出形成され、上面にはボス41gが2つ突出形成されている。また、フランジ部41dには穴41hが周方向に配列されて3つ形成されている。なお、軸受部41aの内径は下方に向かって徐々に拡径されており(図2参照)、軸受部41aの内面はテーパ形状をなすものとされている。
ダイヤルトップ42は周壁部42aと、周壁部42aの上端に位置して中央開口42bを囲む環状をなす操作部42cと、周壁部42aの下端外周に突出形成されたフランジ部42dとを有する。操作部42cは周壁部42aの上端内周に突出するように形成されており、操作部42cの上面には突起42eが周方向に配列されて形成されている。また、フランジ部42dの下面にはボス42fが周方向に配列されて3つ突出形成されている。なお、中央開口42bは上端から下端に向かって径が増大するテーパ形状をなすものとされている。
押しボタン53は上端が閉塞された円筒部53aと、円筒部53aの下端外周に突出形成されたフランジ部53bと、円筒部53aの閉塞された上端の裏面中央に突出形成された柱状部53cと、柱状部53cを挟んで円筒部53aの閉塞された上端の裏面に突出形成された一対の脚部53dとを有する。一対の脚部53dの下端には互いに外向きに爪53eが突出形成されている。なお、各脚部53dの上半部は連結部53fによって円筒部53aの内周面と連結一体化されている。柱状部53cは円柱の周面に軸方向に延びるキーが突出形成された形状とされている。キーは細い角柱状とされ、円柱の下端近くまで設けられている。
ベース39は円筒状の軸部39aと、軸部39aの上端外周に突出形成された環状突出部39bとを有し、環状突出部39bは上方に延びる周壁を外周に備えている。環状突出部39bの外周面には凹凸39cが周方向に配列されて形成されており、環状突出部39bの下面には突条39d(図2参照)が環状に形成されている。
ベース39は中央に押しボタン53の柱状部53cが挿入される穴形状を有する筒状部39eを備え、筒状部39eはその軸方向中間部が軸部39aの上端に設けられた上板部39fによって支持されている。上板部39fには押しボタン53の一対の脚部53dが挿入される一対の穴39g(図3参照)が形成されており、一対の穴39gが形成されている位置にそれぞれ対応して軸部39aの内周面には溝39hが軸方向に形成されている。なお、軸部39aの下面にはボス39iが周方向に配列されて3つ突出形成されている。
ばね51は両端が延ばされて、その先端にフック部51aが設けられたコイルばねとされている。
各部の組み立ては以下のようにして行われる。
フレキシブルプリント配線板33の円形部33aを両面テープ32により金属プレート31上に固定する。この時、金属プレート31の各穴31d,31eと、フレキシブルプリント配線板33の各穴33f,33g及び両面テープ32の各穴32a,32bの位置が一致される。
フレキシブルプリント配線板33の中央固定接点33c上に中央可動接点をなすドーム接点34を配置して中央スイッチ61を構成し、4つの周辺固定接点33d上にそれぞれ周辺可動接点をなすドーム接点34を配置して周辺スイッチ62を構成する。中央スイッチ61上にはカバーシート35が被され、4つの周辺スイッチ62上にはカバーシート36が被される。これらカバーシート35,36によりドーム接点34は所定の位置に位置決め固定されると共に、中央スイッチ61及び周辺スイッチ62が保護される。なお、カバーシート35,36の穴35a,36aの位置は、フレキシブルプリント配線板33の穴33f,33gの位置と一致される。
次に、プッシャ37をカバーシート36上に搭載する。プッシャ37の4つのボス37dはカバーシート36の穴36a及び穴36aの位置と一致されているフレキシブルプリント配線板33、両面テープ32、金属プレート31の各穴33g,32b,31eに挿入され、これによりプッシャ37はカバーシート36上に位置決め配置される。プッシャ37の各押圧部37cは周辺スイッチ62上に位置される。
次に、ダイヤルベース41の環状部41bの下面に接点部材38を取り付け、環状部41bの上面にばね51を取り付ける。接点部材38の取り付けは環状部41bの下面に形成されている3つのボス41fを接点部材38の穴38bに挿入し、ボス41fの先端を熱かしめすることによって行われる。ばね51の取り付けは環状部41bの上面に形成されている2つのボス41gにばね51の両端のフック部51aを引っ掛けた後、ボス41gを熱かしめし、フック部51aを抜け止めすることによって行われる。
次に、ダイヤルベース41の軸受部41aにベース39の軸部39aを挿入し、ダイヤルベース41内にベース39を位置させた状態で、ベース39の軸部39aの下面に形成されている3つのボス39iをカバーシート35の穴35a及び穴35aの位置と一致されているフレキシブルプリント配線板33、両面テープ32、金属プレート31の各穴33f,32a,31dに挿入する。3つのボス39iのうち、1つは位置決め用とされ、残る2つのボス39iの先端が熱かしめされることによってカバーシート35上にベース39が搭載固定される。
ベース39の軸部39aは中央スイッチ61と電極パターン33eとの間の円周上に位置し、接点部材38の接触子38aはフレキシブルプリント配線板33の電極パターン33e上に位置する。ダイヤルベース41はベース39の軸部39a回りに回転可能とされる。なお、ダイヤルベース41の環状押圧部41eはプッシャ37の押圧部37c上に位置され、ばね51はベース39の凹凸39cに弾性変形可能に接触される。
次に、押しボタン53の柱状部53c及び一対の脚部53dをそれぞれベース39の筒状部39e及び穴39gに挿入して押しボタン53をベース39に取り付ける。押しボタン53は一対の脚部53dの下端の爪53eがベース39の上板部39fに引っ掛かることによって抜け止めされる。押しボタン53の柱状部53cは中央スイッチ61上に位置される。
次に、ダイヤルトップ42をダイヤルベース41に取り付ける。取り付けはダイヤルトップ42のフランジ部42dとダイヤルベース41のフランジ部41dを両面テープ52によって接着固定することによって行われる。この際、ダイヤルトップ42の3つのボス42fは両面テープ52の穴52aを介してダイヤルベース41の穴41hに挿入される。
以上により組み立てが完了し、図1〜3に示した複合操作型入力装置が完成する。押しボタン53はダイヤルトップ42の中央開口42bに位置される。
上記のような構成とされた複合操作型入力装置ではダイヤルトップ42が回転操作されると、接触子38aが電極パターン33e上を移動し(接触摺動し)、この移動を電気的に検出することによってダイヤルトップ42の回転が検出される。なお、この際、ベース39の凹凸39cと接触しているばね51によって回転操作感触が得られるものとなっている。
押しボタン53が押し下げ操作されると、その柱状部53cによって中央スイッチ61のドーム接点34が押されて中央スイッチ61がONとなる。押し下げ操作が解除されると、ドーム接点34の復元力によって押しボタン53は元の位置に復帰し、中央スイッチ61はOFFとなる。
一方、ダイヤルトップ42を押し、傾倒操作することにより、ダイヤルベース41の環状押圧部41e及びプッシャ37の押圧部37cを介して傾倒側の周辺スイッチ62のドーム接点34が押されて周辺スイッチ62がONとなる。図6はこの様子を示したのである。ダイヤルトップ42の傾倒操作はベース39の軸部39a回りに位置するダイヤルベース41の軸受部41aの内面がテーパ形状とされていることによって可能となっている。
ダイヤルトップ42への傾倒操作が解除されると、ドーム接点34、プッシャ37の梁37bの復元力によって押圧部37c、ダイヤルベース41及びダイヤルトップ42は元の位置に復帰し、周辺スイッチ62はOFFとなる。
次に、この複合操作型入力装置の防塵性能について説明する。図2,3中、矢印はダイヤルトップ42と押しボタン53との間の隙間から侵入する塵等の異物の侵入経路を示したものであり、異物はダイヤルベース41内に侵入する。
しかしながら、この例では、ダイヤルベース41はその環状部41bの上面がベース39の環状突出部39bの下面に設けられている突条39dと摺動接触する構造となっており、即ち図2,3中に破線で囲んで示した摺動接触部aを有するものとなっている。
この摺動接触部aは異物侵入方向に対して直交する方向に設けられているため、この摺動接触部aには異物は侵入しにくく、よってこのような摺動接触部aの存在により、この例では接触子38aが電極パターン33eと摺動接触する摺動接点部分に異物が侵入しにくいものとなっている。
次に、この発明による複合操作型入力装置の実施例2の構成について説明する。
実施例1ではダイヤルは周壁部において上下に二分され、ダイヤルトップ42とダイヤルベース41の二部品よりなるものとされていたが、実施例2ではダイヤルは一部品によって構成される。図7は実施例2の構成を示したものであり、図7中、40はダイヤルを示す。なお、実施例1の構成と対応する部分には同一符号を付してある。
この例ではダイヤル40の環状部41bの上面にばね51を取り付ける作業を行いやすくするため、図7に示したようにダイヤル40の操作部42cは周壁部42aの内周から突出しないようにする必要があり、この点で実施例1に比し、操作部42cの面積が小さくなる。
用途に応じてこのような構成を採用することもできるが、ダイヤルの操作部の面積を大きく確保しつつ、複合操作型入力装置全体の小型化を図る上では実施例1のようにダイヤルを二部品で構成する方が好ましい。
次に、この発明による複合操作型入力装置の実施例3の構成について説明する。
図8は外観を示したものであり、図9は断面構造を示したものである。実施例1と対応する部分には同一符号を付してある。
この例では押しボタン53’に小径のフランジ部53bに替え、ダイヤルトップ42’の操作部42cの内面と対向する大径の環状の平板部53gが一体形成され、操作部42cの内面と平板部53gに環状をなす突部42g,53hが互い違いになるように形成される。突部42g,53hは同心円をなし、この例ではそれぞれ2つ形成されている。
このような突部42g,53hを設けることにより、ダイヤルトップ42’と押しボタン53’との間の隙間から侵入する異物の侵入経路を極めて長くすることができ、よってダイヤルベース41’、さらには摺動接点部分に至る異物を大幅に低減することができる。
一方、プッシャ37’はこの例では図10に示したような形状を有するものとされ、環状固定部37’eと、環状固定部37’eの外周に90°間隔で突出形成された4つの支持部37’fと、隣接する支持部37’fに弾性変形可能な梁37’bを介して支持された4つの押圧部37’cとよりなる。環状固定部37’eの上面には全周に渡って溝37’gが形成され、下面には周方向に配列されて4つのボス37’dが突出形成されている。
環状固定部37’eは図9に示したように、周辺スイッチ62とフレキシブルプリント配線板33のロータリエンコーダ用接点をなす電極パターンとの間の円周上に配置され、両面テープ54によってカバーシート36上に接着固定される。各押圧部37’cは周辺スイッチ62上に位置される。
ダイヤルベース41’の周壁部41cはダイヤルトップ42の周壁部42aより小径とされ、フランジ部41dにはプッシャ37’の環状固定部37’eの溝37’gに入り込む環状突部41iが形成されている。なお、プッシャ37’の押圧部37’c上に位置される環状押圧部41eはフランジ部41dの外周に1段下がって設けられた段部41jに形成され、段部41jの外周には周壁41kが下方に突出して形成されている。
異物はダイヤルトップ42’と押しボタン53’との間の隙間から特に侵入しやすく、複合操作型入力装置において機器の筐体内等に収容される部分からの侵入は一般的には少ない。しかしながら、この例では上述したようなプッシャ37’とダイヤルベース41’の形状を採用し、かつプッシャ37’の環状固定部37’eをカバーシート36上に接着固定したことにより、複合操作型入力装置の側方からの異物の侵入を低減することができるものとなっており、その点でより信頼性に優れた複合操作型入力装置を得ることができる。
以上、この発明の各種実施例について説明したが、ダイヤル(ダイヤルトップ)の傾倒操作によって操作される周辺スイッチはない構成であってもよい。
ベース39は環状突出部39bの下面に環状の突条39dを1本備えているが、突条39dを複数本設けてもよく、また突条39dがない構成としてもよい。但し、摺動接触部aの摺動抵抗を低減する上で突条39dを設けるのが好ましい。
11 ベース 11a 軸部
12 可動接点 13 押えシート
14 プッシャ 14a 段部
15 接点部材 16 回転体
16a 円筒部 16b フランジ部
16c 開口部 17 カバー
17a 開口 18 ボタン
18a 大径部 18b 押圧突起
19 操作部材 19a 開口
21 中央スイッチ 21a,21b 固定接点
22 ロータリエンコーダ用接点 23 周辺スイッチ
23a,23b 固定接点 31 金属プレート
31a〜31e 穴 32 両面テープ
32a,32b 穴 33 フレキシブルプリント配線板
33a 円形部 33b ケーブル部
33c 中央固定接点 33d 周辺固定接点
33e 電極パターン 33f,33g 穴
34 ドーム接点 35,36 カバーシート
35a,36a 穴 37,37’ プッシャ
37a 固定部 37b,37’b 梁
37c,37’c 押圧部 37d,37’d ボス
37’e 環状固定部 37’f 支持部
37’g 溝 38 接点部材
38a 接触子 38b 穴
39 ベース 39a 軸部
39b 環状突出部 39c 凹凸
39d 突条 39e 筒状部
39f 上板部 39g 穴
39h 溝 39i ボス
40 ダイヤル 41,41’ ダイヤルベース
41a 軸受部 41b 環状部
41c 周壁部 41d フランジ部
41e 環状押圧部 41f,41g ボス
41h 穴 41i 環状突部
41j 段部 41k 周壁
42,42’ ダイヤルトップ 42a 周壁部
42b 中央開口 42c 操作部
42d フランジ部 42e 突起
42f ボス 42g 突部
51 ばね 51a フック部
52 両面テープ 52a 穴
53,53’ 押しボタン 53a 円筒部
53b フランジ部 53c 柱状部
53d 脚部 53e 爪
53f 連結部 53g 平板部
53h 突部 54 両面テープ
61 中央スイッチ 62 周辺スイッチ

Claims (9)

  1. 回転操作されるダイヤルと、前記ダイヤルの中央開口に位置する押しボタンとを有する複合操作型入力装置であって、
    円周上に電極パターンが形成されたプリント配線板と、
    前記円周の中央に位置して前記プリント配線板上に構成され、前記押しボタンにより押されて操作される中央スイッチと、
    前記プリント配線板上に実装され、前記電極パターンと前記中央スイッチとの間の円周上に配置された円筒状の軸部と、前記軸部の上端外周に突出形成された環状突出部とを有するベースと、
    円筒状をなす軸受部と、前記軸受部の上端外周に突出形成された環状部と、前記環状部の外周に上方に向かって設けられた周壁部と、前記周壁部の上端に位置して前記中央開口を囲む環状をなす操作部とを有する前記ダイヤルと、
    前記環状部の下面に取り付けられ、前記電極パターンと摺動接触する接触子を有する接点部材とを具備し、
    前記ダイヤルは前記軸受部が前記軸部の回りに位置して前記軸部回りに回転可能とされ、
    前記環状突出部の下面は前記環状部の上面と摺動接触する構造とされていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  2. 請求項1記載の複合操作型入力装置において、
    前記環状突出部は環状をなす突条を下面に備え、前記突条が前記環状部の上面と摺動接触する構造とされていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  3. 請求項1又は2記載の複合操作型入力装置において、
    前記ダイヤルは前記周壁部において上下に二分されて二部品よりなり、
    前記操作部は前記周壁部の上端内周に突出するように形成されていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  4. 請求項3記載の複合操作型入力装置において、
    前記押しボタンに前記操作部の内面と対向する環状の平板部が一体形成され、
    前記操作部の内面と前記平板部に環状をなす突部が互い違いになるように形成されていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  5. 請求項1乃至4記載のいずれかの複合操作型入力装置において、
    前記環状突出部の外周面に周方向に凹凸が形成され、
    前記凹凸と接触するばねが前記環状部の上面に配置されていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  6. 請求項1乃至5記載のいずれかの複合操作型入力装置において、
    前記中央スイッチは前記プリント配線板に形成された中央固定接点と、前記中央固定接点上に配置されたドーム状をなす中央可動接点とよりなり、
    前記中央可動接点はカバーシートによって被われていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  7. 請求項1乃至6記載のいずれかの複合操作型入力装置において、
    複数の周辺スイッチが前記電極パターンの回りに配列されて前記プリント配線板上に構成され、
    前記周辺スイッチは前記ダイヤルの傾倒操作によりプッシャを介して前記ダイヤルの周壁部の外周に一体形成されている環状押圧部に押されて操作されることを特徴とする複合操作型入力装置。
  8. 請求項7記載の複合操作型入力装置において、
    前記周辺スイッチは前記プリント配線板に形成された周辺固定接点と、前記周辺固定接点上に配置されたドーム状をなす周辺可動接点とよりなり、
    前記周辺可動接点はカバーシートによって被われていることを特徴とする複合操作型入力装置。
  9. 請求項7又は8記載の複合操作型入力装置において、
    前記プッシャは、前記電極パターンと前記周辺スイッチとの間の円周上に配置されて前記プリント配線板上に接着固定された環状固定部と、前記環状固定部の外周に突出形成された複数の支持部と、前記支持部に変位可能に支持されて前記各周辺スイッチ上に配置された押圧部とよりなり、
    前記環状固定部の上面に全周に渡って溝が形成され、
    前記ダイヤルに前記溝に入り込む環状突部が形成されていることを特徴とする複合操作型入力装置。
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