JP2015006905A - スタンディングパウチ - Google Patents

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JP2015006905A JP2013132580A JP2013132580A JP2015006905A JP 2015006905 A JP2015006905 A JP 2015006905A JP 2013132580 A JP2013132580 A JP 2013132580A JP 2013132580 A JP2013132580 A JP 2013132580A JP 2015006905 A JP2015006905 A JP 2015006905A
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公一 桃川
Koichi Momokawa
公一 桃川
幹雄 柳内
Mikio Yanagiuchi
幹雄 柳内
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Toppan Inc
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Abstract

【課題】底部シール部を下にして立たせたときに、内容物の重さにより、底シール部の左右中央部分が凹んでしまうことのないスタンディングパウチを提供する。
【解決手段】表フィルム1と裏フィルム2の間の下端に二つ折りした底部材3を、折り部を上にして挟み込み、底シール部4を船底型にシールしたスタンディングパウチであって、底シール部内の左右中央部分に、底部材と表フィルムの間、及び、底部材と裏フィルムの間に未シール部を設け、未シール部に気体を充填して膨らんだ、横長の独立充填室5を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、スタンディングパウチに関するものである。
包装袋には、さまざまな機能が要求されている。ひとつには内容物の劣化を防ぐという保護機能があり、また、輸送運搬上の取り扱いを容易にする機能が要求される一方、販売の上でお客様の目を引く、または、贈答用などで美粧性を求められるものもある。
この包装袋の形状も各種あり、3方シール袋、4方シール袋、ピロー袋、ガゼット袋などさまざまなものがある。また、底部にガゼット部を設けて、底部を船底型にシールにしたスタンディングパウチもある。
このスタンディングパウチは、自立させて陳列させることができて消費者の目に留まりやすいとともに、袋の大きさの割に内容量を多くすることができるので、トイレタリーなどの詰め替え容器として、広く用いられるようになってきた。
このようなスタンディングパウチの場合、特にサイズの大きいものでは、包装袋の材質に腰がないと、店頭等での陳列時や卓上使用時に袋の上部が折れ曲がり、見栄えが悪くなったり、自立性を失って倒れたりするという問題点があった。
そのため、サイドシール部の一方もしくは双方に、上下方向に延びる長方形状の閉じた輪郭でなる未シール部が形成されて、未シール部にエアを注入し、袋に保形性と自立性を保持させたスタンディングパウチがある(例えば、特許文献1)。
また、一般的な従来のスタンディングパウチでは、縦方向の保形性があっても、底部シール部4を下にして立たせたときに、内容物の重さにより、底シール部4の左右中央部分が凹んで、図3のように凹み9ができてしまうことがよくある。このように底シール部4に凹み9が発生すると、見栄えが悪く意匠性が低下するとともに、輸送時の振動や、落下時の衝撃などによる物理的強度の低下も懸念される。
公知文献を以下に示す。
特開2009−12800号公報
本発明は上記した事情に鑑みてなされたもので、底部シール部を下にして立たせたときに、内容物の重さにより、底シール部の左右中央部分が凹んでしまうことのないスタンディングパウチを提供することを課題としている。
本発明は係る課題に解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、表フィルムと裏フィルムの間の下端に二つ折りした底部材を、折り部を上にして挟み込み、底シール部を船底型にシールしたスタンディングパウチであって、前記底シール部内の左右中央部分に、前記底部材と前記表フィルムの間、及び、前記底部材と前記裏フィルムの間に未
シール部を設け、該未シール部に気体を充填して膨らんだ、横長の独立充填室を設けたことを特徴とするスタンディングパウチである。
本発明の請求項2の発明は、前記スタンディングパウチのサイドシール部内に未シール部を設け、該未シール部に気体を充填して膨らんだ、縦長のサイド部独立充填室を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスタンディングパウチである。
本発明のスタンディングパウチは、底部シール部を下にして立たせたときに、内容物の重さにより、底シール部の左右中央部分が凹んでしまうことがない。
本発明のスタンディングパウチの一例を模式的に示した説明図である。(A)平面図である。(B)(A)のX−X部の断面図である。 本発明のスタンディングパウチの他の例を模式的に平面で示した説明図である。 従来のスタンディングパウチの一例を模式的に示した説明図である。
以下、本発明を実施するための形態につき説明する。
図1は、本発明のスタンディングパウチの一例を模式的に示した説明図である。(A)平面図である。(B)(A)のX−X部の断面図である。
本例のスタンディングパウチ100は、表フィルム1と裏フィルム2の間の下端に二つ折りした底部材3を、折り部を上にして挟み込み、底シール部4が船底型にシールされている。
この底シール部4内の左右中央部分に、底部材3と表フィルム1の間、及び、底部材3と裏フィルム2の間に未シール部が設けられ、この未シール部に気体を充填して膨らんだ、横長の独立充填室5が設けられている。また、一方のサイドシール部6の上部の一隅には、注ぎ口となる口栓7が取り付けられている。
このように、底シール部4内の左右中央部分に、気体を充填して膨らんだ、横長の独立充填室5が設けられているので、底部シール部4を下にして立たせたときに、内容物の重さにより、底シール部4の左右中央部分が凹んでしまうことがない。
本例のスタンディングパウチ100の表フィルム1、裏フィルム2や底部材3としては、基材フィルムとシーラント層が積層された積層フィルムが好ましく用いられる。基材フィルムとしては、ナイロン、ポリエチレンテフタレート、あるいは、ポリプロピレンなどの延伸フィルムや、無延伸フィルムが用いられる。また、これらを組み合わせて用いることが出来る。
更には、バリア層として、アルミニウム箔を設けてもよい。また、アルミニウムなどの金属や、アルミナ、または、シリカなどの無機物の蒸着層を設けてもよい。これらを、単層または多層で用いてもよい。
シーラント層としては、熱可塑性樹脂で熱溶着が可能な低密度ポリエチレンフィルム、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム、未延伸ポリプロピレンフィルムなどを用いることができる。
また、必要に応じて絵柄印刷層を設けることができる。絵柄印刷層を設ける印刷方式は
、特に限定するものではないが、通常、グラビア印刷、あるいは、フレキソ印刷が用いられる。
独立充填室5に充填する気体としては、特に限定されない。使用される温度領域で気体であればよく、空気や窒素ガスなどが好ましく用いられる。
本例のスタンディングパウチ100は、以下の様にスタンディングパウチの製袋機を利用して製袋することができる。
独立充填室5を未シール部として底シール部4に設け、また、口栓7を取り付ける隅部と、内容物充填口となる天シール部に未シール部分を残してシールし、全体を抜き加工により打ち抜き外形を形成させる。
次に、独立充填室5に気体を、図示しない注入孔などから加圧して吹き込み、口栓7をシールして取り付け、天シール部の未シール部分から内容物を充填してシールすることによって、内容物が充填されたスタンディングパウチ100が製袋される。
図2は、本発明のスタンディングパウチの他の例を模式的に平面で示した説明図である。
本例のスタンディングパウチ200では、スタンディングパウチ100と同様に、表フィルム1と裏フィルム2の間の下端に二つ折りした底部材3を、折り部を上にして挟み込み、底シール部4が船底型にシールされている。
この底シール部4内の左右中央部分に、底部材3と表フィルム1の間、及び、底部材3と裏フィルム2の間に未シール部が設けられ、この未シール部に気体を充填して膨らんだ、横長の独立充填室5が設けられている。
そして、一方のサイドシール部6aの上部の一隅には、注ぎ口となる口栓7が取り付けられていて、他方のサイドシール部6b内に未シール部を設け、この未シール部に気体を充填して膨らんだ、縦長のサイド部独立充填室8が設けられている。
このように、スタンディングパウチ200は、スタンディングパウチ100と同様に、横長の独立充填室5により、底シール部4の左右中央部分が凹んでしまうことがないという効果があるとともに、更に、サイドシール部6b内に設けられたサイド部独立充填室により、スタンディングパウチ200の上部が折れ曲がり、見栄えが悪くなることもなく、保形性と自立性を保つことができる。
以下に、本発明の具体的実施例について説明する。
二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム12μm、二軸延伸ナイロンフィルム15μm、アルミニウム箔9μm、直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを順次2液硬化型ウレタン系接着剤を用いて、ドライラミネーション法によって貼り合わせて、表裏のフィルムと底部材1用の積層フィルムを作成した。尚、表裏のフィルムの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムの厚さは180μm、底部材1の直鎖状低密度ポリエチレンフィルムの厚さは60μmで作成した。
この積層フィルムを用いて、図1の形状で、高さが282.5mm、幅が178.0mmで、容量が900mLのスタンディングパウチを作成した。尚、独立充填室5は、長径
が8mmで、短径が2mmの楕円形で設け、空気を独立充填室5が膨らむように充填した。
また、内容物として水900mLを充填した。以上のようにして、実施例のスタンディングパウチを作成した。
以下に本発明の比較例について説明する。
比較例として、独立充填室5を底シール部4に設けなかった以外は、実施例と同様にして、比較例のスタンディングパウチを作成した。
<比較結果>
実施例のスタンディングパウチは、底部シール部を下にして立たせたときに、内容物の重さにより、底シール部の左右中央部分が凹んでしまうことがなく、見栄えがよかった。
一方、比較例のスタンディングパウチは、底部シール部を下にして立たせたときに、内容物の重さにより、図3のように底シール部の左右中央部分が凹んでしまった。
以上のように、本発明のスタンディングパウチは、底部シール部を下にして立たせたときに、底シール部の左右中央部分が凹むことなく、意匠性に優れ、輸送時の振動や、落下時の衝撃などによる物理的強度の低下も低減できると考えられる。
100、200・・・スタンディングパウチ
1・・・表フィルム
2・・・裏フィルム
3・・・底部材
4・・・底シール部
5・・・独立充填室
6、6a、6b・・・サイドシール部
7・・・口栓
8・・・サイド部独立充填室

Claims (2)

  1. 表フィルムと裏フィルムの間の下端に二つ折りした底部材を、折り部を上にして挟み込み、底シール部を船底型にシールしたスタンディングパウチであって、前記底シール部内の左右中央部分に、前記底部材と前記表フィルムの間、及び、前記底部材と前記裏フィルムの間に未シール部を設け、該未シール部に気体を充填して膨らんだ、横長の独立充填室を設けたことを特徴とするスタンディングパウチ。
  2. 前記スタンディングパウチのサイドシール部内に未シール部を設け、該未シール部に気体を充填して膨らんだ、縦長のサイド部独立充填室を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスタンディングパウチ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009012800A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Toppan Printing Co Ltd エアバッグ付スタンディングパウチ
JP2011143928A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Toppan Printing Co Ltd 自立袋

Patent Citations (2)

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