JP2015103411A - 漏電遮断器 - Google Patents

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栄 淺岡
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Abstract

【課題】この発明は、部品点数を削減し、組立作業を容易とした漏電遮断器を提供するものである。
【解決手段】ベース体とカバー体により構成される筐体と、前記筐体の前記ベース体に取り付けられた固定接点を有する固定接触子と、前記固定接触子の前記固定接点と接離される可動接点を有する可動接触子と、前記可動接触子の前記可動接点と前記固定接触子の前記固定接点とを開閉動作させ、電源側電路と負荷側電路とを開閉する開閉機構部と、前記筐体の前記ベース体に取り付けられ、回路基板と前記回路基板に装着された零相変流器とから構成される零相電流検出回路部と、前記零相電流検出回路部の前記零相変流器が装着された前記回路基板に装着され、前記開閉機構部と連結された漏電引き外しコイル部とを備えたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば2極形の漏電遮断器に関するものである。
従来の例えば2極形の漏電遮断器においては、筐体の中央部に開閉機構部が配置され、筐体の一方側に回路基板とその回路基板に装着された零相変流器により構成された零相電流検出回路部が配置され、筐体の他方側に開閉機構部を介して漏電引き外しコイル部を配置した構成とし、これらを電線接続用端子付とともに樹脂成形品のベース体とカバー体により構成された筐体に納めた衝撃波不動作形の地絡保護専用形の漏電遮断器がある。
また、過負荷短絡保護用として、上述した衝撃波不動作形の地絡保護専用形の漏電遮断器に過電流引き外し用バイメタル部をさらに設けた過負荷・短絡保護兼用形の漏電遮断器がある。
実開平01−54245号公報
しかしながら、上述した従来の漏電遮断器は、零相電流検出回路部と漏電引き外しコイル部との間に開閉機構部が配置されており、零相電流検出回路部と漏電引き外しコイル部との間が離れており絶縁電線での接続が必要となるという問題点があった。しかも、電源側と負荷側の電路方向に、漏電引き外しコイル部と、開閉機構部と、零相電流検出回路部とを配置しているので、漏電遮断器としては大型化してしまうという問題点があった。
そして、零相電流検出回路部への電源供給手段としても絶縁電線による接続が主である。電源側と負荷側を逆接で使用する場合にはマイクロスイッチなどの付属部品が必要となり部品点数の追加および作業負荷などもあった。その結果、接続作業工程では内部確認が出来ないため熟知した経験が必要となるという問題点があった。
また、接続作業によっては、経験が浅い場合など、導通不良などによる2次的な不具合を引き起こす恐れもあるという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、部品の組み立ての作業性を容易とするとともに接続作業の簡略化を図ることができる漏電遮断器を得ることを目的とするものである。
この発明に係わる漏電遮断器は、ベース体とカバー体により構成される筐体と、前記筐体の前記ベース体に取り付けられた固定接点を有する固定接触子と、前記固定接触子の前記固定接点と接離される可動接点を有する可動接触子と、前記可動接触子の前記可動接点と前記固定接触子の前記固定接点とを開閉動作させ、電源側電路と負荷側電路とを開閉する開閉機構部と、前記筐体の前記ベース体に取り付けられ、回路基板と前記回路基板に装着された零相変流器とから構成される零相電流検出回路部と、前記零相電流検出回路部の前記零相変流器が装着された前記回路基板に装着され、前記開閉機構部と連結された漏電引き外しコイル部とを備えたものである。
この発明に係わる漏電遮断器によれば、零相電流検出回路部の零相変流器が装着された回路基板に、開閉機構部と連結された漏電引き外しコイル部を備えたことにより、部品の組み立ての作業性を容易とするとともに接続作業の簡略化を図ることができる漏電遮断器を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器におけるON状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器における漏電引き外しコイル部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器における零相電流検出回路部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器における板ばねを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器におけるベース部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器におけるベース部に零相電流検出回路部を挿着する状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器の分解状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器における開閉動作中の状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器におけるOFF状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係わる漏電遮断器におけるON状態を示す断面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1から図9に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器におけるON状態を示す断面図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器における漏電引き外しコイル部を示す斜視図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器における零相電流検出回路部を示す斜視図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器における板ばねを示す斜視図である。図5はこの発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器におけるベース部を示す斜視図である。図6はこの発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器におけるベース部に零相電流検出回路部を挿着する状態を示す斜視図である。図7はこの発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器の分解状態を示す斜視図である。図8はこの発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器における開閉動作中の状態を示す断面図である。図9はこの発明の実施の形態1に係わる漏電遮断器におけるOFF状態を示す断面図である。
これら各図において、1は絶縁材料で形成されたベース体2と絶縁材料で形成されたカバー体3とにより構成された筐体である。4はベース体2に形成された後述する開閉機構部200を収納する開閉機構収納部、5はベース体2に形成された後述する零相電流検出回路部100を収納する零相電流検出回路収納部、6はベース体2に形成された板バネ収納部、7は板バネ収納部6に設けられたピン体、8は板バネ収納部6に設けられたピン体、9はベース体2に形成された電源側端子取付部、10はベース体2に形成された負荷側
端子取付部である。
11はベース体2に取り付けられた固定接触子であり、一方側が電源側端子12として構成されて電源側端子取付部9に取り付けられ、他方側が固定接点13として構成されている。14は負荷側端子取付部10に取り付けられた負荷側端子である。15は打込鋲16が設けられた消弧装置であり、消弧装置15の打込鋲16を固定接触子11に形成した穴11aに嵌着させて固定接触子11に消弧装置15を装着している。消弧装置15は遮断時のアークを誘引して消弧するものである。打込鋲16はベース体2にも打ち込まれ固定接触子11をベース体2に固定する。
17はベース体2の板バネ収納部6に収納される板バネであり、図4に示すように板バネ17は一方側17aが後述する可動接触子20に接触され、他方側17bが弾性を有する例えばU字状形状に形成され、板バネ17の他方側17bには係合部となる係合穴17cが設けられている。そして、板バネ17には、板バネ収納部6に設けられたピン体7に嵌着される穴17dと、板バネ収納部6に設けられたピン体8に嵌着される穴17eが形成されている。板バネ17は2個平行して配置された場合を示している。18は板バネ17間に跨って配置され、板バネ収納部6に設けられたピン体8に穴18aが嵌着されるとともに後述する導体と接触されるバリアである。
19は後述する零相電流検出回路部100の零相変流器102に貫通させてリベット21により後述する可動接触子20に固着され、負荷側端子14と可動接触子20とを接続する導体である。20は一方側が導体19に接続され固定接触子11と対応して2個設けられたばね力を有する可動接触子であり、可動接触子20の他方側は固定接触子11の固定接点13に所定間隙をおいて接触及び離間することができるように対向配置されている可動接点22が設けられている。23は後述する開閉機構部200と連繋され、可動接触子20を上下運動可能に支持する押し板であり、押し板23の上片23aで可動接触子20を下方向に下げることにより可動接点22を固定接点13に接触させて電路を閉路状態とし、押し板23の下片23bで可動接触子20を上方向に上げることにより可動接点22を固定接点13から離して電路を開路状態とする。
100は回路基板101とこの回路基板101に装着された零相変流器102とから構成された零相電流検出回路部である。300は零相電流検出回路部100の零相変流器102が装着された回路基板101に装着され、後述する開閉機構部200と連結された漏電引き外しコイル部である。そして、零相変流器102と漏電引き外しコイル部300が装着された零相電流検出回路部100の回路基板101はベース体2に形成された零相電流検出回路部100を収納する零相電流検出回路収納部5に板バネ17の他方側17bのU字形状による弾性力により零相電流検出回路部100の回路基板101が圧接されて所定の位置に挿着される。
漏電引き外しコイル部300は図2に示すようにコイルボビン301とコイル部302とから構成されるとともに、零相電流検出回路部100の回路基板101に組み合わせし易くしたターミナル303とテストピン304を設けており、ターミナル303とテストピン304を零相電流検出回路部100の回路基板101に挿着することにより漏電引き外しコイル部300が零相電流検出回路部100の回路基板101に装着できるようになっている。なお、テストバネ305も一体的に設けられている。そして、漏電引き外しコイル部300は後述する開閉機構部200と連結されるプランジャー306を有している。
零相電流検出回路部100の回路基板101に、零相変流器102と漏電引き外しコイル部300を装着した状態を図3に示す。103は零相電流検出回路部100の動作テス
トのため疑似漏洩電流を流すように零相変流器102を貫通させたテスト巻線である。104は回路基板101に設けられ、板バネ17の他方側17bの係合穴17cと係合する係合部である係合ピンである。回路基板101に設けられた係合ピン104が板バネ17の他方側17bの係合穴17cと係合することにより、回路基板101と板バネ17とがバネ圧により圧縮された状態となり、安定した電気的接続状態を得ることができる。
200は開閉機構部収納部4に装着され、可動接触子20の可動接点22と固定接触子11の固定接点13とを開閉動作させ、電源側電路と負荷側電路とを開閉する開閉機構部であり、開閉機構部200は、ハンドル201と、ハンドルバネ202と、ハンドルピン203と、フレーム204と、Uピン205と、レバー206と、トリップバー207と、トリップバーバネ208とから構成されている。
次に漏電遮断器の組み立てについて説明する。まず、ベース体2の板バネ収納部6のピン体7に板バネ17の穴17dを嵌着させ、ベース体2の板バネ収納部6のピン体8に板バネ17の穴17eを嵌着させ、ベース体2の2箇所の板バネ収納部6に板バネ17をそれぞれ装着する。これら板バネ17間に跨ってバリア18を配置し、バリア18の穴18aを板バネ収納部6のピン体8に嵌着する。
固定接触子11の電源側端子12を電源側端子取付部9に装着し、消弧装置15の打込鋲16を固定接触子11に形成した穴11aに嵌着させて固定接触子11に消弧装置15を装着するとともに、打込鋲16はベース体2にも打ち込まれ固定接触子11をベース体2に固定する。なお、固定接触子11の取り付けと板バネ17の取り付けはどちらが先に取り付けてもよい。
次いで、零相変流器102を装着した零相電流検出回路部100の回路基板101に零相変流器102の上方側に漏電引き外しコイル部300を装着する。このように零相変流器102と同じ回路基板101に零相変流器102の上方側に漏電引き外しコイル部300を装着したことにより、漏電遮断器の小型化を図ることができるとともに、上述した従来のような接続配線の簡略化を図ることができる。
そして、導体19が零相電流検出回路部100の零相変流器102の中空部を貫通してリベット21により可動接触子20の一方側に固着され、負荷側端子14と可動接触子20とを接続している。さらに、零相変流器102を装着した零相電流検出回路部100の回路基板101は、負荷側端子14及び可動接触子20と共に板バネ17の他方側17bが設けられた零相電流検出回路収納部5に挿入される。
このように、零相変流器102を装着した零相電流検出回路部100の回路基板101に漏電引き外しコイル部300、導体19、負荷側端子14、可動接触子20が一体的に構成され、これら一体的に構成された零相電流検出回路部100の回路基板101をベース体2に形成された零相電流検出回路収納部5に板バネ17の他方側17bのU字形状による弾性力により零相電流検出回路部100の回路基板101が圧接されて所定の位置に挿着される。なお、これら一体的に構成された零相電流検出回路部100の回路基板101をベース体2に形成された零相電流検出回路収納部5に挿着する段階で可動接触子20に押し板23が組み付けられる。
また、零相電流検出回路部100の回路基板101に設けられた係合ピン104が板バネ17の他方側17bの係合部となる係合穴17cと係合することにより、零相電流検出回路部100の回路基板101と板バネ17とがバネ圧により圧縮された状態となり、安定した電気的接続状態を得ることができる。
次に、ハンドル201と、ハンドルバネ202と、ハンドルピン203と、フレーム204と、Uピン205と、レバー206と、トリップバー207と、トリップバーバネ208とから構成される開閉機構部200を開閉機構部収納部4に装着する。このとき、漏電引き外しコイル部300はトリップバー207と対向して設けられ、漏電引き外しコイル部300のプランジャー306とトリップバー207とが連結されるとともに押し板23と連結される。
そして、カバー体3により各部品を被うようにベース体2に取り付けることにより、漏電遮断器の組み立てが完了する。このように、各部品をベース体2に順次積み重ねるように装着するだけで簡単に組み立てることができ、部品の組み立ての作業性を容易とするとともに接続作業の簡略化を図ることができる漏電遮断器を得ることができる。
次に種々の動作について説明する。まず、投入動作について説明する。開閉機構部200のハンドル201の投入によりハンドル201の一端に係合しているUピン205が連動し、そのUピン205の一端と係合しているレバー206の一端がトリップバー207と係合することで支点位置決めされ、回動することでレバー206に係合している押し板23を押し下げることにより可動接触子20が時計方向へ回動され、可動接点22が固定接点13に押圧接触され通電可能となる。このON状態を図1に示す。
この時に、可動接触子20の動作により板バネ17を押圧接触することで、零相電流検出回路部100への電源供給も可能となり、さらに、開閉機構部200が押し込まれると、可動接触子20のバネ力によりUピン205とハンドル201により遮断器はオン状態となる。遮断器の電源側および負荷側を逆に接続されても遮断器の開閉に合わせて零相電流検出回路部100への電源供給することができる。すなわち、遮断器が開路時には零相電流検出回路部100への電源供給を遮断し、遮断器が閉路時には零相電流検出回路部100への電源供給を行う。
次に、遮断動作について説明する。過電流発生時には、零相電流検出回路部100の過電流検知により引外しリレーが作動すると、プランジャー306が吸引され、開閉機構部200によるトリップバー207が反時計周りに動作することでレバー206との係合が外れ可動接触子20のバネ力とハンドルばね202の復元力により、可動接点22が固定接点13から大きく開離される。このトリップ状態を図8に示す。
その後、ハンドル201がオフ位置まで作動することで、レバー206とトリップバー207の係合位置が元の動作を確保する位置まで押し戻され、再度投入することが可能となる。このOFF状態を図9に示す。
また、板バネ17により主回路と零相電流検出回路部100とを電気的に接続したので、専用の接続部材が不要となり、部品点数が削減でき、また、部品を積み上げて組み立てることにより、特殊作業工程を無くし組み立て作業性を容易とすることでのコスト低減が図れる。
また、板バネ17を両極への配置および板バネ17に穴を設けることで、零相電流検出回路部100の係合ピン104との接触位置を安定化させ、カバー体3を組み立てたときに、零相電流検出回路部100の回路基板101に搭載している漏電引き外しコイル部300とプランジャー306が定位置となり、トリップバー207の引き外し動作が安定し品質向上が図れる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図10に基づいて説明する。図10はこの発明の実施の形態
2に係わる漏電遮断器におけるON状態を示す断面図である。この実施の形態2においては、上述した実施の形態1における過負荷短絡保護兼用形に対応したものであり、上述した実施の形態1と同様な種々の効果を奏するものである。
図10において、可動接触子20には、過負荷短絡保護用の高膨張素材と低膨張素材の2枚の素材を張り合わせや、その間に中膨張素材を含む3枚の素材を貼り合わせた複合素材のバイメタル40と、ベース体2へ固定する中継端子41とがリベット42により圧接されている。バイメタル40には、可撓導体43の一端が圧接されている。可撓導体43の他端は、零相電流検出回路部100の零相変流器102に貫通させ、負荷側端子14に導体44と共にリベット21により圧接し接続されている。その他の構成については、上述した実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
この実施の形態2における過負荷保護の動作について説明する。通電による過電流が発生したとき、過電流により中継端子41およびリベット42を支点とした複合素材であるバイメタル40が発熱する。この発熱に伴い素材の膨張率の違いによりバイメタル40は、反時計周りに変位する。
この変位によりトリップバー207がバイメタル40に押され、トリップバー207とレバー206との係合が外れ可動接触子20のバネ力とハンドルばね202の復元力により、可動接点22が固定接点13から大きく開離される。なお、その他の動作については、上述した実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は、零相電流検出回路部の零相変流器が装着された回路基板に、開閉機構部と連結された漏電引き外しコイル部を備えたことにより、部品の組み立ての作業性を容易とするとともに接続作業の簡略化を図ることができる漏電遮断器の実現に好適である。
1 筐体、2 ベース体、3 カバー体、11 固定接触子、13 固定接点、17 板バネ、17a 一方側、17b 他方側、17c 係合部、20 可動接触子、22 可動接点、40 バイメタル、100 零相電流検出回路部、101 回路基板、102 零相変流器、104 係合部、200 開閉機構部、300 漏電引き外しコイル部。

Claims (6)

  1. ベース体とカバー体により構成される筐体と、前記筐体の前記ベース体に取り付けられた固定接点を有する固定接触子と、前記固定接触子の前記固定接点と接離される可動接点を有する可動接触子と、前記可動接触子の前記可動接点と前記固定接触子の前記固定接点とを開閉動作させ、電源側電路と負荷側電路とを開閉する開閉機構部と、前記筐体の前記ベース体に取り付けられ、回路基板と前記回路基板に装着された零相変流器とから構成される零相電流検出回路部と、前記零相電流検出回路部の前記零相変流器が装着された前記回路基板に装着され、前記開閉機構部と連結された漏電引き外しコイル部とを備えたことを特徴とする漏電遮断器。
  2. 前記漏電引き外しコイル部は、前記開閉機構部のトリップバーと対向して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の漏電遮断器。
  3. 前記筐体の前記ベース体に、一方側が前記可動接触子に接触され、他方側が弾性を有する形状に形成された板バネを設け、前記板バネの前記他方側の弾性力により前記零相電流検出回路部の前記回路基板が圧接されて前記筐体の前記ベース体に挿着されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の漏電遮断器。
  4. 前記板バネの前記他方側に係合部を設け、前記零相電流検出回路部の前記回路基板に前記係合部と係合する係合部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の漏電遮断器。
  5. 前記板バネの前記他方側に設けた前記係合部は係合穴であり、前記零相電流検出回路部の前記回路基板に設けた前記係合部は係合ピンであることを特徴とする請求項4に記載の漏電遮断器。
  6. 過負荷短絡保護用のバイメタルを設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の漏電遮断器。

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