JP2015000646A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸発器を流れ出た風が、加熱用熱交換器の下流側壁面に回り込むのを抑制できる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】車両用空調装置は、加熱用熱交換器の下流側の風流れをガイドするガイド板100を有する。ガイド板100には、第1経路K1を形成するために、加熱用熱交換器の下流側壁面90から延在し、車両天井方向Uに曲がった第1ガイド101を有する。かつ、冷却用熱交換器と加熱用熱交換器以外のその他の熱交換器保持のために、加熱用熱交換器の車両天井方向端部9t1から延在し、車両床方向Dに曲がった第2ガイド102を有する。更に、第1ガイド101から第2ガイド102の先端102t1に向けて延在する第3ガイド103を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、空調ケース内に蒸発器からの冷風を加熱する加熱用熱交換器を備えた車両用空調装置に関するものである。特に、加熱用熱交換器の車両天井方向を上記冷風が加熱用熱交換器をバイパスして流れる場合の意図しない加熱用熱交換器の下流側壁面による上記冷風の加熱を抑制する車両用空調装置に関する。
従来、特許文献1に記載の車両用空調装置がある。この装置は、蒸発器から出た冷風をスライドドアからなる第1エアミックスドアおよび第2エアミックスドアで制御して加熱用熱交換器側に流している。
上記各エアミックスドアから出た冷風は、加熱用熱交換器内部を通過する風、加熱用熱交換器をバイパスして加熱用熱交換器の上部(車両天井方向)を通過する風、および加熱用熱交換器下部(車両床方向)を通過する風に分かれる。そして、これらの風は、ウインドシールドに向かうデフ吹出口、乗員の顔部分に向かうフェイス吹出口、および乗員の足元に向かうフット吹出口から車室内に吹出される。
特開2013−14284号公報
上記特許文献1の技術によると、加熱用熱交換器上部(車両天井方向)を通過する風が、加熱用熱交換器の下流側に回りこみ、加熱用熱交換器の下流側壁面で加熱されてしまうことがある。これにより、車両室内に吹出す空調風の温度が変動する。
特に、上記特許文献1のような内外気2層仕様の車両用空調装置では、バイパス用の冷風通路が熱交換器を中心とした上方向と下方向に別れている。従って、フェイス吹出口から車室内を最大限に冷房する、いわゆる、FACEモードMaxCool時において、加熱用熱交換器上部(車両天井方向)をバイパスして通過する風が、加熱用熱交換器の下流表面側の空間に大きく流れ込む。この結果、加熱用熱交換器下流表面側の空間に大きく流れ込んだ風が、加熱用熱交換器の下流側壁面と熱交換し易い。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目して成されたものであり、その目的は、冷却用熱交換器を流れ出た風が、加熱用熱交換器の下流側壁面に回り込むのを抑制できる車両用空調装置を提供することにある。
従来技術として列挙された特許文献の記載内容は、この明細書に記載された技術的要素の説明として、参照によって導入ないし援用することができる。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、本発明の車両用空調装置は、車室内の内気および車室外の外気を冷却する冷却用熱交換器(8)と、冷却用熱交換器(8)の風流れ下流側に配置された加熱用熱交換器(9)とを有する。
かつ、冷却用熱交換器(8)を通過した冷風の加熱用熱交換器(9)による加熱の程度を調整するために冷却用熱交換器(8)と加熱用熱交換器(9)との間に配置されたエアミックスドア(10)を有する。また、車両用空調装置は、エアミックスドア(10)によって温度調整された風を車室内に向けて吹出す吹出口(47、48、50)を有する。かつ、加熱用熱交換器(9)の風流れ下流側に配置され加熱用熱交換器(9)から出た風を吹出口(47、48、50)に導く風流れ規制壁(100)を有する。
また、冷却用熱交換器(8)から出た冷風が、エアミックスドア(10)により風流れを制御されて加熱用熱交換器(9)の内部を通過して加熱用熱交換器(9)の下流側から車両天井方向(U)に上昇して吹出口(47、48)に至る第1経路(K1)を有する。
更に、冷却用熱交換器(8)から出た冷風が、エアミックスドア(10)により風流れを制御されて加熱用熱交換器(9)の内部を通過しないで加熱用熱交換器(9)の車両天井方向(U)から吹出口(48)に至る第2経路(K2)を有する。
そして車両用空調装置の風流れ規制壁(100)は、加熱用熱交換器(9)の下流側の風流れをガイドする複数のガイド板(100)から成る。このガイド板(100)は、第1ガイド(101)と、第2ガイド(102)と、第3ガイド(103)と、を少なくとも有している。
第1経路(K1)を形成するために、第1ガイド(101)が加熱用熱交換器(9)の下流側壁面(90)から下流側に延在し、かつ車両天井方向(U)に曲がっている。第2ガイド(102)は、加熱用熱交換器(9)の車両天井方向端部(9t1)から下流側に延在し、かつ車両床方向(D)に曲がって形成されている。
第3ガイド(103)は、第1ガイド(101)から第2ガイド(102)の先端(102t1)に向けて延在している。そして、第1ガイド(101)の先端(101t1)は、第2ガイド(102)の先端(102t1)よりも加熱用熱交換器(9)から離れて設けられている。
この発明によれば、風が流れる経路として第1経路(K1)と、第2経路(K2)とを有する。第1経路(K1)は、冷却用熱交換器(8)から出た冷風がエアミックスドア(10)により風流れを制御されて加熱用熱交換器(9)の内部を通過して加熱用熱交換器(9)の下流側から車両天井方向(U)に上昇して吹出口(47、48)に至る。第2経路(K2)は、冷却用熱交換器(8)から出た冷風がエアミックスドア(10)により風流れを制御されて加熱用熱交換器(9)の内部を通過しないでバイパスして加熱用熱交換器(9)の車両天井方向(U)から吹出口(48)に至る。
加熱用熱交換器(9)の下流側における風流れに影響を与えるガイド板(100)(101、102、103)が設けられる。このガイド板(100)は、第1経路(K1)を形成するために、加熱用熱交換器(9)の下流側壁面(90)から下流側に延在し、かつ車両天井方向(U)に曲がった第1ガイド(101)を有する。よって、加熱用熱交換器(9)の内部を出た加熱空気は第1経路(K1)に導かれる。
更に、ガイド板(100)は、その他の熱交換器保持のために、加熱用熱交換器(9)の車両天井方向端部(9t1)から下流側に延在し、かつ車両床方向(D)に曲がった第2ガイド(102)を有する。また、第1ガイド(101)の先端(101t1)は、第2ガイド(102)の先端(102t1)よりも加熱用熱交換器(9)から離れて設けられている。
このため、第1ガイド(101)の先端(101t1)と第2ガイド(102)の先端(102t1)との間から侵入し加熱用熱交換器(9)の下流側壁面(90)に触れて加熱される接触加熱風(F1)が発生する。
この接触加熱風(F1)を抑制するために、第1ガイド(101)から第2ガイド(102)の先端(102t1)に向けて延在する第3ガイド(103)を有する。これにより、接触加熱風(F1)が抑制され空調風の温度変動が抑制できる。
次に、本発明の車両用空調装置は、第3ガイド(103)の先端(103t1)から第2ガイド(102)の先端(102t1)までの寸法を寸法Aとしている。また、第1ガイド(101)の先端(101t1)から第2ガイド(102)の先端(102t1)までの寸法を寸法Bとしている。その上で、寸法Aが、寸法Bの長さの0.7倍から1.3倍の範囲に設定されている。
この発明によれば、寸法Aが、寸法Bの長さの0.7倍から1.3倍の範囲に設定されているから、接触加熱風(F1)を抑制しながら第1経路(K1)の形成と第2経路(K2)の形成を両立させることができる。
次に、本発明の車両用空調装置は、寸法Aと、寸法Bとの大小関係が、B≦A≦1.3×Bである。この発明によれば、寸法Aおよび寸法Bは、空気流れの入口および出口寸法を規定している。出て行く風は第1経路K1を通る風である。一方、入る風は第1ガイド101の先端101t1と第2ガイド102の先端102t1との間から侵入する。そして侵入した風は、加熱用熱交換器9の下流側壁面90に触れて加熱される接触加熱風F1となる。寸法Aが寸法Bより小さい(A<B)場合、第1経路K1を通る風流れの通風抵抗となり、風量が低下し、好ましい風量配分が得られず、かつ送風騒音が大きく成る。しかし、寸法Aと、寸法Bとの大小関係を、B≦A≦1.3×Bとすることにより、それらの弊害を無くすことができる。
なお、特許請求の範囲および上記各手段に記載の括弧内の符号ないし説明は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を分かり易く示す一例であり、発明の内容を限定するものではない。
本発明の第1実施形態における車両用空調装置の空調ケース内の配置を示す摸式構成図である。 上記実施形態における車両用空調装置の空調ユニットの一部を示す断面構成図である。 上記第1実施形態における車両用空調装置が搭載された車室内を示す斜視図である。 図2に示した空調ユニット内の風流れを説明する断面構成図である。 図4の一部を拡大した一部断面構成図である。 本発明の第2実施形態における車両用空調装置の空調ダクト内の配置を示す構成図である。 本発明の第3実施形態における車両用空調装置の空調ダクト内の配置を示す構成図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部を説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。
各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組合せることも可能である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1ないし図5を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態を示す車両用空調装置1を模式的に示している。図2は、上記実施形態における車両用空調装置の空調ユニットの一部を示している。図2中、上(U)下(D)前(F)後(B)の各矢印は、車両搭載状態における上方(車両天井方向U)、下方(車両床方向D)、前方(車両前進方向F)、後方(車両後進方向B)を、夫々示している。この第1実施形態は、内気と外気を別々の通風路で送風することができる内外気2層構造を採用した車両用空調装置1である。
図1において、空調ユニットを成す空調ケース2への流入口には外気吸込口3および内気吸込口4が形成され、枢軸5を中心に実線位置と破線位置との間を揺れ動く内外気切替ドア6により内気または外気が選択される。
選択された空気は、空調用送風機7により空調ケース2内に導かれ蒸発器から成る冷却用熱交換器8、加熱用熱交換器9、および第1エアミックスドア10a、第2エアミックスドア10b(総称してエアミックスドア10という)により温度コントロールされる。
図2においては、これら第1エアミックスドア10a、第2エアミックスドア10bが摺動する空調ケースに設けたガイド溝10a1、10b1が図示されている。温度コントロールされた空調風は車室内へ送風される。
外気吸込口3から、空調用送風機7により空調ケース2内に吸い込まれた空気は、外気通風路26を通じて、冷却用熱交換器8を通過することで除湿される。加熱用熱交換器9およびエアミックスドア10により温度コントロールされた空調風は、デフロスタ吹出口(DEFとも記す)47およびフェイス(FACEとも記す)吹出口48より送風されることで防曇性を確保している。
以下、詳細に説明する。車両用空調装置1の通風系は、大別して、空調用送風機ケース21と、空調ケース2との2つの部分に分かれている。空調用送風機ケース21は、車室内の計器盤下方部のうち、中央部から助手席方向へオフセットして配置されている。これに対し、空調ケース2は、車室内の計器盤下方部のうち、車両左右方向の略中央部に配置されている。
空調用送風機ケース21は、内外気切替箱22と、この内外気切替箱22を通して空気を吸入して送風する空調用送風機7を有している。内外気切替箱22には、外気(車室外空気)を導入する外気導入口3と、内気(車室内空気)を導入する内気導入口4とが形成されている。この両導入口3、4は、内外気切替ドア6により開閉される。この実施形態では、内外気切替ドア6は電動アクチュエータによって駆動されるようになっている。
空調用送風機7は、遠心式ファンと駆動用モータとスクロールケースとから構成されている。空調用送風機7は、スクロールケース内でファンが回転する。空調用送風機ケース21は、外気を送風する外気モード、内気を送風する内気モード、および外気と内気とを区別して送風する内外気2層モードを切り替え可能になっている。
空調ケース2内に蒸発器からなる冷却用熱交換器8と、エンジン冷却水が流れるヒータコアから成る加熱用熱交換器9とが内蔵されている。空調ケース2はポリプロピレンのような、ある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂の成形品からなる。
空調ケース2は、具体的には複数の分割ケースからなり、この複数の分割ケースは、上記熱交換器8、9と、後述の空気流れを制御するドア等の機器とを収納した後に、ネジ等の締結手段により一体に結合されて構成される。
空調ケース2のうち最も車両前方側の部位の側面には2つの空気入口23、24が形成されている。2つの空気入口23、24は、空調用送風機ケース21の分割された2つのスクロールケースに対応しており、外気モードでは2つの空気入口23、24の両方に外気が流入し、内気モードでは2つの空気入口23、24の両方に内気が流入する。
そして、内外気2層モードでは、2つの空気入口23、24のうち第1の空気入口23に一方のスクロールケースからの外気が流入し、2つの空気入口23、24のうち第2の空気入口24に他方のスクロールケースからの内気が流入する。
空調ケース2内には、仕切り板25が配置されている。仕切り板25は、空調ケース2内の空気通路を、第1の空気入口23から流入した空気が流れる外気通風路26と、第2の空気入口24から流入した空気が流れる内気通風路27とに仕切るためのものである。実際には仕切り板25は、図2のように、冷却用熱交換器8の上流側部分25a、加熱用熱交換器9の上流側部分25b、加熱用熱交換器9の下流側部分25cを有している。
従って、内外気2層モードでは、外気通風路26に外気が流れ、内気通風路27に内気が流れる。仕切り板25は、空調ケース2内部において車両左右方向の全域にわたって延びるように形成されており、この実施形態では、空調ケース2と一体成形されている。
外気通風路26は、仕切り板25よりも上方方向(車両天井方向)の通路であり、内気通風路27は、仕切り板25よりも下方側(車両床方向)の通路である。すなわち、内気通風路27は、外気通風路26の下方側に配置されている。
空調ケース2内において、空気入口23、24の直後の部位に冷却用熱交換器8が配置されている。この冷却用熱交換器8は、空調ケース2内において上下方向の全域にわたって車両上下方向(鉛直方向)と略平行に配置されている。なお、冷却用熱交換器8の車両左右方向の幅寸法(図2の紙面奥行き寸法)は、空調ケース2の幅寸法と略同等に設計されている。
冷却用熱交換器8は、冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空調空気から吸熱して空調空気を冷却し、冷媒が通過する偏平チューブとこれに接合されたコルゲートフィンとからなる熱交換用コア部を有している。
冷却用熱交換器8の熱交換用コア部は、仕切り板25(25a、25b)の一部に設けられた貫通孔25hを貫通するように配置され、上部が外気通風路26、下部が内気通風路27に位置している。従って、冷却用熱交換器8の熱交換用コア部の上部は、外気通風路26を流れる空気(矢印Y11)を冷却し、熱交換用コア部の下部は、内気通風路を流れる空気(矢印12)を冷却する。
図1において摸式的に示した熱交換器周辺部の構造を図2を用いて詳しく説明する。冷却用熱交換器8の空気流れ下流側(車両後方側)に、所定の間隔を開けて加熱用熱交換器9を成すヒータコアが配置されている。この加熱用熱交換器9は、空調ケース2内の下方側において、車両上下方向に対して若干傾斜して配置されている。加熱用熱交換器9の車両左右方向の幅寸法は、空調ケース2の幅寸法と略同等に設計されている。
加熱用熱交換器9は、冷却用熱交換器8を通過した冷風を加熱する熱交換器であって、高温のエンジン冷却水(熱交換媒体)が通過する複数本のチューブ(偏平チューブ)とこれに接合されたコルゲートフィンとからなる熱交換用コア部を有している。
また、加熱用熱交換器9は、複数本のチューブに対するエンジン冷却水の分配または集合を行うタンクとして、熱交換用コア部の上方側に配置された上方側タンクと、熱交換用コア部の下方側に配置された下方側タンクとを有している。しかし、図2は全体を模式的に図示しているためタンクは示されていない。
加熱用熱交換器9の熱交換用コア部は、仕切り板25に設けられた貫通孔を貫通するように配置され、上部が外気通風路26、下部が内気通風路27に位置している。このような加熱用熱交換器9の配置を可能にするために、仕切り板25の一部25bは、冷却用熱交換器8と加熱用熱交換器9との間で下方側に屈曲している。これにより、熱交換用コア部の上部は、外気通風路26を流れる空気を加熱し、熱交換用コア部の下部は、内気通風路27を流れる空気を加熱する。
図1のように、空調ケース2内において加熱用熱交換器9と冷却用熱交換器8との間の部位には、温度調整手段をなす第1、第2エアミックスドア10(10a、10b)が配置されている。
第1エアミックスドア10aは、加熱用熱交換器9の熱交換用コア部の上部で加熱される温風と、上部に向かうバイパス風とを制御する。すなわち、第1冷風バイパス通路31を通って加熱用熱交換器9をバイパスする空気と加熱用熱交換器9内部を通過する空気との風量割合を調整する。加熱用熱交換器9の熱交換用コア部の上部からの温風と第1冷風バイパス通路31からの冷風は、第1空気混合部33において混合されて所望温度の空気となる。
第2エアミックスドア10bは、加熱用熱交換器9の熱交換用コア部の下部で加熱される温風と、第2冷風バイパス通路32を通って加熱用熱交換器9をバイパスする冷風との風量割合を調整する。加熱用熱交換器9の熱交換用コア部の下部からの温風と第2冷風バイパス通路32からの冷風は第2空気混合部34において混合されて所望温度の空気となる。
第1、第2エアミックスドア10は、スライド移動するスライドドアで構成されている。図示を省略しているが、第1、第2エアミックスドアは、板状のドア本体部とラックとが一体化された構成になっている。
第1エアミックスドア10aのラックは、第1シャフトに形成されたピニオン(図示せず)と噛み合うようになっており、第1シャフトが電動アクチュエータ(図示せず)により回転駆動される。これにより、第1シャフトの回転運動が第1エアミックスドア10aのスライド運動に変換され、第1エアミックスドア10aのスライド位置が調整されるようになっている。
同様に、第2エアミックスドア10bのラックは、第2シャフトに形成されたピニオン(図示せず)と噛み合うようになっており、第2シャフトを電動アクチュエータ(図示せず)が回転駆動する。これにより、第2シャフトの回転運動が第2エアミックスドア10bのスライド運動に変換され、第2エアミックスドア10bのスライド位置が調整されるようになっている。
なお、上記第1、第2シャフトは、車両左右方向に延びて空調ケース2の側面に回転可能に支持されている。第1、第2シャフトの一端部は、空調ケース2の側壁を貫通し、空調ケース2の外部にて電動アクチュエータ(図示せず)に連結されている。
第1エアミックスドア10aの幅方向両端部は、空調ケース2の側面に形成された第1ガイド溝10a1(図2)に挿入されている。第2エアミックスドア10bの幅方向両端部も、空調ケース2の側面に形成された第2ガイド溝10b1に挿入されている。
第1、第2ガイド溝10a1、10b1は、いずれも、空調ケース2の側面から空調ケース2の内方側に突出する一対の対向壁によって形成されている。第1ガイド溝10a1は、加熱用熱交換器9の空気流入面と略平行に、略上下方向に延びており、第1エアミックスドア10aの作動方向(スライド移動方向)を加熱用熱交換器9の空気流入面と略平行、かつ略上下方向にガイドする。
第2ガイド溝10b1は、第1ガイド溝10a1に比べて水平に近い方向に傾斜して延びており、第2エアミックスドア10bの作動方向(スライド移動方向)を第1エアミックスドア10aの作動方向(スライド移動方向)に比べて水平側に寝た方向にガイドする。
空調ケース2の上面部において、第1空気混合部33に隣接する部位にデフロスタ開口部41が開口している。このデフロスタ開口部41は、第1空気混合部33から温度制御された空調空気が流入するものであって、図示しないデフロスタダクトを介してデフロスタ吹出口47に接続されている。このデフロスタ吹出口47から、車両前面におけるウインドシールド(窓ガラス)46の内面に向けて風を吹き出す。
空調ケース2の上面部において、デフロスタ開口部41よりも車両後方側(乗員寄り)の部位にフェイス開口部42が開口している。このフェイス開口部42は、第1空気混合部33から温度制御された空調空気が流入するものである。
フェイス開口部42は、図示しないフェイスダクトを介して、計器盤上方側に配置されているフェイス吹出口(FACEとも記す)48に接続され、このフェイス吹出口48から車室内前席の乗員顔部に向けて風を吹き出す。デフロスタ開口部41およびフェイス開口部42は、図示しないドア(開口部ドア)により開閉される。
空調ケース2の車両後方部において、第2空気混合部34に隣接する部位にフット開口部43が開口している。このフット開口部43は、第2空気混合部34から温度制御された空調空気が流入するものであって、空調ケース2の左右両側の側面に開口している。
空調ケース2の車両後方部には、フット開口部43を開閉する図示しないフットドアが配置されている。このフットドアは、車両左右方向に配置された回転軸により回動するようになっており、図示しない電動アクチュエータに連結されて、このアクチュエータ機構により回転操作されるようになっている。仕切り板25は、加熱用熱交換器9の車両後方側にも延びて、第1、第2空気混合部33、34を図示しないドアと共に仕切る役割をも果たしている。
図3は、上記第1実施形態における車両用空調装置が搭載された車室内を示している。図1および図3に示すように、デフロスタ開口部41からの空気は、車両のウインドシールド46に向けてデフロスタ吹出口47を介して吹出される。
また、フェイス開口部41からの空気は、サイドフェイス吹出口(SD.FACEとも記す)48a、48bおよびセンターフェイス吹出口(CT.FACEとも記す)48c、48dを介して、乗員の顔部等に吹出される。
図3に示すようにサイドフェイス吹出口48a、48bは、車両の左右両端に設けられている。センターフェイス吹出口48c、48dは、計器盤の中央部に一対設けられている。なお、サイドフェイス吹出口48a、48bとセンターフェイス吹出口48c、48dとの両方を言う場合は、単に、フェイス吹出口48とも言う。
図4は、図2に示した空調ケース2内の風流れを説明している。図1〜図4を用いて、上記第1実施形態における車室内の風の流れを説明する。デフロスタ吹出口47(図3)とフェイス吹出口48からの風は車室内の上方を流れる。
この風は内外気二層構造とすることで、新鮮な空気である外気を多く含む。この外気を多く含む風は、センターフェイス吹出口48c、48dおよびサイドフェイス吹出口48a、48bから運転者顔部等に吹出される。
なお、図3の矢印Y32のように吹出方向を揺動させてもよい。また、フット開口部43から出てフット吹出口(FOOTとも記す)50(図3)から吹出される風は、車両室内の下部を循環する。この下部の足元を循環する風は、温かい空気である内気を多く含む。
つまり、外気導入口3(図1)から取り込まれた低湿度で新鮮な外気は、空調ケース2内の冷房用熱交換器8、および加熱用熱交換器9を通過したのち、デフロスタ吹出口47から吹出されてウインドシールド46の曇りを防止する。かつ、車室内上向部分に新鮮な空気を供給する一方、内気を内気導入口4から導入してフット吹出口50等から足元に暖かい空気を吹出す。
次に、本実施形態の車両用空調装置1の電気制御部の概要を説明する。車両用空調装置1は、図1の空調制御装置51により自動制御されるようになっている。この空調制御装置51は所謂ECUであり、マイクロコンピュータ等から構成されるもので、前述の空調用送風機ケース21および空調ケース2に装備される各種空調機器を予め設定されたプログラムに従って制御するものである。なお、空調制御装置51は、車両に搭載されたエンジンのイグニッションスイッチ(図示せず)がオンされたときに、車載バッテリー(図示せず)から電源が供給される。
空調制御装置51には、センサ群53からのセンサ信号、車室内前方の計器盤部に設置される空調用の操作パネル52からの操作信号が入力される。センサ群53には、車室外温度(外気温)Tamを検出する外気温センサ、車室内温度(内気温)Trを検出する内気温センサが含まれる。かつ、車室内への日射量Tsを検出する日射センサ、冷却用熱交換器8の吹出空気温度TEを検出する冷却用熱交換器後温度センサ、加熱用熱交換器9への温水温度Twを検出する水温センサ等が含まれる。
図示を省略しているが、操作パネル52には、設定温度(Tset)を設定する温度設定スイッチ、吹出モード設定スイッチ、内外気モード設定スイッチ、空調モード設定スイッチ等が設けられている。
次に、空調制御装置51により制御される各種空調機器の駆動手段として、以下のものがある。つまり、前述の内外気切替ドア6の駆動用モータ、空調用送風機7の駆動用モータ、第1、第2エアミックスドア10、図示を省略したフェイスドア、フットドア等の各種ドア用アクチュエータ機構の駆動用モータ等がある。
次に、上記構成における本実施形態の作動を説明する。本実施形態の車両用空調装置1では、車両作動状態において、操作パネル52から車両用空調装置1の作動信号が入力されると、空調制御装置51が、予めその記憶回路に記憶されている空調制御プログラムを実行する。
空調制御プログラムが実行されると、前述のセンサ群53により検出された検出信号および操作パネル52の操作信号が読込まれ、これらの信号に基づいて周知の車室内吹出空気の目標吹出温度(TAO)が算出される。
更に、空調制御装置51が目標吹出温度(TAO)に基づいて、空調用送風機7を駆動するファン駆動用モータ、空調ケース2の各種電動アクチュエータ等の制御状態を決定し、決定した制御状態が得られるように各種アクチュエータに制御信号を出力する。そして、再び、検出信号および操作信号の読込み→目標吹出温度(TAO)の算出→新たな制御状態の決定→制御信号の出力といったルーチンを繰り返す。
例えば、空調用送風機7の駆動用モータの制御状態については、目標吹出温度(TAO)に基づいて、予め記憶回路に記憶されている制御マップを参照して決定される。具体的には、目標吹出温度(TAO)の極低温域(最大冷房域)および極高温域(最大暖房域)で電動モータへ出力する制御電圧を最大として送風空気量を最大量付近に制御し、目標吹出温度(TAO)が中間温度域に近づくに伴って送風空気量を減少させる。
第1、第2エアミックスドア10用の電動アクチュエータについては、第1、第2エアミックスドア10の開度が目標開度(SW)となるように決定される。目標開度(SW)は、周知のように、冷却用熱交換器温度センサによって検出された冷却用熱交換器8の吹出空気温度TE、水温センサによって検出されたエンジン冷却水の温水温度Tw等から算出される。
なお、目標開度(SW)=100(%)は、第1、第2エアミックスドア10の最大暖房位置(MaxHot)であり、第1、第2冷風バイパス通路側を全閉とし、加熱用熱交換器9側を全開とする。また、目標開度(SW)=0(%)は、第1、第2エアミックスドア10の最大冷房位置(MaXCool)であり、第1、第2冷風バイパス通路側を全開とし、加熱用熱交換器9側を全閉とする。
内外気切替ドア6用の電動アクチュエータについては、目標吹出温度(TAO)に基づいて、予め空調制御装置51に記憶された制御マップを参照して決定する。本実施形態では、基本的に外気を導入する外気モードが優先されるが、目標吹出温度(TAO)が極低温域となる最大冷房時には内気モードが選択され、目標吹出温度(TAO)が極高温域となる最大暖房時には内外気2層モードが選択される。
吹出口モード切替手段用の電動アクチュエータについては、目標吹出温度(TAO)が低温域から高温域へと上昇するにつれて吹出口モードをフェイスモード→バイレベルモード→フットモードへと順次切替える。
従って、フェイスモードは、主に目標吹出温度(TAO)が低温域となる夏季の冷房時に選択され、バイレベルモードは、主に目標吹出温度(TAO)が中温域となる春秋季の空調時に選択される。また、フットモードは、主に目標吹出温度(TAO)が低温域となる冬季の冷房時に選択される。更に、車室内湿度センサを設けて、この湿度センサの検出値からウインドシールドに曇りが発生する可能性が高い場合には、デフロスタモードを選択するようにしてもよい。
また、本実施形態によると、加熱用熱交換器9は、第1エアミックスドア10aおよび第2エアミックスドア10bに対して車両後方側(水平方向一方側)に配置されている。第2エアミックスドア10bの第2ガイド溝10b1内におけるスライド移動方向は、スライド上端位置よりもスライド下端位置が車両後方側(加熱用熱交換器9側)に位置するように傾斜している。第2エアミックスドア10bのスライド下端位置は、第1エアミックスドア10aのスライド移動範囲よりも車両後方側(加熱用熱交換器9側)に位置する。
加熱用熱交換器9は、図2のように、第2エアミックスドア10bのスライド移動方向と同じ側に傾斜し、かつ少なくとも一部が第2エアミックスドア10bのスライド移動範囲の直上に位置するように配置されている。よって、空調ケース2の車両前後方向(水平方向)における体格を小型化できる。
また、第1エアミックスドア10aのスライド下端位置は、第2エアミックスドア10bのスライド上端位置よりも車両後方側(加熱用熱交換器9側)かつ下方側に位置しているので、空調ケース2の上下方向における体格を小型化できる。
また、第1エアミックスドア10aの第1シャフト取り付け孔10a2は、加熱用熱交換器9の上方側タンクに隣接して配置されている。第2エアミックスドア10bの第2シャフト取り付け孔10b2は、加熱用熱交換器9の下方側タンク13cに隣接して配置されている。よって、加熱用熱交換器9の熱交換コア部における空気の流通が第1シャフトおよび第2シャフトによって妨げられることを抑制できる。
以上の記述をまとめると、第1実施形態の車両用空調装置1は空調ケース2を有する。空調ケース2内に車室内の内気および車室外の外気を冷却する冷却用熱交換器8と、冷却用熱交換器8の風流れ下流側に配置された加熱用熱交換器9とを有する。
冷却用熱交換器8を通過した冷風の加熱用熱交換器9による加熱の程度を調整するために冷却用熱交換器8と加熱用熱交換器9との間に配置されたエアミックスドア10(10a、10b)を有する。
エアミックスドア10によって温度調整された風を車室内に向けて吹出す吹出口を有する。この吹出口は、図3のように、ウインドシールド46に向けて吹出すデフロスタ吹出口47と、サイドフェイス吹出口48a、48bと、センターフェイス吹出口48c、48dと、フット吹出口50とから成る。なお、サイドフェイス吹出口48a、48bと、センターフェイス吹出口48c、48dとは空調ケースの同一の開口部42(図1)から夫々異なるダクトで分岐しており、まとめてフェイス吹出口48とも称する。
加熱用熱交換器9の風流れ下流側に配置され、加熱用熱交換器9から出た風を上記各吹出口47、48、50に導く風流れ規制壁100(101、102、103)を図4のように有している。
冷却用熱交換器8から出た冷風が第1第2エアミックスドア10a、10bにより風流れを制御される。そして、加熱用熱交換器9の内部を通過して加熱用熱交換器9の下流側から車両天井方向Uに上昇してデフロスタ吹出口47およびフェイス吹出口48に至る第1経路K1が形成されている。
冷却用熱交換器8から出た冷風が第1第2エアミックスドア10a、10bにより風流れを制御されて加熱用熱交換器9の内部を通過しないで(バイパスして)流れる。この風は、加熱用熱交換器9の車両天井方向Uからデフロスタ吹出口47およびフェイス吹出口48に至る第2経路K2を形成している。
風流れ規制壁100は、加熱用熱交換器9の下流側における風流れをガイドするガイド板100(101、102、103等の総称)から成る。ガイド板100には、第1経路K1を形成するために、加熱用熱交換器9の下流側壁面90から直角方向に下流側に延在し、かつ車両天井方向Uに曲がった第1ガイド101を有する。
この第1ガイド101は、第1経路形成用のガイドである。なお、図4は、加熱用熱交換器9が取り付けられていない空調ケース2の構成を図示しているため、図4の下流側壁面90は、加熱用熱交換器9の下流側壁面90が配置される位置を示している。
更に、ガイド板100には、図4のように、加熱用熱交換器9の内部を通過しないで加熱用熱交換器9の車両天井方向Uからデフロスタ吹出口47およびフェイス吹出口48に至る第2経路K2に影響を与える第2ガイド102を有する。この第2ガイド102は、冷却用熱交換器8と加熱用熱交換器9以外のその他の熱交換器保持のために、加熱用熱交換器9の車両天井方向端部9t1から上記直角方向に沿って下流側に延在し、かつ車両床方向Dに曲がった形状を有している。
第1ガイド101の先端101t1は、第2ガイド102の先端102t1よりも加熱用熱交換器9から離れた部位に形成されている。そして、第1ガイド101から第2ガイド102の先端102t1に向けて延在する第3ガイド103を有する。この第3ガイドは、接触加熱風抑制用のガイドである。
図5は図4の一部を拡大して示している。図5には、第3ガイド103の先端103t1から第2ガイド102の先端102t1までの寸法が寸法Aとして表示されている。かつ、第1ガイド101の先端101t1から第2ガイド102の先端102t1までの寸法が、寸法Bとして表示されている。そして、寸法Aが、寸法Bの長さの0.7倍から1.3倍の範囲に設定されている。より好ましいものとするために、寸法Aと寸法Bとの大小関係は、B≦A≦1.3×Bに成るように設定される。
図2において、加熱用熱交換器9に流れる風を車両天井方向Uと車両床方向Dに二分する仕切り板25(25b、25c)が、冷却用熱交換器8の少なくとも下流側に設けられている。図1および図2に示すように、内外気2層構造とするために、仕切り板25は冷却用熱交換器8の上流側にも仕切り板25aとして形成されている。
図4のように、加熱用熱交換器9の下流側の仕切り板25cと第2ガイド102との間に第1ガイド101が形成されている。第1実施形態の空調ケース2は、仕切り板25の車両天井方向Uに車両外部の空気を流し、仕切り板25の車両床方向Dに車両内部の内気を流す内外気二層構造を有する。
冷却用熱交換器8は、冷媒が蒸発することにより冷却される蒸発器から成る。また、加熱用熱交換器9は、エンジン冷却水が流れるヒータコアから成る。なお、ヒータコアの代わりに、通電されることにより発熱する電気ヒータ、冷媒が凝縮することにより発熱する凝縮器のいずれかを採用することも可能である。
(第1実施形態の作用効果)
上記第1実施形態によれば、風が流れる経路として第1経路K1(図4の破線)と、第2経路K2(実線)とを有する。第1経路K1は、冷却用熱交換器8から出た冷風がエアミックスドア10により風流れを制御されて加熱用熱交換器9の内部を通過して加熱用熱交換器9の下流側から車両天井方向Uに上昇して開口部41、42に至る。
第2経路K2は、冷却用熱交換器8から出た冷風がエアミックスドア10により風流れを制御されて加熱用熱交換器9の内部を通過しないで(バイパスして)加熱用熱交換器9の車両天井方向Uから吹出口48等に至る。
加熱用熱交換器9の下流側における風流れに影響を与えるガイド板100(101、102、103等の総称)が設けられる。このガイド板100には、第1経路K1を形成するために、加熱用熱交換器9の下流側壁面90から下流側に延在し、かつ車両天井方向Uに曲がった第1ガイド101を有する。よって、加熱用熱交換器9の内部を出た加熱空気は第1経路K1に導かれる。
更に、ガイド板100には、その他の熱交換器保持のために、加熱用熱交換器9の車両天井方向端部9t1から下流側に延在し、かつ車両床方向Dに曲がった第2ガイド102を有する。また、第1ガイド101の先端101t1は、第2ガイド102の先端102t1よりも加熱用熱交換器9から離れて形成されている。
このため、第1ガイド101の先端101t1と第2ガイド102の先端102t1との間から侵入し加熱用熱交換器9の下流側壁面90に触れて加熱される接触加熱風F1(2点鎖線)が発生する。
この接触加熱風F1を抑制するために、第1ガイド101から第2ガイド102の先端102t1に向けて(かつ下流側壁面90と並行に)延在する第3ガイド103を有する。これにより、第3ガイド103と第1ガイド101との間において、矢印F2にて示すように風が動圧によりユーターンするため、接触加熱風F1が抑制され、空調風の温度の変動が抑制できる。
ちなみに、接触加熱風F1を抑制しようとして、第2ガイド102側に接触加熱風F1を阻止するリブを設けると、加熱用熱交換器9をバイパスする冷風の流れにより、リブの下流側に負圧が発生して、かえって加熱用熱交換器9の下流側壁面90から温風を吸い出してしまうことがあるため、このような構成は避けたほうが良い。
次に、図5のように、上記第1実施形態においては、第3ガイド103の先端103t1から第2ガイド102の先端102t1までの寸法を寸法Aとしている。また、第1ガイド101の先端101t1から第2ガイド102の先端102t1までの寸法を寸法Bとしている。そして、寸法Aを寸法Bの長さの0.7倍から1.3倍の範囲に設定している。これにより、接触加熱風F1を抑制しながら第1経路K1の形成と第2経路K2の形成を両立させることができる。
次に、上記寸法Aおよび寸法Bは、空気流れの入口および出口寸法を規定している。出て行く風は、第1経路K1を通る風である。一方、入る風は、第1ガイド101の先端101t1と第2ガイド102の先端102t1との間から侵入する。
そして侵入した風は、加熱用熱交換器9の下流側壁面90に触れて加熱される接触加熱風F1(2点鎖線)となる。上下方向の寸法Aが前後方向の寸法Bより小さい(A<B)と、第1経路K1を通る風流れの通風抵抗となり、風量が低下し、好ましい風量配分が得られず、かつ送風騒音が大きく成る。寸法Aと、寸法Bとの大小関係を、B≦A≦1.3×Bとすることにより、それらの弊害を無くすことができる。
次に、上記第1実施形態においては、加熱用熱交換器9に流れる風を車両天井方向Uと車両床方向Dに二分する仕切り板25(25b、25c)が、冷却用熱交換器8の下流側に設けられている。そして、加熱用熱交換器9の下流側の仕切り板25cと第2ガイド102との間に第1ガイド101が形成されている。
よって、加熱用熱交換器9の車両天井方向Uを通過する暖かい風を第1経路K1に沿って流し車室内上部に吹出すことができる。また、加熱用熱交換器9の下流側の仕切り板25cより車両床方向Dを流れる風を車室内の下部に吹出すことができる。
次に、上記第1実施形態の車両用空調装置の空調ケース2には、内外気2層構造が採用されている。従って、図3のウインドシールド46の曇り防止の効果が優れ、かつ乗員足元のフット吹出口50からは、内気の風を循環させ、暖房効率を向上させることができる。
なお、内外気2層仕様の空調ケース2では、冷風通路が熱交換器を中心とした上側と下側に別れている。そして、特に上側の通路では、フェイス吹出口48にいたる風が流れるフェイス開口部42から最大限度冷房した空調風を吹出すFACEモードMaxCool時において、加熱用熱交換器9前の空間に風が流れ込み易い。
この風が接触加熱風F1として加熱用熱交換器9の下流側壁面90と接触し熱交換されることが発生する。このことは、温度調整を正確に行うために不利になる。また、冷却用熱交換器8は冷媒が蒸発することにより冷却される蒸発器から成り、加熱用熱交換器9はエンジン冷却水が流れるヒータコアから成る。
上記第1実施形態においては、図4のように、接触加熱風F1を抑制するために、第1ガイド101から第2ガイド102の先端102t1に向けて延在する第3ガイド103を有する。一例では、第3ガイド103は、加熱用熱交換器9の下流側壁面90と並行に延在している。これにより、接触加熱風F1が第3ガイド103にブロックされて、接触加熱風F1の加熱用熱交換器9の下流側壁面90への流れが抑制され、空調風の温度の変動が抑制できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以降の各実施形態においては、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について説明する。なお、第2実施形態以下については、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明が援用される。
図6は、本発明の第2実施形態を示している。図6において、ヒータコアと成る加熱用熱交換器9の下流側にその他の熱交換器を成す加熱補助用熱交換器9xとなる電気ヒータが設けられている。この電気ヒータは、複数のPTCヒータの接続を切替えて発熱量を制御することができる。
なお、冷却用熱交換器8と加熱用熱交換器9以外のその他の熱交換器を構成する加熱補助用熱交換器9xは、第2ガイド102に上端が保持されている。また、加熱補助用熱交換器9xの下端は、加熱用熱交換器9の車両床方向端部9t2から延在し、かつ車両天井方向Uに曲がった下端ガイド104に保持されている。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる部分を説明する。図7は、本発明の第3実施形態を示している。図7において、車両用空調装置は内外気2層構造を形成する仕切り板25(25a〜25c)を有する。
この仕切り板25の下方に、冷却用熱交換器8と加熱用熱交換器9以外のその他の熱交換器を構成する加熱補助用熱交換器9x2が設けられている。この加熱補助用熱交換器9x2は、上端が仕切り板25cに保持され、下端が車両天井方向Uに曲がった下端ガイド104に保持されている。加熱補助用熱交換器9x2は、電気ヒータまたはヒートポンプサイクルを構成する凝縮器から構成される。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものである。
上記実施形態では、吹出空気温度の調整手段として、加熱用熱交換器9を通過する温風と加熱用熱交換器9をバイパスする冷風との風量割合を調整するエアミックスドア10としてスライドドアを用いている。しかし、エアミックスドア10として枢軸の周りを揺動する板状のドアを用いても良い。
また、内外気2層構造を持つ車両用空調装置に本発明を適用したが、内外気2層構造は一例であり、必須の構造ではない。更に、上記実施形態では、吹出モードドアとして3つの板状のドアを使用しているが、この3つの板状のドアの代わりに、複数の開口部を有する1つのフィルム状の吹出モードドアを使用できる。
25(25a〜25c) 仕切り板
47、48、50 吹出口
90 加熱用熱交換器の下流側壁面
100 ガイド板
101 第1ガイド
102 第2ガイド
101t1 第1ガイドの先端
102t1 第2ガイドの先端
103 第3ガイド
F1 接触加熱風

Claims (6)

  1. 車室内の内気および車室外の外気を冷却する冷却用熱交換器(8)と、
    前記冷却用熱交換器(8)の風流れ下流側に配置された加熱用熱交換器(9)と、
    前記冷却用熱交換器(8)を通過した冷風の前記加熱用熱交換器(9)による加熱の程度を調整するために前記冷却用熱交換器(8)と前記加熱用熱交換器(9)との間に配置されたエアミックスドア(10)と、
    前記エアミックスドア(10)によって温度調整された風を前記車室内に向けて吹出す吹出口(47、48、50)と、
    前記加熱用熱交換器(9)の風流れ下流側に配置され前記加熱用熱交換器(9)から出た風を前記吹出口(47、48、50)に導く風流れ規制壁(100)と、
    前記冷却用熱交換器(8)から出た冷風が、前記エアミックスドア(10)により風流れを制御されて前記加熱用熱交換器(9)の内部を通過して前記加熱用熱交換器(9)の下流側から車両天井方向(U)に上昇して前記吹出口(47、48)に至る第1経路(K1)と、
    前記冷却用熱交換器(8)から出た冷風が、前記エアミックスドア(10)により風流れを制御されて加熱用熱交換器(9)の内部を通過しないで加熱用熱交換器(9)の車両天井方向(U)から前記吹出口(48)に至る第2経路(K2)と、を備え、
    前記風流れ規制壁(100)は、前記加熱用熱交換器(9)の下流側の風流れをガイドする複数のガイド板(100)から成り、
    前記ガイド板(100)は、
    前記加熱用熱交換器(9)の下流側から車両天井方向(U)に上昇して前記吹出口(47)に至る風の前記第1経路(K1)を形成するために、前記加熱用熱交換器(9)の下流側壁面(90)から下流側に延在し、かつ車両天井方向(U)に曲がった第1ガイド(101)と、
    前記加熱用熱交換器(9)の車両天井方向端部(9t1)から下流側に延在し、かつ車両床方向(D)に曲がった第2ガイド(102)と、
    前記第1ガイド(101)から第2ガイド(102)の先端(102t1)に向けて延在する第3ガイド(103)と、を少なくとも備え、
    前記第1ガイド(101)の先端(101t1)は、前記第2ガイド(102)の先端(102t1)よりも前記加熱用熱交換器(9)から離れて設けられていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記第3ガイド(103)の先端(103t1)から前記第2ガイド(102)の先端(102t1)までの寸法を寸法Aとし、前記第1ガイド(101)の先端(101t1)から前記第2ガイド(102)の先端(102t1)までの寸法を寸法Bとした場合に、前記寸法Aが、前記寸法Bの長さの0.7倍から1.3倍の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記第3ガイド(103)の先端(103t1)から前記第2ガイド(102)の先端(102t1)までの寸法を寸法Aとし、前記第1ガイド(101)の先端(101t1)から前記第2ガイド(102)の先端(102t1)までの寸法を寸法Bとした場合に、
    前記寸法Aと、前記寸法Bとの大小関係は、B≦A≦1.3×Bであることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  4. 前記加熱用熱交換器(9)に流れる風を車両天井方向(U)と車両床方向(D)に二分する仕切り板(25)が、前記冷却用熱交換器(8)の下流側に設けられており、前記仕切り板(25)と前記第2ガイド(102)との間に、前記第1ガイド(101)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の車両用空調装置。
  5. 前記仕切り板(25)より車両天井方向(U)に車両外部の空気を流し、前記仕切り板(25)より車両床方向(D)に車両内部の内気を流す内外気二層構造を有することを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。
  6. 前記冷却用熱交換器(8)は冷媒が蒸発することにより冷却される蒸発器から成り、前記加熱用熱交換器(9)はエンジン冷却水が流れるヒータコア、通電されることにより発熱する電気ヒータ、冷媒が凝縮することにより発熱する凝縮器のいずれかから成ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の車両用空調装置。
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