JP2015049375A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】感光体における非画像領域にトナーが筋状に付着することを防止する。
【解決手段】現像ハウジング41内に設けられた現像スリーブ42sは、感光体ドラム11における軸方向の端部を除く表面に対向している。現像スリーブ42の内部には、軸方向の端部を除いて磁石体42mが設けられており、現像スリーブ42sの端部は、内部に磁石体42mが配置されていない非マグネット領域Rtになっている。感光体ドラム11における非マグネット領域に対向する表面がサイドシール46によって覆われている。サイドシール46は、感光体ドラム11の軸方向の端部に対して面接触状態になっている。サイドシール46における軸方向の中央側の先端部が、感光体ドラム11の表面から浮いた状態になった非接触部46aになっている。
【選択図】図7

Description

本発明は、感光体上に形成された静電潜像を現像する現像装置、および、そのような現像装置を有する画像形成装置に関する。
電子写真方式で画像を形成する画像形成装置では、通常、感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナーによって現像する現像装置が設けられている。現像装置によって感光体ドラム上に形成されたトナー画像は、記録シートに転写された後に記録シート上に熱定着される。
現像装置は、感光体ドラムに対向して平行に配置された円筒状の現像スリーブと、現像スリーブ内に同軸状態で嵌合された円柱状の磁石体とを有している。磁石体は回転しないように固定されており、周方向における複数の位置のそれぞれに、軸方向に沿った磁極が設けられている。現像スリーブは、磁石体の周囲を所定方向に回転する。
このような現像装置では、現像スリーブが回転すると、現像装置内の磁性のトナーが、感光体ドラムとの対向位置へ搬送されて、感光体ドラム上の静電潜像がトナーによって現像される。これにより、感光体ドラム上にトナー画像が形成される。
現像スリーブにおける軸方向両側の各端部は、内部に磁石体がそれぞれ配置されていない領域(以下、「非マグネット領域」とする)になっている。現像スリーブにおける非マグネット領域では、トナーが搬送されないために、非マグネット領域に対向する感光体ドラムの表面にはトナー画像は形成されない。なお、感光体ドラムの両側の端部におけるトナー画像が形成されない領域を「非画像領域」とする。
このような画像形成装置では、感光体ドラム上に形成された最大サイズのトナー画像を、記録シートの周縁部に余白のない状態で形成するために、当該記録シートのサイズよりも一回り大きな記録シートに転写できる構成とされる場合がある。
例えば、現像装置によって感光体ドラム上に形成されるトナー画像の最大サイズがA3サイズの場合、A3サイズよりも一回り大きなサイズの記録シートに、感光体ドラム上のトナー画像が転写されて定着される。A3サイズよりも一回り大きなサイズの記録シートは、通常、「A3ノビサイズ」と称せられている。
この場合、感光体ドラム上には、A3サイズの記録シートの各コーナーに対応する位置の目印となるマークが、A3サイズのトナー画像とともに、トナーによって形成される。このマークは、通常、「トンボ」と称せられている。感光体ドラム上に形成されたトナー画像は、A3ノビサイズの記録シートに、当該記録シートの周縁部に余白が形成された状態で転写されて定着される。
トナー画像が定着されたA3ノビサイズの記録シートは、「トンボ」に基づいて裁断される。これにより、記録シートの周縁部の余白は除去されて、所定のサイズ(A3サイズ)とされる。なお、以下においては、このように、記録シートの周縁部に余白のない状態でトナー画像が形成された所定サイズの印刷物を「縁なし印刷物」と称する。
特開2009−58944号公報
上述のように、A3サイズのトナー画像を感光体ドラム上に形成する場合には、現像スリーブにおける非マグネット領域との境界に隣接した領域上をトナーが搬送される可能性がある。しかし、非マグネット領域には磁石体が設けられていないために、非マグネット領域との境界に隣接した現像スリーブの領域上のトナーに作用する磁力が小さくなっている。このために、非マグネット領域との境界に隣接した領域上のトナーの一部が、現像スリーブの回転による遠心力の作用によって、磁力の作用しない非マグネット領域側に飛散し、感光体ドラムの非画像領域に付着するおそれがある。
感光体ドラムの非画像領域に付着したトナーは、A3サイズの記録シートには転写されることはないが、A3ノビサイズの記録シートでは、周縁の余白部分に転写されることになる。A3ノビサイズの記録シートは、トナー画像が形成されてプリントアウトされると、周縁の余白部分が裁断によって除去されてA3サイズの「縁なし印刷物」とされる。しかし、裁断前に、記録シートの余白部分に付着したトナーがユーザーに目視されると、ユーザーは、画像形成装置において何らかの不具合が生じたものと危惧するおそれがある。このことから、A3ノビサイズの記録シートにおける余白部分にトナーが付着しないようにすることが望ましい。
現像装置には、通常、現像スリーブにおける軸方向の両側の端部から現像装置の外部にトナーが漏出することを防止するために、シール部材が設けられている。シール部材は、感光体ドラムの両側の各端部に面接触状態で圧接されている。このようなシール部材を用いて、感光体ドラムの非画像領域にトナーが付着することを防止する構成が提案されている。
この場合、シール部材は、感光体ドラムの両側の各端部に圧接された状態で、現像スリーブの非マグネット領域に対向する感光体ドラムの非画像領域を覆った状態に構成される。シール部材における現像装置の内部側(現像スリーブにおける軸方向の中央部側)に位置する先端面は、磁石体のそれぞれの端面に対して軸方向の端部側の近傍に位置しており、感光体ドラムの非画像領域に接した状態になっている。
このような構成では、現像スリーブ上を搬送されるトナーの一部が、非マグネット領域と、感光体ドラムの非画像領域との間に飛散すると、飛散したトナーは、シール部材の先端面および非マグネット領域に対向するシール部材の表面に付着することになる。これにより、シール部材によって覆われた感光体ドラムの非画像領域にトナーが付着するおそれがない。
しかしながら、シール部材の先端面が、感光体ドラムの非画像領域に接した状態になっているために、シール部材の先端面に付着したトナーが、感光体ドラムの非画像領域に接触することがある。感光体ドラムの非画像領域に接触したトナーは、感光体ドラムの回転によって非画像領域に筋状に付着して、トナー画像とともに、A3ノビサイズの記録シートに転写されるおそれがある。
このような筋状のトナーが、A3ノビサイズの記録シートにおける周縁の余白部分に転写されると、ユーザーによって目視される確率が高くなるために、ユーザーが不信感を抱く可能性が高くなる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、感光体における軸方向の端部の非画像領域に現像剤が付着することを防止できる現像装置および画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の現像装置は、回転する感光体上の静電潜像を現像剤によって現像して画像を形成する現像装置であって、前記感光体に対向して開口部が設けられたハウジングと、前記開口部を介して前記感光体における軸方向の端部を除く表面に対向した状態で、前記ハウジング内に回転可能に設けられた現像スリーブと、前記現像スリーブ内における軸方向の端部を除く中央側領域に設けられた磁石体と、前記現像スリーブにおける前記磁石体が配置されていない端部側の領域を非マグネット領域とすると、前記非マグネット領域に対向する前記感光体の表面を軸方向に沿って覆った状態で、前記非マグネット領域よりも軸方向の端部側に位置する前記感光体における前記端部の表面に面接触したシール部材と、を有し、前記シール部材における軸方向の中央側に位置する先端部が、前記非マグネット領域に対向する前記感光体の表面から浮いた状態の非接触部になっていることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、感光体上に形成されるトナー画像の最大サイズよりも一回り大きなサイズの記録シートにトナー画像を形成することが可能な画像形成装置であって、前記現像装置を有することを特徴とする。
本発明に係る現像装置では、現像スリーブの非マグネット領域に対向する感光体の非画像領域がシール部材で覆われているために、現像スリーブにおける非マグネット領域の周囲に飛散した現像剤がシール部材に付着する。この場合、シール部材の先端にもトナーが付着するが、シール部材の先端部には、感光体ドラムの表面から浮いた状態になった非接触部が形成されているために、シール部材の先端に付着した現像剤が、感光体の非画像領域に筋状に付着するおそれがない。
好ましくは、前記シール部材は、前記非マグネット領域に対向する前記感光体の表面に対して当該感光体の回転方向の下流側の表面を覆っていることを特徴とする。
好ましくは、前記シール部材は、前記非接触部を除いて一定の厚さであって、当該非接触部が他の部分よりも薄くなっていることを特徴とする。
好ましくは、前記非接触部は、前記感光体の回転方向の下流側方向に沿って、前記シール部材における前記感光体の回転方向の下流側端部の途中まで形成されていることを特徴とする。
好ましくは、前記非接触部は、前記感光体の軸方向に沿って、前記シール部材の厚さの100倍以下の長さで形成されていることを特徴とする。
好ましくは、前記非接触部は、前記感光体の回転方向の下流側方向に沿って、前記シール部材における前記感光体の回転方向の下流側端部にまで形成されていることを特徴とする。
好ましくは、前記非接触部は、前記感光体の軸方向に沿って、前記シール部材の厚さの30倍以下の長さで形成されていることを特徴とする。
好ましくは、前記非接触部は、前記感光体の回転方向および軸方向に沿って所定の長さで形成された第1部分と、当該第1部分における軸方向の中央部側とは反対側に位置する端部から前記感光体の回転方向の下流側に沿って設けられた第2部分と、を有し、前記第2部分における前記感光体の回転方向の下流側に位置する端部が、前記感光体の回転方向の下流側方向に向かって開口していることを特徴とする。
好ましくは、前記第1部分における前記先端部とは軸方向の反対側に位置する端部は、前記感光体上の画像が転写される最大サイズの記録シートが通過する領域に対応した前記感光体の表面位置よりも、前記先端部とは軸方向の反対側の端部側に位置していることを特徴とする。
好ましくは、前記非接触部と他の部分との厚さの差が50μm以上であることを特徴とする。
好ましくは、前記シール部材は、前記非接触部の周囲を除いて一定の厚さになっており、前記非接触部の周囲が、前記感光体表面に向って突出した凸部になっていることを特徴とする。
好ましくは、前記凸部は、前記シール部材における一定の厚さになった部分からの突出量が50μm以上になっていることを特徴とする。
好ましくは、前記凸部は、前記シール部材における一定の厚さになった部分とは別の部材によって形成されていることを特徴とする。
本発明の実施の形態に係る現像装置が設けられた画像形成装置の一例であるタンデム型カラープリンターの構成を説明するための模式図である。 そのプリンターに設けられたプロセスユニットの構成を説明するための断面模式図である。 プロセスユニットにおける現像装置の、プリンターの背面側に位置する部分を、プリンターの背面側から見た斜視図である。 図3に示す現像装置におけるプリンターの背面側に位置する部分をプリンターの正面側から見た斜視図である。 図3に示す現像装置におけるプリンターの背面側に位置する部分の側面図である。 図3に示す現像装置におけるプリンターの背面側に位置する部分の断面図である。 図6におけるF−F線に沿った断面の模式図である。 (a)は、他の実施形態の現像装置におけるプリンターの背面側に位置する部分を背面側から見た斜視図、(b)は、現像装置に設けられたサイドシールの斜視図である。 (a)は、さらに他の実施形態の現像装置におけるプリンターの背面側に位置する部分を背面側から見た斜視図、(b)は、現像装置に設けられたサイドシールの斜視図である。 (a)は、さらに他の実施形態の現像装置におけるプリンターの背面側に位置する部分を背面側から見た斜視図、(b)は、現像装置に設けられたサイドシールの斜視図である。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を、タンデム型カラープリンター(以下、単に「プリンター」という)に基づいて説明する。
[第1実施形態]
<プリンターの構成>
図1は、本発明の実施の形態に係るプリンターの構成を説明するための断面模式図である。このプリンターは、ネットワーク(例えばLAN)を介して外部の端末装置等から入力される画像データに基づいて、周知の電子写真方式により、フルカラーあるいはモノクロのトナー画像を、記録用紙、OHPシート等の記録シートSに形成する。
プリンターは、上下方向のほぼ中央部において水平方向に並んで配置された4つのプロセスユニット10C、10M、10Y、10Kを有している。また、全てのプロセスユニット10C、10M、10Y、10Kの上方には、水平方向に沿って配置された中間転写ベルト25が設けられている。さらに、全てのプロセスユニット10C、10M、10Y、10Kの下方には、プロセスユニット10C、10M、10Y、10KのそれぞれにレーザービームLBを照射する露光器28が設けられている。
中間転写ベルト25は、プリンターの左右(正面側から背面側に向って左右)の両側の各側部にそれぞれ設けられたベルト周回ローラー23および24に巻き掛けられている。ベルト周回ローラー23および24のそれぞれは、プリンターの正面側から背面側の方向(前後方向)に沿って配置されており、中間転写ベルト25は、矢印Xで示す方向に周回移動(回転)する。
なお、以下においては、プリンターの正面側を「前方側」とし、プリンターの背面側を「後方側」とする。
プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kは、中間転写ベルト25における下側の走行部分に沿って、その順番で配置されている。プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kのそれぞれは、露光器28から照射されるレーザービームLBに基づいて、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色のトナー画像を形成する。各プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kによって形成されたトナー画像は、中間転写ベルト25の外周面上に転写される。
各プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kのそれぞれは、使用されるトナーの色がそれぞれ異なっていること以外は概略同様の構成になっている。このために、以下においては、各プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kにおける共通の構成について説明する場合には、C、M、Y、Kの符号を省略して、単に「プロセスユニット10」と記す。
図2は、プロセスユニット10の構成を説明するための断面模式図である。プロセスユニット10は、中間転写ベルト25における下側の走行部分に対向して配置された感光体ドラム11を備えている。感光体ドラム11は、軸方向がプリンターの前後方向に沿うように配置されている。従って、感光体ドラム11の軸方向は、中間転写ベルト25における下側の走行部分の走行方向とは直交状態(中間転写ベルト25の幅方向に沿った状態)になっている。
各プロセスユニット10の感光体ドラム11は、それぞれの軸方向の中央位置が、中間転写ベルト25の幅方向の中央位置に一致するように配置されており、矢印Zで示す方向に回転される。
プロセスユニット10は、中間転写ベルト25に対向する感光体ドラム11の上部に対して回転方向下流側に配置された帯電ユニット12と、感光体ドラム11の上部に対して回転方向上流側に配置された現像装置40とを有している。
帯電ユニット12には、感光体ドラム11の回転方向に沿って、感光体ドラム11の表面をクリーニングするクリーニングブレード12bと、感光体ドラム11の表面を所定の電位に一様に帯電する帯電器12aとが設けられている。
クリーニングブレード12bは、感光体ドラム11の表面をクリーニングして、表面に残留する残トナー等を除去する。帯電器12aは、クリーニングブレード12bによってクリーニングされた感光体ドラム11の表面を所定電位に一様に帯電する。
所定の電位に帯電された感光体ドラム11の表面は、帯電器12に対して感光体ドラム11の回転方向下流側において、露光器28(図1参照)から照射されるレーザー光LBによって露光される。露光器28は、1枚の記録シートSに対する画像データ(ページデータ)に基づいてレーザー光LBを照射する。これにより、各感光体ドラム11には、C、M、Y、Kのそれぞれの色に対応した静電潜像がそれぞれ形成される。
なお、露光器28は、1枚の記録シートSに対応した静電潜像が、記録シートSにおける搬送方向とは直交する方向(以下、「幅方向」とする)の中央位置と、感光体ドラム11の軸方向の中央位置とが一致した状態で形成されるように、感光体ドラム11を露光する。
プロセスユニット10の現像装置40は、レーザー光LBによる感光体ドラム11の露光位置よりも感光体ドラム11の回転方向下流側に位置している。現像装置40は、それぞれのプロセスユニット10C、10M、10Y、10K毎に、C、M、Y、Kの各色にそれぞれ着色されたトナーによって、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像を現像する。これにより、感光体ドラム11の表面に、C、M、Y、Kの各色のトナー画像が形成される。現像装置40の具体的な構成については後述する。
感光体ドラム11上に形成されたそれぞれのトナー画像は、感光体ドラム11の回転によって、中間転写ベルト25の下側のベルト走行部に対向する位置へ搬送される。
図1に示すように、中間転写ベルト25の周回移動域内には、4つの1次転写ローラー27C、27M、27Y、27Kが、各プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kの上方に設けられている。それぞれの1次転写ローラー27C、27M、27Y、27Kは、中間転写ベルト25の下側のベルト走行部を挟んで、各プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kの感光体ドラム11にそれぞれ対向している。
感光体ドラム11上のトナー画像は、感光体ドラム11の回転によって、中間転写ベルト25における下側のベルト走行部に当接した状態になる。この場合、1次転写ローラー27C、27M、27Y、27Kに電圧が印加され、印加された電圧によって形成される電界の作用により、感光体ドラム11上のトナー画像が、中間転写ベルト25における下側のベルト走行部の表面に1次転写される。
なお、フルカラーのトナー画像を形成する場合には、プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kにおけるそれぞれの感光体ドラム11上に形成されたC、M、Y、Kの各色のトナー画像が中間転写ベルト25上における同一領域上に重ねて転写される。このために、プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kにおけるそれぞれの画像形成動作の開始タイミングがずらされる。
また、モノクロのトナー画像を形成する場合には、選択された1つのプロセスユニット(例えばKトナー用のプロセスユニット10K)によって、感光体ドラム11上にモノクロのトナー画像が形成される。
いずれの場合にも、感光体ドラム11上のトナー画像は、感光体ドラム11の軸方向の中央位置と、中間転写ベルト25の幅方向の中央位置とが一致した状態で中間転写ベルト25上に1次転写される。
各プロセスユニット10C、10M、10Y、10Kでは、感光体ドラム11上のトナー画像が中間転写ベルト25に転写されると、それぞれの感光体ドラム11は、前述したクリーニングブレード12bによって、表面上に残留するトナー等が除去される。
中間転写ベルト25に転写されたトナー画像は、中間転写ベルト25の走行によって一方のベルト周回ローラー23(図1において右側に示されている)に向けて搬送される。中間転写ベルト25におけるベルト周回ローラー23に巻き掛けられた部分には、2次転写ローラー26が圧接されている。2次転写ローラー26と中間転写ベルト25との圧接部分には転写ニップNtが形成されている。中間転写ベルト25に転写されたトナー画像は、中間転写ベルト25の周回移動によって、転写ニップNtへ搬送される。
プリンターの下部には、内部に記録シートSが収容される給紙カセット22が設けられている。給紙カセット22内の記録シートSは、シート搬送経路21を通って転写ニップNtへ搬送される。記録シートSは、幅方向の中央位置が、シート搬送経路21の幅方向の中央位置に沿った状態で搬送される。また、記録シートSは、中間転写ベルト25に転写されたトナー画像が転写ニップNtを通過するタイミングで、転写ニップNtを通過するように、搬送のタイミングが制御される。転写ニップNtでは、記録シートSおよび中間転写ベルト25は、それぞれの幅方向の中央位置同士が一致した状態で相互に重ね合わされる。
記録シートSが転写ニップNtを通過する際には、2次転写ローラー26に転写バイアス電圧が印加される。これにより、2次転写ローラー26と中間転写ベルト25との間に電界が形成され、この電界の作用により、中間転写ベルト25上のトナー画像が記録シートSに2次転写される。トナー画像は、中間転写ベルト25の幅方向の中央位置が、記録シートSにおける幅方向の中央に一致した状態で転写される。
転写ニップNtを通過した記録シートSは、2次転写ローラー26の上方に配置された定着装置30へ搬送される。定着装置30は、相互に圧接された加熱ローラー31と加圧ローラー32とを備えている。加熱ローラー31と加圧ローラー32との間には、記録シートSが通過する定着ニップNfが形成されている。加熱ローラー31の軸心部にはヒーターランプ33が配置されており、ヒーターランプ33によって加熱ローラー31が加熱される。
定着装置30では、記録シートSが定着ニップNfを通過する間に、記録シートS上の未定着のトナー画像が、加熱ローラー31によって加熱される。これにより、記録シートS上のトナー画像が、記録シートS上に熱定着される。トナー画像が定着された記録シートSは、定着装置30から排紙ローラー18へと搬送されて、排紙ローラー18によって排紙トレイ19上に排出される。
本実施形態のプリンターでは、シート搬送経路21を通って転写ニップNtへ搬送される記録シートの最大サイズは、A3サイズの記録シートよりも一回り大きなサイズであるA3ノビサイズになっている。従って、A3ノビサイズよりも小さなサイズの記録シートSであれば、シート搬送経路21を通って転写ニップNtへ搬送されて、転写ニップNtにおいてトナー画像が転写される。
<現像装置の構成>
次に、図2に基づいて、プロセスユニット10に設けられた現像装置40の構成について説明する。
図2に示すように、現像装置40は、感光体ドラム11の軸方向に沿って配置された現像ハウジング41を有している。現像ハウジング41内には、非磁性トナー(以下、「トナー」とする)と磁性キャリア(以下、「キャリア」とする)とを含む2成分現像剤が収容されている。現像ハウジング41の内部には、現像ローラー42と、供給スクリュー43と、撹拌スクリュー44とが設けられており、それらが相互に平行になっている。
現像ハウジング41には、感光体ドラム11に対向する位置に開口部41aが設けられている。この開口部41aは、感光体ドラム11の軸方向に沿って長くなった長方形状をしている。感光体ドラム11は、軸方向の両側の各端部を除いて、開口部41aに対向した状態になっている。
現像ローラー42は、感光体ドラム11に対して平行に配置された非磁性の現像スリーブ42sと、現像スリーブ42sの内部に同軸状態で嵌合された円柱状の磁石体42mとを有している。現像スリーブ42sは、図2に矢印Eで示す方向に回転されるようになっている。
現像スリーブ42sの軸方向長さは、感光体ドラム11よりも若干短くなっており、軸方向の中央部が、感光体ドラム11の軸方向の中央部に一致した状態で配置されている。
現像スリーブ42sの表面は、開口部41aを介して、感光体ドラム11における軸方向の両側の各端部を除いた表面に対向している。開口部41a内では、現像スリーブ42sの外周面と感光体ドラム11の表面とが、0.3mm程度のほぼ一定の間隙をあけて対向している。なお、以下においては、この間隙を「現像ギャップ」と称する。
磁石体42mは、現像スリーブ42s内において回転しないように固定されている。磁石体42mには、周方向に適当な間隔をあけて配置された複数の磁極(図示せず)が設けられている。各磁極のそれぞれは、軸方向に沿って長く形成されている。
磁石体42mの軸方向長さは、現像スリーブ42sの軸方向長さよりも若干短くなっており、磁石体42mは、軸方向の中央部が、現像スリーブ42sの軸方向の中央部に一致した状態で現像スリーブ42sの内部に配置されている。従って、現像スリーブ42sの軸方向の両側の各端部は、内部に磁石体42mが配置されていない。以下、現像スリーブ42sの軸方向の両側の各端部における内部に磁石体42mが配置されていない領域を、「非マグネット領域」とする。
供給スクリュー43は、現像ローラー42sに対して感光体ドラム11とは反対側の下方に、現像ローラー42に近接した状態で配置されている
撹拌スクリュー44は、供給スクリュー43に対して現像ローラー42とは反対側の位置に、供給スクリュー43に近接した状態で配置されている。
現像スリーブ42s、供給スクリュー43、撹拌スクリュー44のそれぞれは、現像ハウジング41における前方側の端部および後方側の端部の間にわたって、回転可能に架設されている。供給スクリュー43および撹拌スクリュー44は、相反する方向に回転されるようになっている。
感光体ドラム11上の静電潜像を現像する場合には、撹拌スクリュー44、供給スクリュー43、現像スリーブ42sのそれぞれが回転される。これにより、現像ハウジング41内の2成分現像剤(以下、単に「現像剤」とする)が、撹拌スクリュー44によって、軸方向に沿って撹拌されつつ搬送される。これにより、現像剤に含まれるトナーが帯電状態になって供給スクリュー43へ供給される。
供給スクリュー43へ供給された現像剤は、供給スクリュー43の回転によって軸方向に沿って搬送される間に、現像スリーブ42sとの対向位置において、回転する現像スリーブ42sの外周面上に、磁石体42mの磁極によって担持される。現像スリーブ42sに担持された現像剤は、現像スリーブ42sの外周面上に磁気ブラシを形成して搬送される。
現像装置40には、現像ギャップに対して現像スリーブ42sの回転方向上流側に、現像スリーブ42sの外周面上を搬送される現像剤の量を規制する現像剤規制板45が設けられている。現像スリーブ42s上の現像剤は、現像剤規制板45によって適切な量に規制された後に、現像ギャップへ搬送される。
現像ギャップには、現像スリーブ42sに印加された現像バイアス電圧と、感光体ドラム11の表面電位とによって電界が形成される。現像スリーブ42s上を搬送される現像剤のトナーは、現像ギャップ内に形成された電界の作用により、感光体ドラム11上の静電潜像に付着する。これにより、感光体ドラム11上の静電潜像がトナーによって現像されて、感光体ドラム11上にトナー画像が形成される。
図3は、現像装置40における後方側部分を後方側から見た斜視図、図4は、図3に示す現像装置40の後方側に位置する部分を前方側から見た斜視図、図5は、図3に示す現像装置40の後方側に位置する部分の側面図である。さらに、図6は、図3に示す現像装置40における後方側に位置する部分の断面図、図7は、図6におけるF−F線に沿った断面の模式図である。
なお、現像装置40における前方側部分の構成は、後方側部分とは、前後方向が反転したこと以外は同様の構成になっている。このことから、以下においては、図3〜図7に基づいて、現像装置40における後方側部分の構成を説明して、前方側部分の構成についての詳細な説明は省略する。
感光体ドラム11の後方側に位置する端部は、図7に示すように、現像ハウジング41に設けられた開口部41aよりも後方側に位置している。なお、本実施形態では、感光体ドラム11の軸方向長さは360mmになっている。
現像ハウジング41には、感光体ドラム11の後方側の端部と、現像ハウジング41における後方側の端部との間をシールするサイドシール(シール部材)46が設けられている。サイドシール46は、現像ハウジング41における後方側の端部に設けられたシール支持部41b上に、弾性シール部材41cによって取り付けられている。
図3および図4に示すように、シール支持部41bには、感光体ドラム11における後方側の端部が嵌合されるように、感光体ドラム11の表面に沿って円弧状に湾曲した湾曲面が形成されている。この湾曲面は、開口部41aに対して後方側に隣接して設けられており、図6に示すように、湾曲面における周方向の中程が、現像ギャップ(図7において「Gd」で示す)の後方(背面側)に位置している。
図3〜図5に示すように、サイドシール46は、例えば、厚さが100μm程度のPET(ポリエチレンテレフタレート)シートによって長方形状に形成されている。また、図3に示すように、サイドシール46の後方側部分は、シール支持部41b上において、感光体ドラム11の周方向に沿った状態になっている。さらに、図6に示すように、サイドシール46における感光体ドラム11の回転方向下流側の部分は、シール支持部41bよりも感光体ドラム11の回転方向下流側に位置している。
図7に示すように、サイドシール46における前方側部分は、シール支持部41bよりも前方側に位置している。従って、サイドシール46は、現像ギャップGdに対して感光体ドラム11の回転方向の下流側の表面を覆った状態で、現像スリーブ42sと感光体ドラム11との間に形成された現像ギャップGdを通過している。サイドシール46における感光体ドラム11の回転方向の上流側の端部は、現像ギャップGdに対して感光体ドラム11の回転方向の上流側に、比較的短い距離だけ延出している。
サイドシール46は、シール支持部41b上の弾性シール部材41cによって、感光体ドラム11における後方側の端部の表面に面接触状態で圧接されている。これにより、現像ハウジング41における後方側の端部と、感光体ドラム11における後方側の端部との間がシールされている。
現像ギャップGd内では、サイドシール46は、現像スリーブ42sの表面に対して間隙が形成された状態で、感光体ドラム11の非画像領域の表面を覆っている。
このように、サイドシール46は、弾性シール部材41c上に位置する後方側の端部のみが、感光体ドラム11の表面に面接触状態で圧接されている。従って、サイドシール46における弾性シール部材41cよりも前方側に延出した部分は、弾性シール部材41cによる押圧力は作用していない。しかし、現像ギャップGd内では、サイドシール46は、弾性シール部材41cよりも前方側に位置する部分のほぼ全域が、感光体ドラム11に接した状態になっている。
現像スリーブ42sは、図7に示すように、後方側の端部がシール支持部41bよりも前方側に位置している。また、前述したように、現像スリーブ42sにおける後方側の端部は、内部に磁石体42mが存在しない非マグネット領域Rtになっている。なお、現像スリーブ42sにおける前方側の端部も、同様に、内部に磁石体42mが存在しない非マグネット領域になっている。
本実施形態では、磁石体42mの軸方向長さが、A3サイズの記録シートSの幅方向長さ(297mm)よりも若干長く、312mmになっている。
現像スリーブ42sにおける後方側および前方側のそれぞれの非マグネット領域Rtでは、磁石体42mに設けられた磁極の磁力が作用しない。従って、非マグネット領域Rt上には磁気ブラシが形成されないために、非マグネット領域Rtにおいては、現像スリーブ42sが回転しても現像剤は搬送されない。このために、非マグネット領域に対向する感光体ドラムの表面を、トナー画像が形成されない「非画像領域」と称する。
なお、現像スリーブ42sにおける非マグネット領域Rt以外の領域では、磁石体42mの磁力によって現像剤が搬送されるために、感光体ドラム11の表面上にトナー画像を形成することができる。このことから、現像スリーブ42sにおける非マグネット領域Rt以外の領域を「トナー画像形成領域Rs」とする。トナー画像形成領域Rsの軸方向長さは、磁石体42mの軸方向長さに等しく、従って、312mmになっている。非マグネット領域Rtとトナー画像形成領域Rsとの境界(以下、「マグネット境界」とする)は、図7において「Rn」で示している。
次に、図7に基づいて、転写ニップNtに搬送されるA3ノビサイズの記録シートSと、現像装置40および感光体ドラム11との位置関係について説明する。
前述したように、感光体ドラム11上のトナー画像は、感光体ドラム11の軸方向中央位置と、中間転写ベルト25の幅方向の中央位置とが一致した状態で、中間転写ベルト25に転写される。また、中間転写ベルト25上のトナー画像は、中間転写ベルト25の幅方向の中央位置と、記録シートSにおける幅方向の中央位置とが一致した状態で、記録シートSに転写される。従って、感光体ドラム11の軸方向の中央位置は、記録シートSにおける幅方向の中央位置に対応している。
A3ノビサイズの記録シートSについては規格化されていないが、本実施形態では、A3ノビサイズの幅方向寸法を320mmに設定している。このようなA3ノビサイズの記録シートSの後方側(プリンターの背面側)に位置する側縁に対応する位置を、図7に二点鎖線Pnで示している。なお、以下においては、二点鎖線で示されたA3ノビサイズの記録シートSの後方側の側縁に対応する位置を「ノビサイズ側縁位置Pn」とする。本実施形態では、トナー画像形成領域Rsの軸方向長さが312mmになっていることから、ノビサイズ側縁位置Pnは、トナー画像形成領域Rsから後方側に4mmだけ離れている。
サイドシール46における前方側(感光体ドラム11の軸方向中央側)に位置する先端面46mは、現像ギャップGd内では、磁石体42mよりも後方側であって、ノビサイズ側縁位置Pnよりも前方側に位置している。サイドシール46の先端面46mは、このような位置において、感光体ドラム11の周方向に沿った状態になっている。
図3、図5、図7に示すように、サイドシール46の感光体ドラム11に対向する表面には、現像ギャップGd内に位置する先端部分に、他の部分よりも厚みが薄くなった非接触部46aが形成されている。この非接触部46aは、サイドシール46の先端面46mから前方側に向って開口するとともに、感光体ドラム11の表面に向って開口している。これにより、非接触部46aは、感光体ドラム11の表面から浮いた状態になっている。
非接触部46aは、感光体ドラム11の周方向に離れた位置においてそれぞれが感光体ドラム11の軸方向に沿って形成された一対の軸方向壁面46f(図3参照)と、各軸方向壁面46fの後方側の端部同士を連結する周方向壁面46eとによって囲まれている。周方向壁面46eは、感光体ドラム11の周方向に沿って形成されており、サイドシール46の先端面46mから感光体ドラム11の軸方向に所定の距離だけ離れている。
周方向壁面46eおよび一対の軸方向壁面46fのそれぞれは、感光体ドラム11の表面に接した状態になっており、非接触部46aには、感光体ドラム11の表面とは間隔をあけて対向する長方形状の底面46dが形成されている。このように、非接触部46aの厚さは、軸方向に隣接する軸方向壁面46fにおける厚さ(感光体ドラム11の半径方向に沿った長さ(高さ)に相当)よりも薄くなっている。
非接触部46aにおける感光体ドラム11の軸方向に沿った長さは、サイドシール46の厚さの100倍以下になっており、通常、3〜4mm程度になっている。周方向壁面46eは、ノビサイズ側縁位置Pnよりも後方側に位置している。一対の軸方向壁面46f同士は、非接触部46aにおける感光体ドラム11の軸方向に沿った長さよりも若干長い距離だけ離れている。
サイドシール46は、非接触部46aを除いて一定の厚さになっており、また、非接触部46aの深さは一定になっている。本実施形態では、非接触部46aの深さは50μm以上になっている。
なお、サイドシール46は、現像ギャップGd内において、現像スリーブ42sの表面との間に適切な間隙が形成されるように、比較的薄いPETシートによって構成されている。従って、サイドシール46は、全体の剛性が小さく、非接触部46aが形成された先端部の剛性は、さらに小さくなっている。しかし、非接触部46aにおける感光体ドラム11の軸方向に沿った長さが、サイドシール46の厚さの100倍以下と比較的短くなっている。このために、感光体ドラム11の回転時にサイドシール46の非接触部46aが波打った状態になるおそれがなく、従って、非接触部46aの底面46dが感光体ドラム11の表面に接触するおそれがない。
また、前述したように、現像装置40における前方側端部の構成は、後方側の端部の構成とは、前方側と後方側とが反転した構成になっている。従って、現像装置40における前方側の端部には、後方側の端部に設けられたサイドシール46とは、前方側と後方側とが反転した構成のサイドシールが設けられている。
現像ハウジング41には、図3および図4に示すように、現像ハウジング41の開口部41aに対して感光体ドラム11の回転方向下流側に、トナー等の粉煙の飛散を防止する粉煙飛散防止板47が設けられている。粉煙飛散防止板47は、開口部41aにおける前方側の端部から後方側の端部までの全域にわたって配置されている。
粉煙飛散防止板47における後方側の端部には、粉煙を回収するための回収口47aが設けられている。回収口47aは、粉煙飛散防止板47における感光体ドラム11の回転方向下流側の端部に近接して配置されている。なお、粉煙飛散防止板47における前方側の端部近傍にも、同様の形状の回収口が、粉煙飛散防止板47に対して前後方向を反転した位置に設けられている。
粉煙飛散防止板47に対して感光体ドラム11とは反対側には、ダクト48(図2参照)が設けられている。ダクト48は、現像ハウジング41における前方側の端部から後方側の端部にわたって形成されている。ダクト48の後方側の端部は、現像ハウジング41における後方側の端部よりもさらに後方側に延びており、その端部からダクト48内の空気が吸引されるように構成されている。
ダクト48の後方側の端部からダクト48内の空気が吸引されると、粉煙飛散防止板47と感光体ドラム11との間の空気が、回収口47aを通ってダクト48の内部に吸引される。これにより、粉煙飛散防止板47と感光体ドラム11との間にトナー等の粉煙が存在した場合、その粉煙が、空気とともに、回収口47aを通ってダクト48の内部に吸引される。ダクト48内の粉煙は、ダクト48の後方側の端部から回収される。
サイドシール46は、現像ハウジング41の開口部41aに対して感光体ドラム11の回転方向下流側に位置する部分が、粉煙飛散防止板47の後方側において粉煙飛散防止板47に沿って配置されている。従って、サイドシール46における感光体ドラム11の回転方向下流側の端部は、回収口47aに対して後方側に位置している。サイドシール46の非接触部46aは、現像ギャップGdの近傍部分においてのみ形成されており、回収口47aの後方には、非接触部46aは形成されていない。
現像ハウジング41には、図3および図4に示すように、開口部41aに対して現像スリーブ42sの回転方向上流側に、帯状になった軸方向シール部材49が現像スリーブ42sの軸方向に沿って設けられている。軸方向シール部材49は、サイドシール46とは、同じ材料によって一体に形成されている。
軸方向シール部材49は、感光体ドラム11の回転方向上流側に位置する側縁49aが、前方側の端部から後方側の端部の全域にわたって、感光体ドラム11の表面に接触した状態になっている。これにより、開口部41aにおける感光体ドラム11の回転方向上流側の側縁が、軸方向シール部材49によってシールされており、現像ハウジング41内のトナーが外部に飛散することを防止できる。
<サイドシールの機能>
次に、このようなプリンターにおいて、A3サイズの「縁なし印刷物」を製造する場合におけるサイドシール46の機能について説明する。この場合には、A3サイズの記録シートSと同じサイズのトナー画像が感光体ドラム11上に形成され、そのトナー画像がA3ノビサイズの記録シートSに転写されて定着される。
現像装置40では、現像スリーブ42sにおけるトナー画像形成領域Rsの全域を使って、感光体ドラム11上にA3サイズのトナー画像が形成される。この場合、感光体ドラム11上には、「トンボ」のトナー画像も形成される。
この場合、「トンボ」のトナー画像を形成するために、現像スリーブ42sのトナー画像形成領域Rsにおけるマグネット境界Rnの隣接部分上をトナーが搬送される。このようなトナーに作用する磁力は、非マグネット領域Rt内に磁石体42mが配置されていないために、比較的小さくなっている。このために、現像スリーブ42sの回転による遠心力によって、マグネット境界Rnに隣接する部分を搬送されるトナーの一部が、非マグネット領域Rt側(現像スリーブ42sにおける軸方向両側の各端部側)に飛散する。
しかし、現像ギャップGd内では、感光体ドラム11の非画像領域は、マグネット境界Rnの近傍部分に対向する部分を除いて、サイドシール46によって覆われている。このために、現像スリーブ42sから非マグネット領域Rt側に飛散するトナーは、サイドシール46における現像スリーブ42sに対向する表面、および、サイドシール46の先端面46mに付着する。これにより、サイドシール46によって覆われた感光体ドラム11の非画像領域にトナーが付着するおそれがない。
この場合、サイドシール46の先端部に、感光体ドラム11の表面から浮いた状態の非接触部46aが形成されているために、現像ギャップGd内では、サイドシール46の先端面46mが、感光体ドラム11の表面に接触しない。これにより、現像ギャップGd内において、サイドシール46の先端面46mにトナーが付着しても、先端面46mに付着したトナーが感光体ドラム11の表面に付着するおそれがない。
従って、感光体ドラム11の非画像領域にトナーが筋状に付着するおそれがなく、その結果、A3ノビサイズの記録シートSの余白部分に筋状にトナーが付着することを防止できる。
なお、サイドシール46の非接触部46a内では、空気が感光体ドラム11の軸方向に沿って流動しないために、非マグネット領域Rt側に飛散するトナーが非接触部46a内に進入することはほとんどない。また、サイドシール46の非接触部46a内にトナーが進入したとしても、進入するトナー量が少なく、感光体ドラム11の非画像領域に分散状態で付着する。このため、このようなトナーがA3ノビサイズの記録シートSに付着しても、ユーザーはトナーが付着していることを認識するおそれがない。
以上のように、本実施形態では、A3ノビサイズの記録シートSにおける周縁部に、トナーが筋状に付着することを防止できる。これにより、ユーザーは、A3ノビサイズの記録シートSがプリントアウトされた場合に、記録シートSの周縁部にトナーが付着していることを認識するおそれがない。このことから、ユーザーが、プリンターに故障等が生じているとの不信感を抱くおそれがない。
[実施形態2]
サイドシール46は、前記実施形態1の構成に限るものではなく、例えば、図8(a)および(b)に示す構成としてもよい。図8(a)および(b)に示すサイドシール46では、非接触部46aが、サイドシール46における先端に沿って、感光体ドラム11の回転方向下流側に位置する端部にまで形成されている。
非接触部46aは、粉煙飛散防止板47に沿った状態で、前方側(感光体ドラム11の軸方向中央側)に向かって開口している。非接触部46aにおける感光体ドラム11の回転方向下流側に位置する端部は、回収口47aの後方側に位置しており、従って、前方側に開口した非接触部46aは、回収口47aに対向した状態になっている。
非接触部46aは、前記実施形態1と同様に、50μm以上の一定の深さになっている。また、非接触部46aにおける現像スリーブ42sの軸方向に沿った長さが、サイドシール46の厚さの30倍以下になっている。
このような構成のサイドシール46も、現像ギャップGd内においてサイドシール46の先端面46mが感光体ドラム11の表面に接触しない。これにより、現像スリーブ42sから非マグネット領域Rt側に飛散するトナーが、サイドシール46の先端面46mに付着しても、感光体ドラム11における非画像領域に筋状に付着するおそれがない。従って、A3ノビサイズの記録シートSの余白部分に筋状のトナーが付着することを防止できる。
また、回収口47a内からダクト48内に空気が吸引されると、粉煙飛散防止板47に沿って空気が流動するために、サイドシール46の非接触部46a内においても、空気が、感光体ドラム11の周方向に沿って流動する。これにより、現像スリーブ42sから非マグネット領域Rt側に飛散するトナーが、サイドシール46の非接触部46a内に進入しても、非接触部46a内を周方向に流動して回収口47aに吸引される。これにより、非接触部46a内に進入したトナーが感光体ドラム11における非画像領域に付着することを防止できる。
[実施形態3]
本実施形態では、サイドシール46の非接触部46aが、図9(a)および(b)に示す構成とされる。このサイドシール46の非接触部46aは、実施形態1のサイドシール46に設けられた非接触部46aと同様の構成の第1部分46sと、第1部分46sの後方側部分から感光体ドラム11の回転方向下流側方向に向かって回転方向に沿って形成された第2部分46tとを有している。
第1部分46sと第2部分46tとは連通状態になっており、第2部分46tにおける感光体ドラム11の回転方向下流側に位置する端部は、感光体ドラム11の回転方向下流側方向に向かって開口している。非接触部46aは、第1部分46sおよび第2部分46tの全体にわたって、50μm以上の一定の深さになっている。サイドシール46は、非接触部46aを除いて一定の厚さになっている。
このような構成のサイドシール46も、現像ギャップGd内では、非接触部46aによって、サイドシール46の先端面46mが、感光体ドラム11の表面に接触しない。これにより、現像スリーブ42sから非マグネット領域Rt側に飛散するトナーが、サイドシール46の先端面46mに付着しても、感光体ドラム11の表面に付着するおそれがない。従って、A3ノビサイズの記録シートSの余白部分に筋状にトナーが付着することを防止できる。
また、非接触部46aにおける第2部分46t内の空気は、回収口47aからダクト48内に吸引される気流によって、回収口47aに向って流動する。これにより、現像スリーブ42sから非マグネット領域Rt側に飛散するトナーの一部が、非接触部46a内に進入しても、回収口47aに向って流動するために、感光体ドラム11における非画像領域にトナーが付着することを防止できる。
この場合、第1部分46sにおける後方側(軸方向端部側)の端部位置は、実施形態1と同様に、ノビサイズ側縁位置Pnよりも後方側に位置している。従って、第1部分46sの後方側の端部位置は、プリンターにおける搬送可能な最大サイズであるA3ノビサイズの記録シートSが転写ニップNtを通過する際の通過域に対応した感光体ドラム11の表面領域よりも、軸方向端部側に位置している。これにより、サイドシール46の非接触部46a内に進入したトナーが、第1部分46sから第2部分46tに移動する際に、第1部分46sにおける後方側の端部に付着しても、A3ノビサイズの記録シートSにトナーが付着するおそれがない。
[実施形態4]
本実施形態では、サイドシール46が、図10(a)および(b)に示す構成とされる。本実施形態では、実施形態1のように、サイドシール46における非接触部46aを、他の部分よりも薄くする構成に替えて、非接触部46aを、感光体ドラム11の表面に向って突出した凸部46xにて囲む構成としている。凸部46xにて囲まれた非接触部46aの空間は、実施形態1における非接触部46aの空間と、同じ位置において同じ形状および大きさに形成されている。
凸部46xは、それぞれが感光体ドラム11の軸方向に沿って延びる一対の軸方向壁部46yと、これら一対の軸方向壁部46yの後方側の端部同士を連結するように感光体ドラム11の周方向に沿って形成された周方向壁部46zとによって構成されている。凸部46xによって囲まれた空間は、実施形態1の非接触部46aと同様に、前方側に向って開口している。
凸部46xを構成する各軸方向壁部46yは、サイドシール46の先端面46mから、感光体ドラム11の軸方向に沿って所定の長さに形成されている。
サイドシール46は、凸部46xが形成された部分を除いて、一定の厚さになっている。また、凸部46xにおける一対の軸方向壁部46yおよび周方向壁部46zは、サイドシール46における凸部46xが形成されていない表面からの高さ(突出量)が、50μm以上の一定値になっている。
このように、凸部46xにて囲まれた領域の厚さが、軸方向に隣接する周方向壁部46zの厚さ(感光体ドラム11の半径方向に沿った長さ(高さ)に相当)よりも薄くなっている。
このような構成のサイドシール46も、前述した実施形態1のサイドシールと同様に、後方側の端部のみが弾性シール部材41cによって感光体ドラム11の表面に面接触状態で圧接されている。このために、一対の軸方向壁部46yおよび周方向壁部46zのそれぞれにおける感光体ドラム11の表面に対向する表面も、感光体ドラム11の表面に接触した状態になっている。これにより、一対の軸方向壁部46yと周方向壁部46zとによって囲まれた領域は、感光体ドラム11の表面に接触しないように、感光体ドラム11の表面から浮いた状態の非接触部46aになっている。
このような構成のサイドシール46も、現像ギャップGd内において、現像スリーブ42sから非マグネット領域Rt側に飛散するトナーが、サイドシール46の先端面46mに付着しても、感光体ドラム11に接触するおそれがない。これにより、感光体ドラム11の非画像領域にトナーが筋状に付着することを防止できる。
なお、サイドシール46における凸部46xは、サイドシール46と一体成型によって形成することができる。しかし、このような構成に替えて、所定の形状の凸部46xをサイドシール46とは別に形成して、サイドシール46の所定位置に貼り付ける構成としてもよい。
<他の変形例>
サイドシール46は、軸方向シール部材49と一体に形成する構成に限らず、軸方向シール部材49とは別の部材で構成してもよい。
また、本発明に係る画像形成装置は、タンデム型カラーデジタルプリンターに限るものではなく、モノクロ画像を形成するプリンターであってもよい。さらに、画像形成装置は、プリンターに限らず、複写機、MFP(Multiple Function Peripheral)、FAX等であってもよい。
本発明は、感光体上の静電潜像を現像剤によって現像する現像装置において、感光体ドラムにおける非画像領域に現像剤が付着することを防止する技術として有用である。
10C、10M、10Y、10K プロセスユニット
11 感光体ドラム
12 帯電器
25 中間転写ベルト
40 現像装置
41 現像ハウジング
41a 開口部
41b シール支持部
41c 弾性シール部材
42 現像ローラー
42m 磁石体
42s 現像スリーブ
46 サイドシール
46a 非接触部
46m 先端面
46x 凸部
46y 軸方向壁部
46z 周方向壁部

Claims (14)

  1. 回転する感光体上の静電潜像を現像剤によって現像して画像を形成する現像装置であって、
    前記感光体に対向して開口部が設けられたハウジングと、
    前記開口部を介して前記感光体における軸方向の端部を除く表面に対向した状態で、前記ハウジング内に回転可能に設けられた現像スリーブと、
    前記現像スリーブ内における軸方向の端部を除く中央側領域に設けられた磁石体と、
    前記現像スリーブにおける前記磁石体が配置されていない端部側の領域を非マグネット領域とすると、前記非マグネット領域に対向する前記感光体の表面を軸方向に沿って覆った状態で、前記非マグネット領域よりも軸方向の端部側に位置する前記感光体における前記端部の表面に面接触したシール部材と、を有し、
    前記シール部材における軸方向の中央側に位置する先端部が、前記非マグネット領域に対向する前記感光体の表面から浮いた状態の非接触部になっていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記シール部材は、前記非マグネット領域に対向する前記感光体の表面に対して当該感光体の回転方向の下流側の表面を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記シール部材は、前記非接触部を除いて一定の厚さであって、当該非接触部が他の部分よりも薄くなっていることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記非接触部は、前記感光体の回転方向の下流側方向に沿って、前記シール部材における前記感光体の回転方向の下流側端部の途中まで形成されていることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記非接触部は、前記感光体の軸方向に沿って、前記シール部材の厚さの100倍以下の長さで形成されていることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記非接触部は、前記感光体の回転方向の下流側方向に沿って、前記シール部材における前記感光体の回転方向の下流側端部にまで形成されていることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  7. 前記非接触部は、前記感光体の軸方向に沿って、前記シール部材の厚さの30倍以下の長さで形成されていることを特徴とする請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記非接触部は、前記感光体の回転方向および軸方向に沿って所定の長さで形成された第1部分と、当該第1部分における軸方向の中央部側とは反対側に位置する端部から前記感光体の回転方向の下流側に沿って設けられた第2部分と、を有し、
    前記第2部分における前記感光体の回転方向の下流側に位置する端部が、前記感光体の回転方向の下流側方向に向かって開口していることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  9. 前記第1部分における前記先端部とは軸方向の反対側に位置する端部は、前記感光体上の画像が転写される最大サイズの記録シートが通過する領域に対応した前記感光体の表面位置よりも、前記先端部とは軸方向の反対側の端部側に位置していることを特徴とする請求項8に記載の現像装置。
  10. 前記非接触部と他の部分との厚さの差が50μm以上であることを特徴とする請求項3〜9のいずれか一項に記載の現像装置。
  11. 前記シール部材は、前記非接触部の周囲を除いて一定の厚さになっており、前記非接触部の周囲が、前記感光体表面に向って突出した凸部になっていることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  12. 前記凸部は、前記シール部材における一定の厚さになった部分からの突出量が50μm以上になっていることを特徴とする請求項11に記載の現像装置。
  13. 前記凸部は、前記シール部材における一定の厚さになった部分とは別の部材によって形成されていることを特徴とする請求項12に記載の現像装置。
  14. 感光体上に形成されるトナー画像の最大サイズよりも一回り大きなサイズの記録シートにトナー画像を形成することが可能な画像形成装置であって、
    請求項1〜13のいずれか一項に記載の現像装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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