JP2015032784A - ターミナル保護構造 - Google Patents

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康夫 水嶋
泰弘 村上
Yasuhiro Murakami
泰弘 村上
義友 塚
Yoshitomo Tsuka
義友 塚
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Abstract

【課題】ストッパ部の形状を工夫することで、ターミナルカバーが傾いた姿勢でターミナルガードに嵌め込まれたとしても、ストッパ部が削り取られるのを抑える。
【解決手段】ターミナルカバー(30)の嵌め込み方向から見て、第2ストッパ部(36b)において第2ガード壁部(25)よりも突出している余肉部の長さbが、第1ストッパ部(36a)において第1ガード壁部(22)よりも突出している余肉部の長さaよりも大きくなるように設定される。
【選択図】図4

Description

本発明は、ターミナル保護構造に関するものである。
従来より、圧縮機のケーシング側面から外方に突出するターミナルの周囲をターミナルガード及びターミナルカバーで覆うようにしたターミナル保護構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ターミナルガードは、ターミナルの周囲に立設された金属製の部品であり、組み立て作業時にターミナルが変形しないように保護している。ターミナルガードの側壁面には、係合孔が形成されている。
ターミナルカバーは、ターミナルの端子ピンに電気配線を接続した後でこの接続部分を保護するための樹脂製の部品である。ターミナルカバーの側壁面には、ターミナルガードの係合孔に係合する爪部が設けられている。また、ターミナルカバーには、ターミナルガードの開口側の端縁に当接して嵌め込み方向の位置決めを行うストッパ部が設けられている。
特許第3995013号公報
ここで、ターミナルカバーとターミナルガードとの寸法誤差を考慮して、嵌め込み方向から見てターミナルカバーとターミナルカバーとの間に、所定のがたつきを許容できる隙間を設けておくことが好ましい。
しかしながら、ターミナルカバーとターミナルガードとの隙間が大きいと、ターミナルカバーをターミナルガードに嵌め込む際に、ターミナルカバーが爪部を中心に回動して前傾姿勢となってしまう。
そして、ターミナルカバーが傾いた姿勢のままでターミナルガードに対して嵌め込むと、ターミナルカバーの上部に設けられたストッパ部とターミナルガードの上端縁とのかかり代が少なくなってストッパ部の一部が削り取られてしまうという問題がある。ここで、ターミナルカバーは、メンテナンス作業の際に繰り返し着脱する部材であるから、その都度、ストッパ部が削り取られてしまい、最終的には、ストッパとしての役割を果たすことができなくなるおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ストッパ部の形状を工夫することで、ターミナルカバーが傾いた姿勢でターミナルガードに嵌め込まれたとしても、ストッパ部が削り取られるのを抑えることにある。
本発明は、ケーシング(11)の側壁面から外方に突出するターミナル(15)と、該ターミナル(15)の周囲に立設され且つ係合孔(23)が形成されたターミナルガード(20)と、該係合孔(23)に係合する爪部(33)が設けられ且つ該ターミナルガード(20)に嵌め込まれることで該ターミナル(15)を覆うターミナルカバー(30)とを備えたターミナル保護構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、前記ターミナルガード(20)は、前記係合孔(23)が形成された第1ガード壁部(22)と、該第1ガード壁部(22)に直交する第2ガード壁部(25)とを有し、
前記ターミナルカバー(30)は、前記爪部(33)が設けられた第1カバー壁部(32)と、該第1カバー壁部(32)に直交する第2カバー壁部(35)とを有し、
前記第1カバー壁部(32)及び前記第2カバー壁部(35)には、前記ターミナルカバー(30)を前記ターミナルガード(20)に嵌め込んだときに、前記第1ガード壁部(22)の端縁及び前記第2ガード壁部(25)の端縁に当接して嵌め込み方向の位置決めを行うストッパ部(36)が設けられており、
前記ターミナルカバー(30)の嵌め込み方向から見て、前記ストッパ部(36)において前記第1ガード壁部(22)よりも突出している余肉部の長さa[mm]、該ストッパ部(36)において前記第2ガード壁部(25)よりも突出している余肉部の長さb[mm]が、
b>a
という条件を満たすように設定されていることを特徴とするものである。
第1の発明では、ターミナルカバー(30)の嵌め込み方向から見て、ストッパ部(36)において第2ガード壁部(25)よりも突出している余肉部の長さbが、ストッパ部(36)において第1ガード壁部(22)よりも突出している余肉部の長さaよりも大きくなるように設定される。
このような構成とすれば、ターミナルカバー(30)が傾いた姿勢でターミナルガード(20)に嵌め込まれたとしても、ストッパ部(36)が削り取られるのを抑えることができる。
具体的に、通常、ターミナルガード(20)とターミナルカバー(30)との間には、嵌め込み方向から見て所定のがたつきを許容できる隙間が設けられている。しかしながら、この隙間が大きいと、ターミナルカバー(30)が爪部(33)を中心に回動して傾いた姿勢となってしまう。例えば、ターミナルカバー(30)の両側壁面に爪部(33)が設けられている場合には、ターミナルカバー(30)が前傾姿勢となってしまう。そして、ターミナルカバー(30)が傾いた姿勢のままでターミナルガード(20)に対して嵌め込むと、ターミナルカバー(30)の上部に設けられたストッパ部(36)とターミナルガード(20)の上端縁とのかかり代が少なくなってストッパ部(36)が削り取られてしまうという問題がある。
これに対し、本発明では、嵌め込み時にターミナルカバー(30)が爪部(33)を中心に回動することを考慮して、第1カバー壁部(32)に直交する第2カバー壁部(35)側のストッパ部(36)の余肉部の長さbを、第1カバー壁部(32)側のストッパ部(36)の余肉部の長さaよりも大きく設定している。これにより、ターミナルカバー(30)が傾いた姿勢でターミナルガード(20)に対して嵌め込んだ場合でも、ストッパ部(36)と第2ガード壁部(25)とのかかり代が十分に大きく確保されているので、ストッパ部(36)が削り取られてしまうのを抑えることができる。
第2の発明は、第1の発明において、
前記ターミナルカバー(30)は、前記ターミナルガード(20)の内側に嵌め込まれるように形成され、
前記ターミナルカバー(30)に設けられた前記爪部(33)及び前記ストッパ部(36)は、該ターミナルカバー(30)の外周面から外方に突出していることを特徴とするものである。
第2の発明では、ターミナルガード(20)の内側にターミナルカバー(30)が嵌め込まれるので、ターミナルカバー(30)の外周面から外方に突出するストッパ部(36)がターミナルガード(20)の端縁に当接して、嵌め込み方向の位置決めが行われる。
第3の発明は、第1の発明において、
前記ターミナルカバー(30)は、前記ターミナルガード(20)の外側に嵌め込まれるように形成され、
前記ターミナルカバー(30)に設けられた前記爪部(33)及び前記ストッパ部(36)は、前記ターミナルカバー(30)の内周面から内方に突出していることを特徴とするものである。
第3の発明では、ターミナルガード(20)の外側にターミナルカバー(30)が嵌め込まれるので、ターミナルカバー(30)の内周面から内方に突出するストッパ部(36)がターミナルガード(20)の端縁に当接して、嵌め込み方向の位置決めが行われる。
第4の発明は、第3の発明において、
前記ストッパ部(36)は、前記ターミナルカバー(30)の内周面に沿って全周に亘って連続的に延びていることを特徴とするものである。
第4の発明では、ターミナルカバー(30)の内周面から内方に突出するストッパ部(36)がターミナルガード(20)の端縁の全周に亘って当接して、嵌め込み方向の位置決めが行われる。
本発明によれば、嵌め込み時にターミナルカバー(30)が爪部(33)を中心に回動することを考慮して、第1カバー壁部(32)に直交する第2カバー壁部(35)側のストッパ部(36)の余肉部の長さbを、第1カバー壁部(32)側のストッパ部(36)の余肉部の長さaよりも大きく設定している。これにより、ターミナルカバー(30)が傾いた姿勢でターミナルガード(20)に対して嵌め込んだ場合でも、ストッパ部(36)と第2ガード壁部(25)とのかかり代が十分に大きく確保されているので、ストッパ部(36)が削り取られてしまうのを抑えることができる。
本発明の実施形態1に係る圧縮機の構成を示す側面図である。 ターミナルカバーをターミナルガードに嵌め込む前の状態を示す側面図である。 ターミナルカバーをターミナルガードに嵌め込んだ状態を示す側面図である。 図3のA方向矢視図である。 本実施形態2に係るターミナルカバーをターミナルガードに嵌め込む前の状態を示す側面図である。 ターミナルカバーをターミナルガードに嵌め込んだ状態を示す側面図である。 図6のB−B矢視断面図である。 本実施形態2の変形例を示す図7相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
《実施形態1》
図1は、本発明の実施形態に係る圧縮機の構成を示す正面図である。図1に示すように、圧縮機(10)は、冷凍サイクルにおける低圧の冷媒を高圧まで圧縮するためのものであり、縦型円筒状のケーシング(11)を備えている。
ケーシング(11)内には、図示しない圧縮機構とモータとが収容されて全密閉型に構成されている。ケーシング(11)の上部には、吸入管(12)が接続されている。ケーシング(11)の側壁面には、吐出管(13)が接続されている。
図2及び図3に示すように、ケーシング(11)の側壁面には、ターミナル(15)が取り付けられている。ターミナル(15)は、モータ配線用の端子ピン(15a)と、端子ピン(15a)をケーシング(11)に取り付けるための絶縁部材(17)とを有する。端子ピン(15a)の両端部は、ケーシング(11)の内方及び外方にそれぞれ突出している。端子ピン(15a)の内側の端部は、図示しないリード線によってモータに接続されている。端子ピン(15a)の外側の端部には、電気配線(16)が接続されている(図1参照)。ターミナル(15)の周囲は、ターミナルガード(20)及びターミナルカバー(30)によって覆われている。
ターミナルガード(20)は、ケーシング(11)の側壁面に沿って取り付けられ且つターミナル(15)を挿通させる開口孔(21a)が形成されたガード底部(21)と、ガード底部(21)の左右両端縁に立設された一対の第1ガード壁部(22)と、ガード底部(21)の上下両端縁に立設されて第1ガード壁部(22)に直交する一対の第2ガード壁部(25)とを有する金属製の部材である。
第1ガード壁部(22)には、後述するターミナルカバー(30)の爪部(33)を係合するための矩形状の係合孔(23)が形成されている。下側の第2ガード壁部(25)には、ターミナル(15)の端子ピン(15a)に接続された電気配線(16)をターミナルガード(20)の外側に引き出すためのガード側開口部(25a)が設けられている。
ターミナルカバー(30)は、ターミナルガード(20)の開口部を塞ぐカバー底部(31)と、カバー底部(31)の左右両端縁に立設された一対の第1カバー壁部(32)と、カバー底部(31)の上下両端縁に立設されて第1カバー壁部(32)に直交する一対の第2カバー壁部(35)とを有する樹脂製の部材である。ターミナルカバー(30)は、ターミナルガード(20)の内側に嵌め込まれる。
第1カバー壁部(32)には、上下方向の略中央で且つターミナルガード(20)寄りの位置に、爪部(33)が設けられている。爪部(33)は、ターミナルカバー(30)の外周面から外方に突出している。
また、第1カバー壁部(32)には、ターミナルガード(20)側に開口するように切り欠かれたスリット部(32a)が形成されている。スリット部(32a)は、爪部(33)を挟むように爪部(33)の上側及び下側にそれぞれ形成されている。これにより、第1カバー壁部(32)におけるスリット部(32a)で挟まれた部分は、板厚方向に弾性変形可能となっている。そして、ターミナルカバー(30)をターミナルガード(20)に嵌め込む際には、爪部(33)が形成された第1カバー壁部(32)が弾性変形するので、爪部(33)を係合孔(23)に容易に係合させることができる。
下側の第2カバー壁部(35)には、ターミナル(15)に接続された電気配線(16)をターミナルカバー(30)の外側に引き出すためのカバー側開口部(35a)が設けられている。
ターミナルカバー(30)には、ターミナルガード(20)に嵌め込んだ際に、嵌め込み方向の位置決めを行うためのストッパ部(36)が設けられている。ストッパ部(36)は、第1カバー壁部(32)に設けられた第1ストッパ部(36a)と、第2カバー壁部(35)に設けられた第2ストッパ部(36b)とを有する。
図4に示すように、第1ストッパ部(36a)は、第1カバー壁部(32)における爪部(33)よりも上側の位置で幅方向外方に突出するように設けられている。第1ストッパ部(36a)の長さは、ターミナルカバー(30)をターミナルガード(20)に嵌め込んだときに、先端部が第1ガード壁部(22)の端縁に当接するように設定されている。
第2ストッパ部(36b)は、上側の第2カバー壁部(35)における幅方向中央位置で上方に突出するように設けられている。また、下側の第2カバー壁部(35)における幅方向両端の円弧状の隅部にも第2ストッパ部(36b)が設けられている。第2ストッパ部(36b)の長さは、ターミナルカバー(30)をターミナルガード(20)に嵌め込んだときに、先端部が第2ガード壁部(25)の端縁に当接するように設定されている。
このような構成とすれば、第1ストッパ部(36a)及び第2ストッパ部(36b)が第1ガード壁部(22)及び第2ガード壁部(25)に当接する位置までターミナルカバー(30)をターミナルガード(20)に対して嵌め込むことで、嵌め込み方向の位置決めを行うことができる。
ところで、通常、ターミナルガード(20)とターミナルカバー(30)との間には、嵌め込み方向から見て、所定のがたつきを許容できる隙間が設けられている。しかしながら、この隙間が大きいと、ターミナルカバー(30)が爪部(33)を中心に回動して前傾姿勢となってしまう。そして、ターミナルカバー(30)が傾いた姿勢のままでターミナルガード(20)に対して嵌め込むと、上側の第2ストッパ部(36b)と上側の第2ガード壁部(25)の端縁とのかかり代が少なくなって第2ストッパ部(36b)が削り取られてしまうという問題がある。
そこで、本実施形態では、嵌め込み時にターミナルカバー(30)が爪部(33)を中心に回動することを考慮して、第2ストッパ部(36b)の形状を工夫するようにした。
具体的に、図4に示すように、ターミナルカバー(30)の嵌め込み方向から見て、第1ストッパ部(36a)において第1ガード壁部(22)よりも突出している余肉部の長さa[mm]、第2ストッパ部(36b)において第2ガード壁部(25)よりも突出している余肉部の長さb[mm]が、下記の(1)式を満たすように設定されている。
b>a ・・・(1)
つまり、第2ストッパ部(36b)の余肉部の長さbを、第1ストッパ部(36a)の余肉部の長さaよりも大きく設定することで、第2ストッパ部(36b)と第2ガード壁部(25)とのかかり代を十分に大きく確保するようにしている。
このような構成とすれば、ターミナルカバー(30)が爪部(33)を中心に回動して、ターミナルカバー(30)が傾いた姿勢でターミナルガード(20)に対して嵌め込んだ場合でも、第2ストッパ部(36b)が第2ガード壁部(25)の端縁に確実に当接することとなる。そのため、第2ストッパ部(36b)が第2ガード壁部(25)によって削り取られてしまうのを抑えることができる。
《実施形態2》
図5は、本実施形態2に係るターミナルカバーをターミナルガードに嵌め込む前の状態を示す側面図である。図5に示すように、前記実施形態1との違いは、ターミナルカバー(30)をターミナルガード(20)の外側に嵌め込むようにした点であるため、以下、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点に付いてのみ説明する。
図5及び図6に示すように、ターミナルカバー(30)は、ターミナルガード(20)の開口部を塞ぐカバー底部(31)と、カバー底部(31)の左右両端縁に立設された一対の第1カバー壁部(32)と、カバー底部(31)の上下両端縁に立設されて第1カバー壁部(32)に直交する一対の第2カバー壁部(35)とを有する樹脂製の部材である。ターミナルカバー(30)は、ターミナルガード(20)の外側に嵌め込まれる。
第1カバー壁部(32)には、上下方向の略中央で且つターミナルガード(20)寄りの位置に、爪部(33)が設けられている。爪部(33)は、ターミナルカバー(30)の内周面から内方に突出している。
ターミナルカバー(30)には、ターミナルガード(20)に嵌め込んだ際に、嵌め込み方向の位置決めを行うためのストッパ部(36)が設けられている。
図7に示すように、ストッパ部(36)は、ターミナルカバー(30)の四隅に設けられ、ターミナルカバー(30)の内周面から内方に突出している。ストッパ部(36)の長さは、ターミナルカバー(30)をターミナルガード(20)に嵌め込んだときに、先端部が第1ガード壁部(22)及び第2ガード壁部(25)の端縁に当接するように設定されている。
このような構成とすれば、ストッパ部(36)が第1ガード壁部(22)及び第2ガード壁部(25)に当接する位置までターミナルカバー(30)をターミナルガード(20)に対して嵌め込むことで、嵌め込み方向の位置決めを行うことができる。
ここで、図7に示すように、ターミナルカバー(30)の嵌め込み方向から見て、ストッパ部(36)において第2ガード壁部(25)よりも突出している余肉部の長さbは、ストッパ部(36)において第1ガード壁部(22)よりも突出している余肉部の長さaよりも大きく設定されている。つまり、ストッパ部(36)と第2ガード壁部(25)とのかかり代を十分に大きく確保するようにしている。
このような構成とすれば、ターミナルカバー(30)が爪部(33)を中心に回動して、ターミナルカバー(30)が傾いた姿勢でターミナルガード(20)に対して嵌め込んだ場合でも、ストッパ部(36)が第2ガード壁部(25)の端縁に確実に当接することとなる。そのため、ストッパ部(36)が第2ガード壁部(25)によって削り取られてしまうのを抑えることができる。
《実施形態2の変形例》
図8は、本実施形態2の変形例を示す図7相当図である。図8に示すように、ストッパ部(36)は、ターミナルカバー(30)の内周面に沿って全周に亘って連続的に延びている。
そして、ターミナルカバー(30)の嵌め込み方向から見て、ストッパ部(36)において第2ガード壁部(25)よりも突出している余肉部の長さbは、ストッパ部(36)において第1ガード壁部(22)よりも突出している余肉部の長さaよりも大きく設定されている。
これにより、ストッパ部(36)と第2ガード壁部(25)とのかかり代を十分に大きく確保するとともに、ストッパ部(36)がターミナルガード(20)の端縁の全周に亘って当接して、嵌め込み方向の位置決めが行われる。
《その他の実施形態》
前記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
本実施形態では、ターミナルカバー(30)の左右両側の壁部に爪部(33)を設けるようにしたが、この形態に限定するものではなく、ターミナルカバー(30)の上下両側の壁部に爪部(33)を設けてもよい。この場合には、ターミナルカバー(30)が爪部(33)を中心に左右方向に回動するので、ターミナルガード(20)の左右両側壁の端縁に当接するストッパ部(36)の余肉部の長さを大きくすればよい。
以上説明したように、本発明は、ストッパ部の形状を工夫することで、ターミナルカバーが傾いた姿勢でターミナルガードに嵌め込まれたとしても、ストッパ部が削り取られるのを抑えることができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
11 ケーシング
15 ターミナル
20 ターミナルガード
22 第1ガード壁部
23 係合孔
25 第2ガード壁部
30 ターミナルカバー
32 第1カバー壁部
33 爪部
35 第2カバー壁部
36 ストッパ部

Claims (4)

  1. ケーシング(11)の側壁面から外方に突出するターミナル(15)と、該ターミナル(15)の周囲に立設され且つ係合孔(23)が形成されたターミナルガード(20)と、該係合孔(23)に係合する爪部(33)が設けられ且つ該ターミナルガード(20)に嵌め込まれることで該ターミナル(15)を覆うターミナルカバー(30)とを備えたターミナル保護構造であって、
    前記ターミナルガード(20)は、前記係合孔(23)が形成された第1ガード壁部(22)と、該第1ガード壁部(22)に直交する第2ガード壁部(25)とを有し、
    前記ターミナルカバー(30)は、前記爪部(33)が設けられた第1カバー壁部(32)と、該第1カバー壁部(32)に直交する第2カバー壁部(35)とを有し、
    前記第1カバー壁部(32)及び前記第2カバー壁部(35)には、前記ターミナルカバー(30)を前記ターミナルガード(20)に嵌め込んだときに、前記第1ガード壁部(22)の端縁及び前記第2ガード壁部(25)の端縁に当接して嵌め込み方向の位置決めを行うストッパ部(36)が設けられており、
    前記ターミナルカバー(30)の嵌め込み方向から見て、前記ストッパ部(36)において前記第1ガード壁部(22)よりも突出している余肉部の長さa[mm]、該ストッパ部(36)において前記第2ガード壁部(25)よりも突出している余肉部の長さb[mm]が、
    b>a
    という条件を満たすように設定されていることを特徴とするターミナル保護構造。
  2. 請求項1において、
    前記ターミナルカバー(30)は、前記ターミナルガード(20)の内側に嵌め込まれるように形成され、
    前記ターミナルカバー(30)に設けられた前記爪部(33)及び前記ストッパ部(36)は、該ターミナルカバー(30)の外周面から外方に突出していることを特徴とするターミナル保護構造。
  3. 請求項1において、
    前記ターミナルカバー(30)は、前記ターミナルガード(20)の外側に嵌め込まれるように形成され、
    前記ターミナルカバー(30)に設けられた前記爪部(33)及び前記ストッパ部(36)は、該ターミナルカバー(30)の内周面から内方に突出していることを特徴とするターミナル保護構造。
  4. 請求項3において、
    前記ストッパ部(36)は、前記ターミナルカバー(30)の内周面に沿って全周に亘って連続的に延びていることを特徴とするターミナル保護構造。
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