JP2015098160A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自装置に装着されている無線通信機能付きのリムーバブル記憶装置内のデータが外部から更新されたことを自動で認識することのできる情報処理装置を提供する。
【解決手段】
リムーバブル記憶装置が接続される接続部と、該接続部にリムーバブル記憶装置が接続されている間、該接続部に接続されているリムーバブル記憶装置の記憶内容に、新たなデータが記憶された、既存のデータが変更されたなどのような変化が発生したか否かの検査を繰り返し行う検査部とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、装着されたリムーバブル記憶装置内のデータを読み込む情報処理装置に関する。
携帯端末から無線通信によってファイルをMFP(Multifunction Peripheral)に送信し、印刷を行わせる技術がある(特許文献1参照)。ここで、携帯端末とMFPを無線通信によって接続する場合、該携帯端末を、MFPと同じローカルネットワークに接続する必要がある。そして、MFPと同じローカルネットワークに接続するためには、MFPと同じネットワーク用のIP(Internet Protocol)アドレスを取得する必要がある。特に、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を用いずにIPアドレスを管理している環境では、IPアドレスを新たに管理者に申請して取得する必要があり手間がかかる。
また、携帯端末用のIPアドレスを取得しても、MFPと接続する為に、MFPのIPアドレスを知らなければ、接続することができない。通常、MFPのIPアドレスは、管理者用の画面からしか確認できないことが多く、その場合、携帯端末の利用者はMFPのIPアドレスを管理者に問い合わせなければならない。
ところで、2012年1月SD(Secure Digital)カードの規格化団体 SD Association が、無線LAN(Local Area Network)接続機能を内蔵したWireless LAN SD 規格の策定を発表した。これにより、この規格に準拠したSDカード(以下、無線SDカード)を用いた場合、無線SDカードを装着した装置が無線通信の機能を有していなくても、無線SDカード自体が無線通信機能を内蔵しているため、携帯端末等から無線通信で、無線SDカードの中身を読み書き出来るようになった。なお、無線SDカードは、装置本体に着脱可能(リムーバブル)な記憶装置である。
通常、無線SDカードは、デジタルカメラ等で撮影した画像を携帯端末で取得するために使われる。すなわち、デジタルカメラで撮影して得た画像を該デジタルカメラに装着中の無線SDカードに保存し、携帯端末が該無線SDカードに保存された画像を無線通信によって読み取るといった使い方がなされる。
しかし、逆に携帯端末から、無線SDカードに無線通信でファイルを保存する(書き込む)ことも可能となっている。よって、無線SDカードをMFPに装着した場合、携帯端末から無線通信によって無線SDカードにファイルを保存し、MFPのパネル操作で、この無線SDカード内のファイルを読み出して印刷することが可能になる。この場合、IPアドレス等を取得したり、MFPと携帯端末を無線通信によって接続したりする必要がないので、接続に関して高い利便性が得られる。
ところで、通常、MFPは無線機能を有していないリムーバブル記憶装置(たとえば汎用的なSDカード)も使用する。従来、MFPは、リムーバブル記憶装置が装着された時にのみ、該リム―バブル記憶装置との通信を行って、該リムーバブル記憶装置内の文書の一覧やサムネイル画像の作成を行い、以降は、リムーバブル記憶装置との通信を行うことなく、この一覧とサムネイル画像を用いてパネル表示を行っている。これは、無線SDカードが登場する以前は、リムーバブル記憶装置をMFPに装着している間にこのリムーバブル記憶装置の記憶内容をMFP以外の外部から変更(新規ファイルの書き込みなど)することができなかったので、上記パネル表示のために行うリム―バブル記憶装置との通信は、リムーバブル記憶装置を装着した時にだけ行えば充分であったためである。
従って、従来のようにリムーバブル記憶装置をMFPに装着した時にのみリム―バブル記憶装置との通信を行う構成では、無線通信によって、MFP以外の外部からMFPに装着されている無線SDカード内のデータの変更(新規ファイルの書き込みなど)があった場合、MFPは該変更があったことを認識できないという問題がある。
特許文献2には、操作パネルから受けたユーザの指示に従って、自装置に装着されている無線SDカード内のファイルを印刷する画像形成装置が記載されている。特許文献2に記載の画像形成装置は、操作パネルで受けた操作に従って装着中の無線SDカードの中身を読み込み、装着時と比べて変更があった内容を更新している。これにより装着後に該無線SDカードの中身が更新された場合であっても、その更新されたファイルを読み出すことができる(特許文献2参照)。
特開2006−202331号公報 特開2011−034551号公報
しかし、特許文献2に記載の画像形成装置では、ユーザの指示に従って無線SDカードの中身を読み込むので、その手間が煩わしい。たとえば、新たに追加されたファイルを印刷する場合、携帯端末からファイルを送信する操作と、画像形成装置側でファイルを指定して印刷指示する操作の双方が必要となる。新たに追加されたファイルを、直ぐに印刷する場合等には、該ファイルが無線SDカードに追加されたことをユーザが把握していなければならない。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、自装置に装着されている無線通信機能付きのリムーバブル記憶装置内のデータが外部から更新されたことを自動で認識することのできる情報処理装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]リムーバブル記憶装置が接続される接続部と、
前記接続部にリムーバブル記憶装置が接続されている間、前記接続部に接続されているリムーバブル記憶装置の記憶内容の変化の検査を繰り返し行う検査部と、
を備える
ことを特徴とする情報処理装置。
上記発明では、自装置に接続されたリムーバブル記憶装置の記憶内容の変化の検査を繰り返し実行している。これにより、無線通信機能付きのリムーバブル記憶装置が装着されて、その記憶内容が外部の装置から変更された場合でも、該変更を自動的に検出して対応することができる。
なお、リムーバブル記憶装置が無線通信機能を有するか否かに係らず、記憶内容の変化の検査を繰り返し行うので、無線通信機能付きのリムーバブル記憶装置か否かのチェックが不要かつ、チェック結果に従って処理を切り替えることも不要となり、処理が共通化されて簡略になる。
[2]前記接続部に接続されているリムーバブル記憶装置が無線通信機能を備えているか否かを判定する判定部を有し、
前記検査部は、前記判定部の判定結果が無線通信機能有りを示す場合にのみ、前記検査を繰り返し行う
ことを特徴とする[1]に記載の情報処理装置。
上記発明では、無線通信機能を持たないリムーバブル記憶装置は、外部の装置から記憶内容が変更されることはないので、無線通信機能を有するリムーバブル記憶装置が接続された場合のみ、前述の検査を繰り返し実行する。無線通信機能を持たないリムーバブル記憶装置が接続された場合は、検査の繰り返しは禁止される。
[3]前記接続部にリムーバブル記憶装置が新たに接続されたとき、前記リムーバブル記憶装置に記憶されているデータの一覧またはサムネイル画像を生成し、前記リムーバブル記憶装置の記憶内容の変化が前記検査部によって検出されたとき、前記一覧またはサムネイル画像を更新する一覧作成部をさらに有する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の情報処理装置。
上記発明では、リムーバブル記憶装置が新たに接続されたとき、該リムーバブル記憶装置に記憶されているデータの一覧またはサムネイル画像を生成する。また、該リムーバブル記憶装置の記憶内容の変化を検出したら、前述の一覧またはサムネイル画像を、該変化に合わせて更新する。たとえば、新たなデータが追加された場合は、一覧に該データを加えたり、該データに対応するサムネイル画像を生成したりする。変化を検出したら更新を行うので、たとえば、ユーザの操作を受けてから前述の検査を行って更新する場合に比べて、更新が完了するまでの待ち時間を省略することができる。特に、サムネイル画像の生成にはある程度の時間がかかるので効果的である。
[4]記憶部と、
用紙に画像形成する画像形成部と、
前記画像形成に係る制御を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記リムーバブル記憶装置に記憶されているデータに基づいて前記画像形成部で画像形成を行う場合は、前記リムーバブル記憶装置に記憶されているデータを読み出して前記記憶部に保存し、前記記憶部が保存しているデータに基づいて前記画像形成部に画像形成を行わせる
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
上記発明では、リムーバブル記憶装置に記憶されているデータに基づいて画像形成を行う場合は、リムーバブル記憶装置に記憶されているデータを読み出して記憶部に保存し、該記憶部が保存しているデータに基づいて画像形成を行う。リムーバブル記憶装置からデータを読み出しながら画像形成を実行する場合には、画像形成の実行中に外部装置から該データが変更(たとえば削除など)されると画像形成に支障が生じて処理を途中で中断等しなければならないが、自装置の記憶部に保存したデータに基づいて画像形成を行うので、画像形成中にリムーバブル記憶装置のデータが変更されても前述の中断等を回避することができる。
[5]用紙に画像形成する画像形成部と、
前記画像形成に係る制御を行う制御部と、
を備え
前記制御部は、前記リムーバブル記憶装置に新たなデータが追加記憶されたことが前記検査部によって検出されたとき、その追加記憶されたデータが印刷指示を含むか否かを判定し、印刷指示を含む場合は、該印刷指示が指定する印刷対象のデータに基づいて前記画像形成部に画像形成を行わせる
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
上記発明では、リムーバブル記憶装置に新たなデータが追加記憶されたことを検出したとき、その追加記憶されたデータが印刷指示を含む場合は、該印刷指示が指定する印刷対象のデータに基づいて画像形成を行う。これにより、ユーザが情報処理装置にて印刷指示に係る操作を行わなくとも、画像形成が実行される。印刷指示が指定する印刷対象のデータは、リムーバブル記憶装置に既に記憶されているデータでもよいし、印刷指示と共に新たに追加記憶されたデータでもよいし、情報処理装置に記憶されているデータでもよい。
[6]前記追加記憶されたデータは、前記印刷指示と前記印刷対象のデータの双方を含むファイルである
ことを特徴とする[5]に記載の情報処理装置。
上記発明では、追加記憶されるデータはファイルであり、その1つのファイルの中に印刷対象のデータと印刷指示が含まれる。たとえば、PDF(Portable Document Format)ファイルの場合は、先頭ページに印刷指示に係る記述が含まれる。
[7]前記印刷指示は、第1のファイルによって行われ、
前記制御部は、前記印刷指示の指定する第2のファイルに基づいて前記画像形成部に画像形成を行わせる
ことを特徴とする[5]に記載の情報処理装置。
上記発明では、印刷指示を含むファイルと、該印刷指示が印刷対象として指定するファイルは別々のファイルである。第1のファイルの印刷指示により印刷対象として指定される第2のファイルは、リムーバブル記憶装置に保存されているファイルでも、情報処理装置に保存されているファイルでもよい。
[8]当該情報処理装置の電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードに切り替える省電力制御部を備え、
前記省電力制御部は、前記省電力モードの状態で、前記リムーバブル記憶装置に新たなデータが追加記憶されたことが前記検査部によって検出された場合は、前記通常モードに切り替える
ことを特徴とする[1]乃至[7]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
上記発明では、情報処理装置は、電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードに切り替え可能であって、省電力モードの状態で、リムーバブル記憶装置に新たなデータが追加記憶されたことを検出した場合は通常モードに切り替える。新たなデータが追加記憶されたら、直後にユーザから操作を受けたり、ジョブを実行したりする可能性が高いので、直ぐに通常モードに復帰することで、該復帰のためのユーザの待ち時間を短くすることができる。
[9]当該情報処理装置の電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードに切り替える省電力制御部を備え、
前記省電力制御部は、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを待機状態が規定時間継続した場合に行い、前記リムーバブル記憶装置に新たなデータが追加記憶されたことが前記検査部によって検出された場合は、前記規定時間を延長する
ことを特徴とする[1]乃至[7]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
上記発明では、通常モードから省電力モードへの切り替えを待機状態が規定時間継続した場合に行うと共に、リムーバブル記憶装置に新たなデータが追加記憶されたことを検出した場合は、該規定時間を延長する。新たなデータが追加記憶されたら、直後にユーザから操作を受けたり、ジョブを実行したりする可能性が高い。よって、規定時間を延長することで、追加記憶されたデータに対する操作を受ける前に、省電力モードに入ってしまう可能性が低くなる。
本発明に係る情報処理装置によれば、自装置に装着されているリムーバブル記憶装置が無線通信機能を有していて、その記憶内容が外部から更新されたとしても、その更新を自動で認識して対応することができる。
本発明に係る画像形成装置と、無線SDカード、携帯端末を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。 無線SDカードと無線通信で接続する際に、携帯端末に表示される画面の例を示す図である。 無線SDカードの記憶内容の更新に合わせて、画像形成装置がファイルの一覧を更新する様子を示す図である。 携帯端末が、ファイルと該ファイルの印刷指示を無線SDカードに送信する際に表示する画面の例を示す図である。 印刷指示を含むPDFファイルの先頭ページの記述内容の例を示す図である。 画像形成装置が、無線SDカード内のファイルに従って印刷を行う様子を示す図である。 SDカードが装着された後に画像形成装置が行う処理を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、リムーバブル記憶装置としての機能を果たす無線SDカード35と、本発明に係る情報処理装置としての機能を果たす画像形成装置10、および無線SDカード35と無線通信を行う携帯端末40を示す。
無線SDカード35は、持ち歩きが可能なリムーバブル記憶装置であり、画像形成装置10の外部メモリ接続部21(図2参照)に着脱可能に有線接続される。また、無線SDカード35は、LAN(Local Area Network)等の無線通信によって携帯端末40と無線接続することが可能である。無線SDカード35と有線接続された装置(画像形成装置10)および無線通信にて接続された無線装置(携帯端末40)は、該無線SDカード35の記憶領域へのデータの読み書きが可能となる。
携帯端末40は、持ち歩きが可能な端末である。携帯端末40は、ユーザから受けた指示に従って、無線通信によって無線接続されている無線SDカード35に対してデータの読み書きを行う。本発明の実施の形態ではファイル形式のデータ(以後ファイルと記す)の読み書きを行う。
画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部装置へ送信したりするスキャンジョブ、PCから送出されたデータに係る画像を記録紙に印刷して出力するプリントジョブ(印刷ジョブ)などのジョブを実行する機能を備えた、所謂、複合機である。本発明の実施の形態では、後述する外部メモリ接続部21(図2参照)に無線SDカード35が着脱可能に有線接続(以後、有線接続を装着と呼ぶ)される。画像形成装置10は、装着された無線SDカードの記憶内容を読み取ったり、新たなデータ(ファイル)を書き込んだりすることができる。
本発明の画像形成装置10は、装着された無線SDカード35の記憶内容の変化の検査を繰り返し行う。これにより、自装置に装着されている無線SDカード35の記憶内容が外部から更新されたことを自動で認識することができる。なお、画像形成装置10は、無線SDカード35が新たに装着されたとき、無線SDカード35に記憶されているデータ(ファイル)の一覧またはサムネイル画像を生成し、表示部31(図2参照)に表示する。その後、前述の検査にて変化を検出したら、該一覧またはサムネイル画像を更新する。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)11を有している。CPU11にはバスを通じてROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、不揮発メモリ14と、ハードディスク装置15と、画像処理部16と、画像読取部17と、プリンタ部18と、ファクシミリ通信部19と、ネットワーク通信部20と、外部メモリ接続部21と、ADF(Auto Document Feeder)22と、操作パネル30とを備えている。
CPU11は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。また、CPU11は、操作パネル30の表示内容の制御を行う制御部や、外部メモリ接続部21に接続されている無線SDカード35の記憶内容の変化の検査を行う検査部としての機能を果たす。
ROM12には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が各種処理を実行することで画像形成装置10の各機能が実現される。また、ROM12には、画像形成装置10の一連の制御をCPU11が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM13は、CPU11がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ14は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。
ハードディスク装置15は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、ユーザ情報、印刷データや画像データ、ジョブ履歴などが保存される。
画像処理部16は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理などを行う。本発明の実施の形態では、無線SDカード35に記憶されているデータ(ファイル)のサムネイル画像を生成する。
画像読取部17は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。画像読取部17は、例えば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動ユニットと、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
プリンタ部18は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。画像形成は他の方式でもかまわない。
ファクシミリ通信部19は、ファクシミリ機能を備えた外部装置と公衆回線を通じて画像データを送受信する機能を果たす。
ネットワーク通信部20は、LANなどのネットワークを通じて無線通信にて無線接続された外部装置との間でデータを通信する機能を果たす。
ADF22は、画像を読み取る際に、複数枚の原稿を連続して画像読取部17の原稿台に送る自動給紙装置としての機能を果たす。一度に30枚程度の原稿をセットすることが可能で、原稿を読み取るごとに原稿台にセットし直す手間を省略することができる。
外部メモリ接続部21は、SDカードを有線接続する為のコネクタを備えており、該コネクタに機械的に接続されたSDカードは、有線にて電気的に画像形成装置10と接続される。なお、SDカードが装着された場合、CPU11は、当該SDカードが無線通信機能を有するSDカード(無線SDカード35)か、無線通信機能を持たない通常のSDカードかを判断する。
操作パネル30は、表示部31と、操作部32とを備えている。操作部32は、スタートボタンや戻る釦などのスイッチ部33とタッチパネル部34とを備えている。表示部31は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。本実施の形態では、操作パネル30が表示する表示内容の制御、操作パネル30による操作の受け付けに関する制御はCPU11が行う。
タッチパネル部34は、表示部31上に設けられている。タッチパネル部34は、タッチペンや指などで押下された表示部31上のタッチ位置(座標位置)を検出する。CPU11は、継続的に検出されるタッチ位置の変化(操作情報)から、フリック操作やドラッグ操作などを認識する。
図3は、携帯端末40の概略構成を示すブロック図である。携帯端末40は、当該携帯端末40の動作を統括的に制御するCPU41を有している。CPU41にはバスを通じてROM42と、RAM43と、不揮発メモリ44と、ハードディスク装置45と、ネットワーク通信部46と、操作表示部50とを備えている。
CPU41は、OSプログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。また、CPU41は、操作表示部50の表示内容を制御する制御部としての機能を果たす。
ROM42には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU41が各種処理を実行することで携帯端末40の各機能が実現される。また、ROM42には、携帯端末40の一連の制御をCPU41が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM43は、CPU41がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリなどとして使用される。
不揮発メモリ44は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。
ハードディスク装置45は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラムなどのほか、画像ファイルや文書ファイルなどのようなファイルが保存される。
ネットワーク通信部46は、LANなどのネットワークを通じて無線SDカード35との間でデータを通信する機能を果たす。
操作表示部50は、表示部51と、操作部52とを備えている。操作部52は、スタートボタンや戻る釦などのスイッチ部53とタッチパネル部54とを備えている。表示部51は、液晶ディスプレイなどで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。
タッチパネル部54は、表示部51上に設けられている。タッチパネル部54は、タッチペンや指などで押下された表示部51上のタッチ位置(座標位置)を検出する。CPU41は、継続的に検出されるタッチ位置の変化から、フリック操作やドラッグ操作、マルチタッチ操作などを認識する。
次に、携帯端末40と無線SDカード35の接続手順について説明する。図4は、携帯端末40と無線SDカード35を接続する際に、携帯端末40の表示部51に表示される画面を示す。
まず、ユーザは、無線SDカード35を画像形成装置10に装着する。次に携帯端末40にて専用のアプリケーションを立ち上げ、該携帯端末40と無線通信が可能な機器の一覧60を示す画面を表示部51に表示させ、該一覧60の中から接続先として無線SDカード35を選択する(S1)。
携帯端末40は、接続先が選択されたらパスワード入力画面61を表示し、パスワードの入力を受け付ける(S2)。無線SDカード35に予め設定されているパスワードが入力され、該パスワードによる認証が完了したら、無線SDカード35との間に無線通信を確立する(S3)。なお、該確立後は、前述の一覧60にて無線SDカード35を示す部分に、無線通信が確立していることを示すマーク62が表示される。
携帯端末40は、無線SDカード35との間に無線通信を確立したら、新たなファイルを書き込んだり、ファイルを削除したりするなど無線SDカード35の記憶内容を変更することができる。無線SDカード35が装着されている画像形成装置10は、無線SDカード35の記憶内容の変化の検査を繰り返し行い、該変更による記憶内容の変化を検出する。
図5は、画像形成装置10が、装着されている無線SDカード35の記憶内容の変化を検出した場合に、表示部31に表示中のファイルの一覧を更新する様子を示す。本発明の実施の形態では、画像形成装置10は、無線SDカード35が装着されたときに無線SDカード35の記憶内容から、サムネイル画像によるファイルの一覧を生成し、表示部31に表示する。その後、無線SDカード35の記憶内容の変化の検査を繰り返し行う。画像形成装置10は、自装置が無線SDカード35の記憶内容を書き換えた時、および外部の装置から無線通信にて無線SDカード35の記憶内容が書き換えられた時に、前述の検査にて記憶内容の変化を検出し、該一覧を更新する。
図5では、画像形成装置10が、ファイルの一覧としてFile1とFile2のサムネイル画像の一覧を表示部31に表示している状態で、無線SDカード35に新たなファイルであるFile3が外部からの無線通信によって追加されたことを検出している。その後、画像形成装置10は、該File3のサムネイル画像を生成、追加することで、表示部31に表示中のサムネイル画像の一覧を更新している。
このように画像形成装置10は、装着されている無線SDカード35の記憶内容が携帯端末40などの外部装置から変更された場合、その変更後の内容に合わせて、表示部31に表示中のファイルの一覧を更新する。画像形成装置10は無線SDカード35が装着された以後、記憶内容の変化の検査を繰り返し行い、記憶内容の変化を検出した場合にファイルの一覧を更新するので、たとえば、ユーザの操作を受けてから前述の検査を行って更新する場合に比べて、データの一覧が更新されるまでの待ち時間を省略することができる。特に、サムネイル画像の生成にはある程度の時間がかかるので効果的である。
記憶内容の変化の検査は、画像形成装置10が無線SDカード35の記憶内容を繰り返しポーリングし、該ポーリングによって得た記憶内容を、前回のポーリングで得た記憶内容と比較して行う。記憶内容の変化の検査は、20秒毎など、一定時間が経過する度に実行する。また、装着されている無線SDカード35の消費電力を監視し、消費電力に変化があった場合に、無線SDカード35の記憶内容が変更されたと判断して該検査を実行するようにしてもよい。
なお、画像形成装置10は、SDカードが装着された際に、そのSDカードが無線SDカード35か、無線通信機能を持たない通常のSDカードかを判断する。そして無線SDカード35であると判断した場合のみ、前述の記憶内容の変化の検査を行う。これにより無線通信機能を持たない通常のSDカードが装着された場合は、該検査を行わないので、その分電力消費量を抑えることができる。
図5では、無線SDカード35に新たなファイルが追加された場合を例に説明したが、たとえば、無線SDカード35が記憶しているファイルが削除された場合は、画像形成装置10は、表示部31に表示中のファイルの一覧から、該ファイルに対応するサムネイル画像を削除する。無線SDカード35に格納されている所定のファイルの内容が変更された場合は、その変更後の内容に対応するように該所定のファイルに対応するサムネイル画像を更新する。
なお、画像形成装置10は、無線SDカード35に印刷指示に係るデータが書き込まれた(追加記憶された)場合、当該印刷指示に従って印刷を実行する。印刷指示に従って印刷を行う場合について詳細に説明する。
図6は、携帯端末40から無線SDカード35に、新たなファイルとともに該ファイルの印刷指示を含むファイルを送信する様子を示す。まず、ユーザは、携帯端末40にて、送信可能なファイルの一覧を表示部51に表示させ、該一覧の中から無線SDカード35に送信するファイルを選択する。
携帯端末40は、ファイルが選択されている状態で印刷釦63が押下されたら、選択されているファイルと、該ファイルの印刷指示を含むファイルを無線SDカード35に送信する。図中ではFile2が選択されている状態で印刷釦63が押下され、File2とFile2の印刷指示が無線SDカード35に送信されている。
画像形成装置10は、外部の装置から無線SDカード35に印刷指示が新たに書き込まれた(追加記憶された)場合、その新たに書き込まれた印刷指示に従って印刷を実行する。図6では、印刷指示に従って、新たに書き込まれたFile2を印刷する。このように画像形成装置10は、記憶内容の変化の検査を繰り返し行い、無線SDカード35に追加記憶された印刷指示を自動的に検出する。そして検出した印刷指示に従って自動で印刷を実行する。これにより、ユーザが画像形成装置10にて印刷指示に係る操作を行うことなく印刷が実行される。
なお、図6では印刷指示自体が一つのファイルであったが、印刷対象となるデータとその印刷指示が1つのファイルに含まれていてもよい。図7は印刷対象のデータとその印刷指示の双方を含むファイルの一例を示す。
図7は、PDFファイル形式のデータの先頭ページの記載内容の一例を示す。一行目の「%PDF-1.2」は、このファイルがPDFファイルであること、および準拠するPDF仕様のバージョンを示す。
二行目の「% print 2in1 Color」は印刷指示であり、「print」が印刷命令を、「2in1」が2in1設定で該印刷を行うことを、「Color」がカラーで該印刷を行うことを示す。3行目以降は、印刷対象となる該PDFファイルの内容を示す。このように、印刷対象のデータとその印刷指示を同じファイルに含めることができる。
次に、画像形成装置10が、無線SDカード35に記憶されているファイルに基づいて印刷を行う場合について説明する。画像形成装置10は、装着されている無線SDカード35内のファイルを印刷する指示を受けた場合は、該ファイルを読み出してハードディスク装置15に保存し、ハードディスク装置15に保存したファイルを使用して印刷を実行する。
図8は、画像形成装置10が無線SDカード35に記憶されているファイルに基づいて印刷を行う場合の処理手順を示す。まず、印刷対象のファイルを無線SDカード35から読み出し、その読み出したファイルをハードディスク装置15に保存する。
その後、ハードディスク装置15に保存されたファイルから印刷用データを作成する。具体的には、ファイル内のベクトルの情報をイメージに展開する。また、RGBなどの色情報から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色成分のデータを作成したり、解像度をプリンタにあうように変換したりする。そしてその作成された印刷用データに基づいて印刷を行う。
このように、画像形成装置10は、無線SDカード35内のファイルをハードディスク装置15にコピーしてから印刷を行う。無線SDカード35からデータを読み出しながら印刷を実行する場合には、印刷の実行中に外部の装置から該データが変更(たとえば削除など)されると印刷に支障が生じて処理を途中で中断等しなければならないが、予めハードディスク装置15に保存したファイルに基づいて印刷を行うので、無線SDカード35内のデータが変更されても前述の中断等を回避することができる。
次に、画像形成装置10の電力モードについて説明する。画像形成装置10は、自装置の電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードの切り替えが可能である。画像形成装置10は、操作を受けない状態かつジョブを実行していない状態などのような待機状態が規定時間継続した場合に、通常モードから省電力モードへの切り替えを行う。これにより、省電力モード中の消費電力を抑えることができる。
そして、省電力モードの状態で、無線SDカード35に新たなデータが書き込まれたことを検出した場合や、非待機状態となった場合に通常モードに切り替える。新たなデータが書き込まれたら、その後、すぐにユーザからそのファイルに対する操作を受けたり、そのファイルを使用するジョブを実行したりする可能性が高いので、前述の検出後、直ぐに通常モードに復帰することで、該復帰が完了するまでのユーザの待ち時間を少なくすることができる。
待機状態が規定時間継続したか否かの判断は、最後に待機状態になった時からの経過時間をカウントする省電力移行タイマを設け、CPU11がこの該省電力移行タイマを監視し、カウントした経過時間が規定時間に達しているか否かによって判断する。
なお、画像形成装置10は、新たなファイルが書き込まれたことを検出した場合は、前述の規定時間を延長してもよい。新たなデータが書き込まれたら省電力移行タイマのカウントをリセットする場合、該リセット後に(新たなデータが書き込まれた時点で省電力モードの場合は通常モードに移行し)、待機状態で延長された規定時間が経過するまで省電力モードに移行しない。よって、新たなデータが書き込まれてから、なかなか操作がない場合などに対応する。
なお、新たなデータが書き込まれた時に、省電力移行タイマのカウントをリセットしない場合、新たなデータが書き込まれた時点で、省電力移行タイマのカウントが規定時間に達する直前であっても、規定時間を延長すれば、その延長した時間分だけ省電力モードに移行するまで余裕が生まれる。よって、書き込まれたデータに対する操作を受ける前に、通常モードから省電力モードに入ってしまう可能性が低くなる。
図9は、SDカードが装着された画像形成装置10が実行する処理のフローチャートを示す。まず、SDカードが装着されたら(ステップS101)、そのSDカードが無線SDカード35か、無線機能を持たない通常のSDカードかを調べる(ステップS102)。
無線機能を持たない通常のSDカードである場合は(ステップS102;No)、該SDカード内の記憶内容から、サムネイル画像によるファイルの一覧を作成し(ステップS103)、本処理を終了する。なお、以後はこの一覧をベースに、印刷対象のファイルの選択などを受け付けるとともに、該SDカード内の記憶内容の変化の検査は行わない。
無線SDカード35である場合は(ステップS102:Yes)、無線SDカード35の記憶内容をチェックする(ステップS104)。
ステップS104のチェックが、装着されたSDカードの記憶内容の初回チェックである場合、または2回目以降のチェックであって前回のチェック時と記憶内容に変化がある場合は(ステップS105;Yes)、現在省電力モードであるか否かを調べる(ステップS106)。2回目以降のチェックであって、前回のチェック時と記憶内容に変化が無い場合は(ステップS105;No)、ステップS104に戻って処理を継続する。
省電力モードの状態であれば(ステップS106;Yes)、省電力モードから通常電力モードに復帰する処理を行い(ステップS107)、ステップS108に進む。通常電力モードの状態であれば(ステップS106;No)、省電力移行タイマがカウントした待機状態での経過時間をリセット(クリア)(ステップS108)する。
次に、サムネイル画像の一覧を更新する(ステップS109)。ステップS104のチェックが初回チェックである場合は、全てのファイルのサムネイル画像を生成して、サムネイル画像の一覧を作成する。2回目以降のチェックである場合は、前回のチェック時との変更点のみを更新する。たとえば、追加されたファイルがある場合は、その追加されたファイルのサムネイル画像を生成し、一覧に追加する。削除されたファイルがある場合は、その削除されたファイルのサムネイル画像を一覧から削除する。
次に、ファイルの内容を解析し(ステップS110)、解析したファイルの中に印刷指示を含むファイルがあるか否かを調べる(ステップS111)。ステップS104のチェックが初回チェックである場合は、全てのファイルを解析する。2回目以降のチェックである場合は、前回のチェック時と比べて変化のあったファイル(追加されたファイルや変更されたファイル)のみを解析する。
印刷指示がなければ(ステップS111;No)、ステップS104に戻って処理を継続する。印刷指示がある場合は(ステップS111;Yes)、ハードディスク装置15(図中ではHDDと記す)に、該印刷指示の対象となるファイルを複製し(ステップS112)、その複製ファイルに基づいて印刷を実行し(ステップS113)、その後、ステップS104に戻って処理を継続する。なお、印刷指示と印刷対象のデータが別々のファイルである場合は、印刷後に印刷指示を含むファイルを削除するようにしてもよい。印刷対象のデータと印刷指示が同じファイルに含まれている場合は、該印刷指示の部分のみ削除する。
なお、ステップS104の処理は、新たに無線SDカードが装着された時、および一定時間が経過する毎に実行される。
また、省電力移行タイマがカウントする経過時間は、ステップS108だけでなく、ステップS113にて印刷が終了した時点などのようにジョブの終了時や、ユーザから操作を受ける度にリセットされる。
このように、画像形成装置10は、無線SDカード35が装着されたら、該無線SDカード35の記憶内容からサムネイル画像によるファイルの一覧を作成し、表示部31に表示する。その後、無線SDカード35の記憶内容の変化の検査を繰り返し実行し、変化を検出したら、その変化に応じて該一覧を更新する。これにより、外部の装置から無線SDカード35の記憶内容が変更されたことを直ぐに検知し、該変更を表示に反映させることができる。
また、該変更によって、印刷指示が追加された場合、該印刷指示に従って印刷を行う。これにより、無線SDカード35の記憶内容が変更されてから、直ぐに該印刷指示に基づく印刷が自動で実行される。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明の実施の形態では、リムーバブル記憶装置としてSDカードを例に説明したが、リムーバブル記憶装置はSDカード以外であってもよい。たとえば、USB(Universal Serial Bus)メモリなどであってもよい。
本発明の実施の形態では、画像形成装置10を例に説明したが、本発明は、画像形成装置10から外部メモリ接続部21と、CPU11、ROM12、RAM13とを抜き出した情報処理装置であってもよい。たとえば、装着されたリムーバブル記憶装置内の画像ファイルに基づいて画像を表示するフォトフレームなどのような表示装置などであってもよい。
本発明の実施の形態では、無線SDカード35が装着された場合のみ、記憶内容の変化の検査を繰り返し行う構成であったが、無線通信機能を有するか否かをチェックせず、リムーバブル記憶装置が接続されている間は常に検査を繰り返す構成であってもよい。
本発明の実施の形態では、画像形成装置10は、サムネイル画像の一覧を表示していたが、ファイル名の一覧であってもよい。なお、該一覧を表示しなくともよい。ファイルの一覧を表示しなくとも、たとえば、印刷指示を含むファイルが追加されていた場合に、自動的に該印刷指示に従って印刷を実行すればよい。
本発明の実施の形態では、無線SDカード35に追加記憶された印刷指示は、無線SDカード35内に記憶されたファイルのみを印刷対象としていたが、画像形成装置10に保存されているファイルを印刷対象として指定してもよい。
本発明の実施の形態では、待機状態で規定時間が経過した場合に通常モードから省電力モードに移行していたが、ユーザの操作等、他の条件で省電力モードに移行してもよい。
10…画像形成装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…不揮発メモリ
15…ハードディスク装置
16…画像処理部
17…画像読取部
18…プリンタ部
19…ファクシミリ通信部
20…ネットワーク通信部
21…外部メモリ接続部
22…ADF
30…操作パネル
31…表示部
32…操作部
33…スイッチ部
34…タッチパネル部
35…無線SDカード
40…携帯端末
41…CPU
42…ROM
43…RAM
44…不揮発メモリ
45…ハードディスク装置
46…ネットワーク通信部
50…操作表示部
51…表示部
52…操作部
53…スイッチ部
54…タッチパネル部
60…一覧
61…パスワード入力画面
62…マーク
63…印刷釦

Claims (9)

  1. リムーバブル記憶装置が接続される接続部と、
    前記接続部にリムーバブル記憶装置が接続されている間、前記接続部に接続されているリムーバブル記憶装置の記憶内容の変化の検査を繰り返し行う検査部と、
    を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記接続部に接続されているリムーバブル記憶装置が無線通信機能を備えているか否かを判定する判定部を有し、
    前記検査部は、前記判定部の判定結果が無線通信機能有りを示す場合にのみ、前記検査を繰り返し行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記接続部にリムーバブル記憶装置が新たに接続されたとき、前記リムーバブル記憶装置に記憶されているデータの一覧またはサムネイル画像を生成し、、前記リムーバブル記憶装置の記憶内容の変化が前記検査部によって検出されたとき、前記一覧またはサムネイル画像を更新する一覧作成部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 記憶部と、
    用紙に画像形成する画像形成部と、
    前記画像形成に係る制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記リムーバブル記憶装置に記憶されているデータに基づいて前記画像形成部で画像形成を行う場合は、前記リムーバブル記憶装置に記憶されているデータを読み出して前記記憶部に保存し、前記記憶部が保存しているデータに基づいて前記画像形成部に画像形成を行わせる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 用紙に画像形成する画像形成部と、
    前記画像形成に係る制御を行う制御部と、
    を備え
    前記制御部は、前記リムーバブル記憶装置に新たなデータが追加記憶されたことが前記検査部によって検出されたとき、その追加記憶されたデータが印刷指示を含むか否かを判定し、印刷指示を含む場合は、該印刷指示が指定する印刷対象のデータに基づいて前記画像形成部に画像形成を行わせる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記追加記憶されたデータは、前記印刷指示と前記印刷対象のデータの双方を含むファイルである
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記印刷指示は、第1のファイルによって行われ、
    前記制御部は、前記印刷指示の指定する第2のファイルに基づいて前記画像形成部に画像形成を行わせる
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 当該情報処理装置の電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードに切り替える省電力制御部を備え、
    前記省電力制御部は、前記省電力モードの状態で、前記リムーバブル記憶装置に新たなデータが追加記憶されたことが前記検査部によって検出された場合は、前記通常モードに切り替える
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 当該情報処理装置の電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードに切り替える省電力制御部を備え、
    前記省電力制御部は、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを待機状態が規定時間継続した場合に行い、前記リムーバブル記憶装置に新たなデータが追加記憶されたことが前記検査部によって検出された場合は、前記規定時間を延長する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017220107A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 株式会社Pfu 機器設定装置、機器設定方法、及びプログラム

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