JP2015085250A - エアフィルタ用濾材及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
平均繊維径0.65μmの極細ガラス繊維62.5質量部、平均繊維径2.7μmの極細ガラス繊維27.5質量部、平均繊維径6μmのチョップドガラス繊維10質量部を、硫酸でpH3.0とした水中に分散し、パルパーを用いて離解し、固形分濃度が0.5%であるガラス繊維スラリーを得た。次に、得られたガラス繊維スラリーを用い、手抄筒で抄紙して湿紙を得た。次に、アクリル樹脂エマルジョン(モビニールLDM7222、日本合成化学工業(株)製)100部と、パーフルオロアルキル基の炭素原子数が6以下のパーフルオロアルキル化合物を含有するフッ素系界面活性剤(サーフロンS−211、AGCセイミケミカル(株)製)1部とを水中に分散して調成したバインダー液を湿紙に含浸付与し、余分なバインダー液を吸引除去した後、130℃の熱風乾燥機で乾燥して、坪量70g/m2のエアフィルタ用濾材を得た。尚、バインダー液の含浸付与量は固形分換算で3.85g/m2であった。
アクリル樹脂エマルジョン(モビニールLDM7222、日本合成化学工業(株)製)100部と、フッ素系撥水剤(NKガードS−09、日華化学(株)製)7部と、パーフルオロアルキル基の炭素原子数が6以下のパーフルオロアルキル化合物を含有するフッ素系界面活性剤(サーフロンS−211、AGCセイミケミカル(株)製)1部とを水中に分散して調成したバインダー液を湿紙に含浸付与した以外は、実施例1と同様にして坪量70g/m2のエアフィルタ用濾材を得た。尚、バインダー液の含浸付与量は固形分換算で3.85g/m2であった。
アクリル樹脂エマルジョン(モビニールLDM7222、日本合成化学工業(株)製)100部と、フッ素系撥水剤(NKガードS−09、日華化学(株)製)10部と、パーフルオロアルキル基の炭素原子数が6以下のパーフルオロアルキル化合物を含有するフッ素系界面活性剤(サーフロンS−211、AGCセイミケミカル(株)製)1部とを水中に分散して調成したバインダー液を湿紙に含浸付与した以外は、実施例1と同様にして坪量70g/m2のエアフィルタ用濾材を得た。尚、バインダー液の含浸付与量は固形分換算で3.85g/m2であった。
アクリル樹脂エマルジョン(モビニールLDM7222、日本合成化学工業(株)製)100部と、フッ素系撥水剤(NKガードS−09、日華化学(株)製)10部と、パーフルオロアルキル基の炭素原子数が6以下のパーフルオロアルキル化合物を含有するフッ素系界面活性剤(サーフロンS−386、AGCセイミケミカル(株)製)1部とを水中に分散して調成したバインダー液を湿紙に含浸付与した以外は、実施例1と同様にして坪量70g/m2のエアフィルタ用濾材を得た。尚、バインダー液の含浸付与量は固形分換算で3.85g/m2であった。
アクリル樹脂エマルジョン(モビニールLDM7222、日本合成化学工業(株)製)100部のみを水中に分散して調成したバインダー液を湿紙に含浸付与した以外は、実施例1と同様にして坪量70g/m2のエアフィルタ用濾材を得た。尚、バインダー液の含浸付与量は固形分換算で3.85g/m2であった。
アクリル樹脂エマルジョン(モビニールLDM7222、日本合成化学工業(株)製)100部と、フッ素系撥水剤(NKガードS−09、日華化学(株)製)10部とを水中に分散して調成したバインダー液を湿紙に含浸付与した以外は、実施例1と同様にして坪量70g/m2のエアフィルタ用濾材を得た。尚、バインダー液の含浸付与量は固形分換算で3.85g/m2であった。
アクリル樹脂エマルジョン(モビニールLDM7222、日本合成化学工業(株)製)100部と、フッ素系撥水剤(NKガードS−09、日華化学(株)製)10部と、パーフルオロアルキル基の炭素原子数が7以上であるパーフルオロアルキル化合物を含有するフッ素系界面活性剤(メガファックF−120、DIC(株)製)1部とを水中に分散して調成したバインダー液を湿紙に含浸付与した以外は、実施例1と同様にして坪量70g/m2のエアフィルタ用濾材を得た。尚、バインダー液の含浸付与量は固形分換算で3.85g/m2であった。
アクリル樹脂エマルジョン(モビニールLDM7222、日本合成化学工業(株)製)100部と、フッ素系撥水剤(NKガードS−09、日華化学(株)製)10部と、パーフルオロアルキル基の炭素原子数が7以上であるパーフルオロアルキル化合物を含有するフッ素系界面活性剤(メガファックF−179、DIC(株)製)1部とを水中に分散して調成したバインダー液を湿紙に含浸付与した以外は、実施例1と同様にして坪量70g/m2のエアフィルタ用濾材を得た。尚、バインダー液の含浸付与量は固形分換算で3.85g/m2であった。
Claims (4)
- ガラス繊維を主体とするエアフィルタ用濾材において、
バインダー樹脂とパーフルオロアルキル化合物を含有するフッ素系界面活性剤との混合物が、前記ガラス繊維に付着しており、
前記パーフルオロアルキル化合物は、炭素原子数が6以下のパーフルオロアルキル基を有する化合物であることを特徴とするエアフィルタ用濾材。 - 前記フッ素系界面活性剤が、25℃純水中に添加した際の最低表面張力が20mN/m以下であることを特徴とする請求項1に記載のエアフィルタ用濾材。
- 前記混合物が、さらに撥水剤を含んでおり、前記バインダー樹脂に対する前記撥水剤の配合量は、固形分換算で、前記バインダー樹脂100質量部に対して前記撥水剤を1〜40質量部であることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアフィルタ用濾材。
- ガラス繊維を分散させたスラリーを湿式抄紙することによって湿紙を形成する工程と、該湿紙を乾燥させる工程とを有するエアフィルタ用濾材の製造方法において、
前記湿紙を乾燥させる前又は乾燥した後に、バインダー樹脂と、炭素原子数が6以下のパーフルオロアルキル基を有する化合物を含有するフッ素系界面活性剤との混合物を前記湿紙に付着させることを特徴とするエアフィルタ用濾材の製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019051481A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | 北越コーポレーション株式会社 | エアフィルタ用濾材及びその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH10156116A (ja) * | 1996-11-29 | 1998-06-16 | Hokuetsu Paper Mills Ltd | エアフィルタ用濾材およびその製造方法 |
JP2004131488A (ja) * | 2002-09-17 | 2004-04-30 | Dainippon Ink & Chem Inc | フッ素系界面活性剤 |
JP2004160361A (ja) * | 2002-11-13 | 2004-06-10 | Hokuetsu Paper Mills Ltd | エアフィルタ用濾材およびその製造方法 |
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2013
- 2013-10-29 JP JP2013224768A patent/JP2015085250A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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