JP2012164138A - 画像処理制御装置、画像処理装置及び画像処理制御プログラム - Google Patents

画像処理制御装置、画像処理装置及び画像処理制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明によれば、PC等の情報処理装置から画像処理装置を動作させる際の操作を簡略化すること。
【解決手段】画像処理装置による画像処理の実行を制御するITボックス1bであって、ネットワークフォルダに画像処理の対象であるファイルが格納されたことを検知する検知モジュール232と、ネットワークフォルダにファイルが格納されたことが検知された場合に、ネットワークフォルダと画像処理機能とが関連付けられたフォルダ管理テーブルに基づき、出力モジュール220に、ファイルが格納されたフォルダに関連付けられた画像処理機能をMFP1aに実行させるためのジョブを生成させて送信させる出力制御モジュール231とを含むことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理制御装置、画像処理装置及び画像処理制御プログラムに関し、特に、画像処理装置に画像処理を実行させる際の制御に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
このような画像処理装置のうち、電子化された情報の出力に用いられるプリンタにおいては、PC(Personal Computer)等の情報処理装置に、特定のプリンタを動作させるためのドライバ・プログラムをインストールした上で、そのドライバ・プログラムを介してプリンタに印刷ジョブを送信する必要がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されているような従来の方式の場合、複数のプリンタを用いる場合は、夫々のプリンタ毎にドライバ・プログラムをインストールする必要があり、夫々のプリンタ毎にドライバ・プログラムを使い分ける必要があった。また、上述したような複合機の場合、プリンタ、ファクシミリ、ファイル蓄積等の各機能毎にドライバ・プログラムの設定を行う必要があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、PC等の情報処理装置から画像処理装置を動作させる際の操作を簡略化することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、画像処理装置による画像処理の実行を制御する画像処理制御装置であって、ネットワークを介してアクセス可能な記憶領域に前記画像処理の対象である対象情報が格納されたことを検知する情報格納検知部と、前記記憶領域に前記対象情報が格納されたことが検知された場合に、前記記憶領域と前記記憶領域に応じた前記画像処理機能を示す情報とが関連付けられた記憶領域管理情報に基づき、前記画像処理装置を動作させるための命令を生成する命令生成部に、前記対象情報が格納された記憶領域に関連付けられた画像処理機能を前記画像処理装置に実行させるための命令を、前記対象情報に基づいて生成させて前記画像処理装置に送信させる出力制御部とを含むことを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、画像処理装置であって、上記画像処理制御装置と、前記出力制御部によって出力された命令に従って画像処理を実行する画像処理部とを含むことを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、画像処理装置による画像処理の実行を制御する画像処理制御プログラムであって、ネットワークを介してアクセス可能な記憶領域に前記画像処理の対象である対象情報が格納されたことを検知するステップと、前記記憶領域に前記対象情報が格納されたことが検知された場合に、前記記憶領域と前記記憶領域に応じた前記画像処理機能を示す情報とが関連付けられた記憶領域管理情報に基づき、前記画像処理装置を動作させるための命令を生成する命令生成部に、前記対象情報が格納された記憶領域に関連付けられた画像処理機能を前記画像処理装置に実行させるための命令を、前記対象情報に基づいて生成させて前記画像処理装置に送信させるステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、PC等の情報処理装置から画像処理装置を動作させる際の操作を簡略化することができる。
本発明の実施形態に係るシステムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るMFPの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るITボックスの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るネットワークフォルダのフォルダ構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係るフォルダ管理テーブルの例を示す図である。 本発明の実施形態に係るユーザ操作の態様を示す図である。 本発明の実施形態に係るITボックスの動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るフォルダ生成動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るディスプレイパネルの表示例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るディスプレイパネルの表示例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るディスプレイパネルの表示例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るネットワークフォルダのフォルダ構成の更新例を示す図である、 本発明の他の実施形態に係るフォルダ管理テーブルの更新例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るディスプレイパネルの表示例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像処理装置の動作を示すシーケンス図である。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、画像形成システムの例として、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)ネットワークによるネットワークフォルダ、即ち共有フォルダが設けられた画像処理装置と、同じくTCP/IPネットワークによる通信が可能なPC(Personal Computer)等の情報処理端末とを含むシステムについて説明する。
図1は、本実施の形態に係るシステムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るシステムは、画像処理装置1及びクライアント端末2がネットワークを介して接続されて構成されている。
画像処理装置1は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(MultiFunction Peripheral:複合機)である。本実施形態において、画像処理装置1は、内部に設けられたネットワークフォルダに格納された文書ファイルや画像ファイルに応じて、印刷出力、ファックス送信、ファイル蓄積等の処理を実行する。
また、本実施形態に係る画像処理装置1は、従来通りの画像処理機能を実現するためのMFP1aと、上記ネットワークフォルダの機能を提供すると共に、MFP1aに画像処理機能を実行させる命令を生成するIT(Infomation Technology)ボックス1bとを含む。即ち、画像処理部として機能するMFP1aと、画像処理制御部として機能するITボックス1bとによって本実施形態に係る画像処理装置1が構成される。これについては、後に詳述する。
従来の画像処理システムにおいて、例えばクライアント端末2に格納されている文書ファイルを画像処理装置1において印刷出力する場合、その文書ファイルに基づき、クライアント端末2にインストールされドライバ・プログラムによって印刷ジョブを生成して画像処理装置1に送信することにより、印刷出力を実行させる。
これに対して、本実施形態においては、クライアント端末2から画像処理装置1の共有フォルダを参照して、印刷出力するべき文書ファイルや画像ファイルを、その共有フォルダに格納することにより、印刷出力等の処理対象の情報を画像処理装置1に入力する。そして、画像処理装置1が、共有フォルダに格納されたファイルに基づいて印刷出力等の処理を実行する。
このような構成により、TCP/IPネットワークによるネットワークフォルダにアクセス可能なPCであれば、ドライバ・プログラムをインストールすることなく画像処理装置1の機能を利用することが可能となる。クライアント端末2は、ユーザが操作する情報処理端末であり、PC(Personal Computer)等の情報処理装置によって実現される。本実施形態において、ユーザはクライアント端末2を操作することにより、印刷出力、FAX送信、ストレージ蓄積等の処理対象のファイルを、画像処理装置1に設けられたネットワークフォルダに格納する。
次に、本実施形態に係る画像処理装置1及びクライアント端末2のハードウェア構成について図2を参照して説明する。尚、画像処理装置1は、図2に示すハードウェア構成に加えて、スキャナ、プリンタ等を実現するためのエンジンを備える。また、画像処理装置1は、上述したMFP1a、ITボックス1b夫々が、図2に示すハードウェア構成を有する。以下の説明においては、画像処理装置1のITボックス1bのハードウェア構成を例として説明するが、MFPa及びクライアント端末2についても同様である。
図2に示すように、本実施形態に係るITボックス1bは、一般的なサーバやPC等と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係るITボックス1bは、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、ITボックス1b全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザがITボックス1bの状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザがITボックス1bに情報を入力するためのユーザインタフェースである。尚、図1において説明したように、本実施形態に係る課金管理サーバ3はサーバとして運用される。従って、LCD60及び操作部70等のユーザインタフェースは省略可能である。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10の制御に従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るITボックス1b、MFP1a及びクライアント端末2の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る画像処理装置1の機能構成について、図3、図4を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る画像処理装置1のうち、MFP1aの機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係るMFP1aは、コントローラ100、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)101、スキャナユニット102、排紙トレイ103、ディスプレイパネル104、給紙テーブル105、プリントエンジン106、排紙トレイ107及びネットワークI/F108を有する。
また、コントローラ100は、主制御部110、エンジン制御部120、画像処理部130、操作表示制御部140、入出力制御部150及び文書記憶部160を含む。図3に示すように、本実施形態に係るMFP1aは、スキャナユニット102、プリントエンジン106を有する複合機として構成されている。尚、図3においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙若しくは文書束の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル104は、MFP1aの状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザがMFP1aを直接操作し、若しくはMFP1aに対して情報を入力する際の入力インタフェースでもある。即ち、ディスプレイパネル104は、ユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含む。ディスプレイパネル104は、図2に示すLCD60及び操作部70によって実現される。
ネットワークI/F108は、MFP1aがITボックス1bと通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。ネットワークI/F108は、TCP/IPプロトコルによる通信が可能であり、図2に示すI/F50によって実現される。
また、ネットワークI/F108は、MFP1aがファクシミリとして機能する際に、ファクシミリ送信を実行するためのインタフェースとしても機能する。そのため、ネットワークI/F108は、電話回線にも接続されている。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30や不揮発性メモリ並びにHDD40や光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたプログラムが、RAM20等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU10がそのプログラムに従って演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、MFP1a全体を制御する制御部として機能する。
主制御部110は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。エンジン制御部120は、プリントエンジン106やスキャナユニット102等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。画像処理部130は、主制御部110の制御に従い、印刷出力すべき画像情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン106が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。
また、画像処理部130は、スキャナユニット102から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像処理装置1の記憶領域である文書記憶部160に格納され若しくはネットワークI/F108を介して他の機器に送信される情報である。
操作表示制御部140は、ディスプレイパネル104に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル104を介して入力された情報を主制御部110に通知する。入出力制御部150は、ネットワークI/F108を介して入力される情報を主制御部110に入力する。また、主制御部110は、入出力制御部150を制御し、ネットワークI/F108及びネットワークを介してITボックス1bや、他のネットワークに接続された機器にアクセスする。文書記憶部160は、HDD40等の不揮発性の記憶媒体によって実現され、主として、MFP1aにおけるファイルストレージ機能を提供する。
MFP1aがプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部150がネットワークI/F108を介してITボックス1bから印刷ジョブを受信する。入出力制御部150は、受信した印刷ジョブを主制御部110に転送する。主制御部110は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部130を制御して印刷ジョブに含まれる文書情報若しくは画像情報に基づいて描画情報を生成する。
画像処理部130によって描画情報が生成されると、エンジン制御部120は、プリントエンジン106を制御し、上記生成された描画情報に基づき、給紙テーブル105から搬送される用紙に対して画像形成を実行させる。即ち、画像処理部130、エンジン制御部120及びプリントエンジン106が画像形成出力部として機能する。プリントエンジン106の具体的態様としては、インクジェット方式による画像形成機構や電子写真方式による画像形成機構等を用いることが可能である。プリントエンジン106によって画像形成が施された文書は排紙トレイ107に排紙される。
また、MFP1aがファクシミリとして動作する場合は、まず、入出力制御部150がネットワークI/F108を介してFAXジョブを受信する。入出力制御部150は、受信したFAXジョブを主制御部110に転送する。主制御部110は、FAXジョブを受信すると、画像処理部130を制御してFAXジョブに含まれる文書情報若しくは画像情報に基づいてFAX送信のための情報(以降、FAX送信情報とする)を生成する。
画像処理部130によってFAX送信情報が生成されると、主制御部110は、FAXジョブに基づいて入出力制御部150を制御し、生成されたFAX送信情報をネットワークI/F108を介して指定された宛先にファクシミリ送信させる。
また、MFP1aがファイルストレージとして動作する場合は、まず、入出力制御部150が、ネットワークI/F108を介して、ファイル蓄積ジョブを受信する。入出力制御部150は、受信したファイル蓄積ジョブを主制御部110に転送する。主制御部110は、ファイル蓄積ジョブを受信すると、画像処理部130を制御してファイル蓄積ジョブに含まれる文書情報若しくは画像情報を、ジョブにおいて指定された情報形式に変換させる。画像処理部によって蓄積対象のファイルの形式が変換されると、主制御部110が、文書記憶部160に変換された情報を記憶させる。
図4は、本実施形態に係る画像処理装置1のうち、ITボックス1bの機能構成を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係るITボックス1bは、コントローラ200、MFP I/F201、ネットワークI/F202を有する。また、コントローラ200は、MFP通信制御部210、出力モジュール220、専用アプリケーション230、OS240及び入出力制御部250を含む。
MFP I/F201は、ITボックス1bがMFP1aと通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。また、ネットワークI/F202は、ITボックス1bがネットワークを介してクライアント端末2等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ200は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30や不揮発性メモリ並びにHDD40や光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたプログラムが、RAM20等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU10がそのプログラムに従って演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ200が構成される。コントローラ200は、ITボックス1b全体を制御する制御部として機能する。
MFP通信制御部210は、MFP I/F201を介してのMFP1aとの通信を制御する。また、入出力制御部250は、ネットワークI/F202を介してのネットワーク通信を制御する。出力モジュール220は、MFP1aにおいて実現可能な画像処理機能を動作させるためのソフトウェア・プログラムによって構成されるモジュールである。本実施形態に係るMFP1aは、プリンタ、ファクシミリ及びストレージ機能を備えているため、出力モジュール220は、プリンタドライバ、FAXドライバ、ファイル蓄積モジュールを含む。即ち、出力モジュール220は、MFP1aを動作させるための命令であるジョブを生成して出力する命令生成部として機能する。
OS240は、Windows(登録商標)等の一般的な情報処理機能を提供する基本ソフトウェアであり、ファイルシステム241及びコールバックAPI242を含む。ファイルシステム241は、ITボックス1bに備えられているHDD40等の記憶媒体におけるフォルダ及びファイル管理機能を実現するモジュールである。即ち、ファイルシステム241は、記憶領域管理部として機能する。TCP/IPネットワークによるネットワークフォルダは、ファイルシステム241によるフォルダ管理機能及び入出力制御部250による通信機能によって実現される。
図5は、本実施形態に係るファイルシステム241において提供されるネットワークフォルダの態様を模式的に示す図である。図5に示すように、本実施形態に係るファイルシステム241においては、“プリンタ”、“FAX”、“ファイル蓄積”のように、MFP1aにおいて提供される機能毎にネットワークフォルダが生成される。更に、夫々のフォルダの下層には、プリンタ機能を実行する際の設定に応じたフォルダが生成される。
例えば、“プリンタ”フォルダの下層には、モノクロ印刷出力に対応した“モノクロ”フォルダと、カラー印刷出力に対応した“カラー”フォルダとが設けられている。また、“FAX”フォルダの下層には、様々な宛先に対応したフォルダが設けられている。また、“ファイル蓄積”フォルダの下層には、“PDF”、“PNG”、“JPG”のように、文書や画像を蓄積する際のデータ形式に応じたフォルダが設けられている。
コールバックAPI242は、ファイルシステム241におけるフォルダ及びファイルの変化を監視しているモジュールである。本実施形態に係るコールバックAPI242は、ファイルシステム241のインデックスを参照することにより、ネットワークフォルダの状態をリアルタイムで把握している。ファイルシステム241によって提供されているネットワークフォルダに新たにファイルが格納された場合、コールバックAPI242がそれを検知する。
専用アプリケーション230は、ソフトウェア・プログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより構成され、本実施形態の要旨に係る機能を提供する。専用アプリケーション230は、主として、ファイルシステム241によって提供されるネットワークフォルダに文書ファイルや画像ファイルが格納された場合に、そのファイルに基づいて出力モジュール220を動作させる。

図4に示すように、専用アプリケーション230は出力制御モジュール231、検知モジュール232、フォルダ作成モジュール233及びフォルダ管理モジュール234を含む。出力制御モジュール231は、ファイルシステム241によって提供されるネットワークフォルダに格納されたファイルを出力モジュール220に受け渡し、出力モジュール220を動作させる。この際、出力制御モジュール231は、出力モジュール220のうち動作させるモジュールに対して、パラメータ設定を行う。即ち、出力制御モジュール231は、出力制御部として機能する。
検知モジュール232は、コールバックAPI242の機能に基づき、ファイルシステム241によって提供されるネットワークフォルダへのファイルの格納をリアルタイムに検知する。即ち、検知モジュール232は、情報格納検知部として機能する。従って、ユーザがクライアント端末2を操作することにより、ファイルシステム241によって提供されるネットワークフォルダに処理対象のファイルが格納されると、コールバックAPI242の機能に応じて検知モジュール232がそれを検知し、出力制御モジュール231が上記処理を実行する。
フォルダ作成モジュール233は、画像処理装置1のPOR(Power On Reset)処理の際に、ファイルシステム241にアクセスし、ITボックス1bに供えられた記憶装置上にネットワークフォルダを生成させる。即ち、フォルダ生成モジュール233は、記憶領域設定部として機能する。本実施形態に係るフォルダ作成モジュール233は、フォルダ管理モジュール234によって管理されているネットワークフォルダの情報に基づいてネットワークフォルダを生成する。
フォルダ管理モジュール234は、ファイルシステム241によって提供されているネットワークフォルダのうち、MFP1aに機能を実行させるためのフォルダを管理している。即ち、フォルダ管理モジュール234は、記憶領域管理情報として機能する。図6は、フォルダ管理モジュール234が、ネットワークフォルダを管理するために参照するテーブル(以降、フォルダ管理テーブルとする)を示す図である。図6に示すテーブルは、HDD40等のITボックス1bに設けられた記憶媒体に記憶されている。
図6に示すように、本実施形態に係るフォルダ管理テーブルは、“フォルダパス”、“対応出力モジュール”、“対応デバイス”、“パラメータ”の項目が関連付けられている。換言すると、フォルダ管理テーブルは、ファイルシステム241によって管理されるITボックス1bの記憶領域と、記憶領域に応じた画像処理機能を示す情報と、画像処理機能を実行させる際のパラメータ設定値とが関連付けられた記憶領域管理情報である。例えば、ネットワークフォルダにおける“プリンタ¥モノクロ”というパスのフォルダ、即ち、図5に示す“モノクロ”フォルダは、MFP1aにおけるプリンタ機能に対応しており、出力モジュール220においては、プリンタドライバに対応している。
“パラメータ”は、“モノクロ”フォルダに格納されたファイルを出力モジュール220のプリンタドライバに受け渡す際に、出力モジュール220に対して設定されるパラメータ設定値であり、モノクロ/カラー印刷出力すること等の設定値が含まれる。また、上述したように、フォルダ作成モジュール233は、図6に示すフォルダ管理テーブルの“フォルダパス”の情報に従って、ネットワークフォルダを生成する。
次に、本実施形態に係る画像処理システムの動作について説明する。図7は、クライアント端末2におけるLCD60の画面の表示例を示す図である。上述したように、本実施形態に係る画像処理システムにおいては、ユーザがクライアント端末2を操作することにより、図7に示すように、画像処理装置1において提供されているネットワークフォルダを参照する。図7においては、ネットワークフォルダのうち“プリンタ”フォルダが参照されている。
そして、ユーザは、図7に示すように表示されたフォルダのうち、画像処理装置1に実行させたい機能に応じたフォルダに、処理対象の文書ファイルや画像ファイルを格納する。図7の例においては、処理対象である文書ファイルが、“プリンタ”フォルダの下層の“モノクロ”フォルダに格納される。これにより、画像処理装置1において、図7に示す文書ファイルの白黒印刷が実行される。
図8は、本実施形態に係る画像処理装置1のうちITボックス1bの動作を示すフローチャートである。図7において説明したように、ファイルシステム241によって提供されているネットワークフォルダに処理対象のファイルが格納されると、コールバックAPI242の機能に基づいて検知モジュール232がファイルを検知する(S801/YES)。
検知モジュール232がファイルを検知すると、出力制御モジュール231は、ファイルが格納されたフォルダのフォルダパスに基づき、図6に示すフォルダ管理テーブルを参照して、対応出力モジュールを認識すると共にパラメータを取得し、認識した対応出力モジュールに対してパラメータを設定する(S802)。図7に示すように、“プリンタ¥モノクロ”フォルダに文書ファイルが格納された場合、出力制御モジュール231は、対応出力モジュールがプリンタドライバであることを認識し、出力モジュール220のプリンタドライバに対して、“プリンタ¥モノクロ”に関連付けられているパラメータ値を設定する。
パラメータ値の設定が完了すると、出力制御モジュール231は、ネットワークフォルダに格納されてS801において検知されたファイルを出力モジュール220のうち、パラメータを設定したモジュールに入力する(S803)。図7の例においては、プリンタドライバにファイルが入力される。これにより、出力モジュール220が、入力されたファイルを処理して、MFP1aに転送するための情報を生成する(S804)。図7の例においては、プリンタドライバが、入力された文書ファイルを印刷出力するための印刷ジョブを生成する。
S804の処理に応じて、出力モジュール220がMFP通信制御部210を介してMFP1aに情報を出力する(S805)。その結果、MFP1aにおいては、入出力制御部150が情報を受信し、受信した情報に従ってプリンタ、FAX、ファイルストレージ等の各機能が実行される。
このように、本実施形態に係る画像処理システムにおいては、画像処理装置1においてMFP1aに接続されているITボックス1bが、クライアント端末2において処理される情報形式のまま、TCP/IPネットワークによるファイル共有機能によって処理対象のファイルを取得する。そして、ITボックス1bは、処理対象のファイルが格納されたフォルダ、即ちディレクトリに基づいて、MFP1aに実行させる機能を判断し、MFP1aが処理可能なファイル形式に変換した上でMFP1aに入力する。尚、クライアント端末2において処理される情報形式とは、テキストデータやドキュメントデータ、表計算のブックデータ等、一般的な情報処理装置において扱われる形式である。
換言すると、本実施形態に係る画像処理システムにおいては、従来夫々のクライアント端末2において、ドライバ・プログラムをインストールすることにより実現していた機能を、ITボックス1bを設けることによって画像処理装置1側において実現する。このため、クライアント端末2においては、Windows(登録商標)等のOS240において標準で搭載されているファイル共有機能さえあれば良く、プリンタドライバ等の追加のソフトウェア・プログラムをインストールすることなく、MFP1の画像処理機能を利用することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る画像処理システムにおいては、PC等の情報処理装置から画像処理装置を動作させる際の操作を簡略化することができる。また、本実施形態に係る画像処理装置1において、MFP1aは、TCP/IPプロトコルのインタフェースを介してITボックス1bから各種の処理のジョブを取得する。即ち、従来のMFPと同様に動作すれば良いため、MFP1aとしては既存の装置を用いることができ、画像処理装置1aの導入コストを低減することができる。
尚、上記実施形態においては、図5において説明したように、“プリンタ”、“FAX”、“ファイル蓄積”の各フォルダの下層に更にパラメータ設定に応じたフォルダが設けられているように、フォルダ構成が細分化されている場合を例として説明した。しかしながら、これは一例であり、“プリンタ”、“FAX”、“ファイル蓄積”のように、夫々の機能に応じたフォルダのみが設けられている構成でも良い。この場合、図6に示すフォルダ管理テーブルについても、“プリンタ”、“FAX”、“ファイル蓄積”のように、夫々の機能に応じたフォルダについての管理情報のみが記憶される。また、“パラメータ”の項目については、夫々の機能を動作させる際の一般的なパラメータ値が設定されているか、出力モジュール220のデフォルトのパラメータ値を用いるために空白データとなっている。
また、上記実施形態においてフォルダ作成モジュール233は、図6に示すフォルダ管理テーブルの“フォルダパス”の項目に応じてネットワークフォルダを生成する場合を例として説明した。この他、フォルダ作成モジュール233がMFP1aに機能を問い合わせることによって、MFP1aの機能に応じたフォルダを生成することも可能である。そのような例について以下に説明する。
図9は、フォルダ作成モジュール233がMFP1aに機能を問い合わせることによって、MFP1aの機能に応じたフォルダを生成する場合の動作を示すフローチャートである。図9に示すように、まずフォルダ生成モジュール233は、MFP通信制御部210を介して、MFP1aに機能について問い合わせるためのコマンドを送信する。これに対して、MFP1aにおいては、主制御部110が入出力制御部150を介してコマンドを取得し、MFP1aが備えている機能が記述された情報(以降、機能情報とする)を生成してITボックス1bに返信する。これにより、ITボックス1bにおいてフォルダ作成モジュール233が、機能情報を問い合わせ結果として取得する(S901)。
機能情報を取得すると、フォルダ作成モジュール233は、機能情報に基づき、MFP1aにおいてプリンタがあるか否か判断する(S902)。MFP1aにプリンタ機能がある場合(S902/YES)、次に、フォルダ作成モジュール233は、機能情報に基づき、MFP1aにおいてカラー印刷が可能であるか否か判断する(S903)。
MFP1aにおいてカラー印刷が可能である場合(S903/YES)、フォルダ作成モジュール233は、ファイルシステム241にアクセスし、図5に示すように“プリンタ”フォルダ及びその下層の“モノクロ”、“カラー”フォルダを生成し、各フォルダについて図6に示すようなフォルダ管理テーブルにフォルダパス及び各項目を登録する(S904)。他方、MFP1aにおいてカラー印刷が不可能である場合(S903/NO)、フォルダ生成モジュール233は、ファイルシステム241にアクセスして“プリンタ”フォルダのみを生成し、そのフォルダの情報をフォルダ管理テーブルに登録する(S905)。
S904、S905の処理の完了後、若しくはMFP1aにプリンタ機能がなかった場合(S902/NO)、次にフォルダ生成部233は、機能情報を参照し、MFP1aにFAX機能があるか否か判断する(S906)。MFP1aにFAX機能がある場合(S906/YES)、次に、フォルダ作成モジュール233は、機能情報に基づき、MFP1aのFAX機能において宛先登録があるか否か判断する(S907)。
MFP1aのFAX機能において宛先登録がある場合(S907/YES)、フォルダ生成モジュール233は、図5に示すように、“FAX”フォルダ及びその下層の登録された宛先毎のフォルダを生成、各フォルダについて図6に示すようなフォルダ管理テーブルにフォルダパス及び各項目を登録する(S908)。他方、MFP1aのFAX機能において宛先登録がない場合(S907/NO)、フォルダ生成モジュール233は、“FAX”フォルダのみを生成し、そのフォルダの情報をフォルダ管理テーブルに登録する(S909)。
S908、S909の処理の完了後、若しくはMFP1aにFAX機能がなかった場合(S906/NO)、次にフォルダ生成部233は、機能情報を参照し、MFP1aにストレージ機能があるか否か判断する(S910)。MFP1aにストレージ機能がある場合(S910/YES)、次に、フォルダ作成モジュール233は、機能情報に基づき、MFP1aのストレージ機能において、ファイル形式の変換機能があるか否か判断する(S911)。
MFP1aのストレージ機能においてファイル形式変換機能がある場合(S911/YES)、フォルダ生成モジュール233は、図5に示すように、“ストレージ”フォルダ及びその下層の変換形式毎のフォルダを生成し、各フォルダについて図6に示すようなフォルダ管理テーブルにフォルダパス及び各項目を登録する(S912)。他方、MFP1aのストレージ機能においてファイル変換機能がない場合(S911/NO)、フォルダ生成モジュール233は、“ストレージ”フォルダのみを生成し、そのフォルダの情報をフォルダ管理テーブルに登録する(S913)。
S912、S913の処理が完了し、若しくはMFP1aにおいてストレージ機能がない場合(S910)、ファイル生成モジュール233は処理を終了する。このように、ファイル生成モジュール233がMFP1aと通信した上でMFP1aに含まれる機能の情報を取得することにより、よりMFP1aの機能に則したネットワークフォルダを生成することができる。
尚、図9の例においては、S901においてMFP1aの全ての機能を網羅する機能情報を取得し、以降の判断処理においては、フォルダ生成モジュール233がその機能情報を参照して判断を行っている。この他、フォルダ生成モジュール233は、判断の都度MFP1aにアクセスして機能の有無を確認しても良い。
また、図9の態様と、上述したような図6に示すフォルダ管理テーブルに基づいてネットワークフォルダを生成する態様とを組み合わせることも可能である。即ち、画像処理装置1の運用を開始する際には、図9に示すような動作に従ってフォルダ生成モジュール233がネットワークフォルダを生成すると共に、フォルダ管理モジュール234が、MFP1aから受信した機能情報及びフォルダ生成モジュール233が生成したネットワークフォルダのフォルダパスに従って、図6に示すようなフォルダ管理テーブルを生成する。そして、次回の画像処理装置1の起動時には、フォルダ生成モジュール233は、既に生成されているフォルダ管理テーブルに従ってネットワークフォルダを生成する。
このような処理により、ユーザが手動で図6に示すようなフォルダ管理テーブルを生成する必要がなく、MFP1aの機能に応じたネットワークフォルダが自動的に生成される。また、MFP1aにおいて機能が追加された場合であっても、その追加された機能に従ってネットワークフォルダ自動的に生成されるため、ユーザの操作負担を軽減することができる。
尚、図9の例においては、フォルダ生成モジュール233が、“プリンタ”、“FAX”、“ストレージ”の各機能を確認することによって夫々の機能に応じたネットワークフォルダを生成する場合を例として説明した。しかしながら、MFP1aにおいて実現される機能は“プリンタ”、“FAX”、“ストレージ”以外の画像処理機能もあり得る。また、夫々の機能の詳細な設定は、図9において説明したカラー/モノクロ、宛先、形式変換等の各機能に限らず、様々な機能があり得る。
従って、図9に示すフォルダ生成動作の趣旨は、MFP1aから受信した機能情報に従い、MFP1aにおいて実現可能な各機能及び夫々の機能の詳細な設定毎にネットワークフォルダを生成することであり、図9に示す態様に限定されない。例えば、MFP1aから受信した機能情報において、MFP1aで“プリンタ”機能が実現可能であり、カラー、モノクロ、赤黒の3種類のカラー設定が可能であることが記述されている場合、フォルダ生成モジュール233は、“プリンタ”フォルダの下層に“モノクロ”、“カラー”、“赤黒”の3つのフォルダを生成すれば良く、その処理の詳細はS902〜S905の態様に限定されない。
また、上記実施形態において、検知モジュール232は、OS240の機能の一部であるコールバックAPI242の機能に従って、ネットワークフォルダにファイルが格納されたことを検知する。これに限らず、検知モジュール232が、ファイルシステム241のインデックスを10秒間隔等の所定間隔で参照することにより、コールバックAPI242を介さずにネットワークフォルダへのファイルの格納を検知しても良い。
実施の形態2.
実施の形態1においては、処理対象のファイルをITボックス1bによって提供されているネットワークフォルダに格納することにより、MFP1aにおいて処理を実行させる構成について説明した。この形態によれば、実施の形態1において説明したように、クライアント端末2へのドライバ・プログラムのインストールが不要である等の効果がある。
しかしながら、ドライバ・プログラムがクライアント端末2にインストールされることにより、ユーザはクライアント端末2において詳細な設定が可能となるメリットがあり、実施の形態1において説明した態様では、そのメリットを受けることができない。本実施形態においては、実施の形態1の構成による効果を維持しながら、ドライバ・プログラムがインストールされた場合のメリットを受けることが可能な実施例について説明する。
図10は、MFP1aのディスプレイパネル104の画面の表示例を示す図である。ある種のMFP1aによれば、MFP1aに実行させる画像処理機能及びその画像処理機能の実行に際して採用するべき各種のパラメータ値が組み合わせられたワンタッチボタンが予め設定されており、そのボタンをタッチすることによってワンタッチでその機能を実行させることができる。そして、そのようなワンタッチボタンはユーザが任意に設定することも可能である。
図10に示すような画面において、ユーザがディスプレイパネル104を操作し、プリンタやFAX機能を動作させる際のパラメータ設定を行った上で、図10に示す“ワンタッチ登録”のボタンをタッチすると、操作表示制御部140は、選択された機能及び各パラメータ値を記憶媒体に保持した状態で、図11に示すようなワンタッチボタンの表示態様の編集画面をディスプレイパネル104に表示させる。
図11は、ディスプレイパネル104の表示例として、ワンタッチボタンの表示態様の編集画面の例を示す図である。図11に示すように、表示態様の編集画面においては、“名称”、“文字フォント”、“文字サイズ”・・・のように、ワンタッチボタンの表示態様を指定するための項目が表示されている。ユーザが各項目の値を選択、入力して“OK”ボタンをタッチすることにより、操作表示制御部140は、図10に示す画面において保持された設定情報及び図11に示す画面において設定された表示態様をHDD40等の記憶媒体に記憶させる。その後、ユーザがディスプレイパネル140を操作してワンタッチボタンの表示画面に遷移させると、図12に示すように、登録されたワンタッチボタンが表示される。図12に示すような表示は、操作表示制御部140が、上述したようにしてHDD40に記憶させた表示態様の情報に基づいて実行される。
更に、本実施形態においては、図12に示すようにMFP1aにおいてワンタッチボタンが生成され、その情報が操作表示制御部140によって記憶されると、そのワンタッチボタンに対応したネットワークフォルダが、図13に示すようにITボックス1bのフォルダ生成モジュール233によって生成される。また、そのワンタッチボタンにおいて設定されたパラメータ値と、図13に示すネットワークフォルダのフォルダパスとが関連付けられたフォルダ管理テーブルのデータが、図14に示すようにフォルダ管理モジュール234によって登録される。
そして、ユーザがクライアント端末2を操作して、図13に示すネットワークフォルダに処理対象のファイルを格納することにより、実施の形態1と同様に、図14に示すように登録されたフォルダ管理テーブルの情報に従って出力モジュール220にパラメータ値が設定されると共にファイルが入力され、MFP1aにおいて処理が実行される。
このように、ワンタッチボタンの登録に従ってネットワークフォルダを生成する態様は、例えば、図9において説明したような態様を用いることによって容易に実現可能である。即ち、画像処理装置1が起動することにより、フォルダ生成モジュール233が動作開始すると、フォルダ生成モジュール233は、MFP通信制御部210を介してMFP1aに機能情報を要求する。
この機能情報の要求に対して、MFP1aは、図9において説明したような予めMFP1aに備わっている機能の情報に加えて、ユーザによって設定されて操作表示制御部140によって記憶されたワンタッチボタンの情報を含めて機能情報を生成し、ITボックス1bに送信する。そして、ITボックス1bにおいて、フォルダ生成モジュール233が、受信した機能情報に従ってネットワークフォルダを生成すると共に、フォルダ管理モジュール234がフォルダ管理テーブルを生成することにより、図13、図14において説明したような、ワンタッチボタンの機能に対応したネットワークフォルダ及びフォルダ管理テーブルが生成される。
また、画像処理装置1の起動時に限らず、フォルダ作成モジュール233が、所定間隔毎にMFP通信制御部210を介してMFP1aからワンタッチボタンの登録情報を取得し、その登録情報に基づいてネットワークフォルダを生成しても良い。これにより、画像処理装置1の動作中であっても、新たに設定されたワンタッチボタンに応じてネットワークフォルダを生成することが可能である。
また、ユーザの操作によってMFP1aにおいてワンタッチボタンが登録され、操作表示制御部140によって情報が記憶された場合に、主制御部110が、入出力制御部150を制御して、ITボックス1bに対して通知を行っても良い。この通知において、新たに登録されたワンタッチボタンの情報を送信することにより、ITボックス1bによる要求をトリガとするのではなく、MFP1a側において新たにワンタッチボタンが登録されたことをトリガとして、ITボックス1bがワンタッチボタンの情報を取得することができる。
このように、本実施形態においては、クライアント端末2にドライバ・プログラムがインストールされないことによるデメリットを、MFP1aのワンタッチボタンの機能に応じたネットワークフォルダを生成することによって解決している。即ち、ユーザは、MFP1aにおいて、機能を実行させる際の様々な設定項目を詳細に設定したワンタッチボタンを登録し、そのワンタッチボタンに応じて生成されたネットワークフォルダに処理対象のファイルを格納することによって、ドライバ・プログラムによる詳細な設定と同様の効果を得ることが可能となる。
尚、上記実施形態においては、ユーザがディスプレイパネル104を操作することによってワンタッチボタンを登録する場合を例として説明した。この他、MFP1aまたはITボックス1bがWebサーバの機能を実現することにより、クライアント端末2にインストールされているWebブラウザに図10〜図12に示すようなMFP1aのワンタッチボタン登録画面が表示されるようにしても良い。
そして、ユーザがWebブラウザを介してワンタッチボタンを登録するための情報を入力に応じて、クライアント端末2のWebブラウザを介してMFP1a若しくはITボックス1bにワンタッチボタンの設定情報が送信されることにより、ディスプレイパネル104が操作された場合と同様に、MFP1aにワンタッチボタンの情報を記憶することができる。これにより、ユーザは、ワンタッチボタンの登録のために画像処理装置1が設置された位置まで移動する必要がなく、クライアント端末2において全ての操作を行うことができる。これにより、よりドライバ・プログラムがインストールされている状態に近い操作を実現することができる。
また、上記実施形態においては、MFP1aにおけるワンタッチボタンの登録を前提とし、そのワンタッチボタンに対応したネットワークフォルダを生成する態様を例として説明した。しかしながら、そもそもドライバ・プログラムによるパラメータ設定は、ジョブ毎の1回きりの設定を前提としている。従って、本実施形態において説明したような態様も、ワンタッチボタンとして登録せず、1回きりの設定として運用しても良い。そのような態様について以下に説明する。
この場合、ユーザは、クライアント端末2を操作することにより、Webサーバを介して詳細なパラメータ設定をした上で、図15に示すような“フォルダ生成”ボタンをタッチすることにより、MFP1aにおいては、主制御部110が、設定されたパラメータ設定値の情報を取得する(S1601)。パラメータ設定値の情報を取得すると、主制御部110は、取得したパラメータの情報をRAM20若しくはHDD40に一時的に記憶させると共に、入出力制御部150を介してITボックス1bに送信する(S1602)。
ITボックス1bにおいては、フォルダ生成モジュール233が、受信したパラメータ情報に基づいて上記実施形態と同様の処理によりネットワークフォルダ及びフォルダ管理テーブルを生成する(S1603)。そして、ユーザがクライアント端末2を操作し、S1603において生成されたネットワークフォルダに処理対象のファイルを格納すると、検知モジュール232がそれを検知する(S1604)。
検知モジュール232がファルを検知すると、出力制御部モジュール231がフォルダ管理テーブルからパラメータ値を取得して出力モジュール220にパラメータ値を設定すると共に、処理対象のファイルを出力モジュール220に入力する。これにより、出力モジュール220が、パラメータ設定値に従ってファイルを処理し、MFP通信制御部210を介してMFP1aにジョブとして出力する(S1605)。ITボックスからMFP1aへのファイル出力が完了すると、フォルダ管理モジュール234は、S1603において生成されたネットワークフォルダを削除する(S1606)。
また、MFP1aにおいては、ITボックスから受信したジョブに基づいて印刷出力、FAX出力、ファイル蓄積等の画像処理を実行し(S1607)、処理を終了する。このような処理により、MFP1aに対して新たにワンタッチボタンを設定せずとも、上述したようなネットワークフォルダを用いた態様において、ドライバ・プログラムがインストールされている場合と同様の詳細な設定を可能とすることができる。
尚、実施の形態1、2においては、ディスプレイパネル104がMFP1a側に設けられている場合を例として説明した。しかしながら、ディスプレイパネル104がITボックス1b側に設けられている場合もあり得る。このような場合、MFP1aとITボックス1bとは、ネットワークI/F108、MFP I/F201によるTCP/IPプロトコルの他、ITボックス1b側に設けられたディスプレイパネルに対するユーザの操作によって入力された情報をMFP1aのコントローラ100の操作表示制御部140に入力するためのシリアルインタフェースによって接続されている。
ディスプレイパネルがITボックス1b側に設けられている場合、特に、図10〜図12に示すようなワンタッチボタンの登録においては、MFP1aよりも先にITボックス1bがワンタッチボタンの設定情報を取得することとなる。この場合、ITボックス1bにおいては、上記実施形態のようにMFP1aからワンタッチボタンの情報を取得することなく、ワンタッチボタンに対応したネットワークフォルダの生成及びフォルダ管理テーブルの更新を実行することができる。
1 画像処理装置
1a MFP
1b ITボックス
2 クライアント端末
3 課金管理サーバ
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 ADF
102 スキャナユニット
103 排紙トレイ
104 ディスプレイパネル
105 給紙テーブル
106 プリントエンジン
107 排紙トレイ
108 ネットワークI/F
110 主制御部
120 エンジン制御部
130 画像処理部
140 操作表示制御部
150 入出力制御部
160 文書記憶部
200 コントローラ
201 MFP I/F
202 ネットワークI/F
210 MFP通信制御部
220 出力モジュール
230 専用アプリケーション
231 出力制御モジュール
232 検知モジュール
233 フォルダ生成モジュール
234 フォルダ管理モジュール
240 OS
241 ファイルシステム
242 コールバックAPI
250 入出力制御部
特開2006−260356号公報

Claims (11)

  1. 画像処理装置による画像処理の実行を制御する画像処理制御装置であって、
    ネットワークを介してアクセス可能な記憶領域に前記画像処理の対象である対象情報が格納されたことを検知する情報格納検知部と、
    前記記憶領域に前記対象情報が格納されたことが検知された場合に、前記記憶領域と前記記憶領域に応じた前記画像処理機能を示す情報とが関連付けられた記憶領域管理情報に基づき、前記画像処理装置を動作させるための命令を生成する命令生成部に、前記対象情報が格納された記憶領域に関連付けられた画像処理機能を前記画像処理装置に実行させるための命令を、前記対象情報に基づいて生成させて前記画像処理装置に送信させる出力制御部とを含むことを特徴とする画像処理制御装置。
  2. 前記記憶領域管理情報においては、前記画像処理機能を実行させる際のパラメータ設定値が前記記憶領域と関連付けられており、
    前記出力制御部は、前記命令生成部に前記パラメータ設定値を設定した上で前記命令を生成させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理制御装置。
  3. 前記画像処理機能夫々に対応した記憶領域を設定する記憶領域設定部を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理制御装置。
  4. 前記記憶領域設定部は、前記記憶領域管理情報に基づいて前記画像処理機能夫々に対応した記憶領域を設定することを特徴とする請求項3に記載の画像処理制御装置。
  5. 前記記憶領域設定部は、前記画像処理装置の画像処理機能が記述された機能情報に基づいて前記画像処理機能夫々に対応した記憶領域を設定することを特徴とする請求項3に記載の画像処理制御装置。
  6. 前記記憶領域設定部は、前記画像処理装置から前記機能情報を取得することを特徴とする請求項5に記載の画像処理制御装置。
  7. 前記設定された記憶領域と前記画像処理機能とを関連付けて前記記憶領域管理情報を生成する記憶領域管理部とを含むことを特徴とする請求項6に記載の画像処理制御装置。
  8. 前記記憶領域設定部は、前記画像処理装置において、実行させるべき画像処理機能及びパラメータ設定値が組み合わせられた前記機能情報が生成された場合に、その機能情報を取得して前記画像処理機能に対応した記憶領域を設定し、
    前記記憶領域管理部は、前記設定された記憶領域と前記実行させるべき画像処理機能及びパラメータ設定値とを関連付けて前記記憶領域管理情報を生成することを特徴とする請求項7に記載の画像処理制御装置。
  9. 前記ネットワークを介してアクセス可能な記憶領域を管理する記憶領域管理部と、
    前記画像処理装置を動作させるための命令を生成する命令生成部とを含むことを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項に記載の画像処理制御装置。
  10. 請求項9に記載の画像処理制御装置と、
    前記出力制御部によって出力された命令に従って画像処理を実行する画像処理部とを含むことを特徴とする画像処理装置。
  11. 画像処理装置による画像処理の実行を制御する画像処理制御プログラムであって、
    ネットワークを介してアクセス可能な記憶領域に前記画像処理の対象である対象情報が格納されたことを検知するステップと、
    前記記憶領域に前記対象情報が格納されたことが検知された場合に、前記記憶領域と前記記憶領域に応じた前記画像処理機能を示す情報とが関連付けられた記憶領域管理情報に基づき、前記画像処理装置を動作させるための命令を生成する命令生成部に、前記対象情報が格納された記憶領域に関連付けられた画像処理機能を前記画像処理装置に実行させるための命令を、前記対象情報に基づいて生成させて前記画像処理装置に送信させるステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする画像処理制御プログラム。
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