JP2015047592A - 家庭用薄葉紙収納箱の分別装置、及び家庭用薄葉紙収納箱の分別方法 - Google Patents

家庭用薄葉紙収納箱の分別装置、及び家庭用薄葉紙収納箱の分別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自動且つ高速で家庭用薄葉紙収納箱の箱と中身の分別作業を行うことが可能な家庭用薄葉紙収納箱の分別装置、及び家庭用薄葉紙収納箱の分別方法を提供する。
【解決手段】ティシューペーパーTが収納されたティシューカートン1、…を搬送する搬送部(第1コンベア機構101、第2コンベア機構102及び第3コンベア機構103)と、搬送部により搬送されるティシューカートン1、…の一対の妻面部を各々切断する切断機構105と、切断機構105よりも搬送方向下流に設けられ、切断機構105により一対の妻面部が切断されたティシューカートン1、…に対して、当該ティシューカートン1、…の搬送方向と直交する方向から空気を吹き付けて当該ティシューカートン1、…内のティシューペーパーTを当該ティシューカートン1、…の外部に出す分別機構106と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、家庭用薄葉紙収納箱の箱と家庭用薄葉紙の分別装置、及び家庭用薄葉紙収納箱の分別方法に関する。
従来、積層されたティシューペーパー等の家庭用薄葉紙を内部に収容し、上面部などに設けられた開口部から内部に収容された家庭用薄葉紙を順次一枚ずつ(一組とされたものも含む)引き出して使用する家庭用薄葉紙収納箱が知られている。家庭用薄用紙加工時の原紙に対する製品の歩留まりは97%程度であり、残りの3%は調整などの際にロスとなってしまう。ロスになったものの中には包装不良やウェブ不良などの不良品も含まれる。不良品を検出する方法として、例えば、左右面から蓋板が突出した糊付け不良状態にあるティシューカートンを光学的に簡便に検出する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
検出された不良品は、再利用するために、収納箱と中身の家庭用薄葉紙(ウェブ)とに分別される。
特開2011−6135号公報
しかしながら、不良品を収納箱と中身の家庭用薄葉紙とに分別する作業は、人の手で行われるため、時間が掛かり(例えば、6個/分)、大量に処理することは困難である。また、人の手で分別作業を行う場合、妻面部のフラップを開ける際に指が痛くなったり、中身がフラップに引っ掛かって取り出しにくかったりして不都合が生じる。
従って、不良品を収納箱と中身の家庭用薄葉紙とに分別する作業を、自動且つ高速で処理することができる装置の出現が望まれていた。
本発明は、自動且つ高速で家庭用薄葉紙収納箱の箱と中身の分別作業を行うことが可能な家庭用薄葉紙収納箱の分別装置、及び家庭用薄葉紙収納箱の分別方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
家庭用薄葉紙収納箱の分別装置において、
家庭用薄葉紙が収納された家庭用薄葉紙収納箱を搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送される前記家庭用薄葉紙収納箱の一対の妻面部を各々切断する切断部と、
前記切断部よりも搬送方向下流に設けられ、前記切断部により前記一対の妻面部が切断された前記家庭用薄葉紙収納箱に対して、当該家庭用薄葉紙収納箱の搬送方向と直交する方向から空気を吹き付けて当該家庭用薄葉紙収納箱内の家庭用薄葉紙を当該家庭用薄葉紙収納箱の外部に出す分別部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納箱の分別装置において、
前記搬送部は、
上面に前記家庭用薄葉紙収納箱を載置可能な固定搬送部と、
前記固定搬送部よりも上方に設けられ、前記家庭用薄葉紙収納箱の高さに合わせて高さ調節可能な可動搬送部と、を備え、
前記切断部及び前記分別部において、前記固定搬送部と前記可動搬送部とにより前記家庭用薄葉紙収納箱を挟持した状態で搬送することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納箱の分別装置において、
前記搬送部の中途に設けられ、前記搬送部により搬送されている家庭用薄葉紙収納箱を所定の位置に位置決めする位置決め部を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の家庭用薄葉紙収納箱の分別装置において、
前記固定搬送部は、
一対の側面部の一方を底にして上面に載置された複数の家庭用薄葉紙収納箱を搬送方向に沿って搬送する第1固定搬送部と、
前記第1固定搬送部よりも下方であって、搬送方向上流側の端部が前記第1固定搬送部の搬送方向下流側の端部よりも上流側となるように配置された第2固定搬送部と、
を備え、
前記位置決め部は、前記第2固定搬送部の中途に設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱の分別装置において、
当該分別装置を移動させる移動機構が設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、
家庭用薄葉紙が収納された家庭用薄葉紙収納箱の分別方法であって、
前記家庭用薄葉紙収納箱を搬送する搬送工程と、
前記搬送工程で搬送される前記家庭用薄葉紙収納箱の一対の妻面部を各々切断する切断工程と、
前記切断工程で前記一対の妻面部が切断された前記家庭用薄葉紙収納箱に対して、当該家庭用薄葉紙収納箱の搬送方向と直交する方向から空気を吹き付けて当該家庭用薄葉紙収納箱内の家庭用薄葉紙を当該家庭用薄葉紙収納箱の外部に出す分別工程と、
を含む家庭用薄葉紙収納箱の分別方法である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の家庭用薄葉紙収納箱の分別方法において、
一対の側面部の一方を底にして上面に載置された複数の家庭用薄葉紙収納箱を搬送方向に沿って搬送する第1固定搬送部と、
前記第1固定搬送部よりも下方であって、搬送方向上流側の端部が前記第1固定搬送部の搬送方向下流側の端部よりも上流側となるように配置された第2固定搬送部と、
を備え、
前記搬送工程は、
第1固定搬送部により複数の家庭用薄葉紙収納箱を搬送方向に沿って1〜30m/分の速度で搬送する第1搬送工程と、
第2固定搬送部により、前記第1搬送工程で搬送された複数の家庭用薄葉紙収納箱を、底面部又は上面部を底にした状態で搬送方向に沿って第1搬送工程よりも速い20〜50m/分の速度で搬送する第2搬送工程と、
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、自動且つ高速で家庭用薄葉紙収納箱の箱と家庭用薄葉紙の分別作業を行うことができる。
本実施形態に係る家庭用薄葉紙収納箱の一例を示す斜視図である。 家庭用薄葉紙収納箱の箱体の一例を示す斜視図である。 本実施形態に係る分別装置の全体構成を示す側面図である。 本実施形態に係る分別装置の全体構成を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態では、本発明により分別される家庭用薄葉紙収納箱として、家庭用薄葉紙としてのティシューペーパーを収納するティシューカートンを例示して説明を行う。
本実施形態に係るティシューカートン1は、図1及び図2に示すように、上面部2、底面部3、一対の側面部4、4及び一対の妻面部5、5により区画された箱体10と、この箱体10の内部空間に積層されて収納されたティシューペーパーTと、により構成されており、上面部2に形成された取出口2aからティシューペーパーTを外部に取り出すことができる。
ここで、「箱体」とは、ティシューペーパーTを収納し得る内部空間が形成される形状のものであり、例えば、直方体状、立方体状等の六面体状のものを挙げることができる。例えば、図1及び図2は、ティシューカートン1を直方体状に構成した例である。
図1及び図2に示すティシューカートン1では、上面部2と底面部3、一対の側面部4、4及び一対の妻面部5、5がそれぞれ対向するように平行となっている。
本実施形態に係るティシューカートン1の分別装置100(以下、分別装置100と称する)は、図3及び図4に示すように、第1コンベア機構101と、第2コンベア機構102と、第3コンベア機構103と、位置決め機構104と、切断機構105と、分別機構106と、排出部200と、を備えて構成されている。また、分別装置100の底面の4隅には、当該分別装置100が移動可能なように、移動機構としての4つのキャスター107、107、107、107(図中は2つ)が設けられている。
なお、図3及び図4の分別装置100の説明に当たり、図中に上下方向、左右方向、及び前後方向を示して説明する。また、説明の都合上、図3において、位置決め機構104及び分別機構106等の記載を、図4において、排出部200の記載をそれぞれ省略している。
第1コンベア機構101は、載置面に載置された複数のティシューカートン1、…(本実施形態では5個1セット)を搬送方向(左方向)に沿って搬送するベルトコンベア機構である。第1コンベア機構101は、一対の妻面部5、5が搬送方向に平行で且つ載置面に直交するように、一対の側面部4、4の一方が載置面に載置されたティシューカートン1、…を、次の第2コンベア機構102に受け渡すようになっている。
第2コンベア機構102は、第1コンベア機構101よりも下方に配置され、第1コンベア機構101からティシューカートン1、…を受け取ることができるように、右端部が第1コンベア機構101の左端部と上下に重なるように配置されている。第2コンベア機構102は、第1コンベア機構101により搬送されたティシューカートン1、…が第2コンベア機構102に落下する際に、空中で90度回転して底面部3又は上面部2を底にして上面に載置されたティシューカートン1、…を搬送方向に沿って搬送するベルトコンベア機構である。
第3コンベア機構103は、第2コンベア機構102よりも上方に配置され、左端部は左右方向において第2コンベア機構102の左端部と略同一の位置に配置されている。また、第3コンベア機構103の右端部は、第1コンベア機構101から第2コンベア機構102へとティシューカートン1、…を受け渡すことができるように、第1コンベア機構101の左端部よりも左方であって、少なくともティシューカートン1、…の上面部2の幅よりも広い間隔を空けた位置となるように配置されている。
また、第3コンベア機構103は、ティシューカートン1、…の高さに応じて第2コンベア機構102との距離を変化させることができるように、上下方向に移動させることができる。そして、本実施形態では、切断機構105及び分別機構106において、第2コンベア機構102と第3コンベア機構103とによりティシューカートン1、…を挟持した状態で搬送する構成となっている。
即ち、第1コンベア機構101、第2コンベア機構102及び第3コンベア機構103は、一対の妻面部5、5が搬送方向に沿うように上面に載置されたティシューカートン1、…を搬送方向に沿って搬送する搬送部として機能する。
また、第1コンベア機構101及び第2コンベア機構102は、上面にティシューカートン1、…を載置可能な固定搬送部として機能する。さらに、第3コンベア機構103は、固定搬送部よりも上方に設けられ、ティシューカートン1、…の高さに合わせて高さ調節可能な可動搬送部として機能する。
位置決め機構(位置決め部)104は、第2コンベア機構102の第1コンベア機構101からティシューカートン1、…を受け渡された位置よりも搬送方向下流、即ち、左方に配置されている。位置決め機構104は、固定ガイド104aと、可動ガイド104bと、を備えて構成されている。固定ガイド104a及び可動ガイド104bは、第2コンベア機構102及び第3コンベア機構103の前後方向に、当該第2コンベア機構102及び第3コンベア機構103を挟むように対向して配置されている。固定ガイド104a及び可動ガイド104bは、第2コンベア機構102上を搬送されるティシューカートン1、…の位置(高さ)に合わせて配置されている。
固定ガイド104aは、第2コンベア機構102の後端部よりも後方に固定されている。
可動ガイド104bは、第2コンベア機構102の前端部よりも前方に配置され、前後方向に移動することができるように構成されている。可動ガイド104bは、後方に移動することで、第1コンベア機構101から受け渡されたティシューカートン1、…を後方へと押圧し、固定ガイド104aとの間で挟持することによりティシューカートン1、…の位置を決定する。
切断機構(切断部)105は、一対の丸刃105a、105bと、一対の駆動モータ105c、105dと、を備えて構成されている。
一対の丸刃105a、105bは、第2コンベア機構102及び第3コンベア機構103の前後方向に、当該第2コンベア機構102及び第3コンベア機構103を挟むように対向して配置されている。一対の丸刃105a、105bは、一対の駆動モータ105c、105dによりそれぞれ回転し、位置決め機構104により位置決めされたティシューカートン1、…の一対の妻面部5、5を、各々切断することができるようになっている。例えば、一対の丸刃105a、105bは、一対の妻面部5、5から3〜5mm内側のところを各々切断可能なように配置することがより好ましい。なお、一対の丸刃105a、105bのうち前側の丸刃105bは、ティシューカートン1、…の長辺方向の長さに応じて前後方向に移動可能に配置されている。なお、ティシューペーパーTがティシューカートン1、…のいずれか一方の妻面部5側に寄っている場合は、丸刃105a又は丸刃105bによって、ティシューペーパーTの端部を一対の妻面部5とともに切断してしまってもよい。
一対の丸刃105a、105bにより切断された一対の妻面部5、5は、一対の丸刃105a、105b及び第2コンベア機構102の下方に設けられたシューター108を介して、その下方に設けられた回収箱109により回収される。なお、一対の丸刃105a、105bに対して、切断された一対の妻面部5、5を正確にシューター108へと誘導するためのガイドを取り付けるようにしてもよい。
分別機構(分別部)106は、第2コンベア機構102上を搬送されるティシューカートン1、…の位置(高さ)に合わせて、当該第2コンベア機構102よりも前方に配置されたエアパイプ機構である。分別機構106は、切断機構105で一対の妻面部5、5が切り落とされたティシューカートン1、…に対して、当該ティシューカートン1、…の水平方向であって且つ搬送方向と直交する方向、即ち、前方から0.3〜0.6MPaの空気を吹き付けてティシューペーパーTを後方に吹き飛ばすことで、箱体10とティシューペーパーTとを分別する。なお、分別機構106で使用されるエアパイプは、妻面部5側のティシューペーパーT全体を吹き付ける、中心を吹き付ける、又は二手に分かれて吹き付けるなど、後方へと吹き飛ばすことができる機構であれば、いかなる形態であってもよい。
分別機構106により吹き飛ばされたティシューペーパーTは、第2コンベア機構102の後端部よりも後方側に設けられた回収箱(図示省略)により回収される。
一方、箱体10は、第2コンベア機構102の終端(左端部)及び第3コンベア機構103の終端(左端部)に連続して設けられた排出部200、200により、平板状に加工される。具体的には、排出部200、200は、終端(左端部)に向かうにつれて上下方向に狭くなるように形成され、第2コンベア機構102よりも速い速度で駆動されることで、箱体10を上下方向に平板状に加工することができるようになっている。そして、平板状に加工された箱体10は、排出部200、200の終端(左端部)よりも左方側に設けられた回収箱(図示省略)により回収される。
制御盤110は、第1コンベア機構101、第2コンベア機構102及び第3コンベア機構103の駆動速度を制御する。即ち、第1コンベア機構101、第2コンベア機構102及び第3コンベア機構103は、駆動速度を変化させることができるように構成されている。
また、制御盤110は、排出部200の駆動速度を制御する。
次に、本実施形態に係る分別装置100を用いたティシューカートン1の分別方法について説明する。
まず、分別装置100を使用するにあたり、図3に示すように、5個1セットのティシューカートン1、…の外装フィルムを剥がし、一対の側面部4、4の一方を底にして第1コンベア機構101の上面に載置する。
第1コンベア機構101の上面に載置されたティシューカートン1、…は、第1コンベア機構101により1〜30m/分の速度で左方へと搬送され、第2コンベア機構102へと受け渡される。
このとき、ティシューカートン1、…は、空中にて90度回転し、底面部3又は上面部2を底にした状態で、第2コンベア機構102の上面に載置される。
第2コンベア機構102の上面に載置されたティシューカートン1、…は、第2コンベア機構102により20〜50m/分の速度で左方へと搬送され、位置決め機構104の固定ガイド104a及び可動ガイド104bにより位置決めされる。なお、第2コンベア機構102において、ティシューカートン1、…を第1コンベア機構101よりも速い速度で搬送することで、間隔を空けてティシューカートン1、…を配列させることができる。
そして、位置決め機構104により位置決めされたティシューカートン1、…は、第2コンベア機構102及び第3コンベア機構103により左方へと搬送され、切断機構105の一対の丸刃105a、105bにより一対の妻面部5、5を一方ずつ切り落とされる。一対の丸刃105a、105bにより切り落とされた一対の妻面部5、5は、シューター108を介して回収箱109により回収される。
切断機構105で一対の妻面部5、5が切り落とされたティシューカートン1、…は、第2コンベア機構102及び第3コンベア機構103により左方へと搬送され、分別機構106によりティシューペーパーTが後方に吹き飛ばされる。これにより、ティシューカートン1は、箱体10とティシューペーパーTとに分別される。
分別機構106により吹き飛ばされたティシューペーパーTは、第2コンベア機構102の後端部よりも後方側に設けられた回収箱(図示省略)により回収される。一方、箱体10は、第2コンベア機構102の終端(左端部)に連続して設けられた排出部200、200により平板状に加工された後、排出部200、200の終端(左端部)よりも左方側に設けられた回収箱(図示省略)により回収される。
以上のように、本実施形態に係る分別装置100は、ティシューペーパーTが収納されたティシューカートン1、…を搬送する搬送部(第1コンベア機構101、第2コンベア機構102及び第3コンベア機構103)と、搬送部により搬送されるティシューカートン1、…の一対の妻面部5、5を各々切断する切断機構105と、切断機構105よりも搬送方向下流に設けられ、切断機構105により一対の妻面部5、5が切断されたティシューカートン1、…に対して、当該ティシューカートン1、…の搬送方向と直交する方向から空気を吹き付けて当該ティシューカートン1、…内のティシューペーパーTを当該ティシューカートン1、…の外部に出す分別機構106と、を備える。
従って、本実施形態に係る分別装置100によれば、搬送部により搬送されているティシューカートン1、…の一対の妻面部5、5を切断した後、分別機構106により箱体10とティシューペーパーTとを分別することができるので、自動且つ高速で分別作業を行うことができる。
また、本実施形態に係る分別装置100によれば、搬送部は、上面にティシューカートン1、…を載置可能な固定搬送部(第1コンベア機構101及び第2コンベア機構102)と、固定搬送部よりも上方に設けられ、ティシューカートン1、…の高さに合わせて高さ調節可能な可動搬送部(第3コンベア機構103)と、を備え、切断機構105及び分別機構106において、固定搬送部と可動搬送部とによりティシューカートン1、…を挟持した状態で搬送するので、ティシューカートン1、…を固定した状態で一対の妻面部5、5の切断作業や箱体10とティシューペーパーTとの分別作業を行うことができることとなって、各作業をより精度良く且つ確実に行うことができる。
また、本実施形態に係る分別装置100によれば、固定搬送部は、一対の側面部4、4の一方を底にして上面に載置された複数のティシューカートン1、…を搬送方向に沿って搬送する第1固定搬送部(第1コンベア機構101)と、第1固定搬送部よりも下方であって、搬送方向上流側の端部が第1固定搬送部の搬送方向下流側の端部よりも上流側となるように配置された第2固定搬送部(第2コンベア機構102)と、を備える。また、位置決め機構104は、第2固定搬送部の中途に設けられている。
従って、本実施形態に係る分別装置100によれば、複数のティシューカートン1、…、即ち、1セット分のティシューカートン1、…を接触させた状態で並べて配列した場合でも、第1コンベア機構101から第2コンベア機構102への受け渡し時に1つずつ間隔を空けて配列させることができるので、わざわざ1つずつティシューカートン1、…を配列させる必要がなく、更に高速で分別作業を行うことができる。
また、本実施形態に係る分別装置100によれば、搬送部の中途に設けられ、搬送部により搬送されているティシューカートン1、…を所定の位置に位置決めする位置決め機構104を備えるので、ティシューカートン1、…を適切な位置に配置させることができることとなって、切断作業や分別作業を更に精度良く行うことができる。
また、本実施形態に係る分別装置100によれば、底面にキャスター107、107、107、107が設けられているので、容易に移動させることができ、用途に応じて適切な場所で分別作業を行うことができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、固定搬送部として第1コンベア機構101及び第2コンベア機構102を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、固定搬送部として、第1コンベア機構101を設けずに第2コンベア機構102のみを設ける構成とすることも可能であるし、3つ以上のコンベア機構を設ける構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、固定搬送部(第1コンベア機構101及び第2コンベア機構102)と可動搬送部(第3コンベア機構103)とを備え、切断機構105及び分別機構106において、固定搬送部と可動搬送部とによりティシューカートン1、…を挟持した状態で搬送する構成を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。即ち、可動搬送部(第3コンベア機構103)を設けない構成とすることも可能である。更に、第1コンベア機構101を設けない、即ち、第2コンベア機構102のみの構成とすることも当然に可能である。
また、上記実施形態では、位置決め機構104を備える構成を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。即ち、位置決め機構104を設けない構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、第2コンベア機構102の終端(左端部)及び第3コンベア機構103の終端(左端部)に連続して排出部200、200を設ける構成を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。即ち、排出部200、200を設けない構成とすることも可能である。この場合、箱体10は、形状を維持したまま、第2コンベア機構102の終端(左端部)よりも左方側に設けられた回収箱(図示省略)により回収される。
また、上記実施形態では、底面にキャスター107、107、107、107が設けられている構成を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。即ち、底面にキャスター107、107、107、107を設けない構成とすることも可能である。
また、キャスター107、107、107、107以外にも、ベルト式など、分別装置100を移動させることができる移動機構であれば、どのようなものであってもよい。
また、上記実施形態では、家庭用薄葉紙収納箱に収納する家庭用薄葉紙としてティシューペーパーTを例示して説明しているが、これに限定されるものではない。即ち、分別機構106により箱体10と分別可能なものであればいかなるものであってもよく、例えば、トイレットペーパー、キッチンペーパー等であってもよい。
その他、分別装置100を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 分別装置
101 第1コンベア機構(搬送部;固定搬送部)
102 第2コンベア機構(搬送部;固定搬送部)
103 第3コンベア機構(搬送部;可動搬送部)
104 位置決め機構(位置決め部)
104a 固定ガイド
104b 可動ガイド
105 切断機構(切断部)
105a、105b 丸刃
105c、105d 駆動モータ
106 分別機構(分別部)
107 キャスター(移動機構)
108 シューター
109 回収箱
200 排出部
1 ティシューカートン(家庭用薄葉紙収納箱)
10 箱体
T ティシューペーパー(家庭用薄葉紙)

Claims (7)

  1. 家庭用薄葉紙が収納された家庭用薄葉紙収納箱を搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送される前記家庭用薄葉紙収納箱の一対の妻面部を各々切断する切断部と、
    前記切断部よりも搬送方向下流に設けられ、前記切断部により前記一対の妻面部が切断された前記家庭用薄葉紙収納箱に対して、当該家庭用薄葉紙収納箱の搬送方向と直交する方向から空気を吹き付けて当該家庭用薄葉紙収納箱内の家庭用薄葉紙を当該家庭用薄葉紙収納箱の外部に出す分別部と、
    を備えたことを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱の分別装置。
  2. 前記搬送部は、
    上面に前記家庭用薄葉紙収納箱を載置可能な固定搬送部と、
    前記固定搬送部よりも上方に設けられ、前記家庭用薄葉紙収納箱の高さに合わせて高さ調節可能な可動搬送部と、を備え、
    前記切断部及び前記分別部において、前記固定搬送部と前記可動搬送部とにより前記家庭用薄葉紙収納箱を挟持した状態で搬送することを特徴とする請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納箱の分別装置。
  3. 前記搬送部の中途に設けられ、前記搬送部により搬送されている家庭用薄葉紙収納箱を所定の位置に位置決めする位置決め部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納箱の分別装置。
  4. 前記固定搬送部は、
    一対の側面部の一方を底にして上面に載置された複数の家庭用薄葉紙収納箱を搬送方向に沿って搬送する第1固定搬送部と、
    前記第1固定搬送部よりも下方であって、搬送方向上流側の端部が前記第1固定搬送部の搬送方向下流側の端部よりも上流側となるように配置された第2固定搬送部と、
    を備え、
    前記位置決め部は、前記第2固定搬送部の中途に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の家庭用薄葉紙収納箱の分別装置。
  5. 当該分別装置を移動させる移動機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱の分別装置。
  6. 家庭用薄葉紙が収納された家庭用薄葉紙収納箱の分別方法であって、
    前記家庭用薄葉紙収納箱を搬送する搬送工程と、
    前記搬送工程で搬送される前記家庭用薄葉紙収納箱の一対の妻面部を各々切断する切断工程と、
    前記切断工程で前記一対の妻面部が切断された前記家庭用薄葉紙収納箱に対して、当該家庭用薄葉紙収納箱の搬送方向と直交する方向から空気を吹き付けて当該家庭用薄葉紙収納箱内の家庭用薄葉紙を当該家庭用薄葉紙収納箱の外部に出す分別工程と、
    を含む家庭用薄葉紙収納箱の分別方法。
  7. 一対の側面部の一方を底にして上面に載置された複数の家庭用薄葉紙収納箱を搬送方向に沿って搬送する第1固定搬送部と、
    前記第1固定搬送部よりも下方であって、搬送方向上流側の端部が前記第1固定搬送部の搬送方向下流側の端部よりも上流側となるように配置された第2固定搬送部と、
    を備え、
    前記搬送工程は、
    第1固定搬送部により複数の家庭用薄葉紙収納箱を搬送方向に沿って1〜30m/分の速度で搬送する第1搬送工程と、
    第2固定搬送部により、前記第1搬送工程で搬送された複数の家庭用薄葉紙収納箱を、底面部又は上面部を底にした状態で搬送方向に沿って第1搬送工程よりも速い20〜50m/分の速度で搬送する第2搬送工程と、
    を含むことを特徴とする請求項6に記載の家庭用薄葉紙収納箱の分別方法。
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