JP2015049375A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】現像ハウジング41内に設けられた現像スリーブ42sは、感光体ドラム11における軸方向の端部を除く表面に対向している。現像スリーブ42の内部には、軸方向の端部を除いて磁石体42mが設けられており、現像スリーブ42sの端部は、内部に磁石体42mが配置されていない非マグネット領域Rtになっている。感光体ドラム11における非マグネット領域に対向する表面がサイドシール46によって覆われている。サイドシール46は、感光体ドラム11の軸方向の端部に対して面接触状態になっている。サイドシール46における軸方向の中央側の先端部が、感光体ドラム11の表面から浮いた状態になった非接触部46aになっている。
【選択図】図7
Description
現像装置は、感光体ドラムに対向して平行に配置された円筒状の現像スリーブと、現像スリーブ内に同軸状態で嵌合された円柱状の磁石体とを有している。磁石体は回転しないように固定されており、周方向における複数の位置のそれぞれに、軸方向に沿った磁極が設けられている。現像スリーブは、磁石体の周囲を所定方向に回転する。
現像スリーブにおける軸方向両側の各端部は、内部に磁石体がそれぞれ配置されていない領域(以下、「非マグネット領域」とする)になっている。現像スリーブにおける非マグネット領域では、トナーが搬送されないために、非マグネット領域に対向する感光体ドラムの表面にはトナー画像は形成されない。なお、感光体ドラムの両側の端部におけるトナー画像が形成されない領域を「非画像領域」とする。
例えば、現像装置によって感光体ドラム上に形成されるトナー画像の最大サイズがA3サイズの場合、A3サイズよりも一回り大きなサイズの記録シートに、感光体ドラム上のトナー画像が転写されて定着される。A3サイズよりも一回り大きなサイズの記録シートは、通常、「A3ノビサイズ」と称せられている。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、感光体における軸方向の端部の非画像領域に現像剤が付着することを防止できる現像装置および画像形成装置を提供することにある。
好ましくは、前記シール部材は、前記非接触部を除いて一定の厚さであって、当該非接触部が他の部分よりも薄くなっていることを特徴とする。
好ましくは、前記非接触部は、前記感光体の回転方向の下流側方向に沿って、前記シール部材における前記感光体の回転方向の下流側端部の途中まで形成されていることを特徴とする。
好ましくは、前記非接触部は、前記感光体の回転方向の下流側方向に沿って、前記シール部材における前記感光体の回転方向の下流側端部にまで形成されていることを特徴とする。
好ましくは、前記非接触部は、前記感光体の回転方向および軸方向に沿って所定の長さで形成された第1部分と、当該第1部分における軸方向の中央部側とは反対側に位置する端部から前記感光体の回転方向の下流側に沿って設けられた第2部分と、を有し、前記第2部分における前記感光体の回転方向の下流側に位置する端部が、前記感光体の回転方向の下流側方向に向かって開口していることを特徴とする。
好ましくは、前記非接触部と他の部分との厚さの差が50μm以上であることを特徴とする。
好ましくは、前記凸部は、前記シール部材における一定の厚さになった部分からの突出量が50μm以上になっていることを特徴とする。
[第1実施形態]
<プリンターの構成>
図1は、本発明の実施の形態に係るプリンターの構成を説明するための断面模式図である。このプリンターは、ネットワーク(例えばLAN)を介して外部の端末装置等から入力される画像データに基づいて、周知の電子写真方式により、フルカラーあるいはモノクロのトナー画像を、記録用紙、OHPシート等の記録シートSに形成する。
プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kは、中間転写ベルト25における下側の走行部分に沿って、その順番で配置されている。プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kのそれぞれは、露光器28から照射されるレーザービームLBに基づいて、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色のトナー画像を形成する。各プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kによって形成されたトナー画像は、中間転写ベルト25の外周面上に転写される。
プロセスユニット10は、中間転写ベルト25に対向する感光体ドラム11の上部に対して回転方向下流側に配置された帯電ユニット12と、感光体ドラム11の上部に対して回転方向上流側に配置された現像装置40とを有している。
クリーニングブレード12bは、感光体ドラム11の表面をクリーニングして、表面に残留する残トナー等を除去する。帯電器12aは、クリーニングブレード12bによってクリーニングされた感光体ドラム11の表面を所定電位に一様に帯電する。
プロセスユニット10の現像装置40は、レーザー光LBによる感光体ドラム11の露光位置よりも感光体ドラム11の回転方向下流側に位置している。現像装置40は、それぞれのプロセスユニット10C、10M、10Y、10K毎に、C、M、Y、Kの各色にそれぞれ着色されたトナーによって、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像を現像する。これにより、感光体ドラム11の表面に、C、M、Y、Kの各色のトナー画像が形成される。現像装置40の具体的な構成については後述する。
図1に示すように、中間転写ベルト25の周回移動域内には、4つの1次転写ローラー27C、27M、27Y、27Kが、各プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kの上方に設けられている。それぞれの1次転写ローラー27C、27M、27Y、27Kは、中間転写ベルト25の下側のベルト走行部を挟んで、各プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kの感光体ドラム11にそれぞれ対向している。
いずれの場合にも、感光体ドラム11上のトナー画像は、感光体ドラム11の軸方向の中央位置と、中間転写ベルト25の幅方向の中央位置とが一致した状態で中間転写ベルト25上に1次転写される。
中間転写ベルト25に転写されたトナー画像は、中間転写ベルト25の走行によって一方のベルト周回ローラー23(図1において右側に示されている)に向けて搬送される。中間転写ベルト25におけるベルト周回ローラー23に巻き掛けられた部分には、2次転写ローラー26が圧接されている。2次転写ローラー26と中間転写ベルト25との圧接部分には転写ニップNtが形成されている。中間転写ベルト25に転写されたトナー画像は、中間転写ベルト25の周回移動によって、転写ニップNtへ搬送される。
次に、図2に基づいて、プロセスユニット10に設けられた現像装置40の構成について説明する。
図2に示すように、現像装置40は、感光体ドラム11の軸方向に沿って配置された現像ハウジング41を有している。現像ハウジング41内には、非磁性トナー(以下、「トナー」とする)と磁性キャリア(以下、「キャリア」とする)とを含む2成分現像剤が収容されている。現像ハウジング41の内部には、現像ローラー42と、供給スクリュー43と、撹拌スクリュー44とが設けられており、それらが相互に平行になっている。
現像ローラー42は、感光体ドラム11に対して平行に配置された非磁性の現像スリーブ42sと、現像スリーブ42sの内部に同軸状態で嵌合された円柱状の磁石体42mとを有している。現像スリーブ42sは、図2に矢印Eで示す方向に回転されるようになっている。
現像スリーブ42sの表面は、開口部41aを介して、感光体ドラム11における軸方向の両側の各端部を除いた表面に対向している。開口部41a内では、現像スリーブ42sの外周面と感光体ドラム11の表面とが、0.3mm程度のほぼ一定の間隙をあけて対向している。なお、以下においては、この間隙を「現像ギャップ」と称する。
磁石体42mの軸方向長さは、現像スリーブ42sの軸方向長さよりも若干短くなっており、磁石体42mは、軸方向の中央部が、現像スリーブ42sの軸方向の中央部に一致した状態で現像スリーブ42sの内部に配置されている。従って、現像スリーブ42sの軸方向の両側の各端部は、内部に磁石体42mが配置されていない。以下、現像スリーブ42sの軸方向の両側の各端部における内部に磁石体42mが配置されていない領域を、「非マグネット領域」とする。
撹拌スクリュー44は、供給スクリュー43に対して現像ローラー42とは反対側の位置に、供給スクリュー43に近接した状態で配置されている。
現像スリーブ42s、供給スクリュー43、撹拌スクリュー44のそれぞれは、現像ハウジング41における前方側の端部および後方側の端部の間にわたって、回転可能に架設されている。供給スクリュー43および撹拌スクリュー44は、相反する方向に回転されるようになっている。
現像ギャップには、現像スリーブ42sに印加された現像バイアス電圧と、感光体ドラム11の表面電位とによって電界が形成される。現像スリーブ42s上を搬送される現像剤のトナーは、現像ギャップ内に形成された電界の作用により、感光体ドラム11上の静電潜像に付着する。これにより、感光体ドラム11上の静電潜像がトナーによって現像されて、感光体ドラム11上にトナー画像が形成される。
感光体ドラム11の後方側に位置する端部は、図7に示すように、現像ハウジング41に設けられた開口部41aよりも後方側に位置している。なお、本実施形態では、感光体ドラム11の軸方向長さは360mmになっている。
図3および図4に示すように、シール支持部41bには、感光体ドラム11における後方側の端部が嵌合されるように、感光体ドラム11の表面に沿って円弧状に湾曲した湾曲面が形成されている。この湾曲面は、開口部41aに対して後方側に隣接して設けられており、図6に示すように、湾曲面における周方向の中程が、現像ギャップ(図7において「Gd」で示す)の後方(背面側)に位置している。
現像ギャップGd内では、サイドシール46は、現像スリーブ42sの表面に対して間隙が形成された状態で、感光体ドラム11の非画像領域の表面を覆っている。
現像スリーブ42sにおける後方側および前方側のそれぞれの非マグネット領域Rtでは、磁石体42mに設けられた磁極の磁力が作用しない。従って、非マグネット領域Rt上には磁気ブラシが形成されないために、非マグネット領域Rtにおいては、現像スリーブ42sが回転しても現像剤は搬送されない。このために、非マグネット領域に対向する感光体ドラムの表面を、トナー画像が形成されない「非画像領域」と称する。
前述したように、感光体ドラム11上のトナー画像は、感光体ドラム11の軸方向中央位置と、中間転写ベルト25の幅方向の中央位置とが一致した状態で、中間転写ベルト25に転写される。また、中間転写ベルト25上のトナー画像は、中間転写ベルト25の幅方向の中央位置と、記録シートSにおける幅方向の中央位置とが一致した状態で、記録シートSに転写される。従って、感光体ドラム11の軸方向の中央位置は、記録シートSにおける幅方向の中央位置に対応している。
図3、図5、図7に示すように、サイドシール46の感光体ドラム11に対向する表面には、現像ギャップGd内に位置する先端部分に、他の部分よりも厚みが薄くなった非接触部46aが形成されている。この非接触部46aは、サイドシール46の先端面46mから前方側に向って開口するとともに、感光体ドラム11の表面に向って開口している。これにより、非接触部46aは、感光体ドラム11の表面から浮いた状態になっている。
なお、サイドシール46は、現像ギャップGd内において、現像スリーブ42sの表面との間に適切な間隙が形成されるように、比較的薄いPETシートによって構成されている。従って、サイドシール46は、全体の剛性が小さく、非接触部46aが形成された先端部の剛性は、さらに小さくなっている。しかし、非接触部46aにおける感光体ドラム11の軸方向に沿った長さが、サイドシール46の厚さの100倍以下と比較的短くなっている。このために、感光体ドラム11の回転時にサイドシール46の非接触部46aが波打った状態になるおそれがなく、従って、非接触部46aの底面46dが感光体ドラム11の表面に接触するおそれがない。
現像ハウジング41には、図3および図4に示すように、現像ハウジング41の開口部41aに対して感光体ドラム11の回転方向下流側に、トナー等の粉煙の飛散を防止する粉煙飛散防止板47が設けられている。粉煙飛散防止板47は、開口部41aにおける前方側の端部から後方側の端部までの全域にわたって配置されている。
軸方向シール部材49は、感光体ドラム11の回転方向上流側に位置する側縁49aが、前方側の端部から後方側の端部の全域にわたって、感光体ドラム11の表面に接触した状態になっている。これにより、開口部41aにおける感光体ドラム11の回転方向上流側の側縁が、軸方向シール部材49によってシールされており、現像ハウジング41内のトナーが外部に飛散することを防止できる。
次に、このようなプリンターにおいて、A3サイズの「縁なし印刷物」を製造する場合におけるサイドシール46の機能について説明する。この場合には、A3サイズの記録シートSと同じサイズのトナー画像が感光体ドラム11上に形成され、そのトナー画像がA3ノビサイズの記録シートSに転写されて定着される。
この場合、「トンボ」のトナー画像を形成するために、現像スリーブ42sのトナー画像形成領域Rsにおけるマグネット境界Rnの隣接部分上をトナーが搬送される。このようなトナーに作用する磁力は、非マグネット領域Rt内に磁石体42mが配置されていないために、比較的小さくなっている。このために、現像スリーブ42sの回転による遠心力によって、マグネット境界Rnに隣接する部分を搬送されるトナーの一部が、非マグネット領域Rt側(現像スリーブ42sにおける軸方向両側の各端部側)に飛散する。
なお、サイドシール46の非接触部46a内では、空気が感光体ドラム11の軸方向に沿って流動しないために、非マグネット領域Rt側に飛散するトナーが非接触部46a内に進入することはほとんどない。また、サイドシール46の非接触部46a内にトナーが進入したとしても、進入するトナー量が少なく、感光体ドラム11の非画像領域に分散状態で付着する。このため、このようなトナーがA3ノビサイズの記録シートSに付着しても、ユーザーはトナーが付着していることを認識するおそれがない。
サイドシール46は、前記実施形態1の構成に限るものではなく、例えば、図8(a)および(b)に示す構成としてもよい。図8(a)および(b)に示すサイドシール46では、非接触部46aが、サイドシール46における先端に沿って、感光体ドラム11の回転方向下流側に位置する端部にまで形成されている。
非接触部46aは、前記実施形態1と同様に、50μm以上の一定の深さになっている。また、非接触部46aにおける現像スリーブ42sの軸方向に沿った長さが、サイドシール46の厚さの30倍以下になっている。
本実施形態では、サイドシール46の非接触部46aが、図9(a)および(b)に示す構成とされる。このサイドシール46の非接触部46aは、実施形態1のサイドシール46に設けられた非接触部46aと同様の構成の第1部分46sと、第1部分46sの後方側部分から感光体ドラム11の回転方向下流側方向に向かって回転方向に沿って形成された第2部分46tとを有している。
本実施形態では、サイドシール46が、図10(a)および(b)に示す構成とされる。本実施形態では、実施形態1のように、サイドシール46における非接触部46aを、他の部分よりも薄くする構成に替えて、非接触部46aを、感光体ドラム11の表面に向って突出した凸部46xにて囲む構成としている。凸部46xにて囲まれた非接触部46aの空間は、実施形態1における非接触部46aの空間と、同じ位置において同じ形状および大きさに形成されている。
サイドシール46は、凸部46xが形成された部分を除いて、一定の厚さになっている。また、凸部46xにおける一対の軸方向壁部46yおよび周方向壁部46zは、サイドシール46における凸部46xが形成されていない表面からの高さ(突出量)が、50μm以上の一定値になっている。
このような構成のサイドシール46も、前述した実施形態1のサイドシールと同様に、後方側の端部のみが弾性シール部材41cによって感光体ドラム11の表面に面接触状態で圧接されている。このために、一対の軸方向壁部46yおよび周方向壁部46zのそれぞれにおける感光体ドラム11の表面に対向する表面も、感光体ドラム11の表面に接触した状態になっている。これにより、一対の軸方向壁部46yと周方向壁部46zとによって囲まれた領域は、感光体ドラム11の表面に接触しないように、感光体ドラム11の表面から浮いた状態の非接触部46aになっている。
なお、サイドシール46における凸部46xは、サイドシール46と一体成型によって形成することができる。しかし、このような構成に替えて、所定の形状の凸部46xをサイドシール46とは別に形成して、サイドシール46の所定位置に貼り付ける構成としてもよい。
サイドシール46は、軸方向シール部材49と一体に形成する構成に限らず、軸方向シール部材49とは別の部材で構成してもよい。
また、本発明に係る画像形成装置は、タンデム型カラーデジタルプリンターに限るものではなく、モノクロ画像を形成するプリンターであってもよい。さらに、画像形成装置は、プリンターに限らず、複写機、MFP(Multiple Function Peripheral)、FAX等であってもよい。
11 感光体ドラム
12 帯電器
25 中間転写ベルト
40 現像装置
41 現像ハウジング
41a 開口部
41b シール支持部
41c 弾性シール部材
42 現像ローラー
42m 磁石体
42s 現像スリーブ
46 サイドシール
46a 非接触部
46m 先端面
46x 凸部
46y 軸方向壁部
46z 周方向壁部
Claims (14)
- 回転する感光体上の静電潜像を現像剤によって現像して画像を形成する現像装置であって、
前記感光体に対向して開口部が設けられたハウジングと、
前記開口部を介して前記感光体における軸方向の端部を除く表面に対向した状態で、前記ハウジング内に回転可能に設けられた現像スリーブと、
前記現像スリーブ内における軸方向の端部を除く中央側領域に設けられた磁石体と、
前記現像スリーブにおける前記磁石体が配置されていない端部側の領域を非マグネット領域とすると、前記非マグネット領域に対向する前記感光体の表面を軸方向に沿って覆った状態で、前記非マグネット領域よりも軸方向の端部側に位置する前記感光体における前記端部の表面に面接触したシール部材と、を有し、
前記シール部材における軸方向の中央側に位置する先端部が、前記非マグネット領域に対向する前記感光体の表面から浮いた状態の非接触部になっていることを特徴とする現像装置。 - 前記シール部材は、前記非マグネット領域に対向する前記感光体の表面に対して当該感光体の回転方向の下流側の表面を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記シール部材は、前記非接触部を除いて一定の厚さであって、当該非接触部が他の部分よりも薄くなっていることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
- 前記非接触部は、前記感光体の回転方向の下流側方向に沿って、前記シール部材における前記感光体の回転方向の下流側端部の途中まで形成されていることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
- 前記非接触部は、前記感光体の軸方向に沿って、前記シール部材の厚さの100倍以下の長さで形成されていることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
- 前記非接触部は、前記感光体の回転方向の下流側方向に沿って、前記シール部材における前記感光体の回転方向の下流側端部にまで形成されていることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
- 前記非接触部は、前記感光体の軸方向に沿って、前記シール部材の厚さの30倍以下の長さで形成されていることを特徴とする請求項6に記載の現像装置。
- 前記非接触部は、前記感光体の回転方向および軸方向に沿って所定の長さで形成された第1部分と、当該第1部分における軸方向の中央部側とは反対側に位置する端部から前記感光体の回転方向の下流側に沿って設けられた第2部分と、を有し、
前記第2部分における前記感光体の回転方向の下流側に位置する端部が、前記感光体の回転方向の下流側方向に向かって開口していることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。 - 前記第1部分における前記先端部とは軸方向の反対側に位置する端部は、前記感光体上の画像が転写される最大サイズの記録シートが通過する領域に対応した前記感光体の表面位置よりも、前記先端部とは軸方向の反対側の端部側に位置していることを特徴とする請求項8に記載の現像装置。
- 前記非接触部と他の部分との厚さの差が50μm以上であることを特徴とする請求項3〜9のいずれか一項に記載の現像装置。
- 前記シール部材は、前記非接触部の周囲を除いて一定の厚さになっており、前記非接触部の周囲が、前記感光体表面に向って突出した凸部になっていることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
- 前記凸部は、前記シール部材における一定の厚さになった部分からの突出量が50μm以上になっていることを特徴とする請求項11に記載の現像装置。
- 前記凸部は、前記シール部材における一定の厚さになった部分とは別の部材によって形成されていることを特徴とする請求項12に記載の現像装置。
- 感光体上に形成されるトナー画像の最大サイズよりも一回り大きなサイズの記録シートにトナー画像を形成することが可能な画像形成装置であって、
請求項1〜13のいずれか一項に記載の現像装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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