JP2015048886A - ディスクブレーキ - Google Patents

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Abstract

【課題】特に緩制動時のブレーキ鳴き(いわゆる微圧鳴き)の発生を抑制することができるディスクブレーキの提供。【解決手段】ディスク11の両面側でキャリア12に摺動可能に支持されキャリパによりディスク11に押圧される摩擦パッド13を備え、摩擦パッド13がディスク11に当接する摩擦材と、該摩擦材が貼付され曲面形状の嵌合部65によりキャリア12の支持部35に支持される裏板62とを有し、嵌合部65は、ディスク軸線方向から見て連続した曲面により形成されるとともに、支持部35に、ディスク半径方向外側とディスク半径方向内側との二カ所で支持される。【選択図】図4

Description

本発明は、ディスクブレーキに関する。
ディスクブレーキにおいて、摩擦パッドのキャリアへの嵌合部が、ディスク軸方向から見て曲面となるように形成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−167739号公報
ディスクブレーキにおいては、摩擦パッドとキャリアとで発生する摩擦力で拘束することにより、摩擦パッドに生じる振動を抑制するようにしている。つまり、制動時に、ディスクとの摩擦力によりパッドがディスク回転方向に向かってキャリアに押し付けられることになり、この押し付け力でパッドとキャリアとの間に摩擦力が発生する。この摩擦力によってキャリアにパッドが拘束されてパッドのディスク当接面方向の振動の発生を抑制する。このため、緩制動時には、パッドとディスクとの摩擦力が小さくパッドのキャリアへの押し付け力も弱くなり、キャリアとパッドとの間の摩擦力が小さくなって、支持が不安定になり易い。このため、パッドにディスク当接面方向の振動を生じ易く、この振動を要因としてブレーキ鳴きを生じてしまう可能性がある。
したがって、本発明は、特に緩制動時のブレーキ鳴き(いわゆる微圧鳴き)の発生を抑制することができるディスクブレーキの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、摩擦パッドの嵌合部が、ディスク軸線方向から見て連続した曲面により形成されるとともに、キャリアの支持部に、ディスク半径方向外側とディスク半径方向内側との二カ所で支持される構成とした。
本発明のディスクブレーキによれば、緩制動時のブレーキ鳴きの発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るディスクブレーキを示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るディスクブレーキを示す一部を破断した平面図である。 本発明の一実施形態に係るディスクブレーキを示すキャリパを除いた状態の正面図である。 本発明の一実施形態に係るディスクブレーキのアウタ側かつディスク回出側の支持構造部を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るディスクブレーキの摩擦パッドを示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るディスクブレーキの摩擦パッドを示す背面図である。
本発明の一実施形態に係るディスクブレーキについて図面を参照して以下に説明する。
図1,図2に示す本実施形態のディスクブレーキ10は、車両用、具体的には四輪自動車用のもので、図示略の車輪とともに回転するディスク11を制動することで、車両を制動するものである。なお、本発明は、自動二輪車等の他の車両にも勿論適用可能である。以下においては、ディスク11の半径方向、特に、ディスクブレーキ10の回転方向中心とディスク11の回転中心とを通過する線上をディスク半径方向と称し、ディスク11の軸線方向をディスク軸線方向と称し、ディスク11の回転方向をディスク回転方向と称す。
ディスクブレーキ10は、キャリア12と、キャリア12にディスク軸線方向に摺動可能となるように支持される図2に示す一対の摩擦パッド13,13と、キャリア12にディスク軸線方向に摺動可能に支持されるキャリパ14とを備えている。
キャリア12は、ディスク11の外径側を跨ぐように配置されて車両の非回転部に固定される。一対の摩擦パッド13,13は、ディスク11の両面に対向配置された状態でディスク回転方向両側がキャリア12に支持される。つまり、一対の摩擦パッド13,13は、ディスク11の両面側でそれぞれキャリア12に摺動可能に支持される。
キャリパ14は、ディスク11の外径側を跨いだ状態でディスク軸線方向に摺動可能となるようにキャリア12に支持され、一対の摩擦パッド13,13をディスク11に押圧することによりディスク11に摩擦抵抗を付与して制動する。
キャリア12は、ディスク11に対してそのインナ側(車幅方向内側)の面に対向するように配置される取付ベース部20と、ディスク11に対してそのアウタ側(車幅方向外側)の面に対向するように配置されるアウタビーム部21と、ディスク11の半径方向外側を超えてこれら取付ベース部20とアウタビーム部21とをディスク回転方向両端位置で連結する一対の連結部22,22とを有している。
インナ側の取付ベース部20は、図1に示すように、ディスク回転方向に沿って延在するベース本体部25と、ベース本体部25のディスク回転方向の両端部からディスク半径方向外側に延出する一対の延出部26,26とを有している。一対の延出部26,26のベース本体部25とは反対側の端部が図2に示す連結部22,22に連結されている。図1に示すように、取付ベース部20には、ベース本体部25のディスク回転方向の両端の二カ所に取付穴27,27が形成されている。キャリア12は、これら取付穴27,27に挿通される締結具によって車両の非回転部に固定される。
アウタ側のアウタビーム部21は、ディスク回転方向に沿って延在するビーム本体部30と、ビーム本体部30のディスク回転方向の両端部からディスク半径方向外側に延出する一対の延出部31,31とを有している。一対の延出部31,31のビーム本体部30とは反対側の端部が図2に示す連結部22,22に連結されている。
そして、図3に示すように、アウタビーム部21の一対の延出部31,31は、互いに対向する側が一枚のアウタ側の摩擦パッド13を支持する一対の支持部35,35となっている。取付ベース部20の一対の延出部26,26も、図示は略すが、互いに対向する側が一枚のインナ側の摩擦パッド13を支持する同様の一対の支持部となっている。図3に示すように、アウタビーム部21の一対の支持部35,35は互いに鏡面対称の形状をなしている。また、取付ベース部20の図示略の一対の支持部も互いに鏡面対称の形状をなしている。
アウタビーム部21の一対の支持部35,35および取付ベース部20の図示略の一対の支持部は、すべて同様の形状をなしているため、図4を参照しつつ一カ所の支持部35について説明する。なお、図4はアウタビーム部21のディスク回転方向出口側の支持部35を示している。
支持部35は、ディスク回転方向に沿って凹む曲面形状の支持凹面37と、支持凹面37のディスク半径方向外側にあって、キャリア12のディスク回転方向の中央位置を通りディスク半径方向に沿う中央線(以下、キャリア中央線と呼ぶ)と平行な平坦面38と、支持凹面37のディスク半径方向内側にあってキャリア中央線と平行をなす平坦面39と、を有している。これら支持凹面37、平坦面38および平坦面39は、ディスク軸線方向に沿っている。
支持凹面37は、そのディスク半径方向の中間部分が、支持凹面37の凹み方向とは反対側に曲率中心を有して所定の曲率半径で形成された支持曲面部40となっている。また、支持凹面37は、支持曲面部40よりもディスク半径方向の外側部分が、支持曲面部40のディスク半径方向外側の端部からその接線方向に延びる平坦面部41となっている。また、支持凹面37は、支持曲面部40よりもディスク半径方向の内側部分が、支持曲面部40のディスク半径方向内側の端部からその接線方向に延びる平坦面部42となっている。平坦面部41は、支持曲面部40から離れるほどキャリア中央線に近づくようにキャリア中央線に対し傾斜しており、平坦面部42も、支持曲面部40から離れるほどキャリア中央線に近づくようにキャリア中央線に対し傾斜している。平坦面部41,42は、互いのなす角が鋭角をなしている。
図3に示すアウタビーム部21の一対の支持部35,35および取付ベース部20の図示略の一対の支持部には、ディスク回転方向同側にあってディスク軸線方向に並ぶ二カ所に対して共用となる、合計二つの共通部品であるパッドガイド45,45が配置されている。パッドガイド45は、一定厚さの板状部材をプレス加工することにより形成されるものである。
一方のパッドガイド45は、アウタビーム部21のディスク回転方向一側の支持部35の支持凹面37を覆う曲面形状のガイド板部46と、この支持部35とディスク回転方向同側にある取付ベース部20の図示略の支持部の支持凹面を覆う図示略のガイド板部と、これらを連結する連結板部47とを有している。他方のパッドガイド45も、アウタビーム部21のディスク回転方向他側の支持部35の支持凹面37を覆うガイド板部46と、この支持部35とディスク回転方向同側にある取付ベース部20の図示略の支持部の支持凹面を覆う図示略のガイド板部と、これらを連結する連結板部47とを有している。
一方のパッドガイド45のガイド板部46および図示略のガイド板部と、他方のパッドガイド45のガイド板部46および図示略のガイド板部は、すべて同様の形状をなしているため、図4を参照しつつ一カ所のガイド板部46について説明する。なお、図4はアウタビーム部21のディスク回転方向出口側の支持部35の支持凹面37を覆うガイド板部46となっている。
ガイド板部46は、そのディスク半径方向の中間部分が、支持凹面37の支持曲面部40と同等の曲率半径で形成された曲板部50となっている。また、ガイド板部46は、曲板部50よりもディスク半径方向の外側部分が、曲板部50のディスク半径方向外側の端部からその接線方向に延びる平坦板部51となっており、この平坦板部51が連結板部47に繋がっている。また、ガイド板部46は、曲板部50よりもディスク半径方向の内側部分が、曲板部50のディスク半径方向内側の端部からその接線方向に延びる平坦板部52となっている。そして、ガイド板部46は、曲板部50が支持凹面37の支持曲面部40の全面に当接することになり、これと同時に平坦板部51が支持凹面37の平坦面部41に面接触し、平坦板部52が支持凹面37の平坦面部42に面接触するようになっている。よって、ガイド板部46は、その曲板部50が支持曲面部40に対し隙間なく当接する。ガイド板部46は、支持凹面37に面接触する状態で、ディスク軸線方向に沿っている。また、ガイド板部46は、平坦板部52の曲板部50とは反対側から平坦板部52と略同方向に延出するバネ板部53を有している。
摩擦パッド13は、図5に示すように、摩擦材60と、この摩擦材60が厚さ方向の一側に貼付される図5,図6に示す裏板62とからなっている。摩擦パッド13は、図3に示すように、裏板62がキャリア12に一対のパッドガイド45,45を介して摺動可能に支持されることになり、裏板62に固着された摩擦材60が制動時にディスク11に当接することになる。摩擦パッド13は、図3に示すようにキャリア12に支持された状態で、そのディスク回転方向の中央位置を通りディスク半径方向に沿うパッド中央線がキャリア中央線とディスク軸線方向から見て一致する。
図5に示すように、裏板62は、摩擦材60よりも一回り大きく形成されており、ディスク回転方向両側に、ディスク回転方向の外側に突出する形状をなす一対の曲面形状の嵌合部65,65が形成されている。図3に示すように、摩擦パッド13は、一対の嵌合部65,65が上記したパッドガイド45,45のガイド板部46,46に嵌合する。
嵌合部65,65は、同形状をなしており、鏡面対称に形成されている。このため、図4を参照しつつ一カ所の嵌合部65について説明する。なお、図4はアウタビーム部21のディスク回転方向出口側の支持部35に支持される嵌合部65となっている。嵌合部65は、キャリア12の支持凹面37にパッドガイド45のガイド板部46を介して嵌合する嵌合凸面66を有している。嵌合部65は、キャリア12の支持部35に入れ子状に嵌合して支持されることになり、その際に、嵌合凸面66がパッドガイド45のガイド板部46に当接する。回転するディスク11に接触することで摩擦パッド13に生じる制動トルクは、嵌合部65に当接するパッドガイド45のガイド板部46を介してキャリア12の支持部35が受承する。よって、キャリア12の支持部35の支持凹面37がトルク受け面になる。
嵌合凸面66は、そのディスク半径方向の中間部分が、嵌合部65の突出方向とは反対側に曲率中心を有して所定の曲率半径で形成された嵌合曲面部70となっている。嵌合曲面部70は、ディスク軸線方向から見て連続した曲面により形成されている。また、嵌合凸面66は、嵌合曲面部70よりもディスク半径方向の外側部分が、嵌合曲面部70のディスク半径方向外側の端部からその接線方向に延びる平坦面部71となっている。また、嵌合凸面66は、嵌合曲面部70よりもディスク半径方向の内側部分が、嵌合曲面部70のディスク半径方向内側の端部からその接線方向に延びる平坦面部72となっている。平坦面部71は嵌合曲面部70から離れるほどキャリア中央線に近づくようにキャリア中央線に対し傾斜しており、平坦面部72も嵌合曲面部70から離れるほどキャリア中央線に近づくようにキャリア中央線に対し傾斜している。
ここで、嵌合部65の嵌合凸面66の嵌合曲面部70は、支持部35の支持凹面37の支持曲面部40の曲率半径よりも小さい曲率半径で形成されており、パッドガイド45の曲板部50の曲率半径よりも小さい曲率半径で形成されている。また、嵌合部65の平坦面部71,72のなす角度は、支持部35の支持凹面37の平坦面部41,42のなす角度よりも小さく、パッドガイド45の平坦板部51,52のなす角度よりも小さくなっている。これにより、嵌合部65は、嵌合凸面66の嵌合曲面部70が、一つのガイド板部46のキャリア中央線から最も離れる位置よりもディスク半径方向外側の位置とディスク半径方向内側の位置との二カ所にそれぞれ線接触で当接することになる。
よって、一つの嵌合部65は、一つの支持部35によって、この支持部35の最もディスク回転方向に凹む位置P0よりもディスク半径方向外側にあってディスク軸線方向に延びる線状の支持位置P1と、位置P0よりもディスク半径方向内側にあってディスク軸線方向に延びる線状の支持位置P2との二カ所で支持されることになる。しかも、支持位置P1および支持位置P2の二点は同時に一つの嵌合部65を支持する。つまり、支持部35は、嵌合部65の嵌合凸面66を面外方向で拘束する。なお、嵌合部65の嵌合凸面66の嵌合曲面部70がパッドガイド45に二カ所で当接した状態で、嵌合部65の嵌合曲面部70とパッドガイド45との間には、隙間が形成されることになる。パッドガイド45のバネ板部53は、嵌合部65の嵌合凸面66のディスク半径方向内方の平坦面部72に当接し、摩擦パッド13をディスク半径方向外方に押圧する。
図2に示すように、キャリパ14は、ディスク11を跨いだ状態でキャリア12にディスク軸線方向に摺動可能に支持されるキャリパボディ80と、ディスク11の一方の面に対向するようにキャリパボディ80に摺動可能に支持される図1に示すピストン81と、ディスク11の他方の面に対向するようにキャリパボディ80に一体に形成される爪部82とを有している。図2に示すように、キャリパボディ80にはディスク回転方向の両端位置に一対の摺動ピン83が取り付けられており、これら摺動ピン83が、キャリア12の連結部22の位置に形成された図示略のピン穴に摺動可能に嵌合する。これにより、キャリパ14がキャリア12に支持される。キャリパ14は、ブレーキ液圧により前進するピストン81と爪部82とで両側の摩擦パッド13,13を挟持しディスク11に向かって押圧する。これにより、両側の摩擦パッド13,13が、これらを支持するパッドガイド45,45およびキャリア12に対してディスク軸線方向に摺動しディスク11に接触して、摩擦抵抗を発生させ、制動力を発生させる。
以上に述べた本実施形態のディスクブレーキ10によれば、摩擦パッド13のディスク軸線方向から見て連続した曲面により形成される曲面形状の嵌合部65が、キャリア12の支持部35に、ディスク半径方向外側の支持位置P1とディスク半径方向内側の支持位置P2との二カ所で支持されることになるため、緩制動時に摩擦パッド13のキャリア12への押し付け力が弱くても、キャリア12による摩擦パッド13の拘束が、摩擦力で拘束する場合と比べて安定する。よって、摩擦パッド13を特にディスク半径方向に拘束し、ディスク半径方向の振動を生じにくい支持構造となる。よって、緩制動時のブレーキ鳴き(いわゆる微圧鳴き)の発生を抑制することができる。
また、嵌合部65を支持部35の曲率半径よりも小さい曲率半径で形成するため、摩擦パッド13の角度が多少変化することがあっても、支持部35は二カ所で嵌合部65を支持することができる。
また、キャリア12は、ディスク軸方向に沿って延在する二カ所の支持位置P1,P2で摩擦パッド13の一つの嵌合部65を支持するため、衝撃荷重による摩擦パッド13の振動音であるラトル音、クロンク音等をも抑制できる。
また、キャリア12の支持部35,35の支持凹面37,37がディスク軸方向に沿っているため、ディスク軸線方向に沿う回転軸を中心に回転する工具で支持凹面37,37を加工できる。よって、生産性を向上させることができる。
以上の実施形態は、ディスクの両面側でキャリアに摺動可能に支持されキャリパにより前記ディスクに押圧される摩擦パッドを備え、該摩擦パッドが前記ディスクに当接する摩擦材と、該摩擦材が貼付され曲面形状の嵌合部により前記キャリアの支持部に支持される裏板とを有するディスクブレーキにおいて、前記嵌合部は、ディスク軸線方向から見て連続した曲面により形成されるとともに、前記支持部に、ディスク半径方向外側とディスク半径方向内側との二カ所で支持される。これにより、摩擦パッドに振動を生じにくい支持構造となり、特に緩制動時のブレーキ鳴き(いわゆる微圧鳴き)の発生を抑制することができる。
また、前記嵌合部は、前記支持部の曲率半径よりも小さい曲率半径で形成されている。これにより、安定して支持部による嵌合部の二カ所の支持を行うことができる。
10 ディスクブレーキ
11 ディスク
12 キャリア
13 摩擦パッド
14 キャリパ
35 支持部
60 摩擦材
62 裏板
65 嵌合部
P1,P2 支持位置

Claims (2)

  1. ディスクの両面側でキャリアに摺動可能に支持されキャリパにより前記ディスクに押圧される摩擦パッドを備え、該摩擦パッドが前記ディスクに当接する摩擦材と、該摩擦材が貼付され曲面形状の嵌合部により前記キャリアの支持部に支持される裏板とを有するディスクブレーキにおいて、
    前記嵌合部は、ディスク軸線方向から見て連続した曲面により形成されるとともに、前記支持部に、ディスク半径方向外側とディスク半径方向内側との二カ所で支持されることを特徴とするディスクブレーキ。
  2. 前記嵌合部は、前記支持部の曲率半径よりも小さい曲率半径で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のディスクブレーキ。
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