JP2015081012A - バスケットへのバッテリーランプ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 積載荷物との干渉もなく、ハンドル以外への取付けも可能で、走行中の操作性に優れ、転倒時のランプ損傷の虞れの少ないバッテリーランプの取付構造を提供する。【解決手段】 バスケット1側面へのバッテリーランプ取付構造において、ランプホルダー14を、バスケット側面5に配設される第1固定部材12とバスケット1の外側に突出する円筒状のランプ取付部材15を形成した第2固定部材13とから構成して、前記ランプ取付部材15にバッテリーランプ7を取り付け、バッテリーランプ7を積載荷物との干渉もなく、ハンドル以外の箇所への取付けを可能とし、前方へのランプ照射はもとより、対向する車両や歩行者からもランプ7が確実に視認できて安全性が高く、バスケットの側面に格別の改良を施さなくても、内外の固定部材にてバスケット側面を挟持等して、バッテリーランプ7を後付けにてもバスケット側面5に容易に取り付けることができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、バスケットの少なくとも一方の側面にバッテリーランプを取付け可能に構成したランプホルダーを配設したバスケットへのバッテリーランプ取付構造に関する。
従来、自転車等の二輪車において、ハンドルの前方あるいは後方に配設された荷かごを構成するバスケットに様々な荷物を収納・載置して運搬することが行われている。バスケットがサドルの後方のリヤキャリヤに載置して配設される場合には何ら問題は生じないが、例えば、ハンドル前方に配設されたフロントバスケットに比較的嵩の高い荷物等を収納・載置する場合には、ハンドルバー等に取り付けられた前照灯を構成するランプ、特に、通常ハンドルに取り付けられて使用されるバッテリーランプがこれらの荷物によって邪魔されて、照射が損なわれたり、対向する車両や歩行者から視認されなくなる虞れが生じた。また、そのようなことから、特に、フロント側に関しては、主たる前照灯の補助ランプとして、あるいは、載置荷物に干渉されることがない主たる前照灯として、バスケットまたはキャリヤの側面あるいは底面に発電式ランプあるいはバッテリーランプを配設したものが提案されている。
例えば、下記特許文献1に記載されたような第1従来例としての自転車用ライト装置が提案された。そのような従来の自転車用ライト装置を図4を用いて説明すると、前輪103の上方に荷台121を有し、左右両側で略V字状の荷台ステー129(前側)、127(後側)の下端がフロントホークの下端に支持され、前記後側の荷台ステー127がフロントホークに沿って配置され、前記前側の荷台ステー129の上端がボルト131によって荷台121のフランジ部121Bに取り付けられる。その際、荷台121のフランジ部121Bに沿って添設される形態にて取付具105も共締めされる。取付具105には図示外のハンドルバーと類似する径の筒状部分117を外側方に向けて突出形成されており、該筒状部分117を抱持して取付金具119により電池式(バッテリー)ライト本体107が取り付けられるものである。
このような構成により、例えば郵便配達用に使用する自転車やバイク等のように、ハンドル前方に大きなバッグ類を配設するが故に電池式や発電式のライトを配設することが不可能なものであっても、フロントキャリヤの下部側方に前照灯等のライトを取り付けて、対向する車両や歩行者から前照灯等のライトを視認することが可能となった。
また、同様にフロントバスケットとの干渉を回避できるものとして、下記特許文献2に記載されたような第2従来例としての自転車用ランプホルダーが提案された。そのような従来の自転車用ランプホルダーを図5を用いて説明すると、バスケット200の底面にバスケットステー202の上端部を支持固定する際に、バッテリーランプ201を支持固定するためのブラケット状の本物品204の平板部205を共締めする。本物品204の平板部205から下方へ延びるアーム部材206の下端部に、水平方向外側に延びる筒状部207を形成し、該筒状部207を抱持する形態にてバッテリーランプ201を支持固定するものである。
このような構成により、ハンドル前方のバスケットに大きな荷物を収納・載置したような場合でも、これらの荷物と干渉することなく、バスケットの下部側方に前照灯等の充電式のライトを取り付けて、対向する車両や歩行者から前照灯等のランプを視認することが可能となった。
また、自動二輪車における補助灯火の支持に関するものとして、下記特許文献3に記載されたような第3従来例としての自動二輪車の灯火器支持構造が提案された。そのような従来の自動二輪車の灯火器支持構造を図6を用いて説明すると、前カゴ321の側面上部の取付孔377に補助灯火器323L(R)のボルト373を挿入し、ピン孔378に補助灯火器323Lの回止めピン374を挿入する。前カゴ321の側部壁364に一体成形されたフック状の係止部382〜385が設けられ、これらの係止部382〜385に補助灯火器用ハーネス376が係止される。
このようにして、前カゴ321の両側の側面上部に補助灯火器323L(R)を取り付けることで、別途取付用のステー等が不要で、部品点数を増やすことなく補助灯火器を取り付けることが可能となった。
実用新案登録第3120151号公報(要約書等参照) 意匠登録第1291398号公報(図面等参照) 特開2011−189797号公報(要約書等参照)
しかしながら、前記第1従来例の自転車用ライト装置では、図4(A)にて明瞭に理解されるように、電池式(バッテリー)ライト本体107が取り付けられるのは、フロントキャリヤを構成する荷台121の下部側方であるために、ハンドル部から遠く、バッテリーライト本体107の走行中の操作にはきわめて不便であった。しかも、万一の自転車の転倒時等には、ハンドルから遠い位置にあるバッテリーライト本体107がハンドルに保護される機会に乏しいために、外部の障害物に接触して損傷を受け易いものであった。
また、前記第2従来例の自転車用ランプホルダーにあっても、図5(A)にて明瞭に理解されるように、バッテリーランプ201が取り付けられるのは、バスケット200の下部側方であるために、前記第1従来例のものと同様に、図示外のハンドル部から遠く、バッテリーランプ201の走行中の操作はきわめて不便であり、しかも、万一の自転車の転倒時等には、ハンドルから遠い位置にあるバッテリーランプ201がハンドルに保護される機会に乏しいために、外部の障害物に接触して損傷を受け易いものであった。
さらに、前記第3従来例の自動二輪車の灯火器支持構造にあっては、灯火器支持構造は補助灯火の支持に関するもので、前カゴ321の側部壁364にフック状の係止部382〜385を一体成形したり、前カゴ321の側面上部に補助灯火器323L(R)のボルト373を挿入するための取付孔377や回止めピン374のためのピン孔378を成形しなけらばならず、言わば、前カゴの専用設計を必要として、複雑な前カゴとなってコスト高を招いた。
そこで本発明では、前記従来のバスケット等へのバッテリーランプの取付構造の諸課題を解決して、積載荷物との干渉もなくしてハンドル以外の箇所への取付けも可能で、走行中の操作性に優れて、転倒時のランプの損傷の虞れの少ないバスケットへのバッテリーランプの取付構造を提供することを目的とする。
このため本発明は、バスケットの少なくとも一方の側面にバッテリーランプを取付け可能に構成したランプホルダーを配設したバスケットへのバッテリーランプ取付構造において、前記ランプホルダーは、バスケット側面に配設される第1固定部材とバスケット側面であって、前記第1固定部材より外側に配設されてバスケットの外側に突出する円筒状のランプ取付部材を形成した第2固定部材とから構成されたことを特徴とする。また本発明は、前記ランプホルダーの取付固定位置は、バスケットの側面で、かつハンドル近傍とされたことを特徴とする。また本発明は、前記第1固定部材は、予めバスケット側面に接合されていることを特徴とする。また本発明は、前記第1固定部材は前記バスケットの側面の内側に配設され、前記第2固定部材は前記バスケットの側面の外側に配設されていることを特徴とするもので、これらを課題解決のための手段とする。
本発明によれば、請求項1に記載の構成要件である、バスケットの少なくとも一方の側面にバッテリーランプを取付け可能に構成したランプホルダーを配設したバスケットへのバッテリーランプ取付構造において、前記ランプホルダーは、バスケット側面に配設される第1固定部材とバスケット側面であって、前記第1固定部材より外側に配設されてバスケットの外側に突出する円筒状のランプ取付部材を形成した第2固定部材とから構成されたことにより、バッテリーランプを積載荷物との干渉もなくして、ハンドルへの取付けと同様の形態にてハンドル以外の箇所への取付けを可能として、前方へのランプによる照射はもとより、対向する車両や歩行者からもランプが確実に視認できて安全性が高く、バスケットの側面に格別の改良を施さなくても、内外の固定部材にて簡便にバッテリーランプを後付けにてもバスケット側面に取り付けることができる。また、請求項2に記載の構成要件である、前記ランプホルダーの取付固定位置は、バスケットの側面で、かつハンドル近傍とされた場合は、バッテリーランプはバスケット内に収納・載置される荷物に干渉されることなく配設して、前方へのランプによる照射はもとより、対向する車両や歩行者からもランプが確実に視認できて安全性を高めることができ、バッテリーランプの取付固定位置もハンドル近傍とされたことにより、搭乗者の視線に近いバッテリーランプの照射が確保されて、照射された前方路面での視認性も向上する。しかも、走行中でのバッテリーランプの操作もハンドルに近い位置で容易に行える上、万一の倒時等には、バッテリーランプがハンドルに近い位置にあってハンドルに保護されて外部の障害物に接触して損傷を受ける機会が少ない。
さらに、請求項3に記載の構成要件である、前記第1固定部材は、予めバスケット側面に接合されている場合は、バッテリーランプのバスケット側面への取付固定は、第2固定部材と締結部材を別途準備するだけでバッテリーランプを容易に取付け固定することができる。しかも、予め第1固定部材がバスケット側面に接合されているので、バッテリーランプを取り付けない場合でも、例えば、該第1固定部材を盗難防止用ネットの取付片として利用したり、側方への安全反射板を添設する等して活用できる。さらにまた、請求項4に記載の構成要件である、前記第1固定部材は前記バスケットの側面の内側に配設され、前記第2固定部材は前記バスケットの側面の外側に配設されている場合は、内外の第1および第2固定部材にてバスケット側面を挟持して強固かつ簡便にバッテリーランプを後付けにてもバスケット側面に取り付けることができる。
本発明のバスケットへのバッテリーランプ取付構造の第1実施例を示すもので、ランプホルダー、締結部材およびバッテリーランプの分解斜視図である。 同、バッテリーランプが締結部材を介してランプホルダーに取付固定された全体斜視図および要部拡大斜視図である。 同、ハンドルとの関連を明示したバッテリーランプの取付形態の説明図である。 第1従来例としての自転車用ライト装置の説明図である。 第2従来例としての自転車用ランプホルダーの説明図である。 第3従来例としての自動二輪車の灯火器支持構造の説明図である。
以下、本発明のバスケットへのバッテリーランプ取付構造を図面に基づいて説明する。本発明のバスケットへのバッテリーランプ取付構造は、図1に示すように、バスケット1の少なくとも一方の側面(図示の例では、右側面5)にバッテリーランプ7を取付け可能に構成したランプホルダー14を配設したバスケットへのバッテリーランプ取付構造において、前記ランプホルダー14は、バスケット側面(5)に配設される第1固定部材12とバスケット側面(5)であって、前記第1固定部材12より外側に配設されてバスケットの外側に突出する円筒状のランプ取付部材15を形成した第2固定部材13とから構成されたことを特徴とする。
図1および図2は本発明のバスケットへのバッテリーランプ取付構造の第1実施例を示す。図1に示した例は、ハンドル(図3参照)の前方に配置して設置されるバスケット1すなわちフロントバスケットに施したバッテリーランプ取付構造であるが、サドル後部に位置するリヤキャリヤ上に取り付けたリヤバスケットの側面に施すバッテリーランプ取付構造として採用することを排除しない。後方からの自転車の視認に役立つからである。本実施例では、ハンドルの前方に配設されるフロントバスケットのバッテリーランプ取付構造について説明する。バスケット1は上方がやや開いた傾斜形状を呈する格子状のボックス体とされ、前面2、後面3、左側面4、右側面5、底面6から構成され、荷物を収納・載置するために上端部が開放されている。バスケット1は例えば金属の線状体を格子状に組み、表面に樹脂被覆等を施して構成される。
図3を参照しつつ、図1に示すように、前車輪を軸支する前ホークの下端部に対して同様に下端部が共締めされた前ステーの上端部が、バスケット1の底面の中央部に溶接等により接合されたステー取付板19に取付ボルト・ナット等により支持・固定される。バスケット1の後面3の中央上部側には、ヘッドチューブ等に下端部が支持されたステーに取付ボルト・ナット等により支持・固定されるステー取付板18が溶接等により接合される。そして、バスケット1の少なくとも1つの側面には、本発明に特徴的なバッテリーランプ取付構造が採用される。図示の例では、図3(A)のハンドルにおけるハンドルバー20の中央近傍位置に取り付けられていたバッテリーランプ7を取り外して図3(B)に示すように、バスケット1の側面に付け代えられる。つまり、バスケット1における左右の側面4、5のハンドル近傍、すなわちバスケット1の側面4、5においてバスケット1の車体方向の後部側で、かつ上部側に、予め溶接等の接合によりランプホルダー14における第1固定部材12が取り付けられている。そして、図示の例では、右側面5のみの第1固定部材12に対してバッテリランプ7を締結して取り付けている。ここで、ハンドル近傍とは、ランプ取付部材15の軸中心が、バスケット側面の前後方向中間位置より後方(ハンドル側)で、上下方向中間位置より上方側にある場合を、ハンドル近傍とする。
図1にて理解されるように、バッテリーランプ7を取り付けるためのランプホルダー14を構成する第1固定部材12を予めバスケット1の側面に接合しておくのは、左右の側面4、5の少なくとも一方で足りるが、図示の例のように、左右の側面4、5のいずれにも予め接合しておくことにより、第2固定部材13と後述する締結部材8を別途準備するだけでバッテリーランプを左右のいずれかを選択して、あるいは左右両方に容易に取付け固定することができる。しかも、予め第1固定部材12がバスケット側面の両方に接合されているので、バッテリーランプを取り付けない場合でも、例えば、これらの第1固定部材12を盗難防止用ネットの取付片として利用したり、側方への安全反射板を添設する等して活用できる。
図1(B)に拡大して示すように、前記ランプホルダー14を構成する第2固定部材13は、平板状に構成された前記第1固定部材12と同様な平板状部を有し、それぞれの整合位置に穿設された一対の固定孔16、16を有する。これらの固定孔16に挿入された固定ボルト・ナット17により両者はバスケット1の側面を挟持する形態にて連結・固定される。場合によっては、前記第1固定部材12をバスケット側面の内側ではなく外側に接合することも排除しない。前記第2固定部材13の平板状部にはバスケット1の外側に水平状に突出する円筒状のランプ取付部材15が形成されている。好適には、円筒状のランプ取付部材15の径はハンドルにおけるハンドルバーの径に近似させ、ハンドルに締結部材(後述する締結部材8と同じものか同様構造のもの)等を介して取り付けられていたバッテリーランプ7を、そのまま第2固定部材13における円筒状のランプ取付部材15に取り付けられるようにすることが望ましい。
前記ランプホルダー14の第2固定部材13における円筒状のランプ取付部材15に締結される締結部材8について説明すると、締結部材8は、上部にバッテリーランプ7の台座部7Aをスライドさせてワンタッチで装着可能に受け入れるワンタッチ装着部9を形成した台座受部8Aと、前記第2固定部材13における円筒状のランプ取付部材15に挿入・抱持される半割り変形可能な締結バンド部10とから構成される。半割り変形可能な締結バンド部10のスリット部における対向部位間には締結ボルト11が螺合されており、該締結ボルト11を締め付けることにより前記第2固定部材13における円筒状のランプ取付部材15への締結・固定を確実に行う。
図2はバッテリーランプ7が締結部材8を介してランプホルダー14に締結して取付固定された全体斜視図および要部拡大斜視図である。図2(B)に拡大して示されるように、第2固定部材13における円筒状のランプ取付部材15に挿入・抱持される締結バンド部10を締結する締結ボルト11の頭部は蝶形に構成されて、手指にても操作が可能なように構成されている。また、内外の固定部材12、13を連結・固定する固定ボルト・ナット17については、ボルトはバスケットの外側でナットで固定されており、ボルトの外側に向いた露出部には樹脂製等のキャップ体を被覆して、締結部材8のランプ取付部材15への締結の際の締結ボルト11の螺合時に、手指が固定ボルト・ナット17に触れた際に怪我をすることがないように配慮されるとよい。そして、バスケット1に荷物を収納・載置している場合においても、荷物にボルトが引っ掛かる可能性を低減することができる。
図2(A)のバッテリーランプ7が締結部材8を介してランプホルダー14に締結して取付固定された全体斜視図から理解されるように、バッテリーランプ7はバスケット1内に収納・載置される荷物に干渉されることなく配設できて、前方へのバッテリーランプ7による照射はもとより、対向する車両や歩行者からもバッテリーランプ7が確実に視認できて安全性を高めることができ、バッテリーランプ7の取付固定位置もハンドル近傍とされたことにより、搭乗者の視線に近いバッテリーランプ7の照射が確保されて、照射された前方路面での視認性が向上する。しかも、走行中でのバッテリーランプ7の操作もハンドルに近い位置で容易に行えることになる上、万一の倒時等には、バッテリーランプがハンドルに近い位置にあってハンドルに保護されて外部の障害物に接触して損傷を受ける機会が少ない。
以上、本発明の実施例について説明してきたが、本発明の趣旨の範囲内で、バスケットの形状(上方に拡大して開いた形状、左右に長い形状、前後に長い形状等、適宜の形状が採用され得る)、形式(格子状形式、板状形式、多数の孔が穿設された穿孔板形式等)およびそのステーやキャリヤ等への取付形態(バスケットに接合した取付板を介した取付けの他、バスケットを挟持した取付板とのビス止め等)、ランプホルダーの形状、形式およびそのバスケットへの取付形態(好適には、実施例のような第1固定部材と第2固定部材とから構成されるランプホルダーから構成されるが、第1固定部材をバスケットと予め一体にて形成しておいて、第2固定部材のみを後付け部品とすることも考慮され得る)およびその取付固定位置(バスケット側面のハンドル近傍である、上部で車体方向の後部側なら、必ずしも、上端部で最後端である必要はない)、ランプホルダーを構成する第1固定部材の形状、形式およびそのバスケットへの接合等の取付形態(バスケットの内側を好適とするが、外側に接合等することもできる。接合によらず、ビス止めとするこも可能である)、第2固定部材の形状(円筒状のランプ取付部材の突設形態についても、ストレートの円筒状の他、適宜の締結部材の仕様を想定して異なった径を有する多段の円筒状とすることもできる)、形式およびその第1固定部材への連結・固定形態(実施例のように、固定ボルト・ナットにて固定する他、第2固定部材を第1固定部材に対して例えば上方からスライドさせるワンタッチ固定形式等により固定することも可能である)等については適宜採用できる。また、実施例に記載の諸元はあらゆる点で単なる例示に過ぎず限定的に解釈してはならない。
本発明のバスケットへのバッテリーランプ取付構造は、自転車の前部のフロントバスケットに採用されるのを好適とするが、後部のリヤバスケットにも採用され得るし、自動二輪車等のバスケットや荷物運搬車のバスケットあるいは介護用車両さらには乳母車等におけるバスケットにも適用が可能である。また、設計上許容されるなら、バッテリーランプのみならず発電式ランプにも適用可能である。
1 バスケット
4 左側面
5 右側面
7 バッテリーランプ
7A ランプ台座
8 締結部材
8A 台座受部
9 ワンタッチ装着部
10 締結バンド部
11 締結ボルト
12 第1固定部材
13 第2固定部材
14 ランプホルダー
15 ランプ取付部材
16 固定孔
17 固定ボルト・ナット
20 ハンドルバー

Claims (4)

  1. バスケットの少なくとも一方の側面にバッテリーランプを取付け可能に構成したランプホルダーを配設したバスケットへのバッテリーランプ取付構造において、前記ランプホルダーは、バスケット側面に配設される第1固定部材とバスケット側面であって、前記第1固定部材より外側に配設されてバスケットの外側に突出する円筒状のランプ取付部材を形成した第2固定部材とから構成されたことを特徴とするバスケットへのバッテリーランプ取付構造。
  2. 前記ランプホルダーの取付固定位置は、バスケットの側面で、かつハンドル近傍とされたことを特徴とする請求項1に記載のバスケットへのバッテリーランプ取付構造。
  3. 前記第1固定部材は、予めバスケット側面に接合されていることを特徴とする請求項1または2に記載のバスケットへのバッテリーランプ取付構造。
  4. 前記第1固定部材は前記バスケットの側面の内側に配設され、前記第2固定部材は前記バスケットの側面の外側に配設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のバスケットへのバッテリーランプ取付構造。
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