JP2015026556A - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2015026556A
JP2015026556A JP2013156340A JP2013156340A JP2015026556A JP 2015026556 A JP2015026556 A JP 2015026556A JP 2013156340 A JP2013156340 A JP 2013156340A JP 2013156340 A JP2013156340 A JP 2013156340A JP 2015026556 A JP2015026556 A JP 2015026556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
plate
collar
flange portion
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013156340A
Other languages
English (en)
Inventor
巧 中岸
Takumi Nakagishi
巧 中岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2013156340A priority Critical patent/JP2015026556A/ja
Publication of JP2015026556A publication Critical patent/JP2015026556A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】樹脂製のコネクタのコネクタハウジングの歪みを防止できる技術を提供する。【解決手段】コネクタ10は樹脂製のハウジング30とハウジング30に取り付けられた複数の端子11とを備えている。ハウジング30は、フランジ部31と、フード部35とを備えている。フランジ部31は板状の略長方形形状を有しており、長手方向の両サイドが半円形状を呈している。フランジ部31には、フード部35を避けた領域に、複数のカラー20がインサート成形によって設けられている。さらに、フランジ部31の内部に金属プレート50がインサート成形によって埋設されている。金属プレート50は、枠状形状を呈しており、フランジ部31の形状に対応して略長方形であって長手方向両サイドが半円になっている。【選択図】図5

Description

本発明は、コネクタに係り、樹脂製のハウジングを有するコネクタに関する。
車両等に用いられるコネクタにおいては、接続状態を良好に維持したり、また、接続の際に作用する力を小さくするために、形状にゆがみが発生しないことが重要となる。
図9に公知のコネクタ510を示す。図示のコネクタ510は、複数の端子511、ハウジング530を備えている。ハウジング530は樹脂製であって所定厚さの板状のフランジ部531と、フランジ部531の一方の面から突出するフード部535とを備えている。また、フランジ部531には、ボルト挿通用の金属製の筒状のカラーが配置されている。また、ハウジング530には端子511がフランジ部531を貫通して配置され、一方が露出し他方がフード部535に覆われている。
ここで、例えば、樹脂製のフランジ部531に、図示の一点破線で示すような歪みが発生すると、それに伴い金属製の端子の向きがずれてしまって、接続が難しくなって大きな力が必要になる。場合によっては、接続ができなくなってしまうことがある。また、そのようなゆがみが発生することを前提とした場合、設計の自由度が著しく低下してしまうことがある。また、フランジ部531やフード部535等に作用する力によってひび割れ等が発生するおそれが高くなり、それを見越した厚さ設計をする必要がある。したがって、寸法精度を所望に維持する技術が重要となる。
そのため、寸法精度を維持させるための技術が各種提案されている。例えば、ケースの強度を維持するとともに端子金具(バスバー収容部)の寸法精度を維持する電気接続箱(コネクタ)がある(例えば特許文献1参照)。具体的には、コネクタを構成する樹脂製のハウジング部分を覆う金属製のアウターカバーを備え、そのアウターカバーにカラーが一体形成されている。このような構成を採用することで、金属製の筐体にボルトで固定した樹脂製のコネクタが、金属と樹脂の熱膨張係数の違いに起因する反り等の歪みを防いでいる。
特開2004−357410号公報
ところで、特許文献1に開示の技術では、樹脂製のハウジング部分を金属製のアウターカバーが覆っているが、筐体との熱膨張係数の違いによる歪み防止にはある程度の効果は期待できるものの、それ以外を要因とするコネクタの樹脂製部分の歪みに対しては別な技術が必要とされていた。
本発明の目的は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決する技術を提供することにある。
本発明は、樹脂製のコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに取り付けられた端子とを備えるコネクタであって、前記コネクタハウジングは、板状のフランジ部と、前記フランジ部の外形形状に合わせて形成され前記フランジ部の内部に埋設されたプレートと、を備える。
前記プレートは、前記フランジ部の内部に埋設されたカラーに取り付けられてもよい。
前記プレートは、複数に分割された分割プレートから構成され、前記カラーに取り付けられて前記複数の分割プレートが一体として構成されてもよい。
前記プレートは枠状形状を呈するプレート本体と前記カラーとが一体に形成されて前記プレートと前記カラーとが取り付けられた状態となっており、前記プレート本体が前記フランジ部の内部に埋設されてもよい。
前記フランジ部は、取り付けられた部品との間でシール性を確保可能にシール部材を収容してもよい。
本発明によれば、樹脂製のコネクタのコネクタハウジングの歪みを防止できる。
発明の実施形態に係る、コネクタの正面図である。 発明の実施形態に係る、コネクタの平面図である。 発明の実施形態に係る、コネクタの側面図である。 発明の実施形態に係る、コネクタの斜視図である。 発明の実施形態に係る、内部の金属プレートを破線で示したコネクタの斜視図である。 発明の実施形態に係る、金属プレートの斜視図である。 発明の実施形態の第1の変形例に係る、コネクタの平面図である。 発明の実施形態の第2の変形例に係る、コネクタの平面図である。 背景技術に係る、コネクタの平面図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照しつつ説明する。
図1は本実施形態に係るコネクタ10の正面図である。図2はコネクタ10の平面図である。図3はコネクタ10の側面図である。図4はコネクタ10の斜視図である。このコネクタ10の外形的な特徴は図9で説明したコネクタ510と同様の構造を有している。
図示のように、コネクタ10は樹脂製のハウジング30とハウジング30に取り付けられた複数の端子11とを備えている。
ハウジング30は、フランジ部31と、フード部35とを備えている。フランジ部31は所定厚さの板状の略長方形形状を有しており、長手方向(図1では左右方向)の両サイドが半円形状を呈している。
フランジ部31の所定の領域には複数の端子11が貫通して設けられている。さらに、フランジ部31の一方の面から筒状のフード部35が一体に延出して形成されている。ここでは、3つのフード部35が設けられており、それぞれの内部には端子11の一方側が突出して配置されている。
また、フランジ部31には、フード部35を避けた領域に、複数のカラー20がインサート成形によって設けられている。カラー20は一般的な構造を有する金属製の筒状体であって、ボルトを挿通して所定の部材にコネクタ10を固定するために用いられる。ここでは例えば、図1に示すように、フランジ部31の長手方向両サイドの半円部分の略中央にそれぞれ1つと、長手方向中央より左下にオフセットした位置及び右上にオフセットした位置にそれぞれ1つ、合計4つのカラー20が設けられている。
また、フランジ部31の一方の面(フード部35が設けられていない側の面)には溝部39が設けられている。溝部39には環状の所定のパッキン(シール部材)が配置される。コネクタ10を所定の部材に取り付ける際には、フード部35が設けられていない側、つまり溝部39が設けられている側が、所定の部材(部品)に当接してボルト固定され、シール性が確保される。このパッキンの潰し量を一定にでき、ガタツキ防止及びシール性低下の防止が実現できる。
つづいて図5及び図6を参照して本実施形態において特に特徴的な構成を説明する。
図5は内部の金属プレート50を破線で示したコネクタの斜視図である。また、図6は、金属プレート50を示す斜視図である。
図5の破線に示すように、フランジ部31の内部に金属プレート50がインサート成形によって埋設されている。
図6に示すように、金属プレート50は、枠状形状を呈しており、フランジ部31の形状に対応して略長方形であって長手方向両サイドが半円になっている。つまり、フランジ部31の外形より若干縮小した形状であって、フランジ部31に完全に埋設されている。
より具体的には、金属プレート50は、第1のプレート本体51a及び第2のプレート本体51bから構成されている。第1のプレート本体51aは上側部分のパーツであり、第2のプレート本体51bは下側部分のパーツである。第1のプレート本体51a及び第2のプレート本体51bは、カラー20に設けられた所定の嵌合用溝部(図示せず)に取り付けられることで、実質的に一体の金属プレート50となる。
第1のプレート本体51a及び第2のプレート本体51bが一体になった状態の金属プレート50において、フード部35の対応する位置(フード部35の根元部分)にはフード用開口53が形成されており、一端がフード部35に収容される端子11がフランジ部31を貫通して取り付け可能になっている。つまり、第1のプレート本体51aにはフード用開口53に対応する位置に開口外縁に相当する枠部53aが形成されている。第2のプレート本体51bにもフード用開口53に対応する位置に枠部53bが形成されている。また、第1のプレート本体51a及び第2のプレート本体51bが一体になった状態の金属プレート50には、カラー20に対応する位置にカラー用開口56が形成される。
第1のプレート本体51aは、カラー20と嵌合する構造としてカラー挟持部56aを備える。同様に第2のプレート本体51bもカラー20と嵌合する構造としてカラー挟持部56bを備える。上述のようにカラー20が4箇所に設けられることから、第1のプレート本体51aのカラー挟持部56aは4箇所に枠部53aから腕状に延出した部分の端部に2本の指状形状を備える。指状のカラー挟持部56aがカラー20の所定の溝に嵌め込まれる。また、同様に、第2のプレート本体51bのカラー挟持部56bも4箇所に枠部53bから腕状に延出した部分の端部に2本の指状形状を備える。指状のカラー挟持部56aがカラー20の所定の溝に嵌め込まれる。
第1のプレート本体51aと第2のプレート本体51bとは、カラー挟持部56a、56bで一部が前後に重なるようにカラー用開口56を構成してカラー20に取り付けられる。
なお、金属プレート50(第1のプレート本体51a、第2のプレート本体51b)の形状及び厚さは、フランジ部31に想定される歪みに応じて適宜設定可能である。また、歪み防止の観点から剛性を確保しやすい金属製のプレート(金属プレート50)を例示したが、所望の剛性を確保でき歪みが発生しにくい材料であればフランジ部31に埋設するプレートとして適用可能である。
上述の様な構成のコネクタ10を採用することで、金属プレート50が樹脂の梁の機能を果たすため、フランジ部31に発生する歪みを回避できる。また、製造時から金属プレート50が埋設されているため、樹脂製部品(フランジ部31)が歪んで反り等が発生した後に金属部品で歪みを補正するといった状態にならない。したがって、歪みを補正することで樹脂製部品にひび割れ等の破損が発生するといった事態を回避できる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素及びその組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
図7は第1の変形例に係る金属プレート150aの斜視図である。図示のように、金属プレート150aは、上述の金属プレート50(第1及び第2のプレート本体51a、51b)に相当する構成として一部品のプレート本体151を備えて構成されている。フード部35に対応する位置にはフード用開口153が形成されている。
さらに、金属プレート150aは、上述のコネクタ10においてフランジ部31に埋設されてカラー20に対応する部材として、プレートカラー部157を備える。プレートカラー部157は、カラー20と同様に筒状であって内部にボトルが挿通可能な開口が形成されている。
本変形例では、ボルトからの力がフランジ部31に作用する場合、プレート本体151全体から作用することになるため、局地的に力が作用する状態を回避できる。そのため、上述の実施形態と同様の効果の他に、ボルト等の外部から作用する力によってフランジ部31に歪みや破損等が発生することを効果的に回避できる。また、カラー20に対応する部品がプレートカラー部157と一体に構成されるので、部品点数の削減ができ、さらにインサート成形時の作業工数削減ができる。
図8は第2の変形例に係る金属プレート150bの斜視図である。本変形例の金属プレート150bは、第1の変形例の金属プレート150aのプレート本体151に折り曲げ部158を設けた構成である。具体的には、プレート本体151の上下の外縁部分に折り曲げ部158を設けて、剛性を強めている。なお、折り曲げ部158を設ける位置は図示の位置(プレート本体151の上下外縁)に限る趣旨ではなく内側開口部分に形成されてもよい。なお、実施形態の金属プレート50に折り曲げ部が形成されてもよい。
10 コネクタ
11 端子
20 カラー
30 ハウジング
31 フランジ部
35 フード部
39 溝部
50、150a、150b 金属プレート
51a 第1のプレート本体
51b 第2のプレート本体
53 フード用開口
53a、53b、153 枠部
56 カラー用開口
56a、56b カラー挟持部
151 プレート本体
157 プレートカラー部
158 折り曲げ部

Claims (5)

  1. 樹脂製のコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに取り付けられた端子とを備えるコネクタであって、
    前記コネクタハウジングは、
    板状のフランジ部と、
    前記フランジ部の外形形状に合わせて形成され前記フランジ部の内部に埋設されたプレートと、
    を備えることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記プレートは、前記フランジ部の内部に埋設されたカラーに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記プレートは、複数に分割された分割プレートから構成され、前記カラーに取り付けられて前記複数の分割プレートが一体として構成されることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記プレートは枠状形状を呈するプレート本体と前記カラーとが一体に形成されて前記プレートと前記カラーとが取り付けられた状態となっており、前記プレート本体が前記フランジ部の内部に埋設されていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  5. 前記フランジ部は、取り付けられた部品との間でシール性を確保可能にシール部材を収容することを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載のコネクタ。
JP2013156340A 2013-07-29 2013-07-29 コネクタ Pending JP2015026556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013156340A JP2015026556A (ja) 2013-07-29 2013-07-29 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013156340A JP2015026556A (ja) 2013-07-29 2013-07-29 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015026556A true JP2015026556A (ja) 2015-02-05

Family

ID=52491058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013156340A Pending JP2015026556A (ja) 2013-07-29 2013-07-29 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015026556A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018526770A (ja) * 2015-07-29 2018-09-13 モレックス エルエルシー モジュラコネクタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018526770A (ja) * 2015-07-29 2018-09-13 モレックス エルエルシー モジュラコネクタ
EP3329557A4 (en) * 2015-07-29 2019-03-06 Molex, LLC MODULAR CONNECTOR
KR102064300B1 (ko) * 2015-07-29 2020-01-09 몰렉스 엘엘씨 모듈형 커넥터

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9295175B2 (en) Seal structure for electronic control device
JP5624180B2 (ja) コネクタ
JP5926951B2 (ja) コネクタ
JP2011198839A (ja) クリップ端子
JP2007157339A (ja) コネクタの取付構造及び取付方法
JP2004356523A (ja) 電子回路基板の収容ケース
JP5939809B2 (ja) 車両用ドアの止水構造
JP2015026556A (ja) コネクタ
US20150373867A1 (en) Electronics housing
JP5630089B2 (ja) 電気接続箱
JP5929692B2 (ja) 電気接続箱
JP6622005B2 (ja) コネクタ
JP5194157B2 (ja) プリント基板の保持構造
JP2017199630A (ja) バスバー及び電気接続箱
JP5560087B2 (ja) 変形防止機構を備えた回路基板
US11431158B2 (en) Resin structure
JP2014123659A (ja) 電子機器及びその製造方法
JP6370285B2 (ja) シールドカバー
JP2010017069A (ja) 組み付け部品
JP6167782B2 (ja) ハウジング及び現像ハウジング
JP2015032784A (ja) ターミナル保護構造
JP5634384B2 (ja) 樹脂封止型パワー半導体モジュール
JP6588064B2 (ja) 車体構造及びバンパフェイス
JP5229583B2 (ja) 機器用コネクタ
CN102783260B (zh) 安装结构