JP6233582B2 - 連動表示システム、画像処理装置およびそのプログラム、連動表示方法 - Google Patents

連動表示システム、画像処理装置およびそのプログラム、連動表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、携帯端末の画面と画像処理装置の画面を連動させる連動表示システム、画像処理装置およびそのプログラム、連動表示方法に関する。
近年、プリンタやスキャナ、ファクシミリ等の機能を備える画像形成装置などの複合機(MFP(Multi Function Peripheral))は、省エネルギー等の観点から、MFPの電力モードを、通常時よりも消費電力の少ない省電力モードに移行する機能を持つことが多い。たとえば、操作を受け付けない状態やジョブを実行していない状態など、待機状態のまま規定時間(たとえば一分間など)が経過した場合に、省電力モードに移行するMFPが一般に広く普及している。
しかし、MFPが頻繁に省電力モードに移行する場合、ユーザは、該MFPを使用するたびに、該MFPを省電力モードから復帰させなければならない。そこで、省電力モードへの移行を制限する技術が複数提案されている。
たとえば、特許文献1には、PC(Personal Computer)側のプリンタドライバにて設定入力を行っている最中は、MFPがスリープモードへ移行しないようにする方法が開示されている(特許文献1参照)。
また、特許文献2には、MFPが、ジョブを送信するクライアント装置に、省電力モードに移行することの許否を確認することで、該MFPがユーザの利便性を損なうことなく省電力モードに移行する方法が開示されている。
特開2006−221427号公報 特開2012−085091号公報
ところで、ユーザがMFPとタブレットなどの携帯端末を同時に使用する場合がある。たとえば、ユーザは、MFPと携帯端末の表示部を並べて配置し、その2つの表示部を使用して1つの大きな画面を表示させたり、MFPが表示する画面での操作についての解説(ガイダンス)画面を携帯端末に表示させたりする。上述の例では、いずれか一方の画面が切り替わったら、他方の画面を切り替えるよう、双方の装置の表示内容を連動させている。
ユーザが、MFPと携帯端末を同時に使用し、双方の装置の表示内容を連動させる場合、携帯端末の表示する内容をゆっくり確認するなどによって、MFPへの操作が一定時間行われなければ、該MFPが省電力モードに移行してしまう。その場合、ユーザは省電力モードを解除し、操作ができるようになるまで待つ必要がある。また、MFPが省電力モードに移行する際にそれまでに行った設定内容をリセットする場合は、ユーザはその設定をやり直さなければならない。よって、このような場合にも、省電力モードへの移行を制限する必要がある。
特許文献1に開示の方法は、PCが表示する画面とMFPが表示する画面の表示内容を連動させる場合については対応していない。
なお、MFPと携帯端末の表示モードを、双方の画面の表示内容を連動させる表示モード(連動表示モードとする)へ移行させたら、双方の装置が使用中か否かに係らず、省電力モードへの移行を禁止する方法が想定されるが、連動表示モード中に双方の装置が使用されない場合は無駄に電力を使用することになる。
また、特許文献2に記載の方法では、MFPが省電力モードへ移行する前に、省電力モードに移行することの許否を問う。よって、MFPと携帯端末の表示内容を連動させている間に、ユーザが携帯端末側のみで操作を行っている場合、MFPが省電力モードに移行することの許否を度々携帯端末に問うので、携帯端末を操作するユーザの利便性を損ねてしまう。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、画像処理装置と携帯端末を使用する場合において、両装置の画面の表示内容を連動させている最中は、いずれか一方の装置が使用されていなくとも、画像処理装置の省電力モードへの移行を防いで、ユーザの利便性を確保する連動表示システム、画像処理装置およびそのプログラム、連動表示方法を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]画像処理装置と、
携帯端末と、
前記画像処理装置の電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとに切り替える省電力制御部と、
前記画像処理装置と前記携帯端末が表示する画面のうちのいずれか一方の画面が切り替わったら、他方の画面を切り替える連動表示制御を行う連動表示制御部と、
前記画像処理装置と前記携帯端末のそれぞれについて使用中か否かを判断する監視部と、
を備え、
前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中であって、前記監視部が前記画像処理装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中であると判断した場合は、前記画像処理装置の電力モードについて、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを禁止し、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中に、前記監視部が前記携帯端末と前記画像処理装置の双方が使用されていないと判断した場合は、前記画像処理装置の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替える
ことを特徴とする連動表示システム。
上記[1]および下記[10]、[20]に係る発明では、電力モードを通常電力モードと省電力モードとに切り替え可能な画像処理装置の表示と、携帯端末の表示を、いずれか一方の画面が切り替わったら、他方の画面を切り替えるように連動させる連動表示制御を行う。そして、連動表示制御の実行中であって該画像処理装置と該携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中である場合は、該画像処理装置の電力モードを通常電力モードから省電力モードへ切り替えないようにする。これにより、連動表示制御の実行中であって、該画像処理装置と該携帯端末のうちのいずれか一方のみを長時間している際に、該画像処理装置が省電力モードに移行してしまうといった自体の発生を防ぐことができる。
なお、連動表示制御では、たとえば、2つの表示部を使用して1つの大きな画面を表示させたり、一方の画面に関連する別の画面を他方に表示させたりする。
[2]前記省電力制御部は、前記携帯端末の電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとに切り替え可能であり、
前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中であって、前記監視部が前記画像処理装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中であると判断した場合は、前記画像処理装置と前記携帯端末の双方の電力モードについて、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを禁止し、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中に、前記監視部が前記携帯端末と前記画像処理装置の双方が使用されていないと判断した場合は、前記携帯端末の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替える
ことを特徴とする[1]に記載の連動表示システム。
上記[2]および下記[11]、[21]に係る発明では、携帯端末も通常電力モードと省電力モードとに切り替え可能とする。そして、連動表示制御の実行中であって画像処理装置と該携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中である場合は、該画像処理装置と該携帯端末の電力モードを通常電力モードから省電力モードへ切り替えないようにする。これにより、該画像処理装置と該携帯端末のうちのいずれか一方のみを長時間使用している際に、他方が省電力モードに移行してしまうといった事態の発生を防ぐことができる。
[3]前記連動表示制御部は、前記画像処理装置に表示される設定画面と、前記携帯端末に表示される、前記設定画面に対応するガイダンス画面とを対象に前記連動表示制御を行う
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の連動表示システム。
上記[3]および下記[12]、[22]に係る発明では、連動表示制御を行う場合、画像処理装置は設定画面を、携帯端末は該設定画面に対応するガイダンス画面を表示する。たとえば、画像処理装置がコピーに係る設定画面を表示中は、携帯端末がコピーに係るガイダンス画面を表示する。
[4]前記連動表示制御部は、前記画像処理装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方がユーザから設定操作を受けている際に前記連動表示制御を実行しているときは、前記設定操作が完了したら、前記連動表示制御の実行を終了する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の連動表示システム。
上記[4]および下記[13]、[23]に係る発明では、画像処理装置がユーザから設定操作を受けている際に連動表示制御を実行しているときは、その設定操作が完了したら、連動表示制御の実行を終了する。たとえば、設定完了釦が押下された場合や、設定操作に係るジョブの開始指示を受けた場合などに、設定操作が完了したと認識する。
[5]前記監視部は、ユーザの視線を検出する視線検出部の検出結果、前記携帯端末の傾きを検出する傾きセンサ部の検出結果、前記携帯端末がユーザから受けた操作の状況のうちの少なくとも1つに基づいて、前記携帯端末が使用中か否かを判断する
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の連動表示システム。
上記[5]および下記[14]、[24]に係る発明では、ユーザの視線を検出する視線検出部の検出結果、携帯端末の傾きを検出する傾きセンサ部の検出結果、携帯端末がユーザから受けた操作の状況のうちの少なくとも1つに基づいて、該携帯端末が使用中か否かを判断する。たとえば、ユーザの視線が携帯端末に向けられていると認識している場合や、携帯端末の表示面が上向きであると認識している場合、最後に操作を受けてから所定の時間が経過していない場合などに、該携帯端末が使用中であると判断する。
[6]前記監視部は、ユーザの視線を検出する視線検出部の検出結果、もしくは前記画像処理装置がユーザから受けた操作の状況のうちの少なくとも1つに基づいて、前記画像処理装置が使用中か否かを判断する
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載の連動表示システム。
上記[6]および下記[15]、[25]に係る発明では、ユーザの視線を検出する視線検出部の検出結果、もしくは画像処理装置がユーザから受けた操作の状況のうちの少なくとも1つに基づいて、該画像処理装置が使用中か否かを判断する。たとえば、ユーザの視線が画像処理装置に向けられていると認識している場合や、最後に操作を受けてから所定の時間が経過していない場合などに、該画像処理装置が使用中であると判断する。
[7]前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中でなければ、前記画像処理装置が使用中か否かに基づいて前記画像処理装置の電力モードを独立に制御し、前記携帯端末が使用中か否かに基づいて前記携帯端末の電力モードを独立に制御する
ことを特徴とする[2]、または[2]を引用する[3]乃至[6]のいずれか1つに記載の連動表示システム。
上記[7]および下記[16]、[26]に係る発明では、連動表示制御を実行していない場合は、画像処理装置が使用中か否かに基づいて該画像処理装置の電力モードを独立に制御し、携帯端末が使用中か否かに基づいて該携帯端末の電力モードを独立に制御する。すなわち、連動表示制御を実行していない場合は、使用されていない装置は省電力モードに移行する。
[8]前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中に、前記監視部が前記携帯端末と前記画像処理装置の双方が使用されていないと判断した場合は、前記携帯端末と前記画像処理装置の双方の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替え、
その後、前記通常モードへの復帰の際に、前記省電力制御部は、前記携帯端末と前記画像処理装置の双方を前記通常モードへ復帰させ、前記連動表示制御部は前記連動表示制御の実行を再開する
ことを特徴とする[2]、または[2]を引用する[3]乃至[6]のいずれか1つ、または[7]に記載の連動表示システム。
上記[8]および下記[17]、[27]に係る発明では、連動表示制御の実行中に、画像処理装置と携帯端末の双方が使用されていなかったら、双方を省電力モードに移行させる。その後、通常モードへ復帰させる際には、携帯端末と画像処理装置の双方を前記通常モードへ復帰させ、連動表示制御の実行を再開する。すなわち、連動表示制御の実行中は、画像処理装置と携帯端末を一緒に省電力モードに移行させたり、省電力モードから復帰させたりする。
[9]前記携帯端末と前記画像処理装置の間の距離が所定値以上か否かを判定する距離判定部を更に備え、
前記連動表示制御部は、前記距離判定部が前記携帯端末と前記画像処理装置の間の距離が所定値以上であると判定した場合は、前記連動表示制御の実行を禁止する
ことを特徴とする[1]乃至[8]のいずれか1つに記載の連動表示システム。
上記[9]および下記[18]、[28]に係る発明では、携帯端末と画像処理装置の間の距離が所定値以上であると判定した場合は、連動表示制御の実行を禁止する。所定値は、たとえば、ユーザが携帯端末と画像処理装置を同時に使用可能な距離などにする。
[10]表示部と、
操作部と、
所定の画像処理を行う画像処理部と、
携帯端末とデータの送受信を行う通信部と、
自装置の電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとに切り替える省電力制御部と、
前記表示部と前記携帯端末が表示する画面のうちのいずれか一方の画面が切り替わったら、他方の画面を切り替える連動表示制御を行う連動表示制御部と、
自装置と前記携帯端末のそれぞれについて使用中か否かを判断する監視部と、
を備え、
前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中であって、前記監視部が自装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中であると判断した場合は、自装置の電力モードについて、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを禁止し、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中に、前記監視部が前記携帯端末と自装置の双方が使用されていないと判断した場合は、自装置の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替える
ことを特徴とする画像処理装置。
[11]前記携帯端末は、電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとに切り替え可能であり、
前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中であって、前記監視部が自装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中であると判断した場合は、自装置の電力モードについて、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを禁止するとともに、前記携帯端末に前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えの禁止を指示し、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中に、前記監視部が前記携帯端末と自装置の双方が使用されていないと判断した場合は、前記携帯端末に前記通常モードから前記省電力モードに切り替えるよう指示する
ことを特徴とする[10]に記載の画像処理装置。
[12]前記連動表示制御部は、前記表示部に表示される設定画面と、前記携帯端末に表示される、前記設定画面に対応するガイダンス画面とを対象に前記連動表示制御を行う
ことを特徴とする[10]または[11]に記載の画像処理装置。
[13]前記連動表示制御部は、自装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方がユーザから設定操作を受けている際に前記連動表示制御を実行しているときは、前記設定操作が完了したら、前記連動表示制御の実行を終了する
ことを特徴とする[10]乃至[12]のいずれか1つに記載の画像処理装置。
[14]前記監視部は、ユーザの視線を検出する視線検出部の検出結果、前記携帯端末の傾きを検出する傾きセンサ部の検出結果、前記携帯端末がユーザから受けた操作の状況のうちの少なくとも1つに基づいて、前記携帯端末が使用中か否かを判断する
ことを特徴とする[10]乃至[13]のいずれか1つに記載の画像処理装置。
[15]前記監視部は、ユーザの視線を検出する視線検出部の検出結果、もしくは自装置がユーザから受けた操作の状況のうちの少なくとも1つに基づいて、自装置が使用中か否かを判断する
ことを特徴とする[10]乃至[14]のいずれか1つに記載の画像処理装置。
[16]前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中でなければ、自装置が使用中か否かに基づいて自装置の電力モードを独立に制御し、前記携帯端末の電力モードを前記携帯端末に独立に制御させる
ことを特徴とする[11]、または[11]を引用する[12]乃至[15]のいずれか1つに記載の画像処理装置。
[17]前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中に、前記監視部が前記携帯端末と自装置の双方が使用されていないと判断した場合は、自装置の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替えるとともに、前記携帯端末の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替えさせ、
その後、前記通常モードへの復帰の際に、前記省電力制御部は、前記携帯端末と自装置の双方を前記通常モードへ復帰させるとともに、前記連動表示制御部は前記連動表示制御の実行を再開する
ことを特徴とする[11]、または[11]を引用する[12]乃至[15]のいずれか1つ、または[16]に記載の画像処理装置。
[18]前記携帯端末と自装置の間の距離が所定値以上か否かを判定する距離判定部を更に備え、
前記連動表示制御部は、前記距離判定部が前記携帯端末と自装置の間の距離が所定値以上であると判定した場合は、前記連動表示制御の実行を禁止する
ことを特徴とする[10]乃至[17]のいずれか1つに記載の画像処理装置。
[19]情報処理装置を、[10]〜[18]のいずれか1つに記載の画像処理装置として動作させる
ことを特徴とするプログラム。
[20]電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとに切り替え可能な画像処理装置が表示する画面と、携帯端末が表示する画面のうちのいずれか一方の画面が切り替わったら、他方の画面を切り替える連動表示制御の実行中に、前記画像処理装置と前記携帯端末のそれぞれについて使用中か否かを判断し、前記画像処理装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中であると判断した場合は、前記画像処理装置の電力モードについて、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを禁止し、前記携帯端末と前記画像処理装置の双方が使用されていないと判断した場合は、前記画像処理装置の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替える
ことを特徴とする連動表示方法。
[21]前記携帯端末は、前記携帯端末の電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとに切り替え可能であり、
前記連動表示制御の実行中に、前記画像処理装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中であると判断した場合において、さらに前記携帯端末の電力モードについて、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを禁止し、前記携帯端末と前記画像処理装置の双方が使用されていないと判断した場合は、さらに前記携帯端末の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替える
ことを特徴とする[20]に記載の連動表示方法。
[22]前記画像処理装置に表示される設定画面と、前記携帯端末に表示される前記設定画面に対応するガイダンス画面とを対象に前記連動表示制御を行う
ことを特徴とする[20]または[21]に記載の連動表示方法。
[23]前記画像処理装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方がユーザから設定操作を受けている際に前記連動表示制御を実行しているときは、前記設定操作が完了したら、前記連動表示制御の実行を終了させる
ことを特徴とする[20]乃至[22]のいずれか1つに記載の連動表示方法。
[24]前記連動表示制御の実行中にユーザの視線の検出、前記携帯端末の傾きの検出、前記携帯端末がユーザから受けた操作の検出のうちの少なくとも1つを行い、その検出結果に基づいて、前記携帯端末が使用中か否かを判断する
ことを特徴とする[20]乃至[23]のいずれか1つに記載の連動表示方法。
[25]前記連動表示制御の実行中にユーザの視線の検出と前記画像処理装置がユーザから受けた操作の検出のうちの少なくとも1つを行い、その検出結果に基づいて、前記画像処理装置の使用状況を判断する
ことを特徴とする[20]乃至[24]のいずれか1つに記載の連動表示方法。
[26]前記連動表示制御の実行中でない場合は、前記画像処理装置が使用中か否かに基づいて前記画像処理装置の電力モードを独立に制御し、前記携帯端末が使用中か否かに基づいて前記携帯端末の電力モードを独立に制御する
ことを特徴とする[21]、または[21]を引用する[22]乃至[25]のいずれか1つに記載の連動表示方法。
[27]前記連動表示制御の実行中に前記携帯端末と前記画像処理装置の双方が使用されていないと判断した場合は、前記携帯端末と前記画像処理装置の双方の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替え、
その後、前記通常モードへ復帰する際に、前記携帯端末と前記画像処理装置の双方を前記通常モードへ復帰させ、かつ前記連動表示制御の実行を再開する
ことを特徴とする[21]、または[21]を引用する[22]乃至[25]のいずれか1つ、または[26]に記載の連動表示方法。
[28]前記携帯端末と前記画像処理装置の間の距離が所定値以上か否かを判定し、前記距離が所定値以上の場合は、前記連動表示制御の実行を禁止する
ことを特徴とする[20]乃至[27]のいずれか1つに記載の連動表示方法。
本発明に係る連動表示システム、画像処理装置およびそのプログラム、連動表示方法によれば、画像処理装置と携帯端末を使用する場合において、両装置の画面の表示内容を連動させている最中は、いずれか一方の装置が使用されていなくとも、画像処理装置の省電力モードへの移行を防いで、ユーザの利便性を確保することができる。
本発明の実施の形態に係る連動表示システムを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 連動表示モード中の画像形成装置が表示する設定画面の一例を示す図である。 図4の設定画面の下位の階層の画面を示す図である。 画像形成装置の表示する図4の画面に対応して、携帯端末が連動表示する画面の一例を示す図である。 図6の画面にて、綴じ込みの項目が選択される様子を示す図である。 画像形成装置の表示する図5の画面に対応して、携帯端末が連動表示する画面の一例を示す図である。 画像形成装置が連動表示モードにて連動表示制御の実行を開始してから、省電力モードに移行するまでに行う処理を示す流れ図である。 携帯端末が連動表示モードにて連動表示制御の実行を開始してから、省電力モードに移行するまでに行う処理を示す流れ図である。 画像形成装置が連動表示モードにて連動表示制御の実行を開始してから、連動表示モードが解除されるまでに行われる処理を示す流れ図である。 画像形成装置が、連動表示モードのまま、省電力モードに移行した後、省電力モードから復帰した場合に行う処理を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る連動表示システム5を示す。連動表示システム5は、本発明の画像処理装置としての機能を果たす画像形成装置10と携帯端末40で構成される。
携帯端末40は、持ち歩きが可能なタブレットなどの端末であり、表示部51と操作部52を含む操作表示部50を備えている(図3参照)。
画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部装置へ送信したりするスキャンジョブ、PCから送出されたデータに係る画像を記録紙に印刷して出力するプリントジョブなどのジョブを実行する機能を備えた、所謂、複合機である。画像形成装置10には、表示部31と操作部32を含み装置本体の操作を行う操作パネル30が設置されており、ユーザはこの操作パネル30を使用して、各種の設定を行うことができる(図2参照)。
携帯端末40と画像形成装置10は、通常の電力モード(以後、通常電力モードと呼ぶ)と、通常電力モードよりも消費電力の少ない省電力モードとに切り替えが可能である。基本的には、携帯端末40と画像形成装置10は通常電力モードの状態で、操作を受けない状態やジョブを実行していない状態など、所謂、待機状態のまま一定時間が経過したら、使用中ではないと判断し、省電力モードに切り替える。なお、携帯端末40、画像形成装置10は、いずれも省電力モードの時は、表示部(31、51)での画面の表示は行わないものとする。
また、連動表示システム5は、無線通信で画像形成装置10と携帯端末40が接続されたら、画像形成装置10と携帯端末40の表示モードを、一方の画面が切り替わったら、他方の画面を切り替えるよう表示内容を連動させる(連動表示制御を行う)連動表示モードに切り替える。本発明の実施の形態では、連動表示モードにて連動表示制御を実行する場合は、画像形成装置10は所定の設定画面を表示し、携帯端末40は、該設定画面に対するガイダンス画面を表示する。
本実施の形態に係る連動表示システム5は、連動表示モードにて連動表示制御の実行中は、画像形成装置10と携帯端末40のいずれか一方が使用されていれば、双方の装置を省電力モードに移行させない。これにより、たとえば、連動表示制御の実行中に画像形成装置10と携帯端末40のいずれか一方のみが使用されている場合に、他方が省電力モードに移行してしまうといった事態の発生を防ぐことができる。
次に、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)11を有している。CPU11にはバスを通じてROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、不揮発メモリ14と、ハードディスク装置15と、画像処理部16と、画像読取部17と、プリンタ部18と、ファクシミリ通信部19と、ネットワーク通信部20と、視線検出部21と、操作パネル30とを備えている。
CPU11は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。また、CPU11は、操作パネル30の表示内容を制御する制御部としての機能を果たす。
ROM12には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が各種処理を実行することで画像形成装置10の各機能が実現される。また、ROM12には、画像形成装置10の一連の制御をCPU11が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM13は、CPU11がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ14は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。ハードディスク装置15は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、印刷データや画像データ、ジョブに係る情報履歴などが保存される。
画像処理部16は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理などを行う。
画像読取部17は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。画像読取部17は、例えば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動ユニットと、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
プリンタ部18は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。画像形成は他の方式でもかまわない。
ファクシミリ通信部19は、ファクシミリ機能を備えた外部装置と公衆回線を通じて画像データを送受信する機能を果たす。
ネットワーク通信部20は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを通じて携帯端末40やその他の外部装置との間でデータを通信する機能を果たす。本実施の形態では、無線LANによる無線通信を行うものとして説明するが、通信手段はこれらに限らない。
操作パネル30は、表示部31と、操作部32とを備えている。このうち操作部32は、スタートボタンなどのスイッチ部33とタッチパネル部34とを備えている。表示部31は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。本実施の形態では、操作パネル30が表示する表示内容の制御、操作パネル30による操作の受け付けに関する制御はCPU11が行う。
タッチパネル部34は、表示部31上に設けられている。タッチパネル部34は、タッチペンや指などで押下された表示部31上の座標位置や、フリック操作やドラッグ操作等を検出する。
視線検出部21は、ユーザの視線を検出する。視線の検出方法は、任意でよい。たとえば、操作パネル30の上縁中央に検出用カメラを設け、この検出用カメラが撮影した映像を解析し、顔の向きや目の中の瞳の位置等からユーザの視線を検出する。画像形成装置10は、視線検出部21でユーザの視線を検出することにより、当該ユーザが、操作パネル30上の表示部31を見ているか否かを認識する。
本実施の形態では、CPU11は、自装置が使用中か否かを判断する。判断方法は後述する。
本実施の形態では、連動表示制御の実行中は、CPU11は、携帯端末40の操作表示部50に対して行われた操作内容を示す情報を携帯端末40から受信したら、その操作内容を解析、認識し、自装置に反映させる。また、CPU11は、表示部31に表示中の所定の設定画面に係る情報を、ネットワーク通信部20を使用して携帯端末40に送信する。携帯端末40は、該情報に基づいて該設定画面に対応するガイダンス画面を表示する。
図3は、携帯端末40の概略構成を示すブロック図である。携帯端末40は、当該携帯端末40の動作を統括的に制御するCPU41を有している。CPU41にはバスを通じてROM42と、RAM43と、不揮発メモリ44と、ハードディスク装置45と、ネットワーク通信部46と、操作表示部50とを備えている。
CPU41は、OSプログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。また、CPU41は、操作表示部50の表示内容を制御する制御部としての機能を果たす。
ROM42には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU41が各種処理を実行することで携帯端末40の各機能が実現される。また、ROM42には、携帯端末40の一連の制御をCPU41が実行するためのプログラムや、ユーザ情報が格納されている。
RAM43は、CPU41がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ44は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。ハードディスク装置45は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラムなどが保存される。前述した連動表示モードで携帯端末40を動作させるためのプログラム(これを、連動表示アプリとする)なども記憶される。
ネットワーク通信部46は、LANなどのネットワークを通じて画像形成装置10やその他の外部装置との間でデータを通信する機能を果たす。本実施の形態では無線LANによる無線通信を行うが、通信手段はこれらに限らない。
操作表示部50は、表示部51と、操作部52とを備えている。このうち操作部52は、スタートボタンなどのスイッチ部53とタッチパネル部54とを備えている。表示部51は、液晶ディスプレイなどで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。
タッチパネル部54は、表示部51上に設けられている。タッチパネル部54は、タッチペンや指などで押下された表示部51上の座標位置や、フリック操作やドラッグ操作等を検出する。
傾きセンサ47は、携帯端末40の表示部51の表示面が臨む向きを検出する。傾きの検出方法は、任意でよい。たとえば、傾きセンサ47に備えられたジャイロセンサや電子コンパス等のセンサを使用して該検出を行う。携帯端末40は、傾きセンサ47で自装置の傾きを検出することにより、表示部51の表示面が上向きか下向きかなどを認識する。
視線検出部48は、ユーザの視線を検出する。視線の検出方法は、任意でよい。たとえば、操作表示部50の上縁中央に検出用カメラを設け、この検出用カメラが撮影した映像を解析し、顔の向きや目の中の瞳の位置等からユーザの視線を検出する。携帯端末40は、視線検出部48でユーザの視線を検出することにより、当該ユーザが、表示部51を見ているか否かを認識する。
本実施の形態では、CPU41は、自装置が使用中か否かを判断する。判断方法は後述する。
本実施の形態では、連動表示制御の実行中は、CPU41は、ネットワーク通信部46が画像形成装置10から受信した情報に基づいて操作表示部50に各種のガイダンス画面を表示させる。また、CPU41は、操作表示部50が受け付けた操作内容を、ネットワーク通信部46を使用して画像形成装置10に送信する。
次に、画像形成装置10と携帯端末40が連動表示モードに移行するまでの流れについて説明する。
次に、画像形成装置10と携帯端末40が通信を確立する手順について説明する。画像形成装置10と携帯端末40は通信を確立したら、自装置の表示モードを連動表示モードに移行し、連動表示制御を開始する。
(1、画像形成装置10側から連動表示モードに入る場合)
画像形成装置10側から連動表示モードに入る場合、まず、画像形成装置10が連動表示モードに入るか否かを判定する。判定方法は後述する。そして連動表示モードに入ると判定したら、周囲に通信可能な機器(携帯端末40)があるか否かをチェックし、通信可能な携帯端末40があれば、その携帯端末40と通信を確立する。なお、たとえば、連動表示モードに入ると判定し、周囲に通信可能な機器があるか否かをチェックした際に、通信可能な機器のリストを表示し、ユーザがそのリストから選んだ機器と通信を確立するようにしてもよい。そして、通信を確立したら、連動表示モードに入り、該携帯端末40とともに連動表示制御を開始する。
なお、周囲に通信可能な機器(携帯端末40)がない場合は、連動表示モードに入ることができないと判断して、該チェックを終了する。
連動表示モードに入るか否かの判定では、連動表示モードに入る指示をユーザから受けた場合や、特定の条件を満たした場合などに連動表示モードに入ると判定する。
特定の条件とは、たとえば、複数の項目を設定する時に、ある項目の設定は、他の項目よりも後もしくは先に設定する必要がある場合(先優先、後優先などが発生する)などのように、ユーザが混乱すると思われる設定が行われた場合や、同じ画面を何度も行き来しているなど、ユーザが設定操作の方法がわからず困っているだろうと判断した場合などを指す。他にも、特定の画面で一定時間操作が行われない場合なども、ユーザが設定操作の方法がわからず困っているだろうと判断する。
(2、携帯端末40側から連動表示モードに入る場合)
携帯端末40側から通信を確立する場合、まず携帯端末40で連動表示アプリを立ち上げ、そのアプリが画像形成装置10へ、通信確立要求、を出し、これを受信した画像形成装置10との間で通信が確立される。そして、通信を確立したら、連動表示モードに入り、該画像形成装置10とともに連動表示制御を開始する。
なお、連動表示システム5では、携帯端末40および画像形成装置10は、連動表示モードに入る前に、位置情報を交換するなどして、他方の装置との距離が所定値以上か否かを判定する。そして、該距離が所定値未満であると判定した場合のみ連動表示モードに入り、連動表示制御の実行を開始する。該距離が所定値以上であると判定した場合は、連動表示モードに入らない。
前述の所定値は、たとえば、ユーザが携帯端末40と画像形成装置10を同時に使用可能な距離などにする。携帯端末40と画像形成装置10の間の距離が所定値以上か否かを判定する方法は任意でよい。
次に、連動表示モードにて連動表示制御を実行中の画像形成装置10が表示する設定画面について説明する。
図4は、連動表示モードにて連動表示制御を実行中の画像形成装置10が表示する設定画面の一例であるコピー設定画面60を示す。
コピー設定画面60には、コピーに係る各種設定を行うための複数の項目釦(61〜67)が表示されている。具体的には、出力用紙をステイプルで綴じる綴じ込みの設定に係る項目釦61、片面・両面印刷の設定に係る項目釦62、(拡大・縮小率)縮尺の設定に係る項目釦63、使用する用紙の選択(用紙設定)に係る項目釦64、濃度の設定に係る項目釦65、モノクロ・カラーの設定に係る項目釦66、画質の設定に係る項目釦67が表示されている。
項目釦61〜項目釦67のうちのいずれか1つが選択された場合、その選択された項目釦に関連する下位の階層の画面がポップアップされてコピー設定画面60の上に重ねて表示される。
図5は、項目釦61が選択された場合に、ポップアップされた綴じ込み設定画面70を示す。綴じ込み設定画面70には、ステイプルやパンチ、紙折りなどに係る各種の設定項目、および、その設定項目に係る設定を確定するためのOK釦71と、該設定をキャンセルするためのキャンセル釦72が配置されている。画像形成装置10は、綴じ込み設定画面70内の設定項目が選択されている状態でOK釦71が押下されたら、その選択されている状態の設定内容を確定する。キャンセル釦72が押下されたら、綴じ込み設定画面70内で選択されている設定内容をキャンセルして、綴じ込み設定画面70を綴じる。
このように、ユーザは、項目釦61〜項目釦67のそれぞれに関連する下位の階層の画面を表示させ、該画面にて詳細な設定を行う。
しかし、画像形成装置10の持つ機能は多岐にわたるので、ユーザは、自身が望む印刷結果を得るために、どのような設定操作を行えばよいかわからない場合がある。そのような場合、ユーザは、画像形成装置10とともに連動表示制御を実行中の携帯端末40が表示するガイダンス画面にて、画像形成装置10の持つ各機能とその効果などを確認しながら、該画像形成装置10に対して設定操作を行う。次に、連動表示モードにて連動表示制御を実行中の携帯端末40が表示するガイダンス画面について説明する。
図6は、連動表示制御の実行中に、携帯端末40が表示するガイダンス画面の一例であるコピーガイダンス画面80を示す。コピーガイダンス画面80は図4のコピー設定画面60に対応する画面であり、コピーを行う場合の操作手順や、ユーザの望む印刷結果を得るためにどのような設定を行えばよいか、およびコピー設定画面60の項目釦61〜67のそれぞれに対応する項目が表示されている。ユーザは、コピーガイダンス画面80にて、コピー設定画面60での設定操作の方法等を確認することができる。
コピーガイダンス画面80内のいずれかの項目が選択されたら、該項目の詳細な説明を示す画面に遷移する。図7はユーザが、コピーガイダンス画面80にて、綴じ込みの設定に係る項目を選択している様子を示す。
図8は、コピーガイダンス画面80にて綴じ込みの設定に係る項目が選択された場合の遷移後の画面の一例である綴じ込みガイダンス画面90を示す。綴じ込みガイダンス画面90では、ステイプルや、パンチなど、綴じ込みに係る各項目の詳細な内容が表示されている。ユーザは、綴じ込みガイダンス画面90にて綴じ込みに係る各機能の詳細内容などを確認し、画像形成装置10に対して設定操作を行う。
なお、綴じ込みガイダンス画面90は、綴じ込み設定画面70に対応した画面である。画像形成装置10がユーザの操作を受けて綴じ込み設定画面70を表示する場合は、携帯端末40が自動で綴じ込みガイダンス画面90を表示する。携帯端末40が操作を受けて綴じ込みガイダンス画面90を表示する場合は、画像形成装置10が自動で綴じ込み設定画面70を表示する。
このように、連動表示システム5では、連動表示制御によって、画像形成装置10と携帯端末40は、それぞれ他方の装置が表示する画面に対応する画面を表示する。そして一方の画面が切り替わったら、他方の画面も切り替わるように制御される。
連動表示システム5では、連動表示モードにて連動表示制御の実行中は、画像形成装置10と携帯端末40のうちのいずれかが使用中であれば、双方が省電力モードに移行しない。次に、画像形成装置10、および携帯端末40が、それぞれについて使用中であるか否かを判定する方法について説明する。
画像形成装置10は、視線検出部21が検出したユーザの視線、もしくは自装置がユーザから受けた操作の状況のうちの少なくとも1つに基づいて自装置が使用中か否かを判断する。具体的には、視線検出部21が検出したユーザの視線が操作パネル30上に向けられている場合や、最後の操作を受けてから一定時間が経過するまでの間は、自装置が使用中であると判断する。
携帯端末40は、視線検出部48が検出したユーザの視線、傾きセンサ47の検出結果、自装置がユーザから受けた操作の状況のうちの少なくとも1つに基づいて自装置が使用中か否かを判断する。具体的には、視線検出部48が検出したユーザの視線が操作表示部上に向けられている場合や、最後の操作を受けてから一定時間が経過するまでの間は自装置が使用中であると認識する。また、傾きセンサ47の検出結果により、表示部51の表示面が下向きであると認識している間は、自装置が使用されていないと判断する。
連動表示システム5では、連動表示モードにて連動表示制御の実行中は、画像形成装置10と携帯端末40が、それぞれ、自装置が使用中であるか否かを他方に繰り返し報告する。画像形成装置10と携帯端末40は、いずれか一方が使用中である場合は、省電力モードに移行しない。そして双方の装置が使用されていない状態になったら、省電力モードに移行する。省電力モードに移行したら、画像形成装置10と携帯端末40の通信は切断される。
なお、連動表示システム5では、連動表示制御の実行中でなければ、画像形成装置10が使用中か否かに基づいて画像形成装置10の電力モードが独立に制御される。また、携帯端末40が使用中か否かに基づいて携帯端末40の電力モードが独立に制御される。すなわち、連動表示制御を実行していない場合は、使用中の装置は省電力モードに移行せず、使用されていない装置は省電力モードに移行する。
次に、画像形成装置10と携帯端末40が連動表示モードにて連動表示制御を開始してから省電力モードに移行するまでに行う処理について説明する。
図9は、画像形成装置10が、連動表示モードにて連動表示制御を開始してから省電力モードに移行するまでに行う処理を示す。まず、携帯端末40と通信を確立し、連動表示モードに移行し、連動表示制御を開始する(ステップS101)。
前述の方法にて、自装置が使用中か否かを調べ、使用中であれば(ステップS102;Yes)、ステップS102に戻って処理を継続する。自装置が使用されていなければ(ステップS102;No)、携帯端末40から受信する情報を基に携帯端末40が使用中であるか否かを判断する(ステップS103)。
携帯端末40が使用されていれば(ステップS103;Yes)、ステップS102に戻って処理を継続する。使用中でなければ(ステップS103;No)、連動表示モードのまま、省電力モードに移行し(ステップS104)、本処理を終了する。
図10は、携帯端末40が、連動表示モードにて連動表示制御を開始してから省電力モードに移行するまでに行う処理を示す。まず、画像形成装置10と通信を確立し、連動表示モードに移行し、連動表示制御を開始する(ステップS201)。
前述の方法にて、自装置が使用中か否かを調べ、使用中であれば(ステップS202;Yes)、ステップS202に戻って処理を継続する。自装置が使用されていなければ(ステップS202;No)、画像形成装置10から受信する情報を基に画像形成装置10が使用中であるか否かを判断する(ステップS203)。
画像形成装置10が使用されていれば(ステップS203;Yes)、ステップS202に戻って処理を継続する。使用中でなければ(ステップS203;No)、連動表示モードのまま省電力モードに移行し(ステップS204)、本処理を終了する。
次に、連動表示モードを終了する場合について説明する。連動表示システム5は、連動表示モード中であって、ユーザから設定操作を受けている場合、その設定操作が完了したら連動表示モードを終了する。
たとえば、設定完了釦が押下された時や、連動表示モード中に受けた設定操作に係るジョブを開始する操作を受けた場合に、設定操作が完了したと判断して、連動表示モードを終了する。
図11は、画像形成装置10が連動表示モードにて連動表示制御の実行を開始してから、連動表示モードが解除されるまでに行う処理を示す。まず、携帯端末40と通信を確立し、連動表示モードにて連動表示制御を開始する(ステップS301)。
設定操作に係るジョブを開始する操作を受けた場合は、ユーザからの設定操作が完了したと判断して(ステップS302;Yes)、連動表示モードを解除して携帯端末との通信を切断し(ステップS303)、処理を終了する。設定操作が完了したと判断するまでは(ステップS302;No)、ステップS302に戻って処理を継続する。
なお、画像形成装置10は、連動表示モード中に以下の2つの条件のうちの少なくともいずれか一方を満たした場合にも、設定操作が完了したと判断して連動表示モードを解除する。
・操作パネル30にて設定完了釦が押下された場合
・携帯端末40にて設定完了釦が押下された場合
次に、連動表示モードにて連動表示制御を実行中に、画像形成装置10と携帯端末40が省電力モードに移行し、該省電力モードから復帰する場合について説明する。
連動表示システム5では、連動表示モード時に、画像形成装置10と携帯端末40の双方が使用中でなくなった場合、画像形成装置10と携帯端末40のそれぞれでそのことを認識し、それぞれの制御により、双方が連動表示モードのまま省電力モードに移行する。そして、連動表示モードのまま省電力モードに移行した場合、いずれか一方が省電力モードから復帰する際には、他方も合わせて省電力モードから復帰させる。すなわち、連動表示モード中は、画像形成装置10と携帯端末40を一緒に省電力モードに移行させたり、一緒に省電力モードから復帰させたりする。
たとえば、画像形成装置10と携帯端末40の双方が連動表示モードのまま省電力モードに移行した後、携帯端末40を省電力モードから復帰させた場合は、該携帯端末40が画像形成装置10に省電力モードから復帰する要求を送信し、これを受けた画像形成装置10が、省電力モードから復帰後、該要求の送信元の携帯端末40と共に連動表示制御を再開する。
次に、図12にて、画像形成装置10を連動表示モードのまま省電力モードに移行させた後、省電力モードから復帰させた場合について説明する。
図12は、画像形成装置10が、連動表示モードのまま省電力モードに移行した後、省電力モードから復帰した際に行う処理を示す。まず、画像形成装置10が、連動表示モードのまま省電力モードに移行した後、操作などを受けて省電力モードから復帰したら(ステップS401)、付近に省電力モードに移行するまで画像形成装置10とともに連動表示制御を行っていた携帯端末40があるか否かを調べる(ステップS402)。
具体的には、付近にある通信可能な機器を調べ、その中に連動表示制御を行っていた携帯端末40があるか否かを判断する。該携帯端末40が付近にある場合は(ステップS402;Yes)、該携帯端末40に、省電力モードから復帰する要求を送信して(ステップS403)、該携帯端末40が省電力モードから復帰したら、連動表示制御を再開し、本処理を終了する。
連動表示制御を行っていた携帯端末40が付近にない場合は(ステップS402;No)、連動表示モードを解除して(ステップS404)、本処理を終了する。なお、画像形成装置10は、連動表示モードのまま移行した省電力モードから復帰した際に、付近に省電力モードに移行するまで連動表示制御を行っていた携帯端末40以外の端末があっても、その端末との連動表示制御は行わず、連動表示モードを解除する。
このように、連動表示システム5では、連動表示制御によって、画像形成装置10と携帯端末40の表示内容を連動させる。連動表示モードにて連動表示制御の実行中は、画像形成装置10と携帯端末40のいずれかが使用中であれば、双方の装置を省電力モードに移行しないよう制御する。これにより、たとえば、連動表示モード中に、携帯端末40の表示するガイダンス画面の内容をゆっくり確認するなどによって、画像形成装置10への操作が一定時間行われない場合であっても、画像形成装置10が省電力モードに移行し、それまで行っていた設定内容がキャンセルされるといった事態の発生を防ぐことができる。
また、双方の装置が使用されていない場合は、連動表示モード中であっても、省電力モードに移行させるので、連動表示モード中は常に省電力モードに移行しない構成に比べて、消費する電力を抑えることができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明の実施の形態では、画像形成装置10のみで、ユーザの設定操作を受けていたが、携帯端末40にて設定操作を受けてもよい。具体的には、画像形成装置10が表示する設定画面と同様の設定を行うことができるガイダンス画面を携帯端末40が表示し、該ガイダンス画面にて受けた設定操作の内容を画像形成装置10に送信する。そして画像形成装置10は、携帯端末40が受けた設定操作の内容を、自装置に反映させる。
本発明の実施の形態では、携帯端末40は、省電力モードへの移行が可能であったが、携帯端末40は省電力モードへの移行が不可能であってもよい。この場合、連動表示モード時は、画像形成装置10と携帯端末40のうちのいずれか一方が使用中であれば、画像形成装置10の電力モードにおいて、省電力モードへの移行を禁止すればよい。
本発明の実施の形態では、連動表示システム5における画像形成装置10を画像処理装置の例として説明したが、画像処理装置はこれに限らない。画像形成装置10からCPU11と、ROM12と、RAM13と、不揮発メモリ14と、ネットワーク通信部20と、画像処理部16を抜き出して構成される画像処理装置であってもよい。また、本発明は、前述の画像処理装置や、情報処理装置を実施の形態のように動作させるプログラムや、画像処理装置と携帯端末に実施の形態の連動表示制御を行わせる連動表示方法であってもよい。
連動表示システム5ではなく、画像処理装置を単体で運用する場合について説明する。画像処理装置は、連動表示モードにて連動表示制御を実行中は、ガイダンス画面を表示する為の情報(表示データなど)を、携帯端末に送信する。
連動表示モード中は、携帯端末の使用状況に係る情報を受信し、画像処理装置と携帯端末のうちのいずれか一方が使用中であれば、携帯端末に対して省電力モードへの移行を禁止する指示を送信する。連動表示モードのまま、省電力モードに移行する場合や省電力モードから復帰する場合は、携帯端末にも省電力モードへの移行指示、省電力モードからの復帰指示を送信する。連動表示モードではない場合は、携帯端末の電力モードを携帯端末に独立に制御させる。
本発明の実施の形態では、画像形成装置10と携帯端末40のそれぞれが、連動表示モード中の自装置の電力モードについて、省電力モードへの移行を禁止するか否かの判断を行っていたが、たとえば、本発明の省電力制御部としてサーバなどを設け、該サーバが連動表示モード中の画像形成装置10と携帯端末40について省電力モードへの移行を禁止するか否かの判断を行ってもよい。具体的には、該サーバが連動表示モード中の画像形成装置10と携帯端末40について、使用状況に係る情報を取得し、該情報に基づいて、画像形成装置10と携帯端末40に省電力モードへの移行を禁止する指示を送信する。
また、本発明の実施の形態では、画像形成装置10と携帯端末40のそれぞれが、自装置の電力モードを制御していたが、サーバなどの外部装置を設け、該サーバが画像形成装置10と携帯端末40の電力モードを制御してもよい。具体的には、該サーバが、画像形成装置10と携帯端末40の使用状況に係る情報を取得し、該情報に基づいて、画像形成装置10および携帯端末40に省電力モードへ移行する指示や、省電力モードから復帰する指示を送信する。
本発明の実施の形態では、連動表示制御の実行中は、画像形成装置10が所定の設定画面を表示し、携帯端末40が該設定画面に対応するガイダンス画面を表示したが、他の画面を表示させてもよい。たとえば、1つの大きな画面の一部を画像形成装置10に表示させ、携帯端末40にその続きの部分を表示させたりしてもよい。その場合、画像形成装置10と携帯端末40のうちのいずれか一方にて、画面をスクロールする操作を受けた場合、他方の画面も合わせてスクロールする。
なお、携帯端末40に、印刷設定などを行うための画面を表示させ、携帯端末40にて設定された設定内容を画像形成装置10に送信し、反映させる方法は、単なる遠隔操作であって連動表示制御には該当しない。あくまで、一方の画面が切り替わったら、他方の画面も合わせて切り替えるよう表示内容を連動させる制御を連動表示制御とする。
本発明の実施の形態では、画像形成装置10と携帯端末40との間の距離が所定の距離以上の場合は、連動表示モードに入らなかったが、距離に関係なく連動表示モードに入ってもよい。
…連動表示システム
10…画像形成装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…不揮発メモリ
15…ハードディスク装置
16…画像処理部
17…画像読取部
18…プリンタ部
19…ファクシミリ通信部
20…ネットワーク通信部
21…視線検出部
30…操作パネル
31…表示部
32…操作部
33…スイッチ部
34…タッチパネル部
40…携帯端末
41…CPU
42…ROM
43…RAM
44…不揮発メモリ
45…ハードディスク装置
46…ネットワーク通信部
47…傾きセンサ
48…視線検出部
50…操作表示部
51…表示部
52…操作部
53…スイッチ部
54…タッチパネル部
60…コピー設定画面
61…項目釦
62…項目釦
63…項目釦
64…項目釦
65…項目釦
66…項目釦
67…項目釦
70…綴じ込み設定画面
71…OK釦
72…キャンセル釦
80…コピーガイダンス画面
90…綴じ込みガイダンス画面

Claims (28)

  1. 画像処理装置と、
    携帯端末と、
    前記画像処理装置の電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとに切り替える省電力制御部と、
    前記画像処理装置と前記携帯端末が表示する画面のうちのいずれか一方の画面が切り替わったら、他方の画面を切り替える連動表示制御を行う連動表示制御部と、
    前記画像処理装置と前記携帯端末のそれぞれについて使用中か否かを判断する監視部と、
    を備え、
    前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中であって、前記監視部が前記画像処理装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中であると判断した場合は、前記画像処理装置の電力モードについて、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを禁止し、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中に、前記監視部が前記携帯端末と前記画像処理装置の双方が使用されていないと判断した場合は、前記画像処理装置の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替える
    ことを特徴とする連動表示システム。
  2. 前記省電力制御部は、前記携帯端末の電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとに切り替え可能であり、
    前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中であって、前記監視部が前記画像処理装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中であると判断した場合は、前記画像処理装置と前記携帯端末の双方の電力モードについて、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを禁止し、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中に、前記監視部が前記携帯端末と前記画像処理装置の双方が使用されていないと判断した場合は、前記携帯端末の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の連動表示システム。
  3. 前記連動表示制御部は、前記画像処理装置に表示される設定画面と、前記携帯端末に表示される、前記設定画面に対応するガイダンス画面とを対象に前記連動表示制御を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の連動表示システム。
  4. 前記連動表示制御部は、前記画像処理装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方がユーザから設定操作を受けている際に前記連動表示制御を実行しているときは、前記設定操作が完了したら、前記連動表示制御の実行を終了する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の連動表示システム。
  5. 前記監視部は、ユーザの視線を検出する視線検出部の検出結果、前記携帯端末の傾きを検出する傾きセンサ部の検出結果、前記携帯端末がユーザから受けた操作の状況のうちの少なくとも1つに基づいて、前記携帯端末が使用中か否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の連動表示システム。
  6. 前記監視部は、ユーザの視線を検出する視線検出部の検出結果、もしくは前記画像処理装置がユーザから受けた操作の状況のうちの少なくとも1つに基づいて、前記画像処理装置が使用中か否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の連動表示システム。
  7. 前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中でなければ、前記画像処理装置が使用中か否かに基づいて前記画像処理装置の電力モードを独立に制御し、前記携帯端末が使用中か否かに基づいて前記携帯端末の電力モードを独立に制御する
    ことを特徴とする請求項2、または請求項2を引用する請求項3乃至6のいずれか1つに記載の連動表示システム。
  8. 前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中に、前記監視部が前記携帯端末と前記画像処理装置の双方が使用されていないと判断した場合は、前記携帯端末と前記画像処理装置の双方の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替え、
    その後、前記通常モードへの復帰の際に、前記省電力制御部は、前記携帯端末と前記画像処理装置の双方を前記通常モードへ復帰させ、前記連動表示制御部は前記連動表示制御の実行を再開する
    ことを特徴とする請求項2、または請求項2を引用する請求項3乃至6のいずれか1つ、または請求項7に記載の連動表示システム。
  9. 前記携帯端末と前記画像処理装置の間の距離が所定値以上か否かを判定する距離判定部を更に備え、
    前記連動表示制御部は、前記距離判定部が前記携帯端末と前記画像処理装置の間の距離が所定値以上であると判定した場合は、前記連動表示制御の実行を禁止する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の連動表示システム。
  10. 表示部と、
    操作部と、
    所定の画像処理を行う画像処理部と、
    携帯端末とデータの送受信を行う通信部と、
    自装置の電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとに切り替える省電力制御部と、
    前記表示部と前記携帯端末が表示する画面のうちのいずれか一方の画面が切り替わったら、他方の画面を切り替える連動表示制御を行う連動表示制御部と、
    自装置と前記携帯端末のそれぞれについて使用中か否かを判断する監視部と、
    を備え、
    前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中であって、前記監視部が自装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中であると判断した場合は、自装置の電力モードについて、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを禁止し、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中に、前記監視部が前記携帯端末と自装置の双方が使用されていないと判断した場合は、自装置の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  11. 前記携帯端末は、電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとに切り替え可能であり、
    前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中であって、前記監視部が自装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中であると判断した場合は、自装置の電力モードについて、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを禁止するとともに、前記携帯端末に前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えの禁止を指示し、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中に、前記監視部が前記携帯端末と自装置の双方が使用されていないと判断した場合は、前記携帯端末に前記通常モードから前記省電力モードに切り替えるよう指示する
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 前記連動表示制御部は、前記表示部に表示される設定画面と、前記携帯端末に表示される、前記設定画面に対応するガイダンス画面とを対象に前記連動表示制御を行う
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の画像処理装置。
  13. 前記連動表示制御部は、自装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方がユーザから設定操作を受けている際に前記連動表示制御を実行しているときは、前記設定操作が完了したら、前記連動表示制御の実行を終了する
    ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  14. 前記監視部は、ユーザの視線を検出する視線検出部の検出結果、前記携帯端末の傾きを検出する傾きセンサ部の検出結果、前記携帯端末がユーザから受けた操作の状況のうちの少なくとも1つに基づいて、前記携帯端末が使用中か否かを判断する
    ことを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  15. 前記監視部は、ユーザの視線を検出する視線検出部の検出結果、もしくは自装置がユーザから受けた操作の状況のうちの少なくとも1つに基づいて、自装置が使用中か否かを判断する
    ことを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  16. 前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中でなければ、自装置が使用中か否かに基づいて自装置の電力モードを独立に制御し、前記携帯端末の電力モードを前記携帯端末に独立に制御させる
    ことを特徴とする請求項11、または請求項11を引用する請求項12乃至15のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  17. 前記省電力制御部は、前記連動表示制御部が前記連動表示制御の実行中に、前記監視部が前記携帯端末と自装置の双方が使用されていないと判断した場合は、自装置の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替えるとともに、前記携帯端末の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替えさせ、
    その後、前記通常モードへの復帰の際に、前記省電力制御部は、前記携帯端末と自装置の双方を前記通常モードへ復帰させるとともに、前記連動表示制御部は前記連動表示制御の実行を再開する
    ことを特徴とする請求項11、または請求項11を引用する請求項12乃至15のいずれか1つ、または請求項16に記載の画像処理装置。
  18. 前記携帯端末と自装置の間の距離が所定値以上か否かを判定する距離判定部を更に備え、
    前記連動表示制御部は、前記距離判定部が前記携帯端末と自装置の間の距離が所定値以上であると判定した場合は、前記連動表示制御の実行を禁止する
    ことを特徴とする請求項10乃至17のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  19. 情報処理装置を、請求項10〜18のいずれか1つに記載の画像処理装置として動作させる
    ことを特徴とするプログラム。
  20. 電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとに切り替え可能な画像処理装置が表示する画面と、携帯端末が表示する画面のうちのいずれか一方の画面が切り替わったら、他方の画面を切り替える連動表示制御の実行中に、前記画像処理装置と前記携帯端末のそれぞれについて使用中か否かを判断し、前記画像処理装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中であると判断した場合は、前記画像処理装置の電力モードについて、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを禁止し、前記携帯端末と前記画像処理装置の双方が使用されていないと判断した場合は、前記画像処理装置の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替える
    ことを特徴とする連動表示方法。
  21. 前記携帯端末は、前記携帯端末の電力モードを通常モードと該通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとに切り替え可能であり、
    前記連動表示制御の実行中に、前記画像処理装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方が使用中であると判断した場合において、さらに前記携帯端末の電力モードについて、前記通常モードから前記省電力モードへの切り替えを禁止し、前記携帯端末と前記画像処理装置の双方が使用されていないと判断した場合は、さらに前記携帯端末の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替える
    ことを特徴とする請求項20に記載の連動表示方法。
  22. 前記画像処理装置に表示される設定画面と、前記携帯端末に表示される前記設定画面に対応するガイダンス画面とを対象に前記連動表示制御を行う
    ことを特徴とする請求項20または21に記載の連動表示方法。
  23. 前記画像処理装置と前記携帯端末のうちの少なくともいずれか一方がユーザから設定操作を受けている際に前記連動表示制御を実行しているときは、前記設定操作が完了したら、前記連動表示制御の実行を終了させる
    ことを特徴とする請求項20乃至22のいずれか1つに記載の連動表示方法。
  24. 前記連動表示制御の実行中にユーザの視線の検出、前記携帯端末の傾きの検出、前記携帯端末がユーザから受けた操作の検出のうちの少なくとも1つを行い、その検出結果に基づいて、前記携帯端末が使用中か否かを判断する
    ことを特徴とする請求項20乃至23のいずれか1つに記載の連動表示方法。
  25. 前記連動表示制御の実行中にユーザの視線の検出と前記画像処理装置がユーザから受けた操作の検出のうちの少なくとも1つを行い、その検出結果に基づいて、前記画像処理装置の使用状況を判断する
    ことを特徴とする請求項20乃至24のいずれか1つに記載の連動表示方法。
  26. 前記連動表示制御の実行中でない場合は、前記画像処理装置が使用中か否かに基づいて前記画像処理装置の電力モードを独立に制御し、前記携帯端末が使用中か否かに基づいて前記携帯端末の電力モードを独立に制御する
    ことを特徴とする請求項21、または請求項21を引用する請求項22乃至25のいずれか1つに記載の連動表示方法。
  27. 前記連動表示制御の実行中に前記携帯端末と前記画像処理装置の双方が使用されていないと判断した場合は、前記携帯端末と前記画像処理装置の双方の電力モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替え、
    その後、前記通常モードへ復帰する際に、前記携帯端末と前記画像処理装置の双方を前記通常モードへ復帰させ、かつ前記連動表示制御の実行を再開する
    ことを特徴とする請求項21、または請求項21を引用する請求項22乃至25のいずれか1つ、または請求項26に記載の連動表示方法。
  28. 前記携帯端末と前記画像処理装置の間の距離が所定値以上か否かを判定し、前記距離が所定値以上の場合は、前記連動表示制御の実行を禁止する
    ことを特徴とする請求項20乃至27のいずれか1つに記載の連動表示方法。
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